JPS6313980A

JPS6313980A - 弁

Info

Publication number: JPS6313980A
Application number: JP15587686A
Authority: JP
Inventors: Atsuro Murai; 村井　敦朗
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-07-02
Filing date: 1986-07-02
Publication date: 1988-01-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、水平回転自在な弁体を有する。

ポール弁等の弁に関する。

（従来技術）従来この種の弁として知られるポール弁として以下の如
きものは知られている。即ち、ケーシングに水平回転自
在に収められた弁体が、それに直結された手動レバーに
よって直接開閉操作されるようになされたものは知られ
ている。

（従来技術の欠点）前記従来ポール弁には、以下の如き欠点があった。即ち
、手動レバーを、弁体の開閉に要するおおむね９０度だ
け揺動させれば、弁体はただちに開閉させられるので、
弁体の開閉が急速となって水撃が生じてしまい、その結
果、管路の接続が緩くなって水漏れが生じたりするとい
う欠点があった。

（発明の目的）この発明は、前記欠点を解消するためになされたもので
あって、弁体の開閉が徐々に行なわれるようにして水撃
が生じないようになされたポール弁を提供することを目
的とするものである。

（実施例）以下に、この発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。

ケーシングｌは第１図に示す如く、左右に形成された流
体出口・入口２．３及び弁体収納空間４を有するケーシ
ング本体５を備えており、このケーシング本体５の頂部
の環状ｖ、６上端に、案内円筒８がねじ嵌められ、この
案内円筒８上端は弁棒等を挿入するための開口７となさ
れている。前記ケーシング本体５の弁体収納空間４には
球状の弁体９が左右にパツキン１０を介するようにして
水密状態となって水平回転自在に収められ、この弁体９
には流体通過貫通孔１１が形成され、この流体通過貫通
孔１１が流体出口・入口２．３を向いたとき１１体９は
開いた状７ｇとなり、他方弁体９が前記状態からほぼ９
０度水平回転さゼられると、弁体９は閉じた状態となる
ようになされている。この弁体９の頂部には、角軸嵌合
溝１２が形成され、この角軸嵌合溝１２に弁棒１３下端
に形成された角軸１４が嵌め入れられ、この弁棒１３に
は、下面開放の弁棒挿入凹所１６を有するハンドル軸１
８が嵌め被せられ、このハンドル軸１８の外周部に形成
された雄ねじが、前記案内円筒８の内周部の雌ねじに回
転自在にねじ嵌められている。前記開口７から突出した
ハンドル軸１８の上端部には手動ハンドル１７が取付け
られ、開口７を覆うようにして、案内円筒８上端部には
パツキン１９を介して押えナツト２０がねじ嵌められて
いる。

前記弁棒１３とハンドル軸１８との間には、下端がビン
２１によってケーシングｌに固定された筒体２２が介装
され、この筒体２２の相互に向き合った位ａに、上端か
ら下部まで続く上下に長い一対の切目２３が形成されて
いる。ハンドル軸１８の弁棒挿入凹所１６内周面下端に
はそれをめぐる状態で環状溝２４が形成され、この環状
溝２４には、第２図に示す、以下の様な一対の案内部材
２５が、ハンドル軸１８と相対回転自在に嵌め入れられ
ている。即ち、案内部材２５は環状溝２４に沿う円弧部
材２６と、この円弧部材２６の中間部に内方突出状に設
けられた案内片２７とを有しており、この案内片２７は
基部の角軸部２７ａとこの角軸部２７ａに続く丸軸部２
７ｂとを有しており、この案内片２７は前記筒体２２の
切目２３を貫通し、その先端の丸軸部２７ｂは弁棒１３
外周に斜めに形成された以下の如き案内溝２８に嵌め入
れられている。即ち、案内溝２８は、第２図及び第３図
に示す如く、弁棒１３外周上端部にほぼ上下に形成され
た上端溝部２８ａと、この上端溝部２８ａ下方の、平面
から見てそこからほぼ９０度離れた位置に、はぼ上下に
形成された下端溝部２８ｂと、これらをなめらかにつな
ぐ斜行溝部２８ｃとを有している。そして、弁体９が閉
じられた状態にあるとき、案内片２７の丸軸部２７ｂは
案内ｔ＋Ｗ　２８の下端溝部２８ｂに位置するようにな
され、弁体９を開くためのハンドル軸１８の回転に伴な
って、案内片２７は斜行溝部２８ｃを相対移動し、弁体
９が開かれた状態になったとき、丸軸部２７ｂは案内Ｉ
Ｊ２８の上端溝部２８ａに位置するようになされている
。なお、案内片２７．切目２３及び案内溝２８といった
案内機構は少なくとも１組有れば良いものであり、切目
２３は上下に長い長孔であっても良く、また案内部材２
５の円弧部材２６は環状で有っても良い。

（実施例の作用）以下に実施例の作用について説明する。

閉じられた状態の弁体９を開くため手動ハンドル１７を
回すと、案内円筒８にねじ嵌められたハンドル軸１８は
回転して、ねじ機構により緩やかに上昇させられ、この
上昇に伴って、筒体２２によって水平位置を規制された
案内部材２５が上昇させられ、この上昇によって案内溝
２８の下端溝部２８ｂに嵌まっていた案内片２７の丸軸
部２７ｂが、斜行溝部２８ｃの、垂直方向に対して上側
の斜めの側面を押圧するため、この部分に弁棒１３を水
平回転させる分力が生じ、弁棒１３がハンドル軸１８の
回転に比較して緩い速度で水平回転させられ、その結果
、弁体９は緩い速度で開かれていき、さらに手動ハンド
ル１７を回すと案内部材２５の上昇とともに丸軸部２７
ｂは上端溝部２８ａ内に位置するようになり、このこと
によって弁棒１３はほぼ９０度回転させられ弁体９は開
いた状態となる。また、開いた状態の弁体９を閉じるた
め手動ハンドル１７を前記と逆向きに回すと、前記案内
部材２５の下降に伴って丸軸部２７ｂが、斜行溝部２８
ｃの、垂直方向に対して下側の斜めの側面を押圧するた
め、この部分に弁棒１３を前記とは逆の向きに水平回転
させる分力が生じ、弁棒１３がハンドル軸１８の回転に
比較して緩い速度で水平回転させられて弁体９が閉じら
れる。

（発明の効果）以上の次第でこの発明によれば、ハンドル軸１８の水平
回転が減速された弁体９の水平回転となるので、ｊｔ体
９の開閉は徐々に行なわれ、水撃が生じることは無い。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであって、第１１５
；！は一部破砕正面図、第２図は第１図ＩＩ　−ＩＩ線
断面図、ｆｆ１３図は第１図■くＩ矢視図である。１・・・ケーシング、７・・・開口、９・・・弁体、Ｉ
３・・・弁棒、１６・・・弁棒挿入凹所、１８・・・ハ
ンドル軸。２２・・・筒体、２３・・・切目、２４・・・環状溝、
２５・・・案内部材、２７・・・案内片、２８・・・案
内溝。

Claims

【特許請求の範囲】

ケーシング１に弁体９が水平回転自在に収められ、この
弁体９の上部に、前記ケーシング１に形成された開口７
から挿通された弁棒１３が取付けられ、この弁棒１３に
は、下面開放の弁棒挿入凹所１６を有するハンドル軸１
８が嵌め被せられ、このハンドル軸１８が前記ケーシン
グ１に回転自在にねじ嵌められ、前記弁棒１３とハンド
ル軸１８との間には、ケーシング１に設けられたガイド
体２２が介装され、このガイド体２２に上下に長い切目
２３が形成されており、前記弁棒挿入凹所１６の内周面
にはそれをめぐる状態で環状溝２４が形成され、この環
状溝２４に案内部材２５が、ハンドル軸１８と相対回転
自在に嵌め入れられ、この案内部材２５は案内片２７を
有しており、この案内片２７は前記ガイド体２２の切目
２３を貫通して弁棒１３外周に斜めに形成された案内溝
２８に嵌め入れられ、この案内溝２８の上端と下端とが
平面から見て、弁体９の開閉に要する回転角度だけずれ
ている弁。