JP2009288677A - カラオケ選曲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
収録楽曲数が増加する一方のカラオケ演奏装置において、ランダム選曲を行う際、認知度の低い曲が選曲されることを抑制する。
【解決手段】
本発明のカラオケ選曲装置は、入力手段(206)と、表示手段(205)と、制御手段(201)とを備え、カラオケ演奏装置(300)に対して楽曲の演奏リクエストを可能とするものであって、入力手段(206)は、利用者からの各種入力を受け付け可能とし、表示手段(205)は、制御手段(201)の制御に基づいて表示を行い、制御手段(201)は、通常選曲処理と、ランダム選曲処理とを可能とし、通常選曲処理は、入力手段(206)で指定された楽曲の演奏リクエストを行わせ、ランダム選曲処理は、演奏頻度の高い上位所定曲数の中からランダムに選曲された楽曲の演奏リクエストを行わせることを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、楽曲を演奏して歌唱を行うカラオケ装置において、ランダム選曲を行うカラオケ選曲装置に関する。
従来、カラオケ本来の楽しみ方に加え、カラオケ装置の楽曲演奏機能を利用した各種ゲーム機能を付加したカラオケ装置がカラオケの付加的な楽しみ方としてよく知られている。この楽曲演奏機能を利用したゲーム機能には、曲当てクイズを行うもの、音程や速度をランダムに変更して歌唱できるかどうかを競うものなどがあるが、その1つにランダム選曲して歌唱できるかどうかを試す機能がある。
このランダム選曲は、カラオケ店に来店した複数の利用者で利用されることが多く、まず、利用者間で誰が歌唱するかを決定してランダム選曲を実行することになる。利用者は、例えば、ルーレットやスロットマシーンなどのユーザインタフェースを操作してランダム選曲を実行する。利用者間で決定された歌唱者は、ランダム選曲された楽曲がたとえ知らない曲であっても歌唱しなければならないため、上手く歌えるかどうかは分からない。この罰ゲーム的な不確定要素がゲーム機能としてのランダム選曲の楽しみ方となっている。
特許文献1(特開平07−146692号公報)には、このようなランダム選曲を行うカラオケ装置が記載されている。このカラオケ装置は入力手段から入力された歌手名の中からランダムに選曲するものであり、その目的は、自分の好きな歌手の歌であれば曲名を限定せずに歌いたいとするところにある。
特開平07−146692号公報
通信回線を利用した通信型カラオケ装置では、日々、その収録楽曲が増加し、現時点において10数万曲を超える状況となっている。このような状況の中、単純に10数万曲の中からランダム選曲を行った場合には、複数の利用者で利用する状況であっても誰も知らない曲となる可能性は高い。ゲーム性として誰も知らない曲の方が好ましい場合もあるが、継続してランダム選曲を行った場合、あまりに知らない曲が続いてしまうと興ざめな状況にもなりかねない。特に、スナックなどのナイト店では、ランダム選曲を利用した余興を楽しみたいという要求はあるものの、誰も知らない曲が選曲されることとなるとその機能の利用は敬遠されがちとなる。
特許文献1では、ランダム選曲の制限を行うものの、その制限は自分で指定した歌手名によるものであり、歌手名は分かるが曲名が分からない場合に利用されるものであって、ランダム選曲に対する制限といってもその意図は、ゲーム性を楽しむものとは異なっている。
前述の課題を解決するため本発明のカラオケ選曲装置は、入力手段と、表示手段と、制御手段とを備え、カラオケ演奏装置に対して楽曲の演奏リクエストを可能とするカラオケ選曲装置であって、入力手段は、利用者からの各種入力を受け付け可能とし、表示手段は、制御手段の制御に基づいて表示を行い、制御手段は、通常選曲処理と、ゲーム選曲処理とを可能とし、通常選曲処理は、入力手段で指定された楽曲の演奏リクエストを行わせ、
ゲーム選曲処理は、演奏頻度の高い上位所定曲数の中からランダムに選曲された楽曲の演奏リクエストを行わせることを特徴としている。
さらに、本発明のカラオケ選曲装置において、楽曲は、性別の属性を有し、ゲーム選曲処理は、入力手段で指定された性別の属性を有する楽曲の中から選曲されることを特徴としている。
さらに、本発明のカラオケ選曲装置において、制御手段は、演奏頻度集計の範囲を変更する第1設定処理を可能とすることを特徴としている。
さらに、本発明のカラオケ選曲装置において、制御手段は、上位所定曲数の数を変更する第2設定処理を可能とすることを特徴としている。
本発明によれば、演奏頻度の高い上位所定曲数の中からランダムに選曲を行うため、演奏頻度が低い、あまり人気の無い曲やあまり知られていない曲を除外して選曲を行うことができる。
さらに、ゲーム選曲処理において、楽曲の性別属性を利用してランダム選曲の制限を付すことにより、例えば、歌唱者が男性の場合には男性の属性を指定することで性別的に違和感のない歌唱を楽しむことができる。また、逆の性別の属性を指定すれば意図的に性別的な違和感の歌唱を行うことも可能となる。
さらに、演奏頻度を集計する範囲を変更可能とすることで、カラオケ装置の設置場所に応じたランダム選曲が可能となる。この演奏頻度集計の範囲には、カラオケ選曲装置単位、カラオケ演奏装置単位、複数のカラオケ演奏装置が通信接続されているカラオケボックスなどのような店舗単位がある。また、複数のカラオケ選曲装置がカラオケホスト装置と通信接続されて管理が行われるシステムにあっては、適宜な単位にて演奏頻度を集計することが可能となるため、市内、県内、地方内といった適宜地域単位での集計や、国単位といった集計、あるいはカラオケボックスなのかナイト店なのかといった営業形態別での演奏頻度集計も可能となる。
例えば、通常、カラオケ演奏装置が店内に1台設置されるナイト店にあっては、演奏頻度集計の範囲を、店内に設定されているカラオケ演奏装置の演奏頻度にしておけば、少なくともその店のママさんくらいは知っている曲となるため、歌唱者が歌えないときには、一緒に歌うことや代わりに歌うなど補助を行うことでその場を盛り上げることができる。
さらに、演奏頻度の上位所定曲数の曲数を変更可能とすることで、知らない曲の出現頻度を変更することができ、設置場所に応じたランダム選曲が可能となる。例えば、ナイト店では、常連などにより歌唱される曲は数100曲程度であるため、上位所定曲数の数も同程度に設定しておくことで知らない曲の出現頻度を抑えることができる。一方、カラオケボックスのような店舗では、ある程度知らない曲が選曲されることが好ましいため、上位所定曲数の数を数千曲とすることで、ある程度知らない曲の出現頻度を高めることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明を行う。図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムを示した図であり、特に、1つの店舗にて複数のコマンダ、いわゆるカラオケ演奏装置を設置して営業を行うカラオケボックスとしての一実施形態を示した図である。
図1において、50は通信網、60はルータ、70は無線アクセスポイント、100はホスト装置、200はリモコン装置、300はコマンダをそれぞれ示している。本実施形態において、各コマンダ300はroom1〜room4毎に1台ずつ配置され、リモコン装置200からリクエストされた楽曲を演奏する。例えば、コマンダ1が設置されるroom1には1台のリモコン装置1が配置され、コマンダ1はリモコン装置1からの楽曲リクエストを受け付けることができる。また、コマンダ4が設置されたroom4では2台のリモコン装置4−1、4−2が配置され、コマンダ4は、リモコン装置4−1、4−2のどちらからも楽曲リクエストを受け付けることが可能となっている。なお、コマンダ300のフロントパネルなどに設けられた入力手段からも楽曲のリクエストは可能となっている。
各コマンダ300は、LANによりルータ60と接続され、インターネット回線といった通信網50を介してホスト装置100と通信接続されている。このように通信接続されることで各コマンダ300は、ホスト装置100から楽曲配信や、プログラム配信を受信することができると共に、ホスト装置100に対して利用履歴などを送信することができる。
コマンダ300が接続されるLAN上には、無線アクセスポイント70も接続されており、各リモコン装置200と無線通信が可能なように設定されている。このように設定することで、各リモコン装置200はコマンダ300と同様、通信回線を介してホスト装置100と通信を行うことが可能であるる。リモコン装置200がホスト装置100と通信を行うことで、ホスト装置は、利用者がログインしているリモコン装置200に対して会員サービスを提供することができる。
会員サービスは、各会員の情報をホスト装置100で管理することで、利用者がどのリモコン装置200からログインしても、各利用者に対するサービスを受けることができるものであって、例えば、各利用者の予約履歴を管理して再来店した場合に参照可能としたり、予め利用者が気に入った歌手を登録しておき、その歌手の持ち歌を参照可能としたり、登録しておいた十八番を参照可能とする選曲補助や、採点履歴に基づいて他の利用者と得点を競ったりするサービス提供ができる。
また、ホスト装置100では各種の管理情報に基づきコマンダ300、リモコン装置200の管理を行っている。図には、リモコン装置200に関する管理情報が示されており、各リモコン装置に割り当てられたリモコン装置IDに対応して、各リモコン装置200が設置される店舗名、住所、店舗の営業形態など、リモコン装置200が設置されている店舗に関する情報が登録されている。また、本発明の実施形態において必要となるリモコン装置毎の演奏履歴についてもここで管理されている。この各リモコン装置200の演奏履歴に基づいて、適宜範囲での演奏頻度の集計が可能となる。
本実施形態では、LANを介して複数のコマンダ300が接続された、いわゆるカラオケボックスでの営業形態を説明したが、スナックなどのナイト店においては、コマンダ300が1台設置される共に、リモコン装置200が1台乃至数台設置される構成が採用されることととなる。
次に、本発明のカラオケシステムにおいてカラオケ演奏装置となるコマンダ300についてより詳しく説明する。図2は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるコマンダ300及びその周辺のブロック構成を示す図である。図2において、301はコマンダ制御手段、302はコマンダ通信手段、303はフロントパネル表示手段、304は表示制御手段、305はコマンダ記憶手段、306はコマンダ入力手段、307は音
源、308はミキサ手段、401はアンプ、402はスピーカー、403はマイクロフォン、405はディスプレイをそれぞれ示している。
カラオケルームなどの空間に設置されるコマンダ300には、CRTやTFT等の映像表示装置であるディスプレイ405、音声増幅装置であるアンプ401が接続されており、コマンダ300からの制御出力によりディスプレイ405に歌詞映像と背景画像を表示し、歌詞映像の表示と同期させてカラオケ楽曲の再生信号をアンプ401へ送出し、スピーカー402から演奏音が得られるようにしている。そして、前記アンプ401には、ミキシング手段308を介してマイクロフォン403が接続されており、利用者は、歌詞映像に合わせてこのマイクロフォン402から自身の発声を入力し歌唱することになる。
コマンダ制御手段301は、コマンダ全体の制御を司る。コマンダ記憶手段305にはハードディスクなどが用いられ、ホストサーバ100から受信した楽曲データ、映像データやカラオケ演奏以外の機能を実行させるデータであるデータが記憶される。
コマンダ通信部302は、周知の規格の有線LANなどが用いられ、リモコン装置200からコマンダ300に対する制御命令や、楽曲データ、映像データやファームウエアデータなどをホストサーバ100からダウンロードするために利用される。また、LANを介して他のコマンダやその他の機器に接続する機能も有し、他のコマンダや他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。
コマンダ入力手段306は、コマンダ300のフロントパネルなどに設けられた各種スイッチ機能であり、予約選曲、キーコントロール、歌唱プログラムなどカラオケ装置特有の機能を手動設定が可能となるようにしている。表示制御手段304は、カラオケ楽曲に伴う映像や、その他、コンテンツデータ、広告データなどの映像データをディスプレイ405にて表示するための表示制御を行う。
音源307は、MIDI、PCM、MPEGなどの規格に基づく楽曲データに基づいて楽音信号を形成する。ミキシング手段308は、音源307が形成した複数の楽音信号とマイクロフォン403から入力される歌唱者の歌唱音声信号を適宜なバランスで混合する。このミキシング手段308で混合された信号、アンプ401に出力されてスピーカ402から放音出力されることとなる。この他にも、従来のリモコン装置で使用されるIR信号を送受信可能とする通信手段を予備的に設け、IR信号による楽曲リクエストにも対応可能できる構成としてもよい。
次に、本発明のカラオケシステムにおけるカラオケ選曲装置であるリモコン装置200についてより詳しく説明する。図3(A)、図3(B)は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン装置の構成を示す図である。
図3(A)は、リモコン装置のブロック構成を示した図であって、201は制御手段、202は通信手段、203は指紋読取手段、204は記憶手段、205は表示手段、206はタッチ式センサを示している、そして、205の表示手段とその表面に設置される透明のタッチ式センサ206とでタッチパネル207を構成している。
リモコン装置200では、制御手段201が装置全体の制御を司る。記憶手段204としては、RAMなどメモリやハードディスクなどが用いられ、楽曲選択のためのリストやサービス処理を行う際の利用者情報などが格納される。
タッチ式センサ206は、利用者の指やスタイラスなどの接触による入力操作を可能としている。タッチ式センサ206による入力を可能とするため、表示手段205にはタッ
チ式センサ206に対する制御と連動した表示画像が表示されるようにプログラムされてる。このタッチ式センサ206と表示手段205により、いわゆるタッチパネル207が構成される。なお、本実施形態では、入力手段としてタッチ式センサ206を用いる例について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キーボード、カーソルキーなどの機械的入力手段に代えてもよいと共に、これらをタッチ式センサ206と併せて用いてもよい。
通信手段202は、本実施形態では、無線アクセスポイント70との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格など)などに従った無線通信を行い、ホスト装置100と通信接続するための無線通信手段である。なお、このホスト装置100との通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)によって実現しても構わない。その場合、各コマンダ300には、Bluetooth規格の通信手段が設けられることとなり、リモコン装置200はコマンダ300を経由してホスト装置100と通信を行うこととなる。
本実施形態において、リモコン装置200からの楽曲リクエストは、この通信手段202を介して行われることとなる。すなわち、コマンダ300とリモコン装置200が予め対応付けられることで、同一のLAN上に接続されていても、コマンダ300は自分に対する楽曲リクエストであることを判別することができ、この楽曲リクエスト機能を実現する。
また、この通信手段202を介してホスト装置100との通信を行い、リモコン装置200の演奏履歴をホスト装置100に送信すると共に、ホスト装置100にて集計処理された各種の範囲で集計処理された楽曲のランキング、すなわち、演奏頻度に関する情報を受信取得することとなる。
指紋読み取り手段203は、利用者がその表面を押圧、もしくは、スライドさせることで利用者の指紋を読み取る機能を有するものであり、読み取った指紋に基づいて認証処理が行われ利用者はサービスにログインすることとなる。なお、利用者によってはログインのための認証方法として、指紋認証を好まないというような場合がある。そこで、本実施形態におけるカラオケシステムでは、この指紋読取手段203を利用した指紋認証を行うか、パスワードを使っての認証を行うかを利用者が選択できるようになっている。
図3(B)は、このリモコン装置200の外観(正面図)を示したものであり、筐体中央にはタッチパネル207が配置され、利用者に対して各種の表示を行うと共に、スタイラス406あるいは指を接触させることによる利用者の入力を受け付ける。本実施形態では、入力手段としてこのタッチパネル207のみを利用しているが、この他にも各種の入力手段の形態は変更可能であり、例えば、画面周囲に配置される各種キーにより利用者の入力を受け付ける形態などが考えられる。
タッチパネル右上には指紋読取手段203が設けられている。左右どちらかに偏らせて指紋読取手段203を設けることで、カラオケリモコン装置200を扱う利用者は、指紋読取の際、意識せずとも偏らせた側の手の指を使用することとなり、どちらの手で認証を行ったかを覚えておく必要がない。この指紋読取手段203上に指をスライドさせることで指紋の読み取りが行われることとなる。読み取られた指紋は制御手段201において適宜なアルゴリズムで特徴が抽出され指紋情報に変換されることとなる。
以上、図1〜図3を用いて本システムにおけるハードウェア構成を説明したが、これらハードウェア構成を利用したランダム選曲処理について説明を行う。
図4は、図3(B)のタッチパネル207に表示される初期画面を示したものであって、枠で囲まれた文字やアイコン(ボタン)をタッチすることで、それに応じた処理が実行される。この図では会員サービスに登録した利用者が会員サービスを利用している状態での利用者画面を示した状態となっている。画面左側には、共通して「新譜」、「歌手名」、「曲名」に代表される9つのボタンを備えた選曲メニューが表示され、歌手名や楽曲名を指定することによる通常選曲や各種ゲームなどを選択することが可能となっている。これらは、会員サービスを利用中で無い場合においても共通したものとなっている。
一方、画面右側には、利用者が会員サービスを利用するための各種ボタンを備えた利用者メニュー600が設けられており、会員サービスを利用している場合には、利用者のニックネームまたは氏名(図では「ああああ さん」が利用中)、利用者が事前に登録した写真、アイコン、アバターなどが表示される。
会員サービスを利用している利用者は、この利用者メニュー600において、「マイメニュー」、「あなたへのオススメ」、「マイリスト」、「マイりれき」といったボタンにタッチすることで、それらに応じた会員サービスを受けることができる。本実施形態では「マイメニュー」ボタンを選択すると、本システム内に構築されたメールシステムを利用したメールサービス(不図示)や、各種設定を行うことが可能であり、また、「あなたへのオススメ」ボタンを選択すると、利用者の登録情報などによる楽曲推薦が行われ、「マイリスト」ボタンを選択すると、利用者が登録している十八番から選曲が可能となり、また、「マイりれき」ボタンを選択すると、利用者がこれまでに歌唱した楽曲が履歴順に表示されることとなる。
本発明の実施形態に係るランダム選曲は、メニュー画面に表示される「いろいろ検索」の中に登録された複数の検索機能中の一検索機能であり、「いろいろ検索」ボタン501にタッチすることで、図5の各種検索機能選択画面に移動することとなる。本実施形態では、本発明の実施形態に係るランダム選曲は、図5に示される「スロット選曲」ボタン502にタッチすることで開始される。
図5の「スロット選曲」ボタン502にタッチすると、図6のスロット選曲画面に移動する。画面には、ジャンル、年代、キーワード毎にスロットマシーンのリールを模擬した表示がされると共に、それぞれに対応したストップボタン504〜506が表示される。503は、ランダム選曲を開始するためのスタートボタンである。また、本実施形態では、表示されるリールの左側に、「男性」および、又は「女性」といった楽曲の性別(男性向けの曲か、女性向けの曲かといった分類)を指定するボタンが設けられており、利用者は、これを選択することで、ランダム選曲の条件を設定することが可能となる。
なお、本実施形態では、ランダム選曲の一形態としてスロットマシーンを模したスロット選曲を行うこととしたが、この実施形態に限らず、ランダム選曲を行うものであればその形態を問うものではない。例えば、スロットマシーンに類するゲーム形態、例えばルーレットの表示形態としたりすることが考えられ、また、ゲーム形態を利用することなく単に、ランダム選曲を行う機能だけとしてもよい。
図6のスロット選曲画面に移動した利用者は、まず、男性、および、又は女性の楽曲の性別を画面にタッチして指定する。図に示す状態では「男性」のボタンが強調表示されたものであり「男性」が選択されていることを示している。このように、ランダム選曲に性別での制限をかけることにより、男性であれば男性曲を、女性であれば女性曲の中からランダムに選曲することが可能となる。また、男性であっても女性曲というようにあえて逆の指定をすることもできる。
性別を指定あるいは、指定の無いまま利用者がスタートボタン503にタッチすると、ジャンル、年代、キーワードの各リールは、実際のスロットマシーンを模したように縦方向に回転するアニメーションを開始する。利用者は、ストップボタン504、505、506にタッチして各リールをストップさせることとなる。全てストップした状態で中央横方向に並んだ条件がランダム選曲される楽曲の属性となる。図の状態ではジャンルに「アイドル」、年代に「1990年代前半」、キーワードに「春」が選曲される楽曲の属性となる。
この属性条件の曲の中でランダム選曲がなされることなり、決定された楽曲に関する情報が図7のように画面表示されることとなる。図7に示す画面では、決定された楽曲に関する「歌手名」、「曲名」、「唄い出し」の3つの項目が表示されることとなるが、更なる楽曲の情報を知りたい場合には「詳細画面を表示」ボタンにタッチすることで、作詞者、作曲者、楽曲に関するエピソード、タイアップしているCM、ドラマ、映画などの情報が表示される。
図7に表示される「唄う」ボタンにタッチすると、表示している楽曲に対する演奏リクエスト指令がコマンダ100に対して発せられる。一方、「やめる」ボタンにタッチすると、表示している楽曲に対する演奏リクエストを行うことなく、図6のスロット選曲画面に戻る。
以上、本発明の実施形態に係るランダム選曲について説明を行ったが、次にそのランダム選曲処理の詳細について、図8、図9を用いて説明を行う。
図8は、ランダム選曲としてのスロット選曲設定画面である。この画面は、カラオケリモコン装置を管理するメンテナンスモード画面の1つであり、このメンテナンスモードには、他に音設定、表示設定、システム設定、メール設定などが設けられている。通常、これらのメンテナンスモードは一般の利用者に開放されたものではなく、店のオーナーなどにより管理されるモードとなっている。
このスロット選曲設定画面では、ランキング曲数、ランキング範囲の設定を行うことが可能とされる。このランキング曲数とは、演奏頻度の高い上位何曲の中から選曲を行うかについての設定であり、また、ランキング範囲とは、リモコン装置内でのランキングなのか、コマンダ300におけるランキングなのか、市内、国内といった所定地域内でのランキングなのかといった演奏頻度の集計範囲を指定するものである。また、リモコン装置100が設置される店舗の営業形態、すなわち、ナイト店におけるランキングなのか、カラオケボックス店におけるランキングなのかといった項目をランキング範囲とする、あるいは、ランキング範囲として追加することも可能である。
図に示す例では、ランキング曲数に1000曲が、ランキング範囲には国内が設定されたものとなっている。これらの設定に加え、図に示す「ナイト店限定」、「ボックス限定」といったような店の営業形態にとしてのランキング範囲の設定も可能となっている。これらについては設定されていないため、図に示す例では、国内での演奏頻度上位1000曲の中からランダム選曲が行われることになる。なお、本発明の特徴は、演奏頻度の高い上位所定曲数の中から選択するところにあるため、これらランキング曲数、ランキング範囲の機能設定を設けることなく、予め設定されているものとしてもよい。
なお、本実施形態においては、このスロット選曲設定についてメンテナンスモードにて行い一般の利用者に開放しない構成としたが、これらの設定についても図6で説明した性別の指定同様、利用者に解放することで利用者が設定変更できる構成としてもよい。
次に、図9を用いて、ランダム選曲としてのスロット選曲の詳細な処理について説明を行う。図5の「スロット選曲」ボタン502にタッチすることで、スロット選曲処理が開始される(S100)。次に、図8のスロット選曲設定画面にて設定したランキング条件が読み込まれる(S101)。このランキング条件は、リモコン装置100内での演奏頻度上位の楽曲の中から選曲する場合には、リモコン装置100内で集計処理を行うことが可能であるが、コマンダ、店舗内、国内などの単位での演奏頻度上位の楽曲の中から選曲する場合には、コマンダ300やホスト装置100から、演奏履歴、あるいは、集計処理された結果を適宜タイミングにて取得、あるいは、更新しておく必要がある。この取得、更新といった処理はリモコン装置200における通信手段202を介して行われる。
次に、S102では、利用者が図6のスロット選曲画面でのタッチ操作によって、選択された性別条件が設定される。図6では「男性」及び、又は「女性」を設定することを可能としたが、この他に「デュエット」についても設定できることとしてもよい。
利用者により図6のスタートボタン503がタッチされると、実際のスロットマシーンと同様にジャンル、年代、キーワードといった項目のリールが縦方向に開店移動するアニメーションが開始される。次に、利用者が各ストップボタン504〜506をタッチするとそれぞれに対応したリールが停止する(S105〜S110)。
S111にてストップボタン504〜506が全てタッチされたことが判断されると、S101、S102にて設定された条件、及び、S106、S108、S110で決定した条件に適合する楽曲の中からランダムに選曲が行われる(S112)。リモコン装置200の記憶手段205内には、楽曲選択のため、各楽曲を示す識別子に対して、曲名、歌手名、性別、ジャンル、唄い出し、リリース年、キーワードなどの属性情報が付加された楽曲選択リストが記憶されており、この楽曲選択リスト、並びに、楽曲のランキングに関する情報を参照することで条件に適合する楽曲が抽出されその中からランダムに選曲が行われる。
なお、本実施形態では、S106、S108、S110にて決定したジャンル、年代、キーワードに基づいて選曲を行うこととしたが、予めS101とS102での条件の下でランダム選曲を行い楽曲を決定し、S105〜S110の処理を行うようにしてもよい。すなわち、利用者がストップボタン504〜506をタッチする以前に楽曲は決定されているため、ストップボタン504〜506にタッチすると、決定した楽曲に対応するジャンル、年代、キーワードにてリールは停止することとなる。
S113では、図7で説明した画面にてランダム選曲された楽曲が表示され、演奏するか、演奏しないかの判断を利用者に促すこととなる。「唄う」ボタンが選択された場合には、S115にて選曲指令がコマンダに発せられランダム選曲処理が終了する。一方、「やめる」ボタンが選択された場合には、図6の画面に戻り再度スロット検索を行うことが可能となる。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムを示した図。 本発明の実施形態に係るコマンダを示した図。 本発明の実施形態に係るリモコン装置を示した図。 本発明の実施形態に係る初期画面を示した図。 本発明の実施形態に係る検索選択画面を示した図。 本発明の実施形態に係るランダム選曲画面を示した図。 本発明の実施形態に係るランダム選曲結果画面を示した図。 本発明の実施形態に係るランダム選曲の設定画面を示した図。 本発明の実施形態に係るランダム選曲処理のフローを示した図。
符号の説明
50…通信網、60…ルータ、70…無線アクセスポイント、100…カラオケホスト装置、200…リモコン装置、201…制御手段、202…通信手段、203…指紋読取手段、204…記憶手段、205…表示手段、206…タッチ式センサ(入力手段)、207…タッチパネル、300…コマンダ(カラオケ演奏装置)、301…コマンダ制御手段、302…コマンダ通信手段、303…フロントパネル表示手段、304…表示制御手段、305…コマンダ記憶手段、306…コマンダ入力手段、307…音源、308…ミキサ手段、401…アンプ、402…スピーカ、403…マイクロフォン、404…ディスプレイ、405…スタイラス、500…選曲メニュー、600…利用者メニュー

Claims (4)

  1. 入力手段と、表示手段と、制御手段とを備え、カラオケ演奏装置に対して楽曲の演奏リクエストを可能とするカラオケ選曲装置であって、
    入力手段は、利用者からの各種入力を受け付け可能とし、
    表示手段は、制御手段の制御に基づいて表示を行い、
    制御手段は、通常選曲処理と、ランダム選曲処理とを可能とし、
    通常選曲処理は、入力手段で指定された楽曲の演奏リクエストを行わせ、
    ランダム選曲処理は、演奏頻度の高い上位所定曲数の中からランダムに選曲された楽曲の演奏リクエストを行わせる
    カラオケ選曲装置。
  2. 楽曲は、性別の属性を有し、
    ランダム選曲処理は、入力手段で指定された性別の属性を有する楽曲の中から選曲される
    請求項1に記載のカラオケ選曲装置。
  3. 制御手段は、演奏頻度集計の範囲を変更する第1設定処理を可能とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケ選曲装置。
  4. 制御手段は、上位所定曲数の数を設定する第2設定処理を可能とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のカラオケ選曲装置。
JP2008143150A 2008-05-30 2008-05-30 カラオケ選曲装置 Pending JP2009288677A (ja)

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