JPS5828231A - 米菓類の製造法 - Google Patents

米菓類の製造法

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JPS5828231A
JPS5828231A JP57105171A JP10517182A JPS5828231A JP S5828231 A JPS5828231 A JP S5828231A JP 57105171 A JP57105171 A JP 57105171A JP 10517182 A JP10517182 A JP 10517182A JP S5828231 A JPS5828231 A JP S5828231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
rice
fat
lecithin
rice cake
Prior art date
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Pending
Application number
JP57105171A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Nonaka
野中 隆文
Yuzuru Otsuka
譲 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
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Publication of JPS5828231A publication Critical patent/JPS5828231A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は米菓類の製造法に関し、その目的とするところ
は品質、風味、保存安定性並びtこ取り扱いtこ優れた
米菓類を提供するtこある。
本発明でいう米菓類とは、あられ、せんべいなど、米ま
たは米粉を主原料とした焼菓子をいう。
従来、米菓類コーティング用油脂としては、大豆油、ナ
タネ油、コーン油、米油、綿実油等の植物性液体油、或
いはパーム油、ヤシ油、パーム核油等の植物性固体脂、
更にはこれらの油脂の水添硬化油脂が使用されて来た。
しかしながら、油脂tこてコーティングされた米菓類は
夏期tこでも3ケ月間位は風味の変化、油脂の酸敗がな
く賞味出来ることが要求されるが、上記液体油の場合t
こはこの点を充足することができない。一方、固体脂の
場合には、保存安定性は良好であるが、他の要求される
特性、即ち冬期低温下でも油脂でコーティングされた米
菓類の表面のつややてりが消失(通常”白ボケ”と呼ば
れている現象)しないこと、及び清風味と適宜なブタ味
が付与されていることが要求されるが、これらの点tこ
於いて満足できるものではない。特に風味の点tこ於い
て、ヤシ油やパーム核油は石鹸具が、水添硬化油は水添
具を躯え、米菓類、コーティング用油脂としては不向き
である。そこで、これらの欠点なく、前記の要求される
主要3特性を満足する油脂として上記液体油と固体脂混
合油脂が考えられるが、全ての点に於いである程度の満
足を与えるが、必ずしも特tこ優れたものとはならない
また、米菓原料に油をスプレィする場合には、固型物或
いは沈澱物が混入するとスプレィノズルをつまらせ均一
な霧状tこ塗布することができなくなるが、米菓原料を
油に浸漬する場合會こけ融点があまり高いと油脂が好ま
しくコーティングできない。
そこで、本発明者らはこれら相反する要求特性を満足す
る米菓類を、製造すべく鋭意研究を行った結果、米菓類
の製造法tこおいて、40ないし80重量−の植物性液
体油と、20ないし60’重量%のパーム油(パーム分
別液体油を含む)及び0.15ないしシ3Cの油脂組成
物に米菓原料を浸漬すること1こまって油脂をコーティ
ングすると、作業性よく仕上りも良い米菓が製造できる
。また、本発明で用いる油脂組成物にあっては、上記・
の特性を充分tこ満足すること、更tこ取り扱いの作業
性が。
極めて優れておりほぼ液体油並みであることを見(・出
した 更tこ、油脂コーティングと同時に水溶性調味料
で調味付けを行う場合があるが、本組成物の場合極めて
均一に油脂コーティング及び調味付けされた米菓が得ら
れるなどの効果を認め本発明を完成するに至りio 本発明1こて使用する植物性液体油としては先述した如
く、大豆油、ナタネ油、コーン油、米油、綿実油、及び
これらの混合油であり、目的とする米菓類の特性tこ応
じその種類は自由に選択することとなる。風味、保存安
定性等の観点から、特tこ米油、コーン油、又はこれら
を主体とする混合植物性液体油が好ましく用いられる。
一方、パーム油としては二り−ム固′体脂;パーム分別
4液体島が使用される。°植物性液体油とパーム油′の
配合は植物性液体油が40ないし、80重量%、・パー
°ム油が“20ないし一60゛重量%?こそ行なわれ、
使用鋪脂の。
種□類及び使珀目的tこ応じこの範囲内tこて上昇融点
が23C以下になる様tこ配分比は決定することtこな
る。又、上昇融点の下限は特tこ限定されるものではな
いが、5C以上が好ましく選択される、。
一方、上゛記油脂組成物に含有せしめるレシチンとして
は動物性レシチンでもよいが、油糧種子より取得された
レシチン、特に大豆レシチンが効果、大量入手可能性及
び価格の点で有利である。レシチンの好適使用量は油脂
組成により異るが、同組成物tこ対し0.1重量%以上
、好ましくは0.2チ以りにて効果は発現し、2チ以下
好ましくは1%以下にて使用される。2チを越えて使用
してもよいが所謂レシチン臭を付榮し風味上好ましくな
い。
このような油脂組成物に、米菓原料を浸漬すること1こ
よって油脂をコーティングする。米菓原料は常法で用い
られている米または米粉を使用でき、うるち米を原料と
したせんべい生地であっても、もち米を用いるあられで
あってもよい。また、浸漬後、必要ならば食塩などの調
味料をまぶして常法により乾燥すれば均一に油脂がコー
ティングされた米菓を製造することができる。
以上の説明tこて明らかな通り、本発明tこ用いる油脂
組成物は風味、保存安定性、取り扱い等に優れた米菓類
コーティング用組成物であり、この油脂を用い米菓原料
を浸漬することtこよって油脂をコーティングすると、
作業性よく仕上りも良い米菓が得られる。
次に、実施例tこより本発明の詳細な説明する。
実施例1 表1に示す各種油脂組成物を調整し、次の方法tこて油
脂コーティング米菓を試作し、使用油脂組成物の品質を
評価した。結果を表1に示す。
く米菓の製造方法〉 膨化せんべい生地(水分48チ)を60.rに加温した
各種油脂組成物に浸漬し、振切り後、食塩を生地重量に
対し1%にてまぶし試作品とした。
この場合の油脂含量は約13%であった。
〈評価方法〉 り保存後の風味 ■ 作りたての風味 ○ やや味は落ちているが、十分おいしく食せる。
△ やや変敗した風味は感じられるが食せる。
× 変敗した風味強く食せない。
11)外観(白ぼけ) 5C1こ1日放置後表面の艶の消失具合を観察111)
油風味及びコク 液体油単独で製した製品と、試作品との間で官能的にそ
の風味、iコクが異るか否かを判定した。
表     1 実施例2 内容積200tの米菓ディビイング装置tこ、60Cに
加温した米油50.%、パーム分別油50チ、レシチン
0.7チの配合油451とたまり醤油9tを投入し、そ
なえ付けの循環ポンプを約10分間駆動し、充分混合し
た。
混合終了后;ディピング装置のあみかごに入れた膨化済
みのあられを浸せきし、振切りし、た後、所定の乾燥を
行いあられ製品とした。
この浸せき操作を経時的に行い、製品□を作り、各々あ
られの油分量と塩分濃度を測定した。一方 。
上記配合油のかわりに米油を使った場合tこりぃて同様
の操徨を行った後、“同様の測定を行った。゛結果を表
21こ示す。   。
表    2 表2の結果より、配合油の場合、混合操作をし終えた後
も長時間に亘り油と塩のバランスが保たれたあられが得
られる。
一方、米油単独の場合は、混合操作の終了後時間が経過
するtこつれ得られるあられの油と塩のバランスが悪く
なることが明らかである。
実施例3 米菓からかけ装置を使用し、レシチン添加量と表の如く
変えた油脂(コーン油50%、パーム分別油50%の配
合油を使用)を焙焼生地1こまぶした(油脂の対生地重
量は約10チ)。更tこ、生地重量tこ対して、食塩1
チ、「味の素」0.2%の調味料混合粉末をまぶして製
品とした。
同じ焙焼生地Vこ表tこ示す油脂組成物を加温した後、
スベレーした(油脂の対生地重量は約5%)。
更1こ生地に上記と同量の調味料混合粉末をまぶして製
品とした。
(評価方法) 残存調味料の割合 対生地重量tこ対して、食塩と1味の素」の上記比率の
ものを1.2チ重量となる様tこ投入し、がらがけ装置
を約5分回転させた後1こ、製品を取り出し、装置内t
こ残った調味料粉末重量を、最初に投入した重量に対す
る割合で表わした。
結果を表3に示す。
表    3 浸漬法のほうがpov1風味が長期保存してもよい値を
示した。油脂と調味料のバランスも、浸漬法のほうが好
ましく、特にレシチンの添加量を調整することtこまっ
て任意の量tこ設定することができた。
特許出願人 味の素株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 米菓類の製造法tこおいて、40ないし80重量%の植
    物性液体油と、20ないし60重量%のパーム油(パー
    ム分別液体油を含む)及び0.1ないし2重量%のレシ
    チンよりなり、上昇融点が5ないし23rの油脂組成物
    tこ、米菓原料を浸漬することによって油脂をコーティ
    ングすることを特徴とする米菓類の製造法。
JP57105171A 1982-06-18 1982-06-18 米菓類の製造法 Pending JPS5828231A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57105171A JPS5828231A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 米菓類の製造法

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JP57105171A JPS5828231A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 米菓類の製造法

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10078977A Division JPS5435244A (en) 1977-08-23 1977-08-23 Oil and fat composition for coating rice confectioneries

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5828231A true JPS5828231A (ja) 1983-02-19

Family

ID=14400230

Family Applications (1)

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JP57105171A Pending JPS5828231A (ja) 1982-06-18 1982-06-18 米菓類の製造法

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2841097A1 (fr) * 2002-06-24 2003-12-26 Bridor Corps gras vegetal et son utilisation dans des preparations alimentaires
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JP2019208466A (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 阿部幸製菓株式会社 食用油漬け食品及び食用油漬け食品の製造方法

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