JPS589498Y2 - モ−タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器 - Google Patents
モ−タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器Info
- Publication number
- JPS589498Y2 JPS589498Y2 JP15878377U JP15878377U JPS589498Y2 JP S589498 Y2 JPS589498 Y2 JP S589498Y2 JP 15878377 U JP15878377 U JP 15878377U JP 15878377 U JP15878377 U JP 15878377U JP S589498 Y2 JPS589498 Y2 JP S589498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal oxide
- nonlinear resistor
- electrode
- motor
- sintered body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Dc Machiner (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は簡単な構成によって１個の素子により複数個の
素子の働きを有するモータの火花消去に用いられるモー
タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器を提供しようとす
るものである。
素子の働きを有するモータの火花消去に用いられるモー
タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器を提供しようとす
るものである。
従来、金属酸化物焼結体からなる非直線抵抗器として酸
化亜鉛を主成分とするものが開発され実用に供されて来
ている。
化亜鉛を主成分とするものが開発され実用に供されて来
ている。
このような非直線抵抗器は電圧−電流特性における非直
線性が極めて大きく有用なものである。
線性が極めて大きく有用なものである。
この非直線抵抗器をワッシャ形に成形し、焼結体の周平
面に複数個の電極を設けたものが、小形モータの火花消
去用として広く使われるようになって来ている。
面に複数個の電極を設けたものが、小形モータの火花消
去用として広く使われるようになって来ている。
すなわち、第１図に示すようにモータの回転中に界磁コ
イル１から発生する逆起電圧を非直線抵抗器２が吸収し
、ブラシ３と整流子片４間に発生する火花を抑制するも
のである。
イル１から発生する逆起電圧を非直線抵抗器２が吸収し
、ブラシ３と整流子片４間に発生する火花を抑制するも
のである。
しかしながら、このワッシャ形の非直線抵抗器も何らか
の原因で定格以上の負荷が印加されたり、サージ（異常
高電圧）が加わると発熱し、さらに劣化して短絡状態と
なり、モータが回転しなくなるという欠点を有している
。
の原因で定格以上の負荷が印加されたり、サージ（異常
高電圧）が加わると発熱し、さらに劣化して短絡状態と
なり、モータが回転しなくなるという欠点を有している
。
従って、本考案の目的は、上述の従来技術の問題を解決
し、非直線抵抗器が劣化してもモータが回転を続けるよ
うな高信頼のモータ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器
を提供することにある。
し、非直線抵抗器が劣化してもモータが回転を続けるよ
うな高信頼のモータ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器
を提供することにある。
以下、添付図面に示す実施例について本考案を詳述する
。
。
第２図は本考案の一実施例における非直線抵抗器の平面
図、第３図は第２図のｘ−ｘ’線を切断して展開した外
周面図であるが、５は外周辺部に複数個の凹状の切れ目
を有したワッシャ形の酸化亜鉛を主成分とする金属酸化
物の焼結体、６は上記焼結体５の表面及び裏面に各内外
周面端部を残し、相対向して形成された銀などからなる
金属電極で、この金属電極６は上記凹状部により分割さ
れている。
図、第３図は第２図のｘ−ｘ’線を切断して展開した外
周面図であるが、５は外周辺部に複数個の凹状の切れ目
を有したワッシャ形の酸化亜鉛を主成分とする金属酸化
物の焼結体、６は上記焼結体５の表面及び裏面に各内外
周面端部を残し、相対向して形成された銀などからなる
金属電極で、この金属電極６は上記凹状部により分割さ
れている。
７は上記凹状部にあって半田付けをしない無荷重状態で
は第４図に示すように下辺部が垂直辺部に対して鈍角を
有し、使用状態では分割された表面の各電極面と、対向
する裏面の各電極面の隣りの電極面とをそれぞれ上辺部
と下辺部で短絡するためにその上辺部と下辺部が垂直辺
部より見て相反する方向に直角に折り曲げられた断面カ
ギ字状のバネ性を有する燐青銅板などからなる金属板、
８は金属板７と金属電極６とを接続する半田である。
は第４図に示すように下辺部が垂直辺部に対して鈍角を
有し、使用状態では分割された表面の各電極面と、対向
する裏面の各電極面の隣りの電極面とをそれぞれ上辺部
と下辺部で短絡するためにその上辺部と下辺部が垂直辺
部より見て相反する方向に直角に折り曲げられた断面カ
ギ字状のバネ性を有する燐青銅板などからなる金属板、
８は金属板７と金属電極６とを接続する半田である。
本実施例のワッシャ形の非直線抵抗器に定格以上の負荷
がかかった時、この非直線抵抗器は発熱し、劣化してい
くが、この発熱によって半田８が溶け、バネ性を有する
金属板７が電極面から離れ第４図のようになり、電気的
に開放状態になり、非直線抵抗器が短絡状態になってモ
ータの回転を止めるという最悪状態は避けることができ
る。
がかかった時、この非直線抵抗器は発熱し、劣化してい
くが、この発熱によって半田８が溶け、バネ性を有する
金属板７が電極面から離れ第４図のようになり、電気的
に開放状態になり、非直線抵抗器が短絡状態になってモ
ータの回転を止めるという最悪状態は避けることができ
る。
なお、一実施例においては電極面を３分割する場合につ
いてのみ説明したが、これは３分割でなくてもよいこと
はもちろんである。
いてのみ説明したが、これは３分割でなくてもよいこと
はもちろんである。
また、凹状の切れ目は内周辺部に設けてもよいものであ
る。
る。
第１図はモータに非直線抵抗器を装着した時の状態を説
明する図、第２図は本考案の一実施例における非直線抵
抗器の平面図、第３図は第２図のｘ−ｘ’線を切断して
展開して示した外周面図、第４図は非直線抵抗器が発熱
し劣化して半田が溶けて電気的に開放状態になった時の
外周面の一部を示す図である。 ５・・・・：・金属酸化物焼結体、６・・・・・・電極
、７・・・・・・金属板、８・・・・・・半田。
明する図、第２図は本考案の一実施例における非直線抵
抗器の平面図、第３図は第２図のｘ−ｘ’線を切断して
展開して示した外周面図、第４図は非直線抵抗器が発熱
し劣化して半田が溶けて電気的に開放状態になった時の
外周面の一部を示す図である。 ５・・・・：・金属酸化物焼結体、６・・・・・・電極
、７・・・・・・金属板、８・・・・・・半田。
Claims (1)
- ワッシャ状をした金属酸化物焼結体の周辺部に複数個の
凹状の切れ目を設け、この凹状部によって分割された形
に複数個の電極を上記金属酸化物焼結体の周平面に相対
向するように設け、この分割された表面の各電極面を、
対向する裏面の各電極面の隣りの電極面と、上記凹状部
に設けたバネ性を有する断面カギ字状の金属板で半田付
けによりそれぞれ短絡してなることを特徴とするモータ
火花消去用酸化物非直線抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878377U JPS589498Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | モ−タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15878377U JPS589498Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | モ−タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5484013U JPS5484013U (ja) | 1979-06-14 |
| JPS589498Y2 true JPS589498Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=29150976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15878377U Expired JPS589498Y2 (ja) | 1977-11-25 | 1977-11-25 | モ−タ火花消去用金属酸化物非直線抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589498Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-25 JP JP15878377U patent/JPS589498Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5484013U (ja) | 1979-06-14 |
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