JPH1150397A - 肌当て紙及びその製造方法 - Google Patents

肌当て紙及びその製造方法

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JPH1150397A
JPH1150397A JP9336518A JP33651897A JPH1150397A JP H1150397 A JPH1150397 A JP H1150397A JP 9336518 A JP9336518 A JP 9336518A JP 33651897 A JP33651897 A JP 33651897A JP H1150397 A JPH1150397 A JP H1150397A
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water
skin
sericin
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JP9336518A
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Toru Miyashita
徹 宮下
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HAKUSAN SANGYO KK
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HAKUSAN SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肌の脂や汗を吸い取る肌当て紙及びその製造
方法に関し、化粧くずれ、肌荒れ、皮膚の疾患などを起
こさずに脂や汗を吸着できる紙を提供する。 【解決手段】 この発明の肌当て紙は、絹成分であるセ
リシン及び/又はフィブロインが付着した木質繊維と靱
皮繊維とが交絡し、少なくとも片面が平滑な薄紙であ
る。靱皮繊維は植物の靱皮から採取した繊維で、麻、ア
マ、ジュートなどのように長くて丈夫な繊維である。上
記の肌当て紙は、木質繊維及び靱皮繊維を水に懸濁し、
これにセリシン及び/又はフィブロインを添加してパル
プ液を製造する調製工程と、パルプ液を抄き取った後乾
燥して抄紙を製造する抄紙工程と、抄紙を槌で打ち又は
圧延して平滑な表面を形成する仕上げ工程とを経て製造
される。セリシン及びフィブロインは、槌打ち又は圧延
で薄くて平滑な表面の薄紙を得るために必要で、また保
湿性、吸透湿性、生体適合性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体から分泌な
いし排出された分泌物ないし老廃物を人体から除去する
ときに使用する紙に関するものであり、特に肌に当てて
使用する紙(以下「肌当て紙」という。)及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙は、セルロース繊維のような水酸基
(−OH)を有する植物繊維を水に懸濁して漉き水を製
造し、この漉き水を抄きとって乾燥することにより、繊
維の粘着性を回復させて、紙としての形状や強度を持た
せるようにしたものである。このように紙はパルプから
製造したセルロース繊維を交絡したものが一般的であ
り、布に比べて引き裂き抵抗が小さいので破れ易く、弾
性回復力も劣っている。しかし、安価で使い捨てができ
るという特徴があり、また、水酸基を有しているので吸
水性に優れており、汗や皮脂を吸い取ることができると
いう特徴を備えている。そこで、このような特徴を利用
した種々の使い捨て商品、例えば紙製下着、紙おむつ、
紙製生理用品、鼻紙、化粧落とし紙、脂取り紙などが開
発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの紙製
品を長時間にわたり身体に直接つけていると、肌と紙と
が触れ合う部分で肌荒れを起こしたり、アトピー性皮膚
炎が悪化したりするという問題がある。また、普通の紙
片を脂取り紙として用いると、お白粉やファンデーショ
ンで化粧した肌に紙片を当てたときに、皮脂や汗のほか
にお白粉やファンデーションが付着し、化粧くずれを起
こすという問題がある。
【0004】しかし、紙になんらかの処理をすることに
よって、紙と接触する部分の肌荒れやアトピー性皮膚炎
の発生を防止する方法は未だ知られていない。
【0005】一方、化粧くずれを起こさない使い捨ての
紙として、箔打紙が知られている。箔打紙は、金箔製造
の副産物であり、雁皮、ミツマタやコウゾなどの靱皮繊
維から製造したパルプ液に木灰や卵白、みつろうなどを
添加して抄いた紙であり、金箔を箔打機で薄く打ち延ば
す際に金箔を挟むのに用いる紙である。使用済みの箔打
紙はその繊維に付着した木灰や卵白、みつろう等が槌打
ち時に繊維の水平方向移動を助けて平滑で薄くなってお
り、これを脂取り紙として再利用している。箔打紙を脂
取り紙として使用したときは、紙の表面に白粉やファン
デーション等の微粒子が付着しにくく、化粧くずれを起
こさない。また箔打紙は、紙自体の性質は失っていない
ので、皮脂や汗などの分泌物を吸着するという性質を持
っている。更に、薄くて丈夫であるから、肌に押し当て
やすくしかも破れ難い。なお、箔打ちに使用する紙と同
種の紙に汗や水に強いコーティング加工を施した脂取り
紙が提供されているが、箔打紙に比べると機能的に劣っ
ている。このように箔打紙は、脂取り紙として優れた性
質を持っているが、金箔に付随して生産されるものであ
るから、その生産量が限られており、また生産コストが
高いという問題がある。
【0006】本発明は、上記問題を解決することを課題
としており、紙と肌とが長時間接触しても肌荒れやアト
ピー性皮膚炎が悪化しない肌当て紙を提供することを第
1の目的としており、また箔打紙と同程度の機能を有
し、化粧くずれを起こさずに皮脂や汗を吸着することが
でき、かつ低廉な脂取り紙を提供することを第2の目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の肌当て紙
は、交絡したセルロース繊維に絹から製造したフィブロ
イン及び/又はセリシンが付着していることを特徴とす
るものである。絹(生糸)は家蚕の吐糸口から紡糸され
たものであり、2本のフィブロインがセリシンで膠着さ
れている。絹糸は絹からセリシンを除去したフィラメン
トである。セリシンは低分子量ポリペプチドであり、水
に溶けてセリシン水溶液となる。フィブロインは絹糸の
主成分をなすものであり、高蛋白質(高分子量ポリペプ
チド)の一種である。絹を酸処理したあと長さ10ミク
ロン程度に細断して水に分散してフィブロイン分散液と
する。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の肌
当て紙において、セルロース繊維がパルプから製造した
木質繊維及び麻から製造した靱皮繊維であることを特徴
とするものである。木質繊維はパルプ、再生パルプなど
から製造したセルロース繊維をいう。靱皮繊維とは植物
の靱皮から採取したものであり、麻、アマ、ジュートな
どのように長くて丈夫なセルロース繊維をいう。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の肌当て紙において、少なくとも片面が平滑な薄紙で
あることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の肌当て紙の製造方法は、セ
ルロース繊維を水に懸濁して漉き水を製造する調製工程
と、漉き水を抄き取った後乾燥して抄紙を製造する抄紙
工程と、抄紙の少なくとも片面に絹から製造したフィブ
ロイン分散液及び/又はセリシン水溶液を吹き付ける吹
付工程とを備えていることを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の肌当て紙の製造方法は、セ
ルロース繊維を水に懸濁し、これに絹から製造したフィ
ブロイン分散液及び/又はセリシン水溶液を添加して漉
き水を製造する調製工程と、漉き水を抄き取った後乾燥
して抄紙を製造する抄紙工程とを備えていることを特徴
とするものである。
【0012】請求項6記載の肌当て紙の製造方法は、木
質繊維及び靱皮繊維を水に懸濁して漉き水を製造する調
製工程と、漉き水を抄き取った後乾燥して抄紙を製造す
る抄紙工程と、抄紙の少なくとも片面に絹から製造した
フィブロイン分散液及び/又はセリシン水溶液を吹き付
ける吹付工程と、吹き付けられた抄紙を槌で打ち又は圧
延して平滑な表面を形成する仕上げ工程とを含んでいる
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の肌当て紙の製造方法は、木
質繊維及び靱皮繊維を水に懸濁し、これに絹から製造し
たフィブロイン分散液及び/又はセリシン水溶液を添加
して漉き水を製造する調製工程と、漉き水を抄き取った
後乾燥して抄紙を製造する抄紙工程と、抄紙を槌で打ち
又は圧延して平滑な表面を形成する仕上げ工程とを含ん
でいることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明は、紙を形成するセルロー
ス繊維に付着しているセリシンやフィブロインが紙の柔
軟性を高めて紙の肌触りを良くしている。また、セリシ
ンやフィブロインは天然の絹から製造されたものであ
り、保湿性、吸透湿性、生体適合性を兼ね備えており、
水や油への分散性が良く、脂や汗と親和性を有してお
り、紙を肌に押し当てたときに肌にセルロース繊維が直
接触れるのを防止すると共に、セルロース繊維から肌に
転移して、肌に適度な湿り気と脂分を保持して、肌荒れ
を防止する。
【0015】請求項2記載の発明は、セルロース繊維が
パルプから製造した木質繊維及び麻から製造した靱皮繊
維であるから、靱皮繊維が抄紙の引裂強度を高めて槌で
打ち又は圧延によって平滑な表面の薄紙を形成するとき
に裂けないようにしている。また、木質繊維は紙の製造
コストを下げ柔軟性を付与している。麻は繊維長さが長
く比較的低廉であるから、製造コストの上昇を抑えなが
ら抄紙の引裂強度を高めることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、少なくとも片面が
平滑な薄紙であるから、紙の表面に白粉やファンデーシ
ョン等の微粒子が付着しにくく、化粧くずれを起こさな
い脂取り紙としての性能を発揮させることができる。ま
た、セリシン及びフィブロインはセルロース繊維の相対
移動を許容して、槌打ち又は圧延作業で薄くて平滑な表
面の薄紙が形成されるようにしている。
【0017】請求項4記載の発明は、抄紙の少なくとも
片面に絹から製造したフィブロイン分散液及び/又はセ
リシン水溶液を吹き付けるものであるから、絹から製造
したフィブロイン及び/又はセリシンの付着量を自由に
設定することができ、しかも肌に触れる表層に高い濃度
で付着させることができるから、効率的である。
【0018】請求項5記載の発明は、調製工程において
絹から製造したフィブロイン分散液及び/又はセリシン
水溶液を添加するものであるから、従来の抄紙装置をそ
のまま使用することができる。
【0019】請求項6及び7記載の発明は、請求項4及
び5記載の製造方法に続けて、抄紙を槌で打ち又は圧延
して平滑な表面を形成する仕上げ工程を設けたので、槌
打ち工程又は圧延工程により、平滑で従って化粧崩れを
おこすことなく汗や皮脂を吸着する性能に優れた、表面
の平滑な薄紙を製造できる。特に槌打ちにより仕上げた
ものは、平滑度が高く、薄く強靱で、脂取り紙として特
に優れている。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施例の肌当て紙は化粧落と
し紙に使用されるものであり、パルプから製造した紙の
表面に絹から製造したフィブロインを単に付着させたも
のである。紙を形成しているセルロース繊維に付着して
いるフィブロインは、紙に柔軟性を与え、紙の肌触りを
良くしている。また、本実施例の肌当て紙は、肌に直接
触れたときに、フィブロインが肌に転移して、肌に適度
な湿り気と脂分を保持して、肌荒れを防止する。
【0021】図1は第1実施例の化粧落とし紙の製造方
法を示したものである。絹糸を酸で処理したあとミルに
かけて10ミクロン程度に細断し、これを水に分散させ
てフィブロイン分散液を製造する。一方、未晒のパルプ
から漉き水を製造し(調製工程)、これを抄紙機で抄き
取り乾燥して抄紙を作る(抄紙工程)。真空脱水後スプ
レーで前記フィブロイン分散液を吹き付けて乾燥する。
カレンダー処理を行わずに、2枚一組にして折り畳みな
がら所定寸法に切断し、紙製の容器に入れてケース型の
化粧落とし紙とする。
【0022】第2実施例の肌当て紙は、紙おむつの内側
に使用されるものであり、パルプから製造したセルロー
ス繊維を交絡してなる紙本体にセリシンを付着させたも
のである。セリシンは、紙本体のセルロース繊維の表面
に付着しており、第1実施例で説明したフィブロインと
同様の作用を有するほか、セルロース繊維の相対移動を
許容して、紙に柔らかさを与えている。また、セリシン
は従来廃棄されていたものであるから安価であり、紙お
むつの製造コストを上昇させることがない。紙おむつの
カバーには引張強度に優れた合成繊維織物に防水加工を
施したものが用いられる。
【0023】図2は第2実施例の紙おむつ用の肌当て紙
の製造方法を示したものである。生糸屑を加圧釜に入れ
て5気圧×130℃で処理(乾熱処理)してセリシンを
溶融させる。これを水に溶かしてセリシン水溶液を製造
する。一方、パルプを漂白工程に通したあと、水に懸濁
させ、セリシン水溶液を添加して漉き水を調製する(調
製工程)。次に漉き水を抄紙機で抄き取り乾燥して抄紙
を作る(抄紙工程)。得られた抄紙をカレンダー処理し
たあと、裁断して所定形状の肌当て紙とする(仕上げ工
程)。
【0024】第3実施例の脂取り紙は、パルプから製造
したセルロース繊維と麻繊維とを20:80の比率で交
絡させ、繊維にセリシンを付着したものである。脂取り
紙の厚さは20〜30ミクロンである。
【0025】図3は第3実施例の脂取り紙の製造方法を
示したものである。生糸屑を加圧釜に入れて5気圧×1
30℃で処理(乾熱処理)してセリシンを溶融させる。
これを水に溶かしてセリシン水溶液を製造する。一方、
パルプ及び麻を漂白工程を通し、水に懸濁させ、セリシ
ン水溶液を添加して漉き水を調製する(調製工程)。次
に漉き水を抄紙機で抄き取り乾燥して抄紙を作る(抄紙
工程)。得られた抄紙にセリンシ水溶液を吹き付けたあ
とカレンダー処理し、更に漆塗りローラで圧延後、裁断
して所定形状の脂取り紙とする(仕上げ工程)。
【0026】第4実施例の脂取り紙は、未晒パルプから
製造したセルロース繊維と麻から製造したセルロース繊
維とを20:80の比率で交絡させ、繊維に絹から製造
したフィブロイン細断物を付着したものである。脂取り
紙の厚さは20〜30ミクロンである。
【0027】図4は第4実施例の脂取り紙の製造方法を
示したものである。絹糸を酸で処理したあとミルにかけ
て10ミクロン程度に細断し、これを水に分散させてフ
ィブロイン分散液を製造する。一方、未晒のパルプ及び
麻からセルロース繊維を得、これを水に懸濁させ、上記
フィブロイン分散液を添加して漉き水を調製する(調製
工程)。これを抄紙機で抄き取り乾燥して抄紙を作る
(抄紙工程)。カレンダー処理したあと裁断して所定形
状の紙とする。これを積重して箔打機などで槌打ちして
薄くて平滑な脂取り紙を製造する(仕上げ工程)。
【0028】なお、上記第1ないし4実施例では、理解
を容易にするためにセリシンとフィブロインを個別に用
い、第3及び4実施例では圧延工程又は槌打ち工程をそ
れぞれ単独で用いる製造方法を説明したが、セリシンと
フィブロインとを添加した漉き水を使用するのがより実
際的であり、また仕上げ工程において圧延工程と槌打ち
工程の両方を用いても良い。これらをどのように組み合
わせてこの発明の脂取り紙を製造するかは、設備、生産
性、製品の品質などを考慮して定められるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の製造方法を示す工程図
【図2】第2実施例の製造方法を示す工程図
【図3】第3実施例の製造方法を示す工程図
【図4】第4実施例の製造方法を示す工程図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交絡したセルロース繊維に絹から製造し
    たフィブロイン及び/又はセリシンが付着していること
    を特徴とする、肌当て紙。
  2. 【請求項2】 セルロース繊維がパルプから製造した木
    質繊維及び麻から製造した靱皮繊維であることを特徴と
    する、請求項1記載の肌当て紙。
  3. 【請求項3】 少なくとも片面が平滑な薄紙であること
    を特徴とする、請求項1又は2記載の肌当て紙。
  4. 【請求項4】 セルロース繊維を水に懸濁して漉き水を
    製造する調製工程と、漉き水を抄き取った後乾燥して抄
    紙を製造する抄紙工程と、抄紙の少なくとも片面に絹か
    ら製造したフィブロイン分散液及び/又はセリシン水溶
    液を吹き付ける吹付工程とを備えていることを特徴とす
    る、肌当て紙の製造方法。
  5. 【請求項5】 セルロース繊維を水に懸濁し、これに絹
    から製造したフィブロイン分散液及び/又はセリシン水
    溶液を添加して漉き水を製造する調製工程と、漉き水を
    抄き取った後乾燥して抄紙を製造する抄紙工程とを備え
    ていることを特徴とする、肌当て紙の製造方法。
  6. 【請求項6】 木質繊維及び靱皮繊維を水に懸濁して漉
    き水を製造する調製工程と、漉き水を抄き取った後乾燥
    して抄紙を製造する抄紙工程と、抄紙の少なくとも片面
    に絹から製造したフィブロイン分散液及び/又はセリシ
    ン水溶液を吹き付ける吹付工程と、吹き付けられた抄紙
    を槌で打ち又は圧延して平滑な表面を形成する仕上げ工
    程とを含んでいることを特徴とする、肌当て紙の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 木質繊維及び靱皮繊維を水に懸濁し、こ
    れに絹から製造したフィブロイン分散液及び/又はセリ
    シン水溶液を添加して漉き水を製造する調製工程と、漉
    き水を抄き取った後乾燥して抄紙を製造する抄紙工程
    と、製造された抄紙を槌で打ち又は圧延して平滑な表面
    を形成する仕上げ工程とを含んでいることを特徴とす
    る、肌当て紙の製造方法。
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