JPS5839437Y2 - 時計の時刻検出スイッチ - Google Patents

時計の時刻検出スイッチ

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JPS5839437Y2
JPS5839437Y2 JP1977066689U JP6668977U JPS5839437Y2 JP S5839437 Y2 JPS5839437 Y2 JP S5839437Y2 JP 1977066689 U JP1977066689 U JP 1977066689U JP 6668977 U JP6668977 U JP 6668977U JP S5839437 Y2 JPS5839437 Y2 JP S5839437Y2
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JP
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JP1977066689U
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倍男 荻原
円男 篠崎
晃三 千村
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セイコ−光機株式会社
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Priority to DE19782822468 priority patent/DE2822468A1/de
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    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C21/00Producing acoustic time signals by electrical means
    • G04C21/16Producing acoustic time signals by electrical means producing the signals at adjustable fixed times

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセットされた時刻になった時、電気報時装置を
作動させる様にした時計の時刻検出スイッチの構造に関
するものである。
従来の報時時計では一定速度で回転する時刻歯車に対し
検出歯車を対応して設け、両者間に穴と突起とから戒る
落込み式の検出機構が一般に採用されている。
そしてこの様なものにおいては検出精度を向上させるた
めに、上記穴および突起の落ち込む面は、はぼ垂直に形
成するため、特に目覚時計において、目覚時刻または時
刻セットまたは修正しようとする場合一方向にしか回転
出来ないと云う不便さを有しているとともに、一旦落ち
込んだ検出歯車を上記時刻歯車は今度は押し上げなげれ
ばならないため、電気−機械変換器等の駆動源に大きな
負荷が掛ると云う欠点をも有している。
そこで本考案は、時刻検出のために位相検出型スライド
スイッチを採用し、そしてこれを簡単にしかも経済的に
構成する事を目的としたものである。
本考案によれば、上記の目的は以下の様にして達成して
いる。
すなわち、時刻歯車または検出歯車は、フランジ部を有
する導電性パイプに絶縁板と扇形スイッチ板を積み重ね
て構成し、上記フランジ部を報時回路の一端に常に摺動
させ、上記導電パイプの他端を機械加工する事により、
上記三者を一体的に結合するとともに、上記導電性パイ
プと扇形スイッチ板とを電気的に接続する事により達成
させられている。
以下図面に示す実施例について説明する。
先ず第1図から第6図で示す第1実施例についてその構
造から説明する。
ケース1はプラスチック材料により成形され、その左端
にはネジ穴を有するボス1aが形成され、又、下面には
後述する時針歯車12のパイプ12aおよび目覚時刻セ
ット軸18を回転案内する穴と日の裏歯車11のための
軸2aおよび針廻し歯車14の軸を支持するためのボス
とが形成されている。
中板2もプラスチック材料により成形され、中間軸7と
分針歯車9とを回転案内する穴と、目覚時刻セット軸1
8および針廻し歯車14の軸を貫通するための穴と、日
の裏歯車11を回転案内するための軸2aとが一体成形
されている。
3はカバーで、これもまたプラスチック材料で成形され
、夫々秒針歯車の軸6、中間軸7、針廻し歯車の軸14
aおよび目覚時刻セット軸18を回転案内するための穴
が形成されている。
そして、上記中板2およびカバー3は、上記ケースのボ
ス1aの上に置かれ、夫々はネジ4により固定される。
次に時刻表示のための歯車列の構成について説明する。
秒針歯車5はピニオン5aと一体にプラスチック材料で
成形され、軸6に固定される。
この軸6は前述した如く、カバー3により回転支持され
るとともに、他端は分針車のパイプ9bを貫通しながら
回転支持され、その先端には秒針38が取付けられる。
そして、上記秒針歯車5は図示しないモーター(例えば
ステップモーター)により駆動される。
中間軸7はプラスチックで成形され、その下端にはピニ
オン7aが形成されるとともに、その中腹部には第1ツ
バ7b、溝7c、第2ツバ7dが形成される。
そして、上記中間軸7は、その上端でカバー3により回
転案内されるとともに、その中腹部において、中板2に
より回転案内される。
そして、上記秒針歯車5のピニオン5aと噛み合う中間
歯車8は上記中間軸の第1ツバ7b上に置かれるととも
に、上記ツバ7bにより回転案内され、この中間歯車8
の上面は上記軸の第2ツバ7dにより支持される板バネ
32の先端により下方に押し付けられる。
この下方への押し付刃は、上記中間歯車8を介して中間
軸の第1ツバ7bにより支持されるので、上記中間軸7
と中間歯車8とは定められたスリップトルクで結合され
る。
上記中間軸のピニオン7aと噛み合う分針歯車9は、上
面にピニオン9aと、下面にパイプ9bとが一体にプラ
スチック底形される。
上記パイプ9bの上端は中板2により回転案内され、他
端は後述する時針歯車のパイプ12aにより回転案内さ
れながらこれを貫通し、その先端に分針10が取付けら
れる。
上記分針歯車のピニオン9aと噛み合う日の裏歯車11
はピニオン11aとともに、プラスチック底形され、そ
の中心は上記中板の軸2aにより回転案内される。
上記ピニオン11aと噛み合う時針歯車12はパイプ1
2aとともにプラスチック材料で一体成形され、そのパ
イプの内径は上記分針歯車のパイプ9bを回転案内する
とともに、外径は前記ケース1の穴により回転案内され
、先端には時針13が取付げられる。
上記日の裏歯車11には更に針廻し歯車14が噛みあっ
ており、その軸14aは上記歯車14と共にプラスチッ
ク材料で一体に成形され、軸14aの下端は上記ケース
1のボス1bにより回転案内され、上端は中板2を貫通
し、更にカバー3により回転案内されながらこれを貫通
し、その先端には時刻修正ツマミ15が固定される。
次に目覚機構の歯車列について説明する。
分検出歯車16は導電性の材料から成り、その中心は上
記分針歯車のパイプ9bにより回転案内され、上記分針
歯車9と時針歯車12との間に配置される。
又、上記時針歯車12の下には導電性材料から成る時検
出歯車17が配置され、その中心は時針歯車のパイプ1
2aにより回転案内される。
一方、カバー3とケース1とにより回転案内された目覚
時刻セット軸18には、上記分検出歯車16と噛み合う
第1歯車18aと時検出歯車17と噛み合う第2歯車1
8bと後述する第3歯車18cとがプラスチック材料で
一体に成形されている。
そして、上記目覚時刻セット軸18の上部はカバー3を
貫通し、その先端には使用者が手動で操作するための目
覚時刻セットツマミ19が取り付けられている。
上記目覚時刻セット軸の第3歯車18cにはケース1に
より回転案内される分目覚時刻表示車20が噛み合って
いる。
次に第1図および第2図を用いながら更に説明をする。
上記分目覚時刻表示車20は桁上歯20aと切欠部20
eを有する円板20dとを有するとともに、その表面に
は目覚時刻表示窓30aから見る事に出来る分目覚時刻
マーク20cが記入されている。
そして、更に上記車には第2図で点線で示す如きクリッ
ク歯車20bを有し、その山数は上記マーク20cと対
応している。
そして上記クリック歯車20bがケース1に固定された
クリックバネ29と係合する事により、上記分目覚時刻
表示車20は上記マーク20c毎にクリック作用を受け
る。
一方、ケース1のボス1cは時目覚時刻表示車21を回
転案内する。
上記時目覚時刻表示車21は上記分目覚時刻表示車の桁
上歯20aと係合可能な歯車21aと上記車の円板20
dと関連する欠歯歯車21cとを有し、その表面には時
目覚時刻マーク21bが記入されている。
これにより、上記時目覚時刻表示車21は、通常は欠歯
歯車21cが上記円板20dと係合する事により、回転
不能に保持されるが、上記分目覚時刻表示車20が回転
して55分から00分へ変わる時、または00分から5
5分に変わる時は、上記桁上歯20aの作用により上記
時目覚時刻表示車21は30°回転させられる。
次に、目覚時刻を検出するための検出スイッチの構造に
ついて説明する。
先ず目覚回路全体について説明すると、Bはブザーで、
その一端は手動スイッチSWを介して電源Eの一側に接
続される。
上記スイッチSWは使用者が目覚機能を使用しようとす
る場合に目覚セットツマミ23を操作する事によりON
状態にさせられる。
そして、上記ブザーBの他端は、第1固定接片22に接
続される。
次に第1図と第3図と第4図により更に説明を続ける。
上記第1固定接片22は、ケース1と時検出歯車1Tと
の間に配置され、かつ上記ケース1上に固定されている
そして、上記第1固定接片22の中心部には穴が形成さ
れ、前記時針歯車のパイプを貫通させる。
上記時検出歯車17は前述した如く導電性材料からなり
、その下面には同一半径上で、かつ角度で3等分になる
様に配列される3つの第1突起17aを有し、また上面
には夫々異なる半径上でかつ角度的には3等分となる様
に配列された3つの第2突起17bを有している。
すなわち、上記時検出歯車1Tは上記第1突起17aが
第1固定接片22と接する様置かれる事により平面的に
支持され〜両者間の電気的接続が達成される。
一方、時検出歯車1T上に配置され、プラスチックより
なる時針歯車12の上面には時スイッチ板24が固定さ
れる。
上記時スイッチ板24は上方に腕状に延びるスライド接
片24aと下方に突出する3つの突出部24bとを有し
、上記突出部24bは上記時検出歯車の第2突起17b
と対応して夫々異なる半径上で、かつ角度的には3等分
に配列され、夫々の突出部17bは上記時針歯車12に
形成される穴を貫通し、その頂上は時針歯車12の下面
とほぼ同一平面となる様に形成される。
すなわち、時検出歯車17の第2突出部17bは常には
、時針歯車12の下面を摺動しているので、上記スイッ
チ板24と時検出歯車との電気的導通は断たれているが
、12時間に一回だけ一定時間の間、上記突出部24b
と時検出歯車の第2突起17bとは互に接続する様に構
成されるので、定められた関係位相においてのみ両者は
電気的に導通する。
一方、上方に延びた上記時スイッチ板24のスライド接
片24aは前述した導電性の分検出歯車16に常に摺動
接続がなされている。
次に第5図と第6図を用いて上記分検出歯車部の構成に
ついて説明する。
導電性材料から成る上記分検出歯車16は、下端に摺動
面16aを形成し、上部の外周には、後述する第1段部
16bと第2段部16cが形成されている。
26は導電性材料から成る扇形接片で、その形状は第5
図に示す如く、部分的に突出した胴部26aと中心に同
心的に形成される結合部26bで形成されている。
そして25は非導電性材料から戒る絶縁板で、中心には
上記分検出歯車の第1段部16bと係合する穴25aが
形成され、一方上面には、上記扇形接片26を収納する
四部25bと、後述する摺動面25cとを有し、凹部の
厚さは、上記分検出歯車の第1段部16bの高さより若
干薄目に作られる。
そして上記の3部品を、分検出歯車16に対して、絶縁
板25、扇形接片26の順に置き、分検出歯車の第2段
部16cをカシメ等の方法で変形させる事により、分検
出歯車16と扇形接片26を強固に結合する。
この時上記扇形接片26の胴部26aは絶縁板の凹部2
5bと係合するので、上記絶縁板25は分検出歯車16
に対し回転する事はない。
また上記第1段部16bの高さは絶縁板の厚さより高く
形成されるので、上記の如く2者が強固に結合しても、
その結合力は絶縁板25には影響しないので、プラスチ
ック材料等で作られる絶縁板26の応力による変形の心
配はない。
これと同時に、上記結合により、分検出歯車16と扇形
接片26は電気的に接続される。
一方プラスチック材料で形成される分針歯車9上には、
同歯車に形成される穴より下方に延び、上記扇形接片2
6と関連可能なスライド接片27aを有する分スイツチ
板21が固定される。
すなわち、上記スライド接片27aは常時は上記絶縁板
の摺動面25c上を摺動し、1時間に一回だげ上記扇形
接片の胴部26aと摺動接触する様に構成されている。
また、第2固定接片28は中板2に固定され、その一端
は分スイツチ板2Tの上面に常に摺動接続されており、
他端は目覚回路の電源Eの+側に接続されている。
ここで、検出機構に関して、追加的説明をすると目覚時
刻は上記の如くデジタルに表示されるにもかかわらず、
分検出歯車16および時検出歯車17は直接目覚時刻セ
ット軸18に係合させられているため、上記時検出歯車
170位相はアナログ的に変化する。
従って上記分スイツチ板27と上記扇形接片26とが一
定時間(例えば5分間、10分間)導通する様に設計さ
れていても、上記時スイッチ地24と時検出歯車1Tと
の導通時間が1時間以内(例えば30分)に設定されて
いれば、たとえ目覚時刻が55分等の時刻の切換る近く
にセットされても、上記時検出歯車17は上記55分に
相当する角度だけ、アナログ的に変位させられているの
で誤った報時をする事はない。
この様に構成されたものにおいて、以下その作動を説明
する。
先ず目覚時刻セットツマミ19をクリックバネ29の力
に抗して回転させると同軸18に固定された第3歯車1
8cを介して分目覚時刻表示車20も回転させられるの
で、目覚時刻表示窓30aに表示される分目覚時刻マー
ク20cが5分、10分、15分・・とそのクリック作
動に応じて変化する。
そして上記マーク20cが55分から0分へ、または0
分から55分に変わる時、分目覚時刻表示車に設けられ
た桁上歯20aが時目覚時刻表示車21aと係合し、こ
れを300回転させる。
この時、時目覚時刻マーク21bは例えば、1時から2
時、または1時から12時に変化させられる。
この様にして、使用者は上記分および時目覚時刻マーク
20 c t 2 l bの変化を見ながら希望する目
覚時刻を設定する。
一方、上記目覚時刻セット軸18に固定された第1歯車
18aは分検出歯車16と噛み合っており、又第2歯車
18bは時検出歯車17と噛み合っているので、上記軸
18が回わされると、上記雨検出歯車17,16もまた
変位される。
従って上記目覚時刻の設定に伴い、上記分検出歯車16
に固定された扇形接片26および時検出歯車1Tの上面
に形成された3つの第2突起17bの位相が決定される
次に使用者は目覚セットツマミ23をONの方向に回わ
し、手動スイッチSWを閉じさせる。
この時、上記扇形接片26と前述した分スイツチ板のス
ライド接片27aとの接触または、上記時検出歯車の第
2突起17bと前述した時スイッチ板の突出部24bと
の接触は断たれているので、ブザーBは作動しない。
この様な状態にして時計を設置しておくと、時計の時刻
表示用の歯車列はモーターにより駆動され分針歯車9は
1時間に1回転、時針歯車12は12時間に1回転の速
度で回転させられる。
すなわち、この回転により、上記両歯車9,12に固定
された前記分スイツチ板27および時スイッチ板24も
同時に回転する。
この時、上記両スイッチ板27,24は夫々分検出歯車
16および時検出歯車17に接しながら回転するので、
上記雨検出歯車16,17は回転力を受けるが、この回
転力は分目覚時刻表示車20に作用するクリックバネ2
90作用により保持されるので、上記雨検出歯車16.
17は設定された位相に停止し続ける。
そして、上記分針歯車9が回転している間に分スイツチ
板27のスライド接片27aと扇形接片26は1時間に
1回導通するが、上記時針歯車12が未だ設定された目
覚時刻にまで到達していないので、時スイッチ板24と
時検出歯車17の第2突起17bは接触しないから、ブ
ザーBは作動しない。
そして更に時間が経過すると、先ず時スイッチ板の突出
部24bと時検出歯車の第2突起17bの位相が合到し
、両者は導通状態となる。
そして、この導通状態は上記時スイッチ板の突出部24
bの長さが適正に設計されているので、20分から40
分位の間接続する。
その間に上記分針歯車9が回転して分スイツチ板のスラ
イド接片27aは扇形接片26と接触する。
これにより第1固定接片22→時検出歯車1T→時スイ
ッチ板24→分検出歯車16→扇形接片26→分スイッ
チ板27→第2固定接片28に致る経路は全て導通させ
られるので、ブザーBに電流が流れ、目覚音が発声させ
られる。
そして、上記ブザーBは上記扇形接片26と分スイツチ
板のスライド接片27aが接触している間鳴り続けるが
、その間に使用者が目覚セットツマミ23をoff の
方へ回わす事により、その発声は停止させられる。
またoff Lない場合に上記鳴り続ける時間は、設
計時に上記扇形接片26の長さを選択する事により自由
に設定する事が出来る。
上記作動説明の中で、時刻表示のための歯車列の作動に
ついて説明した。
次に時針13および分針10の位相修正すなわち時刻の
修正の場合の作動について説明する。
先ず針廻しツマミ15を右または左に回わすと、前記針
廻し歯車15は日の裏歯車11を回転させる。
この回転は日の裏歯車11およびそのピニオン11aを
介して、分針歯車9および時針歯車12に伝達される。
しかし、この時前述した分検出歯車16および時検出歯
車17は前述した如く、分目覚時刻表示車20にクリッ
クバネ29が作動しているので、その位相は変化しない
そして、この回転は分針歯車9から更にピニオン7aを
介して中間軸Tに伝達される。
そして、この回転は更に板バネ9からなるスリップ機構
を介して中間歯車8に伝達されようとするが、秒針歯車
5に連結されるモーターのローターの引の力が上記スリ
ップ機構のスリップトルクに勝るので、上記中間歯車8
は回転させられない。
この様にして針廻しツマミ15を左または右に回転する
事により時針13、分針10が移動させられるので、使
用者は時刻を正時に合わせる事が出来る。
次に第7図で示す第2実施例について説明する。
本実施例の中板102の左端にはボス102aが設げら
れ、このボス102aに対し、カバー103およびプリ
ント基板130がネジ104により固定される。
次に時刻表示のために作動する歯車列について説明する
秒針歯車105および図示しない中間歯車および中間軸
は第1実施例のものと同様に構成される。
そして上記中間軸のピニオンと噛み合う分針歯車109
のピニオン109aはそのバイア”109bと同じ側に
形成される。
111は日の裏歯車で、そのピニオン111aは時針歯
車112と噛み合う。
そして、上記日の裏歯車111は図示しないが、第1実
施例で示したと同様な針廻し歯車と、中板102に形成
されるボス102cにより回転案内される第2分針歯車
131と噛み合っている。
すなわち、上記第2分針歯車131と噛み合い点線で示
される日の裏歯車111は前記した日の裏歯車と同一の
ものである。
上記第2分針歯車131は上記分針歯車109と同じ速
度で回転する様に設計される。
その他の構造および作動は第1実施例のものと同様であ
るので、以下説明を省略する。
次に目覚機構のための歯車列について説明する。
分検出歯車125は上記第2分針歯車131とプリント
板130との間に配置され、その回転は中板のボス10
2cにより案内される。
また時検出歯車117は時針歯車112とプリント板1
30の間に配置される。
そして、時検出歯車117の第1導電パイプ117aは
プリント板130により回転案内されながらこれを貫通
し、その先端には目安針132が取り付けられる。
目覚時刻セット軸118には後述する第1歯車118a
と時検出歯車117と噛み合う第2歯車118bとを有
し、その軸118の先端には目覚時刻セットツマミ11
9が取り付けられている。
そして、上記第1歯車118aの上面には中板102に
固定されたスリップ片133の先端が摺動接触している
ので、目覚時刻セット軸118には一定のスリップトル
クが与えられている。
そして、上記第1歯車118aにはアイドラー134が
噛み合い、このアイドラー134は上記分検出歯車12
5と噛み合っている。
次に目覚検出機構について説明する。
プリント板130上には上記ブザーBの他端に接続され
た環状の第1パターン130aと、電源Eの+に接続さ
れた第2パターン130bが形成されている。
時検出歯車117は、非導電性材料で作られ、その上に
第1扇形接片135が置かれ、両者は第1導電パイプ1
17aに取り付は結合され、これにより第1導電パイプ
117aと第1扇形接片135は電気的に接続される。
上記第1導電パイプの下面は常に上記第1パターン13
0a上を摺動する様に配置される。
一方上記時針歯車112はプラスチック材料で成形され
、その上には時スイッチ板124が固定される。
そして上記時スイッチ板124は、常時は上記時検出歯
車117上を摺動し、一時的に上記第1扇形接片135
と接触するためのスライド接片124aが形成されてい
る。
すなわち、時針歯車112が1回転する間に1回だけ上
記スライド接片124aは、上記第1扇形接片135と
電気的に接続する。
一方、上記第2パターン130b上には第2導電パイプ
136が置かれ、互に電気接触がなされている。
そして、上記第2導電パイプ136には非導電性材料か
らなり、外周に歯車を有する絶縁板125とその上に第
2扇形接片137とがカシメ結合で固定されている。
すなわち、上記導電パイプ136と扇形接片137とは
電気的接続がなされている。
上記第2分針歯車131はプラスチックで成形され、そ
の上面には分スイツチ板127が固定されている。
この分スイツチ板127は第2分針歯車131の穴を貫
通し、下方に延びるスライド接片127aを有する。
すなわち上記スライド接片127aは常時は上記絶縁板
125上を摺動しているが、1時間に1回だけ上記第2
扇形接片137と電気的に接続される。
そして固定的に設げられた固定接片128は2双に形成
された第1腕128aと第2腕128bを有し、夫々は
常に時スイッチ板124、または分スイツチ板127と
摺動接触する事により両者を常に電気的に導通させてい
る。
この様に構成されたものにおいて、以下その作動を説明
する。
先ず目覚時刻セットツマミ119をスリップ片133に
よるスリップトルクに抗して回転させると、この回転は
第1歯車118aおよび第2歯車118bを介して絶縁
板125および時検出歯車117に伝達される。
従って使用者は上記時検出歯車に取り付けられた目安針
1320位相を見ながら希望する目覚時刻を設定する。
これにともない、上記絶縁板125および時検出歯車1
170位相が決定されるので、上記第2扇形接片137
および時検出歯車の第1扇形接片135の位相も決定さ
れる。
この状態で第1実施例と同様に、目覚セットツマミをO
Nの方向に回わし、手動スイッチSWを閉じさせる。
この時、時刻はまだセットされた目覚時刻にまで達して
いないので、上記第2扇形接片137と分スイツチ板1
27の導通または、上記第1扇形接片135と時スイッ
チ板124との導通がなされないので、ブザーBは作動
しない。
後の作動は第1実施例の場合と同様であるので、その説
明は省略する。
しかし、時刻がセットされた目覚時刻になった時、本実
施例においては第1パターン130a→第1導電パイプ
117a→第1扇形接片135→時スイッチ板124→
固定接片128→分スイッチ板127→第2扇形接片1
37→第2導電パイプ136→第2パターン130bの
順に電流が流れる。
以上の実施例では、いずれも目覚時計で説明しているが
、各検出歯車を固定するならば、一定の時刻に報時を行
う報時時計としても同様にして実施出来る。
また、上記実施例においては、いずれも時および分の両
方で検出する場合について説明しているが、例えば第2
実施例の分検出部を省略し、時のみで検出しても上記目
的を十分達成するものである。
以上説明した如く、本発明によれば、導電パイプを通し
て、検出信号を表から裏へ容易に導く事が出来るので、
スライドスイッチを簡単に構成出来る様になるとともに
、特に第1実施例で示す如き、中心部で時単位と分単位
から検出するスイッチ構造が極めて簡単に構成出来ると
いう技術効果をも奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第2図、第
3図、第4図、第5図は第1図の部分平面図、第6図は
第5図の断面図であり、第7図は第2実施例を示す断面
図である。 図中において、9,109・・・・・・分針歯車、12
゜112・・・・・・時針歯車、16・・・・・・分検
出歯車、17・・・・・・時検出歯車、24.124・
・・・・・時スイッチ板、27.127・・・・・・分
スイツチ板、26・・・・・・扇形接片、135・・・
・・・第1扇形接片、137・・・・・・第2扇形接片
、117a・・・・・・第1導電パイプ、136・・・
・・・第2導電パイプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 時刻歯車と検出歯車の間に位相検出型スライドスイッチ
    を形成し、該スライドスイッチの閉成に応じて電気報時
    装置を作動させる時計において、上記両歯車の一方には
    、上記報時装置を駆動する回路に導通可能なスライド接
    片を設け、他方には、非導電材料から戒る絶縁板と、導
    電材料から成り、上記歯車の回転に伴い所定時間の間上
    記スライド接片と摺動接触する扇形スイッチ板と、導電
    パイプとから成り、上記導電パイプには、上記報時駆動
    回路に接続された他のスライド接片と摺動接触するフラ
    ンジ部と、上記絶縁板を案内する第1段部と、上記扇形
    スイッチ板を案内し固着する第2段部とを設け、上記導
    電パイプのフランジ部に対して上記絶縁板と上記扇形ス
    イッチ板を順次積み重ね、上記第2段部をカシメ加工等
    により永久変形させて上記導電パイプと上記扇形スイッ
    チ板を結合することにより、上記導電パイプと上記扇形
    スイッチ板とを常時型側的導通状態となすと共に、上記
    両者により上記絶縁板を挾持して上記3者が一体となる
    よう構成した事を特徴とする時刻検出スイッチ。
JP1977066689U 1977-05-23 1977-05-23 時計の時刻検出スイッチ Expired JPS5839437Y2 (ja)

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FR2392435A1 (fr) 1978-12-22
CH635723GA3 (ja) 1983-04-29
GB1566365A (en) 1980-04-30
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