JPS6313813Y2 - - Google Patents

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JPS6313813Y2
JPS6313813Y2 JP17189080U JP17189080U JPS6313813Y2 JP S6313813 Y2 JPS6313813 Y2 JP S6313813Y2 JP 17189080 U JP17189080 U JP 17189080U JP 17189080 U JP17189080 U JP 17189080U JP S6313813 Y2 JPS6313813 Y2 JP S6313813Y2
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JP
Japan
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spherical body
joint
packing
female joint
female
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JP17189080U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給水管とシヤワーヘツドとを通水球
状体で継ぎ合わせ、手動によつてシヤワーヘツド
を回動させたり任意な方向へ首振りさせたりする
ことのできるシヤワーヘツドの自在管継手に関す
る。
〔従来の技術〕
従来存在するシヤワーヘツドの自在管継手は、
第5図に部分断面図で示す構造のものが一般的で
あつた。即ち、給水管1の端部に通水球状体2を
溶接その他の手段によつて強固に付設し、該球状
体2の首部D側に雌継手3を嵌着する一方、球状
体2の端部C側にシヤワーヘツド5と一体の雄継
手6を嵌着し、これら雌・雄の継手3,6を螺合
8することにより、雌継手3内の環状段部3aに
装着したリング状パツキング4と雄継手6内の環
状段部6aに装着したリング状パツキング7とで
球状体2を挟圧保持するものであつた。
〔従来技術の問題点〕
前記従来構造の自在管継手には、最も重大な二
つの問題点があつた。第1点は、球状体2と雌・
雄継手3,6との間に芯ずれや芯ずれによる緩み
が生じやすく、これを矯正しようとして雌・雄継
手3,6を増締めするとパツキング4が雌継手3
からはみ出し、甚だしいときにはシヤワーヘツド
5が給水管1の球状体2から脱落するという問題
である。その主原因は、雌継手3内の外観目視不
能な環状段部3aにパツキング4が装着されるた
め、雌・雄継手3,6の螺合操作時に偏位するこ
とによる。この状態を拡大図示すれば第6図の如
くであつて、一点鎖線で示す雌継手3の中心線E
と二点鎖線で示すパツキング4の中心線Fの如
く、相互に交叉状態になるからである。問題の第
2点は、雄継手6のねじ部端が球状体2の外面に
接近しており、シヤワーヘツド5を操作するとき
に雄継手6の内面が球状体2の外面に接触するこ
とがあり、そのため鏡面仕上げされた球状体2の
外面が損傷され、シール性を害することである。
この問題は、雌・雄継手3,6と球状体2との間
に芯ずれがある場合に一層甚だしいものとなる。
〔問題解決のための手段〕
本考案は、前記従来の問題に鑑み、これを解決
する目的のもとに創案されたものであつて、その
解決手段は、給水管の端部に設けられた通水球状
体の首部側に球状体の最大外径よりもほぼ1.5倍
大きな内径を有する筒部によつて球状体のほぼ全
体を内包する雌継手が係合嵌着され、前記雌継手
の係合縁部には前記球状体の最大外径よりも小さ
い内径を有する係合パツキングがその内周縁を外
観し得る如く凹凸嵌合関係をもつて保持され、前
記球状体の端部側に前記雌継手への螺入深さを該
雌継手の軸長のほぼ1/3とする短軸の雄継手が嵌
着され、前記雄継手内には受圧パツキングが保持
され、前記雌継手と雄継手とが螺合状態にあると
きの球状体はその首部側と端部側とが前記係合パ
ツキングと受圧パツキングとによつて挟持される
と共にその最大外径部が前記雌継手の筒部内空洞
を介して内包される如くなされている点にある。
〔作用〕
給水管端部の通水球状体を内包する雌継手の係
合縁部には、リング状の係合パツキングがその内
周縁を外観し得る如く凹凸嵌合関係をもつて保持
されているので、該係合パツキングはずれや脱落
が生ずるおそれはなく、球状体の中心と雌継手の
中心とは、シヤワーヘツドを操作するときと否と
を問わず、常時一致した状態に保持される。ま
た、雌継手と雄継手とが螺合されているときは、
通水球状体は、首部側の係合パツキングと端部側
の受圧パツキングとで線接触的に挟持されている
ので、シヤワーヘツドの首振操作が円滑に行われ
る。更に、通水球状体の中央部は、該球状体の最
大外径の1.5倍にも及ぶ雌継手の空洞によつて内
包されているので、シヤワーヘツドを多少乱暴に
首振り操作しても雌継手の内面が球状体の外面に
接触することはなく、球状体の外面が損傷される
ことはない。
〔実施例〕
以下に、本考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
第1図は、本考案の第1実施例に係るシヤワー
ヘツドの自在管継手につき、その要部を断面図で
示したものである。同図において10は給水管で
あり、該給水管10の端部には外面が鏡面仕上げ
された球状体11が設けてある。12は雌継手で
ある。該雌継手12の軸長は、球状体11の膨出
部長さとほぼ等しく、その内径は球状体11の最
大外径Jのほぼ1.5倍であつて、雌継手12の筒
部は球状体11を内包するに十分な余裕がある。
雌継手12の係合縁部内周には、環状又は断続的
な凸縁12aが設けてあり、該凸縁12aの内径
Kを前記球状体11の最大外径Jより大きくして
ある。13はリング状の係合パツキングであつ
て、該係合パツキング13は、その外周面上に設
けられた環状の係合凹溝13aを前記雌継手12
の凸縁12aに係合保持させる。係合パツキング
の内径は球状体11の最大外径より小であるか
ら、その内周面側下方縁部13cは前記球状体1
1の首部H側に当接する。また、雌継手12に保
持された係合パツキング13は、その内周縁を外
観することができるので、球状体11との間に芯
ずれが生じているか否かを明確に認識することが
できる。係合パツキング13の外周面の下方はテ
ーパー面13bに形成されており、後述する如く
雌継手12の係合縁部への係合を容易に行えるよ
うにしてある。なお、係合を更に容易に行えるよ
うに、第2図に示す如く、係合パツキング13の
下半部に切込み13dを適宜ピツチで設けること
は勿論可能である。
第1図において14は、シヤワーヘツド15の
流入口15aに設けられた雄継手である。該雄継
手14の軸長は短く、かつ、その中央寄りには流
入用の貫通口14aが設けられている。また、該
雄継手14の内側環状段部14bには、リング状
の受圧パツキング16が保持されている。雄継手
14の外周面に刻設した雄ねじ部14cを前記雌
継手12の内周面下方寄りに刻設した雌ねじ部1
2bに螺合させることにより、受圧パツキング1
6の内周面側上方縁部16aを前記球状体11の
端部G側の外面に当接させる。この際、雌継手1
2の係合パツキング13は球状体11の首部H側
に当接しているので、球状体11は係合パツキン
グ13と受圧パツキング16で挟持される。従つ
て給水管10の出口端に接続されたシヤワーヘツ
ド15は任意な方向へ回動操作することができ
る。雄継手14の雌継手12への螺入深さは、雌
継手12の軸長のほぼ1/3にとどめる。これは、
球状体11をして雌継手12の空洞内に十分な余
裕をもつて内包せしめるためである。
第3図は本考案にかかるシヤワーヘツドの自在
管継手の第2の実施例を示したものである。前記
第1図に示した第1実施例と異なるところは、雌
継手12の係合縁部に環状の凹溝12cを設ける
と共に、該凹溝12cにO形の係合パツキング1
3e又はC形(第4図参照)の係合パツキング1
3gを係合保持させてある点である。その他につ
いては、第1実施例の場合とほぼ同様である。
次に、本考案に係るシヤワーヘツドの自在管継
手の組立て手順を説明する。第1図に示す第1実
施例の場合には、先づ、リング状の係合パツキン
グ13を拡大して給水管10に設けられた球状体
11の端部G側から首部H側へ押圧入する。次
に、雌継手12を球状体11の端部G側から首部
H側へ被嵌しつつ、該雌継手12の係合縁部にあ
る凸縁12aで前記係合パツキング13のテーパ
ー面13bを上方へ押圧して、係合パツキング1
3の上面13dを給水管10の首部H側に形成さ
れている平担面10aに当接させ、更に該雌継手
12を上方へ押圧して凸縁12aを係合パツキン
グ13の凹溝13aに係合する。続けて、シヤワ
ーヘツド15の流入口15aに設けられた雄継手
14の環状段部14bにリング状の受圧パツキン
グ16を嵌着した後、該雄継手14を前記雌継手
12に螺合し、球状体11を上下の係合パツキン
グ13と受圧パツキング16とで保持させてシヤ
ワーヘツドの自在管継手の組立を完了する。
また、第3図に示す第2実施例の場合には、先
づ、O形の係合パツキング13e(又はC形の係
合パツキング13g)を球状体11の首部H側へ
押圧入し、次に、雌継手12を球状体11に被嵌
する。続けて、O形の係合パツキング13eの場
合は、該係合パツキング13eの一部を内方へ屈
折させて外周径を小さくし、雌継手12の係合縁
部にある凹溝12cに係合パツキング13eを係
合させる。また、第4図に示すC形の係合パツキ
ング13gの場合には、両端部に穿設したセツト
孔13h,13hにセツト用ベンチ(図示省略)
の先端を挿入して係合パツキング13gの外径を
小さくしつつ、雌継手12の係合縁部にある凹溝
12cに係合させる。最後に、雌継手12に雄継
手14を螺合して、給水管10の球状体11を上
下の係合パツキング13e(13g)と受圧パツ
キング16で挟持させてシヤワーヘツドの自在管
継手の組立を完了する。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳述の如く構成したから、大要
次に列挙する効果を奏するものである。
給水管端部に設けられた通水球状体を内包す
る雌継手の係合縁部には、リング状の係合パツ
キングが凹凸嵌合関係をもつて保持されている
ので、該係合パツキングはずれや脱落を生ずる
ことはなく、球状体の中心と雌継手の中心と
は、シヤワーヘツドを操作するときと否とを問
わず、常時一致した状態に保持される。
係合パツキングは、その内周縁部が雌継手の
係合縁部に外観し得る如く保持されているの
で、仮に芯ずれ等の不都合な保持状態が生じた
としても、これを簡単に確認することができる
ので、補修等の対応策を迅速容易に講ずること
ができる。
雌継手と雄継手との螺合状態にあつては、通
水球状体は、首部側の係合パツキングと端部側
の受圧パツキングとで線接触的に、かつ緩衝的
に挟持されているので、シヤワーヘツドの首振
り回動操作は極めて円滑である。
首部側の係合パツキングと端部側の受圧パツ
キングとで挟持された通水球状体の中間部は、
該球状体の最大外径の1.5倍にも及ぶ雌継手の
空洞によつて内包され、かつ雄継手の螺入深さ
は雌継手の軸長の1/3にとどまつているので、
シヤワーヘツドを多少乱暴に首振り回動操作し
たとしても、雌・雄継手の内面が球状体の外面
に接触することはなく、鏡面仕上げされた球面
の損傷による水漏れが生ずるおそれはない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係るシヤワーヘツ
ドの自在管継手を説明するものであつて、第1図
は第1実施例を示す要部断面図、第2図は第1実
施例に用いられる係合パツキングの一部切欠斜視
図、第3図は第2実施例を示す要部断面図、第4
図は第2実施例に用いられる係合パツキングの斜
視図である。第5図及び第6図は従来のシヤワー
ヘツドの自在管継手に関するものであつて、第5
図はシヤワーヘツド全体の中間を省略した要部断
面図、第6図は自在管継手の要部拡大断面図であ
る。 10……給水管、11……球状体、12……雌
継手、13,13e,13g……係合パツキン
グ、14……雄継手、15……シヤワーヘツド、
16……受圧パツキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水管の端部に設けられた通水球状体の首部側
    に球状体の最大外径よりもほぼ1.5倍大きな内径
    を有する筒部によつて球状体のほぼ全体を内包す
    る雌継手が係合嵌着され、前記雌継手の係合縁部
    には前記球状体の最大外径よりも小さい内径を有
    する係合パツキングがその内周縁を外観し得る如
    く凹凸嵌合関係をもつて保持され、前記球状体の
    端部側に前記雌継手への螺入深さを該雌継手の軸
    長のほぼ1/3とする短軸の雄継手が嵌着され、前
    記雄継手内には受圧パツキングが保持され、前記
    雌継手と雄継手とが螺合状態にあるときの球状体
    はその首部側と端部側とが前記係合パツキングと
    受圧パツキングとによつて挟持されると共にその
    最大外径部が前記雌継手の筒部内空洞を介して内
    包されていることを特徴とするシヤワーヘツドの
    自在管継手。
JP17189080U 1980-11-29 1980-11-29 Expired JPS6313813Y2 (ja)

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JPS57115670U JPS57115670U (ja) 1982-07-17
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