JPH1154428A - 塗布現像処理装置 - Google Patents

塗布現像処理装置

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JPH1154428A
JPH1154428A JP9224305A JP22430597A JPH1154428A JP H1154428 A JPH1154428 A JP H1154428A JP 9224305 A JP9224305 A JP 9224305A JP 22430597 A JP22430597 A JP 22430597A JP H1154428 A JPH1154428 A JP H1154428A
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coating
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正己 飽本
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一成 上田
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の受け渡し以外の他の基板処理も可能な
複合ユニットを設けて,スループットの向上が図れる新
しい塗布現像処理装置を提供する。 【解決手段】 基板の塗布現像処理において必要な処理
を個別に行う処理ユニットが多段に配置された処理ユニ
ット群の中に,副搬送装置21と主搬送装置22とが各
々基板を移載することができると共に,基板の受け渡し
と冷却処理とが同時に実施できる複合ユニット(TC
P)を設ける。従来からの基板の受け渡し専用ユニット
が処理ユニット群から不要となり,その分,他の処理ユ
ニットの配置に割り当てることで,スループットの向上
が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,塗布現像処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造におけるフォトレ
ジスト処理工程においては,半導体ウェハ(以下,「ウ
ェハ」と称する。)などの基板の表面にレジスト液を塗
布してレジスト膜を形成し,所定のパターンを露光した
後に,当該基板に現像液を塗布して現像処理している。
このような一連の処理を行うにあたっては,従来から塗
布現像処理装置が使用されている。
【0003】この塗布現像処理装置は,塗布現像処理に
必要な一連の処理,たとえばレジストの定着性を向上さ
せるための疎水化処理(アドヒージョン処理),レジス
ト液の塗布を行う塗布処理,レジスト液塗布後のウェハ
を加熱してレジスト膜を硬化させるための加熱処理,露
光後のウェハを所定の温度で加熱するための加熱処理,
露光後のウェハを現像する現像処理,加熱した後に所定
温度にまでウェハを冷却する冷却処理などの各処理を個
別に行う処理ユニットを備えている。
【0004】ところで,最近では設置スペースを節約す
るため,上記各処理ユニットを上下多段に積み重ねて集
約化した塗布現像処理装置が提案されている。かかるタ
イプの塗布現像処理装置の略中央部には,上記の各処理
ユニットにウェハを搬入出させるための垂直搬送型の主
搬送装置が備えられている。この主搬送装置の周囲に前
記各処理ユニットが配置され,プロセスステーションと
呼ばれるプロセス部が形成されている。また,ウェハを
収納しているカセットは,このプロセスステーションの
一側に設置されているカセットステーションと呼ばれる
載置部に載置される。そして載置部とプロセス部との間
のウェハの移送にあたっては,前記主搬送装置とは別に
設けられた副搬送装置が使用されている。
【0005】カセットステーションとプロセスステーシ
ョンとの間のウェハの移送にあたっては,主搬送装置と
副搬送装置との間で直接ウェハを授受するのではなく,
通常は載置部側,プロセス部側の双方向からアクセスで
きる受け渡し部を介して行われる。すなわち,多段に配
置される処理ユニットの中に,別途受け渡し専用のユニ
ットを設け,ウェハを移送する場合には,主搬送装置,
副搬送装置は各々移送するウェハを一旦この受け渡し専
用のユニットに載置するのである。
【0006】すなわち,これから処理するウェハは,カ
セットステーション側から副搬送装置によって受け渡し
専用ユニットに載置され,次いで,この載置されたウェ
ハをプロセスステーション側から主搬送装置が受け取
り,当該ウェハを主搬送装置が所定の処理ユニットに搬
送し,各処理ユニットによって所定の処理が施される。
【0007】他方,各処理ユニットによって所定の処理
が済んだウェハは,主搬送装置によって受け渡し専用ユ
ニットにまで移送され,そこで一旦載置される。次い
で,副搬送装置がこの処理済みウェハを受け取り,その
後,該副搬送装置によってカセットステーション側に移
送され,所定のカセット内に収納される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,設置ス
ペースの関係上,多段に配置される処理ユニットには段
数の制限があり,受け渡し専用のユニットがあると,そ
の分,他の処理ユニットを増やすことができない。
【0009】本発明は,かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり,従来の受け渡し専用ユニットに代えて,受
け渡し以外の他の処理も可能な複合ユニットを組み入れ
て,スループットの向上が図れる新しい塗布現像処理装
置を提供し,上記問題点を解決することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に記載の発明によれば,基板に対して塗布
現像処理に必要な処理を個別に行う処理ユニットが多段
に配置された処理ユニット群と,前記処理ユニットに対
して基板を搬入出する主搬送装置と,複数の基板を収納
した基板収納体に対して基板を搬入出する副搬送装置と
を備えた塗布現像処理装置において,前記処理ユニット
群には,前記主搬送装置と副搬送装置とが各々基板を移
載自在な複合ユニットが設けられ,この複合ユニットは
基板を載置する載置台を下側に,基板を載置して冷却す
る冷却載置台を上側に備えたことを特徴とする塗布現像
処理装置が提供されている。かかる構成によれば,基板
の受け渡しと冷却処理とを一つの複合ユニットにおいて
実施することができる。したがって,従来から用いられ
てきた基板の受け渡し専用ユニットが不要となる。その
結果,受け渡し専用ユニットの配置に必要だったスペー
スを,たとえば他の処理ユニットの配置に割当てること
ができる。したがって,基板の処理枚数の増加が可能と
なり,スループットの向上を図ることができる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば,基板に対
して塗布現像処理に必要な処理を個別に行う複数の処理
ユニットが多段に配置された処理ユニット群と,前記処
理ユニットに対して基板を搬入出する主搬送装置と,複
数の基板を収納した基板収納体に対して基板を搬入出す
る副搬送装置とを備えた塗布現像処理装置において,前
記処理ユニット群には,前記主搬送装置と副搬送装置と
が各々基板を移載自在な複合ユニットが設けられ,この
複合ユニットは,基板を載置する載置台を上側に基板を
載置して冷却する冷却載置台を下側に備えたことを特徴
とする塗布現像処理装置が提供される。かかる構成によ
れば,載置台よりも重い冷却載置台を下側に配置するこ
とによって,複合ユニットの重量バランスを改善できる
と共に,載置台と冷却載置台との間に生じる熱干渉を防
止することができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば,請求項1
または2に記載の塗布現像処理装置において,載置台お
よび冷却載置台には,基板を直接支持する支持ピンが各
々備えられ,冷却載置台の支持ピンは,上下方向に駆動
されて冷却載置台の載置面から突出自在に構成されたこ
とを特徴としている。かかる構成によれば,載置台に備
えられた支持ピンを上下動させる機構を設けることな
く,基板の受け渡しを行うことができる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば,請求項3
に記載の塗布現像処理装置において,冷却載置台の支持
ピンを上下駆動させる駆動部は,冷却載置台の側部に設
けられたことを特徴としている。かかる構成によれば,
上記駆動部を冷却載置台の側部に設けることにより,複
合ユニットの上下方向の高さを上記の駆動部の分だけ節
約することができ,複合ユニット自体の高さを低くする
ことができる。その結果,処理ユニット群中で多段に配
置される個々の処理ユニットの段数を多く採ることがで
きる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば,請求項
1,2,3または4に記載の塗布現像処理装置におい
て,少なくとも載置台または冷却載置台のいずれか一方
には,載置した基板の位置合わせを行う位置合わせ機構
が設けられたことを特徴としている。かかる構成によれ
ば,少なくとも載置台または冷却載置台のいずれか一方
において,基板の位置合わせが必要な場合にはこれを実
施することができる。したがって,従来のアライメント
ユニットなどの基板の位置合わせ専用装置が処理ユニッ
ト群からは不要となる。そのため,上記の位置合わせ専
用装置を配置するのに必要だったスペースを,他の処理
ユニットの配置に割当てることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下,本発明の一実施形態を図に
基づいて説明すると,図1〜図3は,各々実施の形態に
かかる塗布現像処理システム1の外観を示し,図1は平
面,図2は正面,図3は背面から見た様子をそれぞれ示
している。
【0016】この塗布現像処理システム1は,ウェハW
をカセットC単位で複数枚,たとえば25枚単位で外部
からシステムに搬入したり,あるいはシステムから搬出
したり,カセットCに対してウェハWを搬出・搬入した
りするためのカセットステーション10と,塗布現像処
理工程の中で1枚ずつウェハWに所定の処理を施す枚葉
式の処理ユニットとしての各種処理装置を所定位置に多
段配置してなる処理ステーション11と,この処理ステ
ーション11に隣接して設けられる露光装置(図示せ
ず)との間でウェハWを受け渡しするためのインターフ
ェイス部12とを一体に接続した構成を有している。
【0017】上記カセットステーション10では,図1
に示すように,載置部となるカセット載置台20上の位
置決め突起20aの位置に,たとえば4個までのカセッ
トCが,それぞれのウェハ出入口を処理ステーション1
1側に向けてX方向(図1中の上下方向)一列に載置さ
れる。そして,このカセットCの配列方向(X方向)お
よびカセットC内に収容されたウェハWの配列方向(Z
方向;垂直方向)に移動可能な副搬送装置21が,搬送
路21aに沿って移動自在であり,各カセットCに対し
て選択的にアクセスできるようになっている。
【0018】この副搬送装置21は,θ方向に回転自在
に構成されており,後述するように処理ステーション1
1側の第3の処理装置群G3の多段ユニット部に属する
複合ユニット(TCP)にもアクセスできるようになっ
ている。
【0019】また,上記処理ステーション11では,図
1に示すように,その中心部には垂直搬送型の主搬送装
置22が備えられている。この主搬送装置22は,ウェ
ハWを保持するための保持部材,たとえば3本のピンセ
ットが備えられている。そして,上記の主搬送装置22
の周囲には,処理ユニットとしての各種処理装置が多段
集積配置されて処理装置群を構成している。上記の主搬
送装置22は,上下方向に移動が可能であり,かつθ方
向に回転可能に構成され,後述のG1〜G5の各処理装置
群に対して,上記3本のピンセットに保持されるウェハ
Wを搬入出することができる。
【0020】かかる塗布現像処理システム1において
は,5つの処理装置群G1,G2,G3,G4,G5が配置
可能な構成であり,第1および第2の処理装置群G1
2はシステム正面側に配置され,第3の処理装置群G3
はカセットステーション10に隣接して配置され,第4
の処理装置群G4はインターフェイス部12に隣接して
配置され,さらに破線で示した第5の処理装置群G5
背面側に配置することが可能となっている。
【0021】第1の処理装置群G1では,図2に示すよ
うに,カップCP内でウェハWをスピンチャックに載せ
て所定の処理を行う2台のスピンナ型処理装置,たとえ
ばレジスト液塗布装置(COT)および現像処理装置
(DEV)が下から順に2段に重ねられている。そして
第1の処理装置群G1と同様に,第2の処理装置群G2
おいても,2台のスピンナ型処理装置,たとえばレジス
ト液塗布装置(COT)および現像処理装置(DEV)
が下から順に2段に重ねられている。
【0022】第3の処理装置群G3では,図3に示すよ
うに,ウェハWを載置台(図示せず)に載せて所定の処
理を行うオーブン型の処理装置,たとえば冷却処理を行
う冷却処理装置(COL),レジストの定着性を高める
ためのいわゆる疎水化処理を行うアドヒージョン処理装
置(AD),露光処理前の加熱処理を行うプリベーキン
グ装置(PREBAKE)およびポストベーキング装置
(POBAKE),そして複合ユニット(TCP)など
が合計して,たとえば8段に重ねられている。
【0023】これらの処理ユニットとしての各種処理装
置は,所望のウェハ処理ができるように,各処理装置毎
に配置を並び替えることができる。たとえば,処理温度
の高いプリベーキング装置(PREBAKE),ポスト
ベーキング装置(POBAKE)およびアドヒージョン
処理装置(AD)を上段側に配置し,処理温度の低い冷
却処理装置(COL)や上記の複合ユニット(TCP)
などを下段に配置することで,処理ユニット間における
熱的な相互干渉を少なくすることができる。
【0024】図1および図2に示すように,インターフ
ェイス部12の背面部には周辺露光装置23が,該イン
ターフェイス部12の中央部にはウェハ搬送体24が各
々設けられている。このウェハ搬送体24は,X方向,
Z方向(垂直方向)に移動すると共に,θ方向に回転し
て,周辺露光装置23や,処理ステーション11側の第
4の処理装置群G4に属するエクステンション装置(E
XT)や,さらには隣接するパターンの露光を行う露光
装置(図示せず)側のウェハ受け渡し台(図示せず)に
もアクセスできるようになっている。
【0025】上記の複合ユニット(TCP)の平面,側
面,正面は,それぞれ図4〜6によって表される。ただ
し,図6においては説明の都合上,後述する載置台31
および支持ピン32を省略している。
【0026】図4および図5に示すように,この複合ユ
ニット(TCP)内の上部には,載置台31が形成され
ており,該載置台31にはウェハWを保持するため複数
の支持ピン32が固定されて設けられている。
【0027】また,上記の複合ユニット(TCP)内に
おける載置台31の下方には,載置台31と平行な冷却
載置台33が設けられている。この冷却載置台33に
は,図6に示すように,該冷却載置台33に対して出没
可能に構成されたウェハWを保持するための複数の支持
ピン34が設けられている。この支持ピン34は,下方
に設けられた昇降アーム35に接続されており,この昇
降アーム35は複合ユニット(TCP)の一側に設けら
れた駆動部36内のシリンダ37の駆動により上下動す
る。
【0028】冷却載置台33は,たとえばアルミニウム
材から構成されており,該冷却載置台33の内部には冷
却水配管(図示せず)が設けられている。したがって,
この冷却水配管(図示せず)に,冷却水を循環させて流
すことにより,上記の冷却載置台33を冷却し,該冷却
載置台33上に載置されるウェハWを所定の温度まで冷
却することが可能である。
【0029】本実施の形態にかかる塗布現像処理装置1
は,以上のように構成されており,次にその作用,効果
について説明すると,塗布現像処理されるウェハWは,
副搬送装置21によってカセットCから取り出され,ま
ず複合ユニット(TCP)における上側の載置台31の
支持ピン32上に載置される。次いで,図7に示したよ
うに,主搬送装置22がこのウェハWを受け取り,アド
ヒージョン処理装置(AD)内に搬入し,以後所定のレ
シピに従って,該ウェハWは,冷却処理装置(CO
L),レジスト液塗布装置(COT),周辺露光処理装
置などを経た後,露光装置(図示せず)においてパター
ンの露光処理が施される。
【0030】その後,当該ウェハWは,現像処理装置
(DEV)で現像処理された後,ポストベーキング装置
(POBAKE)で加熱処理され,次いで,主搬送装置
22によって複合ユニット(TCP)における下側の冷
却載置台33の支持ピン34上に載置される。
【0031】そして支持ピン34が下降して,冷却載置
台33上にウェハWを載置すると,該ウェハWは所定の
温度にまで冷却される。この冷却処理が終了すると,支
持ピン34が上昇し,待機状態となる。次いで,副搬送
装置21が,冷却載置台33の支持ピン34上のウェハ
Wを受け取り,該ウェハWを所定のカセットC内に搬入
するのである。
【0032】このように,本実施の形態にかかる塗布現
像処理装置1における複合ユニット(TCP)では,未
処理のウェハWを処理ステーション11へ搬入する際の
受け渡し部と,ポストベーキング装置(POBAKE)
で加熱処理された後の冷却処理とを1つのユニット内で
実施することができる。したがって,従来から使用され
てきたウェハWの受け渡し専用ユニットが不要となり,
処理ユニット群内において当該受け渡し専用ユニットの
配置に必要だったスペースを,たとえば各処理時間の整
合性を考慮した他の処理ユニットの配置に割当てること
ができる。その結果,ウェハWの処理枚数を増加させる
ことができる。
【0033】そして,上記の冷却載置台33の支持ピン
34を昇降させるために必要な駆動部36は,該冷却載
置台33の一側に設けられている。そのため,上記の複
合ユニット(TCP)の上下方向の高さを,上記の駆動
部36の高さ分だけ節約することができる。その結果,
複合ユニット(TCP)自身の高さを低く抑えることが
でき,処理ユニット群中で多段に積み重ねる個々の処理
ユニットの段数を多く採ることができる。しかも載置台
31は,単にウェハWの受け渡し部として機能すればよ
いから,支持ピン32を上下動させる駆動系は不要であ
る。
【0034】上記の複合ユニット(TCP)内における
載置台31と冷却載置台33との上下関係は,どちらを
上側或いは下側に持ってきてもよいが,重量の軽い載置
台31よりも重い冷却載置台33の方を下側に持ってく
ることで,複合ユニット(TCP)自体の重量バランス
が良くなり安定する。さらに,かかる配置によって,載
置台31よりも温度の低い冷却載置台33を下部に配置
するため,載置台31と冷却載置台33との間で生じる
熱干渉を防止することができる。
【0035】さらに,前記複合ユニット(TCP)にお
いては,たとえば副搬送装置21や主搬送装置22にお
けるウェハWの位置合わせ精度に再現性が認められない
場合には,上記の載置台31または冷却載置台33のい
ずれか一方に,ウェハWの位置合わせ機構を備えること
もでき,かかる場合には専用のアライメントユニット
(ALIM)などのウェハWの位置合わせ機構が不要と
なる。したがって,上記のアライメントユニット(AL
IM)を配置するのに必要だったスペースを,他の処理
ユニットの配置に割当てることができる。
【0036】上記の実施の形態においては,冷却載置台
33によってウェハWを冷却するようにしたが,ウェハ
Wの冷却処理が不要な場合には,冷却載置台33の冷却
水配管(図示せず)に冷却水を流さず当該冷却載置台3
3を単なるウェハWの載置台として機能させてもよい。
また,基板にはウェハWを用いた例を挙げて説明した
が,本発明はかかる例には限定されず,LCD基板を使
用する例についても適用が可能である。
【発明の効果】
【0037】請求項1〜5に記載の発明によれば,基板
の受け渡しと冷却処理とを一つの複合ユニットで実施す
ることができる。したがって,その分,たとえば他の処
理ユニットを増加することも可能となる。そのため,単
位時間当たりの基板の処理枚数を増やすことができる。
【0038】特に請求項2に記載の発明によれば,重い
冷却載置台を下側に配置させることで,複合ユニットの
重量バランスが安定すると共に,載置台と冷却載置台と
の間に生じる熱干渉を防止することができる。
【0039】さらに,請求項3に記載の発明によれば,
載置台に設けられた支持ピンを上下動させるなどの過剰
な機構を設ける必要がない。もちろん,冷却載置台には
上下動自在に構成された支持ピンが設けられるため,基
板を冷却載置台に載置させて冷却することができる。
【0040】さらに,請求項4に記載の発明によれば,
冷却載置台の支持ピンを駆動させる駆動源を冷却載置台
の側部に設けることで,複合ユニットの高さを低くする
ことができる。したがって,処理ユニット群において,
個々の処理ユニットの段数をより多く採ることができ
る。
【0041】さらに,請求項5に記載の発明によれば,
少なくとも載置台または冷却載置台のいずれか一方にお
いて位置合わせ機構が設けられるため,必要な場合には
基板の位置合わせができる。そして従来のように,位置
合わせ専用機構を一つの処理ユニットとして処理ユニッ
ト群中に設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる塗布現像処理装置を平面か
ら見た様子を示す図である。
【図2】図1の塗布現像処理装置を正面から見た図であ
る。
【図3】図1の塗布現像処理装置を背面から見た図であ
る。
【図4】図1の塗布現像処理装置に用いられる複合ユニ
ットを平面から見た様子を示す図である。
【図5】図4の複合ユニットを側面から見た様子を示す
図である。
【図6】図4の複合ユニットを正面から見た様子を示す
図である。
【図7】図4の複合ユニットを中心とした動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1 塗布現像処理装置 10 カセットステーション 11 処理ステーション 12 インターフェイス部 21 副搬送装置 22 主搬送装置 31 載置台 32 支持ピン 33 冷却載置台 34 支持ピン C カセット W ウェハ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に対して塗布現像処理に必要な処理
    を個別に行う複数の処理ユニットが多段に配置された処
    理ユニット群と,前記処理ユニットに対して基板を搬入
    出する主搬送装置と,複数の基板を収納した基板収納体
    に対して基板を搬入出する副搬送装置と,を備えた塗布
    現像処理装置において,前記処理ユニット群には,前記
    主搬送装置と副搬送装置とが各々基板を移載自在な複合
    ユニットが設けられ,この複合ユニットは,基板を載置
    する載置台を下側に,基板を載置して冷却する冷却載置
    台を上側に備えたことを特徴とする,塗布現像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 基板に対して塗布現像処理に必要な処理
    を個別に行う複数の処理ユニットが多段に配置された処
    理ユニット群と,前記処理ユニットに対して基板を搬入
    出する主搬送装置と,複数の基板を収納した基板収納体
    に対して基板を搬入出する副搬送装置と,を備えた塗布
    現像処理装置において,前記処理ユニット群には,前記
    主搬送装置と副搬送装置とが各々基板を移載自在な複合
    ユニットが設けられ,この複合ユニットは,基板を載置
    する載置台を上側に,基板を載置して冷却する冷却載置
    台を下側に備えたことを特徴とする,塗布現像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 載置台および冷却載置台には,基板を直
    接支持する支持ピンが各々備えられ,冷却載置台の支持
    ピンは,上下方向に駆動されて冷却載置台の載置面から
    突出自在に構成されたことを特徴とする,請求項1また
    は2に記載の塗布現像処理装置。
  4. 【請求項4】 冷却載置台の支持ピンを上下駆動させる
    駆動部は,冷却載置台の側部に設けられたことを特徴と
    する,請求項3に記載の塗布現像処理装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも載置台または冷却載置台のい
    ずれか一方には,載置した基板の位置合わせを行う,位
    置合わせ機構が設けられたことを特徴とする,請求項
    1,2,3または4に記載の塗布現像処理装置。
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