JP2749148B2 - 高コンシステンシーのオルガノシロキサンエラストマー組成物 - Google Patents

高コンシステンシーのオルガノシロキサンエラストマー組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高コンシステンシーのオルガノシロキサ
ン組成物に関する。もっと詳しく言えば、この発明は、
白金に触媒されるヒドロシリル化反応により硬化して、
従来技術の組成物と比べてより良好な物理的性質、特に
引裂強さを示す硬化生成物を生じる改良された高コンシ
ステンシーオルガノシロキサン組成物に関する。
本発明の目的は、高コンシステンシーのオルガノシロ
キサン組成物の物理的性質、特に引裂強さ及び伸びを改
良することである。この目的は、組成物中に当該組成物
の主要なオルガノシロキサン成分を構成するガムタイプ
のポリジオルガノシロキサンと不混和性であるビニル基
含有液状ポリジオルガノシロキサンを含ませることによ
って達成することができる、ということが見いだされ
た。1978年5月16日発行のシンプソン(Simpson)の米
国特許第4089833号明細書の教示に反して、組成物を硬
化させるのに使用される方法は硬化エラストマーの物理
的性質に大きな影響を及ぼす。
この発明は、非末端シロキサン単位のうちの0.1〜3
モル%が脂肪族不飽和のある炭化水素基を含有している
ガムタイプのポリジオルガノシロキサンと、このガムタ
イプのポリジオルガノシロキサンと不混和性であり且つ
非末端ケイ素原子のうちの5〜30%に結合した脂肪族不
飽和のある炭化水素基を含有している、ジオルガノビニ
ルシロキシ基を末端基とする液状ポリジオルガノシロキ
サンとの混合物を含んでなる硬化性組成物を提供する。
この組成物は、白金を含有しているヒドロシリル化触媒
の存在下でオルガノ水素シロキサンと反応することによ
り硬化する。
この発明は、次に揚げる成分(1)〜(5)を均質に
なるまで混ぜ合わせて得られる物を含んでなる組成物、
すなわち、 (1)脂肪族不飽和のある炭化水素基を当該ガムの重量
を基準にして0.1〜3モル%含有しているポリジオルガ
ノシロキサンガム100重量部、 (2)上記組成物を硬化させるのに十分なだけの量の、
上記ポリジオルガノシロキサンガムと混和性であり且つ
1分子当りに平均して2個より多くのケイ素結合水素原
子を含有しているオルガノ水素シロキサン、 (3)上記組成物の硬化を促進するのに十分なだけの量
の白金含有ヒドロシリル化触媒、 (4)強化用シリカ20〜100重量部、 (5)上記組成物のクレープ硬化を避けるのに十分なだ
けの量のシリカ処理剤、 を均質になるまで混ぜ合わせて得られる物を含んでなる
組成物であって、当該組成物中に上記ポリジオルガノシ
ロキサンガム100重量部当り0.1〜5重量部の、25℃での
粘度が1,000Pa・s未満である液状ポリジオルガノシロ
キサンが存在し、この液状ポリジオルガノシロキサン及
び上記ガムが互いに不相溶性且つ不混和性であり、そし
てこの液状ポリジオルガノシロキサンが脂肪族不飽和の
あるケイ素と結合した炭化水素基を有するシロキサン原
子団を5〜30モル%含有している、硬化してエラストマ
ーとなり得るシリコーン組成物を提供する。
この発明はまた、上に明示された成分(1)〜(5)
を含んでなる二分割型組成物であって、オルガノ水素シ
ロキサン及びヒドロシリル化触媒が別々の分割分に包装
されることを条件とする、改良された二分割型の硬化性
オルガノシロキサンエラストマー組成物をも提供する。
上記の二つの物質、すなわちオルガノ水素シロキサン及
びヒドロシリル化触媒は、組成物が長期の貯蔵の間に時
期尚早に硬化するのを避けるために分離される。脂肪族
不飽和のある炭化水素基は、白金含有触媒の存在下では
組成物中に白金触媒抑制剤が存在している場合でさえ周
囲条件でオルガノ水素シロキサンと徐々に反応する、と
いうことが知られている。
本発明の硬化性組成物から調製された硬化エラストマ
ーにより示される物理的性質の独特な組み合わせの原因
であると考えられる本発明の特徴は、組成物中に互いに
不混和性であるガムタイプのポリジオルガノシロキサン
と液状のポリジオルガノシロキサンとが存在することで
ある。これらの二つのポリジオルガノシロキサンのうち
の以下において成分Aと称する第一のものは、25℃にお
いてガムのコンシステンシー有する。これらのタイプの
重合体は典型的に、ASTMの試験手順D926に従って測定し
て一般に50mmと約300mmとの間であるウィリアムズ可塑
度によって特徴づけられる。
成分Aの非末端ジオルガノシロキサン単位のうちの0.
1〜3モル%は、脂肪族不飽和のある一価の炭化水素基
を含有する。成分Aは、次の一般式、すなわち、 により表すことができ、この式中、R1,R2及びR3は脂肪
族不飽和がなく、そして個々に一価の炭化水素基又はハ
ロゲン化された一価の炭化水素基を表し、R4は脂肪族不
飽和のある一価の炭化水素基を表し、Xはヒドロキシル
基、R1又はR4を表し、aの値は少なくとも500であり、
aとbの合計は50〜300のウィリアムズ可塑度に相当
し、そしてb/(a+b)の値は0.001〜0.03である。
R1,R2及びR3は、脂肪族不飽和がなく且つ典型的には
1個から約20個までの炭素原子を有する一価のいずれの
炭化水素基又はハロゲン化炭化水素基も表すことができ
る。これらの基には、メチル基、エチル基、プロピル
基、シクロヘキシル基、フェニル基、ベンジル基及び、
1個又は2個以上のハロゲン原子を含有しているこれら
の基のいずれもが含められるが、それらには限定されな
い。
R4で表される脂肪族不飽和のある炭化水素基は、2個
から約20個までの炭素原子を有し、そしてこれらの基に
は、ビニル基、アリル基及びブテニル基が含められる
が、これらの基を含有してなるポリジオルガノシロキサ
ンを調製するのに用いられる中間体の人手可能性及び価
格に基づいてビニル基が好ましい。
成分Aの好ましい態様には、0.1〜3モル%のメチル
ビニルシロキサン単位を含有しており、残りの非末端単
位がジメチルシロキサン、メチル−3,3,3−トリフルオ
ロプロピルシロキサン又はこれら二つの単位の組み合わ
せである、ジメチルビニルシロキシ基を末端基とする共
重合体が含められる。最も好ましくは、成分Aの反復単
位のうちの少なくとも75モル%はメチル−3,3,3−トリ
フルオロプロピルシロキサン単位であり、そして当該ポ
リジオルガノシロキサンについてのウィリアムズ可塑度
は100〜200である。
本発明の成分Aとして用いるのに適当なものを含め
て、ポリジオルガノシロキサンガムは典型的には、対応
するジオルガノシクロシロキサン、例えば2,4,6−トリ
ス(3,3,3−トリフルオロプロピルメチル)シクロトリ
シロキサンのようなものを重合させて調製される。この
重合は、酸又は塩基触媒、管理された量の水、及び末端
原子団の前駆体、例えばsym−テトラメチルジビニルジ
シロキサンのようなもの、の存在下で行われる。あるい
はまた、対応するハロシランを適当な触媒及び酸受容体
の存在下で重合させる。
エチレン列不飽和のある上記二つのポリジオルガノシ
ロキサンのうちの以下において成分Bと称する第二のも
のは、成分Aと不混和性であり且つ成分A100重量部当り
0.1重量部から約5重量部までの濃度で存在する液状物
質である。約0.1部未満では、成分Aを有機過酸化物で
硬化させて得られる硬化エラストマーと比べて硬化エラ
ストマーの物理的性質の改良は、たとえあるにしても典
型的にはほとんど目立たない。好ましい硬化エラストマ
ーのこれらの物理的性質は、1.5部と3部の間の濃度レ
ベルで最大に達し、そしてそれより高い濃度では低下し
始めるように思われる。成分Bは、次の平均一般式、す
なわち、 R5R6 2SiO(SiOR7 2(SiOR8R92SiR6 2R5 で表すことができ、この式において、R5及びR8は脂肪族
不飽和のある同一の又は異なる一価の炭化水素基であ
り、R6,R7及びR9は一価の炭化水素基又は一価のハロゲ
ン価炭化水素基であって脂肪族不飽和がない。
R6,R7及びR9で表される置換基は、成分A及びBをお
互いに不混和性にする目的で選択される。この目的を達
成するためには、成分Aに存在している炭化水素基のう
ちの好ましくは約50モル%は、成分Bに存在している炭
化水素基の大部分とは異なる炭化水素基のクラスを構成
する基であり、例えば、非ハロゲン化低級アルキル基に
対してハロゲン化されたアルキル基又はフェニル基であ
る。炭化水素基のこれら二つの不相容性のクラスは、フ
ルオロアルキル基と低級アルキル基であり、最も好まし
くは3,3,3−トリフルオロプロピル基とメチル基であ
る。
yとzの合計により表される重合度は2,000までであ
り、この値は25℃において1,000Pa・s未満の粘度に相
当し、それにより成分Bは周囲条件下で液状であるとい
う必要条件を満たす。この粘度の値は、好ましくは0.1
〜100Pa・sであり、最も好ましくは0.1〜10Pa・sであ
る。z/(y+z)比は0.05〜0.30であって、これは非末
端ケイ素原子のうちの5〜30%にビニル基が存在するこ
とに相当する。
成分Bの好ましい態様には、ジメチルビニルシロキシ
基を末端基とするジメチルシロキサン/メチルビニルシ
ロキサン共重合体及びジメチルビニルシロキシ基を末端
基とするメチル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキ
サン/メチルビニルシロキサン共重合体が含められる
が、これらには限定されない。
成分Bは、成分Aに関して上で説明したのと同じ方法
を用いて調製することができるが、主な相違は、より短
い反応時間と成分Bのための連鎖停止剤のより高い相対
濃度とを必要とすることである。
本発明の好ましい態様においては、成分Aは0.1〜1
モル%のメチルビニルシロキシ単位を含有してなるジメ
チルビニルシロキシ基を末端基とする3,3,3−トリフル
オロプロピルメチルシロキサン/メチルビニルシロキサ
ン共重合体であり、成分Bは約20〜25モル%のメチルビ
ニルシロキシ単位を含有してなるジメチルビニルシロキ
シ基を末端基とするジメチルシロキサン/メチルビニル
シロキサン共重合体である。
この発明のオルガノシロキサン組成物は、白金に触媒
されるヒドロシリル化反応により硬化させられる。硬化
剤は、1分子当りに平均して2個より多くのケイ素結合
水素原子のあるオルガノ水素シロキサンである。このオ
ルガノ水素シロキサンは、1分子当りに4個ほどのケイ
素原子から平均して20個まで又はそれより多くのケイ素
原子を含有し、そして25℃において10Pa・sまで又はそ
れより高い粘度を有することができる。この成分の反復
単位には、モノオルガノシロキシ単位、ジオルガノシロ
キサン単位、トリオルガノシロキシ単位及びSiO4/2単位
のうちの1種又は2種以上のほかに、HSiO1.5単位、R10
HSiO単位及び/又はR10 2HSiO0.5単位が含められるけれ
ども、それらには限定されない。これらの式において、
R10は成分AのR1基について上で定義された一価の炭化
水素基又はハロゲン化炭化水素基を表す。組成物を確実
に十分硬化させるためには、R10はR1と同じクラスの炭
化水素基又はハロゲン化炭化水素基から選択される。
あるいはまた、オルガノ水素シロキサンは、ジオルガ
ノシロキサン単位及びオルガノ水素シロキサン単位を含
有してなる環式化合物、又は式Si(OSiR10 2H)の化合
物でよい。
ヒドロシリル化反応により硬化可能な組成物における
ケイ素結合水素原子のビニル基又は他の脂肪族不飽和の
ある炭化水素基に対するモル比は、硬化エラストマーの
性質に関して重要である。成分A及びBの分子量が与え
られれば、本発明の硬化性組成物にとっての最適比は、
成分A及びBにおけるエチレン列不飽和にある炭化水素
基の濃度と硬化剤の種類によって少なくとも部分的に決
定される。この最適値は、当業者が最小限の実験で容易
に決定することができ、この発明の重要部分ではない。
この発明の好ましい組成物については、ケイ素結合水
素原子のビニル基及び/又は他の脂肪族不飽和のある炭
化水素基に対するモル比の値は1.3〜2である。
ヒドロシリル化反応は、典型的には、白金族金属又は
そのような金属の化合物である触媒の存在下で行われ
る。ヘキサクロロ白金酸のような白金化合物や、特にこ
れらの化合物と比較的低分子量のビニル基含有オルガノ
シロキサン化合物との錯体は、それらの活性が高く、ま
たオルガノシロキサン反応物と相溶性であるため、好ま
しい触媒である。これらの錯体は、1968年12月31日発行
のウィリング(David N.Willing)の米国特許第3419593
号明細書に記載される。ケイ素と結合した炭化水素基が
ビニル基とメチル基があるいは3,3,3−トリフルオロプ
ロピル基のどちらかとである低分子量オルガノシロキサ
ンとの錯体は、それらが少なくとも約70℃の温度でエラ
ストマーの急速な硬化を触媒する能力を有するので、特
に好ましい。
白金含有触媒は、硬化性組成物100万重量部当り1重
量部程度の白金量に相当する量で存在することができ
る。硬化性組成物100万重量部当り5〜50重量部の白金
に相当する触媒濃度は、実用的に硬化速度を達成するの
に好ましい。より高い白金濃度は硬化速度をわずかに改
善するだけであり、それゆえ特に上記の好ましい触媒を
使用する場合には、経済的に魅力がない。
前述の成分A及びB、硬化剤そして白金含有触媒の混
合物は、周囲温度で硬化を開始することがある。これら
の組成物の貯蔵安定性を増加させ又はより長い作業時間
もしくは「ポットライフ」を得るためには、周囲条件下
での触媒の活性を適当な抑制剤を添加して防げ又は抑制
することができる。
公知の白金触媒抑制剤には、1969年5月20日発行のク
ークーツェデス(KooKootsedes)らの米国特許第344542
0号明細書に開示されたアセチレン列化合物が含まれ
る。2−メチル−3−ブチン−2−オールやエチニルシ
クロヘキサノールのようなアセチレン列アルコールは、
25℃において白金含有触媒の活性を抑制する抑制剤の好
ましいクラスを構成する。これらの触媒抑制剤を含有し
てなる組成物は典型的に、実用的な速度で硬化させるた
めに70℃又はそれより高い温度に加熱することを必要と
する。
周囲条件下で硬化性組成物のポットライフを増加させ
ることが要望される場合には、これを1976年11月2日発
行のリー(Lee)及びマーコ(Marko)の米国特許第3989
667号明細書に記載されたタイプのオレフィン列置換さ
れたシロキサンを使って達成することができる。環式メ
チルビニルシロキサンが好ましい。
白金1モル当り1モル程度の抑制剤濃度が、場合によ
っては申し分のない貯蔵安定性及び硬化速度を与える。
そのほかの場合には、白金1モル当り500モルまで又は
それより多くの抑制剤濃度が必要とされる。所定の組成
物中の所定の抑制剤についての最適濃度は、日常の実験
で容易に決めることができ、この発明の主要部分は構成
しない。
この発明の硬化性オルガノシロキサン組成物は、当該
組成物及びこれらの組成物から調製された硬化エラスト
マーの両方の物理的強さを改良するための強化用シリカ
充填剤を含有する。強化用シリカ充填剤は、50m2/gから
400m2/g以上までの表面積を有する。これらの強化用シ
リカ充填剤は、当該技術分野においてよく知られてお
り、そして商業的に入手することができる。強化用シリ
カの例には、フュームドシリカや沈降シリカが含まれ
る。
組成物中の強化用充填剤の量は、ポリジオルガノシロ
キサンガム100重量部当り20重量部から100重量部程度ま
でに及ぶことができるが、通常の量はポリジオルガノシ
ロキサンガム100重量部当り15重量部から75重量部まで
である。
強化用シリカ充填剤は典型的には、「クレーピング」
又は「クレープ硬化」と呼ばれる現象を防止するため低
分子量の有機ケイ素化合物で処理される。これらのシリ
カ処理剤は、加工処理中にもはや通常の技術を使用して
も加工処理できなくなる程度まで当該基剤に不可逆的な
粘度上昇を被らせる、ポリジオルガノシロキサンと強化
用シリカとの相互作用を減少させる。
適当なシリカ処理剤は当該技術分野では周知であり、
それにはヒドロキシル基を末端基とする短鎖ポリジオル
ガノシロキサン流体やヘキサオルガノジシラザンが含ま
れるが、これらには限定されない。少なくとも90重量%
のシリカ処理剤は、先において成分Aとして言及された
ポリジオルガノシロキサンガムと相容性であるべきであ
る。シリカ処理剤は典型的には、硬化性組成物のうちの
約2重量%から約15重量%までを構成する。
この発明の好ましい態様によれば、シリカ処理剤の約
10重量%までは、ポリジオルガノシロキサンガムと不相
容性であり且つケイ素原子の少なくとも一部と結合した
ビニル基又は他のエチレン列不飽和のある炭化水素基を
含有している有機ケイ素化合物である。
シリカ充填剤は、少なくとも1種のビニル基含有ポリ
ジオルガノシロキサンの存在下に、これらの成分を充填
剤及び処理剤と一緒に、充填剤が完全に処理され且つ組
成物を通して均一に分散されて均質物質が生成されるま
で混合して処理することができる。典型的な均質物質の
組成は、当該物質を通して任意の位置で試料を採取した
場合に有意の変化がない。この混合操作は、処理される
物質の量、その物質の粘度、及び処理中にその物質がさ
らされる剪断速度に応じて、ざっと15分から2時間まで
ぐらいを必要とすることがある。
あるいはまた、シリカの処理は、シリカを本発明の組
成物のそのほかの成分と混ぜ合わせる前に行うことがで
きる。微細に分割されたシリカ充填剤をポリオルガノシ
ロキサン組成物に混ぜ合わせるより前にそのシリカ充填
剤を処理する方法は、当該技術分野において公知であ
る。
使用するミキサーの種類とは関係なしに、ポリジオル
ガノシロキサン類、シリカ及びシリカ処理剤の混合は、
組成物を減圧下において約100〜250℃の温度で加熱して
揮発性物質を除去しながら続けられる。この発明の硬化
性組成物は、その結果として得られた混合物をオルガノ
水素シロキサン及びヒドロシリル化触媒と混ぜ合わせて
調製される。
成分A、成分B、オルガノ水素シロキサン及び白金含
有ヒドロシリル化触媒を含有してなる組成物は周囲条件
下で硬化し始めることがあるので、本発明の組成物を二
つの部分に包装して長期間の貯蔵安定性を獲得すること
が望ましい。両方の部分とも、典型的には、成分A及び
前述のシリカ処理剤のうちの少なくとも一つで処理され
ている強化用シリカ充填剤を含有し、そしてこれらの部
分のうちの少なくとも一方が成分Bを含有する。貯蔵安
定性は、オルガノ水素シロキサンとヒドロシリル化触媒
とを当該組成物の別々の部分に包装して達成される。
以下に揚げる例は、本発明の好ましい態様を説明しよ
うとするものであって、特許請求の範囲で定義される本
発明の範囲を限定するものと解すべきではない。特別に
明示しない限りは、これらの例において具体的に述べら
れる倍数及百分率は重量に基づくものであり、また粘度
は25℃で測定された。
例 1 この例は、有機過酸化物ではなく白金に触媒されるヒ
ドロシリル化反応を利用してこの発明の好ましい組成物
を硬化させて獲得される物理的性質の予期せざる増加を
証明する。
次に揚げる成分を均質になるまで混合してオルガノシ
ロキサン組成物を調製した。
・メチル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン
単位を99.4モル%、メチルビニルシロキサン単位を0.6
モル%含有してなり、約115のウィリアムズ可塑度を示
す、ヒドロキル基を末端基とする共重合体(成分A)6
4.2部。
・ジメチルシロキサン単位を78モル%、メチルビニル
シロキサン単位を22モル%含有してなり、約15Pa・sの
粘度を示す、ジメチルビニルシロキシ基を末端基とする
液状オルガノシロキサン共重合体(成分B)1.2部。
・公称の表面積が250m2/gであるフュームドシリカ25.
7部。
・シリカ処理剤1として、粘度が0.1Pa・sであるヒ
ドロキシル基を末端基とするポリメチル−3,3,3−トリ
フルオロプロピルシロキサン8.5部。
・シリカ処理剤2として、約4重量%のヒドロキシル
基を有する末端をヒドロキシル基でブロックされたポリ
メチルビニルシロキサン0.2部。
・硬化剤として、1分子当りに次式、すなわち、 の反復単位(次中、Prfは3,3,3−トリフルオロプロピル
基を表す)を平均して1個から約5個まで含有してなる
ジメチル水素シロキシ基を末端基とする線状ポリオルガ
ノ水素シロキサン1.06部、1.62部又は2.16部。
・ヘキサクロロ白金酸と液状のビニル基含有ポリジオ
ルガシロキサンとの反応から得られた、白金を0.67重量
%含有している触媒0.05部。
・白金触媒抑制剤として2−メチル−3−ブチン−2
−オール0.02部。
・炭酸アンモニウム0.03部。
この例の上記の部分で説明した組成物中の硬化剤、触
媒及び触媒抑制剤を1部の2,5−ビス(tert−ブチルペ
ルオキシ)−2,5−ジメチルヘキサンと取替えて、対照
組成物を調製した。
第1表に報告されている物理的性質を測定するための
試験試料を、四つの組成物のおのおのを油圧プレス機で
もって約20,000psi(138MPa)の圧力下に10分間171℃の
温度で個々に成形し、次いでこれらの試料を200℃の温
度に維持されたオーブンで4時間後硬化させて調製し
た。
引張強さ及び伸びはASTM D 412、ダイBの手順を使っ
て測定し、引裂強さはASTM D 1938の手順を使って測定
し、ジュロメーター硬度はASTM D 2240の手順及びショ
アーAスケールを用いて測定した。
対照試料4の引裂強さ及び伸びは、この発明の組成物
を使用して調製された試料1,2,3により示された値より
もかなり小さかった。
例 2 この例は、本発明の範囲外である液状ポリジオルガノ
シロキサンを使用する効果と成分Bについての上限濃度
を超えることの効果とを説明する。
第2表に掲げられた量の成分を23.2部のシリカ処理剤
1、0.56部のシリカ処理剤2及び70部のフュームドシリ
カと均質になるまで混合して組成物を調製した。上記三
つの成分は全て例1で説明されている。
成分A及びBは例1で使用したのと同じ成分である。
成分B′は、17モル%のメチルビニルシロキシ単位を含
有してなり且つ4.9Pa・sの粘度を示すジメチルビニル
シロキシ基を末端基とする液状のメチルビニルシロキサ
ン/メチル−3,3,3−トリフルオロプロピルシロキサン
共重合体である。成分AとB′は互いに混和性である。
第2表に掲げられた各組成物100部に、第3表に示さ
れた量の硬化剤を例1で説明した白金触媒0.2部と一緒
に加え、結果として得られた試料を例1で説明したとお
りに硬化させた。硬化剤は、例1で説明したオルガノ水
素シロキサン50部、エチニルシクロヘキサノール0.67
部、予めヘキサメチルジシラザンで処理されている表面
積200〜250m2/gのフュームタイプのシリカ10.6部、そし
て熱安定剤として、ウィリアムズ可塑度が約145である
ヒドロキシル基を末端基とするポリジメチルシロキサン
ガム100重量部と水和酸化セリウム100部とを均質になる
まで混合して得られた生成物33部を、均質になるまで混
ぜ合わせて調製した。
評価を行った四つのもののそれぞれの組成を要約して
第2表に示し、また硬化エラストマーの性質を要約して
第3表に示す。
例 3 この例は、1)上で成分Aとして言及されたガムタイ
プのポリジオルガノシロキサンを脂肪族不飽和のある炭
化水素基が実質的にないポリジオルガノシロキサン(成
分A′)と取替えること、又は、2)上で成分Bとして
言及された不混和性液状ポリオルガノシロキサンを省く
ことの効果を説明する。
第4表に明示された量の例2の成分A及びBを使用し
て組成物を調製した。成分A′は、脂肪族不飽和のある
非末端炭化水素基が実質的になく且つ120のウィリアム
ズ可塑度を示す、ヒドロキシル基を末端基とするポリ
(メチル−3,3,3−トリフルオロプロピル)シロキサン
である。硬化剤の組成は先の例2に明らかにされてい
る。組成物中のビニル基の重量百分率も第4表に明示さ
れる。次に、結果として得られた組成物を第5表に明示
された量の硬化剤と均質になるまで混合し、そして例1
で説明したように試料を調製して評価を行った。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次に掲げる成分(1)〜(5)を均質にな
    るまで混ぜ合わせて得られる物を含んでなる組成物、す
    なわち、 (1)ASTMの試験手順D926に従って測定したウィリアム
    ズ可塑度が50〜300mmであり、0.1〜3モル%の非末端シ
    ロキサン単位が脂肪族不飽和のある炭化水素基を含有し
    ているポリジオルガノシロキサンガム100重量部、 (2)上記組成物を硬化させるのに十分なだけの量の、
    上記ポリジオルガノシロキサンガムと混和性であり且つ
    1分子当りに平均して2個より多くのケイ素結合水素原
    子を含有しているオルガノ水素シロキサン、 (3)上記組成物の硬化を促進するのに十分なだけの量
    の白金含有ヒドロシリル化触媒、 (4)表面積が少なくとも50m2/gである強化用シリカ20
    〜100重量部、 (5)上記組成物のクレープ硬化を避けるのに十分なだ
    けの量のシリカ処理剤、 を均質になるまで混ぜ合わせて得られる物を含んでなる
    組成物であって、当該組成物が更に、上記ポリジオルガ
    ノシロキサンガム(1)の100重量部当り0.1〜5重量部
    の、25℃での粘度が1,000Pa・s未満である液状ポリジ
    オルガノシロキサンを含有しており、この液状ポリジオ
    ルガノシロキサン及び上記ガムが不相容性且つ不混和性
    であり、そしてこの液状ポリジオルガノシロキサンが脂
    肪族不飽和のあるケイ素と結合した炭化水素基を有する
    シロキサン原子団を5〜30モル%含有していて、且つ当
    該組成物が成分(1),(2)及び(3)のための揮発
    性溶媒を含有していない、硬化してエラストマーになり
    得るシリコーン組成物。
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