JPS5850544B2 - 2頭ガンにおける塗装方法 - Google Patents

2頭ガンにおける塗装方法

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Publication number
JPS5850544B2
JPS5850544B2 JP7544479A JP7544479A JPS5850544B2 JP S5850544 B2 JPS5850544 B2 JP S5850544B2 JP 7544479 A JP7544479 A JP 7544479A JP 7544479 A JP7544479 A JP 7544479A JP S5850544 B2 JPS5850544 B2 JP S5850544B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spray
gun
amount
shape
sprayed
Prior art date
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Expired
Application number
JP7544479A
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English (en)
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JPS55167064A (en
Inventor
史郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwata Tosoki Kogyo KK
Original Assignee
Iwata Tosoki Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Iwata Tosoki Kogyo KK filed Critical Iwata Tosoki Kogyo KK
Priority to JP7544479A priority Critical patent/JPS5850544B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2頭ガンにおける複数材料の均一な混合噴霧と
、好ましい噴霧形状を得るための塗装方法に関する。
一般に、ポリエステル樹脂塗料やエポキシ樹脂塗料等の
ごとく、2液を重合させて硬化乾燥させて強固な塗膜を
形状する場合等においては予め2液を混合させると塗装
前に反応を起すため一般に、2頭ガンを使用して別々に
噴霧し、被塗物に塗着する前に噴霧状態で混合する方法
が多く採用されている。
しかし、一方の吹付材料に比べ、他方の吹付材料の割合
が少ない場合、均一な混合と正常なパター/を得ること
がむずかしく、そのため、結果として塗膜形成上、ムラ
を生じ実質的には使用不可能となってしまう。
一般に、スプレーガンにおいては、霧化用空気使用量は
吹付材料の吐出量に応じて増減する。
このため、一方の材料の吐出量に対し、他方の材料の吐
出量が著しく少ない場合、当然霧化用空気量も少なく、
少ない方の噴霧流は多い方の噴霧流の影響を受け、噴霧
軸中心に引き込まれてしまう。
すなわち、2つのガンより噴出する噴霧流は前方にて交
叉し、混合されるよう構成されるが互いの噴流が交叉軸
に近づくにしたがって、境界部での負圧が生じ、少い方
の噴流は多い方の噴流に引き込まれる形となり、噴霧中
も中心に向って引き寄せられて小さくなる(第1図参照
)。
このような状態では、両噴流が混合された場合、多い吐
出量の噴流の中心部分に少い吐出量の噴流が混合される
4ことになり、噴霧端での混合比率が低下して全体とし
ての混合が不均一な状態で塗装される(第2図口参照)
したがって、このような状態で塗装しても不均一な混合
からくる塗膜の強度平滑度などの点で、ムラが生じ材料
の性能が十分得られないことになる。
本発明は上記の問題を改善するため、予め噴霧形状を特
定し、最終的に均一な混合噴霧状態をもって被塗物に塗
装するようにしたもので、少吐出量となるガンより吹付
けられる材料の噴霧形状を、これが単独で吹付けられた
時、両端が濃くなるようにして、曲のガンと同時に噴霧
し、両次付材料を噴霧状態で混合させて後、被塗物に塗
着させることを特徴とするものである。
本発明について更に詳細に説明すると、第1図の如く、
それぞれの吹付材料を噴霧する2頭ガンは、霧化頭A、
Bを有し、それぞれの噴霧軸は前方の交叉点Oにて交叉
するよう構成されている。
この場合、霧化頭Aより噴霧される材料が吐出量の多い
主材とし、霧化頭Rより噴霧される材料が吐出量の少い
補助材とする。
通常霧化頭は、それぞれが第2図に示される如き、霧化
頭が用いられ、側面空気孔1より噴出する空気量の調節
によって噴霧中が調節される。
又最大噴霧巾も吐出量に応じて決められており、その噴
霧形状は第3図イに示す如く長円形になるよう構成され
ている。
これらの霧化頭A、Bにより両材料を噴霧すると、霧化
頭Aの噴霧流に対し、霧化頭Bの噴霧流は前記した如く
空気量が少いため、霧化頭Aの噴霧流に引き込まれる形
となり、この影響は、特に噴霧中の中心に近い程大きく
、第1図の点線の如く、霧化頭Bの噴霧流の端部2は中
心に引き寄せられて、噴霧中を小さくしながら霧化頭A
の噴霧流に交叉するため、実際に2液を同時に噴霧した
場合での噴霧流形状は中心部3が濃く、端部4の薄い第
3図口に示す如き、いわゆる中高形状となり、混合され
た噴霧流の主材に対する補助剤の混合割合が極めて少な
く塗膜になった場合に種々の欠陥となって現われてしま
う。
本発明は、噴霧形状に影響のうけやすい霧化頭Bの噴霧
形状を単独で噴霧した場合、第4図イに示す如き両端の
濃い、いわゆる中くびれ状に形成し、霧化頭Aと同時に
噴霧することによって、交叉時には第4図口に示す如き
正常な噴霧形状となって均一な混合を可能としたもので
ある。
このように予め霧化頭Bの噴霧形状を中くびれ状にする
ことは、霧化頭の設計上少壮出量、少空気使用量であり
ながら比較的大きな噴霧中をもたせることができ、大吐
出量である主材の噴霧に合わせることによって均一な混
合が可能となる。
すなわち、通常噴霧中は正常な形状とすると、吐出量と
使用空気量によって最大中に限度があり、著しく吐出量
が少い場合は、例えば大吐出量に相当する噴霧中にする
ことは不可能である。
しかし、本発明の場合の如く、中くびれ状とすることに
よって、少空気使用量で噴霧中を大きくすることが可能
で、しかも主材の噴霧流の影響を十分に受けさせること
によって混合を均一にし、噴霧形状を正常状態としたま
ま噴霧ができることになる。
したがって本発明によれば、2液温合型の塗料の吹付け
に対し、噴霧状態で十分かつ噴霧中全域にわたり均一な
混合を行うことができ、噴霧形状も塗装作業に適した正
常なパターンが得られるため、塗装仕上げの面でも作業
性、塗膜性能等の向上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2頭ガンの噴霧状態を示す説明図、第2図は霧
化頭の実施例を示した先端要部の断面図、第3図イは従
来の2頭ガンにおいて霧化頭Bを単独で噴霧したときの
噴霧形状と膜厚分布の説明図、第3図口は同2頭ガンを
同時に噴霧したときの噴霧形状と膜厚分布の説明図、第
4図イは本発明の霧化頭Bを単独で噴霧したときの噴霧
形状と膜厚分布を示す説明図、第4図口は同2頭ガンを
同時に噴霧したときの噴霧形状と膜厚分布を示す説明図
である。 1・・・・・・霧化頭の側面空気孔、2・・・・・・噴
霧流の端部、3・・・・・・噴霧流形状の中心部、4・
・・・・・同端部、A、B・・・・・・霧化頭。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方のガンから吐出する吹付材料に比べ、他方のガ
    ンから吐出する吹付材料の量が著しく少ない場合の2頭
    ガンの吹付けにおいて、少吐出量となるガンより吹付け
    られる材料の噴霧形状を、これが単独で吹付けられたと
    き両端が濃くなるようにして他のガンと同時に噴霧し、
    両材料を噴霧状態で混合させて後被塗物に塗着させるこ
    とを特徴とする2頭ガンにおける塗装方法。
JP7544479A 1979-06-14 1979-06-14 2頭ガンにおける塗装方法 Expired JPS5850544B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7544479A JPS5850544B2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 2頭ガンにおける塗装方法

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JP7544479A JPS5850544B2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 2頭ガンにおける塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55167064A JPS55167064A (en) 1980-12-26
JPS5850544B2 true JPS5850544B2 (ja) 1983-11-11

Family

ID=13576419

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7544479A Expired JPS5850544B2 (ja) 1979-06-14 1979-06-14 2頭ガンにおける塗装方法

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JP (1) JPS5850544B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193052U (ja) * 1983-06-07 1984-12-21 株式会社 ナカヨ通信機 送受器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193052U (ja) * 1983-06-07 1984-12-21 株式会社 ナカヨ通信機 送受器

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Publication number Publication date
JPS55167064A (en) 1980-12-26

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