JPS59125986A - 染料固着剤 - Google Patents

染料固着剤

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Publication number
JPS59125986A
JPS59125986A JP57231042A JP23104282A JPS59125986A JP S59125986 A JPS59125986 A JP S59125986A JP 57231042 A JP57231042 A JP 57231042A JP 23104282 A JP23104282 A JP 23104282A JP S59125986 A JPS59125986 A JP S59125986A
Authority
JP
Japan
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meth
acid
fastness
acids
dye
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Pending
Application number
JP57231042A
Other languages
English (en)
Inventor
恒川 富志男
福西 彬
符坂 剛
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP57231042A priority Critical patent/JPS59125986A/ja
Publication of JPS59125986A publication Critical patent/JPS59125986A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は染料固着剤に関するものである。さらに詳しく
は直接染料および/″!f、たは反応性染料などの染料
で染色したセルロース系繊維染色物の染色堅牢度を増進
させる染料固着剤に関するものである。
セルロース系繊維染色物の染色堅牢度を向上させるのに
、(メタ)アクリレート系カチオン性単量体の重合物(
特開昭56−81088謔ぐ−よびジアリルアミン系カ
チオン性単量体の重合物(特公昭48−18165号、
特公昭56−9999号、特開昭56−9486号およ
び特開昭56−184284号公報)が用いられている
しかしこ口、らの重合物は染色物を処理した際の染色堅
牢度(湿潤堅牢度)の向上効果が充分でなく、特にレッ
ドおよびイエロー系統の染料に対しては効果が悪い。従
って湿潤堅牢度が強く望まれる場合、染料固着剤を多く
用いなければならず、その結果、不経済であるばかシか
、変色、耐光堅牢度の低下、耐塩素堅牢度の低下、風合
が粗剛となるなどの副作用を余儀なくされる。
本発明者らは上記問題点のない染料固着剤を創製すべく
鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明はポリビニルアルコールおよび澱粉類
から々る群より選ばれる高分子化合物[+1とカチオン
性不飽和単量体fIl]との重合物からなることを特徴
とするセルロース系繊維染色物の染料固着剤である。
本発明において用いられるポリヒニルアルコールとして
は重合度、鹸化度などに特に制限はなく、市販の平均重
合度300〜2500(低、中または高粘度)、鹸化度
80〜100モル%のもの(部分ないし完全鹸化物)が
あげられる。
澱粉類としては澱粉および澱粉誘導体があげら口る。澱
粉としては、小麦澱粉、トウモロコシ澱粉、ジャガイモ
澱粉、サツマイモ澱粉、コメ澱粉。
タピオカ澱粉などがあげられる。また、澱粉誘導体とし
ては酸化澱粉、カチオン化澱粉、その他の澱粉誘導体た
とえばエーテル化澱粉などがあげられる。カチオン化澱
粉としては近代工業化学、第22巻、284〜286亘
(昭和42年10月25日、■朝食書店発行)に記載の
アミノアルキルデンプン;既存化学物質8−114,1
15,116,118,188,189゜142(既存
化学物質ハンドブック第502頁および503頁、昭和
49年9月28日■化学工業日報社発行)および特公昭
52−89081号公報記載のアミローズの陽イオン性
誘導体があげらnる。まタエーテル化澱粉トしてはアル
キルエーテル化。
アリルエーテル化、オキシアルキルエーテル化。
シアノエチルエーテル化澱粉などがあケラれる。
こわらの澱粉および澱粉誘導体は予めα化してグラフト
重合するのがよい。
上記の高分子化合物[+]の内好ましいものはポリヒニ
ルアルコールα化澱粉およびα化カチオン化ン殿粉であ
る。
カチオン性不飽和単量体[■1としては第二級または第
三級アミノ基含有単量体と酸との塩および第三級アミノ
基含有単量体の四級化物があげらnる。
[旧としては一般式(1)〜(4)で示される化合物、
ヒニル基含有複素環アミンの第二級捷たは第三級アミン
塩およびその第四級アンモニウム塩があげられる。
吉7 但し〔式中、Qは(00(AO)n−13−、−CON
H−B−またバーOB−である。Aは炭素数2〜4のア
ルキレン基、Bは炭素数2〜4のアルキレン基または炭
素数2〜4のヒドロキシアルキレン基、nはOまたは1
以上の数である。R1+ R6、R7は水素原子または
メチル基、&は水素原子、炭素数4以下のアルキル基。
炭素数4以下のアルコキシアルキル基または炭素数4以
下のヒドロキシアルキル基である。R3,R4は炭素数
4以下のアルキル基、炭素数4以下のアルコキシアルキ
ル基または炭素数4以下のヒドロキシアルキル基である
。R6、R8は炭素数4以下のアルキル基、 炭素数4
 以下のアルコキシアルキル基、炭素数4以下のヒドロ
キシアルキル基またはベンジル基である。)IXIまた
はHX3は有機酸またはe’  e 無機酸である。X2 、 X4 はアニオンである。〕
である。
一般式においてAの炭素数2〜4のアルキレン基トシて
はエチレン基、プロピレン基、フチレン基などがあげら
口る。Bにおける炭素数2〜4のアルキレン基としては
−(CH2)2  、   (CH2)3−および−C
H2CHCH3−があげらn炭素数2〜4のヒドロキシ
アルキレン基としては−CH2CH(OH)CH2−が
あげらnる。nは0または1以上の数であシ、好ましく
はnは0である。
R2+ R3+ R4+ R5+ R8における炭素数
4以下のアルキル基としてはメチル、エチル、プロピル
(n−。
イソ)、ブチル(n−、イソ)などの基があげられる。
炭素数4以下のアルコキシアルキル基としてはメトキシ
エチル、エトキシエチルなどの基があげられる。炭素数
4以下のヒドロキシアルキル基としてはヒドロキシエチ
ル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチルなどの基が
あげら口る。
HX+ ’またはHX3  における有機酸としてはモ
ノカルボン酸たとえは炭素数1〜20の飽和脂肪酸(ギ
酸、酢酸、プロピオン酸など)、炭素数8〜20の不飽
和脂肪酸、ハロケン化脂肪酸、脂環式モノカルボン酸、
芳香族モノカルボン酸(フタル酸など)などおよびポリ
カルボン酸(酸無水物も含む)たとえばジカルボン酸〔
脂肪族ジカルボン酸、不飽和ジカルボン酸(マレイン酸
など)、アルキル置換ジカルボン酸、ハロケノジカルボ
ン酸、オキシジカルボン酸(DL−リンコ酸など)、脂
環式ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、複素環式ジカ
ルボン酸など〕、トリカルボン酸(クエン酸、トリメリ
ット酸など)、テトラカルボン酸(ピロメリット酸など
)、ポリオールとポリカルボン酸とからの二個以上の遊
離カルボキシル基を有する部分エステル〔トリメチロー
ルプロパン(1モル)トリメリット酸(3モル)との部
分エステルなど〕がおばらしる。
無機酸としては塩酸、硫酸、リン酸および硝酸があげら
nる。上記した酸は二種以上の混合物として使用するこ
ともできる。
と口ら有機酸および無機酸の詳細は特願昭57−179
06号公報に記載さ口ておりこれらを使用することがで
きる。
有機酸のうちで好ましいものは炭素数1〜4の飽和脂肪
酸(とくに酢酸およびプロピオン酸)。
ジカルボン酸(とくにマレイン酸、フタル酸およびDL
−リンゴ酸)、トリカルホン酸(とくにクエン酸および
トリメリツI・酸)、テトラカルホン酸(とくにピロメ
リット酸)およびトリメチロールプロパン(1モル)と
トリメリット酸C8モル)との部分エステルである。無
機酸として好ましし)ものは塩酸である。有機酸と無機
酸のうちで好ましいものは有機酸である。
X2e、X4eのアニオンとしてはノ\ロケンイオンの
はハロゲ紮ある。
具体的な化合物としては下記化合物があげら口る。
[1]  第二級または第三級アミノ基含有(メタ)ア
クリレートと酸との塩 第二級または第三級アミノ基含有(メタ)アクリレ−1
−((ジ)アルキルアミノアルキル(メタ)アクリレー
ト、(幻アルキルアミノヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレート、(ジ)アルコキシアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート、(ジ)アルコキシアルキルアミ
ノヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、(ジ)ヒ
ドロキシアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
、(ジ)ヒドロキシアルキルアミノヒドロキシアルキル
(メタ)アクリレートなど〕と前記有機酸または無機酸
との塩があげられる。具体的には(ジ)アルキルアミノ
アルキル(メタ)アクリレートと酸との塩および(ジ)
アルキルアミノアルキル(ポリ)オキシアルキル(メタ
)アクリレートと酸との塩があげらnる。
[21第三級アミノ基含有(メタ)アクリレートの第四
級アンモニウム塩 [1]に記載の第三級アミノ基含有(メタ)アクリレー
トの第四級アンモニウム塩があげられる。具体的には、
(メタ)アクリロイルオキンアルキルトリアルキルアン
モニウム塩、(メタ)アクリロイルオキシアルキルジア
ルキルペンシルアンモニウム塩、(メタ)アクリロイル
オキシアルキルジアルキルヒドロキシアルキルアンモニ
ウム塩および(メタ)アクリロイルオキシアルキル(ポ
リ)オキシアルキルトリアルキルアンモニウム塩からげ
ら口る。
(3)第二級マtこは第三級アミン基含有(メタ)アク
リルアミドと酸との塩 第二級または第三級アミノ基含有(メタ)アクリルアミ
ド〔(ン)アルキルアミノアルキル(メタ)アクリルア
ミド、())アルキルアミノヒドロキシアル草ル(メタ
)アクリルアミド、(ン)アルコキシアルキルアミノア
ルキル(メタ)アクリルアミド。
(ジ)アルコキシアルキルアミノヒドロキシアルキル(
メタ)アクリルアミド、(幻ヒドロキシアルキルアミン
(ヒドロキシ)アルキル(メタ)アクリルアミドなど〕
と有機酸または無機酸との塩があげられる。具体的には
、(シアルキルアミノアルキル(メタ)アクリルアミド
と酸との塩たとえは(ロ)エチルアミノエチルアクリル
アミド酢酸塩、 (−1;)ブチルアミノエチルアクリ
ルアミドマレイン酸塩、(ジメチルアミノプロピルアク
リルアミド塩酸塩などがあげられる。
[4]  第三級アミノ基含有(メタ)アクリルアミド
の第四級アンモニウム塩 [3]に記載の第三級アミノ基含有(メタ)アクリルア
ミドの第四級アンモニウム塩があげられる。
具体的には、(メタ)アクリルアミドアルキルトリアル
キルアンモニウム塩、(メタ)アクリルアミドアルキル
ジアルキルヒドロキシアルキルアンモニウム塩、(メタ
)アクリルアミドアルキルジアルキルグリシジルアンモ
ニウム塩、(メタ)アクリルアミドアルキルジアルキル
アリルアンモニウム塩および(メタ)アクリルアミドア
ルキルジアルキルアルコキシジアルキルアンモニウム塩
があげら口る。
[5]  第二級または第三級アミノ基含有ビニルエー
テルと酸との塩 第二級または第三級アミノ基含有ビニルエーテル〔(〕
)エチルアミノエチルヒニルエーテル、(ジ)メトキシ
エチルアミノプロピルヒニルエーテル、(ジ)ヒドロキ
シエチルアミノプロピルアミノヒニルエーテルなど〕と
有機酸または無機酸との塩があげられる。具体的には、
(ジ)アルキルアミノアルキルヒニルエーテルト酸トの
m((−エチルアミノエチルヒニルエーテルクエン酸塩
など〕などがあげられる。
[6]  第三級アミノ基含有ビニルエーテルの第四級
アンモニウム塩 [5]に記載の第三級アミノ基含有ビニルエーテルの第
四級アンモニウム塩があげられる。具体的には、ビニル
オキシエチルジメチルメトキシメチルアンモニウムクロ
ライド、ビニルオキシエチルジエチルメチルアンモニウ
ムメトサルフェートナトがあげらnる。
[7]  第二級または第三級アミノ基含有ジ(メタ)
7リルアミン類と酸との塩 第二級または第三級アミノ基含有ジ(メタ)アリルアミ
ン類〔ジ(メタ)アリルアミン、N−アルキルジ(メタ
)アリルアミン、N−アリールまたはN−置換アリール
ジ(メタ)アリルアミン。
N−アラルキルまたはN−置換アラルキルジ(メタ)ア
リルアミン、N−シクロアルキルジ(メタ)アリルアミ
ンなど、好ましくはジアリルアミンおよびN−ジアリル
ベンジルアミン〕と有機酸捷たは無機酸との塩があげら
nる。具体的には、ジアリルアミン塩酸塩、ジメタアリ
ルアミン酢酸塩。
N−メチルジアリルアミン硫酸m 、N−エチルジアリ
ルアミンギ酸塩、N、−n−プロピルジメタアリルアミ
ン酢酸塩、N−ラウリルジアリルアミンクエン酸塩、N
−フェニルジアリルアミンシュウ酸m、N、N−ジアリ
ルベンジルアミンjfllf 。
N−シクロへキシルジアリルアミン塩酸塩などがあげら
nる。
[8]  第三級アミン基含有ジ(メタ)アリルアミン
類の第四級アンモニウム塩 [71に記載の第三級アミノ基含有ジ(メタ)アリルア
ミン類の第四級アンモニウム塩があげら口る。
具体的にハ、ジメチルジアリルアンモニウムクロライド
、ジエチルジメタアリルアンモニウムブロマイド、メチ
ルエチルジアリルアンモニウムメトサルフェート、メチ
ルペンシルジアリルアンモニウムクロライド、メチルシ
クロへキシルジアリルアンモニウムメトサルフェートな
どがあげられる。
[9]  ビニル基含有複素環アミンと酸との塩ヒ’=
# 基含有複素Jアミン〔2−ヒニルピリジン、3−ビ
ニルピリジン、4−ビニルピリジン。
N−ヒニルピロリドン、2−ヒニルイミダゾリン。
モルホリノエチル(メタ)アクリレート、モルホリノプ
ロピル(メタ)アクリルアミド、ピペラジノエチル(メ
タ)アクリルアミド、2−ピペコリノプロピル(メタ)
アクリルアミドなど〕の有機酸または無機酸塩があげら
口る。具体的には、2−ヒニルビリジンリン酸塩、3−
ビニルピリジン硝酸! 、4−ビニルピリジンマロン酸
塩、N−ヒニルピロリドンフマル酸塩、2−ヒニルイミ
タソリンDL−リンコ酸塩2モルポリノエチル(メタ)
アクリレート塩酸塩2モル系リノプロビル(メタ)アク
リルアミドギ酸塩、ピペラジノエチル(メタ)アクリル
アミドクエン酸塩、2−ピペコリノプロピル(メタ)ア
クリルアミド硫酸塩などがあげらnる。
〔10〕  ビニル基含有複素環アミンの第四級アンモ
ニウム塩 [91に記載のビニル基含有複素環アミンの第四級アン
モニウム塩があげらゎる。具体的には、1−エチル−2
ヒニルピリジニウムブロマイド、2−ピリシンーメドー
P−トルエンスルボネート、ベンジルビニルピリジニウ
ムクロライド、2−ビニルベンジルイミダゾリニウムク
ロライド、(メタ)アクリルアミドエチルモルホリニウ
ムメチルクロライドなどがあげられる。
[1]の第二級または第三級アミノ基含有(メタ)アク
リレートおよびそnと酸との塩、[2]の第三級アミノ
基含有(メタ)アクリレート、13]の第二級または第
三級アミノ基含有(メタ)アクリルアミドおよび[4]
の第三級アミノ基含有(メタ)アクリルアミドの第四級
アンモニウム塩の詳細については特願昭57−1790
6号明細書に、またけ1の第二級または第三級アミノ基
含有ジ(メタ)アリルアミン類の詳細については特願昭
56−202688号明細書に記載−さ口ておシ、こn
らを使用することができる。
上記の化合物のうちで酸との塩型のものおよび第四級ア
ンモニウム塩のうちで好ましいものは酸との塩型のもの
である。また上記の化合物のうちで好ましいものは[1
1,l、’2] 、 ’ [7] 、 [s)およびこ
口らの二種以上の混合物である。とくに好ましいものは
[11、[7]およびこれらの二種以上の混合物である
カチオン性不飽和単量体には必要により他の単量体を併
用することができる。この他の単量体としては各種第三
級アミノ基含有単量体(前記カチオン性不飽和単量体の
項で述べたもの)暮(メタ)アクリル酸;(メタ)アク
リル酸エステル〔メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミドまたは
N−置換(メタ)アクリルアミド〔(メタ)ビニルエス
テル(ギ酸ビニル、酢酸ビニルなど)、ビニル芳香族化
合物、ビニルニトリル化合物〔(メタ)アクリロニトリ
ルなど);ビニルケイ素化合物などおよびこれらの二種
以上があげられる。他のビニル単量体の詳細は特願昭5
7−17906号に記載されておりこれらを使用するこ
とができる。
上記のうち好ましいものはエチルアクリレート。
アクリルアミド、酢酸ビニルおよびアクリロニトリルで
ある。
カチオン性不飽和単量体と他の単量体の割合は単量体の
種類などにより種々変えることができるがカチオン性不
飽和単量体の含量が全単量体中で通常70重量%以上、
好ましくは80重量%である。
カチオン性単量体が70重量%より少なくなると湿潤堅
牢度が低下し易い。
高分子化合物[1]とカチオン性不飽和単量体[11]
との重合物において、川と(Illとの比率は通常重量
比で1:99〜50 : 50 、好ましくは5:95
〜80ニア01−と比較して染色物に対する洗たく堅牢
度および水堅牢度の向上効果がほとんど認めら口ない。
そして50より犬な場合は染色物に対する洗たく堅牢で
製造してもよく、甘だ[1]に第二級もしくは第三級ア
ミノ基含有単量体および必要により他の単量体をグラフ
ト重合したのちatたは四級化剤と反製造しておき、と
nと[11をグラフト重合反応開始剤の存在下に反応さ
せて製造してもよい。好ましい方法は最初に述べtニガ
法であり、より具体的には上記重合物はたとえば水に溶
解した[+1 ((Ilが澱粉類の場合は通常予めα化
して水に溶解する。)にカチオン性不飽和単量体を混合
し、不活性ガス存在下グラフト重合反応開始剤の存在下
、通常0〜90゛Cで05〜3時間好ましくは30〜6
0℃で1〜とすることができるが、都合よく溶剤に分散
させることができる点を考慮すると好ましくは20〜7
0重量%である。
溶剤としてはジメチルホルムアミド、アセトン。
ジオキサンなどがあげら口る。
グラフト重合反応開始剤としては、過硫酸塩((NH4
)2S20gなど〕、セリウム塩((NH4)zce(
NO3)s 。
3(NT−T4)2S04・2Ce(S04)2・3H
20など〕、レドックス開始剤〔過硫酸塩−ハロゲン化
リチウム系(K2S208−LiBrなど〕、過硫酸塩
−(酸性)亜硫酸塩系(K2S208 NaH3O3な
ど)、過硫酸塩−金属塩系(K2S208 AgN0+
など)、過酸化水素−金属塩系(H2O2FeSO4な
ど)〕などの開始剤があげらnる。
こ口らのうち好ましいものはセリウム塩および過0.0
1〜5重量%好ましくは01〜8重量%である。
また、カチオン性不飽和単量体がジ(メタ)アリルアミ
ン類である場合には、必要により二酸化イオウを併用す
ることができる。二酸化イオウの量は開と二酸化イオウ
の合計重量中で30重量%以下、好ましくは20重量%
以下である。
得らnた重合物はその30゛CにおけるIN硝酸ナトリ
ウム溶液の極限粘度[η]が染料固着剤の湿潤堅牢度(
洗濯、水堅牢度など)と密接な関係がある。
その極限粘度は通常0.05〜25、好ましくは旧〜1
5である。極限粘度[η]が005未満では湿潤堅牢度
とくにレッド、イエロー系の染色物に対する洗濯堅牢度
および水堅牢度の向上があまシ認めらnず、また245
より犬に々ると湿潤堅牢度は向上するものの風合硬化が
かなり認めら口るようになる。
本発明の染料固着剤は上述した萎≠#中重合物からなる
ものであυ、セルロース系繊維染色物に適用することが
できる。セルロース系繊維染色物において、セルロース
系繊維としては麻、木綿。
レーヨンなどのセルロース系繊維また一ヒ記繊維と他の
天然繊維(羊毛、絹など)または合成繊維(ホリエステ
ル繊維、アクリル繊維、アセテート繊維、ナイロン繊維
など)などとの混紡、交編織物があげら口る。繊維形体
としてはわた。トウ。
テープ、チース、ケーク、布帛9組糸などがあげられる
染色物としては直接染料および/捷たは反応性染料など
による染色物があげられる。直接染料および反応性染料
は一般に使用されるものでよく、たとえば新版染料便覧
〔有機合成協会編・丸善(株〕第315〜390頁(直
接染料)および第881〜934頁(反応性染料)に記
載の染料があげられる。
本発明におけるー≠キ#ま重合物からなる染料固着剤を
用いて処理するに゛さいし、固着剤は水溶液。
親水性有機溶剤(メタノール、エタノール、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジオキサン、ジメチ
ルホルムアミドなど)溶液または水と親水性有機溶剤と
の混合溶液の形にし処理液とされる。処理液の濃度(固
形分)は一般に0.01〜5重量%、好ましくは0.0
5〜1重量%である。処理液のPHはその加工の目的に
より3ないし11の範囲内で自由に選択できるが、PH
が低すぎると堅牢度増進効果が低下し易く、またPHが
高すぎると処理液に染料の脱落がおこシ、また染料の変
色も大きくなるので5〜9が好捷しく6〜8がとくに好
ましい。また、処理時の溶液温度は通常20〜70°C
好ましくは40〜60°Cである。
処理液は浸漬、噴霧、塗布などの方法により染色物に適
用することができる。処理後は水洗または水洗すること
なく乾燥される。乾燥は自然乾燥。
加熱乾燥のいずれでもよい。
処理液には無機酸の金属塩(たとえば硫酸銅。
酢酸銅)や、染色加工に通常用いられる仕上用薬剤、樹
脂加工薬剤などを加えることができる。
本発明の染料固着剤はセルロース系繊維染色物を後処理
した場合、染色物の湿潤堅牢度(熱湯。
洗濯、水、汗)に対する各堅牢度などを著しく増進させ
る。とくにレッド、イエロー系の染料による染色物の場
合でも堅牢度はよい。またレッド。
イエロー系の染料による染色物の後処理によシ生ずる副
作用たとえは染色物の変色、耐光堅牢度低物はエピハロ
ヒドリンとポリアミンおよび必要によりモノアミンとの
付加重合物とカチオン性不飽和単量体とのグラフト重合
物と比較して耐塩素堅牢度が向上する。
以下、実施例、比較例および試験例により本発明をさら
に説明するが本発明はこれに限゛定されるものではない
実施例1〜8 還流冷却器、温度計、窒素ガス流入管および攪の水溶液
を入れ、20〜30℃で均一に混合、溶解した。窒素ガ
スで2時間バブリング後(溶存酸素lppm以下にする
)、35°Cで強攪拌下、触媒を投入し、50〜60℃
で4時間反応して水溶性の鼻÷−−重合物を得た。挙皐
i−重合物の極限粘度[η](30°C1IN硝酸ナト
リウム中)を測定した。次に≠牟4→重合物および水(
実施例2のみ水および酢酸)を配合釜(容til)に入
れ均一に溶解し染料固着剤を得た。
−以下空白 − 実施例9〜12 実施例1〜8の装置(容量8Il)にPVA−117〔
■クラレ製ホリヒニルアルコール)(7)10%水溶液
1526ノ、水28flおよび塩型基および第四級アン
モニウム塩型基を含有するジ(メタ)アリルアミンを入
口均一に混合溶解した。次いで温度を30°C以下に保
ちながら(吏施例9の場合のみガス流入管より二酸化イ
オウ642を吹き込んだ後)過硫酸アンモニウムの20
%水溶液を1809加え、40〜50℃の温度で5時間
反応して水溶性のφ申#≠重合牲を25409得た。坐
つ丑i重合物の極限粘度[η)(80”C,IN硝酸ナ
トリウム中)を測定した。次に配合釜(容量1/)に≠
芋;坤重合物と水を入れ、均一に溶解し、褐色透明液状
の染料固着剤を得た。
−以下空白 − 表  −3 比較例1 還流冷却器、温度計、窒素ガス流入管および攪拌装置を
備えた反応釜(容量2/)にジエチレントリアミン40
0yを入れ、90〜130℃に昇温した。
同温度で塩化アンモニウム280yを攪拌しながら徐々
に添加し、続いて140°Cまで昇温した。次にジシア
ンジアミド420yを徐々に添加し、さらに220〜2
50℃で5時間線合反応させた。反応終了後150°C
まで冷却し黄色固状の染料固着剤を得た。
比較例2 還流冷却器、温度計1滴下ロートおよび攪拌装置を備え
た反応釜(容量500 、e )にジメチルアミン(5
0%水溶液)90yを入れ、この中にエピクロルヒドリ
ン97yを30℃以下で滴下し、滴下終了後40〜50
°Cで3時間反応し、さらに90°CK昇温し同温度で
2時間反応した。反応終了後淡黄色粘稠液状の染料固着
剤を得た。
比較例3 還流冷却器、温度計9滴下ロート、窒素ガス流入管およ
び攪拌装置を備えた反応釜(容量1/)にジエチルジア
リルアンモニウムクロライド570ノを入口た。これに
二酸化イオウ192yを徐々に吹き込んだ。激しく発熱
し、ジエチルジアリルアンモニウムクロライドと二酸化
イオウの混合物が得られた。この混合物を30°Cに保
ち、ベンゾイルパーオキサイドの20%メタノール溶液
20yを攪拌下に滴下した。発熱を伴なって重合が起シ
、20分後にはガラス状の白色のポリアミンスルホンが
生成した。熱メタノール500 fを入れポリアミンス
ルホンの重合物を溶解させ、粘稠物をアセトン2000
rn1!に注ぎ、白色沈殿物を得た。さらにこの白色沈
殿物をアセトンで洗浄し、乾燥し、淡黄色固状の染料固
着剤を得た。
比較例4 還流冷却器9滴下ロート、温度計および攪拌装置を備え
た反応釜(容量2e)に、エピクロルヒドリン532y
を入れ35〜40’Cに昇温した。この中にメチルアミ
ン(30%水溶液) 517 fを同温度で滴下し、4
0℃にて8時間反応し、さらにジエチレントリアミン2
6グを加え、60〜70゛Cにて6時間反応した。こし
に水350yを加え、90%酢酸にてPHを60に調整
して淡黄色透明の粘稠液状の染料固着剤を得た。
比較例5 還流冷却器2滴下ロート、温度計および攪拌装置を備え
た反応釜(容量3Iりに、エチレンジアミン250 ?
 、エチルアミン(70%水溶液) 270 fおよび
水550 fJを入n1攪拌して均一に溶解させた後、
温度を20’Cに保温した。この混合物に滴下ロートか
らエピクロルヒドリン770yを5時間で滴下した。滴
下終了後、70′Cに昇温し、同温度で5時間反応させ
た。反応終了後取シ出し、淡黄色粘稠液状の染料固着剤
を得た。
試験例1 綿ブロード+40を下記の直接染料でそnぞれ常法にて
浸染染色することによって得ら口た直接染料染色物を本
発明の染料固着剤および比較の染料固着剤で処理し、そ
の染色堅牢度試験結果を表=4〜表−11に示した。
(直接染料) 染料 名     染料濃度 染料メーカ御名カヤラス
ライトレンドF5B        2%o−w−f 
    日本上薬(株製カヤラススプライエローRL 
        2%0・w−fタイヤゴyトンファス
トスカーレノト4B8   2%O−w−f     
三菱化成(掬製(処理条件) 染料固着剤濃度   :  1 y/l  (固形分)
浴      比   :1:20 温度X時間  :  60’CX15分浸漬水   洗
  : 流水洗、30秒 脱水、乾燥  : 遠心脱水 120°CX8分(染色
堅牢度試験法) (1)   変  色 処理布の変退色用グレースケールにて判定した(級)。
試験例2においても同様。
(2)洗濯堅牢度 JIS L 0844 A−8骨法 堅牢度評価は綿添付布の汚染を汚染用グレースケールに
て判定した(級)。
(3)熱湯堅牢度 JIS L 0845ヒーカー法(3号)堅牢度評価は
綿添付布の汚染を汚染用グレースケールにて判定したC
級)。
(4)耐光堅牢度 フェードメータにて65°Cで20時間照射後、染色布
の照射部の変退色を変退色用グレースケールにて判定し
た(級)。試験例2においても同様。
(5)耐塩素堅牢度 (浸漬法) 次亜塩素酸ソーダの100 ppm (有効塩素)水溶
液(PH±0.2に調整する)に試験片を20°Cで4
時間浸漬(浴比1:100)L(ときどき攪拌する)、
後10分間流水洗し、乾燥し丁1゜処理布の変退色を変
退色用グレースケールにて判定した(級)。試験例2に
おいても同様。
各染色堅牢度(変色、洗たく、熱湯、副光および耐塩素
)試験の結果、表−4〜表−6から明らかなように本発
明の染料固着剤は既知の染料固着剤よシ各染色堅牢度が
すぐ口ていた。特に本発明の染料固着剤はレッドやイエ
ローの色に対しても湿潤堅牢度がすぐわ、変色、副光お
よび耐塩素堅牢度などの副作用の少ない染料固着剤であ
った。
−以下空白 − 試験例2 綿メリヤスを下記の反応性染料でそれぞれ常法にて染色
することによって得ら口た反応性染料染色物を本発明の
染料固着剤および比較の染料固着剤で処理し、その染色
堅牢度結果を表−7〜表−11に示した。
(反応性染料) 染   料   名    染料濃度染料メーカ御名レ
マフィックスゴづ一ビンイエローEG        
2%0・w−f  バイエル社製し7J−Jレブラック
B             896o−W−f  ヘ
キスト社製しくフィックスレンドE−4B2%0・w−
f  バイエル社製スミフイックススプラブリリアント
レノド8BF    2%0・w−f  住方化学園製
カヤシオンターコイズEA             
 2%0・vr−f   日本上薬(掬袈(処理条件) 染料固着剤濃度    :   0.2 y/l(固形
分)浴     比    :1:20 温度X時間  :50℃×10分浸漬 水   洗   :  流水洗 30秒脱水、乾燥  
: 遠心脱水 120°CX5分(染色堅牢度試験法) (1)水堅牢度 JIS L 0846 B法(16時間)堅牢度評価は
ウール添付布の汚染を汚染用グレースケールにて判定し
た(級)。
(2)汗堅牢度 JIS L 0848 A法酸、アルカリ堅牢度評価は
ウール添付布の汚染を汚染用クレースケールにて判定し
た(級)。
(3)耐塩素堅牢度 (流水試験) 試験片に6e1分の水道水(大阪市の水道水)で10時
間流水洗し、乾燥する。処理布の変退色を変退色用クレ
ースケールにて判定した(級)。
変色、水、副光、汗および耐塩素堅牢度の各染色堅牢度
試験の結果、第7〜第11表から明らかなように本発明
の染料固着剤は既知の染料固着剤よシ染色堅牢度がすぐ
nていた。
−以下空白 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ポリビニルアルコールおよび澱粉類からなる群よ
    り選ばnる高分子化合物[1]とカチオン性不飽和単量
    体[■1との重合物からなることを特徴とするセルロー
    ス系繊維染色物の染料固着剤。 2、  fIl]が第二級または第三級アミノ基含有単
    量体と酸との塩および/まtコは第三級アミノ基含有単
    量体の四級化物である特許請求の範囲第1項記載の固着
    剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01272887A (ja) * 1988-04-25 1989-10-31 Nitto Boseki Co Ltd 塩素堅牢度向上剤
JP2018104850A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 日東紡績株式会社 セルロース系繊維用染料固着剤

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01272887A (ja) * 1988-04-25 1989-10-31 Nitto Boseki Co Ltd 塩素堅牢度向上剤
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