JPH1157606A - 塗り分け塗装法 - Google Patents

塗り分け塗装法

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JPH1157606A
JPH1157606A JP22171597A JP22171597A JPH1157606A JP H1157606 A JPH1157606 A JP H1157606A JP 22171597 A JP22171597 A JP 22171597A JP 22171597 A JP22171597 A JP 22171597A JP H1157606 A JPH1157606 A JP H1157606A
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JP
Japan
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coating
gun
parting
color
paint
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JP22171597A
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English (en)
Inventor
Muneharu Omoto
宗治 大本
Toru Takeuchi
徹 竹内
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】見切り線を境にして2ト−ン以上に仕上る塗装
法であって、塗着効率が高く、しかも塗料ダストが飛散
せず、マスキングが不要で作業工程を短縮できる塗り分
け塗装法を提供する。 【解決手段】被塗物全面に塗色(1)の塗料を塗装した
後、その内の所定の部分に塗色(1)とは異なった塗色
(2)の塗料を塗り重ねる塗装法において、該所定の部
分の見切り部を、スプレ−パタ−ン開き角度θが30°
以内で且つ被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以上の
直進性の良い二流体ノズル塗装ガンを用いて、該塗装ガ
ンを見切り部の垂線上からガンの吐出口が所定の部分に
向かうように(θ/2)°以上の角度に傾斜させ、塗色
(2)の塗料を塗装して見切り線を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見切り線を境にし
て2ト−ン以上に仕上る塗装法であって、塗着効率が高
く、しかも塗料ダストが飛散せず、マスキングが不要で
作業工程を短縮できる塗り分け塗装法に関する。本発明
方法は、多分野の物品の塗り分けに使用でき、特に車両
や自動車ボディ等の塗り分け塗装工程に有用である。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来、車両や自動車等を2ト
−ン以上に塗り分ける方法には、図2に示すように、ま
ず被塗物全体を第1の塗色(1)の塗料にて噴霧塗装し
焼付けた後、仕上り時に第1の塗色を構成する部分
(A)にマスキングを施し、該第1の塗色とは異なった
第2の塗色(2)の塗料をマスキングされていない部分
(B)に噴霧塗装し焼付けて、マスキングを取り外すこ
とにより仕上げる方法、或いは図3に示すように、被塗
物2に塗装ガン4を用いて塗色(1)の塗料を塗装する
際に、エア流によってエアカ−テンを形成して見切り線
付近のダストの飛散をできるだけ少なくし、該塗色
(1)の塗装面をマスキングした後、塗色(2)の塗料
を塗装する方法などが知られている。
【0003】しかしながらこれらの方法では、マスキン
グの着脱に多大な工数を要するという問題があり、また
後者の方法では、エア流で完全には塗料ダストを抑える
ことができず該塗料が見切り線をはみ出してしまうとい
う問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の塗装ガンを用い
て見切り線を形成し、それ以外の部分は特定条件で至近
距離から塗装することにより、マスキングしなくても塗
料ダストが飛散せず、必要面にのみ塗装可能であること
を見出し本発明に到達した。
【0005】即ち本発明は、 「1.被塗物全面に塗色(1)の塗料を塗装した後、そ
の内の所定の部分に塗色(1)とは異なった塗色(2)
の塗料を塗り重ねる塗装法において、該所定の部分の見
切り部を、スプレ−パタ−ン開き角度θが30°以内で
且つ被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以上の直進性
の良い二流体ノズル塗装ガンを用いて、該塗装ガンを見
切り部の垂線上からガンの吐出口が所定の部分に向かう
ように(θ/2)°以上の角度に傾斜させ、塗色(2)
の塗料を塗装して見切り線を形成することを特徴とする
塗り分け塗装法。
【0006】2.所定の部分の見切り部以外の部分に
は、口径0.2〜1.5mmの二流体ノズル塗装ガンを
用いて、吐出量3〜150cc/分、塗装距離30〜8
0mmの条件で塗色(2)の塗料を塗装する1項記載の
塗り分け塗装法。
【0007】3.所定の部分の見切り部以外の部分に
は、ベル径25〜50φのベルタイプ塗装ガンを用い
て、吐出量10〜100cc/分、塗装距離30〜10
0mmの条件で塗色(2)の塗料を塗装する1項記載の
塗り分け塗装法。
【0008】4.所定の部分に塗色(2)の塗料を塗り
重ねる際、それ以外の部分にエアを吹き付け、塗色
(2)の塗料ダスト飛散を防ぐ1項ないし3項のいずれ
か1項記載の塗り分け塗装法。
【0009】5.被塗物の一方の部分に、塗色(1)の
塗料を、見切り部ではスプレ−パタ−ン開き角度θが3
0°以内で且つ被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以
上の直進性の良い二流体ノズル塗装ガンを用いて、該塗
装ガンを見切り部の垂線上からガンの吐出口が一方の部
分に向かうように(θ/2)°以上の角度に傾斜させて
塗装し、塗色(1)の見切り線を形成すると共に、該見
切り部以外の部分に塗装後、さらに被塗物の他方の部分
に、塗色(2)の塗料を、見切り部ではスプレ−パタ−
ン開き角度θが30°以内で且つ被塗面での噴霧粒子速
度が20m/s以上の直進性の良い二流体ノズル塗装ガ
ンを用いて、該塗装ガンを見切り部の垂線上からガンの
吐出口が他方の部分に向かうように(θ/2)°以上の
角度に傾斜させて塗装し、塗色(2)の見切り線を形成
すると共に、該見切り部以外の部分に塗装することを特
徴とする塗り分け塗装法。
【0010】6.見切り部以外の部分には、口径0.2
〜1.5mmの二流体ノズル塗装ガンを用いて、吐出量
3〜150cc/分、塗装距離30〜80mmの条件で
塗装する5項記載の塗り分け塗装法。
【0011】7.見切り部以外の部分には、ベル径25
〜50φのベルタイプ塗装ガンを用いて、吐出量10〜
100cc/分、塗装距離30〜100mmの条件で塗
装する5項記載の塗り分け塗装法。」を提供するもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明において、見切り部を塗装
する塗装ガン1は、図1に示す通り、スプレ−パタ−ン
開き角度θが30°以内、好ましくは10°以内で且つ
被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以上、好ましくは
25〜40m/sの直進性の良い二流体ノズル塗装ガン
である。
【0013】スプレ−パタ−ン開き角度θは、塗装ガン
のエア−ノズル形状や口径などによって調整されるもの
であり、該開き角度θが30°を越えると、ダスト飛散
が多くなるので好ましくない。また被塗面に噴霧粒子が
塗着する際の速度が20m/s未満であると、塗着効率
が低くなり、ダスト飛散が多くなるので好ましくない。
【0014】上記二流体ノズル塗装ガンの口径は、0.
2〜1.5mm、好ましくは0.5〜1.0mm程度が
適当である。かかる塗装ガンの口径が1.5mmを越え
ると高吐出量でタレやタマリ等が発生しやすくなるので
好ましくない。該二流体ノズル塗装ガンとしては、具体
的にはマ−キングガン(マ−クテック社製、「ショット
マーカーS10」)、エアブラシ(オリンポス社製「ピ
ースボンPB−408型」、アネスト岩田社製「HP−
C」)等が挙げられる。
【0015】上記塗装ガンを用いて見切り線を形成する
には、該塗装ガンの吐出口の位置を見切り部の垂線上と
し、塗装ガンを見切り部の垂線上からガンの吐出口が目
的とする部分に向かうように(θ/2)°以上の角度に
傾斜させて噴霧塗装する。この傾斜が(θ/2)°未満
ではダストが目的とする部分以外のところに飛散するの
で好ましくない。該見切り部を塗装するに際して、目的
とする部分以外のところには、エアを吹き付け、塗料ダ
スト飛散を防ぐことも可能である。エアの吹き付けは、
単数もしくは複数のエアガンを用いて見切り部に向かっ
てエアカ−テンを形成することによる。
【0016】上記塗装ガンを用いて見切り線を形成する
他の塗装条件としては、吐出量3〜50cc/分、塗装
距離10〜70cmである。吐出量がこの範囲をはずれ
て少ないと見切り部の膜が形成できず、多いとタレ、タ
マリ等が発生しやすくなり、また塗装距離がこの範囲を
はずれて遠くなるとダストの飛散が多くなる恐れがある
ので好ましくない。
【0017】上記見切り部以外の部分を塗装する塗装ガ
ンとしては、従来用いられている二流体ノズルもしくは
ベルタイプの塗装ガンが挙げられる。かかる二流体ノズ
ル塗装ガンの口径が0.2〜1.5mm程度が適当であ
る。該口径が1.5mmを越えると高吐出量でタレやタ
マリ等が発生しやすくなるので好ましくない。またベル
タイプ塗装ガンのベル径が25〜50φ程度が適当であ
る。該ベル径が50φを越えるとパタ−ン巾が広くなり
ダスト飛散が多くなるので好ましくない。
【0018】上記二流体ノズル塗装ガンを用いて見切り
線以外の部分を塗装する条件は、吐出量3〜150cc
/分、塗装距離30〜80mmが適当であり、上記ベル
タイプ塗装ガンを用いて見切り線以外の部分を塗装する
条件は、吐出量10〜100cc/分、塗装距離30〜
100mmが適当である。これらの吐出量が範囲を越え
るとタレやタマリ等が発生しやすくなり、塗装距離がこ
れら範囲を越えるとダスト飛散が多くなるので好ましく
ない。
【0019】上記見切り部を塗装する塗装ガンとそれ以
外の部分を塗装する塗装ガンは、夫々独立で、又は連動
で駆動させることができる。また見切り部以外の部分を
塗装する塗装ガンは、塗装する面積によって単数又は複
数で使用でき、必要に応じてパルス塗装することができ
る。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。
【0021】実施例1 図4は本発明の第1の実施例に基づく説明図である。被
塗物2の表面全体に塗色(1)の塗料を静電エアスプレ
−ガン(もしくは静電ベル塗装ガン)を用いて塗装し、
塗色(1)の塗膜5を形成した。
【0022】これを焼付け乾燥後、塗色(1)の塗膜5
上の2ト−ン塗装部位に塗色(2)の塗料を塗装する。
見切り部6の塗装には、口径0.8mmの直進性の良い
二流体ノズル塗装ガン1(「ピ−スボンPB−408
型」、オリンポス社製、噴霧粒子速度30m/s)(以
下、「見切りガン」と称することがある)を用いた。該
見切りガン1はスプレ−パタ−ンの開き角度θが約10
°であり、該見切りガン1の吐出口7を見切り部6の垂
線上に位置付け、見切りガン本体をガンの吐出口7が塗
装部位に向かうように約5°傾斜させた。この状態で塗
装距離40mm、吐出量30cc/分の条件で塗装し塗
色(2)の見切り線を形成した。
【0023】見切り部6の塗装に際して、エアガン3を
用いて見切り部6に向かってエアカ−テン8を形成し塗
色(1)の塗膜5上への塗料ダストの飛散を防止した。
エアの吐出量は約200リットル/分であった。
【0024】見切り部6以外の部分9には、口径1.2
mmの二流体ノズル塗装ガン4(「アトマックスノズ
ル」、アトマックス社製)を複数個用いて、塗装距離5
0mm、1つのガン当り吐出量20cc/分の条件で塗
装し、塗色(2)の塗膜10を形成した。また二流体ノ
ズル塗装ガンの代わりに、ベル径25φのベルタイプ塗
装ガン(「ロボベル」、ランスバ−グ社製)を用いて、
塗装距離50mm、吐出量50cc/分の条件で塗装
し、塗色(2)の塗膜10を形成してもよい。
【0025】以上の通り、見切りガン1、エアガン3、
及び塗装ガン4を連動せしめて、塗色(2)の塗料を、
塗色(1)の塗膜5上の所定の部分に塗装し、被塗物2
の上方を塗色(1)に、下方を塗色(2)の2ト−ンに
仕上げた。見切り部も鮮明に形成され塗料ダストの飛散
もない。また必要に応じて、塗色(1)又は塗色(2)
の塗膜上に塗り重ねて、これらとは異なった塗色(3)
の塗料を用いて、上記塗色(2)の塗料の塗装と同様の
操作で塗り分けることができる。さらに必要に応じて、
塗り分け塗装後の被塗物全面にクリヤ塗装を施してもよ
い。
【0026】実施例2 図5は本発明の第2の実施例に基づく説明図である。被
塗物2の下方 に、まず塗色(1)の塗料を塗装する。
【0027】見切り部6の塗装には、口径1.0mmの
直進性の良い二流体ノズル塗装ガン1(マークテック社
製、ショットマーカーS10、噴霧粒子速度30m/
s)(以下、「見切りガン」と称することがある)を用
いた。該見切りガン1はスプレ−パタ−ンの開き角度θ
が約10°であり、該見切りガン1の吐出口7を見切り
部6の垂線上に位置付け、見切りガン本体をガンの吐出
口7が塗装部位に向かうように約5°傾斜させた。この
状態で塗装距離20mm、吐出量30cc/分の条件で
塗装し塗色(1)の見切り線を形成した。
【0028】見切り部6の塗装に際して、エアガン3を
用いて見切り部6に向かってエアカ−テン8を形成し被
塗物2表面への塗料ダストの飛散を防止した。エアの吐
出量は約200リットル/分であった。
【0029】見切り部以外の部分9には、口径1.0m
mの二流体ノズル塗装ガン4(「SGA−2」;アネス
ト岩田社製)を複数個用いて、塗装距離50mm、吐出
量50cc/分の条件で塗装し、塗色(1)の塗膜5を
形成した。
【0030】上記のように見切りガン1、エアガン3、
及び塗装ガン4を連動せしめて、塗色(1)の塗料を、
被塗物2上の所定の部分に塗装した後、約1分間放置
後、被塗物2の上方に、塗色(2)の塗料を塗装する。
塗色(2)の塗料を用いた見切り部11及び見切り部以
外の部分12の塗装、エア吹き付けは、上記塗色(1)
の塗料の塗装の操作と同様にして行ない、塗色(2)の
塗膜10を形成した。
【0031】上記の通り2種の塗料を所定の部分に夫々
塗装し、被塗物2の上方を塗色(1)に、下方を塗色
(2)の2ト−ンに仕上げた。見切り部も鮮明に形成さ
れ塗料ダストの飛散もない。また必要に応じて、塗色
(1)又は塗色(2)に隣接してこれらとは異なった塗
色(3)の塗料を用いて、上記塗色(2)の塗料の塗装
と同様の操作で塗り分けることができる。さらに必要に
応じて、塗り分け塗装後の被塗物全面にクリヤ塗装を施
してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、見切り部
のダスト飛散を防止できるので、マスキング工程が不要
で作業工程を大幅に短縮することができる。また至近距
離で塗装するので、高塗着効率が得られ、しかも必要部
位のみに塗装できるので塗料の使用量が削減可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗装ガンのスプレ−パタ−ン開き角度θの説明
図である。
【図2】従来のマスキング工程を有する塗り分け塗装の
説明図である。
【図3】従来のエア吹き付け工程を有する塗り分け塗装
の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例に基づく説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例に基づく説明図である。
【符号の簡単な説明】
1 見切りガン 2 被塗物 3 エアガン 4 塗装ガン 5 塗色(1)の塗膜 6,11 見切り部 7 ガンの吐出口 8 エアカ−テン 9,12 見切り部以外の部分 10 塗色(2)の塗膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗物全面に塗色(1)の塗料を塗装
    した後、その内の所定の部分に塗色(1)とは異なった
    塗色(2)の塗料を塗り重ねる塗装法において、該所定
    の部分の見切り部を、スプレ−パタ−ン開き角度θが3
    0°以内で且つ被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以
    上の直進性の良い二流体ノズル塗装ガンを用いて、該塗
    装ガンを見切り部の垂線上からガンの吐出口が所定の部
    分に向かうように(θ/2)°以上の角度に傾斜させ、
    塗色(2)の塗料を塗装して見切り線を形成することを
    特徴とする塗り分け塗装法。
  2. 【請求項2】 所定の部分の見切り部以外の部分に
    は、口径0.2〜1.5mmの二流体ノズル塗装ガンを
    用いて、吐出量3〜150cc/分、塗装距離30〜8
    0mmの条件で塗色(2)の塗料を塗装する請求項1記
    載の塗り分け塗装法。
  3. 【請求項3】 所定の部分の見切り部以外の部分に
    は、ベル径25〜50φのベルタイプ塗装ガンを用い
    て、吐出量10〜100cc/分、塗装距離30〜10
    0mmの条件で塗色(2)の塗料を塗装する請求項1記
    載の塗り分け塗装法。
  4. 【請求項4】 所定の部分に塗色(2)の塗料を塗り
    重ねる際、それ以外の部分にエアを吹き付け、塗色
    (2)の塗料ダスト飛散を防ぐ請求項1ないし3のいず
    れか1項記載の塗り分け塗装法。
  5. 【請求項5】 被塗物の一方の部分に、塗色(1)の
    塗料を、見切り部ではスプレ−パタ−ン開き角度θが3
    0°以内で且つ被塗面での噴霧粒子速度が20m/s以
    上の直進性の良い二流体ノズル塗装ガンを用いて、該塗
    装ガンを見切り部の垂線上からガンの吐出口が一方の部
    分に向かうように(θ/2)°以上の角度に傾斜させて
    塗装し、塗色(1)の見切り線を形成すると共に、該見
    切り部以外の部分に塗装後、さらに被塗物の他方の部分
    に、塗色(2)の塗料を、見切り部ではスプレ−パタ−
    ン開き角度θが30°以内で且つ被塗面での噴霧粒子速
    度が20m/s以上の直進性の良い二流体ノズル塗装ガ
    ンを用いて、該塗装ガンを見切り部の垂線上からガンの
    吐出口が他方の部分に向かうように(θ/2)°以上の
    角度に傾斜させて塗装し、塗色(2)の見切り線を形成
    すると共に、該見切り部以外の部分に塗装することを特
    徴とする塗り分け塗装法。
  6. 【請求項6】 見切り部以外の部分には、口径0.2
    〜1.5mmの二流体ノズル塗装ガンを用いて、吐出量
    3〜150cc/分、塗装距離30〜80mmの条件で
    塗装する請求項5記載の塗り分け塗装法。
  7. 【請求項7】 見切り部以外の部分には、ベル径25
    〜50φのベルタイプ塗装ガンを用いて、吐出量10〜
    100cc/分、塗装距離30〜100mmの条件で塗
    装する請求項5記載の塗り分け塗装法。
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