JPS5811672A - 包装体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスバリヤ−性の良好なる加熱殺曹−能なる
包嚢体。

更に詳しくは、熱可塑性＄　１３工ステル樹脂層を最外
層として、変性ｆジオレフィン系接着用樹脂層、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層及びポリオレフ
ィン系樹脂層等から成るガスパリイー性、耐熱性、透明
性等の良好な熱収縮性多層フィルムを使用して、食品内
容物を脱気包装した後、（資）℃乃至１００℃の雰囲気
中で、５分を越えて加熱Ｍｌｌｌｌする包装体に関する
ものである。　　　。

近年、食品加工業界、取分は畜肉加工、魚肉加工分野に
おいては、食品への添加物規制が緻しくなり、殺劇剤の
使用量を減少するか或いはほとんど使用しなくなりつつ
あるので、内容物の長期保存性、新鮮度を確保するため
に、酸素ガスバリヤ性良好であり、且つ加熱殺菌可能な
る包装体が求められ、一方、市場開発での販売促進面か
らは、透明性に優れた折れシワのない外観良好なる包装
体が要求されており、本発明は、これ等の要求を温良す
包装体である。

従来、ハム、ソーセージ等の畜肉加工品の包装体用とし
て、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂と塩化ビ＝　Ｉ
Ｊデン系樹脂との積層熱収縮性フィルム或いは、４リプ
ロピレン樹脂、Ｉリアー　ミド樹脂、ポリエチレン樹脂
等を組み合わせた積層フィルム等が使用されてい友。

しかし、塩化ビニリデン系積層熱収縮性フィルムを使用
する包装体は酸素ガスバリヤ性に優れているが、食品内
容物を脱気包装した燐、（資）℃の湯中で５分間の加熱
ａｍ時においても、包装体に時折ピンホールが発生した
り、フィルム間積層剥離が生じるという欠点がある。

４リグロビレン樹脂及びポリエチレン樹脂の積層フィル
ム或いはポリアミド系樹脂及びぼりエチレン系樹脂の積
層フィルムを使用する包装体は、食品内容物を脱気包装
した後、鉛℃乃至１００℃の熱湯中で０分間の加熱殺菌
に耐えることは可能であるが、酸素ガスバリヤ性が愚く
、内容物である畜肉加工品或いは魚肉加工品の可食保存
期間が短かく、同時に積層フィルムが熱収縮性でないの
で加熱殺菌後の包装体の外観に折れシワが発生して見栄
えを悪くするという欠点がある。

かように、酸素ガスバリヤ性良好なること、田℃乃至１
０’Ｏ℃の雰囲気中で５分を越える加熱膜゛曹が可能で
あること、外観良好なる枡れシワの°ない包装体を得る
ため、プラスチックフィルムに熱収縮性を付与すること
等の要求性能をすべて満たす包装体は見出し得なかった
ものである。

にわたって安定した高度のガスバリヤ性を有し、しかも
熱湯中で高い熱豚縮性を示し、且つ長時間あ加熱殺菌可
能なる包装体を得んとして研究を実施し、熱可塑性４リ
エステル樹脂層を最外層として、変性Ｉリオレ′フィン
系接着用樹脂層、エチレン−酢酸ビニル共重′合゛□体
けん化物樹脂層及びポリオレフィン系樹脂層等を゛含む
゛積層構造した多層プラスチックシートが１６０℃以下
の温度で、二輪延伸可能であること及びこれらの熱収縮
性多層プラスチックフィルムを使用して食品内容物を脱
気包装した後、（資）℃乃至１００℃の雰囲気中で、５
分を越える加熱殺菌が可能であることを見出し、更に種
々検討を・進めて本発明を完成させるに至ったもので・
あ、る。

本発明の目的は、食品内容物が脱気包装した後、（資）
℃乃至１００℃の雰囲気中で５分を越、える加熱殺菌に
耐えて尚且つ酸素ガス／４リヤ性、防湿性が長期間にわ
たって安定しており、しかも低温熱収縮性、透明性、衛
生性等の優れた食品包装用熱収縮性多層・グー２スチツ
クフイルームを使用する包装体−を提供することである
。

本発明は、熱可塑性４リエステル樹脂層捧）を最外層と
して、変性／Ｑオレフィン系接接着用樹脂層功、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層（０）及び４リ
オレフイ／系樹脂層ψ）等を含む、積層構造した多層グ
ラスチックフィルム、例えば、最外層からに）−（Ｂ）
　−（０）−Ｇ）−ψ）の順で隣接した積層構造の多層
プラスチックフイルムであり、誼フィルムの総厚みが１
０へ乃至２００−であり、１００℃の温度の雰囲気中に
入れて、１０秒後の寸法収縮率が縦横とも１０１１　を
越えることを特徴とする熱収縮性多層フィルムにて、内
容物を脱気包装し、（資）℃を越える雰囲気中で、５分
を越えて加熱殺菌をすることを％黴とする包装体である
。

熱可塑性？リエステル樹脂は、飽和二塩基酸とグリコー
ル類の縮合により得られる奄のであり、例えばエチレン
グリコールとテレフタル酸より得られるポリエチレンテ
レフタレート、７タル酸、イソフタル酸、セパシン酸、
アゾビン酸、アゼライン酸、グルタル酸、コハク酸、シ
ニウ酸などの飽和二塩基酸を共重合体成分としたポリエ
チレンテレフタレート共重合体及びジオール成分として
、１，４−シクロヘキサンジメタツール、ジエチルグリ
コール、ノロビレンダリコールなどを共重合体成分とし
たポリエチレンテレフタレート共重合体またはこのブレ
ンド品である。

エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂は軟化温度
（）四−テスター法）が１５０乃至１７５℃で、三チレ
ン含有率が６乃至フロモル−１共重合体中の酢酸ビニル
一対するけん化度が９０９６以上であり、乾燥状態に於
いて極めて高い酸素ガスバリヤ性を有している。

変性ポリオレフィン系接着用樹脂層は、分子鎖末端を不
飽和カルがン酸等の反応性官能基で処理した変性ポリエ
チレン系接着性樹脂、変性−リプ口ぎシン系接着性樹脂
、変性エチレン−酢酸ビニル共重合体系接着性樹脂等で
あり、この内特に変性エチレン−酢酸ビニル共重合体系
接着性樹脂は、接着性能が良好であり、変性Ｉジプロピ
レン系接着性樹脂は、耐熱性が良好であり好ましい。

ポリオレフィン系樹脂層は、低密度がりエチレン樹脂、
中密度？リエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル典重合体樹脂、ポリプロピレン樹脂
及びそれぞれの樹脂の共重合体等の内１１［１［或゛い
はこれらのブレンド物である。

尿発明に使用するプラスチックフィルムの総厚みは１０
都乃至２００／Ｊｍであり、この範囲の厚みのグラスチ
ックフィルムが食品の収縮包装用に適している。

本発明は、食品の収縮包装及び加熱殺菌包装体を目的と
するため、食肉茄工品等の被包鉄物を熱収縮性多層フィ
ルムで造った袋に充填し、内部を脱気した後、口部をヒ
ートシールして、（資）℃乃至１００℃の熱湯中、或い
は加熱室中に５分を越える時間入れて収縮包装と同時に
加熱殺菌を行なう。

食品内容物を熱収縮性多層フィルムにて包装し、内部を
脱気した後、食品内容物を加熱すると多層フィルムが収
縮し、食品内容物と多層フィルムが密着し、多層フィル
ムに折れシワのない見栄えの良い包装体を得ることがで
き、同時に該外観の包装体において加熱殺■が可能とな
る。その為の熱収縮性多層フィルムは、少なくとも１０
０℃の温度の雰囲気中に入れて、１０秒後に縦横とも１
０参を越える寸法収縮率を有することが必要で、（資）
℃乃至１００℃の雰囲気中で５分を越えて加熱殺菌に耐
えて、ヒートシール部分の剥離が生じないものである。

・ 食品内容物を脱気包装する方法は、単発方式或いは複数
方式にて行なわれ、本発明の熱収縮性多層フィルムでつ
くられた綾状の内へ食品内容物を充填し、７６０ｖｍＨ
ｆの脱気圧力で袋内部を脱気した後、口部をヒートシー
ルするものである。

本発明の熱収縮性多層フィルムの製造方法は、熱可塑性
ポリエステル樹脂層を最外層として、変性ポリオレフィ
ン系接着用樹脂層、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物樹脂層及び７９才レフイン系樹脂層等を含む積層構
造を有する多層ノラスナックシートであって、該多層グ
ラスチックシートは複数の押出機による共押出方法にて
積層〆イから漕融押出しを行ない、冷却固化し、次いで
７０℃−乃至１００℃の範囲内の砥伸温度に再加熱して
、縦方向に１．５倍以上、横方向にり、５倍以上、二輪
延伸し先後、冷却することを特徴としている。−延伸前
の多層プラスチックシートの積層構造として、食品内容
物を包装する最外層として熱可■性ｆリエステルｍｓ層
を有することが必要であり、多層シートの共押出方法に
はサーキんラーダイによってチューブ状に押出すか、又
はＴダイによってフラット状に押出すかのいずれかが好
ましい。

次いで、このチューブ状シート或いはフラット状ジート
ナ７０℃乃、至１００℃の範囲内の延伸温度に再加熱し
て既知のチェープ方式或いはテンタ一方式の延伸方法で
、縦横同時二軸嬌伸或いは逐次二輪延伸を行なうことに
よって外観の良好なフィルムを製造することが出来る。

前記の製造方法Ｋｉって、製造された本発明の熱収縮性
多層フィルムにて、食肉加工品を脱気包装した後、１０
０℃の熱湯中にω分浸した加熱殺菌後の包装体には外観
を悪くする折れシワ、包装体の破損等の何らの異常も発
生せず長期間にわたって内容物の食肉加工品が保存出来
た。

本発明Ｏ包装体の主な効果は、ポリオレフィン系樹脂と
１００℃以下の温度で社、二輪延伸の極めて困難な熱可
塑性ぼりエステル樹脂及びエチレン−酢酸ビニル共重合
体けん化物樹脂とを接着用樹脂を介して積層させ、この
多層構造によって、熱可塑性−リエステル樹脂及びエチ
レン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂層の１００℃以
下の温［Ｋ於ける二軸延伸を可能にしたこと及び熱可履
性４リエステル樹脂層を最外層とし九ため、これ＊０熱
収縮性多層フィルムを使用した包装体として、内容物を
脱気包装した後、圀℃乃至１００℃の雰囲気中で５分を
越える加熱殺菌が可能であることを見出し九ことにある
。

二軸延伸の延伸倍率は、縦横とも１．５倍以上であ〕、
好ｔＬ＜は２倍乃！ＩＮ４倍であム。

１００℃ｏｗ、ｍ気中に入れて、１０秒後の寸法収縮率
が縦横と４１０−を越える為には、各々１．５倍以上の
麹伸會必畏とすゐ。

寸法収縮率（りは、元のフィルムの長さを４、一定温度
の雰囲気中に入れて、一定時間後のフィルムの長さをｔ
とするとａ　−１００−Ｃ１＠−４）７に−で定義され
る値である。

本’Ａ＠Ｃ）熱収縮性多層フィルム紘、７０℃乃至９０
’Ｃの雰囲気中に入れて、　１０秒後の寸法収縮率が２
０１！乃至５０−であることが好ｔし−０このようなフ
ィルムを得る九めには、縦横とも２倍乃至４倍の二軸延
伸ｔ７０℃乃至９０Ｃの温度で行なうのが好ましい。

次に本発明の実施例を述べる。

第１ｌｌＫ本発明の寒施例を示す。

第１表に示したＮＩＬＩ乃至Ｎａ７実施例のフィルムの
原反シートはいずれも！／ベイ共押出法よって製造し、
多層ダイスから溶融押出しして、２００　ｐｍの厚さの
シートを造つ良。

Ｎ１１ｇｇ施例のフィルムは、Ｔダイ共押出法により、
５ｏｐ密のシートを造った。

次いで、二輪延伸装置により、シートを再加熱した後、
縦横と４各に２倍Ｋｇ伸して約５０ｐｍの厚さのフィル
ムを造り、延伸性、熱収縮性、酸素ガスバリヤ性、包装
体加熱試験性等を評価した。

フィルム外観線透明性、平滑性が良く、延伸ムラのない
ものを良好とし、ネッキングによる延伸ムラの生じてい
るもの、平滑性、透明性の悪いものを不良とした。

フィルムの各層厚みは、構成順序と厚み構成の順序は、
それぞれ左から右へ対応させて表わしている。

熱収縮性は、沸騰水中にフィルムを入れて、１０秒後に
取り出して冷却し、煮沸前後で縦横とも１０−を越える
寸法収縮率を示すものを良好とし、それ以下のものを不
良とした。

酸素ガスバリヤ性紘、試験方法ム８ＴＭ−→−１４３４
に準拠し、加℃乾燥状態での一定値であり、（資）鳴／
ＩＪ”２４ｈｒ・ムＴ翼以下では、酸素ガスバリヤ性は
良好である。

包装体加熱試験性は、前述の各種フィルムを縦１３ａ＋
横１３ａｌｌの三方シールの酸形状に加工し、骸袋中に
食品内容物として、重量約２００　ｆの央起を有する不
定形の食肉加工品である焼豚を充填し、７６０ｍ１１ｇ
の脱気圧力で、袋内部を脱気した後、口部を脱気状態に
おいて加熱シールする。

シール方法としては、１３０℃に加熱した熱板シーラー
を使用し、熱板加圧力２Ｖ−１加熱時間１秒間にてシー
ルする。

かようにして得られた包装体ｔ８０℃或いは１００℃の
熱水中に５分或いＦｉω分間収縮包装と同時に加熱を行
ない、試験数量は、同一試験水準で１０個とする。

加熱後、シール部破れ、ピンホール等による脱気もれが
全くないもｏｔ嵐好とし、ｌｏ個中１個でも脱気もれ勢
の発生したものを不良としている。

包装体としての総合評価では、フィルム外観、熱収縮性
、酸素ガスバリヤ性、包装体加熱試験性のすべてにおい
て良好なものを良好（０印）とし、いずれかに不良を含
むものを不良（×印）としている。

ｇｉｎにおいて、熱可塑性＄　ＩＪエステル樹脂は、融
点２６０℃、ガラス転移点７０℃のイーストマンケミカ
ル社製のコダール、コポリエステル樹脂であシ、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂は、軟化温度（フ
ローテスター法）カ１７０℃のり２し■製エパールであ
シ、変性Ｉジプロピレン系接着性樹脂、変性エチレン−
酢酸ビニル共重合体系接着性樹脂変性ポリエチレン系接
着性樹脂は、各々三菱油化■製モディックであシ、低密
度ポリエチレン樹脂は、融点１０５℃の住友化学■製ス
ミカセ／であシ、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂は
、住人化学■エバテート（酢酸ビニル含有量８重量−）
であ〕、ポリプロピレン樹脂は、軟化温度１４０℃の住
友化学■製のエチレン−プロビレ／ランダム共重合体ポ
リプロピレン樹脂で＆ル。

ｌ！施例の？＆Ｌ１乃至嵐５で明らかなように、本発明
包装体は、透明性、低温熱収縮性による折れシワのない
包装体外観、酸素ガスバリヤ性が極めて良好であプ、且
つ８０℃乃至１００℃の雰囲気中で５分乃至６０分の加
熱が可能となる包装体となる。

実施例のＮ１６乃至Ｎａ８で明らかなように、最外層に
無延伸ポリプロピレン樹脂層を含む包装体は、包装体加
熱試験性には耐えるが、熱収縮性がなく、酸素ガスバリ
ヤ性が不良となることが判明し、ポリプロピレン樹脂層
をフィルム内部に含む包装体くおｉても、熱収縮性フィ
ルム外層が剥離し、該包装体は、包装体加熱試験性が不
良となることが判明し、／１７エチレン樹脂を最外層と
する包装体は、１００℃ω分間の包装体加熱試験性に耐
えないことが４１１羽し、これ等の包装体は、外観、侭
温熱収縮性、酸素ガスパフリヤ性、（資）℃乃ｊ［１１
００℃の雰囲気中で５分を越える包装体加熱試験性等の
すべてを満足する包装体と扛ならなＶ％ものである。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　熱可塑性Ｉリエステル樹脂層に）を最外層と
   して、変性４リオレフィン系接着用樹脂層−）、エチレ
   ン−酢酸ビニル共重合体けん化物ｍｋ層（０）及び４リ
   オレフィン系樹脂層ψ）等を含む積層構造した、多層グ
   クスチックフイルムであり、蚊フィルム、の総厚みがｌ
   〇−乃至２００７１１１１１であ少、１００℃の温度の
   雰囲気中に入れて、１０秒後の寸法収縮率が縦横と４１
   （１ｓｔ・越える熱収縮性フイルームにて内容物を脱気
   包俟し、帥℃を越える雰囲気中で、５分を越えて加熱殺
   菌することを特徴とする包装体。
2. （２）　　多７１グラスチックフィルムが一１最外層か
   ら（４）−（Ｂ）　−（０）　−（均一の）の順で、隣
   接した積層構造である特許請求の範囲第（１）項記載の
   包装体。
3. （３）　　熱可塑性’／リエステル樹脂層に）が飽和二
   塩基酸とグリコール類の縮会により得られるＩリエステ
   ル樹脂である特許請求の範囲第（１）項乃至第（２）項
   記載の包装体。
4. （４）　　変性ｌジオレフィン系接着用樹脂層Φ）が、
   変性Ｉす！ロピレン樹脂或いは変性４リエチレン樹脂或
   いは変性エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂或いはこれ
   らの樹脂のブレンド物である特許請求の範囲第（１）項
   乃至第（３）項記載の包装体。
5. （５）　　エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物樹脂
   層（０）が、エチレン含有率５乃至７５モルー１共重合
   体中の酢酸ビニルに対するけん化度が９０−以上の、樹
   脂である特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項記載
   の包装体。
6. （６）　　ポリオレフィン系樹脂層中）、が、ｆリエチ
   レン樹脂或いはエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂或い
   はポリプロピレン樹脂或いはこれらの樹脂のブレンド物
   である特許請求の範囲第（１）項乃至第（５）項記載の
   包装体。