JPS63234062A - オルガノポリシロキサン液体射出成形用組成物 - Google Patents

オルガノポリシロキサン液体射出成形用組成物

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JPS63234062A
JPS63234062A JP3547188A JP3547188A JPS63234062A JP S63234062 A JPS63234062 A JP S63234062A JP 3547188 A JP3547188 A JP 3547188A JP 3547188 A JP3547188 A JP 3547188A JP S63234062 A JPS63234062 A JP S63234062A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、半透明で高強度のオルガノポリシロキサン液
体射出成形用組成物に係る。さらに詳細にいうと本発明
は、そのような組成物で、オレフィンを含有するオルガ
ノポリシロキサンの調整された混合物とのSiH付加反
応によって硬化する組成物に係る。
発明の背景 液体で射出成形可能な(LIM)オルガノポリシロキサ
ン組成物は公知であり使用されている。
そのような組成物のすべてに共通する間層は、塗布速度
、硬度、引張強さ、伸びおよび引裂きがお互いにかつ未
硬化の液体の粘度と相互に依存しあっているので他の性
質を損うことなくある性質を改良するのは困難であると
いうことである。特に、他の性質を低下させることなく
硬度と引裂き強さを改良することが望ましい。
ジェラム(Jeras)の米国特許第3. 884. 
866号および第3.957,713号には、低圧液体
射出成形に適した高強度の付加硬化型組成物が記載され
ている。これらの組成物は、高粘度の、ビニルで末端が
停止したオルガノポリシロキサン、低粘度の、ビニルを
含有するオルガノポリシロキサン、充填材、および白金
触媒を含有する第一の成分を含んでおり、この第一成分
は水素シリコーン組成物を含有する第二の成分と混合す
ることによって硬化される。この組成物は塗布するのが
困難、すなわち塗布速度が遅く、さらに、成分の粘度を
低下させることによって塗布速度を上げようとすると他
の性質に悪影響がでる。
リー(Lee)らの米国特許第4,162,243号に
は、ジェラム(Jeras)の組成物に類似しているが
、最も重要な違いとして、ヘキサメチルジシラザンおよ
びテトラメチルジビニルジシラザンで処理したヒユーム
ドシリカを含有している組成物が開示されている。この
り−(Lee)らの組成物は、未硬化の状態で低粘度を
有する上に、硬化すると高い硬度をもちながら強度、伸
びおよび引裂きを始めとする他の性質を良好に保持して
いるエラストマーになる。
スウィート(Sveot)の米国特許第4,427゜8
01号では、ビニルを含有する処理されたヒユームドシ
リカに加えてM MVIQ樹脂を配合することによって
り−(Lee)らの組成物を向上・拡張している。これ
によると、さらに高い硬度と引裂き強さをもったエラス
トマーが生成するが、圧縮歪みが高めでありしかもバシ
ジア(Basbore)反発弾性が低めであるという欠
点がある。
本発明の目的は、他の物理的性質に悪影響を及ぼすこと
なく塗布が改良されて容品になった液体射出成形用オル
ガノポリシロキサン組成物を製造することである。
そのような液体射出成形用オルガノボリシロキサン組成
物で格別の塗布速度をもつ組成物を製造することが本発
明のもうひとつの目的である。
これらの目的とその他の目的は本明細書中の詳細な説明
、実施例および特許請求の範囲の記載を考慮すれば当業
者には明らかとなるであろう。
発明の詳細な説明 本発明によって、低い粘度、高い強度、良好な伸び、良
好な硬度および引裂き強さと、例外的に高い塗布速度と
を併せもつLIMオルガノポリシロキサン組成物が提供
される。この組成物は次の(A)〜(D)からなる。
(A)次の(1)と(2)からなる、ビニルを含有する
ポリオルガノシロキサン成分が100重量部: (1)25モル%以下のフェニル基を有し、かつ25℃
で−5,000〜 約40,000センチポイズの粘 度を有する、線状で高粘度の、ビ ニルで末端が停止したオルガノボ リシロキサンが55〜80重量部、 および (2)1分子当たり少なくとも1個の末端ビニル基を有
し、ビニルo、0 1モル%からビニル60モル%ま で変化し得るビニル含量を有し、 25℃で約50から約2,000 センチポイズまで変化する粘度を 有し、かつ25モル%以下のフェ ニル基を有する、線状で低粘度の オルガノポリシロキサンが20〜 45重量部。
(B)1種類の充填材または2種類以上の充填材の組合
せが約5〜約70ffif1部。
(C)白金触媒が全オルガノポリシロキサン組成物の約
0.1〜50ppm0 (D)水素を含有するシラン類と水素を含有するオルガ
ノポリシロキサン類とより成る群の中から選択されるS
iH組成物が約0.1〜10重量部。
この組成物は、室温で16時間硬化させてエラストマー
とすることができ、あるいはたとえば200℃で10秒
間といった高温で硬化させることができる。好ましい態
様においては上記の組成物は2成分の組成物であり、そ
の際第−の成分は少なくとも成分(C)の全部を′含有
し、第二の成分は少なくとも成分(D)の全部を含有す
る。
本発明の線状で高粘度のビニルで末端が停止したオルガ
ノポリシロキサンA(1)はフェニル基を最高で25モ
ル%まで有し、粘度が25℃で約5.000から約40
,000センチポイズまでであり、25℃で約10,0
00から約25,000センチポイズまでが好ましい。
これらの高粘度オルガノポリシロキサンは次の一般式で
表わすことができる。
ここで、VLはビニルを表わし、Rは約20個以下の炭
素原子を有する一価の炭化水素基とハロゲン化された一
価の炭化水素基とより成る群の中から選択され、Xは約
100から約10,000まで変化することができ、5
00〜2,000が好ましい。
本発明の線状で低粘度のオルガノポリシロキサンA(2
)は1分子当たり少なくとも1個の末端ビニル基を有し
、ビニル含量はビニル約0.01モル%からビニル約6
0モル%までで変化でき、ビニルが0,05〜10モル
%が好ましい。粘度は25℃で約50から約2,000
センチポイズまで変化し、25℃で約50から約1,0
00センチポイズまでが好ましい。また、A (2)は
約25モル%以下のフェニル基を有する。これらの低粘
度オルガノポリシロキサンは次の一般式で表わすことが
できる。
ここで、Rは上で定義した通りであり R1はRと同じ
であるがR1のうちの少なくとも1個はビニルでなけれ
ばならず、yは約1から約300まで変化することがで
きる。適切な低粘度のオルガノポリシロキサンが米国特
許第3.884.866号(ここで言及したことにより
その開示内容は本明細書中に含まれることとする)に開
示されている。
上で述べたように、Rは約20個以下の炭素原子を有す
る一価の炭化水素基およびハロゲン化された一価の炭化
水素基、すなわち通常オルガノポリシロキサンの置換基
として結合している基より成る群の中から選択される。
したがって基Rは、フェニル、トリル、キシリル、ナフ
チルなどのような単核と三核のアリール基;クロロフェ
ニル、クロロナフチルなどのようなへロジン化された単
核と三核のアリール基;ベンジル、フェニルなどのよう
な単核アリール−低級アルキル基(各アルキル基の炭素
原子は1〜8個);メチル、エチル、プロピル、ブチル
、ペンチル、ヘキシル、オクチルなどのような炭素原子
1〜8個の低級アルキル基;ビニル、アリル、1−プロ
ペニルなどのような炭素原子2〜8個の低級アルケニル
基;クロロプロピル、トリフルオロプロピルなどのよう
な炭素原子1〜8個のへロ低級アルキル基;およびシク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどのよう
なシクロアルキル基より成る群の中から選択できる。R
は上記のもののいずれでもよいが、すべてのRが高分子
量の基であることはできず、またRはビニル基の反応に
悪影響を及ぼさないように選択すべきであるということ
が当業者には容易に認識されるであろう。Rはメチル、
エチルおよびフェニルトリフルオロプロピルのように炭
素原子が1〜8個の低級アルキル基であるのが好ましい
。Rのうちの(数で)少なくとも約70%がメチルであ
るとさらに好ましい。
本発明の本質、特に従来技術のSLH/オレフィン付加
シリコーンゴム組成物と本発明とを区別する点は、低粘
度のビニル含有オルガノポリシロキサンと高粘度のビニ
ル含有オルガノポリシロキサンとが臨界的な比率で組成
物中に存在することである。この比の範囲内で、他の物
理的性質に悪影響を及ぼすことなく高い塗布速度をもっ
た組成物が製造できるのである。すでに述べたようにこ
れらのビニル含有オルガノポリシロキサンは、高粘度の
オルガノポリシロキサンA(1)と低粘度のオルガノポ
リシロキサンA(2)である。ビニル含有オルガノポリ
シロキサンの100重量部毎に、A(1)は約55〜約
80重量部、A(2)は約20〜約45重量部とすべき
である。A(1)を約60〜約75重量部、A(2)を
約25〜約40重量部とする方がさらに好ましい。この
ビニル含有オルガノポリシロキサン混合物によって、良
好な硬度、高い引裂き、高い引張強さおよび良好な伸び
と共に例外的に高い塗布速度を有する硬化組成物が得ら
れる。この硬化した組成物は少なくとも1ρOre/分
の塗布速度を示すと共に、約900ps L以上の引張
強さ、約500%以上の伸び、約175psi以上の引
裂き強さ、および30〜35またはそれ以上のショア(
Share) A硬度を有している。
本発明のSiH組成物(D)は架橋剤として働き、水素
含有シラン類および水素含有オルガノポリシロキサン類
より成る群の中から選択できる。
水素を含有するオルガノポリシロキサンが好ましい。本
発明の水素含有オルガノポリシロキサンは次式(3)を
有する単位を1分子に付き少なくとも1個含有するコポ
リマーとして特徴付けることができる。
(3)Rr Hg SiO(4(−g)/2オルガノポ
リシロキサン中の残りのシロキサン単位は次式(4)を
有する。
(4)     R5IO(4−0)/2に こで、上の式中のRはすでに定義した通りであるが飽和
でなければならず、Cは0から3までの値を有し、fは
0から2までの値を有し、fとgの和は1. 0から3
.0までに等しい。水素含有オルガノポリシロキサンの
粘度は、25℃で約5〜約i、oooセンチポイズの範
囲とすべきであリ、約5〜約100センチポイズが好ま
しい。このコポリマーは通常、式(3)の単位を0.5
〜99.5モル%および式(4)の単位を0. 5〜9
9.5モル%含有する。
上記の水素含有オルガ、ノボリシロキサンの中で好まし
いのは、たとえばH(R)2S10112単位と5IO
2単位とを有するMQ樹脂である。同様に、水素置換を
有するMDQ、MTQ、VDTなどの樹脂も包含される
。このコポリマーは通常式(6)の単位を0. 5〜9
9.5モル%、式(4)の単位を0.5〜99.5モル
%含有する。
もうひとつ別の適切な水素含有オルガノポリシロキサン
は次式のMQ樹脂オルガノポリシロキサンである。
ここで、Rはすでに定義した通り(不飽和化合物を除く
)であり R3はRと同じであるが、不飽和化合物は除
き、水素添加を含んでお、す、hは1から200まで変
化し、iは5から200まで変化する。hは10から1
00までで、iは5から100までで変化する方が好ま
しい。
水素を含有するオルガノポリシロキサン(D)は、(A
)の100重量部に付き約0.5〜25重量部の濃度で
使用するが、(A)の100重量部に付き約0. 5〜
10重量部の濃度で使用するのが好ましい。このSiH
材料中には、(A) 中の各ビニル基に対し少なくとも
1個の水素原子が存在し、各ビニル基毎に約1.5〜約
2.5個の水素原子が存在するのが好ましい。
このSIHオレフィン付加付加用応用金触媒はいろいろ
な種類のものが知られており、そのような白金触媒は本
発明の場合の反応にも使用できる。
特に光学的透明性が要求される場合に好ましい白金触媒
は本発明の反応媒体に可溶な白金化合物触媒である。こ
の白金化合物は、アシニビ(Ashby)の米国特許第
3.159,601号に記載されているような式(P 
t C1オレフィン)2とH(PtC13オレフイン)
を有するものの中から選択することができる。これらの
式中に示したオレフィンはほとんどあらゆるタイプのオ
レフィンとすることができるが、炭素原子を2〜8個有
するアルキレン、炭素原子を5〜7個有するシクロアル
キレンまたはスチレンが好ましい。上記の式中に使用す
ることができる特定のオレフィンはエチレン、プロピレ
ン、ブチレンのさまざまな異性体、オクチレン、シクロ
ペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテンなどである
本発明の組成物中に使用できるさらに別の白金含有物質
はアシュビ(Ashby)の米国特許第3.159.6
62号に記載されている塩化白金シクロプロパン錯体(
PtC1203HB)2である。
さらに、この白金含有物質は、ラモロ−(Laaore
aux)の米国特許第3.220,972号に記載され
ているようなりロロ白金酸と、白金1グラム当たり2モ
ルまでのアルコール類、エーテル類、アルデヒド類およ
びこれらの混合物よりなる群の中から選択されたものと
から形成された錯体とすることもできる。
本明細書中で挙げた特許と特許出願はすべて、言及した
ことによってその開示内容が本明細書の開示に含まれる
ものとする。
白金触媒としてばかりでなく難燃添加剤としても使用す
るのに好ましい白金化合物が、カールシニテット(Ka
rstodt)のフランス特許第1,548.775号
に開示されている。一般的にいって、このタイプの白金
錯体は、エタノール溶液中で重炭酸ナトリウムを存在さ
せて4モルの水和水を含有するクロロ白金酸をテトラビ
ニルシクロテトラシロキサンと反応させて形成する。
白金触媒のを動量は当業者が容易に決定することができ
る。一般に有効量はオルガノポリシロキサン組成物全体
の約0.1〜50 p pmの範囲である。
本発明の組成物、特に薄い皮膜またはフィルムに形成し
た場合の組成物に高い引張強さを付与するだめにはこの
組成物中に充填材(B)を配合するのが望ましい。使用
することができるたくさんの充填材の例としては、二酸
化チタン、リトポン、酸化亜鉛、ケイ酸ジルコニウム、
シリカエーロゲル、酸化鉄、ケイソウ土、炭酸カルシウ
ム、ヒユームドシリカ、シラザンで処理したシリカ、沈
降シリカ、ガラス繊維、酸化マグネシウム、酸化第ニク
ロム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、α石英、
爛焼粘土、アスベスト、炭素、グラファイト、コルク、
綿、合成繊維などがある。
本発明の組成物中に使用すべきである好ましい充填材は
、表面を処理しであるヒユームドシリカまたは沈降シリ
カである。表面処理のひとつの方法では、ヒユームドシ
リカまたは沈降シリカを加熱加圧下で環状のオルガノポ
リシロキサンに露出する。この表面処理方法はルーカス
(lucas)の米国特許第2,938.009号(言
及により本明細書中に含ませる)に開示されている。充
填材を処理するもうひとつの方法はアミン化合物を存在
させてシリカをシロキサンまたはシランにさらすもので
ある。この方法は米国特許第3.024゜126号(言
及により本明細書中に含ませる)に開示されている。
充填材を表面処理する好ましい方法は、メチルシランシ
ラザン表面処理剤を使うものである。メチルシランまた
はシラザンで表面処理したヒユームドシリカや沈降シリ
カの充填材は容易に流動し、しかも未硬化の組成物の低
粘度を望ましくない程に増加させることがない。そ・れ
どころか、同時に、シラザンで処理したシリカ充填材は
硬化したエラストマーの物理的性質、特に硬化したエラ
ストマーの引裂き強さを増大させる。このシラザン処理
をその場で充填材に施すと、すなわち充填材を組成物(
A)と組合せておくと最良の性質が得られる。シラザン
で処理したヒユームドシリカや沈降シリカはスミス(S
slth)の米国特許第3,635゜743号およびビ
ーア(Beers)の米国特許第3゜847.848号
(これらは言及により本明細書中に含まれるものとする
)に記載されている。
充填材(B)は通常、(A)の100重量部毎に充填材
を5〜70部の濃度で使用し、15〜50部の濃度で使
用するのが好ましい。好ましい充填材はシラザンで処理
したヒユームドシリカかまたはシラザンで処理したヒユ
ームドシリカとシラザンで処理した沈降シリカとの混合
物である。このようなシリカの混合物は、ヒユームドシ
リカと沈降シリカを約2571〜約1/1、好ましくは
約10/1〜約5/1の重量比で含存するべきである。
構成物(C)すなわち成分1中に存在する物質は、硬化
させる時まで構成物(D)すなわち成分2とは別個に包
装しておく。構成物(A)、(B)、(E)および添加
剤は両方の成分に分配しておいても全部を一方の成分に
添加しておいてもよい。
こうして、貯蔵と輸送の間の早期の反応が避けられる。
硬化したシリコーンゴム組成物を形成したい場合には、
2つの成分を互いに混合し、その組成物を室温で16時
間かあるいは温度を上昇させてそれに応じて短くなる硬
化時間の間加熱することによって硬化させる。
混合した成分1と2は直接射出成形してもよいし、ある
゛いはフィルムや塗膜として塗布するために溶剤に溶解
してもよい。射出成形では早期の硬化を防ぐために混合
バレルとショットチャンバは冷却しておかなければなら
ない。金型の温度は通常およそ150’Fからおよそ5
00”Fまでである。フィルムや皮膜を塗布するための
溶剤としては従来技術のSiHオレフィン付加付加用応
用通の有機溶剤がある。このような溶剤は、たとえば、
ヘキサン、ヘプタン、ペンタン、オクタン、シクロヘキ
サン、トルエン、キシレン、アセトン、その他である。
いろいろな目的を達成するためにその他の成分を加えて
もよいのはもちろんである。
業界の敬承に従って顔料、チクソトロピー付与剤、熱安
定剤などを添加することができる。特に、触媒を加えた
材料に合理的な可使時間を与えるためには、マレエート
類のような禁止剤を添加するのが望ましい。適切な禁止
剤は米国特許第4,256.870号(言及により本明
細書中に含ませる)に教示されている。
実施例 材料 A(1)高粘度のビニルで末端が停止したオルガノポリ
シロキサン HVO−82−粘度が25℃で82,000センチボイ
スの、ジメチルビニルで末端が停止したポリジメチルシ
ロキサンポリマー。
HVO−22−粘度が25℃テ22,000センチポイ
ズの、ジメチルビニルで末端が停止したポリジメチルシ
ロキサンポリマー。
HVO−10−粘度が25℃で10,400センチボイ
スの、ジメチルビニルで末端が停止したポリジメチルシ
ロキサンポリマー。
A(2)低粘度のビニル含有オルガノポリシロキサン LVO−316−粘度が25℃で316セ。
ンチボイズの、ジメチルビニルで末端が停止したポリジ
メチルシロキサンポリマLVO−530−粘度が25℃
で530センチポイズの、ジメチルビニル−トリメチル
で末端が停止したポリジメチルシロキサンポリマー。
CB)シリカ充填材 ヒユームドシリカ−へキサメチルジシラザンで処理した
もの。
(C)触媒 ラモロ−(Lasoreaux)の白金触媒、オクタツ
ール錯体。
(D)SiHi橋剤 RHC一式MlI Qで表わされ、粘度が25λ ℃で20センチポイズであり、Hが約0゜9重量%の樹
脂水素化物架橋剤。
本発明を例示する目的で以下の実施例を挙げるが、本明
細書中の特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を限定
する意味はまったくない。
実施例1〜8 まず高粘度のビニル含有オルガノポリシロキサンに処理
済のヒユームドシリカを等量ずつ三回に分けて加えて混
合することによって液体の射出成形用組成物を製造した
。得られたバッチをよく混合し、充分な真空中125℃
のスチーム加熱で3時間処理した。このバッチを冷却し
、水素化物架橋剤を除く他の成分を加えて組成物が均一
になるまで混合した。この水素化物架橋剤を含まない組
成物の塗布速度を、90981gのセムコ(So■CO
)管と178インチのノズルを用いてテストした。
各々の液状射出成形用組成物に、水素化物架橋剤を0.
75.1.0.1.25および1゛、5重量部の量で加
える。4つの試料すべてを100℃で1時間硬化させる
。4つの試料の各々について硬度、引張強さ、伸びおよ
び引裂き強さをテストした。硬度が最大の試料を特定の
組成物の性質の代表として選択する。この試料はSLH
/Vi比が一定で他の組成は最大の硬度になっていると
仮定する。このようにしてSLH/Vi比が、ビニル含
量と水素化物含量の仮定に基づいた計算ではなく実験的
に一定に保たれる。
以下余白

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(i)25モル%までのフェニル基を有し
    、かつ25℃で約2,000〜 約40,000センチポイズの粘度を有 する、線状で高粘度の、ビニルで末端が 停止したオルガノポリシロキサン55〜 80重量部、および (ii)1分子当たり少なくとも1 個の末端ビニル基を有し、ビニル0.0 1モル%からビニル60モル%まで変化 し得るビニル含量を有し、25℃で約5 0から約5,000センチポイズまで変 化する粘度を有し、かつ25モル%まで のフェニル基を有する、線状で低粘度の オルガノポリシロキサン20〜45重量 部、 からなるビニル含有ポリオルガノシロキサン成分が10
    0重量部、 (B)1種類の充填材または2種類以上 の充填材の組合せが約5〜約70重量部、 (C)白金触媒が全オルガノポリシロキ サン組成物の約0.1〜50ppm、ならびに(D)水
    素含有シランおよび水素含有オ ルガノポリシロキサンより成る群の中から選択されたS
    iH組成物が約0.5〜25重量部、からなるオルガノ
    ポリシロキサン組成物。
  2. (2)前記高粘度のビニルで末端が停止したオルガノポ
    リシロキサンが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Viはビニルを表わし、Rは約20個までの炭
    素原子を有する一価の炭化水素基およびハロゲン化され
    た一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、xは
    約100から約10,000まで変化し得る]で表わさ
    れる請求項1記載の組成物。
  3. (3)前記低粘度のオルガノポリシロキサンが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは約20個までの炭素原子を有する一価の炭
    化水素基およびハロゲン化された一価の炭化水素基より
    成る群の中から選択され、R^1はRと同じであるが少
    なくとも1個のR^1はビニルでなければならず、yは
    約1から約300まで変化し得る]で表わされる請求項
    1記載の組成物。
  4. (4)R^1のうち1個だけがビニルである請求項3記
    載の組成物。
  5. (5)前記SiH組成物が、一般式: R_fH_gSiO_(_4_−_f_−_g_)_/
    _2の単位を数で約0.5〜約99.5%、および式:
    R_cSiO_(_4_−_c_)_/_2の単位を数
    で約99.5〜約0.5%有するオルガノポリシロキサ
    ン[ただし、式中のRは約20個までの炭素原子を有す
    る飽和で一価の炭化水素基および飽和でハロゲン化され
    た炭化水素基であり、cは0〜3.0の値を有し、fは
    0〜2の値を有し、fとgの合計は1.0〜3.0に等
    しい]より成る群の中から選択される請求項1記載の組
    成物。
  6. (6)ビニル含有ポリオルガノシロキサン成分100重
    量部に対して、A(i)が約60〜約75重量部でA(
    ii)が約25〜約40重量部である請求項1記載の組
    成物。
  7. (7)別々に包装された成分1と成分2とからなり、各
    々の成分が、 (A)(i)25モル%までのフェニル基を有し、かつ
    25℃で約5,000〜約40,00 0センチポイズの粘度を有する、線状で高 粘度の、ビニルで末端が停止したオルガノ ポリシロキサン55〜80重量部、および (ii)1分子当たり少なくとも1個の末端ビニル基を
    有し、ビニル0.01モル%か らビニル60モル%まで変化し得るビニル 含量を有し、25℃で約50から約2,0 00センチポイズまで変化する粘度を有し、かつ25モ
    ル%までのフェニル基を有する、線状で低粘度のオルガ
    ノポリシロキサン2 0〜45重量部、 からなるビニル含有ポリオルガノシロキサン成分100
    重量部、 (B)1種類の充填材または2種類以上の充填材の組合
    せ、 (C)全オルガノポリシロキサン組成物の約0.1〜5
    0ppmの白金触媒の全量からなる成分1、ならびに (D)水素含有シランおよび水素含有オルガノポリシロ
    キサンより成る群の中から選択されたSiH組成物約0
    .1〜25重量部の全部からなる成分2、 (ただし、前記充填材または充填材の組合せは合計で約
    5〜約70重量部存在し、これは両成分に分配してもあ
    るいは全体を片方の成分に添加してもよい) の全部または一部からなる、オルガノポリシロキサン組
    成物。
  8. (8)前記高粘度のビニルで末端が停止したオルガノポ
    リシロキサンが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Viはビニルを表わし、Rは約20個までの炭
    素原子を有する一価の炭化水素基およびハロゲン化され
    た一価の炭化水素基より成る群の中から選択され、xは
    約100から約10,000まで変化し得る]で表わさ
    れる請求項7記載の組成物。
  9. (9)前記低粘度のオルガノポリシロキサンが一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは約20個までの炭素原子を有する一価の炭
    化水素基およびハロゲン化された一価の炭化水素基より
    成る群の中から選択され、R^1はRと同じであるが少
    なくとも1個のR^1はビニルでなければならず、yは
    約1から約300まで変化し得る]で表わされる請求項
    7記載の組成物。
  10. (10)R^1のうち1個だけがビニルである請求項9
    記載の組成物。
  11. (11)前記SiH組成物が、一般式: R_fH_gSiO_(_4_−_f_−_g_)_/
    _2の単位を数で約0.5〜約95.5%、および式:
    R_cSiO_(_4_−_c_)_/_2の単位を数
    で約99.5〜約0.5%有するオルガノポリシロキサ
    ン[ただし、式中のRは約20個までの炭素原子を有す
    る飽和で一価の炭化水素基および飽和でハロゲン化され
    た炭化水素基であり、cは0〜3.0の値を有し、fは
    0〜2の値を有し、fとgの合計は1.0〜3.0に等
    しい]より成る群の中から選択される請求項7記載の組
    成物。
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