JPS5812816A - 自動二輪車における車高調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車における車高調整装置に関するもの
で、停止時には車高を低くシ、走行すると自動的に車高
が高くなるようＫしたものである。

自動二輪車は、走行開始前や交差点での停止時に、運転
者が足を路面に接して停車姿勢をとることになる。この
ため車高は可及的に低くするのがよいが、走行時にはあ
る＠度高い方が走行安定性の点で望ましい。本発明はこ
の点に鑑みて成され九もので、自動二輪車の車高が自動
的に変るようにしたものである。

本発明の一実施例を図について説明すると、ｌは自動二
輪車であって、２は車体フレーム、３はフロントフォー
ク、４はハンドル、Ｓａ前輪、６は後輪であゐ。車体フ
レーム２にはエンジン、働科タンク、シート等が取付け
られるが、これらの図示は省略する。車体フレーム２の
後方下部にはスイングアーム７の前端が軸８によって枢
着されてお９、その後端に後輪６が車軸９によって枢着
されている。

スイングアーム７の後端と車体フレーム２の後方上部と
の間には、空気ばねを利用したクッションユニットｌＯ
が取９付けられている。このクッションユニット１Ｇは
、パイプ１１とこのパイプ１１から分岐されたパイプ１
２ｆｌＣよって、弁装置であるソレノイドパルプ１３１
４　Ｋ接続されている。クツシ曹ンユニツ）ｌＯは流体
である空気の出入によって車軸９と車体フレーム２の上
部との間の距離を変えるものである。

車体フレーム２には、エンジンまたは車体フレーム２に
搭載され九バッテリーで回転するモーターによって駆動
されるニアコンプレッサー１５が搭載されており、パイ
プ１６で接続されたエアタンク１７に、常時一定圧の圧
縮空気を保存するようＫｔつている。エアタンク１７は
パイプ１８によって、前述のソレノイドパルプ１３の入
口側に接続されている。この接続によって、エアタンク
１７円の圧縮空気はソレノイドパルプ１３が開いたとき
、クッションユニツ）１０とソレノイドパルプ１４に与
えられるようＫｔｋっている。々お、ソレノイドパルプ
１４には大気開放口１９が設けられている。

車体フレーム２の後方中間部とスイングアーム７のほぼ
中間部との間には高車高センサー２０と低車高センサー
２σとが取り付けられてお９、クッションユニット１Ｇ
の作動によって変化する車高（スイングアーム７の傾斜
瞳）を検出するようになっている０両車高センサー２Ｇ
、　２０’は単に車高を検出するのみでなく、検出値を
あらかじめ設定された高低それぞれの値と比較して信号
を発するものである。そしてこの両車高センサー２へ２
σは電線２１によって、制御部２２０入力儒に接続され
ている。制御部２２の出力側は、電ＩＩ　２１２４　Ｋ
よってソレノイドパルプ！＆１４に接続されている。

前輪５には、全Ｗ４に亘って方形の歯２５を刻設し喪歯
車２６が取シ付けられて、前輪５と一体に１転するよう
になっている。そしてこの癩車２６の外鴫近傍位置には
、車速センサー２７が設けられている。この車速センサ
ー２７は、回転する歯車２６の歯２５（Ｄａを数えるこ
とにより、車速を検出する−のである。そしてその出力
信号は、電１ｉ２８によって制御部２２に与えられるこ
とＫなる。

このように構成されたこの車高調整装置を敗り付けた自
動二輪車は、高車島センサー２０を車高の高い方の限［
Ｋ設定し、低車高センサー２０’を車高Ｏ低い方の限１
１に設定して使用する。これＫより、車速か設定速１１
（ｆ’ｉは停止していると思われる速ＷＥ）以下のとき
Ｋは低車冒センサー２０′で設定された低い車高を保ち
、これにより運転者の足つき性を良くシ、設定速度以上
では高車高センサー２０で設定され良車高を保ち、最低
地上高とバンク角等を得ることができる。

作動をＷＩ＆明すると、車速か設定速度以下になったと
き、車速センサー２７が速度を検知して車速か設定値以
下であることを制御部２２に伝える。

制御部２２ｔｊンレノイドパルブ１４を開放するような
指令を発する。これｋよりソレノイドパルプ１４は、ク
ッションユニット１０とパイプ１１．１２中の空気を大
気開放口１９から大気中に開放し、車高を下げる。

車高を下げるということはクッションユニツ）１Ｇが収
縮することであるから、高低両車高センサー２ａ２０も
収縮し、その収縮１ｉＫ見合った信号を制御部２２に与
えることになる。そして車高センサー２０で設定した車
高位置まで低下してくると、制御御部２２からの指令で
ソレノイドパルプ１４が閉じる。これＫより、車高はそ
の位置に保持される。

次に車輛が停止状態から走行状態になる場合、車速セン
サー２７によって設定速度以上になったことが制御部２
２に伝えられる。これによ）制御部２２ｔｊソレノイド
バルブ１３を開く指令を出す。

ソレノイドパルプ１３が開くとエアタンク１７に蓄えら
れていた圧縮９気がパイプ１８．ｌλ１１を過ってクッ
ションユニットｌＯに与えられ、これを伸長させること
により車高を高くする。この場合には高車高センサー２
０で設定された車高位置まで上昇したところでソレノイ
ドパルプ１３は閉じ、高い方の車高位置が保持されるこ
とになる。

以上説明した実施例にあっては車高センサー表して高車
高センサー２０と低車高センサー２０’の２個を使用し
たが、これは１個で構成することもできる、すなわち、
クッシｉｅｙ：Ｌ＝ット１０としてコイルスプリングと
空気スプリングの両方を備えたものを用い、低い方の車
馬位置をクッション二二ツ）１Ｇ内の空気圧を大気圧と
し、コイルスプリングのみで支えられる位置に設定ずれ
ｄ１低車高センサー２０は不要となる。

また、上述の実施例では、車速によって車＾が自動的に
変るようｋしたが、運転者の意志によって、この自動的
な作動を減殺できるようＫしておくと、使用性が史に向
上することに＆る。

本発明は上述のようＩＩｃ＃ＩＩ成したものであるから
、次のような効果がある。

■　停止しているときは車高が低くなっているので、乗
降が楽になる。

■　交差点で信号待ちなどの九めに停車するときなどに
は、停車の直前で車高が低くなっているので足が付き易
く、また停車中も充分に余裕を持って足を付け、安定し
た状態で待つことができる。

■　車軸製作時の部品レイアウト上、シートＯす。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の系統図である。 １ニ・自動二輪車　　　　２・・・車体フレーム７・・
・スイングアー五　　　　８・・・軸９・・・Ｊｉ軸１
０−　　クッションユニットｌλ１４・−ソレノイドパ
ルプ　１５・−エアコンブレツナ−１７・・・エアタン
ク　　　　　２へ２０’・・・車高センサー２２・−制
御部　　　　　　　２７−・車速センサー養許出１人　
　鈴木自動車工業株式会社（はか１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　車高を検出して該検出値をあらかじめ設定さ
   れた餉と比較して信号を発する車高センサーと、車軸を
   支持し流体の給排によって車軸と車体間の距ｌ１ｍを変
   えるクッションユニットと、該クッションユニットに流
   体を供給する流体源と、該流体源と前記クッションユニ
   ットとの関に設けられ流体の給排を行なう弁装置と、前
   記車高センサーの出力信号により紋弁装置の制御を行な
   う制御部と、車速を検出して骸制御部に指令を与える車
   速センサーとを鳴する自動二輪車における車高調整装置
   。