JPH1164428A - 部品検査装置 - Google Patents

部品検査装置

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JPH1164428A
JPH1164428A JP9247796A JP24779697A JPH1164428A JP H1164428 A JPH1164428 A JP H1164428A JP 9247796 A JP9247796 A JP 9247796A JP 24779697 A JP24779697 A JP 24779697A JP H1164428 A JPH1164428 A JP H1164428A
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JP
Japan
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circuit
terminal
reference signal
signal
inspection apparatus
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JP9247796A
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Yoshito Yamaguchi
良人 山口
Hideo Hioki
秀雄 日置
Hiroshi Nakayama
宏 中山
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Hioki EE Corp
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Hioki EE Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路部品の端子に傷付けることなく接続状態
を検査することが可能な部品検査装置を提供することを
主目的とする。 【解決手段】 検査対象部品上の第1の部位と第2の部
位との電気的な接続状態を検査する部品検査装置1にお
いて、第1の部位に基準信号Srを供給するための信号
供給用プローブ3と、第2の部位に近接配置可能に構成
され第1の部位に供給された基準信号Srを第2の部位
を介して静電結合によって検出可能な非接触型の信号検
出用プローブ16とを備え、信号検出用プローブ16に
よって検出された基準信号Srの信号レベルに基づいて
両部位の接続状態を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板やI
Cパッケージ、ハイブリッド用基板およびMCM(Mult
i Chip Module )などにおける回路パターン切れや集積
回路の端子浮きなどを検査するのに適した部品検査装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の部品検査装置に適用される検査
方法として、例えば、回路基板に実装された集積回路の
端子が回路パターンに確実に半田付けされているか否か
を検査するためのいわゆる四端子法が従来から知られて
いる。この検査方法では、図9に示すように、基準信号
源2からの基準信号Srを供給するための信号供給用プ
ローブ3と、電圧計4に接続された電圧測定用プローブ
5とを検査対象の集積回路6の端子Tに接触させると共
に、基準信号源2および電圧計4の基準電位に接続する
ための基準電位接続用プローブ7,8を集積回路6の端
子Tが半田付けされるべき回路パターンPにそれぞれ接
触させる。次いで、この状態において、基準信号源2、
信号供給用プローブ3、集積回路6の端子T、回路パタ
ーンP、および基準電位接続用プローブ7に至る電流経
路で定電流を導通させると共に、電圧測定用プローブ5
と基準電位接続用プローブ8との間の電圧を電圧計4に
よって測定する。この場合、測定した電圧値が所定電圧
以下のときには、集積回路6の端子Tおよび回路パター
ンP間の接触抵抗が小さいため、その端子Tが回路パタ
ーンPに半田付けされていると判別することができる。
この四端子法による検査方法によれば、集積回路6の端
子浮きを簡易に検査することが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
四端子法による検査方法では、以下の問題点がある。す
なわち、先端が鋭く尖った信号供給用プローブ3や電圧
測定用プローブ5を集積回路6の端子Tに接触させるた
め、その端子Tに傷が付くことがあるという問題点があ
る。また、集積回路のファインピッチ化が著しい今日、
ピンピッチの狭いQEP型の集積回路などの端子浮きを
検査する場合には、信号供給用プローブ3や電圧測定用
プローブ5を端子Tに接触させるのは極めて困難である
という問題点がある。さらに、端子Tの半田付けが不良
の場合、信号供給用プローブ3などを端子Tに接触させ
ることにより、その端子Tを回路パターンP側に押し付
けてしまい、端子浮きしている端子Tについて正常に半
田付けされていると誤判別してしまうことがあるという
問題点がある。
【0004】一方、信号供給用プローブ3や電圧測定用
プローブ5などを検査対象の集積回路6の端子Tに接触
させないで端子Tの端子浮きを検査可能な装置として、
特開平4−309875号公報に記載されたインサーキ
ット試験装置が知られており、このインサーキット試験
装置は、基本的には、図10に示す構成を採用してい
る。このインサーキット試験装置50による集積回路の
端子浮き検査では、まず、基準信号源2の基準信号Sr
を供給するための電極9を検査対象の集積回路6のパッ
ケージ表面に接触させると共に、電流測定用プローブ5
1を集積回路6の端子Tに接続されるべき回路パターン
Pに接触させる。次いで、電極9を介して基準信号Sr
を出力すると、電極9と端子T間における集積回路6の
内部容量を介して端子Tに基準信号Srに基づく電流が
流れる。この際、端子Tを介して流れる電流は、回路パ
ターンPを導通して電流測定用プローブ51に入力さ
れ、電流計52によって回路パターンPに流れる電流値
が測定される。この場合、測定された電流値が大きいと
きには、端子Tと回路パターンPとが半田付けされてお
り、電流値が小さいときには、端子Tが回路パターンP
に半田付けされていないと判別することが可能となって
いる。
【0005】ところが、このインサーキット試験装置5
0による端子浮き検査には、以下の問題点がある。すな
わち、インサーキット試験装置50では、集積回路6内
の内部容量および集積回路6の端子Tを介して回路パタ
ーンPに流れる基準信号Srの電流値を測定している。
この場合、内部容量が小さいため、端子Tと回路パター
ンPとが半田付けされている正常な接続状態のときであ
っても、回路パターンPに流れる電流値は極めて小さ
い。しかも、回路パターンPは、基準信号源2および電
流計52の基準電位に対してハイインピーダンス状態に
なっているため、電極9からの基準信号Srやノイズが
回路パターンPに直接的に飛び込み易くなっている。し
たがって、端子Tと回路パターンPとが非接触状態の際
に電流計52によって測定される電流値と、正常な接続
状態のときに測定される電流値との差異が僅かとなる。
このため、正常状態と不良状態とを判別するための電流
値のしきい値設定が困難であり、接続状態の良否判別が
極めて困難であるという問題点がある。
【0006】さらに、1つの回路パターンPに対して、
1つの集積回路6内の複数の端子T,T・・が並列接続
されている場合、このインサーキット試験装置50で
は、電流測定用プローブ51を回路パターンPに接触さ
せて検査しているため、複数の端子T,T・・のいずれ
か1つが半田付けされていないときに、その未半田の端
子Tを特定することができないという問題点がある。
【0007】また、ファインピッチの集積回路などを検
査する場合においては、検査対象の回路パターンに対し
て他の複数の回路パターンが近接かつ平行に形成されて
いるため、両回路パターン間にはある程度大きな静電容
量が存在する。この場合、集積回路の内部容量を介して
他の回路パターンにも基準信号Srに基づく電流が流れ
る。したがって、両回路パターン間の静電容量を介し
て、他の回路パターンから検査対象の回路パターンに基
準信号Srが漏洩する。このため、端子と回路パターン
とが半田くずやによって接続されていたり、エッチング
不良によって極細線のパターンで接続されたりしてい
る、いわゆるプアコンタクト状態の検出が困難であると
いう問題点もある。この場合、他の回路パターンを基準
信号源2の基準電位に接続することにより、検査対象の
回路パターンに対する基準信号Srの漏洩を防止するこ
とも可能ではあるが、各回路パターンに基準電位接続用
プローブ7を接触させる必要があることから、いわゆる
X−Y型のインサーキットテスタには適用することがで
きないという問題点が生じる。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、回路部品の端子に傷付けることなく接続状
態を検査することが可能な部品検査装置を提供すること
を主目的とする。また、接続状態を確実に検査すること
が可能で、しかもX−Y型インサーキットテスタに適用
が可能な部品検査装置を提供することを他の目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の部品検査装置は、検査対象部品上の第1の
部位と第2の部位との電気的な接続状態を検査する部品
検査装置において、第1の部位に基準信号を供給するた
めの信号供給用プローブと、第2の部位に近接配置可能
に構成され第1の部位に供給された基準信号を第2の部
位を介して静電結合によって検出可能な非接触型の信号
検出用プローブとを備え、信号検出用プローブによって
検出された基準信号の信号レベルに基づいて両部位の接
続状態を検査することを特徴とする。
【0010】この部品検査装置では、信号供給用プロー
ブを介して第1の部位に基準信号を供給すると、第2の
部位に近接配置された信号検出用プローブが、第2の部
位を介して、第1の部位に供給された基準信号を静電結
合によって検出する。次いで、信号検出用プローブによ
って検出された基準信号の信号レベルに基づいて両部位
の接続状態を検査する。具体的には、信号レベルが所定
のしきい値を超える場合には、接続されていると判別
し、しきい値よりも低レベルの場合には、接続されてい
ないと判別する。この際、信号検出用プローブが非接触
型のため、例えば、第2の部位が回路部品の端子の場
合、その端子に傷を付けることなく接続状態を検査する
ことが可能となる。
【0011】請求項2記載の部品検査装置は、請求項1
記載の部品検査装置において、両部位は、プリントパタ
ーン上の所定部位であることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の部品検査装置は、請求項2
記載の部品検査装置において、両部位は、多層回路基板
上に形成されたプリントパターン上の所定部位であるこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4記載の部品検査装置は、請求項1
記載の部品検査装置において、第2の部位が回路基板上
に搭載された回路部品の端子であって、第1の部位が回
路部品の端子に接続されるべき回路パターンであること
を特徴とする。
【0014】請求項5記載の部品検査装置は、請求項4
記載の部品検査装置において、回路部品は集積回路であ
ることを特徴とする。
【0015】請求項4および5記載の部品検査装置で
は、1つの回路パターンに対して、1つの回路部品内の
複数の端子が並列接続されている場合であっても、検査
対象の端子に信号検出用プローブを近接させて個別的に
検査するため、回路パターンに接続されていない端子を
確実に特定することが可能となる。
【0016】請求項6記載の部品検査装置は、回路基板
上の第1の部位と第2の部位との電気的な接続状態を検
査する部品検査装置において、回路基板上に搭載された
回路部品のパッケージ表面に対して接触または非接触の
状態に配置可能に構成され第2の部位としての回路部品
の端子に対して静電結合によって基準信号を供給するた
めの電極と、端子に近接配置可能に構成され端子に供給
された基準信号を検出するための非接触型の信号検出用
プローブと、端子に接続されるべき第1の部位としての
回路基板に形成された回路パターンに接触可能に構成さ
れ基準信号に対する基準電位に接続するための基準電位
接続用プローブとを備え、信号検出用プローブによって
検出された基準信号の信号レベルに基づいて両部位の接
続状態を検査することを特徴とする。
【0017】請求項7記載の部品検査装置は、回路基板
上の第1の部位と第2の部位との電気的な接続状態を検
査する部品検査装置において、回路基板上に搭載された
回路部品の端子に対して非接触状態に配置可能に構成さ
れ第2の部位としての端子に対して静電結合によって基
準信号を供給するための電極と、端子に近接配置可能に
構成され端子に供給された基準信号を検出するための非
接触型の信号検出用プローブと、端子に接続されるべき
第1の部位としての回路基板に形成された回路パターン
に接触可能に構成され基準信号に対する基準電位に接続
するための基準電位接続用プローブとを備え、信号検出
用プローブによって検出された基準信号の信号レベルに
基づいて両部位の接続状態を検査することを特徴とす
る。
【0018】請求項6または7記載の部品検査装置で
は、電極を介して静電結合によって回路部品の端子に基
準信号を供給する。この場合、第1の部位に基準電位接
続用プローブが接触させられているために第1の部位の
インピーダンスが極めて低下している。このため、接続
されるべき回路パターンに端子が確実に接続されている
ときには、端子に現れる基準信号の信号レベルは極めて
小さい。一方、回路部品の端子と回路パターンとがプア
コンタクト状態であって両者の接続部位における抵抗値
が大きい場合、および端子が回路パターンに接続されて
いないときには、端子に現れる基準信号の信号レベルが
大きい。このため、回路パターンに対する回路部品の端
子浮きを検査する際のしきい値の設定が極めて容易とな
る。また、第1の部位のインピーダンスが極めて低下し
ているため、電極から回路パターンへの基準信号やノイ
ズの飛び込みが阻止される。しかも、検査対象の回路パ
ターンに他の回路パターンが近接かつ平行に形成され、
電極から他の回路パターンに基準信号が漏洩している状
態であっても、他の回路パターンからの検査対象回路パ
ターンへの基準信号の漏洩が阻止される。このため、基
準信号やノイズの回路パターンへの飛び込みに起因する
誤判別を防止することが可能となる結果、回路部品の端
子浮きを確実に検査することが可能となる。また、信号
検出用プローブが非接触方式プローブのため、細径に形
成することにより、高密度パッケージにおける配線パタ
ーンや、高密度回路基板における回路パターンの導通お
よび断線検査を確実に行うことが可能となる。しかも、
その際に、信号検出用プローブを上下動させる必要がな
いため、検査時間を短縮することも可能となる。
【0019】請求項8記載の部品検査装置は、請求項6
または7記載の部品検査装置において、電極は、回路基
板の上方または側方に固定配置され回路基板に搭載され
ている複数の回路部品の端子に対して静電結合によって
基準信号を供給可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0020】請求項9記載の部品検査装置は、請求項6
から8のいずれかに記載の部品検査装置において、回路
部品は集積回路であることを特徴とする。
【0021】請求項10記載の部品検査装置は、請求項
1から9のいずれかに記載の部品検査装置において、信
号検出用プローブによって検出された基準信号を増幅す
る増幅回路をさらに備え、増幅回路と信号検出用プロー
ブとが三層同軸ケーブルによって接続されていることを
特徴とする。
【0022】請求項11記載の部品検査装置は、請求項
10記載の部品検査装置において、信号検出用プローブ
は、三層同軸ケーブルの中心導体と、中心導体をシール
ドするためのシールド部分とで構成されていることを特
徴とする。
【0023】これらの部品検査装置では、増幅回路と信
号検出用プローブとが三層同軸ケーブルによって接続さ
れているため、信号検出用プローブ以外の部分からの基
準信号やノイズの飛び込みが阻止され、信号検出用プロ
ーブには、第2の部位における基準信号の信号レベルに
応じたレベルの基準信号が入力される。このため、基準
信号の電極からの直接的な飛び込みやノイズの入力に起
因しての接続状態の誤判別を防止することが可能とな
る。また、三層同軸ケーブルの中心導体とシールド部分
とで信号検出用プローブを極細に構成することにより、
ファインピッチ化された集積回路の端子の半田付けの良
否などを確実に検査することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る部品検査装置の好適な実施の形態について説明
する。なお、従来の四端子法において用いられた構成と
同一の構成については、同一の符号を付して重複説明を
省略する。
【0025】図1は、本発明に係る部品検査装置の基本
構成を示す構成図であって、同図に示すように、部品検
査装置1は、10KHzの正弦波である基準信号Srを
供給するための基準信号源2、信号供給用プローブ3、
電圧計4、信号検出用プローブ16、信号検出用プロー
ブ16によって検出された基準信号Srを増幅する増幅
回路12、および信号検出用プローブ16と増幅回路1
2とを接続する三層同軸ケーブル(トライアクシャルケ
ーブル)11を備えている。なお、三層同軸ケーブル1
1は、その先端部における中心導体13(図3参照)を
シールドするためのシールド部分14が露出されてお
り、中心導体13および内部シールド部分14の両者が
信号検出用プローブ16を構成する。この結果、信号検
出用プローブ16を簡易に構成することができる。この
場合、信号検出用プローブ16は、その外径が約0.6
mmで、中心導体13の外径が約0.2mmに形成され
ており、極細径のプローブを形成する。また、信号検出
用プローブ16は、信号検出用プローブ11における露
出した先端部に対向する方向に指向性を有するプローブ
を構成することができる。このため、信号検出用プロー
ブ16は、先端部に近接かつ対向する回路パターンなど
に供給されている信号を、その回路パターンと三層同軸
ケーブル11における中心導体13との間に存在する容
量によって静電結合することにより検出する。
【0026】次に、この部品検査装置1における基本的
な検査原理について、回路パターンP1のパターン切れ
を検査する場合を例に挙げて説明する。まず、回路基板
PC上に形成され本発明における第1の部位としての回
路パターンP1の一端に信号供給用プローブ3を接触さ
せることにより、回路パターンP1に基準信号Srを供
給する。次いで、本発明における第2の部位としての回
路パターンP1の他端に、信号検出用プローブ16の先
端開口部を近接させる。この状態において、回路パター
ンP1にパターン切れが生じていない場合には、信号供
給用プローブ3から供給された基準信号Srは、回路パ
ターンP1の一端および他端を介して信号検出用プロー
ブ16によって検出される。次いで、増幅回路12が、
信号検出用プローブ16によって検出された基準信号S
rを所定の利得で増幅し、電圧計4が、増幅された基準
信号Srの信号レベルを計測する。この場合、回路パタ
ーンP1にパターン切れが生じていないときには、電圧
計4によって計測された信号レベルは、予め設定したし
きい値を超え、パターン切れが生じているときには、そ
のしきい値よりも低レベルとなる。したがって、しきい
値と計測した信号レベルとを比較することによって、パ
ターン切れを検査することができる。
【0027】次に、部品検査装置1の具体的な構成につ
いて、図2,3を参照して説明する。部品検査装置1
は、X−Y方式のインサーキットテスタであって、図2
に示すように、信号供給用プローブ3をX−Y方向に移
動するためのX−Y方向移動機構21と、信号検出用プ
ローブ16をX−Y方向に移動するためのX−Y方向移
動機構22と、部品検査における各種処理を実行するC
PU23と、所定定電圧の基準信号Srを供給するため
の定電圧源24と、信号検出用プローブ16によって検
出された基準信号Srを増幅する増幅回路12と、増幅
回路12によって増幅された基準信号Srの信号レベル
を計測する計測回路25と、計測回路25によって計測
された信号レベルをアナログ−ディジタル変換するA/
D変換回路26と、CPU23の動作プログラムおよび
接続状態を判別する際の基準データとしてのしきい値な
どを記憶するROM27と、検査結果などを表示する表
示部28とを備えている。ここで、定電圧源24および
計測回路25は、図1における基準信号源2および電圧
計4にそれぞれ相当する。
【0028】また、増幅回路12は、図3に示すよう
に、ボルテージフォロアとして機能する演算増幅器31
と、差動増幅利得が約1300倍の演算増幅器32と、
コンデンサ33と、抵抗34〜36とを備えて構成さ
れ、信号検出用プローブ16の中心導体13が演算増幅
器31のプラス入力部に接続され、内部シールド部分1
4が演算増幅器31のマイナス入力部に接続され、か
つ、外部シールド部分15が、増幅回路12の基準電位
に接続されている。この増幅回路12は、いわゆるドリ
ブンシールド回路を構成しており、この構成により、全
体として約1300倍の高利得を有し、高入力インピー
ダンスを維持すると共に、演算増幅器31のプラス入力
部へのノイズの入力量を低減する。
【0029】次に、インサーキットテスタ1の全体的な
動作について、図1〜3を参照して説明する。
【0030】まず、ROM27に記憶されている検査デ
ータに従い、CPU23が、X−Y方向移動機構21,
22を駆動することにより、信号供給用プローブ3およ
び信号検出用プローブ16を回路パターンP1の一端お
よび他端にそれぞれ移動させる。次いで、CPU23
は、定電圧源24から基準信号Srを出力させる。これ
により、信号検出用プローブ16によって基準信号Sr
が検出される。次いで、増幅回路12は、検出された基
準信号Srを増幅した後に計測回路25に出力する。計
測回路25は、入力した基準信号Srの信号レベルを計
測した後に計測値をアナログ−ディジタル変換してCP
U23に出力する。次に、CPU23は、入力した計測
値と、ROM27に記憶されているしきい値とを比較す
ることにより、回路パターンP1のパターン切れを判別
する。次いで、CPU23は、判別結果を表示部28に
表示した後、ROM27の検査データに従い、次の検査
対象の回路パターンP1について同プロセスによって次
々と検査する。
【0031】次に、他の検査対象部品を検査する例につ
いて、図4〜6を参照して説明する。
【0032】図4に示すように、部品検査装置1は、多
層回路基板PC1における回路パターンP2のパターン
切れやスルーホールの良否を検査することもできる。こ
の場合には、多層回路基板PC1上に形成されている回
路パターンP2の一端に信号供給用プローブ3を接触さ
せると共に、スルーホールSH,SHを介して接続され
ている回路パターンP2の他端に信号検出用プローブ1
6を近接させる。この場合にも、同様にして、増幅回路
12が、信号検出用プローブ16によって検出された基
準信号Srを増幅し、電圧計4が、増幅された基準信号
Srの信号レベルを計測する。次いで、しきい値と、計
測した基準信号Srの信号レベルとを比較することによ
り、回路パターンP2のパターン切れやスルーホールS
Hの良否を検査することができる。
【0033】次に、図5を参照して、BGA型の集積回
路用パッケージにおける内層パターンのパターン切れを
検査する例について説明する。同図に示すように、集積
回路用パッケージ41の裏面側には、回路パターン接続
用の端子42、42・・が形成されると共に、表面側に
は、ボンディングワイヤ接続用の端子43、43・・が
形成され、かつ、両端子42,43は、内層パターンP
3によって接続されている。この場合には、本発明にお
ける第1の部位としての端子42に信号供給用プローブ
3を接続すると共に、本発明における第2の部位として
の端子43に信号検出用プローブ16を近接させ、この
状態において、信号検出用プローブ16によって基準信
号Srを検出することにより、内層パターンP3のパタ
ーン切れを確実に検査することができる。
【0034】なお、このような集積回路用のパッケージ
41では端子43、43のピッチが狭いため、従来の接
触式プローブを端子43に接触させることができない結
果、内層パターンP3のパターン切れを検査することが
できない。一方、この部品検査装置1では、極細径の信
号検出用プローブ16を端子43に近接させればよいた
め、内層パターンP3のパターン切れを確実かつ容易に
検査することができる。
【0035】次に、図6〜図8を参照して、集積回路の
端子浮きを検査する例について説明する。
【0036】図6に示すように、この検査では、本発明
における第2の部位としての集積回路6の端子Tに信号
検出用プローブ16を近接させると共に、本発明におけ
る第1の部位としての、端子Tに接続されるべき回路パ
ターンP4の所定部位に信号供給用プローブ3を接触さ
せる。この状態において、信号供給用プローブ3から基
準信号Srを供給すると、基準信号Srは、回路パター
ンP4、端子T、および端子Tと信号検出用プローブ1
6間の容量を介して、静電結合により信号検出用プロー
ブ16によって検出される。次いで、増幅回路12が、
検出された基準信号Srを増幅する。この場合にも、増
幅された基準信号Srの信号レベルと、所定のしきい値
とを比較することによって、端子Tに傷を付けることな
く、端子Tの回路パターンP4からの端子浮きを検査す
ることができる。なお、信号検出用プローブ16を上下
動させる必要がなく、X−Y方向にのみ移動させればよ
いため、端子浮きの検査時間を短縮することができる。
【0037】また、この場合、増幅回路12と信号検出
用プローブ16とが三層同軸ケーブル11によって接続
されているため、信号検出用プローブ16以外の部分か
らの基準信号Srやノイズの飛び込みが阻止され、信号
検出用プローブ16には、端子Tにおける基準信号Sr
の信号レベルに応じたレベルの基準信号Srが入力され
る。このため、基準信号Srの直接的な飛び込みやノイ
ズの入力に起因しての半田付け良否の誤判別を防止する
ことができる。また、信号検出用プローブ16極細に構
成されているため、ファインピッチ化された集積回路6
の端子Tの半田付けの良否を確実に検査することができ
る。しかも、1つの回路パターンPに対して、1つの集
積回路6内の複数の端子T,T・・が並列接続されてい
る場合であっても、検査対象の端子Tの各々に信号検出
用プローブ16を近接させて個別的に検査するため、回
路パターンPに接続されていない端子Tを確実に特定す
ることができる。
【0038】また、図7に示すように、信号供給用プロ
ーブ3に代えて電極45を使用することによっても、集
積回路6の端子浮きを検査することができる。この場
合、基準信号源2の出力部に接続された電極45を、集
積回路6のパッケージ表面上に載置すると共に、信号検
出用プローブ16を端子Tの上方に近接させ、かつ基準
信号源2の基準電位に接続した基準電位接続用プローブ
7を、端子Tに接続されるべき回路パターンP4の所定
部位に接触させる。この状態において、電極45から基
準信号Srを出力すると、基準信号Srは、集積回路6
のパッケージ表面、集積回路6の内部容量を介して端子
Tに供給される。したがって、信号検出用プローブ16
によって検出した基準信号Srの信号レベルを所定のし
きい値と比較することにより、端子浮きを検査すること
ができる。なお、この場合には、電極45および信号検
出用プローブ16をX−Y方向移動機構22によって移
動させると共に、信号検出用プローブ16が電極45と
は別個独立して、さらにX−Y方向に移動可能に構成さ
れている。
【0039】この場合、基準電位接続用プローブ7が接
触させられているため、回路パターンP4のインピーダ
ンスが極めて低下している。このため、回路パターンP
4に端子Tが確実に接続されているときには、端子Tに
現れる基準信号Srの信号レベルは極めて小さい。一
方、端子Tと回路パターンP4とがプアコンタクト状態
であって両者の接続部位における抵抗値が大きい場合、
および端子Tと回路パターンP4とが半田付けされてい
ないときには、端子Tに現れる基準信号Srの信号レベ
ルが大きい。このため、端子Tの端子浮きを検査する際
のしきい値の設定が極めて容易となる。また、回路パタ
ーンP4のインピーダンスが極めて低下しているため、
電極45から回路パターンへP4の基準信号Srやノイ
ズの飛び込みが阻止される。しかも、回路パターンP4
に他の回路パターンが近接かつ平行に形成され、電極4
5から他の回路パターンに基準信号Srが漏洩している
状態であっても、他の回路パターンからの回路パターン
P4への基準信号Srの漏洩が阻止される。このため、
基準信号やノイズの回路パターンへの飛び込みや漏洩に
起因する誤判別を防止することが可能となる結果、集積
回路6の端子浮きを確実に検査することができる。さら
に、四端子法とは異なり、信号検出用プローブ16が端
子Tに非接触のため、検査時に端子Tを回路パターンP
4に押し付けることがなく、より確実に端子浮きを検査
することができる。
【0040】さらに、図8に示すように、電極45に代
えて、複数の集積回路6の端子Tに基準信号Srを静電
結合させることができるように、回路基板PCと同程度
の面積を有する電極46を使用することによっても、集
積回路6の端子浮きを検査することができる。この場
合、基準信号源2の出力部に接続された電極46を、回
路基板PCの表面上方に固定的に配置し、信号検出用プ
ローブ16および基準電位接続用プローブ7について
は、図7に示した配置と同じように配置する。この状態
において、電極46から基準信号Srを出力すると、基
準信号Srは、電極46の表面と端子Tとの間の容量を
介して端子Tに直接的に供給される。この場合、端子T
が回路パターンP4から浮いていると、基準信号Srが
端子Tに飛び込み易くなるため、信号検出用プローブ1
6によって検出される基準信号Srの信号レベルが高レ
ベルとなる。したがって、信号検出用プローブ16によ
って検出され、増幅回路12によって増幅された基準信
号Srの信号レベルを所定のしきい値と比較することに
より、端子浮きを検査することができる。
【0041】この場合、電極46を固定的に配置してい
るため、電極46をX−Y方向移動機構22によって移
動させる必要がなく、信号検出用プローブ16のみをX
−Y方向移動機構22によって移動させる構成を採用す
ることができる。このため、装置を簡易に構成すること
ができる。なお、この例では、電極46を回路基板PC
の表面上方に固定的に配置しているが、回路基板PCの
側方に固定配置してもよい、かかる場合にも、装置を簡
易に構成することができると共に、端子浮きを検査する
ことができる。
【0042】なお、本発明は、上記した実施形態に限定
されない。例えば、本実施形態では、X−Y方式によっ
て接続状態を検査する部品検査装置1について説明した
が、本発明はこれに限定されず、いわゆるフィクスチャ
方式のピンボード型部品検査装置にも適用が可能であ
る。
【0043】さらに、本発明における信号検出用プロー
ブは、本実施の形態で示した信号検出用プローブ16に
限定されず、静電方式によって基準信号を検出すること
ができればよく、適宜変更することができる。また、端
子浮きを検査する場合の検査対象は、集積回路の端子に
限定されず、スイッチ、抵抗およびコンデンサなど種々
の回路部品の端子を検査することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1から5記載の部
品検査装置によれば、信号供給用プローブによって第1
の部位に基準信号を供給し、信号検出用プローブによっ
て第2の部位を介して静電結合によって基準信号を検出
することにより、例えば、第2の部位が回路部品の端子
の場合、その端子に傷を付けることなく接続状態を検査
することができる。
【0045】この場合、集積回路などの回路部品の端子
と、回路パターンとの接続状態を検査する際には、1つ
の回路パターンに対して、1つの回路部品内の複数の端
子が並列接続されている場合であっても、検査対象の端
子に信号検出用プローブを近接させて検査するため、回
路パターンに接続されていない端子を確実に特定するこ
とができる。
【0046】また、請求項6から9記載の部品検査装置
によれば、基準電位接続用プローブによって端子に接続
されるべき第1の部位としての回路パターンを基準電位
に接続すると共に、電極から回路部品の端子に対して静
電結合によって基準信号を供給した状態において、信号
検出用プローブによって端子に供給された基準信号を検
出することにより、電極から回路パターンへの基準信号
やノイズの飛び込み、および他の回路パターンからの検
査対象回路パターンへの基準信号の漏洩を阻止などに起
因する誤判別を防止することができ、これにより、回路
部品の端子浮きを確実に検査することができる。また、
信号検出用プローブを細径に形成することにより、BG
A型パッケージやCSP(チップサイズパッケージ)な
どの高密度パッケージにおける配線パターンや、高密度
回路基板における回路パターンの導通および断線検査を
確実に行うことができる。さらに、その際に、信号検出
用プローブを上下動させる必要がないため、検査時間を
短縮することができる。
【0047】この場合、請求項8記載の部品検査装置に
よれば、電極を回路基板の上方または側方に固定配置し
たことにより、電極を移動する必要がなくなる結果、検
査時間をより短縮することができる。
【0048】さらに請求項10および11記載の部品検
査装置によれば、増幅回路と信号検出用プローブとが三
層同軸ケーブルによって接続されているため、信号検出
用プローブ以外の部分からの基準信号やノイズの飛び込
みを阻止することにより、信号検出用プローブには、第
2の部位における基準信号の信号レベルに応じたレベル
の基準信号が入力される。これにより、基準信号の電極
からの直接的な飛び込みやノイズの入力に起因しての接
続状態の誤判別を防止することができる。また、三層同
軸ケーブルの中心導体とシールド部分とで信号検出用プ
ローブを極細に構成したことにより、ファインピッチ化
された集積回路の端子の半田付けの良否などを確実に検
査することができる。また、三層同軸ケーブルの中心導
体とシールド部分とで信号検出用プローブを構成するこ
とにより、信号検出用プローブを簡易に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る部品検査装置の基本
的な構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る部品検査装置の具体
的な構成図である。
【図3】増幅回路の具体的な回路図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る部品検査装置におい
て多層回路基板のパターン切れやスルーホールの良否を
検査する場合の基本的な構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る部品検査装置におい
て集積回路のパッケージにおける内層パターンのパター
ン切れを検査する場合の基本的な構成図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る部品検査装置におい
て集積回路の端子浮きを検査する場合の基本的な構成図
である。
【図7】本発明の実施の形態に係る部品検査装置におい
て集積回路の端子浮きを検査する場合の他の基本的な構
成図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る部品検査装置におい
て集積回路の端子浮きを検査する場合のさらに他の基本
的な構成図である。
【図9】従来の四端子法によって集積回路の端子浮きを
検査する場合の基本的な構成図である。
【図10】従来のインサーキット試験装置において集積
回路の端子浮きを検査する場合の基本的な構成図であ
る。
【符号の説明】
1 部品検査装置 3 信号供給用プローブ 6 集積回路 7 基準電位接続用プローブ 11 三層同軸ケーブル 13 中心導体 14 内部シールド部分 16 信号検出用プローブ 45 電極 46 電極 PC 回路基板 PC1 多層回路基板 P1 回路パターン P2 回路パターン P3 内層パターン P4 回路パターン T 端子

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象部品上の第1の部位と第2の部
    位との電気的な接続状態を検査する部品検査装置におい
    て、 前記第1の部位に基準信号を供給するための信号供給用
    プローブと、前記第2の部位に近接配置可能に構成され
    前記第1の部位に供給された前記基準信号を当該第2の
    部位を介して静電結合によって検出可能な非接触型の信
    号検出用プローブとを備え、当該信号検出用プローブに
    よって検出された前記基準信号の信号レベルに基づいて
    前記両部位の接続状態を検査することを特徴とする部品
    検査装置。
  2. 【請求項2】 前記両部位は、プリントパターン上の所
    定部位であることを特徴とする請求項1記載の部品検査
    装置。
  3. 【請求項3】 前記両部位は、多層回路基板上に形成さ
    れたプリントパターン上の所定部位であることを特徴と
    する請求項2記載の部品検査装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の部位が回路基板上に搭載され
    た回路部品の端子であって、前記第1の部位が前記回路
    部品の端子に接続されるべき回路パターンであることを
    特徴とする請求項1記載の部品検査装置。
  5. 【請求項5】 前記回路部品は集積回路であることを特
    徴とする請求項4記載の部品検査装置。
  6. 【請求項6】 回路基板上の第1の部位と第2の部位と
    の電気的な接続状態を検査する部品検査装置において、 前記回路基板上に搭載された回路部品のパッケージ表面
    に対して接触または非接触の状態に配置可能に構成され
    前記第2の部位としての当該回路部品の端子に対して静
    電結合によって基準信号を供給するための電極と、前記
    端子に近接配置可能に構成され当該端子に供給された前
    記基準信号を検出するための非接触型の信号検出用プロ
    ーブと、前記端子に接続されるべき前記第1の部位とし
    ての前記回路基板に形成された回路パターンに接触可能
    に構成され前記基準信号に対する基準電位に接続するた
    めの基準電位接続用プローブとを備え、前記信号検出用
    プローブによって検出された前記基準信号の信号レベル
    に基づいて前記両部位の接続状態を検査することを特徴
    とする部品検査装置。
  7. 【請求項7】 回路基板上の第1の部位と第2の部位と
    の電気的な接続状態を検査する部品検査装置において、 前記回路基板上に搭載された回路部品の端子に対して非
    接触状態に配置可能に構成され前記第2の部位としての
    当該端子に対して静電結合によって基準信号を供給する
    ための電極と、前記端子に近接配置可能に構成され当該
    端子に供給された前記基準信号を検出するための非接触
    型の信号検出用プローブと、前記端子に接続されるべき
    前記第1の部位としての前記回路基板に形成された回路
    パターンに接触可能に構成され前記基準信号に対する基
    準電位に接続するための基準電位接続用プローブとを備
    え、前記信号検出用プローブによって検出された前記基
    準信号の信号レベルに基づいて前記両部位の接続状態を
    検査することを特徴とする部品検査装置。
  8. 【請求項8】 前記電極は、前記回路基板の上方または
    側方に固定配置され当該回路基板に搭載されている複数
    の前記回路部品の端子に対して静電結合によって前記基
    準信号を供給可能に構成されていることを特徴とする請
    求項6または7記載の部品検査装置。
  9. 【請求項9】 前記回路部品は集積回路であることを特
    徴とする請求項6から8のいずれかに記載の部品検査装
    置。
  10. 【請求項10】 前記信号検出用プローブによって検出
    された前記基準信号を増幅する増幅回路をさらに備え、
    当該増幅回路と前記信号検出用プローブとが三層同軸ケ
    ーブルによって接続されていることを特徴とする請求項
    1から9のいずれかに記載の部品検査装置。
  11. 【請求項11】 前記信号検出用プローブは、前記三層
    同軸ケーブルの中心導体と、当該中心導体をシールドす
    るためのシールド部分とで構成されていることを特徴と
    する請求項10記載の部品検査装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001165987A (ja) * 1999-12-10 2001-06-22 Shinko Electric Ind Co Ltd 半導体装置の内部配線断線検出方法
JP2008268165A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Hioki Ee Corp プローブ、信号検出用のプローブ装置、信号供給用のプローブ装置、および検査装置
JP2011106972A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Hioki Ee Corp 回路基板検査装置および回路基板検査方法
KR101047519B1 (ko) 2009-01-23 2011-07-08 마이크로 인스펙션 주식회사 유연한 와이어를 이용한 접촉식 프로브
JP2014044102A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Hioki Ee Corp 四端子抵抗測定装置、検査装置、四端子抵抗測定方法および検査方法
JP2018194373A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 日本電産リード株式会社 基板検査装置、検査治具、及び基板検査方法

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