JPS5827867Y2 - マスタシリンダのブレ−キフリユ−ド吹上げ防止装置 - Google Patents
マスタシリンダのブレ−キフリユ−ド吹上げ防止装置Info
- Publication number
- JPS5827867Y2 JPS5827867Y2 JP10403279U JP10403279U JPS5827867Y2 JP S5827867 Y2 JPS5827867 Y2 JP S5827867Y2 JP 10403279 U JP10403279 U JP 10403279U JP 10403279 U JP10403279 U JP 10403279U JP S5827867 Y2 JPS5827867 Y2 JP S5827867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake fluid
- blow
- prevention device
- port
- prevention member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマスクシリンダのブレーキフリュード吹上げ防
止装置に関するものである。
止装置に関するものである。
車両用マスクシリンダに於ては、空気抜き時或いは作動
時にブレーキ系からのブレーキフリュードが吹上かり、
リザーバタンク内のブレーキフリュードを泡たたせる。
時にブレーキ系からのブレーキフリュードが吹上かり、
リザーバタンク内のブレーキフリュードを泡たたせる。
そしてこのような状態で、マスクシリンダのピストンを
作動させると、圧力室へエアを浸入したブレーキフリュ
ードが吹込まれ、いわゆるエアの噛込みが生じ、このた
めエアの量だけピストンの無効ストロークが増大し、円
滑な作動に支障をきたしていた。
作動させると、圧力室へエアを浸入したブレーキフリュ
ードが吹込まれ、いわゆるエアの噛込みが生じ、このた
めエアの量だけピストンの無効ストロークが増大し、円
滑な作動に支障をきたしていた。
本考案は前記の問題点を解消するもので、天板部を有す
る吹上げ防止部材をリザーバタンク底部の支持部に弾性
的に圧入固定し、リリーフポート上方に天板部を位置せ
しめることにより、リリーフポートからのブレーキフリ
ュードの吹上げを阻止し、リザーバタンク内の泡たちを
防止すると共にリザーバタンク底部に簡単確実に固定し
、かつ吹上げ防止部材を簡単な構成とし−ク゛レーキフ
リユニードを有効に使用できるようにしたことを特徴と
するものである。
る吹上げ防止部材をリザーバタンク底部の支持部に弾性
的に圧入固定し、リリーフポート上方に天板部を位置せ
しめることにより、リリーフポートからのブレーキフリ
ュードの吹上げを阻止し、リザーバタンク内の泡たちを
防止すると共にリザーバタンク底部に簡単確実に固定し
、かつ吹上げ防止部材を簡単な構成とし−ク゛レーキフ
リユニードを有効に使用できるようにしたことを特徴と
するものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
まず、第１図、第２図に示す実施例起ついて説明すると
、１はマスクシリンダボディ、２はマスクシリンダボデ
ィ１に形成されたシリンダ３内に摺動可能に設けられた
ピストン、４はマスクシリンダボディ１と一体に形成し
たりザーバタンクで、リザーバタンク４の底部５には圧
力室６に通じるリリーフポート７及びサプライポート８
が形成されている。
、１はマスクシリンダボディ、２はマスクシリンダボデ
ィ１に形成されたシリンダ３内に摺動可能に設けられた
ピストン、４はマスクシリンダボディ１と一体に形成し
たりザーバタンクで、リザーバタンク４の底部５には圧
力室６に通じるリリーフポート７及びサプライポート８
が形成されている。
そしてこのサプライポート８の外周にはリザーバタンク
４の底部５より一定の深さに切吹き９が形成されている
。
４の底部５より一定の深さに切吹き９が形成されている
。
１０は吹上げ防止部材で、円筒状の取付部１１と該取付
部１１の上端から外方へ帯状に突出した天板部１２とか
らなり、取付部１１の側壁にはスリット１３が形成され
ている。
部１１の上端から外方へ帯状に突出した天板部１２とか
らなり、取付部１１の側壁にはスリット１３が形成され
ている。
この取付部１１はスリット１３の存在により半径方向内
方へ容易に圧縮することができ、サプライポート８の支
持部に簡単に圧入され、圧入後は取付部１１が半径方向
外方へ拡がり、弾性的な締め代が与えられて吹上げ防止
部材１０は切欠き９に弾性的に圧入され確実に固定され
る。
方へ容易に圧縮することができ、サプライポート８の支
持部に簡単に圧入され、圧入後は取付部１１が半径方向
外方へ拡がり、弾性的な締め代が与えられて吹上げ防止
部材１０は切欠き９に弾性的に圧入され確実に固定され
る。
そして、天板部１２はリリーフポート７の上方に位置し
て該ポートを覆い空気抜き時或いは作動時に圧力室６か
らブレーキフリュードが吹上がることを防止している。
て該ポートを覆い空気抜き時或いは作動時に圧力室６か
らブレーキフリュードが吹上がることを防止している。
第３図、第４図は本考案の第２の実施例を示すものであ
る。
る。
この実施例は円筒状の取付部１１の上部を天板部１２で
塞ぎキャンプ状に形成した吹上げ防止部材１０の取付部
１１をリリーフポート７の杼み付は穴１４に前記実施例
と同様に弾性的に圧入固定しリリーフポート７を覆った
もので、ブレーキフリュードはスリット１３を通って圧
力室６へ侵入できるようにしている。
塞ぎキャンプ状に形成した吹上げ防止部材１０の取付部
１１をリリーフポート７の杼み付は穴１４に前記実施例
と同様に弾性的に圧入固定しリリーフポート７を覆った
もので、ブレーキフリュードはスリット１３を通って圧
力室６へ侵入できるようにしている。
第５図乃至第７図は本考案の第３の実施例を示すもので
ある。
ある。
この実施例はリリーフポート７の外周に開口部１５を有
する円柱状の凸部１６を突出して形成し、キャンプ状の
吹上げ防止部材１０をスリット１３が開口部１５に対応
するようにして該凸部１６に上方より被せて圧入してリ
リーフポート７を覆ったもので、圧入後は取付部１１が
半径方向内方へ締まり吹上げ防止部材１０は凸部１６に
弾性的かつ確実に圧入固定される。
する円柱状の凸部１６を突出して形成し、キャンプ状の
吹上げ防止部材１０をスリット１３が開口部１５に対応
するようにして該凸部１６に上方より被せて圧入してリ
リーフポート７を覆ったもので、圧入後は取付部１１が
半径方向内方へ締まり吹上げ防止部材１０は凸部１６に
弾性的かつ確実に圧入固定される。
なお、吹上げ防止部材１０をリリーフポート或いはその
近傍に設ける場合の前記実施例ではスリット１３によっ
て弾性的に圧入固定すると共にスリット１３をブレーキ
フリュードが流通するようにしたがスリット１３を弾性
支持用に短く形成し、ブレーキフリュードの流通用の通
孔を吹上げ防止部材１０の側壁に別途形成してもよい。
近傍に設ける場合の前記実施例ではスリット１３によっ
て弾性的に圧入固定すると共にスリット１３をブレーキ
フリュードが流通するようにしたがスリット１３を弾性
支持用に短く形成し、ブレーキフリュードの流通用の通
孔を吹上げ防止部材１０の側壁に別途形成してもよい。
本考案は上記の如く、天板部を有する吹上げ防止部材を
リザーバタンク底部の支持部に圧入固定し、リリーフポ
ートの上方に天板部を位置せしめ、リリーフポートを覆
ったから、空気抜き時或は作動時に圧力室からブレーキ
フリュードが吹上がることは阻止され、リザーバタンク
内にはブレーキフリュードの吹上げによる泡たちの発生
は防止され、ピストンを作動することによりリザーバタ
ンク内のブレーキフリュードが圧力室内に吸込まれても
、圧力室にエアを吸込むことはなく、円滑かつ安定した
ブレーキ制御を行うことができる。
リザーバタンク底部の支持部に圧入固定し、リリーフポ
ートの上方に天板部を位置せしめ、リリーフポートを覆
ったから、空気抜き時或は作動時に圧力室からブレーキ
フリュードが吹上がることは阻止され、リザーバタンク
内にはブレーキフリュードの吹上げによる泡たちの発生
は防止され、ピストンを作動することによりリザーバタ
ンク内のブレーキフリュードが圧力室内に吸込まれても
、圧力室にエアを吸込むことはなく、円滑かつ安定した
ブレーキ制御を行うことができる。
更に取付部にスリットを形成し弾性を持たせたので、容
易に支持部に圧入することができ固定は簡単、確実であ
ると共に吹上げ防止部材は天板部と取付部とを一体に形
成し、リリーフポートを覆う簡単な構造であるから、リ
ザーバタンク内のブレーキフリュードを減少することな
く有効に使用することができる等極めて優れた考案であ
る。
易に支持部に圧入することができ固定は簡単、確実であ
ると共に吹上げ防止部材は天板部と取付部とを一体に形
成し、リリーフポートを覆う簡単な構造であるから、リ
ザーバタンク内のブレーキフリュードを減少することな
く有効に使用することができる等極めて優れた考案であ
る。
第１図、第２図は、吹上げ防止部材をサプライポートに
弾性的に圧入固定した実施例を示すもので、第１図は断
面図、第２図は平面図、第３図。 第４図は、吹上げ防止部材をリリーフポートに弾性的に
圧入固定した実施例を示すもので、第３図はＸ側面図、
第４図はＸ断面図、第５図乃至第７図は吹上げ防止部材
をＩＪ ＩＪ−フポートの近傍に設けた凸部に弾性的に
圧入固定した実施例を示すもので、第５図は側面図、第
６図は平面図、第７図は断面図である。 １はマスクシ１ノンダボデイ、４はリザーバタンク、６
は圧力室、７はＩＪ ＩＪ−フポート、８はサプライポ
ート、１０は吹上げ防止部材で、１１は取付部、１２は
天板部、１３はスリット、１６は凸部である。
弾性的に圧入固定した実施例を示すもので、第１図は断
面図、第２図は平面図、第３図。 第４図は、吹上げ防止部材をリリーフポートに弾性的に
圧入固定した実施例を示すもので、第３図はＸ側面図、
第４図はＸ断面図、第５図乃至第７図は吹上げ防止部材
をＩＪ ＩＪ−フポートの近傍に設けた凸部に弾性的に
圧入固定した実施例を示すもので、第５図は側面図、第
６図は平面図、第７図は断面図である。 １はマスクシ１ノンダボデイ、４はリザーバタンク、６
は圧力室、７はＩＪ ＩＪ−フポート、８はサプライポ
ート、１０は吹上げ防止部材で、１１は取付部、１２は
天板部、１３はスリット、１６は凸部である。
Claims (4)
- （１） 天板部を有する吹上げ防止部材をリザーバタ
ンク底部の支持部に弾性的に圧入固定し、リリーフポー
ト上方に前記天板部を位置せしめたことを特徴とするマ
スクシリンダのブレーキフリュード吹上げ防止装置。 - （２）支持部はサプライポートである実用新案登録請求
の範囲第１項記載のマスクシリンダのブレーキフリュー
ド吹上げ防止装置。 - （３）支持部はＩＪ ＩＪ−フポートである実用新案登
録請求の範囲第１項記載のマスクシリンダのブレーキフ
リュード吹上げ防止装置。 - （４）支持部はサプライポート若しくはＩＪ ＩＪ−フ
ポートの近傍に形成した凸部又は凹部である実用新案登
録請求の範囲第１項記載のマスクシリンダのブレーキフ
リュード吹上げ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10403279U JPS5827867Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | マスタシリンダのブレ−キフリユ−ド吹上げ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10403279U JPS5827867Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | マスタシリンダのブレ−キフリユ−ド吹上げ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621267U JPS5621267U (ja) | 1981-02-25 |
| JPS5827867Y2 true JPS5827867Y2 (ja) | 1983-06-17 |
Family
ID=29336730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10403279U Expired JPS5827867Y2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | マスタシリンダのブレ−キフリユ−ド吹上げ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03195484A (ja) * | 1989-12-26 | 1991-08-27 | Ono Kiko Kk | たばこ葉乾燥機 |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP10403279U patent/JPS5827867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5621267U (ja) | 1981-02-25 |
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