JPS5856449Y2 - スラストベアリングの保持機構 - Google Patents
スラストベアリングの保持機構Info
- Publication number
- JPS5856449Y2 JPS5856449Y2 JP7224379U JP7224379U JPS5856449Y2 JP S5856449 Y2 JPS5856449 Y2 JP S5856449Y2 JP 7224379 U JP7224379 U JP 7224379U JP 7224379 U JP7224379 U JP 7224379U JP S5856449 Y2 JPS5856449 Y2 JP S5856449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thrust bearing
- turbine hub
- thrust
- torque converter
- turbine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はトルクコンバータのタービンランナに作用する
スラスト力を受けるためのスラストベアリングの保持機
構に関する。
スラスト力を受けるためのスラストベアリングの保持機
構に関する。
従来一般に、トルクコンバータのタービンハブとポンプ
カバーとの間にスラストベアリングを配設する場合、タ
ービンハブとスラストベアリングとの間の相対的滑りに
よりスラストベアリングが摩耗することを防ぐために、
タービンハブのベア1ング当り面の表面精度を向上した
り表面処理を施したりして、耐久性を向上していた。
カバーとの間にスラストベアリングを配設する場合、タ
ービンハブとスラストベアリングとの間の相対的滑りに
よりスラストベアリングが摩耗することを防ぐために、
タービンハブのベア1ング当り面の表面精度を向上した
り表面処理を施したりして、耐久性を向上していた。
しかし、タービンハブのベアリング当り面の表面精度向
上及び表面処理が困難な場合、耐久性に問題があった。
上及び表面処理が困難な場合、耐久性に問題があった。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたものであり、
タービンハブに設けられた潤滑用油溝にスラストベアリ
ングをスプライン嵌合して保持することにより、スラス
トベアリングとタービンハブとの相対的な滑りをなくし
、タービンハブのスラストベアリング当り面の表面処理
等をしなくても耐久性をそこなわないようにしたもので
ある。
タービンハブに設けられた潤滑用油溝にスラストベアリ
ングをスプライン嵌合して保持することにより、スラス
トベアリングとタービンハブとの相対的な滑りをなくし
、タービンハブのスラストベアリング当り面の表面処理
等をしなくても耐久性をそこなわないようにしたもので
ある。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図において、トルクコンバータ1はポンプ。
インペラ2、タービンランナ3、ステータ4から構成さ
れ、ポンプインペラ2とタービンランナ3との間には両
者を機械的に連結する直結クラッチ5が設けられている
。
れ、ポンプインペラ2とタービンランナ3との間には両
者を機械的に連結する直結クラッチ5が設けられている
。
ポンプインペラ2はパイロット6及び連結ナツト7を具
えたポンプカバー8に固着され、パイロット6及び連結
ナツト7を介してエンジンの出力軸に連結される。
えたポンプカバー8に固着され、パイロット6及び連結
ナツト7を介してエンジンの出力軸に連結される。
タービンランナ3はトルクコンバータ1の出力軸9にス
プライン嵌合するタービンハブ10にリベット11によ
り連結されている。
プライン嵌合するタービンハブ10にリベット11によ
り連結されている。
ステータ4は一方向クラッチ12を介して固定軸13に
連結している。
連結している。
ステータ4とタービンハブ10及びポンプインペラ2に
連結された軸14との間には夫々スラストベアリング1
5及び16が配設されており、各々直結クラッチ5解放
時のタービンハブ10に作用するスラスト力及びステー
タ4に作用するスラスト力を受けている。
連結された軸14との間には夫々スラストベアリング1
5及び16が配設されており、各々直結クラッチ5解放
時のタービンハブ10に作用するスラスト力及びステー
タ4に作用するスラスト力を受けている。
本実施例では、スラストベアリング15及び16は同一
形状で形成されており、部品の共通化が計られている。
形状で形成されており、部品の共通化が計られている。
タービンハブ10とポンプカバー8との間には本考案で
あるスラストベアリング17が配設されている。
あるスラストベアリング17が配設されている。
このスラストベアリング17はトルクコンバータ1内の
圧力によりタービンハブ10に作用するスラスト力を受
ける。
圧力によりタービンハブ10に作用するスラスト力を受
ける。
通常このような場所に設けられるスラストベアリング1
7はタービンハブ10との間の相対滑りにより摩耗し易
すく、その耐久性を確保するにはタービンハブ10のベ
アリング当り面の表面精度の向上や表面処理を必要とし
た。
7はタービンハブ10との間の相対滑りにより摩耗し易
すく、その耐久性を確保するにはタービンハブ10のベ
アリング当り面の表面精度の向上や表面処理を必要とし
た。
しかし表面精度の向上や表面処理を施すことが困難な場
合、その耐久性が問題となる。
合、その耐久性が問題となる。
本考案では、タービンハブ10に設けられた油溝18に
スラストベアリング17をスプライン嵌合して保持する
ようにしたので、タービンバブ10とスラストベアリン
グ17との間の相対滑りがなくなり、スラストベアリン
グの当り面の表面精度の向上や表面処理を施さなくても
その耐久性に悪影響を与えることがなくなる。
スラストベアリング17をスプライン嵌合して保持する
ようにしたので、タービンバブ10とスラストベアリン
グ17との間の相対滑りがなくなり、スラストベアリン
グの当り面の表面精度の向上や表面処理を施さなくても
その耐久性に悪影響を与えることがなくなる。
また第1図で゛は、スラストベアリング17としてスラ
ストワッシャを使用したもので゛あるが、スラストワッ
シャでは容量不足となるような場合には、第2図に示す
ようにスラストニードルベアリングへの置き換えも容易
に行なえる。
ストワッシャを使用したもので゛あるが、スラストワッ
シャでは容量不足となるような場合には、第2図に示す
ようにスラストニードルベアリングへの置き換えも容易
に行なえる。
第1図は本考案のスラストベアリングの保持機構が適用
されるトルクコンバータの断面図、第2図は本考案の他
の実施例を示すトルクコンバータの断面図である。 1・・・・・・トルクコンバータ、2・・・・・・ポン
プインペラ、3・・・・・・タービンランナ、4・・・
・・・ステータ、5・・・・・・直結クラッチ、6・・
・・・・パイロット、7・・・・・・連結ナツト、8・
・・・・・ポンプカバー、9・・・・・・トルクコンバ
ータの出力軸、10・・・・・・タービンバブ、11・
・・・・・ノベット、12・・・・・・一方向クラッチ
、13・・・・・・固定軸、14・・・・・・軸、15
.16・・・・・・スラストベアリング、17・・・・
・・スラストベアリング、1B・・・・・・油溝。
されるトルクコンバータの断面図、第2図は本考案の他
の実施例を示すトルクコンバータの断面図である。 1・・・・・・トルクコンバータ、2・・・・・・ポン
プインペラ、3・・・・・・タービンランナ、4・・・
・・・ステータ、5・・・・・・直結クラッチ、6・・
・・・・パイロット、7・・・・・・連結ナツト、8・
・・・・・ポンプカバー、9・・・・・・トルクコンバ
ータの出力軸、10・・・・・・タービンバブ、11・
・・・・・ノベット、12・・・・・・一方向クラッチ
、13・・・・・・固定軸、14・・・・・・軸、15
.16・・・・・・スラストベアリング、17・・・・
・・スラストベアリング、1B・・・・・・油溝。
Claims (1)
- トルクコンバータのタービンハブとポンプカバーとの間
に配設されるスラストベアリングを、前記タービンハブ
に設けられた油溝にスプライン嵌合して回り止めして保
持したことを特徴とするスラストベアリングの保持機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7224379U JPS5856449Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | スラストベアリングの保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7224379U JPS5856449Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | スラストベアリングの保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55171723U JPS55171723U (ja) | 1980-12-09 |
JPS5856449Y2 true JPS5856449Y2 (ja) | 1983-12-26 |
Family
ID=29305908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7224379U Expired JPS5856449Y2 (ja) | 1979-05-29 | 1979-05-29 | スラストベアリングの保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856449Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-29 JP JP7224379U patent/JPS5856449Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55171723U (ja) | 1980-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR860007491A (ko) | 후라이 휠 조립체 | |
JPS5856449Y2 (ja) | スラストベアリングの保持機構 | |
JPH023001Y2 (ja) | ||
JPH0531309Y2 (ja) | ||
JPH0225005Y2 (ja) | ||
JPS6137902Y2 (ja) | ||
JPS6141933U (ja) | 自動変速機のクラツチ装置 | |
JPH023002Y2 (ja) | ||
JPH023000Y2 (ja) | ||
JPH0543297Y2 (ja) | ||
JPH0454484Y2 (ja) | ||
JPH0726580Y2 (ja) | ワンウェイクラッチ用押え板 | |
JPH0158853U (ja) | ||
JPS62200843U (ja) | ||
JPS58157055U (ja) | ロックアップクラッチ付き流体継手 | |
JPS62136654U (ja) | ||
JPS62188656U (ja) | ||
JPS6098523U (ja) | ハブ・クラッチ | |
JPS62174149U (ja) | ||
JPS62194127U (ja) | ||
JPH0393647U (ja) | ||
JPS62130254U (ja) | ||
JPS6435242U (ja) | ||
JPS62114261U (ja) | ||
JPS6140517U (ja) | 自動車のクラツチ装置における異音防止構造 |