JPS5822625Y2 - 人工芝生 - Google Patents
人工芝生Info
- Publication number
- JPS5822625Y2 JPS5822625Y2 JP1978095722U JP9572278U JPS5822625Y2 JP S5822625 Y2 JPS5822625 Y2 JP S5822625Y2 JP 1978095722 U JP1978095722 U JP 1978095722U JP 9572278 U JP9572278 U JP 9572278U JP S5822625 Y2 JPS5822625 Y2 JP S5822625Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- artificial lawn
- artificial
- thick
- lawn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、合成有機重合体よりなる繊条を地組織に係着
して地組織の表面にカットパイル状に起立させ、それに
よって地組織の表面を被覆した人工芝生の改良に関する
。
して地組織の表面にカットパイル状に起立させ、それに
よって地組織の表面を被覆した人工芝生の改良に関する
。
従来の人工芝生は、扁平断面を有する捲縮のない太いデ
ニール繊条を複数本纒めてカットパイルに用いたもので
あり、該複数本の繊条がパイルカット後も纒まっている
と地組織が透けたり、カットパイルの坐屈抵抗が纒まり
により強くなって踏み心地、感触に刺突感を与えるよう
になるし、逆にカットパイルが開き過ぎるとパイル列が
分らなくなって刈込まれた芝生の外観が失なわれ単調一
様な敷物的外観を示すようになる欠点があり、更に使用
において繊条が折れ曲って回復し難く、そのため外観上
の耐久性が不十分であると云った問題も有する。
ニール繊条を複数本纒めてカットパイルに用いたもので
あり、該複数本の繊条がパイルカット後も纒まっている
と地組織が透けたり、カットパイルの坐屈抵抗が纒まり
により強くなって踏み心地、感触に刺突感を与えるよう
になるし、逆にカットパイルが開き過ぎるとパイル列が
分らなくなって刈込まれた芝生の外観が失なわれ単調一
様な敷物的外観を示すようになる欠点があり、更に使用
において繊条が折れ曲って回復し難く、そのため外観上
の耐久性が不十分であると云った問題も有する。
本考案は、従来の人工芝生の上述の欠点、問題点を解消
改善すべくなされたものであり、カットパイルの繊条に
従来の如き太い繊条の他、それよりもずっと細い捲縮を
有する繊条を合わせて用いたことに特徴を有する。
改善すべくなされたものであり、カットパイルの繊条に
従来の如き太い繊条の他、それよりもずっと細い捲縮を
有する繊条を合わせて用いたことに特徴を有する。
即ち、本考案の人工芝生においては、上述の細い捲縮を
有する繊条が地組織の被覆、太い繊条の弾性的支持に効
果的に働き、そしてパイルの1ユニツトが性状の異なる
繊条の組から構成されることになるためパイル列が容易
に消えず、刈込まれた天然芝生成いはそれ以上に優れた
踏み心地、触感および外観が得られ、しかも耐久性に優
れて、パイルの日付けも従来の人工芝生よりも少なくで
きると云う大きな効果が得られる。
有する繊条が地組織の被覆、太い繊条の弾性的支持に効
果的に働き、そしてパイルの1ユニツトが性状の異なる
繊条の組から構成されることになるためパイル列が容易
に消えず、刈込まれた天然芝生成いはそれ以上に優れた
踏み心地、触感および外観が得られ、しかも耐久性に優
れて、パイルの日付けも従来の人工芝生よりも少なくで
きると云う大きな効果が得られる。
以下、本考案を図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係わる人工芝生の1例を示す縦断面図
、第2図は横断面図であり、1は地組織、2は細い繊条
、3は太い繊条、4はラテックス等のバッキング材であ
る。
、第2図は横断面図であり、1は地組織、2は細い繊条
、3は太い繊条、4はラテックス等のバッキング材であ
る。
図示の如き本考案の人工芝生は、扁平断面を有し繊度が
数100デニ一ル以上であるような従来の人工芝生にお
けると同様の太い繊条3を複数本を引揃え、必要に応じ
て若干の撚を加えたマルチフィラメント糸と数10デニ
ール以下の繊条よりなる捲縮マルチフィラメント糸を交
互にタフティング機に仕掛けて通常のカットパイル布を
得る要領で基布にタフティングし、それに公知の手段で
バッキングを施すことによって得られる。
数100デニ一ル以上であるような従来の人工芝生にお
けると同様の太い繊条3を複数本を引揃え、必要に応じ
て若干の撚を加えたマルチフィラメント糸と数10デニ
ール以下の繊条よりなる捲縮マルチフィラメント糸を交
互にタフティング機に仕掛けて通常のカットパイル布を
得る要領で基布にタフティングし、それに公知の手段で
バッキングを施すことによって得られる。
本考案の人工芝生は上述の如きタフティングによって得
られるものに限らず、公知の織、編におけるカーペット
製造技術によって得られるものでもよいし、また、太い
繊条と細い繊条とを同じタフティング針に通しタフティ
ングして得られるようなものであってもよい。
られるものに限らず、公知の織、編におけるカーペット
製造技術によって得られるものでもよいし、また、太い
繊条と細い繊条とを同じタフティング針に通しタフティ
ングして得られるようなものであってもよい。
実施例
短辺の長さに対し長辺の長さが10倍である略矩形の断
面を有する捲縮を与えていない300デニールの太い緑
色原着ナイロン繊条8本よりなるマルチフィラメント糸
と三角断面を有する同じく緑色に原着された細い繊条の
2600デニール/136フイラメントのナイロンマル
チフィラメント糸を交互に並べて、ニードル間隔5/3
2 G 、タフティングピッチ8st、カットパイル高
さ9mmの条件によりポリプロピレンスリットヤーン織
物の基布にタフティングし、バッキングはPVC樹脂を
プレコートして140℃×15分の条件でベーキングし
た後、SBRフオームを積層して行って、第1図乃至第
2図に示す如き人工芝生を得た。
面を有する捲縮を与えていない300デニールの太い緑
色原着ナイロン繊条8本よりなるマルチフィラメント糸
と三角断面を有する同じく緑色に原着された細い繊条の
2600デニール/136フイラメントのナイロンマル
チフィラメント糸を交互に並べて、ニードル間隔5/3
2 G 、タフティングピッチ8st、カットパイル高
さ9mmの条件によりポリプロピレンスリットヤーン織
物の基布にタフティングし、バッキングはPVC樹脂を
プレコートして140℃×15分の条件でベーキングし
た後、SBRフオームを積層して行って、第1図乃至第
2図に示す如き人工芝生を得た。
一方、上述の細い繊条のマルチフィラメント糸の代りに
従来の人工芝生と同様上述の太い繊条よりなるマルチフ
ラメント糸を用いて、上述と同じ条件でタフティングと
バッキングを施し、比較のための従来の人工芝生を得た
。
従来の人工芝生と同様上述の太い繊条よりなるマルチフ
ラメント糸を用いて、上述と同じ条件でタフティングと
バッキングを施し、比較のための従来の人工芝生を得た
。
両者の圧縮曲線を第3図に示し、圧縮仕事量を下表に示
す。
す。
即ち、人が芝生を踏み付けたときの最大圧縮圧力は1.
75 kg;lcrnM度と見做され、そしてこれ迄の
評価結果によれば、2 kg/cm2以下の各段階の圧
縮圧力に達するまでの圧縮仕事量が犬なるもの程優れた
踏み心地を示すことが分っており、第3図および上表に
示す如く本考案に係わる人工芝生は従来のものよりも明
らかに優れている。
75 kg;lcrnM度と見做され、そしてこれ迄の
評価結果によれば、2 kg/cm2以下の各段階の圧
縮圧力に達するまでの圧縮仕事量が犬なるもの程優れた
踏み心地を示すことが分っており、第3図および上表に
示す如く本考案に係わる人工芝生は従来のものよりも明
らかに優れている。
また、実施例の人工芝生は太い繊条と細い繊条の色相光
沢に差があって天然芝生に近い変化性を示し、カットパ
イルの列も認められ刈込まれた芝生の観を呈するのに対
し、比較例の人工芝生は色相光沢が単調でカットパイル
の列も認められず、いかにも芝生まがいの敷物と云った
ものであった。
沢に差があって天然芝生に近い変化性を示し、カットパ
イルの列も認められ刈込まれた芝生の観を呈するのに対
し、比較例の人工芝生は色相光沢が単調でカットパイル
の列も認められず、いかにも芝生まがいの敷物と云った
ものであった。
即ち、本考案によれば特に異色染めの手段によらずとも
変化に富んだ色相光沢を示す人工芝生が得られると云う
効果も奏する。
変化に富んだ色相光沢を示す人工芝生が得られると云う
効果も奏する。
第1図は本考案に係わる人工芝生の例を示す縦断面図、
第2図は横断面図、第3図は本考案に係わる人工芝生と
従来の人工芝生における圧縮曲線を示す。 1:地組織、2:細い繊条、3:太い繊条、4:バッキ
ング材。
第2図は横断面図、第3図は本考案に係わる人工芝生と
従来の人工芝生における圧縮曲線を示す。 1:地組織、2:細い繊条、3:太い繊条、4:バッキ
ング材。
Claims (1)
- 合成有機重合体よりなる少くとも2種類以上の太さを有
する繊条が地組織に係着して表面にカットパイル状に起
立し表面を被覆した人工芝生において、前記繊条のうち
細い繊条は捲縮を有し、太い繊条は細い繊条の4倍以上
の繊度を有して、その断面が実質的に扁平であると共に
、捲縮を有しないことを特徴とする人工芝生。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978095722U JPS5822625Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 人工芝生 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978095722U JPS5822625Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 人工芝生 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5512811U JPS5512811U (ja) | 1980-01-26 |
JPS5822625Y2 true JPS5822625Y2 (ja) | 1983-05-14 |
Family
ID=29028936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978095722U Expired JPS5822625Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 人工芝生 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822625Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995009949A1 (fr) * | 1993-10-07 | 1995-04-13 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha | Gazon artificiel |
JP2014047596A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | 人工芝生 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3734565B2 (ja) * | 1996-04-05 | 2006-01-11 | 住友ゴム工業株式会社 | 人工芝生 |
JP4436090B2 (ja) * | 2003-08-08 | 2010-03-24 | 大塚家具製造販売株式会社 | 人工芝及びその製造方法 |
US9267232B2 (en) * | 2005-03-24 | 2016-02-23 | Tarkett Inc. | Synthetic turf system having an infill trapping structure |
JP4789213B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2011-10-12 | 積水樹脂株式会社 | 人工芝生 |
JP6772552B2 (ja) * | 2016-05-25 | 2020-10-21 | 住友ゴム工業株式会社 | 人工芝 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531871B2 (ja) * | 1973-03-26 | 1978-01-23 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531871U (ja) * | 1976-06-17 | 1978-01-10 |
-
1978
- 1978-07-13 JP JP1978095722U patent/JPS5822625Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531871B2 (ja) * | 1973-03-26 | 1978-01-23 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995009949A1 (fr) * | 1993-10-07 | 1995-04-13 | Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha | Gazon artificiel |
JP2014047596A (ja) * | 2012-09-04 | 2014-03-17 | Sekisui Jushi Co Ltd | 人工芝生 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5512811U (ja) | 1980-01-26 |
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