JPS58500590A - 枯草菌におけるクロ−ン化異種遺伝子生産物の制御された蓄積のための方法およびベクタ− - Google Patents

枯草菌におけるクロ−ン化異種遺伝子生産物の制御された蓄積のための方法およびベクタ−

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JPS58500590A JP57501695A JP50169582A JPS58500590A JP S58500590 A JPS58500590 A JP S58500590A JP 57501695 A JP57501695 A JP 57501695A JP 50169582 A JP50169582 A JP 50169582A JP S58500590 A JPS58500590 A JP S58500590A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 枯草菌におけるクローン化異種遺伝子生産物の制御された蓄積のだめの方法およ びベクター発明の技術分野 本発明は分子生物学、詳細にはいわゆる組換えDNAの技術に関する。よシ詳細 には、本発明は枯草菌(Bacillus 5ubtilis)においてクロー ン化異種遺伝子生成物を単一の非結合蛋白質として生産する方法およびクローニ ングベクターに関する。
本発明は新規な遺伝子工学的処理を施されたプラスミドに関する。これらのプラ スミドを包含する微生物はメリーランド州ロックビル20850のアメリカン・ タイプ・カルチャー・コレクションにブタペスト条約にもとづき寄託されている %(寄託臼1980年12月22日)。
これらの微生物はATCC/1681,776ないしi31,778である。A TCC/1681776はプラスミドpOG1196を含む枯草菌BD224で あシ:ATCC/1681777はプラスミドpOG2165を含む枯草菌BD 224であシ; ATCC/681,778はプラスミドpOG2110を含む 大腸菌(Escherichia coli )C8412である。これらのプ ラスミドを含む微生物は当該米国特許が発効されれば一般に自由分譲される。
背景技術 周知の如く、特定の蛋白質中のアミノ酸の特定配列は該蛋白質のための遺伝子中 に担持されるコードによって2 決定される。蛋白質は翻訳の過程でメツセンジャーRNA(mRNA)を経由し てDNAから形成される。翻訳の間に、m RN A中の3つのヌクレオチドの 群、いわゆるコドンが蛋白質鎖中の相当する部位に可能な20種のアミノ酸のう ちの1つを置くことを指示する。
組換LDNA技術の出現によって、あらかじめ決められたヌクレオチド配列(合 成あるいは1つの菌株または種から単離)の導入によって遺伝子を慎重に変化さ せることができる。あらかじめ決められたヌクレオチド配列を選択して、該ヌク レオチド配列を導入した菌株または種に翻訳過程の一部として上記あらかじめ決 められたヌクレオチド配列によってコード化されている蛋白質を生産させること ができる。変性された菌株または種が正常な複製過程を経るとき、該菌株または 種は導入された配列をも複製する。
組換えDNA技術は、適当なりNA鎖(クローニングベクター)片を単離し、外 来DNAを挿入すべき望ましい部位においてクローニングベクターのDNAの2 本鎖を切断することからなる。これを行うために、特定タイプの蛋白質、すなわ ち制限酵素が典型的に使用される。
制限酵素はDNAを特定のヌクレオチド配列のところで切断するが、いくつかの 制限酵素については、切断は必ずしも2本のからみ合ったDNA鎖の同一部位で 生じないことがある。そのような場合、もし2つの異なるタイプのDNAが同様 の方法で切断されるとき、開裂末端は相補的でアシ、適当な条件下に並行してい る相補的末端とくつつくであろう。これら開裂末端は次いでリガーゼのような酵 素によって酵素的に結合できる。これはいかなる源からの2つのDNA断片でも 単一のDNA分子に組込むことを可能にする。
−たんDNAベクターが単離され、異種DNA片が挿入されると、組換えDNA は次いで適当な宿主微生物に導入される。宿主微生物に挿入されたDNAを複製 させるためには、組換えDNAが宿主の遺伝学的系の一部になるように宿主に挿 入されることが必要である。そのような挿入は種々な方法で生じる。たとえば大 腸菌(Escherichia、 coli)においては、2つの有利なタイプ のクローニングベクターが使用されてきた。主DNA鎖すなわち染色体の外に大 腸菌(E、 coli)はしばしばプラスミドとして知られる1つ以上の独立し て複製するDNAの環状の輸を有する。又、ラムダ・バクテリオファージ(la mbda bacteriophagc) (ファージ)として知られる特定タ イプのビールスは大腸菌CE、coli)を感染させその遺伝学的系の一部とな シ得る。組換えDNA技術は種々のプラスミド又はファージをクローニングベク ターとして使用してきた。この技術は細菌からのプラスミドまたはファージの単 離、制限酵素による単離されたDNAの切断、該プラスミドまたはファージ内へ 異種DNA片を挿入して正しい方向に向けること、プラスミドの環状形およびフ ァージ構造の回復、およびこのようにしたプラスミドまたはファージの大腸菌( E、coli)細胞への返還からなる。宿主内では、異種DNAは世代から世代 へと複製するばかりでなく、もし異種DNAが正しい方向に向いていて適当な解 読枠とプロモーターが存在すれげ上記異種DNAにコード化されている蛋白質も 生産するであろう。
今日までほとんどの組換え研究は大腸菌(E、coli)についてなされてきた 。すべての細菌と同様、大腸菌CE。
coli)は真の核の代りに核膜で囲まれていない単一の”裸”の染色体を有す る原核細胞である。一方、酵母は共通の祖先から分岐したのでヒトは酵母とは全 く異なる。
ヒトと酵母との間の明確な相違のために、上記2つの生2 物がト鹸聯キ億年以上の進化論的間隔によって分けられているという点は別に驚 くべきことではない。もつと驚くべきことは、細菌種が同様の進化論的間隔によ って分けられるという事実である。これは大腸菌(E、cotj)とその遠い進 化論的゛いとこ”である枯草菌(B、sub t i X1s)の場合には本当 にあてはまるのである。これら2つの菌2 は約!億午前に分岐する前は祖先が共通であった。
Hori and Osawa、Proc、Nat、Acad、Sci、、US A 76 :881−385(1979)参照。
大腸菌CE、coli)中の遺伝子をクローニングする特定の一般的方法は他の 微生物、たとえば酵母および枯草菌(f)、swbtilis)に適用できるが 、大腸菌CE、coli)プラスミドは通常枯草菌内で複製できず、大腸菌CE 、coli)の遺伝子は一般に枯草菌内で発現しない。これは2つの細菌間の大 きな進化論的間隔から生じる遺伝学的制御機構の相違に帰因する。Hori a nd Osawa 前出文献参照。
枯草菌(B、5ubtilis)は大腸菌(E、coli)にとって宿主微生物 として好適である。というのは、枯草菌中でのプラスミド媒介形質転換の効率が 大きく、枯草菌が病原性を有しないからである。枯草菌は又、工業上広く使用さ れる発酵微生物でもあるので、その工業的規模での管理に慣れている。実験室で 使用する大腸菌CE、coli)菌株はヒトや高等動物の腸に寄生している非病 原微生物であるが、遺伝学的に変化すると病原性となる懸念がある。
一方枯草菌は土壌中に住み、植物や動物の病気に関連したことは決してない。こ のように、枯草菌の遺伝学豹変。
化がヒト、動物又は植物に病的状態をもたらすことはあまシあシそうにない。
発明の開示 共に係属中の米国特許出願第221,800号には、枯草菌(B、swbtil is)による異種遺伝子生産物の生産の初めての成功につい−て記載されている 。これは遺伝子工学分野における顕著な進歩を代表している。本発明は上記係属 中の特許出願第221,800号の基本的技術を改良したものに関し、該特許出 願は所望の非結合、すなわち純粋な形の蛋白質のみが細菌によシ生産されるとい う枯6 軍曹における非結合外来蛋白質の生産の初めての成功を開示している。蛋白質生 産物の非結合すなわち純粋が形のものは異種遺伝子以外の源によってコード化さ れた異質のアミノ酸を何ら有しない。純粋な異種蛋白質は宿主内に蓄積させられ る。所望の純粋な異種蛋白質が宿主内に蓄積したとき、純粋な蛋白質が当分野に 知られた方法で回収できる。
枯草菌(B、tst、btilis)による異種蛋白質を生産する改善された方 法を提供することが本発明の目的である。
本発明のもう1つの目的は、枯草菌による発現によってあらかじめ決められた蛋 白質であって、枯草菌にとっては非固有のものであるものを生産させる改善され た方法を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、蛋白質が宿主様にとって非固有すなわち異質であシ 、異種遺伝子以外の源によシコード化された外来アミノ酸が異種蛋白質に結合し ていない単一の非結合ペプチドとして生産される枯草菌による蛋白質の生産方法 を提供することである。
本発明のもう1つの目的は蛋白質が宿主内に蓄積される枯草菌内で発現によシ純 粋な非結合異種蛋白質を生産する方法を提供することである。
本発明の他の目的は添付図面についての下記説明から当業者には明らかとなろう : 第1図はヒト線維芽細胞インターフェロン遺伝子配列の図式でちシ; 71S表B胚8−500590(4) 第2図はバチルス・リケニホルミスCB、 l i chenifo需1S)p enP遺伝子の調節域からなるヌクレオチド配列の図式であシ; 第8図はヒト線維芽細胞インターフェロン遺伝子を発現させるのに使用されるバ チルス・リケニホルミスCB。
1icheniformis)penP遺伝子からの調節配列断片からなるヌク レオチド配列の図式である。
非常に一般的に言えば、本発明によれば、枯草菌CB。
sub t i l ?: s )にとって非固有すなわち異質であるあらかじ め決められた単一の非結合蛋白質は枯草菌による発現によって生産される。プラ スミドが導入されている枯草菌の菌株を生育させるだめの生育培地および条件が 与えられる。プラスミドは上記菌株中で複製されることができるか細菌の染色体 の中に統合されることができる。そのようなプラスミドは所望のあらかじめ決め られた蛋白質のだめのコードを有する適当に方向付けられた異種遺伝子を担持し ている。該異種遺伝子はそれ自身の翻訳開始コドン配列を含んでいる。この翻訳 開始コドンは異種遺伝子上に本来存在することができ、あるいは合成的にそこに 置くことができる。異種遺伝子以外の源に由来の、オペレーター、プロモーター およびリボゾーム結合位配列を有する適当な転写および翻訳調節シグナルもプラ スミドに存在する。それ自身の翻訳開始コドン配列を有する異種遺伝子はプラス ミド上、異種遺伝子の適当な翻訳に必要なスペーサーヌクレオチドを提供するに 充分な距離のところにあるリボゾーム結合位配列の後に局在する。
プラスミド上、上記調節シグナルと上記異種遺伝子が局在する部位との間に翻訳 開始コドン配列がちることはない。このように゛、異種遺伝子はプラスミド調節 シyナルのコントロール下にあるが、異種遺伝子上の翻訳開始コ遺伝子は単一の 非結合にプチドとして発現される。異種遺伝子生産物は宿主微生物中に細胞内蛋 白質として蓄積するであろう。異種遺伝子生産物は当分野に既知の手段によって 宿主微生物内から回収できる。
発明を実施するだめの最良の形態 下記例は本発明が使用される方法を説明している。それらは説明のためのみ包含 され、本発明の範囲を伺ら限定するものではない。
例 1 枯草菌(B、5ubtilis)内での単一の非結合細胞内蛋白質とし てのヒト線維芽細胞インターフェロンの発現 枯草菌(B、5ubtilis)内でのヒト線維芽細胞インターフェロンの発現 に使用するだめのヒト線維芽細胞インクーフエロン遺伝子を当分野に既知の方法 によって単離した。Tanigrt、chi et al、Proc、Jpn、 Acad、、Ser、B55 :464−469(1979)参照。よシ詳細に は、ヒト線維芽細胞インターフェロンcDNAクローン、すなわちイマーとして 使用してcDNAの逆転写酵素による合成によって得られた。このc、DNAは 大腸菌(E、C01i)DNAポリメラーゼIの作用によって二本鎖とされ、S Iヌクレアーゼによって切断された。ホモポリマー尾部を、dCTPを基質とし て使用して末端トランスフェラーゼによって二本鎖CDNA (d8CDNA) の3′−末端に付加させた。同様のdGホモポリマー尾部を、PstI位で線状 化されているプラスミドpBR822の3′−末端に付加させた。このベクター とtlscDNAをノ飄イプリツルンスタインーホグネスCGrunstein −Hogness)=z oニー雑種形成スクリーンによって同定し、さらに制 限酵素分析により特徴付けだ。そのような分析によυ、4.EE他に約600  hpおよび200 bpの2つの挿入断片が2つの断片になることがわかった。
クローン4EAをHinf Iで切断すると、現在pBR822に存在する上記 3つの新しい断片を生成する挿入断片中に少なくとも8つのHinf1位がちる ことがわかった。
制限地図のデータによって全ヒトインターフェロン遺伝子の完全なヌクレオチド 配列を得ることができる。ヒト線維芽細胞インターフェロン遺伝子の翻訳された 完成した蛋白配列は第1図に示されている。
枯草菌(B、5ubtilis)内での発現の前に、ヒト線維芽細胞インターフ ェロン遺伝子は大腸菌(E、coli)での発現のためにサブクローン化された 。これを達成するために、ヒト線維芽細胞インターフェロン遺伝子コーディング 配列を、合成オリゴヌクレオチドプライマー(TATGAGCTACAAC)お よびDNAポリメラーゼIを使用してDNA配列5′を、完成したインターフェ ロンのアミン末端メチオニンをコード化しているATGコドンに分解することに よってサブクローン化した。次いで、修復されたDNAを修復されたHind  [1およびhHI位でpBR822にサブクローン化した。上記ヒトインターフ ェロン遺伝子中のBQITJ位(UGA翻訳終止コドンのすぐ後)を使用してp BR822中のBatnHI付着末端と結合させてηco■位を再生させた。ヒ トインターフェロン遺伝子の修復5′−末端を修復されたHind [[位に揃 い末端結合させた; もとのプライマーがその5′−末端にエクストラチミジンヌクレオチドを有して いるのでHind m位を再生させた。得られたクローンpl−25を制限分析 およびDNA配列分析によって確立した。
バチルスにニシリナーゼ(β−ラクタマーゼ)プロモーターを使用して枯草菌( fl、5ubtilis)内でヒト線維芽細胞インターフェロンヲ発現させた。
バチルスペニシリナーゼ(β−ラクタマーゼ)プロモーター断片はクローン化ペ ニシリナーゼ遺伝子から生成させた。Gray andChang、J、Bac teriolA45 :422−428 (1981)BAL−31エキソヌク レアーゼによシ切断してATGコドンを越してすぐのコーディング域を取シ除い た。このコーディング配列は第2図に示されている。次いでこのDNAを5′末 端に位置するEcoRI位でさらに切断し、DNAポリメラーゼによって修復し て揃い末端断片を生成した。この断片をさらにアクリルアミドゲル上でによる切 断によって上記プロモーター断片を切シ取ることができた。262 hp挿入物 を担持するpDH5268と称する1つのプラスミドをさらに配列分析によシ特 性付けた。そのような分析は、このプラスミドが第8図に示されるような完全な プロモーター配列を含んでいることを示した。
枯草菌(B、5ubtilis)内でヒト線維芽細胞インターフェロン遺伝子を 発現させるために、大腸菌(E、coli)β2 ミドpOG1196とインビトロ結合させることによシュ機能性レプリコンに転 化した。次いで、制限されたSlヌクレアーゼによる分解および大腸菌(E、c oli)DNAポリメラーゼによる修復によって、ヒト線維芽細胞インターフェ ロンコーディング配列に対して、2B2bp5′にクローン化した。得られた1 つのクローンであるpDH1151はさらに制限酵素分析によって特性付けられ た。そのような分析によれば、枯草菌由来の配列の外に、このプラスミドは大腸 菌(E、coli)プラスミドpBR822、完成したヒト線維芽細胞インター フェロンのだめのヌクレオチド配列コーディングおよびpenPプロモーターか ら得られた配列のみ担持することがわかった。
次いでプラスミドpDH1151を枯草菌(B、srt、btilis)HV1 宿主菌株BGSCIS5Bに形質転換した。pDH1151を有する形質転換菌 株からつくられた細胞抽出物によシ、得られた菌株が単一の非結合の完成したヒ ト線維芽細胞インターフェロンによって示されるのと同等の抗ウィルス活性を示 す細胞内ヒト線維芽細胞インターフェロンを生産することがわかった。抗ウイル ス検定の詳細についてはStewart、The Interferon Sy stem。
Springer−Verlag、New York(1979) p l 7 −18参照。
したがって、本発明が異種クローン化遺伝子を枯草菌(B、5ubtilis) 内で単一の非結合蛋白質として発現させ3 るための方法およびベクターを提供することが理解されよう。これらの非結合異 種蛋白質は宿主またはプラスミドのいずれかに由来するDNAによってコード化 されている外来アミノ酸を何ら含まないであろう。これらの単一の非結合蛋白質 生成物は宿主微生物中に蓄積するであろう。宿主微生物にこれらが蓄積後、これ ら異種遺伝子の生成物は当分野に既知の手段で回収できる。
本明細書に記載したものの他に、本発明の種々の変形は上記記述および添付図面 から当業者には明らかとなろう。そのよう々変形は請求の範囲内にあるものと考 える。
浄書(力臂゛こ二てなL〕 手続補正書(方式) 1、事件の表示 て虐=r、1ゴオ7;r+7=/ノグJつテ〕矛ミ ふ よL、バククー3補正 をする者 事件との関係 出 願 人 5、補正命令の日付 昭和12年2月 1日(発送日)7補正の内容 Σ゛1・憶力j1−ソ (\勺、 1))仔’3− tq リ5二C・・F 」 1史T=FL)1”−′ [1 + 4: 1− ISA。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 形質変換された宿主内に蓄積するあらかじめ決められた蛋白質を生産す る方法であって、 枯草菌(B、5ubtilis)内で複製できるか枯草菌CB。 5ubtilis)の菌体染色体内にとシ込まれることができるプラスミドを含 む枯草菌(B、swbtilis)のだめの生育培地中に生育条件を提供し、該 プラスミドは枯草菌CB。 5ubtiLis)内で発現可能なあらかじめ決められた蛋白質のだめのコード を有する異種遺伝子を有し、該異種遺伝子は翻訳開始コドン配列を包含し、オペ レーター、プロモーターおよびリボゾーム結合位配列を包含する操作可能な転写 および翻訳調節シグナルのコントロール下にあシ、該操作可能な転写および翻訳 調節シグナルは上記異種遺伝子以外の源に固有のものであシ、さらに上記異種遺 伝子の前にいかなる翻訳開始コドン配列も存在せず、該あらかじめ決められた蛋 白質を回収することからなる方法。 (2)あらかじめ決められた蛋白質のだめの異種遺伝子が、オペレーター、プロ モーターおよびリボゾーム結合位配列を包含するバチルス・リケニホルミス(f l、licんeniformis)β−ラクタマーゼ転写および翻訳調節シグナ ルにコントロールされている請求の範囲第1項の方法。 (8)あらかじめ決められた蛋白質が真核生物の蛋白質である請求の範囲第1項 の方法。 (4) あらかじめ決められた蛋白質が哺乳類の蛋白質であ5 る請求の範囲第1項の方法。 (5)オらかしめ決められた蛋白質がヒト線維芽細胞インターフェロンである請 求の範囲第1項の方法。 (6)枯草菌(B、8ubtilis)内で複製できるか枯草菌CB。 5ubtilis)の菌体染色体内にとシ込まれることができるプラスミドであ って、該プラスミドは枯草菌(13,8ub−1ilis)内で発現可能なあら かじめ決められた蛋白質のためのコードを有する異種遺伝子を有し、該異種遺伝 子は翻訳開始コドン配列を包含し、オペレーター、プロモーターおよびリボゾー ム結合位配列を包含する操作可能な転写および翻訳調節シグナルのコントロール 下にあシ、該操作可能な転写および翻訳調節シグナルは上記異種遺伝子以外の源 に固有でアシ、さらに該異種遺伝子の前にいかなる翻訳直始コドンも存在しない プラスミド。 (7)上記あらかじめ決められた蛋白質のだめの上記異種遺伝子は、オペレータ ー、プロモーターおよびリボゾーム結合位配列を包含するバチルス・リケニホル ミスCB。 1icheniforrnis)β−ラクタマーゼ転写および翻訳調節シグナル のコントロール下にある請求の範囲第6項のプラスミド。 (8)アらかじめ決められた蛋白質が真核生物の蛋白質である請求の範囲第6項 記載のプラスミド。 (9)あらかじめ決められた蛋白質が哺乳類の蛋白質である請求の範囲第6項記 載のプラスミド。 (ト)あらかじめ決められた蛋白質がヒト線維芽細胞イン16 ターフエロンである請求の範囲第6項のプラスミド。 但)発現によってあらかじめ決められた蛋白質を生産することが可能な微生物を つくる方法であって:枯草菌(B、5ubtilis)内で複製できるが枯草菌 CB。 5ubtilis)の菌体染色体内にとシ込まれることができるプラスミドであ って、該プラスミドは枯草菌CB。 5ubtilis)内で発現可能なあらかじめ決められた蛋白質のだめのコード を有する異種遺伝子を有し、該異種遺伝子は翻訳開始コドン配列を包含し、オペ レーター、プロモーターおよびリボゾーム結合位配列を包含する操作可能な転写 および翻訳調節シグナルのコントロール下にあシ、該操作可能な転写および翻訳 調節シグナルは上記異種遺伝子以外の源に固有であシ、さらに該異種遺伝子の前 にいかなる翻訳開始コドンも存在しないプラスミドを形成し;該プラスミドを枯 草菌(B、 5ubtilis)に導入することからなる方法。 (至)あらかじめ決められた蛋白質のだめの異種遺伝子がオにレータ−、プロモ ーターおよびリボゾーム結合位配列を包含するバチルス・リケニホルミス(Rl ichenifor−mi s ) β−ラクタマーゼ転写および翻訳調節シグ ナルのコントロール下にある請求の範囲第11項の方法。 (ト)蛋白質が真核生物の蛋白質である請求の範囲第11項記載の方法。 (9)蛋白質が哺乳類の蛋白質である請求の範囲第11項記載の方法。 1’Z q1表表明8−50059fl(2)(ト)蛋白質がヒト線維芽細胞イ ンターフェロンである請求の範囲第11項記載の方法 (ト)枯草菌(R5ubtilis )宿主微生物および枯草菌(B。 5ubtilis)内で複製できるか枯草菌(Z?、 5ubtilis)の菌 体染色体内にとシ込まれることができるプラスミドであって、該プラスミドは枯 草菌(Z?、 5ubtilis)内で発現可能なあらかじめ決められた蛋白質 のだめのコードを有する異種遺伝子を有し、該異種遺伝子は翻訳開始コドン配列 を包含し、オペレーター、プロモーターおよびリポゾーム結合位配列を包含する 操作可能な転写および翻訳調節シグナルのコントロール下にあシ、該操作可能な 転写および翻訳調節シグナルは上記異種遺伝子以外の源に固有であシ、さらに該 異種遺伝子の前にいかなる翻訳開始コドンも存在しないプラスミドからなる、発 現によりあらかじめ決められた蛋白質を生産することができる微生物。 αつ 上記あらかじめ決められた蛋白質のだめの上記異種遺伝子がオペレーター 、プロモーターおよびリポゾーム結合位配列を包含するバチルス・リケニホルミ ス(B。 licheniformis )β−ラクタマーゼ転写および翻訳調節シグナル のコントロール下にある請求の範囲第16項の微生物。 (ト)あらかじめ決められた蛋白質が真核生物の蛋白質である請求の範囲第16 項の微生物。 (至)あらかじめ決められた蛋白質が哺乳類の蛋白質であ8 る請求の範囲第16項の微生物。 (財)あらかじめ決められた蛋白質がヒト線維芽細胞インターフェロンである請 求の範囲第16項の微生物。 ■υ請求の範囲第1項ないし第5項の方法によシ生産された細胞内蛋白質。 ■2)請求の範囲第11項ないし第15項の方法によシ微生物によって生産され た細胞内蛋白質。 (財)請求の範囲第16項ないし第20項に開示された細菌の1種以上からクロ ーン化された形質転換細菌培養物であって、該培養物の細菌はあらかじめ決めら れた蛋白質を発現することができる培養物。
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