JPS5822446Y2 - ボ−ルバルブ - Google Patents

ボ−ルバルブ

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Publication number
JPS5822446Y2
JPS5822446Y2 JP1978156385U JP15638578U JPS5822446Y2 JP S5822446 Y2 JPS5822446 Y2 JP S5822446Y2 JP 1978156385 U JP1978156385 U JP 1978156385U JP 15638578 U JP15638578 U JP 15638578U JP S5822446 Y2 JPS5822446 Y2 JP S5822446Y2
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JP
Japan
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ball
guide
hole
valve
valve chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978156385U
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English (en)
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JPS5571855U (ja
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伸夫 石上
昭信 鶴田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ボールバルブ、特にバルブの開閉時、ボー
ルを微少量上下動させ、バルブの開閉操作を容易にした
ボールバルブに関するものである。
ボールとシートリング、またはシートリングと弁室周壁
間に、粉流体、スラリー状流体がかみ込み、ボールの開
放操作に支障を来たすことを防止するため、ボールの開
放操作時にこれを微少量上昇させ、ボールとシートリン
グ間、シートリングと弁室周壁間に間隙が生じるように
したボールバルブは、従来公知である。
ところで、上記従来のボールバルブは、第3図に示す特
開昭51−148825号公報に開示されたもののよう
に、ボール20を上下動させる機構としてボール20と
一体の開閉操作用ステム21にねじ23を設け、このね
じ23をねじ筒24に結合すると共にねじ筒24を所要
の部材を介してバルブ本体25に固定した構造を設け、
ステム21を操作してボール20を回転させる際に、上
記ねし結合部分の作用によってボール20を微少量上下
動させるようにしている。
しかし、従来のボールバルブにおいては、上記のように
ボール20の上下動機構をステム21に設けるために、
ステム21がその機構の分だけ余計に上方に突出するし
、取付場所に制限を受ける欠点があった。
また、ボール20の回転時にステム21が上下動するた
め、ステム21の周囲のシール26が早期に摩耗する問
題もあった。
一方、コックにおいてスクリューガイドを弁室底部に設
けた機構は公知であるが(実公昭3625253号公報
参照)、このものは閉子とステムを一体に上下動させる
構成であり、またスクリューガイド自体の位置を調節す
る構成を備えていない。
更に、ボールバルブにおいてボール底部に調芯構造を有
するものは公知であるが(特開昭49−97333号参
照)、スクリューガイドを直接ボールにねじ結合した構
成は備えていない。
この考案は、ボールの上下動機構を、ステム部分から分
離してこれを反対側、即ち弁室下部に設けることにより
、上記の諸問題を解決することを目的とする。
上記の目的を遠戚するために、この考案はボールの上部
をステムの下端に上下動自在に挿入し、弁室の底面にス
クリューガイドを突設し、ボールの下部をそのスクリュ
ーガイドにねし結合し、バルブ本体の底面に上記スクリ
ューガイドの調節機構を設けた構成を基本的な構成とし
、ボールの回転によってボールをスクリューガイドに従
って上下動せしめ、且つ調節機構によってスクリューガ
イドの突出量、したがってボールの位置を自由に調節す
るようにしたものである。
以下、この考案の実施例を第1図、第2図に基づいて説
明する。
ボディ1aにガスケット2を介在しボテ゛イキャツプ1
bをボルト締めしてバルブ本体1が構成されている。
その本体1のほぼ中央に形成された弁室3は、上部がり
のテーパ状になっており、その弁室3に、シートリング
4,4を介在してボール5を嵌め込んである。
ボディ1aの弁室3の上部には、グランドパツキン7、
パツキン押え8,9を介してステム6が回転自在に挿入
され、そのステム6の下端は、ボール5の上部において
上下方向に移動できる余裕をもって係合されている。
ステム6の上端にはハンドル10が取付けられており、
ハンドル10の回転操作により、ステム6を介してボー
ル5を回転し、バルブの開閉操作が行なわれる。
一方、ステム6を係合したボール5の反対側、即ちボー
ル5の下部にはスクリューガイド11がねし結合され、
そのスクリューガイド11は、ボテ゛イ1aの弁室3底
部に設けたガイド孔12にOリング13を介在して上下
動自在に挿入されている。
スクリューガイド11の下部両側には第2図に示すよう
に切欠11 aが形成されている。
また、弁室3下面のバルブ本体1にガスケット15を介
してガイド孔閉塞用カバー14を固定し、その一部をガ
イド孔12に挿入している。
即ち、第2図に示すように、カバー14の上面に対向一
対の保合突起14aを設け、両突起14aの間に上記ス
クリューガイド11の切欠11 aの部分を挿入し、且
つスクリューガイド11とカバー14との間に若干の間
隙を設けて、スクリューガイド11の上下動を許容し、
且つ突起14aによってそのスクリューガイド11の回
転を阻止するように、カバー14の一部をガイド孔12
に挿入している。
カバー14の中心部には、径が3段階になっている透孔
16が形成されており、その透孔16の小径部に挿通し
た調節ボルト17をスクリューガイド11の下部にねし
結合しである。
調節ボルト17の頭部は透孔16の中径部に係合してお
り、またその大径部には孔19を有する押えリング18
がねじ込まれ、このリング18はボルト17の頭部に当
接している。
なお、ボール5とスクリューガイド11とのねし結合は
、ボール5が閉から開の方向に回転された際にボール5
が上昇するように構成されている。
前記のボールバルブをハンドル10の操作により、閉の
状態から開放するとボール5は、スクリューガイド11
が回転しないため、ボール5だけが回転しながらシート
リング4と共に少しばかり上昇する。
そのためボテ゛イ1aおよびボテ゛イキャツプ1bとシ
ートリング4,4との間、およびボール5とシートリン
グ4,4との間に微少な間隙が生じ、バルブの開放操作
が円滑になる。
一方、ハンドル10の操作により、開状態から閉塞する
と、ボール5はスクリューガイド11が回転しないため
、前記と逆方向に回転しながらシートリング4と共に少
しばかり下降する。
そのため、ボディ1a、ボテ゛イキャツプ1b間に、ボ
ール5およびシートリング4が締め込まれ、確実に閉止
される。
また使用中に、微少な漏洩が生じたり、開閉操作が重く
なった場合は、押えリング18の孔19から、調節ボル
ト17を回転してスクリューガイド11を上下動し、ボ
ール5の弁室3への嵌まり度合を調整することによって
、トルクを調節することができる。
なお、Oリング13を省略して調節ポル1〜17とカバ
ー14との間にガスケットを挿入する構成にすれば、熱
に弱いOリングを使用しなくてもよいので高温の流体に
も適用できるバルブとなる。
以上のように、この考案のボールバルブは、従来ステム
部に設けられていたボールの上下動機構を、ステムと反
対側の弁室底部に設けたものである。
弁室下部の空間は出入通路に、設けたフランジ間に挾ま
れた部分であり゛従来有効に使われていなかった空間で
あったが、この考案のボール上下動機構はこの空間に突
出することなる。
したがって、上記空間を有効に利用できると共に、ハン
ドル側への突出量が少なくなる利点がある。
また、ステム自体は上下動しない構成であるため、ステ
ム周囲のバッキングを損傷し難い利点がある。
更に、調節ボルトをスクリューガイドの下部に回転自在
且つ上下動不能にねし結合しであるので、ボールの弁室
への嵌まり度合を調整することができ、微少な漏洩が生
じたり、開閉操作が重くなった際に、バルブを配管から
外すことなく、漏洩の防止および開閉トルクの調整を行
なうことができる。
またスクリューガイドをボールにねし結合しであるため
、スクリューガイドの上下動によりボールを直接押し上
げ又は引戻すことによりトルク調整ができ、正確な調整
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は第1図の一部拡大分解斜視図
、第3図は従来例の断面図である。 1・・・・・・バルブ本体、3・・・・・・弁室、4・
・・・・・シー) IJング、5・・・・・・ボール、
6・・・・・・ステム、11・・・・・・スクリューガ
イド、12・・・・・・ガイド孔、14・・・・・・ガ
イド、14a・・・・・・係合突起、16・・・・・・
段付透孔、17・・・・・・調節ボルト、18・・・・
・・押えリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部がりのテーパ状弁室3にシートリング4を介在して
    ボール5を嵌めたボールバルブにおいて、ボール5の上
    部をステム6の下端に上下動自在に挿入し、ボール5の
    下部にスクリューガイド11をねし結合し、そのガイド
    11を弁室3の底部に設けたガイド孔12に挿入し、弁
    室3の下面においてバルブ本体1に固定したガイド孔閉
    塞用カバー14の一部をガイド孔12に挿入し、その挿
    入端に設けた係合突起14 aをガイド11の下部にそ
    の回転を阻止し且つ上下動を許容して係合し、上記閉塞
    用カバー14に設けた段付透孔16に調節ボルト17を
    挿通し、その調節ボルト17をガイド11の下端にねし
    結合すると共に、ボルト頭部を透孔16に係合し、且つ
    その透孔16に調節ボルト17の押えリング18を挿入
    固着したことを特徴とするボールバルブ。
JP1978156385U 1978-11-13 1978-11-13 ボ−ルバルブ Expired JPS5822446Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978156385U JPS5822446Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 ボ−ルバルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978156385U JPS5822446Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 ボ−ルバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5571855U JPS5571855U (ja) 1980-05-17
JPS5822446Y2 true JPS5822446Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=29146302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978156385U Expired JPS5822446Y2 (ja) 1978-11-13 1978-11-13 ボ−ルバルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5822446Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997333A (ja) * 1973-01-23 1974-09-13
JPS51148825A (en) * 1975-06-13 1976-12-21 Akinobu Tsuruta Ball valve

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997333A (ja) * 1973-01-23 1974-09-13
JPS51148825A (en) * 1975-06-13 1976-12-21 Akinobu Tsuruta Ball valve

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5571855U (ja) 1980-05-17

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