JPS58123832A - 容器ノズルセ−フエンド部の熱処理方法 - Google Patents
容器ノズルセ−フエンド部の熱処理方法Info
- Publication number
- JPS58123832A JPS58123832A JP57005008A JP500882A JPS58123832A JP S58123832 A JPS58123832 A JP S58123832A JP 57005008 A JP57005008 A JP 57005008A JP 500882 A JP500882 A JP 500882A JP S58123832 A JPS58123832 A JP S58123832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safe end
- nozzle
- thermal sleeve
- end part
- nozzle safe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/50—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for welded joints
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は容器ノズルセーフエンド部の熱処理方法に係り
、特にサーマルスリーブ取付部の強度を向トさせるに好
適な熱処理方法に関する。
、特にサーマルスリーブ取付部の強度を向トさせるに好
適な熱処理方法に関する。
図を用いて軽水炉再循環系入口部のノズルセーフエンド
部を説明する。原子炉圧力容器１０人ロ開口部２には外
部に突出する円筒状のノズルセーフエンド部３が設けら
れ、その先端は径を減少してテーパ部４となし、配管５
に連結している。このノズルセーフエンド部３内には、
一端が容器１内に開口した円筒状のサーマルスリーブ６
が配置され、その他端はノズルセーフエンド部３のテー
パ部４内面に溶接によって密封固着されている。
部を説明する。原子炉圧力容器１０人ロ開口部２には外
部に突出する円筒状のノズルセーフエンド部３が設けら
れ、その先端は径を減少してテーパ部４となし、配管５
に連結している。このノズルセーフエンド部３内には、
一端が容器１内に開口した円筒状のサーマルスリーブ６
が配置され、その他端はノズルセーフエンド部３のテー
パ部４内面に溶接によって密封固着されている。
ここで、ノズルセーフエンド部３とサーマルスリーブ６
の取付部との間は鋭い切欠き部７となり破壊の起点とな
るおそれがある。
の取付部との間は鋭い切欠き部７となり破壊の起点とな
るおそれがある。
本発明の目的は、このノズルセーフエンド部とサーマル
スリーブ取付部とのなす切欠き部の強度を向上させる熱
処理方法を提供することにある。
スリーブ取付部とのなす切欠き部の強度を向上させる熱
処理方法を提供することにある。
本発明は、切欠き部を有する部材に負荷を与えて切欠き
部を引張降伏させた後負荷を除くと、切欠き部には圧縮
残留応力が与えられ、この圧縮残留応力が切欠き部の強
度を向上させるとの既知の知見に基づきなされたもので
、外力による負荷の代すに、ノズルセーフエンド部ヲサ
ーマルスリーブ部に比して高温になすことによシ熱負荷
を与えるようにしたものである。
部を引張降伏させた後負荷を除くと、切欠き部には圧縮
残留応力が与えられ、この圧縮残留応力が切欠き部の強
度を向上させるとの既知の知見に基づきなされたもので
、外力による負荷の代すに、ノズルセーフエンド部ヲサ
ーマルスリーブ部に比して高温になすことによシ熱負荷
を与えるようにしたものである。
本発明の一実施例を図を用いて説明するっ図はノズルセ
ーフエンド部が組立てられた後の状態を示す。このよう
に組立てられた後、ノズルセーフエンド部３の円筒部８
に対向して高周波誘導による加熱装置９を配置する。つ
ぎに、再循環給水ボ、／プ１０によって容器１内の下部
に存在する冷却水を汲上げ、配管５を通してサーマルス
リーブ６内を充填冷却して再び容器１内に戻す。この状
態で加熱装置９を作動させ、ノズルセーフエンド部３の
円筒部８が、その材料のオーステナイトステンレス鋼の
鋭敏化温度よりも低い約５ｏｏｃとなるように昇温する
。サーマルスリーブ６は冷却水１１によって低温に保た
れて：いるため、ノズルセーフエンド部３の円筒部８が
外方へ熱膨張し、したがって、ノズルセーフエンド部３
とサーマルスリーブ６の間隙を拡げる結果、切欠き部７
には大きな引張応力が発生し、引張降伏する。加熱をや
めて全体が一様な温度となると、熱負荷は除かれ、ノズ
ルセーフエンド部３とサーマルスリーブ６の間隙は戻っ
て小さくなり、その結果、切欠き部７には圧縮残留応力
が与えられる。
ーフエンド部が組立てられた後の状態を示す。このよう
に組立てられた後、ノズルセーフエンド部３の円筒部８
に対向して高周波誘導による加熱装置９を配置する。つ
ぎに、再循環給水ボ、／プ１０によって容器１内の下部
に存在する冷却水を汲上げ、配管５を通してサーマルス
リーブ６内を充填冷却して再び容器１内に戻す。この状
態で加熱装置９を作動させ、ノズルセーフエンド部３の
円筒部８が、その材料のオーステナイトステンレス鋼の
鋭敏化温度よりも低い約５ｏｏｃとなるように昇温する
。サーマルスリーブ６は冷却水１１によって低温に保た
れて：いるため、ノズルセーフエンド部３の円筒部８が
外方へ熱膨張し、したがって、ノズルセーフエンド部３
とサーマルスリーブ６の間隙を拡げる結果、切欠き部７
には大きな引張応力が発生し、引張降伏する。加熱をや
めて全体が一様な温度となると、熱負荷は除かれ、ノズ
ルセーフエンド部３とサーマルスリーブ６の間隙は戻っ
て小さくなり、その結果、切欠き部７には圧縮残留応力
が与えられる。
なお、冷却材１１に液体窒素等の極低温媒体を用いると
効果はさらに大きくなる。
効果はさらに大きくなる。
このように、本発明によれば、ノズルセーフエンド部内
面のサーマルスリーブ取付部に圧縮残留応力を与えるた
め、その部分の疲労強度、応力腐食割れ等の強度を向上
させる効果がある。
面のサーマルスリーブ取付部に圧縮残留応力を与えるた
め、その部分の疲労強度、応力腐食割れ等の強度を向上
させる効果がある。
図は本発明の一実施例を縦断面図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、容器の開口部から円筒状に突出して配管に連結する
ノズルセーフエンド部内に、一端が容器内に開口するサ
ーマルスリーブを配置してその他端をノズルセーフエン
ド部に密封固着したものにおいて、ノズルセーフエンド
部ヲサーマルスリーブ部に比して高温となし、ノズルセ
ーフエンド部内面のサーマルスリーブ取付部を引張降伏
させることを特徴とする容器ノズルセーフエンド部の熱
処理方法。 ２、特許請求の範囲第１項において、サーマルスリ−フ
内に冷却材を流動させつつノズルセーフエンド部を外部
から加熱することを特徴とする容器ノズルセルフエンド
部の熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57005008A JPS58123832A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 容器ノズルセ−フエンド部の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57005008A JPS58123832A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 容器ノズルセ−フエンド部の熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58123832A true JPS58123832A (ja) | 1983-07-23 |
Family
ID=11599516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57005008A Pending JPS58123832A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 容器ノズルセ−フエンド部の熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58123832A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2492362A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | General Electric Company | Method of introducing compressive stress in a welded joint |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP57005008A patent/JPS58123832A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2492362A1 (en) * | 2011-02-28 | 2012-08-29 | General Electric Company | Method of introducing compressive stress in a welded joint |
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