JPH0331848Y2 - - Google Patents

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JPH0331848Y2
JPH0331848Y2 JP5106087U JP5106087U JPH0331848Y2 JP H0331848 Y2 JPH0331848 Y2 JP H0331848Y2 JP 5106087 U JP5106087 U JP 5106087U JP 5106087 U JP5106087 U JP 5106087U JP H0331848 Y2 JPH0331848 Y2 JP H0331848Y2
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JP
Japan
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band
clamp
tightening
hole
bundle
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JP5106087U
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線等の線状体を束ねてバンドで締
め付け機械やパネル等の所望の位置に固定するバ
ンドクランプの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
各種機械の配電盤や、自動車等の配線において
は、数多くの電線、ケーブル、ワイヤハーネス
等々の線状体を使用しているが、これらを各々配
線しただけでは、見た目にも非常に乱雑となるば
かりでなく、場所も多く必要となり、かつ又各線
相互が入り乱れて後に配線上のトラブルを起す原
因ともなる。そのためこれら線状体を適宜束ねて
パネル等に固定して、整然とさせておくことが必
要であり、この目的に使用されるものにバンドク
ランプがある。このバンドクランプについて、実
開昭54−69385号に開示された技術があり、これ
について第4図に用いて説明する。
バンドクランプ本体11から突設された帯状の
バンド4が線状体の束9を包囲して本体11に設
けられた挿入孔13に入り貫通する。バンドには
複数の嵌合凹部14がバンドの長さ方向に直交し
て設けられている。そして本体11の挿入孔13
内にバンドが緩挿されると、逆止手段15の逆止
爪16がこの嵌合凹部14に嵌入することで線状
体の束9が束ねる。バンドの先端部12を治具を
用いて強く引張ることにより線状体の束を緊締
し、クランプ17がパネル18に設けられた取付
孔19に嵌合することにより、線状体の束9も固
定される。
第5図は、線状体の束にバンドクランプを取付
ける状態を示している。組立治具21に対し、作
業者22が図の位置で作業し、締付工具10を用
いてバンドの先端を引つ張りバンドを緊締してバ
ンドクランプを線状体の束9に固定している。し
たがつてクランプ本体11が第6図のA′の範囲
内でなければ、作業者は作業ができないことにな
り、そうすると、クランプ17の取付可能範囲は
第6図のAの範囲内に限定される。取付相手側の
条件によりクランプ17をBの範囲内にしたくて
も締付は作業ができず、締付力が大きいために締
付後にクランプ17の位置を動かすこともできな
い。そのような場合には相手側に取付ける際、線
状体9の方を捻つて取付けることになり、取付後
に捻れが戻り外れ易いという欠点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記の従来技術の欠点を解消するた
めに、バンドクランプを締付ける際、作業者の作
業位置又はバンドの締付位置にかかわりなく、ク
ランプの位置を自由に決められるバンドクランプ
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の目的を達成するために、支持部
材に固定する嵌合クランプを設けた本体部と、可
撓性バンドを有するバンドクランプにおいて、前
記本体に設けられた貫通孔を貫通するバンドの一
端に固定手段を設け、その固定手段はバンドの他
端部が緩挿される締付孔と、緩挿されたバンドの
逆戻りを阻止するロツク機構を有することを特徴
としている。
〔実施例〕
本考案の一実施例について図によつて説明す
る。第1図aにおいて、クランプ本体1は本体自
身をパネル等に固定するための、嵌合固定クラン
プ2を有し、その基部には第1図bに示すように
バンドを通す貫通孔3が穿けられている。
クランプ本体1と別体となつたバンド4が、そ
の貫通孔3を貫通しており、貫通孔3内を可動自
在に緩挿された状態となつている。このバンド4
はその一方の端部にロツク部5が設けられ、ロツ
ク部5にはバンド4を貫通させて締付け固定する
ための締付孔6がある。バンド4とロツク部5と
の締付固定は公知の手段によりなされ、例えば第
4図に示したのと同様に、バンド4に嵌合凹部1
4を設け、ロツク部5に逆止爪16を設けること
により目的が達成される。
バンド4の他端部7の近傍に、バンドの幅より
外側に突出した可撓性の突起爪8を第1図cに示
すように設け、突起部8の先端からバンドの他端
までの幅W′がバンドの幅Wより大きくなるよう
にし、かつ又第1図bに示す貫通孔3の幅Dより
も大きくなるようにして、バンド4が本体1に嵌
合後簡単に外れてしまうことを防止している。
次にこのバンドクランプを線状体の束に取付け
る方法について第2図により説明する。バンド4
が線状体の束9を包囲して、その他端部7が締付
孔6に挿入され貫通後、締付治具10によつて締
付固定される。このとき、前述のように作業者と
締付治具の位置からバンド4のロツク部5の位置
は図のAの範囲内に限定されてしまう。しかしク
ランプ本体1はバンド4上を自在に動けるので、
ロツク部5と重ならない範囲内Cで任意に位置決
めができることとなる。
第3図はバンドクランプを線状体に取付けた状
態を示している。この後クランプ2を不図示のパ
ネルの取付孔等に嵌合固定することにより、線状
体の束9は所望の位置に固定される。
〔考案の効果〕
本考案によるバンドクランプは、クランプ本体
と、バンドを別体としたので、締付位置に拘束さ
れずにクランプの位置を決めることができ、パネ
ル等に嵌合固定する場合に、線状体をねじつて取
付ける必要がなくなり、嵌合固定後に外れるとい
うトラブルを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバンドクランプの一実施例を
示す図、aはバンドクランプ全体の斜視図、bは
aのA−A線で切断し、バンドを省略した断面
図、cはバンド他端部の詳細図、第2図は本考案
のバンドクランプの取付状態を示す概略図、第3
図は本考案のバンドクランプの使用状態を示す斜
視図、第4図は従来例を示す断面図、第5図は従
来例の取付状態を示す概略図、第6図は第5図の
一部の拡大図である。 1……バンドクランプ本体、2……クランプ、
3……貫通孔、4……バンド、5……ロツク部、
6……締付孔、7……バンド他端部、9……線状
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支持部材に固定する嵌合クランプを設けた本体
    部と、可撓性バンドを有するバンドクランプにお
    いて、 前記本体に設けられた貫通孔を貫通するバンド
    の一端に固定手段を設け、その固定手段はバンド
    の他端部が緩挿される締付孔と、緩挿されたバン
    ドの逆戻りを阻止するロツク機構を有することを
    特徴とするバンドクランプ。
JP5106087U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0331848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106087U JPH0331848Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP5106087U JPH0331848Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63158608U JPS63158608U (ja) 1988-10-18
JPH0331848Y2 true JPH0331848Y2 (ja) 1991-07-05

Family

ID=30874986

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JP5106087U Expired JPH0331848Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2562606Y2 (ja) * 1991-11-25 1998-02-16 住友電装株式会社 クリップ連結構造
JP4641529B2 (ja) * 2007-01-12 2011-03-02 矢崎総業株式会社 バンドクリップ

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JPS63158608U (ja) 1988-10-18

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