JPS5827186Y2 - 内面被覆鋼管と管継手との接続部 - Google Patents
内面被覆鋼管と管継手との接続部Info
- Publication number
- JPS5827186Y2 JPS5827186Y2 JP1977103583U JP10358377U JPS5827186Y2 JP S5827186 Y2 JPS5827186 Y2 JP S5827186Y2 JP 1977103583 U JP1977103583 U JP 1977103583U JP 10358377 U JP10358377 U JP 10358377U JP S5827186 Y2 JPS5827186 Y2 JP S5827186Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- coated steel
- elastic body
- joint
- steel pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内面被覆鋼管と管継手との接続部に関するもの
である。
である。
従来、内面被覆鋼管を接続する場合、管端１石の防食を
図り、しかも接続部からの液体もれを防止するため、例
えば実公昭３７−１８１４４号公報の如く、内部筒を鉄
製合掌蓋で挾んで固定一体化した接合管継手の内部にバ
ッキングを嵌め込んで接合管をねじ山に挿入出来るよう
にしたものが提案されている。
図り、しかも接続部からの液体もれを防止するため、例
えば実公昭３７−１８１４４号公報の如く、内部筒を鉄
製合掌蓋で挾んで固定一体化した接合管継手の内部にバ
ッキングを嵌め込んで接合管をねじ山に挿入出来るよう
にしたものが提案されている。
しかし、取上のものは、接合管継手に接合管をしめつけ
ようとしても、バッキングは内部筒の端部と接合管の端
部との間で押圧されて、接合管継手と接合管との接合部
の内周方向に膨出していって脱落しやすく、接合管継手
にバッキングを介して充分にしめつけることができなく
て、接合管の管端面の防食及び接続部、からの液体もれ
の防止を充分に行うことができなイト［いう欠点があっ
た。
ようとしても、バッキングは内部筒の端部と接合管の端
部との間で押圧されて、接合管継手と接合管との接合部
の内周方向に膨出していって脱落しやすく、接合管継手
にバッキングを介して充分にしめつけることができなく
て、接合管の管端面の防食及び接続部、からの液体もれ
の防止を充分に行うことができなイト［いう欠点があっ
た。
この欠点を改善するため、本考案者は先に実願昭５２−
５４９６号の如く、端面に環状弾性体が当接され、該弾
性体の端面と管端部内周面とを覆うようにして鍔付短管
が被冠された内面被覆鋼管を用いて管継手に螺合するこ
とを提案したが、固くしめつけると、環状弾性体の逃げ
場がないために、鍔付短管の短管部を内方に押圧して膨
出させることがあり、防食及び接続部からの液体もれの
防止上、必ずしも充分なものでない。
５４９６号の如く、端面に環状弾性体が当接され、該弾
性体の端面と管端部内周面とを覆うようにして鍔付短管
が被冠された内面被覆鋼管を用いて管継手に螺合するこ
とを提案したが、固くしめつけると、環状弾性体の逃げ
場がないために、鍔付短管の短管部を内方に押圧して膨
出させることがあり、防食及び接続部からの液体もれの
防止上、必ずしも充分なものでない。
本考案は取上の如き従来のものの欠点を解消することを
目的としてなされたものであって、その要旨は、開口端
部内局面に雌ねじ部が設けられ、その奥部内周面に周方
向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝の奥端部内周面に周
方向に沿って突条が設けられた管継手に管端外周面に雄
ねじ部が設けられ、その端面に前記管継手の凹溝より小
さい外径の環状弾性体が当接され、該弾性体の端面と管
端部内周面とを覆うようにして鍔付短管が被冠された内
面被覆鋼管が螺合されてなる内面被覆鋼管と管継手との
接続部に存する。
目的としてなされたものであって、その要旨は、開口端
部内局面に雌ねじ部が設けられ、その奥部内周面に周方
向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝の奥端部内周面に周
方向に沿って突条が設けられた管継手に管端外周面に雄
ねじ部が設けられ、その端面に前記管継手の凹溝より小
さい外径の環状弾性体が当接され、該弾性体の端面と管
端部内周面とを覆うようにして鍔付短管が被冠された内
面被覆鋼管が螺合されてなる内面被覆鋼管と管継手との
接続部に存する。
以下、本考案を図面の一実施例により説明する。
１は管継手であって、その端部の内周面にテーパー酸ね
じ部１１が設けられ、その奥部内周面に周方向に沿って
凹溝１２が設けられ、該凹溝の奥端部内周面に周方向に
沿って突条１３が設けられている。
じ部１１が設けられ、その奥部内周面に周方向に沿って
凹溝１２が設けられ、該凹溝の奥端部内周面に周方向に
沿って突条１３が設けられている。
２は内面被覆鋼管であり、鋼管２１の内面に合成樹脂な
どの耐食性被覆層２２が設けられ、その管端部の外周面
にテーパー雄ねじ部２３が設けられている。
どの耐食性被覆層２２が設けられ、その管端部の外周面
にテーパー雄ねじ部２３が設けられている。
３は環状弾性体であり、管継手１に内面破覆鋼管２が螺
合される前は、管継手１の凹溝１２より小さい外径を有
し、例えば内面被覆鋼管２の管端部とほぼ同じ肉厚を有
するものである。
合される前は、管継手１の凹溝１２より小さい外径を有
し、例えば内面被覆鋼管２の管端部とほぼ同じ肉厚を有
するものである。
４は鍔付短管であり、前記内面被覆鋼管２の内径とほぼ
同じ外径の部分を有する短管４１の一端に、環状弾性体
３の外径とほぼ同じ外径を有する鍔４２が設けられ、耐
食、シール性能を付与するために例えば硬質塩化ビニル
樹脂等の合成樹脂等をもって製作される。
同じ外径の部分を有する短管４１の一端に、環状弾性体
３の外径とほぼ同じ外径を有する鍔４２が設けられ、耐
食、シール性能を付与するために例えば硬質塩化ビニル
樹脂等の合成樹脂等をもって製作される。
内面被覆鋼管２のテーパー塩ねじ部２３が設けられた方
の端面に、鋼管２１と被覆層２２との接合部を覆うよう
環状弾性体３の一端面が当接される。
の端面に、鋼管２１と被覆層２２との接合部を覆うよう
環状弾性体３の一端面が当接される。
該弾性体３の他端面と内面被覆鋼管２の管端部内周面を
覆うように鍔付短管４が被冠される。
覆うように鍔付短管４が被冠される。
このようにして内面被覆鋼管２に弾性体３を介して鍔付
短管４を被冠した状態で、その管端部のテーパー塩ねじ
部２３を管継手１のテーパー雌ねじ部１１に螺合し締付
けていくと、筐ず鍔付短管４の鍔４２の外側面が管継手
１の突条１３に接して一部シール面を形成する。
短管４を被冠した状態で、その管端部のテーパー塩ねじ
部２３を管継手１のテーパー雌ねじ部１１に螺合し締付
けていくと、筐ず鍔付短管４の鍔４２の外側面が管継手
１の突条１３に接して一部シール面を形成する。
普た鍔付短管４が弾性体３を内面被覆鋼管２の端面に押
しつけ、該端面を外部からシールしてその防食を図り、
弾性体３は鍔付短管４で包持されて内方向に脱落するこ
とがない。
しつけ、該端面を外部からシールしてその防食を図り、
弾性体３は鍔付短管４で包持されて内方向に脱落するこ
とがない。
しかもテーパー１惟ねじ部１１及びテーパー塩ねじ部２
３の切削状態のばらつきにより、両者の螺合状態がばら
つき、弾性体３の圧縮条件が変動しても、余分に圧縮さ
れそうになった弾性体３１は鍔付短管４の短管４１を内
方向に押圧して膨出させることなく、凹溝１２中に逃げ
場を求めて変形し、弾性体３がより有効に内面被覆鋼管
２の端面に押しつけられる。
３の切削状態のばらつきにより、両者の螺合状態がばら
つき、弾性体３の圧縮条件が変動しても、余分に圧縮さ
れそうになった弾性体３１は鍔付短管４の短管４１を内
方向に押圧して膨出させることなく、凹溝１２中に逃げ
場を求めて変形し、弾性体３がより有効に内面被覆鋼管
２の端面に押しつけられる。
筐た弾性体３は外周方向に膨出して、テーパー雌ねじ部
１１とテーパー塩ねじ部２３の螺合部の手前に二次シー
ル面が形成され、る。
１１とテーパー塩ねじ部２３の螺合部の手前に二次シー
ル面が形成され、る。
尚、取上の実施例では雌ねじ及び雄ねじがテーパーねじ
である場合について述べたが、平行ねじであっても何ら
かまわない。
である場合について述べたが、平行ねじであっても何ら
かまわない。
ただテーパーねじの方が螺合状態をより強固にすること
ができる利点がある。
ができる利点がある。
取上の如く、本考案内面被覆鋼管と管継手との接続部は
、雄ねじ部奥部内周面に周方向に凹溝と突条とが設けら
れた管継手に、管端外周面に雄ねじ部が設けられ、その
端面に前記管継手の凹溝より小さい外径の環状弾性体が
当接され、該弾性体の端面と管端部内周面とを覆うよう
にして鍔付短管が被冠された内面被覆鋼管が螺合されて
いるので、環状弾性体は内面被覆鋼管の管端面に押しつ
けられるとともに、内方向に脱落することがなく、首た
余分にしめつけられそうになった弾性体は鍔付短管の短
管を内方向に押圧して膨出させることなく凹溝中に変形
し、余分な圧力で内面被覆鋼管の管端面に押しつけられ
て、鋼管と被覆層とを剥離することなく、内面被覆鋼管
の管端面及び管継手の雌ねじ部と内面被覆鋼管の雄ねじ
部との螺合部を完全にシールして、これらの防食及び接
続部からの液体もれの防止を充分に行うことができる。
、雄ねじ部奥部内周面に周方向に凹溝と突条とが設けら
れた管継手に、管端外周面に雄ねじ部が設けられ、その
端面に前記管継手の凹溝より小さい外径の環状弾性体が
当接され、該弾性体の端面と管端部内周面とを覆うよう
にして鍔付短管が被冠された内面被覆鋼管が螺合されて
いるので、環状弾性体は内面被覆鋼管の管端面に押しつ
けられるとともに、内方向に脱落することがなく、首た
余分にしめつけられそうになった弾性体は鍔付短管の短
管を内方向に押圧して膨出させることなく凹溝中に変形
し、余分な圧力で内面被覆鋼管の管端面に押しつけられ
て、鋼管と被覆層とを剥離することなく、内面被覆鋼管
の管端面及び管継手の雌ねじ部と内面被覆鋼管の雄ねじ
部との螺合部を完全にシールして、これらの防食及び接
続部からの液体もれの防止を充分に行うことができる。
第１図は本考案に用いる管継手の一例の一部切欠き正面
図、第２図は本考案の一実施例を示す一部切欠き正面図
、第３図は本考案の他の一実施例を示す一部切欠き正面
図である。 符号の説明、１・・・・・・管継手、２・・・・・・内
面被覆鋼管、３・・・・・・弾性体、４・・・・・・鍔
付短管、１１・・・・・・雌ねじ部、１２・・・・・・
凹溝、１３・・・・・・突条、２３・・・・・・雄ねじ
部。
図、第２図は本考案の一実施例を示す一部切欠き正面図
、第３図は本考案の他の一実施例を示す一部切欠き正面
図である。 符号の説明、１・・・・・・管継手、２・・・・・・内
面被覆鋼管、３・・・・・・弾性体、４・・・・・・鍔
付短管、１１・・・・・・雌ねじ部、１２・・・・・・
凹溝、１３・・・・・・突条、２３・・・・・・雄ねじ
部。
Claims (1)
- 開口端部内周面に雌ねじ部が設けられ、その奥部内周面
に周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝の奥端部内周
面に周方向に沿って突条が設け・られた管継手に、管端
外周面に雄ねじ部が設けられ、その端面に前記管継手の
凹溝より小さい外径の環状弾性体が当接され、該弾性体
の端面と管端部内周面とを覆うようにして鍔付短管が被
冠された内面被覆鋼管が螺合されてなる内面被覆鋼管と
管継手との接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977103583U JPS5827186Y2 (ja) | 1977-08-01 | 1977-08-01 | 内面被覆鋼管と管継手との接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977103583U JPS5827186Y2 (ja) | 1977-08-01 | 1977-08-01 | 内面被覆鋼管と管継手との接続部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5429415U JPS5429415U (ja) | 1979-02-26 |
| JPS5827186Y2 true JPS5827186Y2 (ja) | 1983-06-13 |
Family
ID=29044226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977103583U Expired JPS5827186Y2 (ja) | 1977-08-01 | 1977-08-01 | 内面被覆鋼管と管継手との接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827186Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5783789A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-25 | Sekisui Chemical Co Ltd | Corrosion proof pipe joint |
| JPS57189734A (en) * | 1981-05-14 | 1982-11-22 | Nissan Motor Co Ltd | Method of assembling transverse link |
| JPS63148506U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529736Y2 (ja) * | 1974-03-13 | 1980-07-15 |
-
1977
- 1977-08-01 JP JP1977103583U patent/JPS5827186Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5429415U (ja) | 1979-02-26 |
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