JPH0410466Y2 - - Google Patents

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JPH0410466Y2
JPH0410466Y2 JP1988077698U JP7769888U JPH0410466Y2 JP H0410466 Y2 JPH0410466 Y2 JP H0410466Y2 JP 1988077698 U JP1988077698 U JP 1988077698U JP 7769888 U JP7769888 U JP 7769888U JP H0410466 Y2 JPH0410466 Y2 JP H0410466Y2
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JP
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socket
nut
seal
packing
seal portion
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JP1988077698U
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JPH02483U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は水道などの配管に使用するユニオン
ソケツトのような継手装置に関する。
〔従来の技術〕
従来水道などに配管では、水栓などを接続した
り、量水器と合成樹脂管を接続するのに第6図に
示すようなユニオンソケツトをよく使用する。
従来のユニオンソケツトはソケツトaにユニオ
ンソケツトbが回転自在に取付けられていて、こ
のユニオンナツトbを量水器や水栓などのねじ部
cに螺合してソケツトaとねじ部cの端面間で板
状のパツキンdを圧着することにより量水器や水
栓などと合成樹脂管などを接続する構造となつて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし従来のユニオンソケツトではソケツトa
とねじ部cの端面間にパツキンdを介在させてユ
ニオンナツトbを締付ける際、パツキンdの自重
でソケツトaやねじ部cの中心Oに対してパツキ
ンdの中心O′が下方へδずれることがあり、そ
の結果第7図に示すようにパツキンdの一部で流
路eの一部が塞がれるため、流水抵抗が増大する
と共に、パツキンdのずれが大きい場合、シール
効果が低下して水洩れの原因となるなどの不具合
があつた。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たもので、接続時パツキンがずれることのない継
手装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、ソケツ
トと、このソケツトの一端側に係合されたナツト
により継手本体を形成し、かつ上記ソケツトのナ
ツト側端部の内周に、内径を拡大することにより
段部を形成し、この段部に、環状のシール部と、
このシール部の内周側端面より突設された薄肉な
筒状部よりなるパツキンの上記筒状部を嵌入する
と共に、上記ソケツトの端面にシール部の端面を
当接したもので、管体と水栓や量水器などを接続
する際、パツキンが自重によりずれることがない
と共に、筒状部がソケツトの内周面より突出しな
いので、異物などが詰まる虞もない。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述す
る。
図において1は継手本体で、ソケツト2とナツ
ト3より構成されている。
上記ソケツト2は一端側にフランジ2aが形成
されていて、このフランジ2aに他端側より挿入
したナツト3のフランジ部3aが係止できるよう
になつていると共に、ソケツト2の他端側には合
成樹脂管などが接続できるようになつている。
また上記ナツト3は内周面に凹溝3bが形成さ
れていて、この凹溝3b内にソケツト2のフラン
ジ2aが収容されると共に、フランジ部3aと反
対側の端部内周には量水器5や水栓6のねじ部5
a,6aに螺合自在な雌ねじ3cが形成されてい
る。
一方4はゴムなどの弾性体により形成されたパ
ツキンで、内外周面が円弧状に凹入された環状の
シール部4aと、このシール部4aの一端側内周
部より突設された薄肉な筒状部4bとより構成さ
れていて、筒状部4bがソケツト2のフランジ2
a側端の内周面に、内径を拡大することにより形
成された段部2b内に第1図に示すように嵌合さ
れている。
次に作用を説明すると、上記継手装置は例えば
第3図に示すような水道配管の水栓6と管体7の
間や量水器5と管体7の間を接続する場合に使用
するもので、使用に当つては、まずソケツト2の
フランジ2a側にパツキン4を予め装着した状態
でソケツト2の一端を管体7へ接着剤を用いて接
続し、次に水栓6や量水器5のねじ部6a,5a
にナツト3を螺合して第4図に示すようにナツト
3を締付ける。
このときパツキン4の筒状部4bが予めソケツ
ト2に嵌合されているため、ソケツト2やねじ部
5a,6aの中心に対してパツキン4の中心がず
れることがないと共に、ナツト3の締付け前第2
図に示す断面形状にあつたシール部4aは、ナツ
ト3の締付けに伴いソケツト2及びねじ部5a,
6aの端面で圧着されて第5図に示すように円弧
状凹部が外側へ盛り上り、締付け状態ではソケツ
ト2のフランジ2aとほぼ同径となるので、シー
ル部4aの外周部がナツト3側へはみ出してナツ
ト3の雌ねじ3cと干渉し、損傷されるなどの不
具合も生じない。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、パツキンに筒
状部を設けて、この筒状部を予めソケツトに取付
けるようにしたことから、継手本体により管体と
水栓や量水器などを接続する際、自重によりパツ
キンがずれることがない。
これによつてパツキンの一部で流路が塞がれて
流水抵抗が増加するなどの不具合が発生すること
がないと共に、パツキンのずれによつてシール効
果が低下して漏水の原因となる虞れもない。また
パツキンの筒状部を薄肉にしてソケツト内周面に
形成された段部へ嵌入するようにしたことから、
筒状部とソケツトの内周面がほぼ同一平面とな
る。
これによつて筒状部により配管の流路抵抗が増
大することがないと共に、異物などが筒状部に引
かかることがないため、詰まりの原因となる虞れ
もない。
またシール部の内外周に予め凹部を設けておけ
ば、パツキンを締付けた際シール部が変形して
も、外周部がナツト側にはみだて雌ねじと干渉
し、シール部が損傷されるなどの虞れがないと共
に、シール効果か低下した場合簡単に交換するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は断
面図、第2図はパツキンの拡大図、第3図ないし
第5図は作用説明図、第6図及び第7図は従来の
説明図である。 1は継手本体、2はソケツト、2aはフラン
ジ、3はナツト、4はパツキン、4aはシール
部、4bは筒状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ソケツト2と、このソケツト2の一端側に係合
    されたナツト3により継手本体1を形成し、かつ
    上記ソケツト2のナツト2側端部の内周に、内径
    を拡大することにより段部2bを形成し、この段
    部2bに、環状のシール部4aと、このシール部
    4aの内周側端面より突設された薄肉な筒状部4
    bよりなるパツキン4の上記筒状部4bを嵌入す
    ると共に、上記ソケツト2の端面にシール部4a
    の端面を当接してなる継手装置。
JP1988077698U 1988-06-14 1988-06-14 Expired JPH0410466Y2 (ja)

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JP1988077698U JPH0410466Y2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14

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JPH02483U JPH02483U (ja) 1990-01-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102768491A (zh) * 2011-05-03 2012-11-07 尼瓦洛克斯-法尔股份有限公司 包括附加弹性蓄能机构的发条盒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110619U (ja) * 1975-12-24 1977-08-23
JPS53159455U (ja) * 1977-05-19 1978-12-14
JPS5679789U (ja) * 1979-11-27 1981-06-27

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JPH02483U (ja) 1990-01-05

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