JPH1198652A - ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの取付方法および該方法で形成されたワイヤハーネス - Google Patents
ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの取付方法および該方法で形成されたワイヤハーネスInfo
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- JPH1198652A JPH1198652A JP9259010A JP25901097A JPH1198652A JP H1198652 A JPH1198652 A JP H1198652A JP 9259010 A JP9259010 A JP 9259010A JP 25901097 A JP25901097 A JP 25901097A JP H1198652 A JPH1198652 A JP H1198652A
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- clip
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- branch portion
- wire
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/22—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals
- F16L3/23—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other
- F16L3/233—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other by means of a flexible band
- F16L3/2332—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other by means of a flexible band having a single plastic locking barb
- F16L3/2334—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets specially adapted for supporting a number of parallel pipes at intervals for a bundle of pipes or a plurality of pipes placed side by side in contact with each other by means of a flexible band having a single plastic locking barb the barb having a plurality of serrations
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップ
の取付を可能とする。 【解決手段】 バンドクリップ１をワイヤハーネスＷ／
Ｈの分岐部７の中心に取り付けるバンドクリップの取付
方法であって、組立板１０上の電線保持具１１ａ、１１
ｂ、１１ｃに沿って布線された電線束Ｗの幹線部８から
分岐して布線される分岐部７の電線ｗ間に、バンドクリ
ップ１のバンド４を挿通し、ついで、上記バンド４を電
線束Ｗに巻き付けると共に、バンド４との係止手段６を
備えた基部２に、上記バンド４の先端を挿通して締め付
けることでバンドクリップ１を分岐部７に固定し、しか
る後、ワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線７ｂおよび枝線７ａ
にテープＴａを巻装して所要形態のワイヤハーネスを構
成するようにしている。
の取付を可能とする。 【解決手段】 バンドクリップ１をワイヤハーネスＷ／
Ｈの分岐部７の中心に取り付けるバンドクリップの取付
方法であって、組立板１０上の電線保持具１１ａ、１１
ｂ、１１ｃに沿って布線された電線束Ｗの幹線部８から
分岐して布線される分岐部７の電線ｗ間に、バンドクリ
ップ１のバンド４を挿通し、ついで、上記バンド４を電
線束Ｗに巻き付けると共に、バンド４との係止手段６を
備えた基部２に、上記バンド４の先端を挿通して締め付
けることでバンドクリップ１を分岐部７に固定し、しか
る後、ワイヤハーネスＷ／Ｈの幹線７ｂおよび枝線７ａ
にテープＴａを巻装して所要形態のワイヤハーネスを構
成するようにしている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスを車体へ固定するバンドクリップをワイヤハーネ
スの分岐部へ取り付ける方法および該方法により形成さ
れたワイヤハーネスに関し、詳しくは、幹線用に使用さ
れる汎用のバンドクリップを分岐部へ取付可能とするも
のである。
ーネスを車体へ固定するバンドクリップをワイヤハーネ
スの分岐部へ取り付ける方法および該方法により形成さ
れたワイヤハーネスに関し、詳しくは、幹線用に使用さ
れる汎用のバンドクリップを分岐部へ取付可能とするも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両の車体パネル等に沿って配索
するワイヤハーネスは、その分岐位置で車体パネルに係
止する場合が多い。この場合、ワイヤハーネスの組立時
に、電線束を分岐させると共に、分岐させた電線束をテ
ープ巻きして結束した後、その分岐部の中心に車体パネ
ル係止用のクリップを取り付けるようにしている。車体
パネル係止用のクリップは種々あるが、最も簡易な構造
でその取付操作も容易なものとして、図６に示すバンド
クリップが多用されている。
するワイヤハーネスは、その分岐位置で車体パネルに係
止する場合が多い。この場合、ワイヤハーネスの組立時
に、電線束を分岐させると共に、分岐させた電線束をテ
ープ巻きして結束した後、その分岐部の中心に車体パネ
ル係止用のクリップを取り付けるようにしている。車体
パネル係止用のクリップは種々あるが、最も簡易な構造
でその取付操作も容易なものとして、図６に示すバンド
クリップが多用されている。
【０００３】上記バンドクリップ１は、合成樹脂製から
なり、ワイヤハーネスＷ／Ｈの外面に沿って取り付けら
れる基部２と、該基部２の上面に突設した車体係止用の
矢尻状の係止突起３ａを有するクリップ部３と、基部２
の下面一側端から延在させたバンド４から構成してい
る。上記基部２には、バンド４が挿通される挿通穴５を
形成すると共に、該挿通穴５の内面には、バンド４表面
の長さ方向に形成した鋸刃状の係止刃６ａに逆止状に係
止する係止爪（図示せず）を有し、該係止爪と係止刃６
ａでバンド４を締め付け固定する係止手段６を構成して
いる。
なり、ワイヤハーネスＷ／Ｈの外面に沿って取り付けら
れる基部２と、該基部２の上面に突設した車体係止用の
矢尻状の係止突起３ａを有するクリップ部３と、基部２
の下面一側端から延在させたバンド４から構成してい
る。上記基部２には、バンド４が挿通される挿通穴５を
形成すると共に、該挿通穴５の内面には、バンド４表面
の長さ方向に形成した鋸刃状の係止刃６ａに逆止状に係
止する係止爪（図示せず）を有し、該係止爪と係止刃６
ａでバンド４を締め付け固定する係止手段６を構成して
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図７に
示すように、上記バンドクリップ１をワイヤハーネスＷ
／Ｈの分岐部７の中心に取り付けようとする場合、バン
ド４が支線７ａに干渉して、係止突起３ａを分岐部７の
中心に合致させることができず、よって一般の幹線部８
に多用される汎用タイプのバンドクリップ１を分岐部７
へ適用することができなかった。そこで、分岐部用とし
ては、図８に示すように、細長板状のベース部材２’の
両端部をテープＴｃで電線束Ｗに固定することで、係止
突起３’を分岐部７の中心に取り付け得るようにしたも
のが使用されている。ところが、かかる板状クリップ
１’では、テープＴａを巻き付けて形態を整えた幹線部
８上へ、さらに、板状クリップ１’を取り付けるための
テープＴｂの巻き付け操作が別途２箇所必要で作業工数
が増加し、幹線部８に多用される汎用のバンドクリップ
の他に、分岐用の特別のものを必要とするためコスト高
になる等の問題がある。
示すように、上記バンドクリップ１をワイヤハーネスＷ
／Ｈの分岐部７の中心に取り付けようとする場合、バン
ド４が支線７ａに干渉して、係止突起３ａを分岐部７の
中心に合致させることができず、よって一般の幹線部８
に多用される汎用タイプのバンドクリップ１を分岐部７
へ適用することができなかった。そこで、分岐部用とし
ては、図８に示すように、細長板状のベース部材２’の
両端部をテープＴｃで電線束Ｗに固定することで、係止
突起３’を分岐部７の中心に取り付け得るようにしたも
のが使用されている。ところが、かかる板状クリップ
１’では、テープＴａを巻き付けて形態を整えた幹線部
８上へ、さらに、板状クリップ１’を取り付けるための
テープＴｂの巻き付け操作が別途２箇所必要で作業工数
が増加し、幹線部８に多用される汎用のバンドクリップ
の他に、分岐用の特別のものを必要とするためコスト高
になる等の問題がある。
【０００５】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、分岐部へのバンドクリップの取り付けに際し、テ
ープ巻きする前の分岐部の電線間にバンドを挿入するこ
とで、分岐部へのバンドクリップの使用を可能として作
業性の向上を図ることを課題としている。
ので、分岐部へのバンドクリップの取り付けに際し、テ
ープ巻きする前の分岐部の電線間にバンドを挿入するこ
とで、分岐部へのバンドクリップの使用を可能として作
業性の向上を図ることを課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項１で、電線束に巻装して締付固定
するバンドを有する基部と、車体パネル等のクリップ穴
に挿入係止する係止突起を備えたクリップ部とを有する
バンドクリップを、ワイヤハーネスの分岐部の中心に取
り付けるバンドクリップの取付方法であって、ワイヤハ
ーネスの組立板上に布線された電線束の幹線部から分岐
して布線される分岐部の電線間に、バンドクリップのバ
ンドを挿通し、ついで、上記バンドを電線束に巻き付け
ると共に、バンドの係止手段を備えた基部に、上記バン
ドの先端を挿通して締め付けることでバンドクリップを
分岐部に固定し、しかる後、ワイヤハーネスの幹線部お
よび分岐部にテープを巻装して所要形態のワイヤハーネ
スを構成していることを特徴とするワイヤハーネスの分
岐部へのバンドクリップの取付方法を提供している。
め、本発明は、請求項１で、電線束に巻装して締付固定
するバンドを有する基部と、車体パネル等のクリップ穴
に挿入係止する係止突起を備えたクリップ部とを有する
バンドクリップを、ワイヤハーネスの分岐部の中心に取
り付けるバンドクリップの取付方法であって、ワイヤハ
ーネスの組立板上に布線された電線束の幹線部から分岐
して布線される分岐部の電線間に、バンドクリップのバ
ンドを挿通し、ついで、上記バンドを電線束に巻き付け
ると共に、バンドの係止手段を備えた基部に、上記バン
ドの先端を挿通して締め付けることでバンドクリップを
分岐部に固定し、しかる後、ワイヤハーネスの幹線部お
よび分岐部にテープを巻装して所要形態のワイヤハーネ
スを構成していることを特徴とするワイヤハーネスの分
岐部へのバンドクリップの取付方法を提供している。
【０００７】上記方法によれば、電線束へのテープ巻き
により分岐部の形態を整える前に、分岐部へバンドクリ
ップを取り付けるようにしているため、分岐部の電線間
へバンドを挿入して電線束に巻き付けることができる。
よって、テープ止め固定による板状タイプのクリップを
使用せず、幹線用として多用される汎用のバンド固定式
のバンドクリップの適用を可能とすることができる。こ
れにより、ワイヤハーネスへのクリップの取り付け操作
が、幹線部、分岐部で共通となる結果、作業効率が向上
してコスト的にも有利となる。
により分岐部の形態を整える前に、分岐部へバンドクリ
ップを取り付けるようにしているため、分岐部の電線間
へバンドを挿入して電線束に巻き付けることができる。
よって、テープ止め固定による板状タイプのクリップを
使用せず、幹線用として多用される汎用のバンド固定式
のバンドクリップの適用を可能とすることができる。こ
れにより、ワイヤハーネスへのクリップの取り付け操作
が、幹線部、分岐部で共通となる結果、作業効率が向上
してコスト的にも有利となる。
【０００８】上記電線束への上記バンドの巻き付けは、
分岐部における幹線に施すようにしている（請求項
２）。このようにすれば、幹線は分岐部においても直線
状に布線されているため、バンドの締め付けにより電線
を無理に折り曲げたり、引っ張ったりすることがない。
分岐部における幹線に施すようにしている（請求項
２）。このようにすれば、幹線は分岐部においても直線
状に布線されているため、バンドの締め付けにより電線
を無理に折り曲げたり、引っ張ったりすることがない。
【０００９】上記バンドクリップが締め付け固定された
分岐部には、クリップ部を挿通可能な開口部を中央に開
口したシート部材をさらに貼り付けるようにしている
（請求項３）。よって、バンドクリップの取付により、
分岐部のテープ巻きが施し難い部分をシート部材にて被
覆することができると共に、クリップ部は挿通穴を通し
て突出するため、クリップ部の機能を阻害することもな
い。
分岐部には、クリップ部を挿通可能な開口部を中央に開
口したシート部材をさらに貼り付けるようにしている
（請求項３）。よって、バンドクリップの取付により、
分岐部のテープ巻きが施し難い部分をシート部材にて被
覆することができると共に、クリップ部は挿通穴を通し
て突出するため、クリップ部の機能を阻害することもな
い。
【００１０】さらに、本発明は請求項４で、上記請求項
１乃至請求項３のいずれか１項に記載の方法で形成され
た、分岐部にバンドクリップを備えたワイヤハーネスを
提供している。
１乃至請求項３のいずれか１項に記載の方法で形成され
た、分岐部にバンドクリップを備えたワイヤハーネスを
提供している。
【００１１】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図６に示す汎用のバンドクリップ１
を、ワイヤハーネスＷ／Ｈの分岐部７の中心に取り付け
るに際し、ワイヤハーネスＷ／Ｈの組立図板１０には、
図１（Ａ）に示すように、分岐部７の布線位置に、幹線
部８を保持する電線保持具１１ａ、１１ｂの中間部に支
線７ａの分岐方向に対応して該支線７ａ用の電線保持具
１１ｃが立設されている。
照して説明する。図６に示す汎用のバンドクリップ１
を、ワイヤハーネスＷ／Ｈの分岐部７の中心に取り付け
るに際し、ワイヤハーネスＷ／Ｈの組立図板１０には、
図１（Ａ）に示すように、分岐部７の布線位置に、幹線
部８を保持する電線保持具１１ａ、１１ｂの中間部に支
線７ａの分岐方向に対応して該支線７ａ用の電線保持具
１１ｃが立設されている。
【００１２】上記支線７ａ用の電線保持具１１ｃの対向
位置には、分岐部７へのバンドクリップ１の取付時に、
該バンドクリップ１を位置決めするためのクリップ保持
具１２を立設している。該クリップ保持具１２は、係止
突起３ａを取り外し可能に嵌合保持する保持部１２ａを
支軸１２ｂの上部に備え、該支軸１２ｂは電線束Ｗの所
定位置へバンドクリップ１を沿わせて位置決めする起立
姿勢１２ｃと、電線束Ｗの布線時およびテープ巻き時等
における干渉を防止するための倒伏位置１２ｄとの間で
起伏可能としている。
位置には、分岐部７へのバンドクリップ１の取付時に、
該バンドクリップ１を位置決めするためのクリップ保持
具１２を立設している。該クリップ保持具１２は、係止
突起３ａを取り外し可能に嵌合保持する保持部１２ａを
支軸１２ｂの上部に備え、該支軸１２ｂは電線束Ｗの所
定位置へバンドクリップ１を沿わせて位置決めする起立
姿勢１２ｃと、電線束Ｗの布線時およびテープ巻き時等
における干渉を防止するための倒伏位置１２ｄとの間で
起伏可能としている。
【００１３】上記組立図板１０上において、分岐部７に
バンドクリップ１を取り付けるには、まず、図１（Ａ）
に示すように、クリップ保持具１２に倒伏姿勢１２ｄで
バンドクリップ１を嵌合保持させる。ついで、電線保持
具１１ａ、１１ｂ間にわたって幹線部８を布線すると共
に、分岐部７で分岐する支線７ａを電線保持具１１ｃに
て所定の分岐方向へ案内するようにして分岐部７の布線
を行なう。
バンドクリップ１を取り付けるには、まず、図１（Ａ）
に示すように、クリップ保持具１２に倒伏姿勢１２ｄで
バンドクリップ１を嵌合保持させる。ついで、電線保持
具１１ａ、１１ｂ間にわたって幹線部８を布線すると共
に、分岐部７で分岐する支線７ａを電線保持具１１ｃに
て所定の分岐方向へ案内するようにして分岐部７の布線
を行なう。
【００１４】ついで、図１（Ｂ）に示すように、クリッ
プ保持具１２を起立姿勢１２ｃに起立させることで、バ
ンドクリップ１を分岐部７における電線束Ｗの外周に沿
って位置させる。続いて図２に示すように、バンド４の
先端を分岐部７を構成する電線間の隙間１３に挿通し、
複数本の電線に巻き付けるようにして基部２に挿通する
ことで係止手段６により締め付け固定し、余剰のバンド
４の先端を切断除去する。なお、上記分岐部７へのバン
ド４の巻装は、分岐部７で直線的に布線される幹線７ｂ
に施すようにすることで、バンド４の締め付けによる支
線７ｂの無理な折り曲げ、引っ張りを防止することがで
きる。
プ保持具１２を起立姿勢１２ｃに起立させることで、バ
ンドクリップ１を分岐部７における電線束Ｗの外周に沿
って位置させる。続いて図２に示すように、バンド４の
先端を分岐部７を構成する電線間の隙間１３に挿通し、
複数本の電線に巻き付けるようにして基部２に挿通する
ことで係止手段６により締め付け固定し、余剰のバンド
４の先端を切断除去する。なお、上記分岐部７へのバン
ド４の巻装は、分岐部７で直線的に布線される幹線７ｂ
に施すようにすることで、バンド４の締め付けによる支
線７ｂの無理な折り曲げ、引っ張りを防止することがで
きる。
【００１５】ついで、クリップ保持具１２を倒伏姿勢１
２ｄに退避させた後、図３に示すように、ワイヤハーネ
スＷ／Ｈの形態を整えるための電線束Ｗ外周への通常の
テープ巻きと同様に、分岐部７へも同様にテープＴａを
巻装するようにしている。この場合、上記分岐部７に
は、バンドクリップ１が既に取り付けられているので、
分岐部７には、たすき掛け状にテープＴａを巻装するこ
とで、クリップ部３の巻き込みを防止するようにしてい
る。
２ｄに退避させた後、図３に示すように、ワイヤハーネ
スＷ／Ｈの形態を整えるための電線束Ｗ外周への通常の
テープ巻きと同様に、分岐部７へも同様にテープＴａを
巻装するようにしている。この場合、上記分岐部７に
は、バンドクリップ１が既に取り付けられているので、
分岐部７には、たすき掛け状にテープＴａを巻装するこ
とで、クリップ部３の巻き込みを防止するようにしてい
る。
【００１６】上記分岐部７へのたすき掛け状のテープ巻
きに代えて、図４（Ａ）（Ｂ）に示すように、中央にバ
ンドクリップ１のクリップ部３を挿通可能な長穴状の開
口部１４ａを開口した長方形状のシート部材１４を用い
て、クリップ部３を上記開口部１４ａを通して露出させ
るようにして分岐部７に貼り付けるようにしてもよい。
きに代えて、図４（Ａ）（Ｂ）に示すように、中央にバ
ンドクリップ１のクリップ部３を挿通可能な長穴状の開
口部１４ａを開口した長方形状のシート部材１４を用い
て、クリップ部３を上記開口部１４ａを通して露出させ
るようにして分岐部７に貼り付けるようにしてもよい。
【００１７】また、上記ワイヤハーネスの分岐部へのバ
ンドクリップの取付方法によれば、Ｔ字状の分岐部７に
限らず、図５に示すように、十字状の分岐部１７等あら
ゆる形態の分岐部へも取り付け可能である。すなわち、
いずれの場合も、バンドクリップ１のバンド４をテープ
巻き前の電線束Ｗの隙間１３に挿通することで、容易に
巻き付け固定することができる。
ンドクリップの取付方法によれば、Ｔ字状の分岐部７に
限らず、図５に示すように、十字状の分岐部１７等あら
ゆる形態の分岐部へも取り付け可能である。すなわち、
いずれの場合も、バンドクリップ１のバンド４をテープ
巻き前の電線束Ｗの隙間１３に挿通することで、容易に
巻き付け固定することができる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明に
係わるワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップ取付
方法では、ワイヤハーネスの幹線部用として多用されて
いる汎用のバンドクリップを、分岐部に対しても同様に
取り付けることができ、よって、使用する取付部品の種
類が減少して部品管理の効率化を図ることができる。ま
た、使用するクリップの共用化により取付操作が共通す
るため、ハーネス組立時における作業効率を向上するこ
とができる。
係わるワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップ取付
方法では、ワイヤハーネスの幹線部用として多用されて
いる汎用のバンドクリップを、分岐部に対しても同様に
取り付けることができ、よって、使用する取付部品の種
類が減少して部品管理の効率化を図ることができる。ま
た、使用するクリップの共用化により取付操作が共通す
るため、ハーネス組立時における作業効率を向上するこ
とができる。
【図１】 （Ａ）（Ｂ）は本発明に係るワイヤハーネス
の分岐部へのバンドクリップの取付方法の作業工程を示
す図である。
の分岐部へのバンドクリップの取付方法の作業工程を示
す図である。
【図２】 分岐部でのバンドクリップの取付状態を示す
の断面図である。
の断面図である。
【図３】 分岐部へのバンドクリップの取付後のテープ
巻き状態を示す平面図である。
巻き状態を示す平面図である。
【図４】 （Ａ）はシート部材の斜視図、（Ｂ）は分岐
部へのシート部材の貼り付け状態を示す図である。
部へのシート部材の貼り付け状態を示す図である。
【図５】 本発明の変形例を示す斜視図である。
【図６】 バンドクリップの斜視図である。
【図７】 従来のバンドクリップをワイヤハーネスの分
岐部に取り付けている状態を示す斜視図である。
岐部に取り付けている状態を示す斜視図である。
【図８】 他の従来例の斜視図である。
１ バンドクリップ ２ 基部 ３ クリップ部 ３ａ 係止突起 ４ バンド ５ 挿通穴 ６ 係止手段 ７ 分岐部 ７ａ 支線 ７ｂ 幹線 ８ 幹線部 １０ 組立図板 １４ シート部材 １４ａ 開口部
Claims (4)
- 【請求項１】 電線束に巻装して締付固定するバンドを
有する基部と、車体パネル等のクリップ穴に挿入係止す
る係止突起を備えたクリップ部とを有するバンドクリッ
プを、ワイヤハーネスの分岐部の中心に取り付けるバン
ドクリップの取付方法であって、 ワイヤハーネスの組立板上に布線された電線束の幹線部
から分岐して布線される分岐部の電線間に、バンドクリ
ップのバンドを挿通し、 ついで、上記バンドを電線束に巻き付けると共に、バン
ドの係止手段を備えた基部に、上記バンドの先端を挿通
して締め付けることでバンドクリップを分岐部に固定
し、 しかる後、ワイヤハーネスの幹線部および分岐部にテー
プを巻装して所要形態のワイヤハーネスを構成している
ことを特徴とするワイヤハーネスの分岐部へのバンドク
リップの取付方法。 - 【請求項２】 上記電線束への上記バンドの巻き付け
は、分岐部における幹線に施すようにしている請求項１
に記載のワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの
取付方法。 - 【請求項３】 上記バンドクリップが締め付け固定され
た分岐部には、クリップ部を挿通可能な開口部を中央に
開口したシート部材をさらに貼り付けるようにしている
請求項１または請求項２に記載のワイヤハーネスの分岐
部へのバンドクリップの取付方法。 - 【請求項４】 請求項１乃至請求項３のいずれか１項に
記載の方法で形成されたワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259010A JPH1198652A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの取付方法および該方法で形成されたワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9259010A JPH1198652A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの取付方法および該方法で形成されたワイヤハーネス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1198652A true JPH1198652A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17328105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9259010A Withdrawn JPH1198652A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | ワイヤハーネスの分岐部へのバンドクリップの取付方法および該方法で形成されたワイヤハーネス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1198652A (ja) |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP9259010A patent/JPH1198652A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |