JPH11332091A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH11332091A
JPH11332091A JP10323824A JP32382498A JPH11332091A JP H11332091 A JPH11332091 A JP H11332091A JP 10323824 A JP10323824 A JP 10323824A JP 32382498 A JP32382498 A JP 32382498A JP H11332091 A JPH11332091 A JP H11332091A
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宜史 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電電力等の給電装置の給電電力が低下し、
給電電力の電圧が低下しても、給電電圧が検出できる構
成により、検出した給電電力の電圧に応じて各機能を制
御できる電子機器を実現すること。 【解決手段】 時間とともに供給する電力ないし電圧が
変わる給電装置と、給電装置の供給する電力の電圧を上
昇させる電圧上昇手段と、電圧上昇手段で上昇させた給
電装置の供給する電力の電圧を検出し、電圧検出信号を
出力する電圧検出回路と、給電装置の供給する電力で動
作し、入力された電圧検出信号に応じて駆動状態を変化
させる負荷回路と、を有する電子機器を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器にかかわ
り、さらに詳しくは、時間によって供給する電力の電圧
が変化する給電装置からの電力で負荷回路を駆動する電
子機器であり、例えば、熱電変換素子等の発電器から供
給される電力で負荷回路を動作させる電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電子機器の概略ブロック図を図7
に示す。図7において、電子機器700は、時間により
供給する電力の電圧が変動する給電装置10と、給電装
置10の供給する電力で動作する負荷回路30と、給電
装置10が供給する電力の電圧を検出し、この電圧に応
じた電圧検出信号を負荷回路に出力する電圧検出回路と
を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような電子機器に
おいては、小型化、軽量化のために、給電装置10も小
型化、軽量化を要請され、これに伴って、給電装置10
の電力が小さくなる傾向にある。そのため、給電装置1
0の供給する電力の電圧も低下傾向にある。上記状況に
おいて、従来の電子機器においては、図7で示すよう
に、発電器等を内蔵し、時間的に電力ないし電圧の変動
する給電装置10と、給電装置10の出力の電圧を検圧
し、該電圧により給電装置10の給電能力を把握し、給
電装置10の給電能力に応じた電圧検出信号を出力する
電圧検出回路20と、給電装置10の供給する電力で動
作し、前記電圧検出信号により動作を制御される負荷回
路30と、で構成されていた。
【0004】上記構成において、電圧検出回路20は検
出できる最低の電圧値(最低検出電圧)が決まっている
ため、給電装置10の供給する電力の電圧が最低検出電
圧値未満に低下した場合は、電圧検出回路20は給電装
置10の電圧を検出することができない。一方、前記し
たように、給電装置10の供給する電力とその電圧が低
下する傾向にあり、しかも、給電装置10の供給する電
力を負荷回路30に消費させながら給電装置10の出力
の電圧を検出しようしているので、さらに、給電装置1
0の出力の電圧が低下するだけでなく、負荷回路30の
電力の消費状態で、給電装置10の出力の電圧が左右さ
れてしまう。
【0005】つまり、上述した従来の電子機器の構成で
は、しばしば、電圧検出回路20が給電装置10の出力
の電圧を検出できない状態が発生してしまうこととな
り、電圧検圧回路20が給電装置10の給電能力を把握
できず、給電能力に応じた電圧検出信号が出力できな
い。つまり、しばしば、給電装置10の給電能力に応じ
た負荷回路30の動作の制御ができないという問題があ
った。さらに、もし、電圧検出回路20が給電装置10
の出力の電圧を検出できても、上記したように、給電装
置10の出力の電圧は、負荷回路30の電力の消費状態
で決まってしまうので、給電装置10の供給する電力の
電圧からは、給電装置10の給電能力は把握できない。
そのため、電圧検出回路20は給電装置10の給電能力
とは関係ない電圧検出信号を出力してしまうこととな
り、給電装置10の給電能力に関係なく負荷回路30の
動作が制御されてしまうという問題もあった。
【0006】特に、腕と外気の温度差で熱電変換素子に
発電電力を発生させて動作する腕時計に前記従来の電子
機器の構成を採用すると、給電装置10にあたる熱電変
換素子は、電圧検出回路20の最低検出電圧以上の発電
電圧を発生している期間を多くする為には、P型とN型
の柱の直列本数を多くしなくてはならないので、腕時計
の中に収まりきらない。従って、熱電変換素子を腕時計
内に収める為には、前記直列本数を少なするしかないの
で、電圧検出回路20は熱電変換素子の電圧を検出でき
ない期間が増え、さらに直列本数を減らさければならな
い場合は、全く検出できなくなってしまう可能性もあ
る。また、もし、直列本数を多いままで熱電変換素子を
腕時計内に納めることができても、熱電変換素子の内部
抵抗が高くなり、負荷回路30に熱電変換素子の電力を
供給した瞬間に、熱電変換素子の電圧はドロップし、電
圧検出回路20の最低検出電圧を下回る期間が増加して
しまい、さらに、負荷回路30の電力消費が多い場合
は、熱電変換素子の電圧が前記最低検出電圧を越えるこ
とがない場合もあるので、電圧検出回路20は、熱電変
換素子の電圧を検出できない期間が増えるし、最悪の場
合、まったく検出できる期間がない可能性もある。ま
た、たとえ、電圧検出回路20が熱電変換素子の電圧を
検出できたとしても、この電圧から熱電変換素子の発電
能力を把握することができない。つまり、上述したよう
に、腕時計に従来の電子機器の構成を採用すると、熱電
変換素子の発電能力が把握できないので、発電能力に応
じた各動作の制御ができない。
【0007】例えば、前記腕時計に従来の電子機器の構
成を採用し、給電装置10である熱電変換素子の発電電
力を、負荷回路30である昇圧回路で昇圧電力に変換
し、同じく負荷回路30である蓄電器と時計駆動回路に
昇圧電力を供給する場合では、上記してきたような理由
で、熱電変換素子の発電能力を把握できないので、発電
能力に応じた昇圧回路の昇圧倍率の設定等ができない。
つまり、蓄電器に蓄電するのに最適な、あるいは、時計
駆動回路に最適な前記昇圧電力が発生できない等の問題
が発生するので、熱電変換素子の発電電力が有効に活用
できないという問題があった。
【0008】従って、本発明は、電子機器の小型化、軽
量化の為に、給電能力や給電電力の電圧が電圧検出回路
20の最低検出電圧以下に落ている期間が多くなったの
を、電圧検出回路20で検出できる期間を増やし、さら
に、検出した給電装置10の給電電力の電圧より、給電
装置10の給電能力を把握できるようにし、検出した給
電装置10の給電電力に応じた電圧検出信号を電子機器
の各機能に利用できるようにすることを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明による電子機器は、供給電力が時間ととも
に変わる給電装置と、供給電力の電圧を上昇させる電圧
上昇手段と、電圧上昇手段で上昇させた供給電力の電圧
を検出し、電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、供
給電力で動作するとともに、電圧検出信号に応じて駆動
状態を変化する負荷回路と、を備える構成とした。
【0010】さらに、電圧上昇手段に供給電力の電圧を
上昇させるために供給電力を負荷回路に消費させない手
段を用いる構成とした。また、電圧上昇手段に供給電力
の電圧を上昇させる昇圧回路を用いた構成とした。ま
た、供給電力が時間とともに変わる給電装置と、供給電
力の電圧を昇圧して昇圧電力を発生する昇圧回路と、供
給電力または前記昇圧電力で動作する負荷回路と、前記
供給電力または前記昇圧電力を、前記負荷回路に消費さ
せたり、させなくしたりする電力制御手段と、前記電力
制御手段が前記負荷回路に前記供給電力または前記昇圧
電力を、前記負荷回路に消費させない状態の時に、前記
昇圧電力の電圧を検出し、該電圧に応じた電圧検出信号
を出力する電圧検出回路と、を備える構成とした。
【0011】また、時間とともに供給電力が変わる給電
装置と、給電装置の供給する電力の電圧を昇圧して昇圧
電力を発生する昇圧回路と、逆流防止手段と、逆流防止
手段を介して供給される給電装置の供給する電力ないし
昇圧回路の発生する昇圧電力を蓄電電力として蓄電する
蓄電器と、給電装置の供給する電力ないし昇圧電力ない
し蓄電電力で駆動する駆動回路と、給電装置の供給電力
を、昇圧回路ないし駆動回路に消費させたり、させなく
したり、蓄電器に蓄電したり、させなくしたりする電力
制御手段と、電力制御手段が給電装置の供給する電力を
昇圧回路ないし駆動回路に消費させない状態の時、ある
いは、蓄電器に蓄電させない状態の時、給電装置の供給
する電力の電圧を検出し、該電圧に応じた電圧検出信号
を出力する電圧検出回路と、電圧検出信号に応じた昇圧
倍率制御信号を発生させる昇圧倍率制御回路と、を備
え、昇圧回路が昇圧倍率制御信号に応じて昇圧倍率を変
化させる構成とした。
【0012】また、時間とともに供給電力が変わる給電
装置と、給電装置の供給電力の電圧を昇圧した昇圧電力
を発生する昇圧回路と、逆流防止手段と、逆流防止手段
を介して供給される給電装置の供給する電力ないし昇圧
電力を蓄電電力として蓄電する蓄電器と、給電装置の供
給電力ないし昇圧回路の発生する昇圧電力ないし蓄電電
力で駆動する駆動回路と、給電装置の供給電力ないし昇
圧電力を駆動回路に消費させたり、させなくしたり、蓄
電器に蓄電したり、させなくしたりする電力制御手段
と、昇圧電力を駆動回路に消費させない状態の時、ある
いは、蓄電器に蓄電させない状態の時、昇圧電力の電圧
を検出し、該電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧
検出回路と、電圧検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を
発生させる昇圧倍率制御回路と、を備え、昇圧回路が昇
圧倍率制御信号に応じて昇圧倍率を変化させる構成とし
た。
【0013】また、時間とともに供給電力が変わる給電
装置と、給電装置の供給電力の電圧を昇圧した昇圧電力
を発生する昇圧回路と、逆流防止手段と、逆流防止手段
を介して供給される給電装置の供給電力ないし昇圧電力
を蓄電電力として蓄電する蓄電器と、給電装置の供給電
力ないし昇圧回路の発生する昇圧電力ないし蓄電電力に
より駆動する駆動回路と、昇圧電力の電圧を検出し、該
電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、
電圧信号に応じた昇圧倍率制御信号を発生させる昇圧倍
率制御回路と、を備え、昇圧回路が昇圧倍率制御信号に
応じて昇圧倍率を変化させ、昇圧倍率制御回路が、電圧
検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を出力する第1の状
態と、第1の状態での昇圧倍率以下の昇圧倍率となるよ
うな昇圧倍率制御信を出力する第2の状態があり、電圧
検出回路が第2の状態のときのみに、昇圧電力の電圧を
検出して、該電圧に応じた電圧検出信号を出力する構成
とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電子機器の実
施例を図面に基づいて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1に係わる電子機器
の概略ブロック図である。実施例1の電子機器において
は、前述の電圧上昇手段として切替回路40を用いて構
成している。図1に示すように、電子機器100は、時
間により給電電力や給電電力の電圧が変動する給電装置
10と、給電装置10の給電電力の電圧を検出し、その
検出した電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出
回路20と、給電装置10の給電電力で動作する負荷回
路30と、時間により、給電装置10の給電電力を負荷
回路30のみに供給する第1の状態、または、給電装置
10の給電電力を電圧検出回路20のみに供給する第2
の状態の2つの状態をとることができるように設けられ
た切替回路40と、を備えている。
【0015】このような構成の電子機器100によれ
ば、電圧検出回路20は切替回路40が前記第2の状態
をとっている時のみ給電電力の電圧を検出し、検出した
給電電力の電圧をもとに給電装置10の給電能力を判定
し、給電能力に応じた電圧検出信号を出力する。この電
圧検出信号を受けて、負荷回路30は給電装置10の給
電能力に応じた動作をする。また、切替回路40を備え
ることにより、給電装置10の給電電力が負荷回路30
に消費されない状態を作ることができるので、給電電力
が負荷回路30に消費されることによる給電電力の電圧
のドロップをなくすことが可能となり、給電装置10の
給電電力がかなり低くなっても給電電力の電圧は電圧検
出回路20の最低検出電圧を越えることができる。つま
り、給電装置10の給電電力がかなり低い時でも、電圧
検出回路20は給電電力の電圧を検出することが可能と
なるので、電圧検出回路20が給電電力の電圧を検出で
きる期間を増やすことができる。さらに、給電装置10
の給電電力の電圧は、負荷回路30の消費電力に左右さ
れることなく、給電装置10の給電能力に応じた電圧と
なるので、電圧検出回路20は、電圧検出回路が検出し
た給電電力の電圧から、給電装置10の給電能力を正確
に把握できるようになる。従って、負荷回路30の動作
を給電装置10の給電能力に応じた動作に制御できるよ
うになる。
【0016】ここで、切替回路40は、上述した機能を
持つものに限るものではなく、給電装置10の給電電力
を負荷回路30に消費させない様にする機能を持つもの
であればどのような物でも良い。例えば、負荷回路30
の動作を停止させるように負荷回路停止信号を出力する
回路でも良い。 (実施例2)図2は本発明の実施例2に係わる電子機器
の概略ブロック図である。実施例2の電子機器において
は、前述の電圧上昇手段として昇圧回路50を用いて構
成している。図2に示すように、電子機器200は、時
間により給電電力や給電電力の電圧が変動する給電装置
10と、給電装置10の給電電力の電圧を昇圧した昇圧
電力を出力する昇圧回路50と、昇圧回路50が出力し
た昇圧電圧を検出し、検出した昇圧電圧に応じた電圧検
出信号を出力する電圧検出回路20と、給電装置10の
給電電力あるいは昇圧回路50の昇圧電力で動作する負
荷回路30と、を備えている。
【0017】上記構成とすることで、電圧検出回路20
は、給電装置10の給電電力の電圧を昇圧回路50で昇
圧した昇圧電圧を検出することができる。そのため、給
電電力の電圧がかなり低くなっても、昇圧電圧の電圧は
電圧検出回路20の最低検出電圧を越えることとなるの
で、給電装置10の給電電力がある程度以上あれば、電
圧検出回路20が電圧検出信号を出力できる。
【0018】しかしながら、上記構成の場合、給電装置
10の給電電力ないし、昇圧回路50の昇圧電力は、負
荷回路30で消費された状態で、電圧検出回路20に検
出されている。つまり、昇圧電圧は、負荷回路30の消
費電力に左右されてしまうので、前記昇圧電圧を検出し
ても、電圧検出回路20は給電装置10の給電能力を把
握できない。つまり、この場合の電圧検出信号は、給電
装置10の給電電力がある程度あるということを示す信
号でしかない。従って、給電装置10の給電能力に応じ
て、負荷回路30が動作を変化させることは不可能であ
り、給電装置10の給電能力がある程度以上あるかどう
かで負荷回路30の動作を変化させる様にしか制御でき
ない。
【0019】ここで、昇圧回路50は、どのような昇圧
方式でも良いが、小型、軽量で、しかも高効率なスイッ
チと容量で構成したスイッチドキャパシタ方式が良い。
さらに、電圧検出回路20が検出する昇圧回路50で昇
圧された昇圧電圧は、昇圧回路50の出力からの昇圧電
圧でも良いが、昇圧回路50が給電装置10の給電電力
の電圧より高く、昇圧回路50の出力に発生する昇圧電
圧よりも低い中間昇圧電圧を出力できる構成であれば、
この中間昇圧電圧でも良い。 (実施例3)図3は本発明の実施例3に係わる電子機器
の概略ブロック図である。図3に示すように、電子機器
300は、時間により給電電力や給電電力の電圧が変動
する給電装置10と、給電装置10の給電電力の電圧を
昇圧して、昇圧電力を出力する昇圧回路50と、給電電
力を昇圧回路50を介さずに昇圧回路50の出力に供給
する為のダイオード素子301と、昇圧電力の電圧を検
出し、検出した電圧に応じた電圧検出信号を出力する電
圧検出回路20と、ダイオード素子301を介して供給
される給電電力あるいは、昇圧電力で動作する負荷回路
30と、時間により、昇圧電力あるいはダイオード素子
301を介して供給される給電電力を負荷回路30のみ
に供給する第1の状態、電圧検出回路20のみに供給す
る第2の状態、の2つの状態をとらせる電力制御手段で
ある切替回路40と、を備えている。
【0020】上記構成の電子機器300によれば、電圧
検出回路20は、切替回路40が前記第2の状態をとっ
ている際のみ、昇圧電力の電圧を検出し、この検出した
電圧をもとに給電装置10の給電能力を判定し、この給
電能力に応じた電圧検出信号を出力する。そして、負荷
回路30は、電圧検出信号を受けて、給電装置10の給
電能力に応じた動作をする。なお、ダイオード素子30
1は給電装置10の給電電力が負荷回路30を動作させ
るのに十分な電力と電圧がある場合に、負荷回路30を
前記給電電力で直接的に動作させるために設けてある。
【0021】上記構成とすることで、前記実施例2で述
べたように、電圧検出回路20は、給電電力の電圧を昇
圧回路50が昇圧した昇圧電圧を検出することとなる。
すなわち、給電装置10の給電電力の電圧がかなり低く
なっても、昇圧電圧の電圧は電圧検出回路20の最低検
出電圧を越えることができるため、電圧検出回路20は
電圧を検出できる。つまり、給電装置10の給電電力が
ある程度以上あれば、電圧検出回路20が電圧検出信号
を出力できる。
【0022】さらに、昇圧電力を負荷回路30で消費さ
せない状態を作ることができ、その際の昇圧電力の電圧
は、給電電力が負荷回路30に消費されていない時の給
電電力の電圧に昇圧回路50の昇圧倍率をかけた電圧近
くまで上昇する。つまり、昇圧電力が負荷回路30に消
費されないときの昇圧電力の電圧を電圧検出回路20で
検出し、その検出した電圧を昇圧倍率で割ることにより
負荷回路30で給電電力が消費されない時の給電電力の
電圧が求められる。この求めだした電圧に応じた電圧検
出信号を出力することにより、負荷回路30は給電装置
10の給電能力に応じた動作を行うことができる。
【0023】ここで、電圧検出回路20が検出する昇圧
回路50で昇圧された昇圧電圧は、昇圧回路50の出力
からの昇圧電圧でも良いが、昇圧回路50が、給電装置
10の給電電力の電圧より高く、昇圧回路50の出力に
発生する昇圧電圧よりも低い中間昇圧電圧を出力できる
構成であれば、この中間昇圧電圧でも良い。さらに、切
替回路40は、給電装置10の給電電力を負荷回路30
に消費させない様にする機能を持つものであればどのよ
うな物でも良く、例えば、負荷回路30の動作を停止さ
せるように負荷回路停止信号を出力する回路でも良い。 (実施例4)図4は本発明の実施例4に係わる電子機器
の概略ブロック図である。図4に示すように、電子機器
400は、時間により給電電力や給電電力の電圧が変動
する給電装置10と、給電装置10の給電電力の電圧を
昇圧し、昇圧電力を出力する昇圧回路50と、前記給電
電力や前記昇圧電力を蓄電電力として蓄電する蓄電器4
03と、前記給電電力、前記昇圧電力、あるいは、前記
蓄電電力を入力電力として駆動する駆動回路404と、
昇圧電力を蓄電器403または駆動回路404に供給す
るとともに、蓄電電力が昇圧回路50の出力へ逆流する
ことを防止する第1のダイオード素子405と、給電電
力を昇圧回路50を介さずに駆動回路404または蓄電
器403に供給するとともに、蓄電電力が給電装置10
へ逆流することを防止する第2のダイオード素子406
と、給電電力の電圧を検出し、その検出した電圧に応じ
た電圧検出信号を出力する電圧検出回路20と、時間に
より給電電力を、昇圧回路50または蓄電器403また
は駆動回路404のみに供給する第1の状態と、電圧検
出回路20のみに供給する第2の状態の2つの状態をと
ることができる電力制御手段である切替回路40と、電
圧検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を昇圧回路50に
出力する昇圧倍率制御回路401と、間欠パルス信号を
出力する間欠パルス発生回路403と、を備えている。
【0024】上記構成の電子機器400によれば、切替
回路40は間欠パルスに応じて前記第1の状態と前記第
2の状態を切り替える。さらに、電圧検出回路20は、
間欠パルスを受けることで切替回路40が前記第1の状
態にあることを知り、前記第1の状態になるたびに電圧
検出動作を行い、そのつど検出される電圧に応じた電圧
検出信号を出力し直す。そして、昇圧回路50は昇圧倍
率制御信号に応じて昇圧倍率を変える。なお、ダイオー
ド素子406は、給電装置10の給電電力の電圧が蓄電
器403の電圧の2倍近くある場合、つまり、給電電力
を昇圧回路50を介して蓄電器403に充電するより
も、蓄電器403に直接蓄電した方が蓄電効率が良い場
合に、給電電力を蓄電器403に蓄電するために設けら
れている。
【0025】上記構成で、切替回路40がなく、電圧検
出回路20が給電装置10の給電電力を、昇圧回路5
0、蓄電器403、または、駆動回路404に消費させ
たままで、給電電力の電圧を検出しようとする場合に
は、給電電力の電圧が低下することとなる。給電電力が
少しでも低下してしまうと、電圧検出回路20は給電電
力の電圧を検出できなくなる。さらに、給電装置10の
内部抵抗が高く、蓄電器403の蓄電抵抗が低く、昇圧
回路50の昇圧電力の発生能力は高い場合には、給電装
置の給電電力の電圧は、蓄電器403の電圧を昇圧回路
50の昇圧倍率で割った電圧に固定されてしまい、その
際の電圧は、給電装置10の給電能力に応じた電圧にな
らない。つまり、電圧検出回路20が、前記給電電力の
電圧を検出しできても、その電圧からは、給電装置10
の給電能力は把握できない。従って、電圧検出回路20
の出力する電圧検出信号が出力できなかったり、出力で
きたとしても、給電能力に応じた電圧検出信号ではない
ので、昇圧倍率制御回路401は、給電能力に応じた昇
圧倍率制御信号が出力できなくなり、給電能力に応じ、
しかも、蓄電器403の蓄電に最適な昇圧回路50の昇
圧倍率が設定できなくなる。その結果、給電装置10の
給電電力を効率良く蓄電器403に蓄電できなくなり、
長時間動作ができないといった不具合が発生していた。
【0026】しかし、図4で示す本発明の電子機器40
0においては、切替え装置を備える構成としたことによ
り、給電装置10の給電電力の電圧が、昇圧回路50、
蓄電器403、または、駆動回路404で消費されない
状態、つまり、給電電力の電圧が上昇した状態で、電圧
検出回路20が給電電力の電圧を検出することができ
る。しかも、その検出した電圧は給電装置10の給電能
力に正確に対応する電圧である。従って、給電装置10
の給電電力がある程度まで低下しても、電圧検出回路2
0は、給電電力の電圧を検出できる様になることはもち
ろんのこと、給電装置10の給電能力に応じた電圧検出
信号を出力することができるので、昇圧倍率制御回路4
01が、給電能力に応じた昇圧倍率制御信号を出力でき
るようになり、昇圧回路50が給電能力に応じ、しか
も、蓄電器403の蓄電に最適な昇圧倍率を設定できる
ようになる。その結果、給電装置10の給電電力を効率
良く蓄電器403に蓄電できるようになり、上記構成の
本発明の電子機器400は、長時間動作が可能になる。
【0027】なお、上記した、給電電力に応じ、しか
も、蓄電器の蓄電に最適な昇圧倍率の求めかたは、給電
装置10の等価回路、昇圧回路50の昇圧方式、蓄電器
403の種類、あるいは、ダイオード素子405の順方
向ドロップ電圧によって変わってしまう。例えば、給電
装置10が熱電変換素子で、昇圧回路50が容量とスイ
ッチ手段で構成されるスイッチドキャパシタ方式で、蓄
電器403は充電抵抗の低いLi系の2次電池で、ダイ
オード素子405は順方向ドロップ電圧の非常に低いシ
ョットキーバリアードタイプとした場合では、ダイオー
ド素子によるドロップ電圧を無視して、電圧検出回路2
0で検出した給電電力の電圧に昇圧倍率をかけて求めた
電圧と、蓄電器403の電圧を2倍した電圧とが同じに
なるように昇圧倍率を設定することが、もっとも理想的
である。
【0028】また、切替回路40が前記第1の状態にな
っている時間は極力短く、前記第1の状態になる間隔は
長ければ長いほど、蓄電器403へ蓄電している時間が
長くとれるので、蓄電効率は良くなる。しかし、これら
の条件は、給電装置10の給電能力や、給電電力の変動
具合によって、最適に設定しなくてはならない。また、
図4で示した本発明の構成において、給電装置10を発
電器、駆動回路404を時計駆動回路として、電子機器
400を腕時計に採用することにより、発電電力を効率
良く蓄電器に蓄電することができるようになるので、長
時間動作可能な発電電力で動作する腕時計が実現でき
る。また、動作時間を今までと同じにするならは、発電
器を小型、軽量化することができ、その分、小型で軽量
な発電電力で動作する腕時計が実現できる。
【0029】さらに、切替回路40は、上記したような
機能を持つものに限定する必要はなく、給電装置10の
給電電力を電圧検出回路20にのみ消費させる様にする
機能を持つものであればどのような物でも良い。例え
ば、蓄電器403への給電電力の供給をカットし、昇圧
回路50と駆動回路404の動作を停止することで、昇
圧回路50と駆動回路404で給電電力を消費させない
ようにする様な回路でも良い。 (実施例5)本発明の実施例5に係わる電子機器の概略
ブロック図を図5に示す。図5のように、電子機器50
0は、時間により給電電力や給電電力の電圧が変動する
給電装置10と、給電装置10の給電電力の電圧を昇圧
し、昇圧電力を出力する昇圧回路50と、給電電力や昇
圧電力を蓄電電力として蓄電する蓄電器403と、給電
電力、昇圧電力、または、蓄電電力で駆動する駆動回路
404と、昇圧電力を蓄電器403または駆動回路40
4に供給するとともに、蓄電電力が昇圧回路50の出力
へ逆流することを防止するダイオード素子501と、給
電電力を昇圧回路50を介さずに昇圧回路50の出力に
供給するとともに、昇圧電力が給電装置10へ逆流する
ことを防止するダイオード素子502と、給電電力の電
圧を昇圧回路50で昇圧した昇圧電圧を検出し、その検
出した電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出回
路20と、時間により、昇圧電力または給電電力を、昇
圧回路50、蓄電器403、あるいは、駆動回路404
のみに供給する第1の状態と、電圧検出回路20のみに
供給する第2の状態の2つの状態をとることができる電
力制御手段である切替回路40と、電圧検出信号に応じ
た昇圧倍率制御信号を昇圧回路50に出力する昇圧倍率
制御回路410と、間欠パルス信号を出力する間欠パル
ス発生回路402と、を備えている。
【0030】上記構成の電子機器500において、切替
回路40は間欠パルスに応じて前記第1の状態と前記第
2の状態を切り替える。さらに、電圧検出回路20は、
間欠パルスを受けることで、切替回路40が前記第1の
状態にあることを知り、前記第1の状態になるたびに電
圧検出動作を行い、そのつど検出される電圧に応じた電
圧検出信号を出力し直す。そして、昇圧回路50は昇圧
倍率制御信号に応じて昇圧倍率を変える。なお、ダイオ
ード素子502は、給電装置10の給電電力の電圧が蓄
電器403の電圧の2倍近くある場合、つまり、給電電
力を昇圧回路50を介して蓄電器403に充電するより
も、蓄電器403に直接蓄電した方が蓄電効率が良い場
合に、給電電力を直接的に蓄電器502に蓄電するため
に設けられている。
【0031】上記構成において、もし、切替回路40が
ない構成では、昇圧回路50の昇圧電力を電圧検出回路
20で検出する場合、蓄電器403の蓄電抵抗が低い
と、昇圧回路50の昇圧電力の電圧は蓄電器403の電
圧にダイオード素子501の順方向ドロップ電圧を加え
た値近くに固定されてしまい、その際の昇圧電力の電圧
は給電装置10の給電能力に応じた昇圧電力の電圧にな
らない。つまり、電圧検出回路20が昇圧電力の電圧を
検出できても、その電圧から給電装置10の給電能力を
把握することができない。従って、電圧検出回路20の
出力する電圧検出信号が出力できても、給電能力に応じ
た電圧検出信号ではないので、昇圧倍率制御回路401
は、給電能力に応じた昇圧倍率制御信号が出力できなく
なり、給電能力に応じ、しかも、蓄電器403の蓄電に
最適な昇圧回路50の昇圧倍率が設定できなくなる。そ
の結果、給電装置10の給電電力を効率良く蓄電器40
3に蓄電できなくなり、長時間動作ができないといった
不具合が発生してしまう。
【0032】そこで、図5で示すように、切替回路40
を設けることにより、昇圧回路50の昇圧電力が、蓄電
器403または駆動回路404で消費されない状態とす
ることができるので、その際の昇圧電力の電圧は、蓄電
器403の電圧または駆動回路404の消費電力に左右
されることがないので、昇圧電力と関係した電圧とな
る。しかも、その昇圧電力の電圧は、給電電力と関係し
ている。つまり、電圧検出回路20が検出した昇圧電力
の電圧は、給電装置10の給電能力に応じた電圧であ
る。従って、電圧検出回路20は、給電装置10の給電
能力に応じた、電圧検出信号を出力することができるの
で、昇圧倍率制御回路401が、給電能力に応じた昇圧
倍率制御信号を出力できるようになり、昇圧回路50が
給電能力に応じ、しかも、蓄電器403の蓄電に最適な
昇圧倍率を設定できるようになる。その結果、給電装置
10の給電電力を効率良く蓄電器403に蓄電できるよ
うになり、上記構成の本発明の電子機器500は、長時
間動作が可能になる。
【0033】なお、上記した、給電電力に応じ、しか
も、蓄電器403の蓄電に最適な昇圧倍率の求めかた
は、給電装置10の等価回路、昇圧回路50の昇圧方
式、蓄電器403の種類、あるいは、ダイオード素子4
05の順方向ドロップ電圧によって変わってしまう。例
えば、給電装置10が熱電変換素子で、昇圧回路50が
容量とスイッチ手段で構成されるスイッチドキャパシタ
方式で、蓄電器403は充電抵抗の低いLi系の2次電
池で、ダイオード素子405は順方向ドロップ電圧の非
常に低いショットキーバリアードタイプとした場合で
は、電圧検出回路20で検出した電圧は昇圧回路50の
昇圧電力が全く消費されていないので、給電装置10の
給電電圧が全く消費されていないときの電圧に昇圧倍率
をかけた値となる関係がある。その関係にもとづき、電
圧検出回路20で検出した昇圧電力の電圧を昇圧倍率で
割って求めた電圧と設定する昇圧倍率とをかけて得られ
た電圧が、蓄電器403の電圧を2倍した電圧と同じに
なるような昇圧倍率がもっとも理想的である。また、上
記した昇圧回路50の昇圧倍率の設定方法以外の設定方
法でも、本発明を利用することにより、昇圧回路50の
昇圧倍率がうまく設定できることは言うまでもない。例
えば、切替回路40が前記第2の状態の時に、昇圧回路
50の昇圧倍率を徐々に上げていき、昇圧電力の電圧が
畜電器403の電圧を2倍した電圧以上になったら、即
その際の昇圧倍率に固定する方法、あるいは、切替回路
40が前記第2の状態の際の前記昇圧電力の電圧を検出
し、この検出した電圧が蓄電器403の電圧を2倍した
電圧に比較して以上か未満かを判断し、以上であれば昇
圧倍率を徐々に下げていき、未満になった時点の昇圧倍
率に固定し、また、未満であれば昇圧倍率を徐々に上げ
ていき、以上になった時点で昇圧倍率を固定する方法、
等でも昇圧倍率が最適に設定できる。
【0034】さらに、切替回路40が前記第1の状態に
なっている時間は極力短く、前記第1の状態になる間隔
は長ければ長いほど、蓄電器403へ蓄電している時間
が長くとれるので蓄電効率は良くなる、が、これらの条
件は、給電装置10の給電能力や、給電電力の変動具合
によって、最適に設定しなくてはならない。また、図5
で示した本発明の電子機器500において、給電装置1
0に発電器を、駆動回路404に時計駆動回路を用いて
腕時計に採用することにより、発電電力を効率良く蓄電
器に蓄電することができるようになるので、長時間動作
可能な発電電力で動作する腕時計が実現でき、また、動
作時間が今までと同じでよいならは、発電器を小型、軽
量化できる分、小型で軽量な発電電力で動作する腕時計
が実現できる。
【0035】ここで、切替回路40は、上記した機能を
持つものに限るものではなく、給電装置10の給電電力
を電圧検出回路20にのみ消費させる様にする機能を持
つものであればどのような物でも良い。例えば、蓄電器
403への給電電力の供給をカットし、昇圧回路50と
駆動回路404の動作を停止することで、昇圧回路50
と駆動回路404で給電電力を消費させないようにする
様な回路でも良い。また、電圧検出回路20が検出する
昇圧回路50で昇圧された昇圧電圧は、昇圧回路50の
出力からの昇圧電圧でも良いが、昇圧回路50が給電装
置10の給電電力の電圧より高く、昇圧回路50の出力
に発生する昇圧電圧よりも低い中間昇圧電圧を出力でき
る構成であれば、前記中間昇圧電圧でも良い。 (実施例6)図6に本発明の実施例6に係わる電子機器
の概略ブロック図を示す。図6に示すように、電子機器
600は、時間により給電電力や給電電力の電圧が変動
する給電装置10と、給電装置10の給電電力の電圧を
昇圧し昇圧電力を出力する昇圧回路50と、給電電力や
昇圧電力を蓄電電力として蓄電する蓄電器403と、給
電電力、昇圧電力、または、蓄電電力により駆動する駆
動回路404と、昇圧電力を蓄電器403または駆動回
路404に供給するとともに、蓄電電力の昇圧回路50
の出力への逆流を防止するダイオード素子601と、給
電電力を昇圧回路50を介さずに蓄電器403ないし駆
動回路404に供給するとともに、蓄電電力が給電装置
10へ逆流することを防止するダイオード素子602
と、給電電力の電圧を昇圧回路50で昇圧した昇圧電圧
を検出し、その検出した電圧に応じた電圧検出信号を出
力する電圧検出回路20と、電圧検出信号に応じた昇圧
倍率制御信号を昇圧回路50に出力する昇圧倍率制御回
路401と、間欠パルス信号を出力する間欠パルス発生
回路402と、を備えている。
【0036】上記構成の電子機器600において、昇圧
倍率制御回路20は、間欠パルスに応じて昇圧倍率を、
電圧検出信号によらない2倍程度の低倍率で固定する昇
圧倍率制御信号を出力する第1の状態と、電圧検出信号
に応じた昇圧倍率制御信号を出力する第2の状態をと
る。さらに、電圧検出回路20は、間欠パルスを受ける
ことで昇圧倍率制御回路401が前記第1の状態にある
ことを知り、前記第1の状態になるたびに電圧検出動作
を行い、そのつど検出される電圧に応じた電圧検出信号
を出力し直す。そして、昇圧回路50は昇圧倍率制御信
号に応じて昇圧倍率を変える。なお、ダイオード素子6
02は、給電装置10の給電電力の電圧が蓄電器403
の電圧の2倍近くある場合。つまり、給電電力を昇圧回
路50を介して蓄電器403に充電するよりも、蓄電器
403に直接蓄電した方が蓄電効率が良い場合に、給電
電力を直接的に蓄電器403に蓄電するために設けた。
【0037】上記構成において、前記第1の状態の時の
昇圧倍率制御信号で制御する昇圧回路50の倍率は、そ
の際の昇圧電力の電圧が電圧検出回路20の最低検出電
圧以上で、蓄電器403の電圧にダイオード素子601
の順方向ドロップ電圧をたした値の電圧以下となるよう
に設定する必要がある。このように設定することによ
り、前記第1の状態で、電圧検出回路20は前記第1の
状態の時の昇圧電力の電圧を検出でき、さらに、この検
出した昇圧電力の電圧は昇圧電力が蓄電器403に供給
されていなく、さらに、駆動回路404に消費されてい
ない状態で検出できるので、蓄電器403の電圧や駆動
回路404の消費電力に左右されない。つまり、今まで
も述べてきたように、昇圧電力に応じた電圧であり、さ
らに給電電力にも応じた電圧である。よって、電圧検出
回路20が検出した昇圧電力の電圧は給電装置10の給
電能力に応じた電圧である。従って、電圧検出回路20
は、給電装置10の給電能力に応じた電圧検出信号を出
力することができるので、昇圧倍率制御回路401が給
電能力に応じた昇圧倍率制御信号を出力できるようにな
る。つまり、昇圧回路50が給電能力に応じ、しかも、
蓄電器403の蓄電に最適な昇圧倍率を設定できるよう
になる。その結果、給電装置10の給電電力を効率良く
蓄電器403に蓄電できるようになり、上記構成の本発
明の電子機器600は、長時間動作が可能になる。
【0038】なお、上記した前記給電電力に応じ、しか
も、蓄電器403の蓄電に最適な昇圧倍率の求めかた
は、給電装置10の等価回路、昇圧回路50の昇圧方
式、蓄電器403の種類、あるいは、ダイオード素子4
05の順方向ドロップ電圧によって変わってしまう。例
えば、給電装置10が熱電変換素子で、昇圧回路50が
容量とスイッチ手段で構成されるスイッチドキャパシタ
方式で、蓄電器403は充電抵抗の低いLi系の2次電
池で、ダイオード素子405は順方向ドロップ電圧の非
常に低いショットキーバリアードタイプとした場合に
は、電圧検出回路20で検出した電圧は昇圧回路50の
昇圧電力が全く消費されていないので、給電装置10の
給電電圧が全く消費されていないときの電圧に昇圧倍率
をかけた値となる関係がある。その関係にもとづき、電
圧検出回路20で検出した昇圧電力の電圧をその際の昇
圧倍率で割って求めた電圧に昇圧倍率をかけた電圧が、
蓄電器403の電圧を2倍した電圧と同じになるように
昇圧倍率を設定することがもっとも理想的である。
【0039】さらに、昇圧倍率制御回路401が前記第
1の状態になっている時間は極力短く、前記第1の状態
になる間隔は長ければ長いほど、蓄電器403へ蓄電し
ている時間が長くとれるので蓄電効率は良くなるが、こ
れらの条件は、給電装置10の給電能力や、給電電力の
変動具合によって、最適に設定しなくてはならない。ま
た、図6で示した本発明の電子機器600を、給電装置
10を発電器、駆動回路404を時計駆動回路として腕
時計に採用することにより、発電電力を効率良く蓄電器
に蓄電することができるようになるので、長時間動作可
能な発電電力で動作する腕時計が実現でき、今までと動
作時間が同じならは、発電器を小型、軽量化できる分、
小型で軽量な発電電力で動作する腕時計が実現できる。
【0040】さらに、電圧検出回路20が検出する昇圧
回路50で昇圧された電圧は、昇圧回路50の出力から
の昇圧電圧でも良いが、昇圧回路50給電装置10の給
電電力の電圧より高く、昇圧回路50の出力に発生する
昇圧電圧よりも低い中間昇圧電圧を出力できる構成であ
れば、前記中間昇圧電圧でも良い。上述した実施例にお
いて、電圧検出回路への入力がハイインピーダンスであ
るほど、電圧検出回路20は電力を正確に把握できるの
で、前記入力はハイインピーダンスであるほど良い。ま
た、給電装置10は、時間により給電能力や給電電力の
電圧が変わるものであればどのような物でもよいが、特
に、小型化、軽量化により、発電電力やその電圧が低下
してしまう熱電変換素子を用いる場合に本発明は非常に
有効である。また、昇圧回路50はどのような昇圧方式
でも良いが、小型、軽量で、しかも高効率な、スイッチ
と容量で構成したスイッチドキャパシタ方式が良い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、発電器等の時間により
給電電力ないし給電電力の電圧が変動する給電装置の給
電電力で動作する電子機器において、電子機器を小型、
軽量化することにより、給電装置の給電能力が低く、給
電電力の電圧が低下してしまっても、給電電力があるこ
とを検出することができるので、給電装置からすこしで
も給電電力が出力されれば、それに応じて負荷回路等を
制御できるようになる。さらに、給電装置の給電能力も
把握することができるので、給電能力に応じて負荷回路
等を制御できるようになる。
【0042】そして、さらに、給電電力の電圧が低く
て、給電電力では駆動回路を駆動できない場合、昇圧回
路で給電電力を駆動回路を駆動できる電圧以上に昇圧し
た昇圧電力で駆動回路を駆動し、さらに、余った昇圧電
力を蓄電器に蓄電ておく。そして、給電電力がなくな
り、これにより昇圧電力もなくなった場合に、蓄電器に
蓄電しておいた蓄電電力で駆動回路を動作させる機構の
電子機器においては、上述したように、給電装置の給電
能力を把握することができるので、給電装置の給電能力
に応じ、さらに、蓄電器に蓄電するのに最適な昇圧倍率
に昇圧回路を設定できる。つまり、給電電力を効果的に
蓄電器に蓄電できるので、上記構成の電子機器を長時間
動作化できる。または、動作時間を同じにした場合は、
給電装置を小型、軽量化できる分、上記構成の電子機器
を小型、軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施例2を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の実施例3を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図4】本発明の実施例4を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施例5を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施例6を示す電子機器の概略ブロッ
ク図である。
【図7】従来の電子機器を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
10・・・給電装置 20・・・電圧検出回路 30・・・負荷回路 40・・・切替回路 50・・・昇圧回路 100、200、300、400、500、600、7
00・・・電圧検出回路 301、405、406、501、502、601、6
02・・・ダイオード素子 401・・・昇圧倍率制御回路 402・・・間欠パルス発生回路 403・・・蓄電器 404・・・駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇都宮 文靖 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 株 式会社エスアイアイ・アールディセンター 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給電力が時間とともに変わる給電装置
    と、 前記供給電力の電圧を上昇させる電圧上昇手段と、 前記電圧上昇手段で上昇させた前記供給電力の電圧を検
    出し、電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、 前記供給電力で動作するとともに、前記電圧検出信号に
    応じて駆動状態を変化する負荷回路と、を備えることを
    特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電圧上昇手段は、前記供給電力の電
    圧を上昇させるために前記供給電力を前記負荷回路に消
    費させない手段であることを特徴とする請求項1記載の
    電子機器。
  3. 【請求項3】 前記電圧上昇手段は、前記供給電力の電
    圧を上昇させる昇圧回路であることを特徴とする請求項
    1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 供給電力が時間とともに変わる給電装置
    と、 前記供給電力の電圧を昇圧して昇圧電力を発生する昇圧
    回路と、 前記供給電力または前記昇圧電力で動作する負荷回路
    と、 前記供給電力または前記昇圧電力を前記負荷回路に消費
    させるかどうかを制御する電力制御手段と、 前記電力制御手段が前記負荷回路に前記供給電力または
    前記昇圧電力を消費させない状態の時に、前記昇圧電力
    の電圧を検出するとともに、該電圧に応じた電圧検出信
    号を出力する電圧検出回路と、を備えることを特徴とす
    る電子機器。
  5. 【請求項5】 供給電力が時間とともに変わる給電装置
    と、 前記供給電力の電圧を昇圧して昇圧電力を発生させる昇
    圧回路と、逆流防止手段と、 前記昇圧電力または前記逆流防止手段を介して供給され
    る前記供給電力を、蓄電電力として蓄電する蓄電器と、 前記供給電力、前記昇圧電力、または、前記蓄電電力に
    より駆動する駆動回路と、 前記昇圧回路ないし前記駆動回路に前記供給電力を消費
    させるかどうか制御するとともに、前記供給電力を前記
    蓄電器に蓄電させるかどうか制御する電力制御手段と、 前記電力制御手段が、前記供給電力を前記昇圧回路ない
    し前記駆動回路に消費させない状態の時、および、前記
    供給電力を前記蓄電器に蓄電させない状態の時に、前記
    供給電力の電圧を検出し、該電圧に応じた電圧検出信号
    を出力する電圧検出回路と、 前記電圧検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を発生する
    昇圧倍率制御回路と、を備え、 前記昇圧回路が前記昇圧倍率制御信号に応じて昇圧倍率
    を変化させることを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 供給電力が時間とともに変わる給電装置
    と、 前記供給電力の電圧を昇圧して昇圧電力を発生する昇圧
    回路と、逆流防止手段と、 前記昇圧電力または前記逆流防止手段を介して供給され
    る前記供給電力を、蓄電電力として蓄電する蓄電器と、 前記供給電力、前記昇圧電力、または、前記蓄電電力で
    駆動する駆動回路と、前記供給電力または前記昇圧電力
    を前記駆動回路に消費させるかどうか制御するととも
    に、前記供給電力または前記昇圧電力を前記蓄電器に蓄
    電させるかどうか制御する電力制御手段と、 前記昇圧電力を前記駆動回路に消費させない状態の時
    に、または、前記昇圧電力を前記蓄電器に蓄電させない
    状態の時に、前記昇圧電力の電圧を検出し、該電圧に応
    じた電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、 前記電圧検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を発生する
    昇圧倍率制御回路と、を備え、 前記昇圧回路は前記昇圧倍率制御信号に応じて昇圧倍率
    を変化させることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 供給電力が時間とともに変わる給電装置
    と、 前記供給電力の電圧を昇圧して昇圧電力を発生する昇圧
    回路と、 逆流防止手段と、 前記逆流防止手段を介して供給される前記供給電力ない
    し前記昇圧電力を蓄電電力として蓄電する蓄電器と、 前記供給電力、前記昇圧電力、または、前記蓄電電力で
    駆動する駆動回路と、前記昇圧電力の電圧を検出し、該
    電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、 前記電圧検出信号に応じた昇圧倍率制御信号を発生する
    昇圧倍率制御回路と、を備え、 前記昇圧回路は前記昇圧倍率制御信号に応じて昇圧倍率
    を変化させ、前記昇圧倍率制御回路は、前記電圧検出信
    号に応じた前記昇圧倍率制御信号を出力する第1の状態
    と、前記第1の状態での前記昇圧倍率以下の前記昇圧倍
    率となるような前記昇圧倍率制御信を出力する第2の状
    態があり、前記電圧検出回路は、前記第2の状態のとき
    のみ、前記昇圧電力の電圧を検出して、該電圧に応じた
    電圧検出信号を出力することを特徴とする電子機器。
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