JPS58195617A - サイフオン付水門扉 - Google Patents
サイフオン付水門扉Info
- Publication number
- JPS58195617A JPS58195617A JP7864382A JP7864382A JPS58195617A JP S58195617 A JPS58195617 A JP S58195617A JP 7864382 A JP7864382 A JP 7864382A JP 7864382 A JP7864382 A JP 7864382A JP S58195617 A JPS58195617 A JP S58195617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- gate
- siphon
- upstream side
- water level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B7/00—Barrages or weirs; Layout, construction, methods of, or devices for, making same
- E02B7/16—Fixed weirs; Superstructures or flash-boards therefor
- E02B7/18—Siphon weirs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
河川に設置される堰として設けたてん倒ゲートでは」上
流側の水位が扉体頂部の標高より一定値（一般に０．３
〜０．５ｍ）高い規定水位まではゲートを起立させたま
まで越流させ、洪水のため上流側の水位が前記の規定水
位以上となった場合にゲートを倒伏させて放流状態とし
ている。
流側の水位が扉体頂部の標高より一定値（一般に０．３
〜０．５ｍ）高い規定水位まではゲートを起立させたま
まで越流させ、洪水のため上流側の水位が前記の規定水
位以上となった場合にゲートを倒伏させて放流状態とし
ている。
従って、平常時は起立状態の扉体の−Ｌから長時間にわ
たり、越流させているため、落差が大きく、そのため水
の落下音による騒音公害を発生している例が多い。
たり、越流させているため、落差が大きく、そのため水
の落下音による騒音公害を発生している例が多い。
この発明は］−記のようなてん倒ゲートの欠点を解決す
るため、サイフオンを利用して低い位置から下流側へ放
流させるようにして騒音を防市するとともに十分な放流
能力を確保できるサイフオン付ゲートを提供することを
１］的とするものであるが、てん倒ゲートだけでなく垂
直昇降式のローラゲートにも利用できるものである。
るため、サイフオンを利用して低い位置から下流側へ放
流させるようにして騒音を防市するとともに十分な放流
能力を確保できるサイフオン付ゲートを提供することを
１］的とするものであるが、てん倒ゲートだけでなく垂
直昇降式のローラゲートにも利用できるものである。
以下にこの発明の詳ａＩを添付図面に示す一実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
第１図、第２図において、１はてん倒ゲートの扉体であ
って、その下端は河床２に設けた軸受に輔４によって起
伏自在に支承させ、パツキン３によりこの部分の水密を
保っている。
って、その下端は河床２に設けた軸受に輔４によって起
伏自在に支承させ、パツキン３によりこの部分の水密を
保っている。
５はサイフオン式流路で、図示例では第２１４０こ示す
ように角形の横断面である。この流路５は第１図のよう
に扉体１の」上流側の中部から始まり、扉体１の上端を
経て下流側に沿って設け、扉体１の下流側の下端近くで
下流側へ屈曲して開放され吐出口６となっている。
ように角形の横断面である。この流路５は第１図のよう
に扉体１の」上流側の中部から始まり、扉体１の上端を
経て下流側に沿って設け、扉体１の下流側の下端近くで
下流側へ屈曲して開放され吐出口６となっている。
また、流路５の上流側の部分の下端′は端板７で１力鎖
され、この下端より若干１−った部分９こ在［１８を設
け、さらに、扉体１が最大に起立した状態で、扉体１の
頂端を通る水平線りに近い部分にサイフオンブレーカ孔
９を設ける。
され、この下端より若干１−った部分９こ在［１８を設
け、さらに、扉体１が最大に起立した状態で、扉体１の
頂端を通る水平線りに近い部分にサイフオンブレーカ孔
９を設ける。
サイフオン式流路５は図示の場合、第２図のように一定
の間隔で多数設け、かつ扉体１ （７） １１端の各流
路５間に遮水板１０を固定して流路５のない部分からの
越流を防止する。
の間隔で多数設け、かつ扉体１ （７） １１端の各流
路５間に遮水板１０を固定して流路５のない部分からの
越流を防止する。
なお、前記サイフオン式流路５は扉体１の全長にｒり設
けることもできる。また、前記の第１図の実施例の場合
は流路５の上流側の部分の下端に端板７を設けて扉体１
の全倒伏時に塵芥が水流により押し込まれないようにし
たがこの端板７を省略し、呑口８を後述の第３図及び第
４図に示したもののようにすることもできる。
けることもできる。また、前記の第１図の実施例の場合
は流路５の上流側の部分の下端に端板７を設けて扉体１
の全倒伏時に塵芥が水流により押し込まれないようにし
たがこの端板７を省略し、呑口８を後述の第３図及び第
４図に示したもののようにすることもできる。
この発明のサイフオン付ゲートは上記の構成であり、扉
体１の起伏は下流側の河床に設けた油圧シリンダによっ
て昇降するう云′□１：により行なうものである。
体１の起伏は下流側の河床に設けた油圧シリンダによっ
て昇降するう云′□１：により行なうものである。
いま、第１図のように扉体１が最大に起立した状態にお
いて、上流側の水位が上昇するに伴い、呑口８から流路
５内に水が流入し、」−流側の水位の上昇とともに流路
５内の水位も」１昇し、水面が第１図に示す水平線りを
越えると流路５内で越流が始まり、呑［１８から入った
水は流路５内を通り吐出口６より下流側へ吐出される。
いて、上流側の水位が上昇するに伴い、呑口８から流路
５内に水が流入し、」−流側の水位の上昇とともに流路
５内の水位も」１昇し、水面が第１図に示す水平線りを
越えると流路５内で越流が始まり、呑［１８から入った
水は流路５内を通り吐出口６より下流側へ吐出される。
さらに、水面が」−昇して流路５内を流れる水が増加す
ると、流路５の下流側の下部より満水状態となり始め、
ついには流路５の全体が満水状態となってサイフオン作
用による放流が始まる。
ると、流路５の下流側の下部より満水状態となり始め、
ついには流路５の全体が満水状態となってサイフオン作
用による放流が始まる。
この場合、サイフオン作用により、単なる越流に比較し
て放流量が飛躍的に増大する。従って図示例のように多
数の流路５を一定の間隔で設けた場合、流路５の合計ｌ
」を扉体１の全長の５〜るとすれば従来の扉体の全長か
ら越流させる場合の越流量に匹敵する放流量が流路５の
みからの放流で行なえる。
て放流量が飛躍的に増大する。従って図示例のように多
数の流路５を一定の間隔で設けた場合、流路５の合計ｌ
」を扉体１の全長の５〜るとすれば従来の扉体の全長か
ら越流させる場合の越流量に匹敵する放流量が流路５の
みからの放流で行なえる。
：：１ 。
つぎに上流水位が低下し、その水位がサイフ第１
ンブレーカ孔９より下ったときはここから流路５内に空
気が吸い込まれ流路５内の満水状態が保持できなくなり
、サイフオン作用が失われて放流が停止される。
気が吸い込まれ流路５内の満水状態が保持できなくなり
、サイフオン作用が失われて放流が停止される。
第３図及び第４図は垂直昇降式のローラゲートにこの発
明を利用した例であって、１１は扉体でその下端には下
降時に河床１２に密着する）（ツキン１３を有している
。
明を利用した例であって、１１は扉体でその下端には下
降時に河床１２に密着する）（ツキン１３を有している
。
１５はサイフオン式流路で、第３図の場合そＱ〕横断面
は図示省略したが第２図の例とほぼ同じ角形でその複数
が一定の間隔で配置されている。この流路１５は第１図
の例と同じに扉体１１σ〕−に流側の中部の呑口１７か
ら始まり、扉体１ （７−）上端を経て下端側に沿って
設け、扉体１の下流側の下端近くで開放されて吐出口１
６となっている。
は図示省略したが第２図の例とほぼ同じ角形でその複数
が一定の間隔で配置されている。この流路１５は第１図
の例と同じに扉体１１σ〕−に流側の中部の呑口１７か
ら始まり、扉体１ （７−）上端を経て下端側に沿って
設け、扉体１の下流側の下端近くで開放されて吐出口１
６となっている。
第４図の場合のサイフオン式放流路１５の横断面は、図
示省略したが扉体１１の全長に亘り設けられている。こ
の流路１５は、第３図の例と同様に扉体の上流側の中部
の呑口１７から始まり扉体１１の上流側上面よりスキン
プレート１１′の上流側前面を経て、扉体１１の下部よ
り下流側に開放されて吐出口１６となっている。
示省略したが扉体１１の全長に亘り設けられている。こ
の流路１５は、第３図の例と同様に扉体の上流側の中部
の呑口１７から始まり扉体１１の上流側上面よりスキン
プレート１１′の上流側前面を経て、扉体１１の下部よ
り下流側に開放されて吐出口１６となっている。
１８は扉体１１の頂部より若干下の部分に設けたサイフ
オンブレーカ孔である。
オンブレーカ孔である。
第３図における１９は各流路１５間に同定した遮水板で
流路１５のない部分からの越流を防止するものであるが
前記サイフオン式流路１５は扉体１１の全長に亘り設け
ることもでさる。なお、前記呑口８．１７には万全を期
すためスクリーンバーを設けて塵芥の流入を防止するこ
とは勿論である。
流路１５のない部分からの越流を防止するものであるが
前記サイフオン式流路１５は扉体１１の全長に亘り設け
ることもでさる。なお、前記呑口８．１７には万全を期
すためスクリーンバーを設けて塵芥の流入を防止するこ
とは勿論である。
この実施例の場合も、第３図および第４図のように扉体
１１の下端のパツキン１３が河床１２に密着している状
態において、」１流側の水位が−１−昇するに伴い、呑
口１７から流路１５内に水が流入し１水而が扉体１１の
１一端を越えると流路内の越流が始まり、呑口１７から
流路１５内に入った水は吐出口１６より下流側へ排出さ
れる。
１１の下端のパツキン１３が河床１２に密着している状
態において、」１流側の水位が−１−昇するに伴い、呑
口１７から流路１５内に水が流入し１水而が扉体１１の
１一端を越えると流路内の越流が始まり、呑口１７から
流路１５内に入った水は吐出口１６より下流側へ排出さ
れる。
さらに、水位が上昇して流路１５内を流れる水が増加す
ると、流路１５の下部より満水状態となり始め、ついに
は、流路１５の全体が満水状態となってサイフオン作用
による放流が始まり、放流量が飛躍的に増大する。
ると、流路１５の下部より満水状態となり始め、ついに
は、流路１５の全体が満水状態となってサイフオン作用
による放流が始まり、放流量が飛躍的に増大する。
つぎに、上流水位が下ってサイフォンブレーカ孔１８以
下になるとこの孔１８から流路１５内に空気が吸い込ま
れ、サイフオン作用が失われて放流が停止される。
下になるとこの孔１８から流路１５内に空気が吸い込ま
れ、サイフオン作用が失われて放流が停止される。
この発明のサイフオン付ゲートは」１記のように越流水
がサイフオン式流路を通ってその下端の吐出口から下流
側へ排出されるので、扉体の上端から放、流させる場合
に比較して落差が著しく小さくなり、長時間にわたり越
流させても水の落下音による騒音公害は発生しない。ま
た、サイフオン作用を利用することにより、騒音が少な
いにかかわらず十分な放流能力が得られるなどの効果が
ある。
がサイフオン式流路を通ってその下端の吐出口から下流
側へ排出されるので、扉体の上端から放、流させる場合
に比較して落差が著しく小さくなり、長時間にわたり越
流させても水の落下音による騒音公害は発生しない。ま
た、サイフオン作用を利用することにより、騒音が少な
いにかかわらず十分な放流能力が得られるなどの効果が
ある。
第１図はこの発明を実施したてん倒ゲートの縦断側面図
、第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断平面図、第３図および
第４図はローラゲートに実施した例を示す縦断側面図で
ある。 α １．１１・・・扉体、５．１５・・・＋１．イフオン式
流路、６．１６・・・吐出口、８．１７・・・呑口。 特許出願人 株式会社栗本鉄工所 同代理人 鎌 １） 文 二 第２Ｅン 十 ９３− へ＞１０ １′
、第２図は第１図Ａ−Ａ線の横断平面図、第３図および
第４図はローラゲートに実施した例を示す縦断側面図で
ある。 α １．１１・・・扉体、５．１５・・・＋１．イフオン式
流路、６．１６・・・吐出口、８．１７・・・呑口。 特許出願人 株式会社栗本鉄工所 同代理人 鎌 １） 文 二 第２Ｅン 十 ９３− へ＞１０ １′
Claims (1)
- 扉体の−に流側中部より扉体の−Ｌ端を経て下流側に沿
って設けられ、」−流側中部から吸い込んだ水を下流側
へ放流するサイフオン式流路を設けたサイフオン付ゲー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864382A JPS58195617A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | サイフオン付水門扉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7864382A JPS58195617A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | サイフオン付水門扉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195617A true JPS58195617A (ja) | 1983-11-14 |
| JPS6125858B2 JPS6125858B2 (ja) | 1986-06-18 |
Family
ID=13667541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7864382A Granted JPS58195617A (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | サイフオン付水門扉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195617A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100803745B1 (ko) | 2006-11-17 | 2008-02-15 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100812569B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-03-13 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100812595B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-03-13 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100821690B1 (ko) | 2007-05-09 | 2008-04-14 | 한상관 | 오염된 수질을 자연적으로 정화시키는 방법 |
| KR100852014B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-08-12 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR101028991B1 (ko) | 2007-10-30 | 2011-04-15 | 한상관 | 이물질 제거가 가능한 사이펀 통로를 갖는 수문을 이용하여수질을 정화하는 방법 |
| KR101042852B1 (ko) | 2007-11-13 | 2011-06-24 | 한상관 | 오염된 하천을 정화하면서 수문의 손상을 방지할 수 있는다단 전도식 수문을 이용하여 수질을 정화하는 방법 |
| CN102561278A (zh) * | 2012-01-18 | 2012-07-11 | 江苏扬州合力橡胶制品有限公司 | 一种钢闸门及其工作方法 |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP7864382A patent/JPS58195617A/ja active Granted
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100803745B1 (ko) | 2006-11-17 | 2008-02-15 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100821690B1 (ko) | 2007-05-09 | 2008-04-14 | 한상관 | 오염된 수질을 자연적으로 정화시키는 방법 |
| KR101028991B1 (ko) | 2007-10-30 | 2011-04-15 | 한상관 | 이물질 제거가 가능한 사이펀 통로를 갖는 수문을 이용하여수질을 정화하는 방법 |
| KR101042852B1 (ko) | 2007-11-13 | 2011-06-24 | 한상관 | 오염된 하천을 정화하면서 수문의 손상을 방지할 수 있는다단 전도식 수문을 이용하여 수질을 정화하는 방법 |
| KR100812569B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-03-13 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100812595B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-03-13 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| KR100852014B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-08-12 | 한상관 | 오염된 하천수를 정화시키는 방법 |
| CN102561278A (zh) * | 2012-01-18 | 2012-07-11 | 江苏扬州合力橡胶制品有限公司 | 一种钢闸门及其工作方法 |
| CN102561278B (zh) * | 2012-01-18 | 2014-03-26 | 江苏扬州合力橡胶制品有限公司 | 一种钢闸门及其工作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6125858B2 (ja) | 1986-06-18 |
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