JPH1195761A - カラオケ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダムに演奏されるカラオケ楽曲の選曲範
囲を広げることにより、歌合戦ゲームを実現することが
可能なカラオケ装置を提供することにある。 【解決手段】 システム制御部７は、ランダム選曲モー
ドになると表示部１３にランダム選曲モードであること
を表示すると共に分類データ中の楽曲名データ、ジャン
ルデータ、歌手名データ、歌手性別データ、ヒット年代
データの検索データの入力を待つ。操作者がランダム選
曲に必要とする所望の検索データを入力すると、システ
ム制御部７は、入力された検索データのジャンルデータ
から分類データを検索して、合致したカラオケ楽曲中か
らランダムに選択して演奏曲情報記憶部１５に記憶し、
直ちに演奏を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置に係
り、更に詳しくは、記憶する複数のカラオケ楽曲中から
指定されたカラオケ楽曲を選択して演奏するように構成
されたカラオケ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のカラオケ装置としては、
歌手名を入力するとその歌手の持ち歌の中からランダム
に選曲された１つのカラオケ楽曲を演奏するものが知ら
れている（特開平７−１４６６９２）。また、その効果
としては、歌手名だけを指定してもいずれの曲が演奏さ
れるか不明であるので選曲の楽しさが増大すると記載さ
れている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラオケ装置では、入力された歌手名のみに基づいて、
その歌手の持ち歌の中から演奏するカラオケ楽曲をラン
ダムに選曲するだけであるから、選曲範囲が非常に狭
く、演奏される楽曲が大体予想されるので、選曲の意外
性を生じさせることはできなかった。その結果、従来の
カラオケ装置では、カラオケを利用している複数のメン
バーで、ランダムに演奏されるカラオケ楽曲の内、歌え
た楽曲数を競い合うという歌合戦ゲームを実現すること
ができなかった。

【０００４】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたものであり、ランダムに演奏されるカラオケ楽
曲の選曲範囲を広げることにより、上記歌合戦ゲームを
実現することが可能なカラオケ装置を提供することを目
的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に係る本発明の
カラオケ装置は、上記の目的を達成するために、記憶す
る複数のカラオケ楽曲中から指定されたカラオケ楽曲を
選択して演奏するように構成されたカラオケ装置におい
て、カラオケ楽曲を分類する為の複数の分類データを前
記カラオケ楽曲と対応づけて記憶する分類データ記憶手
段と、カラオケ楽曲を検索する為の検索データを所望の
数だけ入力する検索データ入力手段と、前記検索データ
入力手段によって入力された所望の数の検索データに基
づいて前記分類データ記憶手段が記憶する複数の分類デ
ータを検索し、検索データに合致する複数のカラオケ楽
曲を識別する楽曲識別手段と、前記楽曲識別手段が識別
した複数のカラオケ楽曲中から、演奏するカラオケ楽曲
をランダムに指定する楽曲指定手段とを具備することを
特徴とする。

【０００６】請求項２に係る本発明のカラオケ装置は、
請求項１に記載のカラオケ装置において、前記楽曲指定
手段は、前記楽曲識別手段が識別した複数のカラオケ楽
曲中から演奏が終了したカラオケ楽曲を除いて、次に演
奏するカラオケ楽曲をランダムに指定することを特徴と
する。

【０００７】

【実施の形態】まず、以下の用語を定義する。カラオケ
データとは、カラオケ楽曲の歌詞映像を表示する為に必
要なフォントデータ及びカラオケ楽曲データ（以下で定
義する）で構成される。カラオケ楽曲データとは、カラ
オケ楽曲の伴奏やその進行に対応する歌詞映像を表示す
る為に必要なデータであって、カラオケ伴奏データ、歌
詞データ及びバックコーラスデータなどで構成される。

【０００８】カラオケ伴奏データとは、カラオケ楽曲の
伴奏を行う為に必要なデータであって、例えば、ＭＩＤ
Ｉ（Ｍｕｓｉｃａｌ Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔ Ｄｉｇｉ
ｔａｌ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）規格に基づいてコード化
されたＭＩＤＩデータなどで構成される。歌詞データと
は、カラオケ楽曲の伴奏の進行に対応する歌詞映像を表
示、色替え及び消去などを行なう為に必要なデータであ
る。

【０００９】バックコーラスデータとは、カラオケ楽曲
の伴奏の進行に対応するバックコーラス演奏を行う為に
必要なデータであって、例えば、ＭＰＥＧ（Ｍｏｖｉｎ
ｇＰｉｃｔｕｒｅ Ｅｌｅｍｅｎｔ Ｇｒｏｕｐ）規格
に基づいてコード化された音声データなどで構成され
る。ランダム選曲モードとは、入力された所望の数の検
索データに基づいて、分類データ記憶手段が記憶する複
数の分類データを検索し、検索データに合致する複数の
カラオケ楽曲中から、演奏するカラオケ楽曲をランダム
に指定して演奏するモードをいう。

【００１０】つぎに、本発明の実施の形態を、図面と共
に詳細に説明する。図１は、本発明に係るカラオケ装置
の構成を示すブロック図であって、通信カラオケシステ
ムに適用した場合の基本構成を示している。また、本発
明に係るカラオケ装置１は、同図中外側破線内で示され
る。１７は、ホストコンピュータであり、電話回線を経
由して、自動的に各カラオケ装置に接続し、カラオケ楽
曲データをカラオケ装置１やその他のカラオケ装置（図
示せず）に配信する。

【００１１】７は、システム制御部であり、カラオケ装
置１の全体を制御するマイクロプロセッサ等で構成され
ており、各種入出力装置の制御、メモリー管理及びデー
タ処理などを行う。また、システム制御部７は、ランダ
ム選曲モードの場合には、検索データに合致する複数の
カラオケ楽曲を識別し、演奏するカラオケ楽曲をランダ
ムに指定する。

【００１２】１２は、操作部であり、カラオケ装置１の
各種状態を設定する各種キー、スイッチ及びリモコン
（図示せず）で構成される。特に、操作部１２からカラ
オケ楽曲を検索する為の検索データを所望の数だけ入力
することができる。１３は、表示部であり、カラオケ装
置１の各種状態を設定する為に必要な情報を操作者に表
示するＬＣＤやＬＥＤなどで構成される。

【００１３】５は、モデムであり、電話回線などのアナ
ログ通信回線を経由してホストコンピュータ１７とデー
タのやり取りを行ったり、ホストコンピュータ１７から
送信されるカラオケ楽曲データをデジタル信号に変換す
る。６は、補助記憶装置であり、主にハードディスク及
びＣＤ−ＲＯＭなど書き換え可能な記憶媒体及び読み取
り専用の記憶媒体で構成され、オペレーティングシステ
ム（以下、「ＯＳ」という）、各種制御プログラム、カ
ラオケ楽曲データ及びフォントデータなどを格納してい
る。このカラオケ楽曲データは、ＣＤ−ＲＯＭなどの読
み取り専用の記憶媒体で配信される他、システム制御部
７の制御の下に、モデム５によって取り込まれ、補助記
憶装置６のハードディスクに格納される。尚、補助記憶
装置６として、ＤＶＤ−ＲＯＭやＤＶＤ−ＲＡＭなどで
構成してもよい。

【００１４】また、この補助記憶装置６の管理情報記憶
部（図示せず）には、ハードディスク記憶した及びＣＤ
−ＲＯＭで配信されたカラオケ楽曲データを管理する為
に必要な情報がカラオケ楽曲管理テーブルとして記憶さ
れており、カラオケ楽曲管理テーブルには、各楽曲毎
に、楽曲番号、分類データ、楽曲のバージョン、格納さ
れた日付（年月日）及び格納以降の選曲回数を示す情報
などを記憶している。システム制御部７が、この管理情
報記憶部に記憶する情報をホストコンピュータ１７に送
信することにより、カラオケ装置１が格納するカラオケ
楽曲の情報をホストコンピュータ１７に知らせることが
できる。

【００１５】通常、カラオケ楽曲データは、補助記憶装
置６の記憶容量を極力減らさない為に、データ圧縮され
た状態で格納されている。また、このカラオケ楽曲デー
タは、カラオケ装置１の使用者のリクエストによって取
り込まれるだけでなく、夜間などのカラオケ装置１の使
用頻度の少ない時間帯に自動的に取り込まれる。１４
は、主記憶装置であり、一般的には半導体メモリーなど
の書き換え及び高速アクセス可能な記憶媒体で構成さ
れ、システム制御部７の制御の下に、補助記憶装置６か
ら読み出されたＯＳ、各種制御プログラム、読み取り性
能、データ解凍された状態のカラオケ楽曲データ及びフ
ォントデータなどを記憶する。

【００１６】１５は、演奏曲情報記憶部であり、一般的
には半導体メモリーなどの書き換え及び高速アクセス可
能な記憶媒体で構成され、システム制御部７の制御の下
に、操作部１２から予約入力されたカラオケ楽曲を指定
する情報やランダム選曲モードの場合には、所定の検索
範囲内でランダムに選曲されたカラオケ楽曲を指定する
情報などを記憶する。

【００１７】２は、外部映像再生装置であり、広く普及
しているＶＴＲ、ビデオＣＤプレーヤ、ＬＤプレーヤ、
また最近では、ＭＰＥＧプレーヤやＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔ
ａｌＶｉｄｅｏ Ｄｉｓｋ）プレーヤなどであって、シ
ステム制御部７の制御の下に、記録媒体であるビデオテ
ープや各種ディスクに記録されている映像データから映
像信号を再生して出力する。

【００１８】９は、スーパーインポーズ部であり、シス
テム制御部７によって、主記憶装置１４に格納されたフ
ォントデータや色替情報などが供給される。また、スー
パーインポーズ部９は、システム制御部７の指示によっ
て外部映像再生装置２から供給される背景映像信号に、
供給されたフォントデータや色替情報などに基づいて作
成した歌詞映像を合成して、後述する映像表示部３に出
力する。

【００１９】３は、映像表示部であり、最近広く普及し
ているワイドＴＶやモニターＴＶなどの複数の映像を複
数のウインドウに同時に表示可能な表示装置である。ま
た、映像表示部３は、複数の映像表示装置１〜Ｎで構成
されており、各映像表示装置は、スーパーインポーズ部
９から入力される映像信号に基づいた映像を同時に表示
する。

【００２０】８は、ＭＩＤＩ音源部であり、システム制
御部７によって、主記憶装置１４に格納されたカラオケ
楽曲データ中のＭＩＤＩデータが供給され、このＭＩＤ
Ｉデータを電子楽器の機能によって演奏音楽信号として
出力する。１０は、ミキサ／アンプ部であり、ＭＩＤＩ
音源部８から出力された演奏音楽信号と、マイク４によ
って取り込まれた歌い手の歌声の信号とを合成及び増幅
してスピーカ１１に出力することによって、演奏音楽及
び歌い手の歌声を可聴音として再生する。

【００２１】図２は、カラオケ楽曲管理テーブル中の分
類データを示す概念図である。カラオケ楽曲管理テーブ
ルは、各カラオケ楽曲毎に楽曲番号、分類データ、楽曲
のバージョン、格納された日付（年月日）及び格納以降
の選曲回数を示す情報などで構成されているが、本発明
に関係する分類データについてのみ説明する。分類デー
タは、カラオケ楽曲に対応する楽曲名データ、ジャンル
データ、歌手名データ、歌手性別データ、ヒット年代デ
ータで構成される。但し、これは単なる例示であって、
作曲家データ、作詞家データ、楽曲制作年代データや国
名データなどその他のデータを付加することによって楽
曲分類を広げることができる。

【００２２】楽曲名データは、カラオケ楽曲に対応する
楽曲名を示すデータであり、例えば「与作」や「雨の慕
情」などのデータである。ジャンルデータは、カラオケ
楽曲が含まれるジャンルを示すデータであり、例えば
「演歌」、「ポップス」や「アニメ」などのデータであ
る。歌手名データは、カラオケ楽曲を歌っている歌手を
示すデータであり、例えば「北島Ｓ郎」、「八代Ａ
紀」、「谷村Ｓ司」や「松任谷Ｕ実」などのデータであ
る。但し、歌手があまり知られていない場合は、未登録
でもよい。

【００２３】歌手性別データは、カラオケ楽曲を歌って
いる歌手の性別を示すデータであり、例えば「男」や
「女」などのデータである。但し、歌手があまり知られ
ていない場合は、未登録でもよい。ヒット年代データ
は、カラオケ楽曲がヒットした年代を示すデータであ
り、例えば「１９７５」などの西暦データである。但
し、ヒットした年代があまり知られていない場合は、未
登録でもよい。

【００２４】つぎに、上述のように構成された本発明に
係るカラオケ装置の動作について詳細に説明する。操作
者がカラオケ装置１の電源をＯＮすると、システム制御
部７は、自動的に補助記憶装置６が記憶するＯＳを主記
憶装置１４にダウンロードし、種々の初期設定を行った
後、演奏待機状態となり、操作部１２からの入力を待
つ。

【００２５】操作者は、通常の選曲予約の場合には、表
示部１３に表示される情報を見ながら、操作部１２に含
まれるリモコンを操作して、演奏を希望する曲の番号を
入力して選曲をおこなう訳であるが、通常の選曲予約は
本発明と直接関係無いので説明を省略する。操作者が、
表示部１３に表示される情報を見ながら、操作部１２に
含まれるリモコンを操作してランダム選曲モードにする
と、システム制御部７は、表示部１３にランダム選曲モ
ードであることを表示すると共に、分類データ中の楽曲
名データ、ジャンルデータ、歌手名データ、歌手性別デ
ータ、ヒット年代データの検索データ入力を待つ。

【００２６】操作者は、リモコンを操作して、分類デー
タ中でランダム選曲に必要とする所望の検索データを入
力する。例えば、楽曲名データの場合には、「雨」及び
「川」を入力すると、楽曲名データ中に「雨」又は
「川」が含まれるカラオケ楽曲を検索する指示となる。
ジャンルデータの場合には、「演歌」及び「ポップス」
を入力すると、ジャンルデータが「演歌」又は「ポップ
ス」のカラオケ楽曲を検索する指示となる。歌手名デー
タの場合には、「北島」を入力すると、歌手名データ中
に「北島」が含まれるカラオケ楽曲を検索する指示とな
る。歌手性別データの場合には、「男」を入力すると、
歌手性別データが「男」のカラオケ楽曲を検索する指示
となる。ヒット年代データの場合には、「１９７０年
代」を入力すると、ヒット年代データが１９７０から１
９７９であるカラオケ楽曲を検索する指示となる。

【００２７】操作者は、ランダム選曲に必要とする所望
の検索データ（以下にあっては、ジャンルデータが「演
歌」でヒット年代データが「１９７０年代」と仮定す
る）の入力を終了すると、リモコンを操作して検索デー
タの入力終了指示を出す。システム制御部７は、検索デ
ータの入力終了を検知すると、入力された検索データの
ジャンルデータが「演歌」でヒット年代データが「１９
７０年代」であると認識し、分類データのジャンルデー
タが「演歌」でヒット年代データが「１９７０から１９
７９」であるカラオケ楽曲を検索して、図２の場合に
は、「与作」及び「雨の慕情」の２曲が検索データに合
致していることを識別し、その中からランダムに選択
（以下にあっては、「与作」の次に「雨の慕情」が選択
されたと仮定する）して演奏曲情報記憶部１５に記憶す
る。但し、この実施例では２曲のカラオケ楽曲しか合致
していないが、実際には数多くのカラオケ楽曲が合致し
て、その中からランダムに選曲されるので、操作者はど
のカラオケ楽曲が演奏されるか予想することは困難であ
る。

【００２８】通常、システム制御部７は、演奏曲情報記
憶部１５に記憶する曲番号データの登録順序に従って演
奏曲を再生するが、説明を簡略化するために、ランダム
選曲モード以前には、何も登録されていないと仮定す
る。システム制御部７は、演奏曲情報記憶部１５を常に
検索しており、再生すべき演奏曲があるか否かを判断す
るが、この場合には「与作」の次に「雨の慕情」の順で
曲番号データが登録されているので、直ちに演奏曲であ
る「与作」の再生動作に移行する。

【００２９】システム制御部７は、演奏曲情報記憶部１
５に記憶する曲番号データに基づいて、補助記憶装置６
が格納するカラオケ楽曲データの中からその曲番号に該
当するカラオケ楽曲データを検索し、データ圧縮された
状態で格納されているカラオケ楽曲データをカラオケ伴
奏データ、歌詞データ及びバックコーラスデータに解凍
して一旦補助記憶装置６に格納した後、主記憶装置１４
に演奏に必要なデータだけを転送して記憶する。

【００３０】次に、システム制御部７は、カラオケ伴奏
データ及びバックコーラスデータに基づいて、ＭＩＤＩ
音源部８を制御することによって、曲の演奏に必要な演
奏信号を再生し、その演奏信号をミキサ／アンプ部１０
に出力する。そして、ミキサ／アンプ部１０は、この演
奏信号とマイク４から入力される歌い手の音声信号とを
合成してスピーカ１１に出力することによって、演奏曲
と歌声を可聴音として再生する。

【００３１】システム制御部７は、演奏曲のジャンルデ
ータに基づいて、外部映像再生装置２を制御して、楽曲
のジャンルに応じた背景映像をスーパーインポーズ部９
に出力させると共に、歌詞映像をスーパーインポーズ部
９に出力すると、スーパーインポーズ部９は、背景映像
と文字映像とを合成して映像表示装置３へ出力する。更
に、システム制御部７は、カラオケ楽曲「与作」の演奏
中に、次に演奏する「雨の慕情」のカラオケ楽曲データ
を主記憶装置１４に記憶して、カラオケ楽曲の演奏を継
続する。

【００３２】

【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係るカラオ
ケ装置によれば、操作者が所望の検索データを入力する
ことにより、ランダムに演奏されるカラオケ楽曲の選曲
範囲を任意に広くすることができるので、演奏される楽
曲の予想が困難となり、選曲の意外性を生じさせること
ができる。その結果、カラオケを利用している複数のメ
ンバーで、ランダムに演奏されるカラオケ楽曲の内、歌
えた楽曲数を競い合うという歌合戦ゲームを実現するこ
とが可能となる。

【００３３】尚、本発明に係るカラオケ装置に通信機能
を付加してカラオケボックスの各部屋に設置すれば、部
屋間で見知らぬ同士での歌合戦ゲームを行なうことが可
能となり、その結果、客が増加することが見込まれるの
で、大きな経済的効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るカラオケ装置の構成を示すブロッ
ク図である。

【図２】カラオケ楽曲管理テーブル中の分類データを示
す概念図である。

【符号の説明】

１ カラオケ装置 ２ 外部映像再生装置 ３ 映像表示部 ５ モデム ６ 補助記憶装置 ７ システム制御部 ８ ＭＩＤＩ音源部 ９ スーパーインポーズ部 １０ ミキサ／アンプ部 １２ 操作部 １３ 表示部 １４ 主記憶装置 １５ 演奏曲情報記憶部 １７ ホストコンピュータ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記憶する複数のカラオケ楽曲中から指定
   されたカラオケ楽曲を選択して演奏するように構成され
   たカラオケ装置において、 カラオケ楽曲を分類する為の複数の分類データを前記カ
   ラオケ楽曲と対応づけて記憶する分類データ記憶手段
   と、 カラオケ楽曲を検索する為の検索データを所望の数だけ
   入力する検索データ入力手段と、 前記検索データ入力手段によって入力された所望の数の
   検索データに基づいて前記分類データ記憶手段が記憶す
   る複数の分類データを検索し、検索データに合致する複
   数のカラオケ楽曲を識別する楽曲識別手段と、 前記楽曲識別手段が識別した複数のカラオケ楽曲中か
   ら、演奏するカラオケ楽曲をランダムに指定する楽曲指
   定手段と、 を具備することを特徴とするカラオケ装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載のカラオケ装置におい
   て、 前記楽曲指定手段は、前記楽曲識別手段が識別した複数
   のカラオケ楽曲中から演奏が終了したカラオケ楽曲を除
   いて、次に演奏するカラオケ楽曲をランダムに指定する
   こと、 を特徴とするカラオケ装置。