JPH11340760A - 可変利得増幅回路 - Google Patents

可変利得増幅回路

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JPH11340760A
JPH11340760A JP10148036A JP14803698A JPH11340760A JP H11340760 A JPH11340760 A JP H11340760A JP 10148036 A JP10148036 A JP 10148036A JP 14803698 A JP14803698 A JP 14803698A JP H11340760 A JPH11340760 A JP H11340760A
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voltage
variable gain
transistor
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JP10148036A
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Jun Hasegawa
潤 長谷川
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Original Assignee
Fujifilm Microdevices Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/001Digital control of analog signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G1/00Details of arrangements for controlling amplification
    • H03G1/0005Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal
    • H03G1/0088Circuits characterised by the type of controlling devices operated by a controlling current or voltage signal using discontinuously variable devices, e.g. switch-operated

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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりもより高帯域で高い増幅率まで使用
可能な可変利得増幅回路であって動作点の切換が高速か
つ安定的に行える可変利得増幅回路を提供することを課
題とする。 【解決手段】 本発明の可変利得増幅回路は、入力電圧
を電流に変換して出力する電圧−電流変換手段と、設定
された可変利得で前記電流を増幅する電流増幅手段と、
前記増幅された電流を出力電圧に変換する手段と、基準
となる電圧が入力されている時間に前記出力電圧が所定
の範囲に収束するように動作点を設定する動作点設定手
段とを有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変利得増幅回路
に係わり、特に画像信号処理用のCMOS集積回路に組
み込む場合に好適な可変利得増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平2−34205号公報において従
来の技術として引用されているものとして、本願図11
に示したような可変利得制御回路が提案されている。こ
の可変利得制御回路は、演算増幅器100を反転増幅器
として使用し、入力抵抗101とフィードバック抵抗1
02との抵抗値の比を変えることにより利得を変化させ
ることができる。
【0003】入力抵抗101は図示のように抵抗Rと抵
抗2Rとの8段構成のラダー抵抗網として構成されてお
り、各抵抗段にはスイッチ103が接続される。スイッ
チ103の動接点が演算増幅器100の反転入力の接点
と接続した状態(オン状態)で入力からの電圧Vinが設
定された利得で増幅されて出力電圧Vout として出力さ
れる。スイッチ103のオン・オフは制御信号すなわち
利得制御信号を端子S1〜S8のどれかに印加すること
により制御される。オンになっているスイッチ103の
個数と組み合わせに応じて利得が変わる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図11に示すよう
な従来の形式の可変利得制御回路では、一般に画像信号
処理用として必要とされる利得と帯域とを同時に得よう
とすると、演算増幅器100に非常に高いGB積(利得
帯域幅積)が要求され、現実にはこの構成でCMOS集
積回路で画像信号処理用の可変利得制御回路を実現する
ことはきわめて難しい。
【0005】図11の回路から明らかなように、この回
路は入力電圧Vinを基準電圧Vrefに置き換えると、D
/A変換器そのものである。
【0006】本発明の目的は、このD/A変換器の原理
を持ちいつつも、従来よりも飛躍的に高帯域で高い増幅
率まで使用可能な可変利得増幅回路を提供することであ
る。
【0007】本発明のさらに別の目的は動作点の切換が
高速かつ安定的に行える可変利得増幅回路を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の可変利得増幅回
路は、入力電圧を電流に変換して出力する電圧−電流変
換手段と、設定された可変利得で前記電流を増幅する電
流増幅手段と、前記増幅された電流を出力電圧に変換す
る手段と、基準となる電圧が入力されている時間に前記
出力電圧が所定の範囲に収束するように動作点を設定す
る動作点設定手段とを有する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の可変利得増幅回
路の原理を説明する回路図を示す。これは、バイナリ・
ウエイト電流源型のD/A変換器の構成であり、基準電
流Iref が導電率Z=ゲート幅W/ゲート長LのMOS
トランジスタ10に流れ、出力側の共通ゲート接続の多
段(8段)構成の導電率Zi =ゲート幅W/ゲート長L
のトランジスタ11にはカレントミラーでIref のZi
/Z倍の電流が流れる。
【0010】出力側の各トランジスタ11のW/L値
は、それぞれにバイナリで重み付けがなされている。例
えば図1において、出力側の8個のトランジスタ11
は、左から右方向に向かって順次、Z7 =Z/21 ,Z
6 =Z/22 ,Z5 =Z/23 ,Z4 =Z/24 ,Z3
=Z/25 ,Z2 =Z/26 ,Z1 =Z/27 ,Z0
Z/28 となっている。例えばゲート幅Wを変えること
により、上記の導電率Ziを変えることができる。
【0011】8個のスイッチ12は、8ビットの信号S
0 〜S7 によって制御される。信号S0 〜S7 が1のと
きに、スイッチ12は閉じる。それぞれスイッチ12が
オン状態(出力端子と接続)の場合には、各トランジス
タ11に流れる電流は、それぞれIref の1/21 ,1
/22 ,1/23 ,1/24 ,1/25 ,1/26 ,1
/27 ,1/28 となっている。スイッチ12のオンに
より選択されたトランジスタ11に流れる電流の合計が
負荷抵抗Rout を流れて、負荷抵抗Rout での電圧効果
により下記式1で表される出力電圧Vout が得られる。
【0012】
【数1】
【0013】ここで、Nはトランジスタ11の段数であ
り、例えば8である。Snは、スイッチ12の制御ビッ
トである。
【0014】式1において、基準電流Iref の代わり
に、入力電流Iin とし、電圧入力Vinを電圧−電流変換
手段によってIinに変換して図1の回路に入力する構成
を採用することにより、D/A変換器から可変利得増幅
回路が得られることになる。ここで、例えば電圧−電流
変換の関係をIin=Vin/Ri とすれば、
【0015】
【数2】
【0016】ここで、下記式3とおく、
【0017】
【数3】
【0018】すると、式2は
【0019】
【数4】
【0020】となる。ここで、N=8の場合、すなわち
トランジスタ11の段数が8段の場合にはkは0/25
6〜255/256(≒1)までの範囲の値を取るの
で、最大利得がおおそVout /Vin=Rout /Ri で、
利得の設定分解能が最大利得の1/256という性能を
有する可変利得増幅回路が得られることになる。
【0021】すなわち、図1の回路の場合、制御信号S
0 〜S7 に応じてスイッチ12をオンあるいはオフする
ことにより利得を最大利得から0までの範囲で最大利得
の1/256ステップで可変できることを示している。
もちろん、本実施例は図1のように8段のトランジスタ
11の構成に限定するものではなく、トランジスタ11
の段数N(およびそのスイッチ12の数)を任意に選択
して可変範囲を任意に設定できることはいうまでもな
い。
【0022】ここで、具体的な本発明による可変利得増
幅回路の実施例について図2を参照して説明する。入力
端子INから入力される電圧は演算増幅器20の非反転
入力端子(+)に与えられる。演算増幅器20の出力は
N型(チャネル)トランジスタ21のゲートに入力され
る。トランジスタ21のソースはA点で抵抗22(Ri
n)と接続すると同時に演算増幅器20の反転入力端子
(−)にフィードバック入力される。
【0023】トランジスタ21のソースは抵抗22を介
して電源電圧端子8(グランド)に接続されており、ト
ランジスタ21と抵抗22とでソースフォロアが構成さ
れる。このソースフォロアの出力であるA点の電位は入
力端子INの電圧と等しくなるように演算増幅器20に
よりフィードバック制御される。このとき、抵抗22を
流れる電流Iinは、
【0024】
【数5】
【0025】と表される。A点にはP型(チャネル)ト
ランジスタ23のドレインが接続され、そのゲートには
後で詳しく説明する電圧調整回路24の出力であるVcl
p が印加され、さらにそのソースは抵抗25(Rbp)を
介して電源電圧VDDに接続されソースフォロアを構成し
ている。このソースフォロアを流れる電流IbpはVclp
とトランジスタ23のしきい値電圧Vthと抵抗25の抵
抗値Rbpとによって決まり、おおよそ
【0026】
【数6】
【0027】で与えられる電流となる。ここで、この電
流IbpはVclp が一定であればトランジスタ23が5極
管動作をしている限り、A点の電位によらず一定であ
り、Vclp 電圧で制御される定電流源とみなすことがで
きる。トランジスタ23および抵抗25を流れる電流が
Ibpであるから、P型トランジスタ26を流れる電流I
sig は、
【0028】
【数7】
【0029】で与えられる。トランジスタ26は、ソー
ス接地でドレインとゲートとが接続された所謂ダイオー
ド接続をしており、C点の電位はW/L=Zであるトラ
ンジスタに対してIsig を流すだけのゲート電圧を提供
することになる。このC点の電圧はソース接地され、W
/L=Zi であるようなN型トランジスタ27(27−
1〜27−8)のゲートに印加されると、そのトランジ
スタ27が5極管動作をしている限りにおいては
【0030】
【数8】
【0031】で与えられるドレイン電流が流れることに
なる。C点の電圧がトランジスタ27−1〜27−8の
各ゲートに印加された場合、各トランジスタのドレイン
に接続されたスイッチ28がオン状態の時に、Zi =W
/Lに応じた電流が各トランジスタに流れる。下記の表
1に各トランジスタのZi =W/Lと流れる電流との関
係を示す。
【0032】
【表1】
【0033】各トランジスタ27に接続されたスイッチ
28はゲイン設定ビットS7 〜S0でオン・オフ制御さ
れSn(S7 〜S0 )を“1”としたときに対応するス
イッチ28(28−1〜28−8)がオンするようにす
ると負荷抵抗29(Rout )に流れる電流Iout は、S
n を用いて以下の式9で表される。
【0034】
【数9】
【0035】この出力電流Iout による負荷抵抗29
(Rout )での電圧降下は出力電圧Vout となり、次式
で表される。
【0036】
【数10】
【0037】式9に式5及式7を代入して整理し、式1
0に代入すると、入力電圧と出力電圧の関係は以下の式
11により与えられる。
【0038】
【数11】 ここで、Vofs ≡k×24 ×Rout ×Ibpとする。
【0039】上記式11から、入力電圧の変化に対する
出力電圧の変化量、すなわち利得は、k×24 ×Rout
/Rinで表され、例えば、Rout /Rin=2になるよう
に設定すると、最大利得が32倍となり、画像信号処理
用の可変利得増幅回路としては充分な性能を持つ。ま
た、その場合設定分解能としては、実施例では説明の都
合上8ビットの分解能(N=8)で制御するようになさ
れているために、0.125倍刻みになっているが、こ
れを例えば10ビットにすれば0.03125倍刻みと
なって、論理乗算器でデジタル的な利得を施した場合に
換算すると、整数部5ビット、小数部5ビットに相当
し、画像信号に対する可変利得増幅回路としては充分な
分解能が得られる。これらの定数は必要な最大利得と利
得分解能に応じて適宜設定すればよい。
【0040】なお、図2の回路において、P型トランジ
スタ30はミラー容量により動作帯域の劣化を防止する
ためのカスコード接続トランジスタである。このトラン
ジスタ30がなかった場合とあった場合との比較のため
に、それぞれの場合の等価回路を図3(A)、(B)に
示す。
【0041】図3(A)の等価回路のP型トランジスタ
32( 図2のトランジスタ27に相当)と負荷抵抗33
(図2の抵抗29に相当)とからなる構成はインバータ
であり、入力であるVinの電位(図2のC点の電圧に相
当)の変化が出力Vout の大きな変化として反転増幅さ
れる。トランジスタ32にはゲートとドレイン間に寄生
容量Cgdがあり、これが入力と出力との間に存在するこ
とになる。周知のようにインバータ回路の入力と出力と
の間に容量が存在した場合には、入力端子から見ると、
ミラー容量としてCmil =(1−A)×Cgd (ここでA
は増幅率) の大きな容量があるのと等価になる。
【0042】図3(A)の入力Vinに相当する図2のC
点での電位変化はmVオーダのごく僅かなものであり、
これに対して出力電圧は通常1V程度まで増幅されるた
めに、増幅率は−100倍以上となる。このために、ミ
ラー容量によってトランジスタ27(27−1〜27−
8)のゲート−ドレイン間の寄生容量の100倍以上の
負荷容量が入力側のダイオード接続トランジスタ26
(図2)から見えることになる。このダイオード接続ト
ランジスタ26は出力インピーダンスが比較的高いため
に、このインピーダンスとミラー容量とで決まる時定数
は画像信号の処理回路としては許容できない程度の大き
さになってしまう。
【0043】ここで、図3(B)の等価回路のように、
カスコード接続(cascodeconnectio
n)でトランジスタ34(図2のトランジスタ30に相
当)を挿入すると、CgdはVinとVa との間に存在し、
Vinに対するVa の伝達ゲインはほぼ−1になる。以
下、その理由を示す。
【0044】トランジスタ32の相互コンダクタンスを
gm1、トランジスタ34の相互コンダクタンスをgm
2とし、トランジスタ32、34を流れる電流の変化量
をiとして小信号解析を行うと以下の関係式が成り立
つ。
【0045】 i=−gm1×(Vin−Vdd)=−gm1×(Vin−0) =−gm1×Vin i=−gm2×(Vbias−Va )=−gm2×(0−Va ) =gm2×Va
【0046】上式から、gm2×Va =−gm1×Vin
が成り立ち、結局、 Va /Vin=−gm1/gm2 となって、gm1≒gm2とすると、VinのVa に対す
る伝達ゲインは“−1”となる。
【0047】従って、ミラー容量は高々Cgdの2倍程度
で収まり、動作帯域はトランジスタ34がない場合に比
較して大幅に向上する。
【0048】次に図2の電圧調整回路24について説明
する。本実施例では、電圧調整回路24の出力Vclp は
トランジスタ23のゲートに印加され、Vclp によって
抵抗22(Rin)を流れる電流に一定の電流値分だけ流
し込み、トランジスタ21、26を流れる電流を絞るた
めのバイパス電流を流す構成になっている。
【0049】本実施例では、入力電圧の動作点は2V程
度としており、もし、このバイパス路(Vclp で制御さ
れたトランジスタ23と抵抗25)がなかった場合に
は、抵抗22のRinが5kΩ、負荷抵抗29のRout が
10kΩであった場合に、抵抗22を流れる電流は40
0μAとなる。スイッチ28がすべてオンした場合抵抗
22を流れる電流の32倍の電流が負荷抵抗29に流れ
てしまうと、単純計算で出力電圧は、400μA×32
×10kΩ=128Vという値となり、これでは出力電
圧は電源電圧に張りついてしまうことになって回路とし
て破綻してしまう。
【0050】このために、入力電圧が所定の動作点( 入
力動作基準電圧値) にある場合に出力電圧も所定の動作
点( 出力動作基準電圧値) になるように制御をする必要
があるために、Vclp で制御されたトランジスタ23と
抵抗25とで構成されるバイパス回路によって、Iinか
らIbpをバイパスすることによりIout が所定出力動作
点を与えるようなIsig 電流を得るようにVclp が制御
される。
【0051】すなわち、電流の増幅率は設定した利得に
より異なるので、バイパス電流を設定した利得に応じて
制御される。つまり、Vin=Vin0 が入力の動作点とし
て、Vout =Vout0が出力の動作点とすると、式11か
ら、
【0052】
【数12】
【0053】となり、Vofs ≡k×22 ×Rout ×Ibp
の関係から、
【0054】
【数13】
【0055】となるようにバイパス電流Ibpを制御すれ
ばよいことになる。
【0056】以下、その制御の方法について述べる。図
4に本実施例の可変利得増幅回路に入力される画像信号
についてのタイミング図を示す。画像信号は有効な画像
情報を含む画像信号出力期間と無信号状態を表すブラン
キング期間とが交互に繰り返される。このブランキング
期間の電圧が入力の動作点に相当し、有効画像信号出力
は、ブランキング出力を基準に出力される。可変利得増
幅回路はこのブランキング期間、すなわち基準となる信
号が入力されている期間に出力の動作点の調整を行う。
【0057】基本的に、電圧調整回路24は、ブランキ
ング期間に目標の出力動作点であるVref 電圧と、出力
電圧Vout との比較を行い、出力電圧Vout が目標の基
準電圧Vref よりも低い場合には、トランジスタ23の
ゲート電圧のVclp を僅かに上げるように動作する。
【0058】Vclp が高くなると、バイパス回路を流れ
る電流Ibpは減少して、Isig は増加する。Isig が増
加すると、カレントミラーによって出力側の負荷抵抗2
9を流れる電流Iout も増加する。Iout が増加するこ
とによって、負荷抵抗29(Rout )の電圧降下が大き
くなり、出力電圧はもとの電圧よりもわずかに高くな
る。逆に、出力電圧Vout 目標の基準電圧Vref よりも
高い場合には、トランジスタ23のゲート電圧のVclp
が僅かに下がり、出力電圧が下がるように動作する。
【0059】この出力電圧の調整動作は、電圧調整回路
24に供給されるクロックφclp に同期して離散的(間
欠的)に行われる。図4の波形タイミング図に示すよう
に、このクロックφclp は、ブランキング期間の中で動
作点調整動作を許可する信号HSがハイ(高レベル)の
期間にのみ出力される。電源投入直後や、設定利得を変
更した場合には、動作点が目標からずれているが、φcl
p が入力されると、電圧調整回路24の働きにより出力
電圧は目標の動作点に収束してゆくことになる。
【0060】電圧調整回路24およびクロック制御回路
31の詳細を図5に示す。互いに比較される二つの信号
Vref とVout とはコンパレータ40に入力される。コ
ンパレータ40にはさらにクロック制御回路31のφcl
p 発生回路50からクロック信号φclp が入力される。
【0061】コンパレータ40は図6に示すような構成
となっている。クロックφclp がロー(低レベル)の時
はN型トランジスタ60がオフ状態で電流は流れない。
同時にP型トランジスタ61、62が両方ともオンとな
りXN点とXP点の電圧はVDDとなり、増幅器63、6
4の出力すなわち、コンパレータ40の出力CMP Nと
CMP Pはローレベルとなる。
【0062】クロックφclp がハイレベルの時はトラン
ジスタ60がオン状態で、P型トランジスタ61、62
が両方ともオフとなる。トランジスタ60がオンとなる
と、トランジスタ65、66もオンとなろうとし、電流
が流れ始め、XN点とXP点の電圧は下がり始める。こ
こで目標基準電圧Vref が出力電圧Vout よりも高かっ
た場合には、トランジスタ65のオン抵抗の方がトラン
ジスタ66のオン抵抗よりも低くなり、XP点の電位が
XN点の電位よりも下がる。XP,XN点は、トランジ
スタ67、68のゲートに接続されているために、XP
点の電位が下がるとトランジスタ67のオン抵抗がより
下がり、XN点の電位を上げる方向に働き、XN点の電
位が上がるとトランジスタ68のオン抵抗が上がり、X
P点の電位を下げる方向に働く。
【0063】これらの動作は正のフィードバック動作で
あり、XN点の電位は急速に上がって、XP点の電位は
急速に下がる。XN,XPはそれぞれ増幅器63、64
に接続されており、結果的にクロックφclp がローから
ハイになった時点のVref 電圧がVout 電圧よりも高け
ればCMP Pはハイに、CMP Nはローに高速に判
定結果を出力する。
【0064】図7に電圧調整回路24の動作タイミング
を示し、図5の回路図に基づいてその動作を説明する。
回路図で、φclp はディレイインバータ41に供給され
る。ディレイインバータ41はタイミング調整用の遅延
時間の比較的大きなインバータである。ディレイインバ
ータ41の出力はディレイインバータ42に供給され
る。ディレイインバータ41、42の出力がNAND回
路43に入力される。NAND回路43はφpr-pパルス
を発生する。また、NAND回路43の出力は増幅器4
4に接続され、増幅器44はφpr-pパルスの反転となる
φpr-nパルスを発生する。φpr-pパルスとφpr-nパルス
はそれぞれN型トランジスタ45とP型トランジスタ4
6のゲートに接続される。トランジスタ45のソースに
は後述のMODE信号によって選択された電圧Vllが印
加される。また、トランジスタ46のソースにはやはり
MODE信号によって選択された電圧Vhhが印加され
る。電圧Vllは、MODE信号がハイのときにGND
(接地電位)でローのときにGND電圧よりもやや高い
電圧になるように、また電圧Vhhは、MODE信号がハ
イのときにVDDでローのときにVDDよりもやや低い電圧
になるように、スイッチ47、48と、抵抗49、5
0、51とで構成される回路から供給される。
【0065】φclp がローの期間に、φpr-nパルスとφ
pr-pパルスがそれぞれトランジスタ45と46のゲート
に印加されると、それぞれのトランジスタはオンとな
り、トランジスタ45のドレインと接続された容量52
はVll電位に、トランジスタ46のドレインと接続され
た容量53はVhh電位に充電される。ここで、容量5
2、53はそれぞれ寄生容量であってごく小さな値であ
る。なお、このとき、(φclp がロー期間) コンパレー
タ40の出力CMP P、CMP Nはいずれもローレ
ベルを出力しており、CMP Pが入力された反転増幅
器54の出力φincはハイに、CMP Nが入力された
増幅器55の出力φdec はローとなって、N型トランジ
スタ56及びP型トランジスタ57はともにオフとなっ
ている。φclp がハイに変化すると、前述のようにコン
パレータ40がVref 電圧とVout 電圧の大小関係を判
定し、Vref 側が高ければCMP Pをハイ出力し、低
ければCMP Nをハイ出力とする。CMP Pがハイ
になると、φinc は、ローを出力しトランジスタ57は
オンし、CMP Nはローのままであるためにφdec は
ローで、トランジスタ56はオフ状態を維持する。
【0066】トランジスタ57がオンすることで、寄生
容量53に充電された電荷は、容量53や52に比べて
充分大きな容量を持つ容量58に流入し、Vclp 電圧を
僅かに上昇させる。逆に、CMP Nがハイであった場
合には、φinc はハイのままで、φdec がハイとなるた
め、トランジスタ57はオフ、トランジスタ56はオン
となって容量58に充電されていた電荷のうち、一部が
寄生容量53に流出し、容量58の電位が僅かに下が
る。
【0067】以上の動作によって、Vref 端子の電位が
Vout 端子の電位よりも高かった場合には、Vclp 電圧
が僅かに上がり、Vout 端子の電位がVref 端子の電位
よりも高かった場合には、Vclp 電圧が僅かに下がる動
作を行う。なお、MODE信号によってVhh電圧がVDD
電圧よりも低く、Vll電圧がGNDよりも高くなってい
た場合には、それぞれVDD、GNDのときに比べてVcl
p 電圧の変化量が小さくなる。すなわち、MODE信号
がハイのときは出力の電圧振幅が大きく、ローのときは
出力電圧振幅が小さくなるように制御される。
【0068】次に、電圧調整回路24による動作点制御
時の収束モード切換について説明する。可変利得増幅回
路の設定利得を変更した場合の直後には電圧調整回路2
4の出力Vclp 電圧は、前の電圧値をそのまま維持して
いる。このために、新しく設定したすなわち変更後の利
得に対しては所望の動作点を得るためのバイパス電流I
bpにはなっていない。このために、出力の動作点は目標
の動作点から大きくずれてしまっている。この場合に
は、なるべく早く動作点が正常になるように、高速に動
作点を収束させる必要がある。
【0069】一般に、本実施例のように離散的(間欠
的)なフィードバックによって収束を図る回路では、入
力すなわちVclp の調整が出力に反映されるまで待って
から、次の入力を与えることが行われる。これは収束の
安定を図るためであり、入力の結果が出力に反映される
前に次の入力を与えた場合には収束にいたるまでが不安
定となる。
【0070】しかし、収束の精度よりも、高速に収束さ
せる必要がある場合には、必ずしも上記のような制御を
行う必要はない。そこで、本発明の実施例においては、
収束モードの切換により高速収束と安定収束とを選択で
きるようにした。すなわち、高速に収束させたい場合に
は、φclp の周期を短くし、精度よく(安定的に)収束
させたい場合には、φclp の周期を長くするという操作
を行う。
【0071】この選択切換は、MODE信号によって行
い、MODE信号がハイのときは、、高速収束モード、
ローのときは高精度収束モードとなるようにしている。
特に、高精度収束モードではVclp の調整電圧振幅も小
さくしてさらに安定性を高めている。このモード切換の
ためのMODE信号は図5の収束判定回路35で発生し
て電圧調整回路24に供給される。さらにMODE信号
はφclp 発生回路50にも、供給されてVclp パルスの
発生周期φclp の切換を行っている。
【0072】クロック制御回路31の内部の収束判定回
路35とφclp 発生回路50について、図8(A)、
(B)の回路図と、図9の動作タイミング図によって説
明する。
【0073】図8(A)は、収束判定回路35の回路図
である。収束判定回路35は、RS型フリップフロップ
51、52、D型フリップフロップ53、及び否定(N
OT)回路54を有する。
【0074】設定利得を変更した場合には、図8(A)
の収束判定回路35にRES信号が印加され、この時点
で高速収束モードへ移行すべくMODE信号が立ち上が
る。これ移行、φinc とφdec のパルスからこの可変利
得増幅回路の出力の動作点が所定の値に収束したかどう
かを判断している。
【0075】すなわち、収束に達するまでは、φinc あ
るいはφdec のどちらか一方の信号のみが電圧調整回路
24から出力される。これが収束すると、φinc とφde
c とが交互に出力されるようになる。従って、これを検
出すれば収束に達したことが判定できる。このために、
RES信号でリセットされた後、φinc が出力され次に
φdec が出力された時点で収束と判断して、HSの立ち
下がりでMODE信号をローとする回路構成をとってい
る。これにより次回のHSハイ期間から高精度収束モー
ドで動作するように切換がなされる。
【0076】図8(B)は、φclp 発生回路50の回路
図である。φclp 発生回路50は、D型フリップフロッ
プ回路61、62、論理積(AND)回路63、65、
及び論理和(OR)回路64を有する。
【0077】図8(B)のφclp 発生回路50では、図
9に示すように、MODE信号がハイのときは、HSと
CLKとのANDをとったパルスをφclp とし、MOD
E信号がローのときにはそれを1/4に間引くように分
周回路の出力でマスクしたパルスをφclp としている。
【0078】以上によって、設定利得を変更したことで
ずれた出力動作点を所定の動作点に収束するまでは高速
収束動作を行い、一旦収束した後には動作点変動が最小
になるように高精度の収束動作を行うことで、高速にか
つ高精度に動作点を設定することができる。
【0079】図10に本発明の第2の実施例の可変利得
増幅回路を示す。図2の第1の実施例との違いは、第2
の実施例では入力に差動増幅器を使用していないこと、
及び電流バイパス回路を出力側に設けている点である。
なお、図10において、図2の回路図と同じ参照番号で
示すものは基本的に同一の要素を示すので、それらの説
明については省略する。
【0080】入力INに差動増幅器を用いずにN型トラ
ンジスタ70に直接入力電圧を印加すると、A点の電位
はトランジスタ70と抵抗71とがソースフォロアを構
成しているために、
【0081】
【数14】
【0082】で与えられる。ここで、A0 はソースフォ
ロアの利得で、おおよそ0.8程度であり、第1の実施
例と比較するとこの部分で利得はロスすることになる
が、第1の実施例では差動増幅器20とソースフォロア
(21、22)で構成されるフィードバック回路の発振
防止のために動作帯域をそれほど高くできなかったが、
第2の実施例ではソースフォロアに直接入力電圧を印加
しているために動作帯域は大幅に向上する。従って、動
作帯域をより重視した用途にはこの実施例の方が適して
いる。
【0083】電流バイパス回路については、第1の実施
例における式5が
【0084】
【数15】
【0085】となり、式7が
【0086】
【数16】
【0087】となり、式9が
【0088】
【数17】
【0089】となり、式11が
【0090】
【数18】
【0091】となる。なお、ここで
【0092】
【数19】
【0093】としている。以上から、Vin=Vin0 、V
out =Vout0の入出力動作点を得るためには、Ibpの値
が、
【0094】
【数20】
【0095】を満たすようにVclp のフィードバックを
書ければ第1 の実施例と同様に動作点が確定することに
なる。
【0096】なお、本発明は以上説明した実施例のもの
に限るものではなく、実施例の開示にもとづき様々な変
更や改良が当業者であれば可能であることは自明であろ
う。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、画像信号処理用に好適
な可変利得増幅回路として、CMOS回路に容易に組み
込め、かつ必要な動作帯域と、最大利得、可変利得設定
分解能を満たすことができる。また、動作点の設定を随
時行う場合には、収束モードの切換を有するので、高速
かつ安定した動作点設定が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可変利得増幅回路の動作原理を説明す
るための回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例による可変利得増幅回路
の回路図である。
【図3】本発明の実施例におけるカスコード接続トラン
ジスタの効果を説明するための等価回路図である。
【図4】画像信号の波形タイミング図である。
【図5】本発明の実施例における電圧調整回路とクロッ
ク制御回路の詳細を示す回路図である。
【図6】本発明の実施例におけるコンパレータ回路の回
路図である。
【図7】電圧調整回路の動作タイミング図である。
【図8】収束判定回路とφclp 発生回路の回路図であ
る。
【図9】クロック制御回路の動作タイミング図である。
【図10】本発明の第2の実施例による可変利得増幅回
路の回路図である。
【図11】従来の技術による可変利得増幅回路の回路図
である。
【符号の簡単な説明】
10 入力側トランジスタ 11 共通ゲート出力側トランジスタ 12 スイッチ 13 負荷抵抗 20 差動増幅器 21、23、27、30 トランジスタ 26 ダイオード接続トランジスタ 22、25 抵抗 24 電圧調整回路 29 負荷抵抗 28 スイッチ 31 クロック制御回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を電流に変換して出力する電圧
    −電流変換手段と、 設定された可変利得で前記電流を増幅する電流増幅手段
    と、 前記増幅された電流を出力電圧に変換する電流−電圧変
    換手段と、 基準となる電圧が入力されている時間に前記出力電圧が
    所定の範囲に収束するように動作点を設定する動作点設
    定手段とを有する可変利得増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧−電流変換手段は、トランジス
    タと抵抗とを含み、前記入力電圧が前記トランジスタの
    ゲートに入力され、前記トランジスタのソースと基準電
    圧端子との間に前記抵抗が接続されたソースフォロア回
    路であることを特徴とする請求項1記載の可変利得増幅
    回路。
  3. 【請求項3】 前記電圧−電流変換手段は、トランジス
    タと抵抗と差動増幅回路とを含み、前記入力電圧が前記
    差動増幅回路の非反転入力に接続され、前記差動増幅回
    路の出力が前記トランジスタのゲートに接続され、前記
    トランジスタのソースに前記抵抗の一端が接続され、前
    記抵抗の他端が基準電圧端子に接続され、前記トランジ
    スタのソースと前記抵抗との接続点が前記差動増幅回路
    の反転入力と結合したことを特徴とする請求項1記載の
    可変利得増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記電流増幅手段は、非対称のカレント
    ミラー回路と、該カレントミラー回路の入力側と出力側
    のトランジスタのゲート幅Wとゲート長Lの比を変更す
    る手段とを含み、前記W/Lの比を変更することで電流
    増幅の利得を可変制御することを特徴とする請求項1記
    載の可変利得増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記ゲート幅Wとゲート長Lの比を変更
    する手段は、複数のトランジスタと該トランジスタの各
    々に接続するスイッチとを含み、該スイッチのオン・オ
    フ制御により前記複数のトランジスタの内の電流を流す
    トランジスタを選択して実行的に前記W/Lを変化させ
    る手段を有することを特徴とする請求項4記載の可変利
    得増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記電流増幅手段の出力にソースが接続
    され、ゲートには一定の電圧が印加され、ドレインが電
    流出力端子となるように接続されたトランジスタを配置
    することを特徴とする請求項4あるいは5記載の可変利
    得増幅回路。
  7. 【請求項7】 前記電流−電圧変換手段は、基準電圧端
    子と前記電流増幅手段との間に接続された抵抗を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の可変利得増幅回路。
  8. 【請求項8】 前記動作点設定手段は、目標動作点の値
    と、該可変利得増幅回路の出力値とを比較する比較手段
    と、該比較手段の比較結果に基づき出力電流量を増減す
    る電流制御機能を有する定電流源手段とを有し、該定電
    流源手段の出力が前記電圧−電流変換手段に結合されて
    前記電流増幅手段に入力する電流量を前記電流制御機能
    により制御することを特徴とする請求項1記載の可変利
    得増幅回路。
  9. 【請求項9】 前記動作点設定手段は、目標動作点の値
    と、該可変利得増幅回路の出力値とを比較する比較手段
    と、該比較手段の比較結果に基づき出力電流量を増減す
    る電流制御機能を有する定電流源手段とを有し、該定電
    流源手段の出力が前記電流−電圧変換手段に結合されて
    前記電流増幅手段から出力される電流量を前記電流制御
    機能により制御することを特徴とする請求項1記載の可
    変利得増幅回路。
  10. 【請求項10】 前記定電流源手段は、一方の端子を基
    準電圧に接続した抵抗と該抵抗を負荷として結合したト
    ランジスタを含むソースフォロア回路を有し、該トラン
    ジスタのゲート電圧によってソースの電位を制御し、該
    ソース電位と該基準電圧とで決まる電流を該トランジス
    タのドレインから流すことを特徴とする請求項8あるい
    は9記載の可変利得増幅回路。
  11. 【請求項11】 前記トランジスタの前記ゲート電圧を
    制御する手段をさらに有し、該ゲート電圧を制御する手
    段は、第1の基準電圧にプリチャージされた第1の微小
    容量と、第2の基準電圧にプリチャージされた第2の微
    小容量と、前記ゲートに接続された前記微小容量よりも
    大きな容量と、第1及び第2の微小容量との間に接続さ
    れた第1および第2のスイッチを含み、前記比較手段の
    比較結果に応じてオンあるいはオフする前記スイッチを
    選択する手段を有することを特徴とする請求項10記載
    の可変利得増幅回路。
  12. 【請求項12】 所定周期のクロック信号を発生する手
    段をさらに有し、前記プリチャージと前記スイッチを選
    択する手段は、基準電圧入力期間中に前記クロック手段
    のクロック信号周期に応じて繰り返し制御されることを
    特徴とする請求項11記載の可変利得増幅回路。
  13. 【請求項13】 収束モード設定手段をさらに有し、該
    設定手段の出力に応じて前記クロック手段のクロック周
    期を変更することを特徴とする請求項12記載の可変利
    得増幅回路。
  14. 【請求項14】 収束モード設定手段をさらに有し、該
    設定手段の出力に応じて前記第1または第2の基準電圧
    の少なくとも一方を変化させることを特徴とする請求項
    11記載の可変利得増幅回路。
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