JPS5839511Y2 - プラスチツクシヤクハチ - Google Patents

プラスチツクシヤクハチ

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Publication number
JPS5839511Y2
JPS5839511Y2 JP14324075U JP14324075U JPS5839511Y2 JP S5839511 Y2 JPS5839511 Y2 JP S5839511Y2 JP 14324075 U JP14324075 U JP 14324075U JP 14324075 U JP14324075 U JP 14324075U JP S5839511 Y2 JPS5839511 Y2 JP S5839511Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shakuhachi
plastic
square
beetle
cross
Prior art date
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Expired
Application number
JP14324075U
Other languages
English (en)
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JPS5255233U (ja
Inventor
秀利 西川
Original Assignee
ニシカワ ヒデトシ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 従来の竹の尺八では、性質、管厚、管断面形状などが一
本一本異なるために、その管内断面形状を整える地入れ
作業が製作工程の大半を占め、しかも経験と勘に頼ると
いう困難な技術であった。
このことが品質の均一化を妨げ、製品の価格を高価なも
のとしてきた。
また、近年試みられている木の尺八では、管内の加工に
旋盤加工が必要で、工作が困難である。
更に、木質が木では、弾性係数や硬度が低いために、気
柱の共鳴が悪く、良質の音色がでない。
また、近年やはり試みられているプラスチック尺八では
、やはり内面加工に機械加工が必要であるが、内径の小
さい、しかもテーパーの付いた長い孔を加工するのは困
難な作業である。
一方、これを高温、高圧で成型加工を行なおうとすると
、鋳型の製作費が高価になると共に、冷却後の管断面の
収縮が問題となるなど、金額的、技術的問題が多い。
本考案の目的は、音色が良く調律された竹の尺八と変ら
ず、しかも製作が容易で、精度にむらがなく、品質のそ
ろった、安価なプラスチックの尺八を提供せんとするも
のである。
プラスチックの板でできる本考案の角尺へは、管壁の弾
性的な特性をも含めた気柱の共鳴特性が、丸い竹のそれ
と変らないので、竹の尺八と同じような音色、音量を生
じるものである。
本考案の実施例を図によって説明する。
第1図において、1は歌口Aから絞り部Bまでの直線テ
ーパー漸縮管、2は絞り部Bから管尻Cまでの直線テー
パー拡大管である。
3は前面の手孔のための補強材、4は裏面の手孔のため
の補強材である。
第2図はこれらの部分の断面図である。
この手孔の部分は、巾が狭く、多少山形形状の方が指の
当りや切れがよいことと、手孔をドリルで開けたりする
場合に割れ難くするため厚くする。
5は歌口補強材である。歌口は口が当る部分であるため
、1〜2枚の板を4面より当てて厚くした方が口当りが
よい。
更に口当りをよくするために、ヤスリで内面を削り、多
少丸みをつける。
また、特に歌口エツジを設ける前面は、エツジ面がある
程度の長さを必要とするため、このような補強材をとり
つけて厚くする必要がある。
材料は、切断加工が容易なように、2〜3mmの透明ア
クリル板を用いるとよい。
エンビ系のプラスチック板でもよいが、機械的性質の点
からアクノルの方が共鳴が良く、音色もよい。
工作し易い薄い板であることと、板取りがすべて直線的
であるため、寸法精度が得易い。
部品の数も少なく、接着材で簡単に組立てることができ
るなど工作上の利点も多い。
また、管が所定の板厚でできているため、手孔部分の管
厚はどの尺八でも一定であり、所定の位置に手孔を開け
ればよく、竹の尺へのごとく、手孔の径や位置を修正す
る必要はない。
また、竹の尺八では歌口エツジに、象牙や、水牛の角を
入れるが、材質がアクリルなどの場合は、それ自体が強
度と硬度を有するので、特にこれらを入れる必要はない
したがって、工作が容易で安価であると共に、品質が一
定で、しかも音色は竹の尺八と変らないプラスチック尺
八を提供しうるものである。
なお、綾部の断面積等は、良く調律された竹の尺八参考
とするが、その断面形状は、正方形ならば正方形、長方
形ならば長方形というように、歌口から管尻まで同一形
状とした方がよい。
また、断面形状は、必ずしも四角である必要はなく、テ
ーパー管も本実施例のごとく、2個で作る必要はないが
、部品としての板の数を減らし、製作工程を短縮するた
めには、本実施例のごとく、四角断面で、2個のテーパ
ー管より作るのが最も簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体図、第2図は第1図のD−り矢視
図である。 1・・・・・・漸縮テーパー管本体、2・・・・・・拡
大テーパー管本体、3,4・・・・・・手孔補強材、5
・・・・・・歌口補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管内断面形状が四角な、2個、または、複数個のテーパ
    ー管よりなり、その継目を絞り部としたプラスチック製
    角尺八。
JP14324075U 1975-10-20 1975-10-20 プラスチツクシヤクハチ Expired JPS5839511Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14324075U JPS5839511Y2 (ja) 1975-10-20 1975-10-20 プラスチツクシヤクハチ

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JP14324075U JPS5839511Y2 (ja) 1975-10-20 1975-10-20 プラスチツクシヤクハチ

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JPS5255233U JPS5255233U (ja) 1977-04-21
JPS5839511Y2 true JPS5839511Y2 (ja) 1983-09-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5737787Y2 (ja) * 1978-06-12 1982-08-20
JPS55116U (ja) * 1978-06-13 1980-01-05
JPS6367121U (ja) * 1986-10-21 1988-05-06
JPWO2006027819A1 (ja) * 2004-09-03 2008-05-08 山岸 サチ 唄口、接続管及びそれを有する管楽器
CN108140367B (zh) 2015-09-30 2021-12-28 雅马哈株式会社 管乐器
JP6679866B2 (ja) 2015-09-30 2020-04-15 ヤマハ株式会社 管楽器

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JPS5255233U (ja) 1977-04-21

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