JPH1163054A - 制動片の摩耗検知プローブ - Google Patents

制動片の摩耗検知プローブ

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JPH1163054A
JPH1163054A JP10045741A JP4574198A JPH1163054A JP H1163054 A JPH1163054 A JP H1163054A JP 10045741 A JP10045741 A JP 10045741A JP 4574198 A JP4574198 A JP 4574198A JP H1163054 A JPH1163054 A JP H1163054A
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JP
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wire
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JP10045741A
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Hitoshi Takanashi
仁 高梨
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D66/02Apparatus for indicating wear
    • F16D66/021Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means
    • F16D66/022Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness
    • F16D66/023Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness directly sensing the position of braking members
    • F16D66/024Sensors mounted on braking members adapted to contact the brake disc or drum, e.g. wire loops severed on contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知用電線の位置ずれを防止する。 【解決手段】 ホルダ11に、前後2本の貫通経路15
F,15Rと1本の連通経路と左右2本の露出経路17
L,17Rとからなる配線路14を形成し、この配線路
14に検知用電線18を嵌め込むことによって摩耗検知
プローブ10を構成した。検知用電線18は屈曲した経
路を有する配線路14に嵌め込まれているので、検知用
電線18に引張力が作用しても、検知用電線18は配線
路14の屈曲部分で引っ掛かりを生じるため位置ずれす
る虞はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動片の摩耗検知
プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のブレーキパッドの摩耗程
度が使用限界に達したことを検知する摩耗検知プローブ
が開発されている。その摩耗検知プローブは、図10に
示すように、U字状に折り返された検知用電線3と、そ
の検知用電線3の折り返し部3aを先端面2aに露出さ
せた状態で保持する保持部材2とを備えて構成されてい
る。そして、この摩耗検知プローブ1は折り返し部3a
をディスクロータ4に向けた姿勢でブレーキパッド(図
示せず)の取付板5に取り付けられている。ブレーキパ
ッドの摩耗が進むといずれ摩耗検知プローブ1がパッド
面に露出し、さらに摩耗が進むとブレーキパッドととも
に検知用電線3の折り返し部3aも摩耗し始め、ブレー
キパッドの摩耗が使用限界位置まで達すると検知用電線
3は断線する。そして、検知用電線3に接続されている
図示しない断線検出回路において断線が検知されると、
ブレーキパッドの摩耗程度が使用限界に達したことを知
らせる警告ランプが点灯する。この摩耗検知プローブで
は、検知用電線3を保持部材2に保持する手段として、
保持部材2に前後方向に直線状に貫通する2本の貫通孔
2bを形成し、この両貫通孔2bに2つ折りにした検知
用電線3を前方から挿入し、保持部材2の後端面におい
てリテーナ6により検知用電線3を保持する構造がとら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の摩耗検知プ
ローブは、その保持部材2における検知用電線3の配索
経路が直線状の貫通孔2bとなっているため、折り返し
部3aがディスクロータ4に接触して検知用電線3が強
く前方へ引っ張られたときに、リテーナ6の保持力に抗
して検知用電線3が抜け方向にずれる虞があった。本願
発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、検知
用電線の位置ずれを防止することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ホル
ダに検知用電線を組み付けて構成されるとともに、ロー
タとの接触を可能とされた制動片と一体に設けられ、そ
の制動片の摩耗程度が使用限界に達したか否かを前記検
知用電線の断線の有無によって検出する制動片の摩耗検
知プローブであって、前記ホルダには屈曲した経路を有
する配線路が形成され、この配線路に前記検知用電線が
嵌め込まれている構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記配線路が、前記ホルダの外面に開放されてその
長さ方向に延びる露出経路と、前記ホルダを横断するよ
うに貫通して前記露出経路に屈曲状に連なる貫通経路と
を備えている構成とした。請求項3の発明は、請求項2
の発明において、前記貫通経路が前記ホルダの先端部に
配され、前記検知用電線がその前記貫通経路に収容され
ている部分において断線される構成とした。
【0006】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、前記貫通経路が複数本形成されてい
る構成とした。請求項5の発明は、請求項2乃至請求項
4のいずれかの発明において、前記露出経路に、前記検
知用電線の前記ホルダの外面側への離脱を規制する外れ
規制手段を設けた構成とした。
【0007】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>検知用電線は屈曲した経路を有する
配線路に嵌め込まれているので、検知用電線に引張力が
作用しても、検知用電線は配線路の屈曲部分で引っ掛か
りを生じるため、検知用電線の位置ずれが防止される。
【0008】<請求項2の発明>検知用電線に引張力が
作用すると、検知用電線は貫通経路と露出経路との屈曲
状の連通部分で引っ掛かりを生じ、これによって検知用
電線の位置ずれが防止される。 <請求項3の発明>検知用電線の断線可能部分は、貫通
経路に収容されているので、ロータとの接触時に回転方
向の引張力を受けてもその引張力は貫通経路の内壁で受
け止められることになる。したがって、ロータからの引
張りによる検知用電線の位置ずれを防止することが可能
である。
【0009】<請求項4の発明>貫通経路が複数本形成
されているので配線路における屈曲箇所が多く、その
分、引張力に起因する検知用電線の位置ずれの防止効果
が高くなる。 <請求項5の発明>一旦露出経路に嵌め込んだ検知用電
線は、外れ規制手段によりホルダの外面側への離脱が防
止されるため、露出経路内に保持される。
【0010】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の摩耗検
知プローブ10は、図示しない車輪と一体回転する円盤
状のロータRの両面をブレーキライニング材(本発明の
構成要件である制動片)Bで挟圧することによってブレ
ーキングを行う周知の車両用ディスクブレーキに適用し
たものである。摩耗検知プローブ10は、ブレーキライ
ニング材Bが固定された支持板Pにブレーキライニング
材Bと並べて固定され、ブレーキライニング材Bの摩耗
が進んでその厚さが所定の寸法まで薄くなると、摩耗検
知プローブ10の前部がロータRに接触することにより
検知用電線18が摩滅して断線し、これにより、ブレー
キライニング材Bの摩耗が使用限界に達したことが検知
される。
【0011】次に、摩耗検知プローブ10について説明
する。摩耗検知プローブ10は、ホルダ11と検知用電
線18とから構成される。検知用電線18は金属撚り線
を樹脂被覆した周知のものである。ホルダ11は耐熱性
の樹脂材料からなり、円柱形部11Aと、この円柱形部
11Aの後端に連なる同心円形の拡径部11Bと、この
拡径部11Bの後端面から突出する肉厚の板状部11C
とを有する。このホルダ11には検知用電線18を保持
するための配線路14が形成されている。
【0012】配線路14は、前後2本の貫通経路15
F,15Rと1本の連通経路16と左右2本の露出経路
17L,17Rとから構成される。貫通経路15F,1
5Rは、円柱形部11Aの前端部の前後に間隔を空けた
2位置において上下に貫通するように孔状に形成されて
いる。連通経路16は、円柱形部11Aの下面に開放さ
れるとともに上記両貫通経路15F,15Rの下側の開
口同士を連通させるように溝状に形成されている。露出
経路17L,17Rは、円柱形部11A、拡径部11B
及び板状部11Cの上面に開放されて前後方向に延びる
長い溝状に形成され、その後端は共に板状部11Cの後
端面に開口されている。2本の露出経路17L,17R
のうち上面側から視て左側(図2の下側)の露出経路1
7Lの前端は、ホルダ11の前端近くに達し、右側に少
し屈曲して前側の貫通経路15Fと連通している。一
方、右側の露出経路17Rの前端は、左側に少し屈曲し
て後側の貫通経路15Rと連通している。かかる配線路
14により、ホルダ11には、左側の露出経路17L、
前側の貫通経路15F、連通経路16、後側の貫通経路
15R及び右側の露出経路17Rを順に通り、且つ屈曲
部分を有する1本の配線経路が構成されている。尚、こ
の配線路14の幅は検知用電線18の樹脂被覆の外径寸
法とほぼ同じとされている。
【0013】上記配線路14に検知用電線18を取り付
ける際には、検知用電線18を2つ折りに曲げてホルダ
11の下方から前後両貫通経路15F,15Rに貫通さ
せ、前側の貫通経路15Fを貫いた部分を左側の露出経
路17Lに嵌め込むとともに、後側の貫通経路15Rを
貫いた部分を右側の露出経路17Rに嵌め込み、検知用
電線18の端部を板状部11Cの後端から外部に引き出
す。ホルダ11に取り付けた検知用電線18のうち、前
側の貫通経路15Fに貫通した部分は断線可能部18A
とされ、ブレーキライニング材Bの摩耗が使用限界に達
したときにはこの断線可能部18Aが円柱形部11Aの
前端部とともに削られて破断するようになっている。
尚、貫通経路15F内の断線可能部18Aの配索方向
は、ロータRの回転方向と同じ方向に設定される。ま
た、検知用電線18のホルダ11の外部に引き出された
両端部は、図示しない断線検出回路に接続される。
【0014】検知用電線18の取付けに際しては、連通
経路16がホルダ11の外部に開放されているので、こ
の連通経路16と両貫通経路15F,15Rとの連続部
分では検知用電線18を指で押すことにより屈曲させ
る。また、前側の貫通経路15Fと左側の露出経路17
Lとの連続部分及び後側の貫通経路15Rと右側の露出
経路17Rとの連続部分においても、これらの露出経路
17L,17Rが外部に開放されていることから、検知
用電線18を指で押して屈曲させる。これにより、貫通
経路15F,15Rの上下両端における屈曲部分で検知
用電線18が弛むことを防止できる。
【0015】さらに、両露出経路17L,17Rにおい
ては、その幅が検知用電線18の外径とほぼ同じとされ
ていることから、検知用電線18はほぼ緊密に嵌入され
るのであるが、通常、電線は曲がり癖を有していること
から、嵌入された検知用電線18はその曲がり癖により
部分的に露出経路17L,17Rの内壁に強く押し当て
られる。これにより、検知用電線18が露出経路17
L,17Rから簡単に外れることが防止される。
【0016】上述のように本実施形態の摩耗検知プロー
ブ10は、ホルダ11に設けた屈曲部分を有する配線路
14に検知用電線18を嵌め込んで組み付けられている
ので、検知用電線18の2つの引出端の双方に後方への
引張力が作用した場合でも、また一方のみに後方への引
張力が作用した場合でも、検知用電線18の位置ずれが
確実に防止される。しかも、引張力を受ける方向に対し
て直交する貫通経路15F,15Rが2本形成されてい
るので、貫通経路が1本の場合に比べると、引張力に起
因する検知用電線18の位置ずれの防止効果が高くなっ
ている。また、配線路14のうち、貫通経路15F,1
5Rはホルダ11を横断する方向であることからその経
路が短く、ホルダ11の長さ方向に貫通する場合と比較
すると、検知用電線18の貫通時に座屈や引っ掛かりが
生じ難くなっている。しかも、ホルダ11の長さ方向に
沿った露出経路17L,17Rはホルダ11の外面で外
部に開放されているので、検知用電線18を嵌め込み易
くなっている。即ち、配線路14に対する検知用電線1
8の組付けを容易に行うことができる。
【0017】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図6を参照して説明する。本実施形態は、
配線路を上記実施形態1とは異なる構成としたものであ
る。その他の構成については上記実施形態1と同じであ
るため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、
作用及び効果の説明は省略する。本実施形態2の摩耗検
知プローブ20の配線路24は、1本の貫通経路25と
上下2本の露出経路26U,26Lとから構成されてい
る。貫通経路25は円柱形部21Aの前端部を上下に貫
通し、検知用電線18のうちの貫通経路25を貫通する
部分は断線可能部18Aとなる。上側と下側の露出経路
26U,26Lは、夫々、円柱形部21A、拡径部21
B及び板状部21Cの上面と下面に開放して形成され、
その後端は板状部21Cの後端面に開口されている。こ
の両露出経路26U,26Lのうち、上側の露出経路2
6Uの一部は、概ねU字形に屈曲した屈曲経路27とな
っている。この屈曲経路27もホルダ21の外面に開放
されている。
【0018】上記配線路24に検知用電線18を取り付
ける際には、検知用電線18をほぼ真っ直ぐにした状態
で貫通経路25に貫通させ、貫通経路25の上端と下端
の双方において検知用電線18をほぼ直角に曲げ、夫々
を上側の露出経路26Uと下側の露出経路26Lに嵌め
込み、検知用電線18の端部を板状部21Cから後方へ
引き出す。上側の露出経路26Uに設けた屈曲経路27
においては、検知用電線18が無理に曲げられた状態で
嵌入されているので、検知用電線18はその弾性復元力
により屈曲経路27の内壁に強く押し付けられた状態と
なり、これにより、検知用電線18の屈曲経路27から
の外れが防止される。本実施形態2の摩耗検知プローブ
20も、実施形態1と同様に、ホルダ21に設けた屈曲
経路27を有する配線路24に検知用電線18を嵌め込
んで組み付けられているので、検知用電線18の2つの
引出端の双方に後方への引張力が作用した場合でも、ま
た一方のみに後方への引張力が作用した場合でも、検知
用電線18の位置ずれが確実に防止される。
【0019】<実施形態3>次に、本発明を具体化した
実施形態3を図7乃至図9を参照して説明する。本実施
形態3は、摩耗検知プローブ30の露出経路31に検知
用電線18の外れ規制手段を設けたものである。摩耗検
知プローブ30の基本的な構造は実施形態1の摩耗検知
プローブ10と同じであり、また摩耗検知プローブ30
以外の構成も上記実施形態1と同様であるので、同じ構
成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の
説明は省略する。本実施形態3の摩耗検知プローブ30
は、拡径部32の後端に板状のリブ33を突成した点、
及び露出経路31が拡径部32の後端で途切れている点
が実施形態1の摩耗検知プローブ10と相違する。この
露出経路31の前後方向の経路のうち拡径部32の外周
への開口縁には、内側へ突出する規制片34(本発明の
構成要件である外れ規制手段)が形成されている。露出
経路31の全幅のうちの規制片34が占める割合は任意
に設定することができる。本実施形態3では全幅の1/
3程度とし、検知用電線18を潰れ変形させつつ嵌め込
めむことはできる程度の隙間が空くようにしている。ま
た、規制片34の外周側の面は検知用電線18の嵌め込
みを容易にするためにテーパ状の斜面34Aとされてい
る。尚、ホルダ35はその軸線と直交する方向(図7及
び図9の上下方向)に片開きされる金型(図示せず)で
成形されるが、拡径部32には規制片34を形成するた
めの型抜き孔36が空いている。
【0020】上記のように露出経路31には規制片34
を形成したので、一旦露出経路31に嵌め込んだ検知用
電線18は規制片34に引っ掛かり、露出経路31から
外周面側(図7における下側)へ外れることを規制され
る。即ち、検知用電線18を露出経路31に嵌め込んだ
状態に確実に保持することができる。尚、本実施形態3
の変形例として、規制片を露出経路31の全幅に亘って
形成してもよく、また、軸方向に間隔を空けた複数箇所
に形成してもよい。さらには、露出経路31の外側(図
9の右側の露出経路31においては右側)の開口縁に限
らず、内側の開口縁に突成してもよく、複数箇所に設け
る場合には、外側と内側に交互に配置してもよい。
【0021】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では検知用電線18の断線可能部1
8Aをホルダの内部に収容する構造としたが、本発明に
よれば、断線可能部をホルダの前端面に露出させるよう
にしてもよい。
【0022】(2)上記実施形態ではホルダを横断方向
に貫通する貫通経路を設けたが、本発明によれば、貫通
経路を設けずに、配線路の全経路がホルダの外面に沿っ
て開放されるようにしてもよい。 (3)上記実施形態1では2本の貫通経路を、実施形態
2では1本の貫通経路を設けたが、本発明によれば、貫
通経路を3本以上設けてもよい。 (4)上記実施形態1では2本の貫通経路を前後に間隔
を空けて配置したが、本発明によれば、2本の貫通経路
を左右に間隔を空けて配置させてもよい。
【0023】(5)上記実施形態1では2本の貫通経路
を互いに平行に貫通させるようにしたが、本発明によれ
ば、ホルダを正面から視たときに2本の貫通経路が異な
る角度で貫通するようにしたり、側方から視たときに両
貫通経路が互いに異なる角度で斜めに貫通するようにし
てもよい。 (6)上記実施形態2では露出経路26Uに屈曲経路2
7を設けて検知用電線18のずれを規制するようにした
が、本発明によれば、露出経路に屈曲経路を設けない構
造とすることもできる。
【0024】(7)上記実施形態ではディスクブレーキ
用の摩耗検知プローブに適用した場合について説明した
が、本発明は、ドラムブレーキ用の摩耗検知プローブに
も適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の検知用電線を嵌め込む前の状態を
あらわす斜視図
【図2】実施形態1の検知用電線を嵌め込む前の状態を
あらわす平面図
【図3】実施形態1の検知用電線を嵌め込む前の状態を
あらわす底面図
【図4】実施形態1の検知用電線を嵌め込む前の状態を
あらわす断面図
【図5】実施形態1の検知用電線を嵌め込んだ状態をあ
らわす斜視図
【図6】実施形態2の検知用電線を嵌め込んだ状態をあ
らわす斜視図
【図7】実施形態3の摩耗検知プローブの縦断面図
【図8】実施形態3の摩耗検知プローブの底面図
【図9】実施形態3の一部切欠拡大背面図
【図10】従来例の側面図
【符号の説明】
B…ブレーキライニング材(制動片) R…ロータ 10…摩耗検知プローブ 11…ホルダ 14…配線路 15F,15R…貫通経路 17L,17R…露出経路 18…検知用電線 20…摩耗検知プローブ 21…ホルダ 24…配線路 25…貫通経路 26U,26L…露出経路 30…摩耗検知プローブ 31…露出経路 34…規制片(外れ規制手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダに検知用電線を組み付けて構成さ
    れるとともに、ロータとの接触を可能とされた制動片と
    一体に設けられ、その制動片の摩耗程度が使用限界に達
    したか否かを前記検知用電線の断線の有無によって検出
    する制動片の摩耗検知プローブであって、 前記ホルダには屈曲した経路を有する配線路が形成さ
    れ、この配線路に前記検知用電線が嵌め込まれているこ
    とを特徴とする制動片の摩耗検知プローブ。
  2. 【請求項2】 前記配線路が、前記ホルダの外面に開放
    されてその長さ方向に延びる露出経路と、前記ホルダを
    横断するように貫通して前記露出経路に屈曲状に連なる
    貫通経路とを備えていることを特徴とする請求項1記載
    の制動片の摩耗検知プローブ。
  3. 【請求項3】 前記貫通経路が前記ホルダの先端部に配
    され、前記検知用電線がその前記貫通経路に収容されて
    いる部分において断線されるようにしたことを特徴とす
    る請求項2記載の制動片の摩耗検知プローブ。
  4. 【請求項4】 前記貫通経路が複数本形成されているこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載の制動片の
    摩耗検知プローブ。
  5. 【請求項5】 前記露出経路に、前記検知用電線の前記
    ホルダの外面側への離脱を規制する外れ規制手段を設け
    たことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに
    記載の制動片の摩耗検知プローブ。
JP10045741A 1997-06-12 1998-02-26 制動片の摩耗検知プローブ Abandoned JPH1163054A (ja)

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