JPH1147803A - 角小突起および開先付h形鋼の製造方法 - Google Patents

角小突起および開先付h形鋼の製造方法

Info

Publication number
JPH1147803A
JPH1147803A JP20568197A JP20568197A JPH1147803A JP H1147803 A JPH1147803 A JP H1147803A JP 20568197 A JP20568197 A JP 20568197A JP 20568197 A JP20568197 A JP 20568197A JP H1147803 A JPH1147803 A JP H1147803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
groove
flanges
rolling mill
rolls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20568197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Nagahiro
尚志 永廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP20568197A priority Critical patent/JPH1147803A/ja
Publication of JPH1147803A publication Critical patent/JPH1147803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 路面覆工板等に用いて好適な、開先寸法のば
らつきが少なくかつ開先寸法精度に優れた角小突起およ
び開先付H形鋼の製造方法を提案する。 【解決手段】 H形鋼粗圧延材のフランジを厚さ方向に
圧下してフランジ先端部に開先を形成するとともにフラ
ンジ外面に長さ方向に平行な複数の突条を形成する第1
の工程と、該フランジを幅方向に圧下して該フランジ先
端部と該フランジ先端部に形成された開先形状を整える
第2の工程と、前記第1の工程で形成されたフランジ外
面の複数の突条を圧下し、複数の角小突起とする第3の
工程とからなる仕上圧延を施す。第1の工程は、孔型を
刻設した垂直ロールをもつ仕上ユニバーサル圧延機によ
り、また、第2の工程は、孔型を刻設した水平ロールを
有する仕上エッジャー圧延機により、第3の工程は、表
面に軸方向に平行な複数の溝を刻設した垂直ロールを有
する仕上ユニバーサル圧延機によるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延によるH
形鋼の製造方法に係り、とくに路面覆工板等に用いられ
るフランジ外面に角小突起を有し、かつフランジ先端部
に開先を有するH形鋼の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】路面覆工板用に、自動車や歩行者のスリ
ップを防止するため、表面の摩擦係数を増加させる必要
性から、フランジ外面に凹凸を有するH形鋼が作製され
ている。素材のH形鋼をフランジ部を水平として並設
し、フランジ先端部同志を順次突き合わせ溶接して所望
の幅を有する覆工板部材とし、この部材を路面に敷設し
て使用する。突き合わせ溶接に必要な開先は、通常、機
械加工で形成されるが、圧延でフランジ先端部に溶接用
開先を設けたものも作製されている。
【0003】H形鋼のフランジ先端部に開先を形成した
H形鋼1の1例を図1に示す。この例では、フランジ10
外面に凹凸を有し、さらに先端部にw×hの開先7が設
けられている。このような開先を形成する方法として
は、熱間圧延によるのが最も効率的である。例えば、特
開平6-134501号公報には、フランジ部外側面を拘束する
ように上下ロール外側面に傾斜を設け、上下ロール孔型
底部の外方に、製品の開先寸法より若干大きくした突状
角部を設けた孔型を有する開先形成用エッジャーロール
で幅方向の圧下を行ったのち最終仕上ユニバーサル圧延
機でフランジ外面に凹凸を形成する開先付きH形鋼の圧
延方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6-134501号公報に記載された方法では、1パスで材料を
狭い溝部の底まで充満させる必要があるため、特に、
w,hの大きな開先を形成する場合には幅方向の圧下が
小さいと溝の底まで材料が充満せず、開先寸法がばらつ
き、一方、圧下を大きくすると拘束がないフランジ外面
へ膨らみを生じるという問題があった。
【0005】また、エッジャー圧延機によりフランジ先
端部に開先を形成したのち、さらに仕上ユニバーサル圧
延機でフランジ外面に凹凸を形成しているが、この仕上
ユニサーバル圧延におけるフランジ面の圧下は、フラン
ジの幅方向への広がりを促進し、さきにエッジャーロー
ルで形成した開先の形状を変化させるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記した問題を解決し、路面覆
工板等に用いて好適な、開先寸法のばらつきが少なくか
つ開先寸法精度に優れた角小突起および開先付H形鋼の
製造方法を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した課
題を解決するために鋭意検討した結果、仕上ユニバーサ
ル圧延機の垂直ロールでフランジを厚さ方向に圧下し、
開先とフランジ外面の突条を同時に形成しついで仕上ユ
ニバーサル圧延機の後方に配置されたエッジャー圧延機
の水平ロールでフランジ幅方向の圧下を行い、開先形状
を整え、その後仕上ユニバーサル圧延機の垂直ロールで
フランジ外面の突条を分断し突起とすることにより、フ
ランジ幅方向への広がりをほとんどなくし、開先寸法の
ばらつきが少なく、寸法精度が向上することを突き止め
た。本発明は、このような知見に基づいて構成されたも
のである。
【0008】すなわち、本発明は、ブレークダウン圧延
され粗圧延されたH形鋼粗圧延材を仕上圧延して角小突
起および開先付H形鋼とするにあたり、前記仕上圧延
が、前記H形鋼粗圧延材のフランジを厚さ方向に圧下し
てフランジ先端部に開先を形成するとともにフランジ外
面に長さ方向に平行な複数の突条を形成する第1の工程
と、該フランジを幅方向に圧下して該フランジ先端部に
形成された開先形状を整える第2の工程と、前記第1の
工程で形成されたフランジ外面の複数の突条を圧下し複
数の角小突起とする第3の工程とからなることを特徴と
する角小突起および開先付H形鋼の製造方法であり、前
記第1の工程は、外周側に開いた傾斜を有する側壁と、
周方向に平行な複数の溝を有する底面とからなる箱型孔
型を刻設した垂直ロールをもつ仕上ユニバーサル圧延機
によるのが好ましく、また、前記第2の工程は、凸部
と、該凸部の両側に溝を有し、該溝が底部と、該凸部の
一方の壁を形成するほぼ垂直な内側側壁と、外周側に開
いた傾斜を有する外側側壁とからなる孔型を刻設した水
平ロールを有する仕上エッジャー圧延機によるのが好ま
しく、前記第3の工程は、表面に軸方向に平行な複数の
溝を刻設した垂直ロールを有する仕上ユニバーサル圧延
機によるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施に好適な圧延機列の
1例を図2に示す。31は粗二重圧延機(いわゆるブレー
クダウン圧延機)、32は粗ユニバーサル圧延機、33は粗
エッジャー圧延機、34は仕上ユニバーサル圧延機、35は
仕上エッジャー圧延機、36は仕上ユニバーサル圧延機で
ある。
【0010】本発明では、まずH形鋼素材をブレークダ
ウン圧延機31によるブレークダウン圧延および粗ユニバ
ーサル圧延機32と粗エッジャー圧延機33とを往復する粗
ユニバーサル圧延(粗圧延)により、図3に示すような
H形状断面のH形鋼粗圧延材(以下、単に「粗圧延材」
という)とする。粗圧延材とするまでは、通常のH形鋼
圧延と同様である。
【0011】ついで、粗圧延材は、仕上圧延を施され角
小突起および開先付H形鋼とされる。本発明では、仕上
圧延は、第1の工程、第2の工程および第3の工程から
なる。仕上圧延の第1の工程は、図2に示す仕上ユニバ
ーサル圧延機34により行われる。第1の工程で使用する
仕上ユニバーサル圧延機に用いて好適な垂直ロールの断
面形状の1例を図4(a)に示す。なお、本発明で使用
する仕上ユニバーサル圧延機34の水平ロール20a 、20b
は、通常のH形鋼の水平ロールと同様である。この第1
の工程では、図4(a)に示すように、外周側に開いた
傾斜を有する側壁23と、周方向に平行な複数の溝26を有
する底面24とからなる箱型孔型22a 、22b が刻設された
垂直ロール21a 、21b を有する仕上ユニバーサル圧延機
34を用いるのが好ましい。
【0012】この仕上ユニバーサル圧延機34の垂直ロー
ル21a 、21b により、粗圧延材のフランジはその厚さ方
向に圧下される。この際、側壁23によりフランジ幅を拘
束されフランジ先端部に開先が形成される。側壁23の傾
斜は、製品の開先の傾斜より小さくなるように設定する
のが好ましい。さらに、垂直ロール21a 、21b の底面24
に設けられた平行な複数の溝26(深さd2)により、開先
の形成と同時に、図4(b)に示すように平行な複数の
突条13がフランジ10外面に形成される。
【0013】本発明では、フランジ先端の開先の形成と
フランジ外面の加工とを同時に行うので、フランジ外面
の加工時に発生する開先寸法の変化による寸法精度のば
らつきがなくなる。箱型孔型22a 、22b の底幅b1は、製
品のフランジ幅B(図1参照)からフランジ先端部の開
先の幅w×2を引いた値(B−2w)の熱間目標寸法か
ら、後述する第2の工程でのフランジ幅方向の圧下量を
考慮して決定される。箱型孔型の幅b2 は孔型側壁23の
傾斜2d1 /(b2−b1)が目標とする開先の傾斜h/wよ
り小さくなるように設定される。箱型孔型22a 、22b の
深さd1は目標フランジ厚さtfと水平ロール20a 、20b と
垂直ロール21a 、21b との隙Sを考慮して決定される。
また、底面24に形成される溝26深さd2は、目標突起高さ
を考慮して決定される。
【0014】この場合は粗圧延材のフランジ厚さtf
o は、仕上ユニバーサル圧延後のフランジ厚さtf1 (=
d1+S)と形成する突起高さd2に圧下による突起高さの
引下げ量を加えたものに相当し、フランジ幅B0は、フラ
ンジ厚み圧下(=tf0 −tf1 )によるフランジ幅広がり
により圧延後B1になるように、粗ユニバーサル圧延で調
整される。
【0015】ついで、仕上圧延の第1の工程で図4
(b)のような形状に成形された材料は、さらに仕上圧
延の第2の工程で、仕上エッジャー圧延機35でフランジ
の幅方向を圧下(圧下量=Δe)され、フランジ先端部
に形成された開先形状を整えられるとともに、第1の工
程でのフランジの幅広がりのバラツキも修正される。第
2の工程で使用される仕上エッジャー圧延機35の水平ロ
ール25a 、25b は、凸部9と、該凸部9の両側に溝部2
を有し、該溝部2が底部2aと、該凸部9の一方の壁を形
成するほぼ垂直な内側側壁2bと、表面(外周側)に開い
た傾斜を有する外側側壁2cとからなる孔型を刻設された
ロールとするのが好ましい。
【0016】本発明の第2の工程に好適な仕上エッジャ
ー圧延機の上下水平ロールの断面形状の1例を図5に示
す。溝部2はフランジ先端部を圧下するための溝であ
り、底幅c1、入口幅c2、深さg の寸法からなる。溝底の
位置は、目標のフランジ幅Bに相当する位置(図5
(b)参照)とし、溝部の底幅c1は、目標のフランジ厚
と開先の寸法とから決定され、溝部の入口幅c2は、圧延
する材料のフランジ厚tf1 より大きく、好ましくは1.5
倍以上あればよい。溝部2の外側側壁2cは外周側に開い
た傾斜(c2−c1)/gを有し、フランジの開先形状を整
える。溝部の深さgは、傾斜(c2−c1)/gが目標とす
る開先寸法の傾斜h/wとほぼ等しくなるように設定す
ればよい。したがって仕上ユニバーサル圧延材の2d1
(b2−b1)より(c2−c1)/gが大きくなり軽い圧下で
も材料が溝の底まではいりやすくなる。
【0017】第2の工程でフランジの幅方向を圧下され
た材料は、ついで、第3の工程として外周面に軸方向に
平行な複数の溝を刻設した垂直ロールを有する仕上ユニ
バーサル圧延機により仕上圧延を施される。第3の工程
では、前記第1の工程で形成されたフランジ外面の複数
の突条を圧下し、複数の角小突起とする。フランジ外面
の長手方向に複数形成された突条を圧下し、突条を分割
して複数の角小突起とする。このときの圧下は、フラン
ジ幅方向の広がりをほとんど生ずることがなく、開先寸
法には何の影響もない。
【0018】第3の工程使用する仕上ユニバーサル圧延
機で使用するロール断面形状の1例を図6に示す。27a
、27b は水平ロール、28a 、28b は垂直ロールであ
り、垂直ロールの外周面には、軸方向に平行に複数の溝
29が形成されている(図6(c))。なお、本発明にお
ける第1の工程における仕上ユニバーサル圧延機の水平
ロール、第2の工程における仕上エッジャー圧延機の水
平ロール、第3の工程における仕上ユニバーサル圧延機
の水平ロールは一体型ロールでも幅可変の分割型ロール
でもいずれでも良いのは言うまでもない。
【0019】本発明では、先ず、仕上ユニバーサル圧延
機の垂直ロールでフランジを厚さ方向に圧下してフラン
ジ先端の開先とフランジ外面の突条の形成を同時に行
い、ついで、その後方に配置されたエッジャー圧延機の
上下水平ロールで軽くフランジ幅方向に圧下して開先形
状を整えるようにすることが肝要である。これにより、
フランジ外面の加工時に発生する開先寸法の変化は解消
され、開先の寸法精度が著しく向上する。さらに、第3
の工程ではフランジ外面の突条を圧下し突条を分割する
ため、開先寸法の変化はなく、開先寸法精度のばらつき
がなくなる。
【0020】また、本発明によれば、第1の工程におけ
る仕上圧延機の垂直ロールの孔型側壁による拘束でフラ
ンジの幅方向の位置と水平ロールで圧延されるウエブ位
置が固定されるのでウエブとフランジのずれ(ウエブ中
心かたより)が小さくなるとともに、フランジ外面に形
成される突起の位置ずれ(模様ずれ)が少なくなる。
【0021】
【実施例】
(実施例1)H形鋼素材をブレイクダウン圧延、粗ユニ
バーサル−エッジャー圧延によりフランジ幅B0=194mm
、フランジ厚tfo =9.5mm の粗圧延材とした。つい
で、この粗圧延材を、第1の工程として、孔型を刻設し
た垂直ロールを有する仕上ユニバーサル圧延機でユニバ
ーサル圧延を実施した。仕上ユニバーサル圧延機の垂直
ロールの孔型寸法は、箱型孔型の底幅b1=192mm 、箱型
孔型の幅b2=204mm 、箱型孔型の深さd1=6mmとし、さ
らに孔型底面には深さd2=2mm、底面の幅5mmの台形溝
を形成した。
【0022】この第1の工程により、圧延材はフランジ
幅B1:201mm 、フランジ厚tf1 :7mm、フランジ先端の
厚み:2.5mm となり、フランジ外面には複数の突条(高
さ2mm、フランジ幅に19本)が形成された。ついで、第
2の工程として、この第1工程材をエッジャー圧延機に
よりフランジ先端部と開先の形状を調整した。エッジャ
ー圧延では、フランジ先端圧下部に、底幅c1=3mm、入
口幅c2=11mm、深さg=6mmの溝部が形成された上下水
平ロールを用いた。この仕上エッジャー圧延により、フ
ランジ幅Bを199mm に整えた。
【0023】その後、第3の工程として、外周面に軸方
向に複数の平行な溝(深さ2mm)を刻設した垂直ロール
を有するユニバーサル圧延機で、第1の工程で形成され
たフランジ外面の突条を圧下し、突条を分断してフラン
ジ外面に角小突起を形成した。冷却後、目標寸法であ
る、フランジ幅B:197mm、フランジ厚tf:7mm、開先寸
法h:4mm、w:3mmの開先と、高さ1.8 〜2.0mm の角
小突起を有する角小突起および開先付H形鋼が得られ
た。
【0024】上記した方法で、角小突起および開先付き
H形鋼(12m長さ)100 本圧延した結果、開先の寸法精
度は、hが狙い値4mmに対し、平均値4mm、範囲3.8 〜
4.2mm、wが狙い値3mmに対し、平均値3mm、範囲2.8
〜3.3 mmとほぼ狙い値通りのばらつきの少ない良好な製
品が得られた。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、開先の寸法精度が向上
し、さらにフランジ外面に角小突起の形成しても開先寸
法のばらつきが少なく、製品の品質が著しく向上すると
いう産業上格段の効果を奏する。さらに、本発明によれ
ば、ユニバーサル圧延機の垂直ロールに形成された孔型
側壁による拘束でフランジの幅方向の位置と水平ロール
で圧延されるウエブ位置が固定されるので、開先付きH
形鋼のウエブとフランジのずれ(ウエブ中心かたより)
が小さくなり、さらにフランジ外面に形成された突起の
位置のずれ(模様ずれ)も少なくなるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】突起、開先付H形鋼の形状を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の実施に好適な圧延機配列の1例を模式
的に示す説明図である。
【図3】粗圧延材の形状を模式的に示す断面図である。
【図4】第1の工程に用いて好適な仕上ユニバーサル圧
延機における圧延ロールの形状を模式的に示す断面図
(a)およびこれらロールで圧延された圧延材の外観の
部分説明図(b)である。
【図5】第1の工程に用いて好適な仕上エッジャー圧延
機における圧延ロールの形状(a)と圧下状況を模式的
に示す断面図(b)である。
【図6】第3の工程に用いて好適な仕上ユニバーサル圧
延機における圧延ロールの形状を示す断面図(a)、
(b)および垂直ロールの形状を模式的に示す説明図
(c)である。
【符号の説明】
1 H形鋼 2 溝部 2a 底部 2b 内側側壁 2c 外側側壁 7 開先 9 凸部 10 フランジ 11 ウエブ 13 突条 14 突起 20a 、20b 仕上ユニバーサル圧延機の水平ロール(水
平ロール) 21a 、21b 仕上ユニバーサル圧延機の垂直ロール(垂
直ロール) 22a 、22b 垂直ロールの孔型(箱型孔型) 23 垂直ロールの側壁(側壁) 24 垂直ロールの孔型底面(底面) 25a 、25b 仕上エッジャー圧延機の水平ロール(エッ
ジャーロール) 26 溝 27a 、27b 水平ロール 28、28a 、28b 垂直ロール 29 溝 31 粗二重圧延機(ブレークダウン圧延機) 32 粗ユニバーサル圧延機 33 粗エッジャー圧延機 34 仕上ユニバーサル圧延機(第1) 35 仕上エッジャー圧延機 36 仕上ユニバーサル圧延機(第2)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレークダウン圧延され粗圧延されたH
    形鋼粗圧延材を仕上圧延して角小突起および開先付H形
    鋼とするにあたり、前記仕上圧延が、前記H形鋼粗圧延
    材のフランジを厚さ方向に圧下してフランジ先端部に開
    先を形成するとともにフランジ外面に長さ方向に平行な
    複数の突条を形成する第1の工程と、該フランジを幅方
    向に圧下して該フランジ先端部に形成された開先形状を
    整える第2の工程と、前記第1の工程で形成されたフラ
    ンジ外面の複数の突条を圧下し複数の角小突起とする第
    3の工程とからなることを特徴とする角小突起および開
    先付H形鋼の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の工程が、外周側に開いた傾斜
    を有する側壁と、周方向に平行な複数の溝を有する底面
    とからなる箱型孔型を刻設した垂直ロールをもつ仕上ユ
    ニバーサル圧延機によることを特徴とする請求項1記載
    のH形鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程が、凸部と、該凸部の両
    側に溝を有し、該溝が底部と、該凸部の一方の壁を形成
    するほぼ垂直な内側側壁と、外周側に開いた傾斜を有す
    る外側側壁とからなる孔型を刻設した水平ロールを有す
    る仕上エッジャー圧延機によることを特徴とする請求項
    1または2に記載のH形鋼の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の工程が、表面に軸方向に平行
    な複数の溝を刻設した垂直ロールを有する仕上ユニバー
    サル圧延機によることを特徴とする請求項1ないし3に
    記載のH形鋼の製造方法。
JP20568197A 1997-07-31 1997-07-31 角小突起および開先付h形鋼の製造方法 Pending JPH1147803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20568197A JPH1147803A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 角小突起および開先付h形鋼の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20568197A JPH1147803A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 角小突起および開先付h形鋼の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1147803A true JPH1147803A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16510941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20568197A Pending JPH1147803A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 角小突起および開先付h形鋼の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1147803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106345804A (zh) * 2016-10-08 2017-01-25 山东钢铁股份有限公司 管沟盖板用槽钢、管沟盖板用槽钢的轧制设备和轧制方法
JP2021143389A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 Jfeスチール株式会社 突条付きh形鋼およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106345804A (zh) * 2016-10-08 2017-01-25 山东钢铁股份有限公司 管沟盖板用槽钢、管沟盖板用槽钢的轧制设备和轧制方法
JP2021143389A (ja) * 2020-03-12 2021-09-24 Jfeスチール株式会社 突条付きh形鋼およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0788501A (ja) H形鋼用中間粗形鋼片の製造方法
JPH1147803A (ja) 角小突起および開先付h形鋼の製造方法
JP2003010902A (ja) H形鋼の粗圧延方法
JP3065877B2 (ja) H形鋼用粗形鋼片の粗圧延法
JP3456438B2 (ja) 形鋼用粗形鋼片の圧延方法
JP3518402B2 (ja) H形鋼用粗形鋼片の製造方法
JPH0763722B2 (ja) H形鋼の熱間圧延方法
JP3511919B2 (ja) 大形h形鋼用粗形鋼片の製造方法
JP2534223B2 (ja) H形鋼用粗形鋼片の圧延方法
JPH1147802A (ja) 開先付h形鋼の製造方法
JP2533263B2 (ja) 厚肉フランジh形鋼用粗形鋼片の圧延方法
JPH07284801A (ja) H形鋼の圧延方法
JP2004322105A (ja) H形鋼の製造方法及び孔型ロール
JP2681536B2 (ja) 溝形鋼の圧延装置列
JP3582253B2 (ja) 形鋼用粗形鋼片の圧延方法および圧延ロール
JPH0675725B2 (ja) 広幅h形鋼の製造方法
JP2004076379A (ja) H形鋼及びその製造方法
JP2702606B2 (ja) 直線型形鋼およびその製造方法ならびにその直線型形鋼よりなる連続壁
JP2943326B2 (ja) H型鋼の製造方法
JPH07124602A (ja) Z型鋼矢板用粗形鋼片の圧延方法
JPH0761482B2 (ja) H形鋼用粗圧延材のフランジ幅可変圧延方法
JP2720750B2 (ja) H形鋼の圧延機列
JP2839425B2 (ja) ドッグボーン型粗形鋼片の製造方法
JP2010094707A (ja) H形鋼の圧延方法
JPS6174701A (ja) H形鋼の製造方法