JPS5828263B2 - 3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ - Google Patents
3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5828263B2 JPS5828263B2 JP6659375A JP6659375A JPS5828263B2 JP S5828263 B2 JPS5828263 B2 JP S5828263B2 JP 6659375 A JP6659375 A JP 6659375A JP 6659375 A JP6659375 A JP 6659375A JP S5828263 B2 JPS5828263 B2 JP S5828263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- dimethyl
- represented
- acid ester
- dihalovinyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式
(式中、
Rは一般式
で表わされる基であり、ここでYは一〇−又はCH=C
H−であり、R1は水素原子、フェノキシ基又はベンジ
ル基であり、Xは同−又は異なるハロゲンである。
H−であり、R1は水素原子、フェノキシ基又はベンジ
ル基であり、Xは同−又は異なるハロゲンである。
)で表わされる3・3−ジメチル−2−(2・2ジハロ
ビニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法
に関するものである。
ビニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法
に関するものである。
更に詳しくは、本発明は一般式
〔前記一般式において、
ある。
〕で表わされるγ
くは一般式
ハロカルボン酸エステル、
R及びXは前記に同じで
若し
〔前記一般式において、Rは前記に同じである。
〕で表わされるγ−不飽和カルボン酸エステルに一般式
(式中Xは同−又は異なる・・ロゲンである。
)
で表わされる四ハロゲン化炭素をラジカル反応条件下付
加させることにより形成される前記一般式(II)で表
わされるγ−ノ・ロカルポン酸エステルを塩基で処理す
ることを特徴とする、前記一般式(I)で表わされる3
・3−ジメチル−2−(2・2−ジハロビニル)シクロ
プロパンカルボン酸エステルを製造する方法に関するも
のである。
加させることにより形成される前記一般式(II)で表
わされるγ−ノ・ロカルポン酸エステルを塩基で処理す
ることを特徴とする、前記一般式(I)で表わされる3
・3−ジメチル−2−(2・2−ジハロビニル)シクロ
プロパンカルボン酸エステルを製造する方法に関するも
のである。
前記一般式(I)で表わされる3・3−ジメチ/L/−
2−(2・2−ジハロビニル)シクロプロパンカルボン
酸エステルは、殺虫剤としてその有用性が注目されてい
る化合物であるC M、 E 1liottet、al
、、Nature 、 246.169(1973)従
来、この3・3−ジメチル−2−(2・2−ジハロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸エステルを製造する方法
としては、3・3−ジメチル−2(2・2−ジハロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸の低級アルキルエステル
を加水分解したのち、酸ハライドに変換し、所望のアル
コールと反応させる方法が提案されている。
2−(2・2−ジハロビニル)シクロプロパンカルボン
酸エステルは、殺虫剤としてその有用性が注目されてい
る化合物であるC M、 E 1liottet、al
、、Nature 、 246.169(1973)従
来、この3・3−ジメチル−2−(2・2−ジハロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸エステルを製造する方法
としては、3・3−ジメチル−2(2・2−ジハロビニ
ル)シクロプロパンカルボン酸の低級アルキルエステル
を加水分解したのち、酸ハライドに変換し、所望のアル
コールと反応させる方法が提案されている。
〔特開昭4947531号参照〕しかし、この従来法は
、原料として一旦3・3−ジメチル−2−(2・2−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボン酸の低級アルキル
エステルを合或せねばならず、また、酸ノ・ライドを経
由する等反応工程が長く、しかもエステル化に際しては
アミン等の塩基を当量以上必要とするという欠点をもっ
ている。
、原料として一旦3・3−ジメチル−2−(2・2−ジ
ハロビニル)シクロプロパンカルボン酸の低級アルキル
エステルを合或せねばならず、また、酸ノ・ライドを経
由する等反応工程が長く、しかもエステル化に際しては
アミン等の塩基を当量以上必要とするという欠点をもっ
ている。
又、別法として3・3−ジメチル−2−(2・2−ジブ
ロムビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルを加水分
解したのち、ジシクロへキシルカルボジイミドを用いて
5−ベンジル−3−フリルメチルアルコールと脱水縮合
させる方法も提案されているCD。
ロムビニル)シクロプロパンカルボン酸エチルを加水分
解したのち、ジシクロへキシルカルボジイミドを用いて
5−ベンジル−3−フリルメチルアルコールと脱水縮合
させる方法も提案されているCD。
Brown et alj、Agr、Food
Chem、21゜767(1973)参照〕。
Chem、21゜767(1973)参照〕。
しかし、この方法においてもエステル化に高価な試剤を
必要とし、工業的に採用し難い。
必要とし、工業的に採用し難い。
本発明者等は、従来法の斯様な欠点を解決すべく鋭意検
討を重ねた結果、新規化合物である、一般式(n)で表
わされる3・3−ジメチル−4ハロー5−トリハロメチ
ル吉草酸エステルより一工程で殺虫剤としてその有用性
が注目されている一般式(I)で表わされる3・3−ジ
メチル−2(2・2−ジハロビニル)シクロプロパンカ
ルボン酸エステルを合成することが可能であることを見
い出し、ここに工業的に有利に前記シクロプロパンカル
ボン酸エステルを製造する方法を完成するに至ったもの
である。
討を重ねた結果、新規化合物である、一般式(n)で表
わされる3・3−ジメチル−4ハロー5−トリハロメチ
ル吉草酸エステルより一工程で殺虫剤としてその有用性
が注目されている一般式(I)で表わされる3・3−ジ
メチル−2(2・2−ジハロビニル)シクロプロパンカ
ルボン酸エステルを合成することが可能であることを見
い出し、ここに工業的に有利に前記シクロプロパンカル
ボン酸エステルを製造する方法を完成するに至ったもの
である。
本発明の方法で原料として用いる前記一般式(■′)で
表わされるγ−不飽和カルボン酸エステルは、例えばγ
−不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルより一工程
で容易に製造出来る(下記参考側参照)。
表わされるγ−不飽和カルボン酸エステルは、例えばγ
−不飽和カルボン酸の低級アルキルエステルより一工程
で容易に製造出来る(下記参考側参照)。
又、他方の出発物質である四・・ロゲン化炭素としては
四塩化炭素、四臭化炭素、−臭化三塩化炭素、二臭化二
塩化炭素、−沃化三フッ化炭素等を例示することが出来
る。
四塩化炭素、四臭化炭素、−臭化三塩化炭素、二臭化二
塩化炭素、−沃化三フッ化炭素等を例示することが出来
る。
これらの四ハロゲン化炭素は工業原料として用いられて
いる化合物であり容易に入手出来るものである。
いる化合物であり容易に入手出来るものである。
本発明における前記一般式(n)で表わされるγ−・・
ロカルボン酸エステルの形成工程はラジカル反応条件下
で行うことを必須の要件とするものである。
ロカルボン酸エステルの形成工程はラジカル反応条件下
で行うことを必須の要件とするものである。
ラジカル反応条件とはラジカル反応開始剤を存在せしめ
るか又は光を照射することによって達成できるものであ
る。
るか又は光を照射することによって達成できるものであ
る。
ラジカル反応開始剤としては、アゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)、過酸化ベンゾイル(BPO) 、過
酸化アセチル、過酸化ジ−t−ブチル、過酢酸t−ブチ
ル、過安息香酸t−ブチル、過フタール酸t−ブチル、
1−ブチルヒドロペルオキシド、更には遷移金属化合物
とアミン、遷移金属化合物と亜リン酸エステルの組合せ
、あるいは遷移金属カルボニル化合物などのハロゲン引
き抜き能力をもつ触媒等を例示することができる。
リル(AIBN)、過酸化ベンゾイル(BPO) 、過
酸化アセチル、過酸化ジ−t−ブチル、過酢酸t−ブチ
ル、過安息香酸t−ブチル、過フタール酸t−ブチル、
1−ブチルヒドロペルオキシド、更には遷移金属化合物
とアミン、遷移金属化合物と亜リン酸エステルの組合せ
、あるいは遷移金属カルボニル化合物などのハロゲン引
き抜き能力をもつ触媒等を例示することができる。
これらのラジカル反応開始剤はいわゆる接触量用いれば
十分である。
十分である。
反応に当っては原料化合物を等モル用い、溶媒は特に必
要としないが、所望ならば反応に直接関与しない溶媒、
例えば二硫化炭素N−N−ジメチルホルムアミド、アセ
トニトリル、エタノール、プロパツール等のアルコール
類あるいはベンゼン等の炭化水素系溶媒を用いてもよい
。
要としないが、所望ならば反応に直接関与しない溶媒、
例えば二硫化炭素N−N−ジメチルホルムアミド、アセ
トニトリル、エタノール、プロパツール等のアルコール
類あるいはベンゼン等の炭化水素系溶媒を用いてもよい
。
又四塩化炭素の如き液状物質を・・ロゲン化剤として用
いる場合にはそれ自体を多量に用いて反応を行うことが
出来る。
いる場合にはそれ自体を多量に用いて反応を行うことが
出来る。
ラジカル反応開始法として光を用いる場合には、室温及
量100℃、その他のラジカル開始剤を用いる場合には
70℃〜150℃で反応を行うのが好ましい。
量100℃、その他のラジカル開始剤を用いる場合には
70℃〜150℃で反応を行うのが好ましい。
本発明の第二工程においては、前記一般式(II)で表
わされるr−ハロカルボン酸エステルを塩基で処理する
ことを必須要件とするものである。
わされるr−ハロカルボン酸エステルを塩基で処理する
ことを必須要件とするものである。
塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ア
ルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属水素化物、アル
カリ金属アミド等を例示することができるが、反応効率
が高い点でアルカリ金属アルコキシドの使用が好ましい
。
ルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属水素化物、アル
カリ金属アミド等を例示することができるが、反応効率
が高い点でアルカリ金属アルコキシドの使用が好ましい
。
塩基の使用量は原料に対して1.5モル当量以上、好ま
しくは2モル〜5モル当量である。
しくは2モル〜5モル当量である。
反応は溶媒中で行うのが好ましく、溶媒としてはt−ア
ミルアルコール、t−ブタノール等のアルコール類、エ
ーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類ベンゼン、
トルエン等の炭化水素、N・N−ジメチルホルムアミド
等を例示することが出来る。
ミルアルコール、t−ブタノール等のアルコール類、エ
ーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル類ベンゼン、
トルエン等の炭化水素、N・N−ジメチルホルムアミド
等を例示することが出来る。
反応温度としては室温乃至は溶媒の還流温度が操作が容
易である観点から好ましい。
易である観点から好ましい。
以下実施例及び参考例により本発明を更に詳細に説明す
る。
る。
実施例 1
3・3−ジメチル−4−ペンテン酸のm−フェノキシベ
ンジルエステル245■を四塩化炭素5mlに溶解し、
耐圧管に入れ、過酸化ベンゾイル2■を加えて、アルゴ
ン置換したのち密栓し、140℃に加熱した。
ンジルエステル245■を四塩化炭素5mlに溶解し、
耐圧管に入れ、過酸化ベンゾイル2■を加えて、アルゴ
ン置換したのち密栓し、140℃に加熱した。
5時間後、過酸化ベンゾイル2■を加え、さらに5時間
140℃に保った。
140℃に保った。
この後、5時間毎に過酸化ベンゾイル2■を2回加え、
合計20時間140℃で加熱したのち冷却し、水、重曹
水、水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。
合計20時間140℃で加熱したのち冷却し、水、重曹
水、水で洗ったのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。
溶媒留去後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ベ
ンゼン)により精製し、純粋な3・3−ジメチル−4−
クロル−5トリクロルメチル吉草酸のm−フェノキシベ
ンジルエステルを3001T9えた。
ンゼン)により精製し、純粋な3・3−ジメチル−4−
クロル−5トリクロルメチル吉草酸のm−フェノキシベ
ンジルエステルを3001T9えた。
収率82%
生成物の核磁気共鳴スペクトル(CCI4、δ)7.3
5〜7.05 (m14H)、7.05〜6.75 (
m、 5H)、4.96 (s、 2H)、4.30
(d、d 、IH)、3.30〜2.80 (m、2
H)、2.57(d、LH)、2.26(a。
5〜7.05 (m14H)、7.05〜6.75 (
m、 5H)、4.96 (s、 2H)、4.30
(d、d 、IH)、3.30〜2.80 (m、2
H)、2.57(d、LH)、2.26(a。
IH)、1.15 (s、 3H)、1.07(s。
3H)
実施例 2
3・3−ジメチル−4−クロル−5−トリクロルメチル
吉草酸のm−フェノキシベンジルエステル200■を無
水テトラヒドロフラン1mlに溶解し、この溶液を水冷
下124■のナトリウム上ブトキシドを懸濁させた無水
テトラヒドロフラン5rI′Llに滴下した。
吉草酸のm−フェノキシベンジルエステル200■を無
水テトラヒドロフラン1mlに溶解し、この溶液を水冷
下124■のナトリウム上ブトキシドを懸濁させた無水
テトラヒドロフラン5rI′Llに滴下した。
1 !f間後後室温もどし、さらに1時間攪拌したのち
、塩化水素の無水エーテル溶液で中和した。
、塩化水素の無水エーテル溶液で中和した。
氷水にあげエーテル抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。
燥した。
溶媒留去後、シリカゲルカラムクロマト(ベンゼン)に
より精製し、純粋な3・3−ジメチル−2−(2・2−
ジクロルビニル)シクロプロパンカルボン酸のm−フェ
ノキシベンジルエステルを126■エタ。
より精製し、純粋な3・3−ジメチル−2−(2・2−
ジクロルビニル)シクロプロパンカルボン酸のm−フェ
ノキシベンジルエステルを126■エタ。
収率75%。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(CCIいδ)7.
50〜6.80 (m、9H)、6.25(bd)、5
.60(d、IH)、5.05(s、2H)、2.40
〜1.40 (m、 2H)、1.40〜1.05 (
m、 6H) 実施例 3 3・3−ジメチル−4−ブロム−5−トIJフロムメチ
ル吉草酸の5−ベンジル−3−フリルメチルエステル5
85mgを無水t−ブタノール3rIllに溶解した。
50〜6.80 (m、9H)、6.25(bd)、5
.60(d、IH)、5.05(s、2H)、2.40
〜1.40 (m、 2H)、1.40〜1.05 (
m、 6H) 実施例 3 3・3−ジメチル−4−ブロム−5−トIJフロムメチ
ル吉草酸の5−ベンジル−3−フリルメチルエステル5
85mgを無水t−ブタノール3rIllに溶解した。
この溶液を金属ナトリウム70m9を溶解した無水t−
ブタノール40m1に滴下し、さらに室温で3時間攪拌
を続げた。
ブタノール40m1に滴下し、さらに室温で3時間攪拌
を続げた。
その後、塩化水素のエーテル溶液で中和したのち、氷水
にあげ、エーテル抽出した。
にあげ、エーテル抽出した。
溶媒を留去することにより、3・3−ジメチル−2−(
2・2−ジブロムビニル)シクロプロパンカルボン酸の
5−ベンジル−3フリルメチルエステル154TnJi
/をえた。
2・2−ジブロムビニル)シクロプロパンカルボン酸の
5−ベンジル−3フリルメチルエステル154TnJi
/をえた。
収率35%。
このものをn−へキサンより再結晶することにより融点
65℃を有する純粋なトランス異性体を得た。
65℃を有する純粋なトランス異性体を得た。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(CDC13、δ)
7.07 (m、 6H)、6.01(d、IH)、5
.89 (s、 IH)、4.81 (s、 2H)
、3.85 (s、 2H)、2.12(ml 1H)
、1.57(dl 1H)、1.20 (s、 3H)
、1.12 (s13H) 参考例 1 3・3−ジメチル−4−ペンテン酸エチル3741nI
?トm−フェノキシベンジルアルコール400m9を反
応フラスコに入れ、乾燥トルエン10rrllに溶解し
、ナトリウムエトキシド16■を加えたのち、ディーン
・スターク型反応器をとりつげて24時間激しく加熱還
流した。
7.07 (m、 6H)、6.01(d、IH)、5
.89 (s、 IH)、4.81 (s、 2H)
、3.85 (s、 2H)、2.12(ml 1H)
、1.57(dl 1H)、1.20 (s、 3H)
、1.12 (s13H) 参考例 1 3・3−ジメチル−4−ペンテン酸エチル3741nI
?トm−フェノキシベンジルアルコール400m9を反
応フラスコに入れ、乾燥トルエン10rrllに溶解し
、ナトリウムエトキシド16■を加えたのち、ディーン
・スターク型反応器をとりつげて24時間激しく加熱還
流した。
その後、塩化水素のエーテル溶液で中和したのち、水に
あげエーテル抽出、乾燥した。
あげエーテル抽出、乾燥した。
溶媒留去後、減圧蒸留により、沸点155〜158℃/
0.3 miHgを有する3・3−ジメチル−4−ペ
ンテン酸のm−フェノキシベンジルエステル520m9
をえた。
0.3 miHgを有する3・3−ジメチル−4−ペ
ンテン酸のm−フェノキシベンジルエステル520m9
をえた。
収率70%。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(CC14、δ)7
.32−7.08 (m、4H)、7.05〜6.70
(m15H)、5.76 (d、d、 IH)、4
.92 (S、 2H)、4.96〜4.70(m。
.32−7.08 (m、4H)、7.05〜6.70
(m15H)、5.76 (d、d、 IH)、4
.92 (S、 2H)、4.96〜4.70(m。
2H)、2.22(3,2H)、1.08(s、6H)
参考例 2
参考例1においてm−フェノキシベンジルアルコールの
代りにベンジルアルコール810■ヲ用い、反応スケー
ルを3倍にした以外は同様の操作を行ない、沸点92〜
98℃/ 0.1 mmHgを有する3・3−ジメチル
−4−〈ンテン酸ベンジル1.01をえた。
代りにベンジルアルコール810■ヲ用い、反応スケー
ルを3倍にした以外は同様の操作を行ない、沸点92〜
98℃/ 0.1 mmHgを有する3・3−ジメチル
−4−〈ンテン酸ベンジル1.01をえた。
収率65%。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(CC14、δ)7
.29 (b、s、5H)、5.84 (d、d、1)
()、5.10−4.70 (m14H)、2.22(
s12H)、1.06 (516H) 実施例 4 3・3−ジメチル−4−ペンテン酸ベンジル4361n
9と四塩化炭素618m9を混合し、耐圧管に入れた。
.29 (b、s、5H)、5.84 (d、d、1)
()、5.10−4.70 (m14H)、2.22(
s12H)、1.06 (516H) 実施例 4 3・3−ジメチル−4−ペンテン酸ベンジル4361n
9と四塩化炭素618m9を混合し、耐圧管に入れた。
ついでN−N−ジメチルホルムアミド440■に塩化第
二鉄の六本塩38■、n−ブチルアミン41m9を混合
した溶液を加えた。
二鉄の六本塩38■、n−ブチルアミン41m9を混合
した溶液を加えた。
管内をアルゴン置換したのち密栓し、120℃に8時間
加熱した。
加熱した。
冷却後、エーテル50m1を加え水洗したのち、希塩酸
、水、のち重曹水で洗滌し、最後に水洗し、乾燥した。
、水、のち重曹水で洗滌し、最後に水洗し、乾燥した。
溶媒留去後シリカゲルカラムクロマト(ベンゼン)によ
り精製し、純粋な3・3−ジメチル−4−クロル−5−
トリクロルメチル吉草酸ベンジル4707Qをえた。
り精製し、純粋な3・3−ジメチル−4−クロル−5−
トリクロルメチル吉草酸ベンジル4707Qをえた。
収率63%
生成物の核磁気共鳴スペクトル(CCIいδ)7.22
(b、s、5H)、4.98 (s、 2H)、4.
31 (d、dllH)、3.32〜2.80 (m。
(b、s、5H)、4.98 (s、 2H)、4.
31 (d、dllH)、3.32〜2.80 (m。
2H)、2.58(d、IH)、2.28(d。
IH,)、1.17(s、3H)、1.08(s、3H
) 実施例 5 3・3−ジメチル−4−クロル−5−トリクロルメチル
吉草酸ベンジル335.7■を無水テトラヒドロフラン
2mlに溶解した。
) 実施例 5 3・3−ジメチル−4−クロル−5−トリクロルメチル
吉草酸ベンジル335.7■を無水テトラヒドロフラン
2mlに溶解した。
この溶液を水冷下192m9のナトリウムt−ブトキシ
ドを懸濁した無水テトラヒドロフラン8mlに滴下した
。
ドを懸濁した無水テトラヒドロフラン8mlに滴下した
。
2時間後室温にもどし、さらに30分攪拌を続げた。
氷冷しながら塩化水素の乾燥エーテル溶液で中和したの
ち、氷水にあげエーテル抽出した。
ち、氷水にあげエーテル抽出した。
重曹水、食塩水で洗滌したのち乾燥した。
溶媒を留去したのち、減圧蒸留により沸点114〜11
8°C10,13關Hgを有する3・3−ジメチル−2
(2・2−ジクロルビニル)シクロプロパンカルボン酸
ベンジルを2101n9えた。
8°C10,13關Hgを有する3・3−ジメチル−2
(2・2−ジクロルビニル)シクロプロパンカルボン酸
ベンジルを2101n9えた。
収率78%。
生成物の核磁気共鳴吸収スペクトル(CCI4、δ)7
.22 (bs、5H)、6.18〜5.50 (d。
.22 (bs、5H)、6.18〜5.50 (d。
IH)、5.01 (S、 2H)、2.40〜1.5
0 (m、2H)、1.42〜1.05 (m16H)
。
0 (m、2H)、1.42〜1.05 (m16H)
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされるγ−ハロカルボン酸エステルを塩基で処理
することを特徴とする、一般式 で表わされる3・3−ジメチル−2−(2・2ジハロビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法〔
前記一般式において、Rは一般式で表わされる基であり
、ここでYは一〇−又はCH=CH−であり、R1は水
素原子、フェノキシ又はベンジル基であり、Xは同−又
は異なるハロゲンである。 〕。2 一般式 で表わされるγ−不飽和カルボン酸エステルに一般式C
X4で表わされる四ハロゲン化炭素をラジカル反応条件
下付加させることにより形成せる一般式 で表わされるγ−ハロカルボン酸エステルを塩基で処理
することを特徴とする、一般式 で表わされる3・3−ジメチル〜2−(2・2ジハロビ
ニル)シクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法〔
前記一般式において、Rは一般式で表わされる基であり
、 ここでYは 又は CH=CH−であり、R1は水素原子、フェノキシ基又
はベンジル基であり、Xは同−又は異なる・・ロゲンで
ある。 〕。
Priority Applications (45)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6659375A JPS5828263B2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ |
IN1621/CAL/75A IN142702B (ja) | 1974-09-10 | 1975-08-20 | |
IL53593A IL53593A (en) | 1974-09-10 | 1975-08-20 | halo hexan-(hexen)ioc and 2-haloethyl cyclopropanecarboxylic acid derivatives as intermediates for the preparatiionof esters fo dihalovinylcyclopropane anecarboxylic acids |
US06/606,807 US4681953A (en) | 1974-09-10 | 1975-08-22 | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates |
AU84256/75A AU491852B2 (en) | 1975-08-26 | Preparation of certain cyclopropane-carboxylate esters | |
IE1891/75A IE43065B1 (en) | 1974-09-10 | 1975-08-28 | Process for the preparation of esters of dihalovinyl-cyclopropanecarboxylic acids |
CA000234464A CA1212685A (en) | 1974-09-10 | 1975-08-29 | Process for the preparation of esters of dihalovinylcyclopropanecarboxylic acids |
GB36340/75A GB1520443A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-03 | Process for the preparation of esters of dihalovinycyclo-propanecarboxylic acids |
GB336177A GB1520446A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-03 | Process for the preparation of esters of vinyl-cyclopropanecarboxylic acids |
GB52795/76A GB1520445A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-03 | Cyclopropanecarboxylates |
GB50530/76A GB1520444A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-03 | Preparation of unsaturated ethers and esters |
NLAANVRAGE7510479,A NL185513C (nl) | 1974-09-10 | 1975-09-05 | Werkwijze voor de bereiding van een dihalogeenvinylcyclopropaancarboxylaat. |
CH1161375A CH630891A5 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-08 | Verfahren zur herstellung von 2-dihalogenvinylcyclopropancarbonsaeureestern. |
DE2539895A DE2539895C2 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-08 | Verfahren zur Herstellung von 2- Dihalogenvinylcyclopropancarbonsäureestern |
DE2560240A DE2560240C2 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-08 | Hexansäure-, Hexensäure- und Cyclopropancarbonsäureester |
NZ18303575A NZ183035A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Esters of hexanoic or hexenoic acid derivatives ethyl-2-( , , -trichloroethyl)-3,3-dimenthyl-cyclopropane-carboxylate and 1,1-diethoxy-1-(3-methyl-2-buten-1-yloxy)-ethane |
SU752170851A SU664558A3 (ru) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Способ получени сложных эфиров дигалоидвинилциклопропан карбоновых кислот |
DK402075A DK158614C (da) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Fremgangsmaade til fremstilling af et dihalogenvinylcyclopropancarboxylat |
HU19475A HU185211B (en) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Process for producing hexane-carboxylic acid derivatives |
NZ178641A NZ178641A (en) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Esters of vinylcycloprpane carboxylic acids and intermediates |
NO75753085A NO147792C (no) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Fremgangsmaate for fremstilling av estere av dihalogen-vinylcyklopropankarboksylsyrer |
FR7527596A FR2318143A1 (fr) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Procede pour l'obtention de cyclopropanes substitues, notamment utiles comme insecticides pyrethroides |
SE7510042A SE435618B (sv) | 1974-09-10 | 1975-09-09 | Forfarande for framstellning av estrar av dihalogenvinylcyklopropankarboxylsyror |
DD188270A DD122678A5 (ja) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | |
CS616475A CS212300B2 (cs) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Způsob přípravy esterů dihalogenvinyfcyklopropankarboxylové kyseliny |
MX487775U MX5591E (es) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Proceso para la preparacion de esteres de los acidos dihalovinilciclopropanocarboxilicos |
DD7500196142A DD128297A5 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Verfahren zur herstellung von cyclopropancarbonsaeureestern |
TR2087675A TR20876A (tr) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Dihalo-vinilsiklopropankarboksilli asidlerin esterlerinin imaline mahsus usul |
MX10052375U MX5451E (es) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Proceso para preparar carboxilato de dihalovinilciclopropano |
DD7500196145A DD128352A5 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Verfahren zur herstellung von gamma-ungesaettigten carbonsaeureestern |
DD7500196141A DD128351A5 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Verfahren zur herstellung von ungesaettigten carbonsaeureestern |
DD7500196143A DD128298A5 (de) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Verfahren zur herstellung von trihalogencyclopropancarbonsaeureestern |
BE159921A BE833278A (fr) | 1974-09-10 | 1975-09-10 | Procede pour l'obtention de cyclopropanes substitues, notamment utilescomme insecticides pyrethroides |
FR7621448A FR2333774A1 (fr) | 1974-09-10 | 1976-07-13 | Harlocarboxylates substitues, utilisables comme intermediaires pour la fabrication d'insecticides pyrethroides |
FR7621447A FR2318144A1 (fr) | 1974-09-10 | 1976-07-13 | Procede pour l'obtention de vinylcyclopropane carboxylates |
IN1919/CAL/1976A IN143561B (ja) | 1974-09-10 | 1976-10-20 | |
NO763933A NO148414C (no) | 1974-09-10 | 1976-11-18 | 4,6,6,6-tetrahalogenkarboksylsyre-estere for anvendelse som mellomprodukt ved fremstilling av estere av dihalogenvinyl-cyklopropankarboksylsyrer |
NO763934A NO763934L (ja) | 1974-09-10 | 1976-11-18 | |
IL53593A IL53593A0 (en) | 1974-09-10 | 1977-12-13 | Intermediates for the preparation of esters of dihalovinylcyclopropanecarboxylic acids |
DK263479A DK158461C (da) | 1974-09-10 | 1979-06-22 | 4,6,6,6-tetrahalogencarboxylsyreestere til anvendelse som mellemprodukter ved fremstilling af dihalogen-vinylcyclopropancarboxylater |
TR2086679A TR20866A (tr) | 1974-09-10 | 1979-09-06 | Dihalo-vinilsiklopropankarboksilli asidlerin esterlerinin imaline mahsus usul |
TR2086879A TR20868A (tr) | 1974-11-30 | 1979-09-06 | Dihalo-oenilsiklopropankarboksilli asidlerin esterlerinin imaline mahsus usul |
CH722281A CH641146A5 (en) | 1974-09-10 | 1981-11-10 | Process for the preparation of 2-dihalovinylcyclopropanecarboxylic acid esters |
US06/507,998 US4833266A (en) | 1974-09-10 | 1983-06-27 | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates |
US07/343,318 US4999451A (en) | 1974-09-10 | 1989-04-26 | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6659375A JPS5828263B2 (ja) | 1975-06-04 | 1975-06-04 | 3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51143645A JPS51143645A (en) | 1976-12-10 |
JPS5828263B2 true JPS5828263B2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=13320375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6659375A Expired JPS5828263B2 (ja) | 1974-09-10 | 1975-06-04 | 3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828263B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1981002892A1 (en) * | 1980-04-10 | 1981-10-15 | Dainippon Jochugiku Kk | Cyclopropanecarboxylic acid ester derivatives,process for their preparation,and insecticidal and acaricidal composition containing such as effective ingredients |
-
1975
- 1975-06-04 JP JP6659375A patent/JPS5828263B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51143645A (en) | 1976-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU634662A3 (ru) | Способ получени -цианобензилциклопропанкарбоксилатов | |
US4999451A (en) | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates | |
JPS6351136B2 (ja) | ||
JPS5828263B2 (ja) | 3 3− ジメチル −2−(2 2− ジハロビニル ) シクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ | |
JPS62161740A (ja) | フエニルプロピオン酸誘導体の製法 | |
JPS6213938B2 (ja) | ||
JPH0129783B2 (ja) | ||
JPS5819661B2 (ja) | ガンマ− − ハロ−カルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ | |
JP3839051B2 (ja) | 殺虫剤の中間体として有用性のあるハロゲン化エステル類 | |
JPS5821902B2 (ja) | アルフア− チカンシクロプロパンカルボンサンエステルノ セイゾウホウホウ | |
TW584624B (en) | Method for preparing cyclohexane carboxylic acids | |
US4454343A (en) | Intermediates in a process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates | |
JPS602296B2 (ja) | 不飽和カルボン酸およびその製法 | |
JPS6059221B2 (ja) | アルキルシクロプロピルケトン誘導体の製造方法 | |
JPH0244459B2 (ja) | ||
JP5005197B2 (ja) | 多環式エステル | |
GB2026483A (en) | Cyclopropane derivatives | |
GB2065118A (en) | 2-(2',2'-dichloro-3',3',3'-trifluoropropyl)- and 2-(2',2',3'-trichloro-3',3'-difluoropropyl)-4-chlorocyclobutan-1-ones | |
US4681953A (en) | Process for preparing dihalovinylcyclopropanecarboxylates | |
JPS5821901B2 (ja) | 2−(2,2−ジクロルビニル)−3,3−ジメチルシクロプロパンカルボン酸エステルの製造方法 | |
JPS5822463B2 (ja) | チカンビニルキオユウスル シクロプロパンカルボンサンユウドウタイノセイホウ | |
JPS5940383B2 (ja) | ブラシル酸ジエステルの製造方法 | |
JPS58131937A (ja) | 置換シクロプロパンカルボン酸及びその製造法 | |
JPS5850208B2 (ja) | シクロプロパンカルボンサンユウドウタイノ セイゾウホウホウ | |
JPH0617332B2 (ja) | ラセミ―トランス―第一菊酸類の製造方法 |