JPS5859260A - オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

オルガノポリシロキサン組成物

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JPS5859260A
JPS5859260A JP15726781A JP15726781A JPS5859260A JP S5859260 A JPS5859260 A JP S5859260A JP 15726781 A JP15726781 A JP 15726781A JP 15726781 A JP15726781 A JP 15726781A JP S5859260 A JPS5859260 A JP S5859260A
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group
platinum
alcohol
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alkenyl
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JP15726781A
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Akihiko Shirahata
明彦 白幡
Toshio Suzuki
俊夫 鈴木
Katsutoshi Mine
勝利 峰
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DuPont Toray Specialty Materials KK
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Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定構造の保存安定剤を含有するオルガノポリ
シロキサン組成物に関するものであり、特に、室温にお
いては長期間良好な保存安定性を示し、加熱すると付加
反弔タイプの架橋反応によってすみやかに硬化するオル
、ガノボリシロキサン組成物に関するもの、であ仝0従
来、ビニル基含有オルガノポリシロキサン。
オルガノ水素ポリシロキサンおよび白金系触媒を主要成
分としてなり、さらに保存安定性を増すためや安定剤を
添加してな不、、加勢により付加反応が促進されて硬化
するオルガノポリシロキサン組成物については、4!r
種のものが提案されており(米国特許第3383356
号、同第゛3445420号、同第3461185号、
特公昭51−28119号、特公昭53−35983号
、特公昭54−3774号の各公報)、このような組成
物はその全成分をあらかじめ混合した。状態で長期間保
存することができ。
加熱することによ1りはじめて硬化がおこるものとされ
ている。なかでも炭素−炭素二重結合。
あるいは、炭素−炭素三重結合を有する化合物を保存安
定剤として用いた。付加型硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物は、付加反応そのもて、それら化合物が安定剤
として用いられる点で興味深い。安定剤として使用され
る化合物の代表的な例としては、四塩化エチレン(米国
特許第3°383356号)や3−メチル−1−ブチン
−3−オール′(米国特許第3445420号)を挙げ
ることができる。これらの化合物は不飽和結合の電子密
度が極度に高められており、このことが白金あるいは白
金系化合物の付加反応触媒活性を抑制しているものと思
われる。しかしながら。
これらの化合物はまだその活性が不十分で、これらを保
存安定剤として用いた付加型硬化性オルガノポリシロキ
サンは、長期間保存すると粘度が徐々に増加したり、増
粘を完全におさえるために大量に使用すると相溶性が不
十分で遊離したり、硬化(かなりの高温を必要とするな
どの不都合があった。
本発明はこれらの欠点を解決した組成物を提供するもの
で、特に保存安定剤として不飽和結合の電子密度をより
一層高めた化学構造、すなわち1つの炭素原子上にアリ
ール基、エチニル基およびヒドロキシ基が結合している
ことを必須条件とする特定構造のアルキニルアルコ−、
/しを用いることを特徴とするものである。
すなわち9本発明は lrr  式 R’aR2bSi04−a−b (式中
 R1は炭素数2〜4個のアルケニル基 R2は置換ま
たは非置換のm個炭化水素基、aは1〜3の整数。
bはθ〜2の整数、ただしa+b≦3)で示されるオル
ガノシロキサン単位を有するアルケニル基含有オルガノ
ポリシロキサン。
(ロ)  式 HcR3d 5iq8□」、(式中 R
3はIfmまたは非置換の1価炭化水素基、Cは1〜3
の整数、dはθ〜2の整数、ただしc+d≦3)で示さ
れるオルガノ水素シロキサン本位を有するオルガノ水素
ポリシロキサン。
(ハ) 白金または白金系化合物、およびに))一般式
 Ar HC:C−C−OH(式中、 Arはアリール基。
の有機基、またはArとR4が他端において相互に連結
したもの)で示されるアルキニルアルコール、からなる
ことを特徴とするオルガノポリシロキサン組成物に関す
るものである。
本発明によって得られるオルガノポリシロキサン組成物
は硬化に際しての温度依存性が従来技術になく極度に大
きいのが特徴であって、たとえば、室温では半年以上に
わたって粘度の増加が観察されないにもかかわらず、外
部からの加熱によってすみやかに硬化して樹脂状物9弾
性−,ゲル状物もしくけ発泡物を与えることができる。
本発明に使用される(イ)成分としての、弐R’aR”
b SiO(1)(式中R’ + R2+ ae bは
前述上Ii のとおりである)で示されるオルガノシロキサン単位を
必須単位として有するアルケニル基含有オルガノポリシ
ロキサンは9式(1)で示されるオルガノシロキサン単
位のみで構成されてもよく、また、他のオルガノシロキ
サン単位をも含んでもよい。該アルケニル基含有オルガ
ノポリシロキサンの構造は、直鎖状9分岐鎖状、環状。
網状のいずれでもよく、その重合度は2以上であって上
限は重合可能な重合度(通常は10000)まで許!さ
れるo、 R1を構成するアルケニル基は座下飽和炭化
水素基である・R2は同一もしくは異種の置換または非
置換の一価炭化水素基で具体的にはメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル75. オクチル基、フェニル基
、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等の非置換−
価炭化水素基あるいはこれらの基の水素原子の一部もし
くは全部が炭素、水素以外の原子、たとえばフッ素、塩
素原子などのハロゲン原子で置換された3−クロルプロ
ピル基、2−メチル−3−クロルプロピル基、3,3.
3−トリフルオロプロピル基等の置換−価炭化水素基で
あって、これら置換または非置換の一価炭化水素基中の
炭素原子は通常1〜2011!である。aは1〜3の整
数、bは0〜2の整数、ただしa+b≦3であるが、a
==1b=0.a=1b=1.a=1b=2の組合せが
もつ、とも4一般的でちる。
式(1)のオルガノシロキサン単位以外の他のオルガノ
シロキサン単位について本発明は特定なものに限定する
ものではないが1式H1のR2を構オクチル等のアルキ
ル基、フェニル基、フエ二−エチル、フェニルプロピル
等の了り−ル化アルキル基、lJフルオロプロピル、ク
ロルプロピル、クロルブチ′ル等のノ・ロゲン原子を含
有する置換基であってもよl、n ’O例示すればジメ
チルシロキサン、メチルフェニルシロキサン、ジフェニ
ルシロキサン、メチルオクチルシロキサン。
メチル(3,3,3−)リフルオロプロピル)シロキサ
ン、メチル(3−クロルプロピル)シロキサン、メチル
(2−メチル−3−クロルプロピル)シロキサンのよう
なジオルガノシロキサン。
トリメチルシロキサン、ジメチルフェニルシロキサン、
ジメチル(L&3−トリフルオロプロピル)シロキサン
のようなトリオルガノシロ午サン メチルシロキサン、
プロピルシロキサン。
フェニルシロキサン、3,3.3−トリフルオロプロピ
ルシロキサン、3−クロロプロピルシロキサン、2−メ
チル−3−クロ・ログロピルシローf7のようなモノオ
ルガノシロキサンがある0本発明に使用されるアルケニ
ル基含有オルガノポリシロキサンの具体例としては、た
とえば。
ジメチルビニルシロキシ末端封鎖ポリジメチルシロキサ
ン、フェニルメチルビニルシロキシ末端封鎖ジフェニル
シ、ロキシジメチルシロキシ共重合ポリシロ午サン、ト
リメチルシロヤシ末端封鎖メチルビ墨ルシロキシジメチ
ルシロキシ共電合ポリシロキサンなどが例示されるが1
本発明で使用し得るアルケニル基含有オルガノポリシロ
キサンはこれらのみに限定されるべきで゛ないことは云
うまでもない。
は前述のとおりである)で示されるオルガノ水素シロキ
サン単位を必須−位として有するオルガノ水素ポリシロ
キサンは0式(2)で示されるオルガノシロキサン単位
のみで構成されてもよく。
ti、他、のオルガノシロキサン単位をも含んでもよい
。該オルガノ水素ポリシロ4キサンの構造は・、直鎖状
1分岐鎖状、環状、網状のいずれでもよくその重合度は
2以上であって一ヒ限は取合可能な重合度(通常は10
060 )まで許容される。
R3は同種もしくは異種の置換ま゛たは非1d候の一価
炭化水素基で、具体的にはR2と同様メチル基。
エチル基、プロピ/L/基、ブチル基、オクチル基。
フェニル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基等
の非置換−価炭化水素基あるいはこれらの基の水素原子
の一部もしくは全部が炭素。
水素以−外の原子、たとえばフッ素、塩素原子などのハ
ロゲン原子でIt喚された3−クロルプロピル4.2−
メチル−3−クロルプロピル基。
3、3.3−トリフルオロプロピル基等の置換−価炭化
゛水素基であって、こnら置換または非置換の一価炭化
水素基中の炭素原子は通常1〜20個であるOCは1〜
3の整数、dはO〜2の整数。
ただしc+d≦3であるが、c=1d=0.c=1d=
1.c=1d=2の組合せがもっとも一般的である。
式(2)のオルガノ水素シロキサン単位以外の他のオル
ガノシロキサン単位を構成する有機基の例示およびその
オルガノシロキサン単位の例示は(イ)成分の説明で挙
げた例示に準じるものである。
本発明に使用されるオルガノ水素ポリシロキサンの具体
例としては、ジメチル水素シロキシ末端封鎖ジメチルシ
ロキシメチル水素シロキシ共重合ボリシqキサン、トリ
メチルシロキシ末端封鎖ジメチルシロキシメチル水素シ
ロキシ共重合ポリシロキサン、環状メチル水素ポリシロ
キサンなどが例示されるが、これらのみに限定されるも
のではない。(イ)成分と(ロ)成分とは後に詳しくの
べる(ハ)成分である白金または白金系化合物の存在下
に反応して1分子量の増加し九生成物を与えるが、非常
な高分子量の生成物を得るためには(イ)成分が1分子
当り平均して少なく素基を含むものであるのが好適であ
る。また。
(イ)成分と(ロ)成分は所望の割合で混合され得るが
通常(イ)成分中のアルケニル基に対して0.2〜5倍
量の水素基に相当する割合で(ロ)成分が加えられる0
02倍量より少いと硬化が不十分となり、5倍量よシも
多いと水素ガスの発泡が起こって安定性に欠けるように
なる。ただし、シリコーン発泡体を得ることを目的とす
る組成物の場合は5倍量を越えてもよい0また9本発明
組成物においては(イ)成分と(ロ)成分とは相互に十
分の相溶性を有するものであることが好ましく、相溶性
の劣るものを使用すると硬化不良や硬化むらを生じやす
い。
本発明に使用される(ハ)成分としての白金もしくは白
金系化合物は通常ヒドロシリル化に用いられている公知
のものでよく、微粒子状白金。
炭素粉末担体上に吸着させた微粒子状白金、塩化白金酸
、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸のオレフィン
錯体、塩化白金酸とビニルシロキニンの配位化合物、白
金黒、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ハラジウ
ム、ハラシウム黒さらにはロジウム触媒などがあげられ
る。
その使用量は前記(イ)および(ロ)成分からなる組成
物を硬化させるに十分な量であればよく、均一系白金触
媒の場合(イ)成分および(ロ)成分の合計量の0.1
pPmから100 ppm 、白金黒ナト不拘−系ノ触
媒の場合20 ppmから11000ppの範囲で使用
することが好ましい。
本発明に使用されるに))成分としての、一般式HC−
=C−C−OHt3) (式中eArsR’は前述のと
おり4 である)で表わされるアルキニルアルコールは。
本組成物の保存安定剤(付加反応抑制剤)として重要な
成分である。ここで、 Arで示されるアリール基は芳
香族化合物の芳香族環の水素原子1個を除いた残基とし
て定義されるものであって炭素、水素以外の原子をもつ
ものも包含される。Arで示されるアリール基としては
たとえばフェニル基、トリル基、キシリル基、ビフェニ
ル基、ナフチル基、アントニル基、フエナントリル基、
クロルフェニル基、フリル基、ピリジル基等を挙げるこ
とができる。またR4は水素。
または炭素数1〜15個を有する一画の有機基であるが
・、この−価の有機基には上記したアリール基が包含さ
れる0また。メチル基、エチル基。
プロピル基等のアルキル基であってもよく、アリール化
アルキル基も含まれる。これらのアリール基、アルキル
基、アリール化アルキル基は更に酸素、窒素、ハロゲン
等の原子で置換されたものであってもよい。に))成分
の代表的なアルキニルアルコールを例示すれば。
3−フェニルグロパルギルアルコール 3−フリルプロパルギルアルコール 3−フェニル−1−ブチン−3−オール3、3−−シフ
ェニルグロバルギルアルコール3−トリル−1−ブチン
−3−オール H3 1 3−ナフチル−1−ブチン−3−オールH3 H3 3−フェニル−1−ペンチン−3−オールC2)!5 等を挙げることができる。また、(ニ)成分のアルキニ
ルアルコールは一般式(3)におけるArとR4が他端
において相互に連結し庭ものであってもよい。例えば。
すなわち、1つの炭素原子上にアリール基。
エチニλ基、およびヒドロギシ基が結合した構造を有す
ることが必須であって、このような特定構造のアルキニ
ルアルコールが本組成物の中にあって保存安定剤として
のすぐれた効果を示す。これらは従来保存安定剤として
知られている3−メチル−1−ブチン−3−オールや3
.5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オールのごときア
ルキル基のみを置換基として有するアルキブゝ ニルアルコールや3−フェニル−1−−j’4ンのよう
なアリールアルキン類に比較して、葆存安定効果が飛躍
的に向上するため、保存安定剤の一度を減らした状態で
畏朋にわたって増粘抑制効果がみられる。そのため、従
来、有機化合物をシロキサンに混ぜ込む時に問題となる
相溶性の不十分さも問題となってこない。さらに9本発
明に使用されるアリール基[#t8!j!アルキニルア
ルコールは従来のアルキル基置換アル中ニルアルコール
と比べて加温状態での増粘抑制の解除が速かであり、従
って1組成物の硬化に要する時間が短くてすむという特
性も有°している。
に)成分の使用量は(イ)成分および(ロ)成分のポリ
シロキサンに均一に分散する限りにおいてほぼ任意に選
ぶことができるが、(ハ)成分の白金または白金系化合
物1モルに対して2〜10000モルの比で用いること
が好ましい。
本発明の組成物には、硬化時における熱収縮の減少、硬
化して得られる弾性体の熱膨張率の低下、熱安定性、耐
候性・、耐薬品性、*燃性あるいは機械的強度を向上さ
せる目的で、また。
ガス透過率を下げる目的で、充填剤や添加剤を配合して
もよく、これにはたとえば、フェームドシリカ1石英粉
末、ガラス−繊維、カーボンブラック、アルミナ、酸化
鉄、酸化チタンなどの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭
酸マグネジタムなどの金属炭酸塩があげられる。さらに
、硬化を阻害しない範囲で適当な顔料、染料1発泡剤あ
るいは酸化防止剤などを添加することも可能である。ま
た、用途、目的に応じて適当な有機溶媒、たとえばキシ
レン、トルエンなどで本組成物を希釈して使用してもよ
い。
本発明による組成物は硬化して樹脂状物9弾性物、ゲル
状物もしくは発泡物を与えることができ、その用途は通
常の硬化性オルガノボリア0キサン組成物が使用される
すべての用途に適用することができる。例をあげれば、
it気・電子工業用ボッティング材、コーテイング材お
よび成形品、一般工業用ポ?ティング材、コーティング
材お□よ、び成形品、型取り母型用ゴム、土木・建築用
貫通部、目地シール材、医療用成形品、歯科用印象材、
液状射出成形用材料などである。
つぎに1本発明の実施例をあげるが、谷例中。
部とあるのはすべて重量部を示したものであり。
粘&(cp:センチボイズ)は25℃での値である。
また、Meはメチル基、viはビニル基をあられす。
実施例1゜ 粘度500cpのジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジメ
チルポリシロキサン(ビニル基含有410.5重着% 
) 100部と平均組成式 ガノ水素ポリシロキサン4部を混合し、さらに。
3−フェニル−1−ブチ/−3−オール0.02部を加
えて均一に混合した後、塩化白金酸のビニルシロキサン
錯体を、全量に対して白金値が5ppmになるように加
え、均一に混合した。このときの粘度は320cpであ
った。上記混合物を25℃で放置したところ、4週間後
に粘度は約10 cp上昇しただけであった。150°
OK /711熱すると約30秒後には完全に硬化し斥
比較例1゜ 比較のために、実施例1、と同じビニル基含有オルガノ
ポリシロキサンとオルガノ水素ポリシロキサンを1史用
し、実施例1と開被の混合物に。
加えて均一に混合した後、実施例1と同じ白金錯体余白
金量が!5 ppmになるように加え均一に混合した。
この混合物を25 ’(3で放置したところ。
2週間後には粘度500cpにまで上昇し、3週間後に
は硬化していた。
比較例2゜ 同様に実施例1と同じビニル基含有オルガノポリシロキ
サンとオルガノ水素ポリシロキサンを使用し、実施例1
と回置Ω混合物に、3−フェニル−1−ブチン0.02
部を加えて均一に混合した後、実施例1と同じ白金錯体
を白金量が5ppmになるように加えて均一に混合した
。この混合物を25℃で放置したところ3日後には硬化
していた。
比較例3゜ 実施例1において保存安定剤を添加しなかった場合には
25℃で7〜8分間で硬化した。
実施例2゜ 粘度2000cpのジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジ
メチルポリシロキサン(ビニル基含有鎗0.2重量% 
) 109部と粘度10cpのトリメチルシロキシ末端
封鎖メチル水素ポリシロキサン1部。
さらに3−フェニル−1−7’チン−3−オール0.0
4部を均一に混合した後、塩化白金酸のビニルシロキサ
ン錯体を全量に対して白金量が5ppmになるように加
え、均一に混合した。このときの粘弯は1900cpで
あった。上記混合物を25′Oで放置したところ、4週
間後でもまったく粘度上昇は観測されな今りた。このも
のは150℃に列熱すると、約30秒間後には硬化した
比較例生 実施例2において、3−フェニル−1,−ブチン−3−
オールのかわりに、゛保存安定剤として3″−・メチル
−1−ブチン−3−オールを用いた他は同一条件の混合
物を25℃で放置したところ。
4週間後には完全に硬化していた。
実施例3゜ 粘度2000cpのジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジ
メチルシロキシフェニルメチルシロキシ共重合オルガノ
ポリシロキサン(フェラルメチルシロキサン単位10モ
ル5)iootIAと平均組成ルガノ水素ポリシロキサ
ン5部を混合し、さらK 3.3− ジフェニルプロパ
ルギルアルコール0.03”部を加えて均一に混合した
波、塩化白金酸のビニルシロキサン錯体を全1に対して
白金量が5 ppmになるように′加え、均一に混合し
た。
粘度は1800 c、pであった。上記混合物を25℃
で放置したところ、2箇月後に粘度は約50cp上昇 
′しただけであった。150℃に加熱すると、約30秒
後には完全に硬化した。
比較例5゜ 実施例3において、3,3−ジフェニルプロパギルアル
コールの代りに、保存安定剤として3−メチル−1−ブ
チン−3−オールを用いた曲は同一条件の混合物を、2
5℃で放置したところ。
4週間後に粘度は2000cp’を越え、6週間後には
硬化した。
実施倒毛 Me2Vi 5i034単位20モル% 、 Me3S
i034単3Siモルチおよび5iOH単位ωモルチか
らなるトルエン可溶性オルガノポリシロキサン樹脂35
部をトルエン100部に溶解し、これを粘度2000c
pのジメチルビニルシロキシ末端封鎖ジメチルポリシロ
キサン65部に混合した後トルエンを溜去した0こ。の
混合物に実施例1で用いたオルガノ水素ポリシロキサン
6部を混合し、さらに3−フェニル−1−ブチン−3−
オール0,01部を加・えて均一に混合した後、塩化白
金酸のビニルシロキサン一体を全量に対して白金量が5
 ppmになるように加え、均一に混合し゛た。粘度は
3400epであり、25℃で放置したところ、3日経
過後も粘度上昇はほとんど見られなかった。このものは
120℃に加熱すると50秒で硬化した0比較例& 実施倒毛で使用した3−フェニル−1−ブチン−3オー
ルの代りに3−メチル−1−ブチン−3オールを用いた
以外実施例4と全く同じ条件の混合物について、間隙の
実験を行なったところ、25℃で放置したところ、3日
経過後の粘度上昇はほとんどなかったが、120”0に
加熱したときの硬化時間は1分10秒を要した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 4=a−b(式中、 R1は炭素数 2〜4個のアルケニル基 B2は置換または非置換の一
    価炭化、水素基、aは1〜3の整数。 、bは0〜2の整数、ただしa、+b≦3)で示される
    オルガノシロキサン単位を有するアルケニル基含有オル
    ガノポリシロキサン。 (ロ) 式 HeR”d 5i04−c−(1(f、中
     、R3は置換または非置換の一価竺化水素基、Cは1
    〜3の整数、dは0−2の整数、ただしc+d≦3)で
    示されるオルガノ水未シロキサン単位を有(ハ)白金ま
    たは白金±化合物、および(ニ)一般式 Ar 1    ゛ HC=C−C−OH(式中’、 Arはアリール基。 ・ I 4 の有機基、またはMとR4が他端において相互に連結し
    たもの)で示されるアルキニルアルコール、からなるこ
    とを特徴とするオルガノポリシロキサン組成物。
JP15726781A 1981-10-02 1981-10-02 オルガノポリシロキサン組成物 Pending JPS5859260A (ja)

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