JPH0354058Y2 - - Google Patents

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JPH0354058Y2
JPH0354058Y2 JP1424087U JP1424087U JPH0354058Y2 JP H0354058 Y2 JPH0354058 Y2 JP H0354058Y2 JP 1424087 U JP1424087 U JP 1424087U JP 1424087 U JP1424087 U JP 1424087U JP H0354058 Y2 JPH0354058 Y2 JP H0354058Y2
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JP
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cap
hole
hydraulic fluid
reservoir body
opening
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JP1424087U
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、車両等で用いられるマスタ
シリンダに好適な作動液リザーバに関する。
〔従来の技術〕
従来の、この種の作動液リザーバは、例えば、
実開昭60−13428号公報に示されるように、内部
に作動液を貯える筒状のリザーバ本体の開口部を
キヤツプ装置で油密に蓋をしてなり、マスタシリ
ンダと連絡される上記リザーバ本体には磁石付フ
ロートとリードスイツチからなる液面検知装置が
設けられる。キヤツプ装置は、作動液リザーバに
呼吸機能を持たせるために、リザーバ本体の開口
部に外嵌螺着されるキヤツプカバーと、該キヤツ
プカバー内面との間に空間を形成して上記開口部
を栓状に塞ぐキヤツプとからなる二重構造とし、
このキヤツプの中央部寄りの部位に大気連絡用の
通孔を設けるとともに、上記空間内に大気連絡用
の通孔を通してリザーバ本体内部と連通する室を
形成し該室の上端開口を座とする逆止弁体を取着
してあり、更に、上記通孔を通して上記室内に作
動液が侵入するのを防止するためにキヤツプ下面
中央部から該キヤツプ下面に対して間隙を隔てて
広がる板状のバツフルを形成してある。キヤツプ
装置は、リザーバ本体の開口部内面との間を密封
するためのシール部材をキヤツプ外周に嵌着して
該キヤツプをリザーバ本体に嵌合した上、キヤツ
プカバーをリザーバ本体に螺着して取り付けら
れ、キヤツプは、その周部をキヤツプカバーでリ
ザーバ本体開口部端面に押圧されて固定される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、キヤツプに形成されるバツフルはそ
の目的上、キヤツプ下面に対して比較的小さな間
隔を隔てて該キヤツプ下面に沿つて広がるように
形成され、バツフルの上面はその周縁側に向つて
下降傾斜しているが、両者が作る空間の奥部は間
隔が狭いので、この奥部に侵入した作動液は表面
張力作用で該奥部に溜りやすく、その上、上記従
来のものでは、この奥部に向つて対向する部位に
上記通孔が形成されているので、呼吸作用によつ
て上記通孔を通しキヤツプの上記室内に作動液が
流入し、この流入作動液は量的に大きくなつてく
るとキヤツプカバーとリザーバ本体との間から外
部に漏れ出してゆくという問題があつた。
本考案は上記問題を解消するためになされもの
で、バツフルとキヤツプ下面間に作動液が溜るの
を防止して作動液の漏れをなくすことができる作
動液リザーバを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、バツフルの
両側を連通する孔を中央部よりに設けた上、該孔
の形成部位と大気連絡用の通孔の形成部位とが整
合しないようにしたものである。
〔作用〕
本考案では、バツフルに孔を形成したことによ
り、該バツフルとキヤツプ下面との間の奥部に侵
入した作動液は上記孔からバツフルの下面側へ流
出し、大気連絡用の通孔はこの奥部より外側の部
位に形成されているので、通孔を通しての作動液
のキヤツプ内への流入は実質上無くすことができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図において、1は作動液リザーバのリザー
バ本体であつて、図示しないが液面検知装置を有
し図示しない接続部を通してマスタシリンダの液
圧室に連絡される。2はキヤツプカバー及び3は
キヤツプであつて、互いに回動可能に結合された
両者によりリザーバ本体1の開口部を閉塞するキ
ヤツプ装置が構成されている。キヤツプ3は浅い
筒状もしくは皿状をなし、フランジ4をリザーバ
本体1の開口部1a端面上に係合して該開口部内
に嵌合され、開口部1aに外嵌されて上記開口部
端面との間にフランジ4を挟圧するキヤツプカバ
ー2との間に空間5を画成する。キヤツプ3の空
間5側には、中央軸部6、該中央軸部6を囲む隔
壁7、該隔壁7を囲んで室8を形成する隔壁9を
有し、該室8とリザーバ本体1の内部空間1bと
連通する大気連絡用通孔10が隔壁9寄りに形成
されており、隔壁7には、隔壁9の上端面及び隔
壁7の外周面を各々座とする逆止弁体11が嵌合
されており、その嵌合部12の上端部はキヤツプ
カバー2の中央に突出形成された係合突部2aに
内嵌し、逆止弁11は、中央軸部6によりキヤツ
プカバー2とキヤツプ3との間の間隔を所定値に
確保することにしていることによつて、所定位置
に位置して配置されるようにしている(必要以上
に上下方向の圧縮力が作用しないようにしてい
る)。キヤツプ3の内部空所1b側には、その中
央部に連絡部3Aが突出形成され、該連絡部から
キヤツプ3の下面に沿つて広がるバツフル13が
該下面との間に間隔を形成して設けられており、
第2図に示す如く、このバツフル13の中央部よ
りの部位に孔14が形成されている。この孔14
は通孔10より孔面積の大きく作動液の表面張力
作用により完全に閉鎖されない長孔として形成さ
れている。15はシール部材であつて、キヤツプ
3の外周に形成された嵌合凹部16に嵌着されて
おり、下面から垂下する筒部17を有し、該筒部
17はキヤツプ下面から突出する高さに形成され
ている。
この構成においては、バツフル13の比較的孔
面積の大きい孔14が形成されているので、キヤ
ツプ3の下面とバツフル13との間の空間Gの間
隔が狭い奥部に作動液が侵入しても該作動液はこ
の孔14からバツフル13の下面側に流出するの
で作動液が溜ることはなく、その上、通孔10が
空間Gの上記奥部ではなく隔壁9寄りのバツフル
13と対向間隔が該奥部より広くなつている部位
にあるので、室8への作動液の侵入は実質上防止
される。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、キヤツプ下面とバ
ツフルとがなす空間の奥部がバツフルに設けた孔
を通してリザーバ本体内部空所に開放されている
ので、上記奥部に作動液が溜ることがなく、大気
連絡用の通孔も該奥部に向けて開口していないの
で、作動液の漏れを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部を示す縦断面
図、第2図は上記実施例におけるバツフルの下面
図である。 1……リザーバ本体,2……キヤツプカバー、
3……キヤツプ、3A……連絡部、10……通
孔、13……バツフル、14……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に作動液を貯える内部空所を形成したリザ
    ーバ本体と、該リザーバ本体の上部に形成した開
    口と、該開口をふさいで取付けられるキヤツプ
    と、該キヤツプに設けられキヤツプ下面中央に形
    成された連絡部からキヤツプ下面に沿つて形成さ
    れた板状のバツフルと、前記キヤツプ下面に前記
    バツフルに対向して形成され内部空所を外気に連
    絡する通孔とを備えた作動液リザーバにおいて、
    前記バツフルの前記連絡部に隣接する部位に当該
    バツフルの両側を連通する孔を設けるとともに、
    前記孔をこの通孔と整合しない位置に設けた作動
    液リザーバ。
JP1424087U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPH0354058Y2 (ja)

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JP1424087U JPH0354058Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JP1424087U JPH0354058Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63123471U JPS63123471U (ja) 1988-08-11
JPH0354058Y2 true JPH0354058Y2 (ja) 1991-11-27

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ID=30804041

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JP1424087U Expired JPH0354058Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5100918B2 (ja) * 2011-03-28 2012-12-19 株式会社T・U・M 義歯システム、入れ歯の作成方法および補修方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5100918B2 (ja) * 2011-03-28 2012-12-19 株式会社T・U・M 義歯システム、入れ歯の作成方法および補修方法

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Publication number Publication date
JPS63123471U (ja) 1988-08-11

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