JPH11328724A - ３次元光メモリ - Google Patents
３次元光メモリInfo
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- JPH11328724A JPH11328724A JP10135307A JP13530798A JPH11328724A JP H11328724 A JPH11328724 A JP H11328724A JP 10135307 A JP10135307 A JP 10135307A JP 13530798 A JP13530798 A JP 13530798A JP H11328724 A JPH11328724 A JP H11328724A
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- JP
- Japan
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- recording
- layer
- mark
- optical memory
- sample servo
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0908—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
-
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0938—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following servo format, e.g. guide tracks, pilot signals
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多層記録におけるフォーカシングが容易な３
次元光メモリを提供する。 【解決手段】 光ディスク２の３次元方向（即ち「厚さ
方向」又は「深さ方向」）の各層の記録面の夫々に、二
つのマーク部１１ａ、１１ｂを光ディスク２の周方向の
データ記録トラックを中央に挟んで厚さ方向にずれた千
鳥状に配置してなるサンプルサーボマーク１１を記録す
る。特に、二つのマーク部１１ａ、１１ｂの厚さ方向の
位置の差を合計した値を光ヘッドからの光ビームの焦点
深度よりも大きくすることで、光ビームの焦点に変動が
生じても確実に各マーク部からの反射光の強度に違いが
現れるので、サンプルサーボマークを確実に検出でき
る。
次元光メモリを提供する。 【解決手段】 光ディスク２の３次元方向（即ち「厚さ
方向」又は「深さ方向」）の各層の記録面の夫々に、二
つのマーク部１１ａ、１１ｂを光ディスク２の周方向の
データ記録トラックを中央に挟んで厚さ方向にずれた千
鳥状に配置してなるサンプルサーボマーク１１を記録す
る。特に、二つのマーク部１１ａ、１１ｂの厚さ方向の
位置の差を合計した値を光ヘッドからの光ビームの焦点
深度よりも大きくすることで、光ビームの焦点に変動が
生じても確実に各マーク部からの反射光の強度に違いが
現れるので、サンプルサーボマークを確実に検出でき
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体に多層にデー
タを記録する３次元光メモリに関する。
タを記録する３次元光メモリに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、光ディスク、光カード、光テープ
では単層の記録が行われているが、最近になって厚さ
（深さ）方向へ多層に記録面を増し、記録容量を２倍、
３倍、・・・とする方法も考察されている。図５は、従
来の単層記録に使われている追記形の光ヘッド２０の例
として概略構成を示す図である。この図において、光ヘ
ッド２０は、半導体レーザー２１、コリメータレンズ２
２、偏向ビームスプリッタ２３、λ／４板２４、集光レ
ンズ２５、２８、集光レンズアクチュエータ２６、ハー
フミラー２７、２分割検出器２９、３１、信号増幅器３
０、３２、３３で構成される。光ヘッド２０は、半導体
レーザー２１の出力を集光して光ディスク３０の面上に
照射するもので、再生時には一定の強度の光ビームを出
力し、記録時には記録データで強度変調した光ビームを
出力する。通常は１次元スキャニングステージ上に載
り、前記スキャニングステージに対して垂直方向に回転
する光ディスク３０に対して光ビームを２次元的に走査
する。
では単層の記録が行われているが、最近になって厚さ
（深さ）方向へ多層に記録面を増し、記録容量を２倍、
３倍、・・・とする方法も考察されている。図５は、従
来の単層記録に使われている追記形の光ヘッド２０の例
として概略構成を示す図である。この図において、光ヘ
ッド２０は、半導体レーザー２１、コリメータレンズ２
２、偏向ビームスプリッタ２３、λ／４板２４、集光レ
ンズ２５、２８、集光レンズアクチュエータ２６、ハー
フミラー２７、２分割検出器２９、３１、信号増幅器３
０、３２、３３で構成される。光ヘッド２０は、半導体
レーザー２１の出力を集光して光ディスク３０の面上に
照射するもので、再生時には一定の強度の光ビームを出
力し、記録時には記録データで強度変調した光ビームを
出力する。通常は１次元スキャニングステージ上に載
り、前記スキャニングステージに対して垂直方向に回転
する光ディスク３０に対して光ビームを２次元的に走査
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録媒体の
厚さ方向へ多層に記録面を増す多層記録方式では、フォ
ーカス面が光軸方向に複数であるので、焦点距離の移動
幅が非常に大きくなり、従来の一般的な単層のフォーカ
シング（フォーカス合わせ）形態が適用できないという
問題点がある。
厚さ方向へ多層に記録面を増す多層記録方式では、フォ
ーカス面が光軸方向に複数であるので、焦点距離の移動
幅が非常に大きくなり、従来の一般的な単層のフォーカ
シング（フォーカス合わせ）形態が適用できないという
問題点がある。
【０００４】そこで本発明は、多層記録におけるフォー
カシングが容易な３次元光メモリを提供することを目的
としている。
カシングが容易な３次元光メモリを提供することを目的
としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明による３次元光メモリは、記録媒体の厚さ方向にデ
ータ記録トラックよりなる複数の記録面が設けられ、各
層の記録面にフォーカス合わせ用のサンプルサーボマー
クが設けられた構成とする。各層の記録面にサンプルサ
ーボマークを設けることにより、各層の記録面を正確に
捉らえることができ、多層記録におけるフォーカシング
を容易に行える。
発明による３次元光メモリは、記録媒体の厚さ方向にデ
ータ記録トラックよりなる複数の記録面が設けられ、各
層の記録面にフォーカス合わせ用のサンプルサーボマー
クが設けられた構成とする。各層の記録面にサンプルサ
ーボマークを設けることにより、各層の記録面を正確に
捉らえることができ、多層記録におけるフォーカシング
を容易に行える。
【０００６】特に、サンプルサーボマークを少なくとも
二つのマーク部で構成し、これらマーク部が記録媒体の
厚み方向にデータ記録トラックを挟んだ千鳥状態で配置
されることで、サンプルサーボマークの識別が容易にな
る。例えば、マーク部の数を「２」とし、その一方に光
ヘッドの光ビームの焦点位置が合うようにすれば他方に
は焦点位置が合わないので、それぞれの反射光の強度が
異なることになる。この強度の異なる反射光を検出する
ことによって、サンプルサーボマークを容易に識別する
ことができる。光ビームの焦点変動を考慮して、サンプ
ルサーボマークを構成する各マーク部の厚さ方向の位置
の差が光ビームの焦点深度（例えば２〜３μｍ）より大
きくなるようにすると良い。
二つのマーク部で構成し、これらマーク部が記録媒体の
厚み方向にデータ記録トラックを挟んだ千鳥状態で配置
されることで、サンプルサーボマークの識別が容易にな
る。例えば、マーク部の数を「２」とし、その一方に光
ヘッドの光ビームの焦点位置が合うようにすれば他方に
は焦点位置が合わないので、それぞれの反射光の強度が
異なることになる。この強度の異なる反射光を検出する
ことによって、サンプルサーボマークを容易に識別する
ことができる。光ビームの焦点変動を考慮して、サンプ
ルサーボマークを構成する各マーク部の厚さ方向の位置
の差が光ビームの焦点深度（例えば２〜３μｍ）より大
きくなるようにすると良い。
【０００７】各層の記録面のサンプルサーボマークの前
または後のデータ記録トラック上に各記録面により異な
るマークを設けるようにしても良い。このようにするこ
とで、各記録面の識別を容易に行える。図１では、第１
層の記録面を「０」、第２層の記録面を「０，１」、第
３層の記録面を「１，１」で表している。また、例え
ば、前記サンプルサーボマーク及び前記記録媒体の各層
の記録面を示すマークが記録面内のデータ記録トラック
線及びそのトラックの垂直方向線に所定間隔で複数設け
られるようにしても良い。なお、サンプルサーボマーク
は、非点収差法のサンプルとして使用しても良い。
または後のデータ記録トラック上に各記録面により異な
るマークを設けるようにしても良い。このようにするこ
とで、各記録面の識別を容易に行える。図１では、第１
層の記録面を「０」、第２層の記録面を「０，１」、第
３層の記録面を「１，１」で表している。また、例え
ば、前記サンプルサーボマーク及び前記記録媒体の各層
の記録面を示すマークが記録面内のデータ記録トラック
線及びそのトラックの垂直方向線に所定間隔で複数設け
られるようにしても良い。なお、サンプルサーボマーク
は、非点収差法のサンプルとして使用しても良い。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図１は本発明による３次元光メモリ
の一実施形態を示す概念図である。この実施形態の３次
元光メモリ１では、記録媒体として光ディスク２を用い
たものであり、その光ディスク２の３次元方向（即ち
「厚さ方向」又は「深さ方向」）に３つの記録面が設け
られたものとしている。そして、各記録面には回転速度
検出用のクロック１０と、フォーカス合わせ用のサンプ
ルサーボマーク１１と、各記録面を示すアドレスコード
１２とが記録されている。これらクロック１０、サンプ
ルサーボマーク１１及びアドレスコード１２からなるデ
ータ１５は、図２に示すように、光ディスク２の中心部
分から半径方向に放射状に設けられるとともに、同様の
構成のデータ１５が複数個（例えば１０００個程度）光
ディスク２の周方向に沿って所定間隔毎に設けられてい
る。このデータ１５は工場出荷前に記録される。
を用いて説明する。図１は本発明による３次元光メモリ
の一実施形態を示す概念図である。この実施形態の３次
元光メモリ１では、記録媒体として光ディスク２を用い
たものであり、その光ディスク２の３次元方向（即ち
「厚さ方向」又は「深さ方向」）に３つの記録面が設け
られたものとしている。そして、各記録面には回転速度
検出用のクロック１０と、フォーカス合わせ用のサンプ
ルサーボマーク１１と、各記録面を示すアドレスコード
１２とが記録されている。これらクロック１０、サンプ
ルサーボマーク１１及びアドレスコード１２からなるデ
ータ１５は、図２に示すように、光ディスク２の中心部
分から半径方向に放射状に設けられるとともに、同様の
構成のデータ１５が複数個（例えば１０００個程度）光
ディスク２の周方向に沿って所定間隔毎に設けられてい
る。このデータ１５は工場出荷前に記録される。
【０００９】サンプルサーボマーク１１は、二つのマー
ク部１１ａ、１１ｂからなり、これらは光ディスク２の
周方向のデータ記録トラックを中央に挟んで厚さ方向に
ずれた千鳥状に配置されている。また、これらマーク部
１１ａ、１１ｂの夫々の厚さ方向の寸法は、夫々の長さ
を合計した値が光ヘッドからの光ビームの焦点深度（例
えば２〜３μｍ、図４参照）より大きくなるように決め
られている。マーク部１１ａ、１１ｂの夫々の厚さ方向
の寸法を光ビームの焦点深度より大きくなるように決め
ることで、光ビームの焦点の変動があっても確実に各マ
ーク部１１ａ、１１ｂでの反射光の強度に違いが現れる
ので、サンプルサーボマーク１１を確実に検出すること
ができるようになる。
ク部１１ａ、１１ｂからなり、これらは光ディスク２の
周方向のデータ記録トラックを中央に挟んで厚さ方向に
ずれた千鳥状に配置されている。また、これらマーク部
１１ａ、１１ｂの夫々の厚さ方向の寸法は、夫々の長さ
を合計した値が光ヘッドからの光ビームの焦点深度（例
えば２〜３μｍ、図４参照）より大きくなるように決め
られている。マーク部１１ａ、１１ｂの夫々の厚さ方向
の寸法を光ビームの焦点深度より大きくなるように決め
ることで、光ビームの焦点の変動があっても確実に各マ
ーク部１１ａ、１１ｂでの反射光の強度に違いが現れる
ので、サンプルサーボマーク１１を確実に検出すること
ができるようになる。
【００１０】アドレスコード１２は、光ディスク２の第
１層から第３層の記録面を示すものであり、図１では第
１層を「０」、第２層を「０，１」、第３層を「１，
１」で示している。一方、隣接する二つのデータ１５間
にはデータ１３（図１参照）が書き込まれる。このデー
タ１３は単層の記録方式と同様にトラック１６（図２参
照）上に記録される。この場合、図１では第１層の記録
面にのみデータが記録されているが、実際には図３に示
すように第１層から第３層の各記録面のトラック上に記
録できるようになっている。
１層から第３層の記録面を示すものであり、図１では第
１層を「０」、第２層を「０，１」、第３層を「１，
１」で示している。一方、隣接する二つのデータ１５間
にはデータ１３（図１参照）が書き込まれる。このデー
タ１３は単層の記録方式と同様にトラック１６（図２参
照）上に記録される。この場合、図１では第１層の記録
面にのみデータが記録されているが、実際には図３に示
すように第１層から第３層の各記録面のトラック上に記
録できるようになっている。
【００１１】この実施の形態のように、記録媒体が光デ
ィスク２の場合、サンプルサーボマーク１１及びアドレ
スコード１２が半径方向に且つ光ディスク２の周行方向
に所定間隔で複数設けられるが、記録媒体が光カード又
は光テープの場合には、サンプルサーボマーク１１及び
アドレスコード１２を幅方向に且つ走行方向に所定間隔
で複数設けるようにする。また、サンプルサーボマーク
１１及びアドレスコード１２を必ずしも光ディスク２の
中心部分から半径方向に放射状に連続して設ける必要は
なく、トラック１６の位置にあれば良いので、各トラッ
ク１６の位置に来るように断続して設けるようにしても
良い。この場合、記録媒体が光カード又は光テープの場
合でも同様である。
ィスク２の場合、サンプルサーボマーク１１及びアドレ
スコード１２が半径方向に且つ光ディスク２の周行方向
に所定間隔で複数設けられるが、記録媒体が光カード又
は光テープの場合には、サンプルサーボマーク１１及び
アドレスコード１２を幅方向に且つ走行方向に所定間隔
で複数設けるようにする。また、サンプルサーボマーク
１１及びアドレスコード１２を必ずしも光ディスク２の
中心部分から半径方向に放射状に連続して設ける必要は
なく、トラック１６の位置にあれば良いので、各トラッ
ク１６の位置に来るように断続して設けるようにしても
良い。この場合、記録媒体が光カード又は光テープの場
合でも同様である。
【００１２】この実施の形態の３次元光メモリ１は、図
５の追記形の光ヘッド２０を３次元スキャニングステー
ジ（図示略）に載せることで、データの記録・再生が可
能である。すなわち、各層はサンプルサーボマーク１１
を検出することで識別でき、記録面はアドレスコード１
２で識別することができるので、各層の記録面へのデー
タの記録・再生を行うことができる。また、この実施の
形態の３次元光メモリ１の材料としては、フォトポリマ
ーを利用できるが、更には、硅酸ビスマス（Bi12Si
O20）、ニオブ酸リチウム（LiNbO 3）、チタン酸バリウ
ム（BaTiO3）などのフォトリフラクティブ効果やフォト
クロミック効果を有する材料がより好適である。フォト
リフラクティブ効果を利用する材料では、各データは集
光スポット付近の局所的屈折率変化によって記録され、
再生光学系としては、位相差顕微鏡光学系が使用され
る。なお、サンプルサーボマーク１１をホログラフィッ
ク（アナログ的）露光により形成するようにしても良
い。
５の追記形の光ヘッド２０を３次元スキャニングステー
ジ（図示略）に載せることで、データの記録・再生が可
能である。すなわち、各層はサンプルサーボマーク１１
を検出することで識別でき、記録面はアドレスコード１
２で識別することができるので、各層の記録面へのデー
タの記録・再生を行うことができる。また、この実施の
形態の３次元光メモリ１の材料としては、フォトポリマ
ーを利用できるが、更には、硅酸ビスマス（Bi12Si
O20）、ニオブ酸リチウム（LiNbO 3）、チタン酸バリウ
ム（BaTiO3）などのフォトリフラクティブ効果やフォト
クロミック効果を有する材料がより好適である。フォト
リフラクティブ効果を利用する材料では、各データは集
光スポット付近の局所的屈折率変化によって記録され、
再生光学系としては、位相差顕微鏡光学系が使用され
る。なお、サンプルサーボマーク１１をホログラフィッ
ク（アナログ的）露光により形成するようにしても良
い。
【００１３】このように、この実施の形態では、光ディ
スク２の３次元方向（即ち「厚さ方向」又は「深さ方
向」）の３つの記録面の夫々に、二つのマーク部１１
ａ、１１ｂを光ディスク２の周方向に千鳥状に配置して
なるサンプルサーボマーク１１を記録するようにしたの
で、各層の記録面に対するフォーカシングを容易に行う
ことができる。そして、二つのマーク部１１ａ、１１ｂ
の厚さ方向の位置の差を光ヘッドからの光ビームの焦点
深度よりも大きくしているので、光ビームの焦点に変動
が生じても、確実に各マーク部からの反射光の強度の違
いが現れることから、確実にサンプルサーボマーク１１
を検出することができる。また、サンプルサーボマーク
１１に略隣接させて各層の記録面を示すアドレスコード
も記録しているので、各層の記録面の識別を容易に行う
ことができる。
スク２の３次元方向（即ち「厚さ方向」又は「深さ方
向」）の３つの記録面の夫々に、二つのマーク部１１
ａ、１１ｂを光ディスク２の周方向に千鳥状に配置して
なるサンプルサーボマーク１１を記録するようにしたの
で、各層の記録面に対するフォーカシングを容易に行う
ことができる。そして、二つのマーク部１１ａ、１１ｂ
の厚さ方向の位置の差を光ヘッドからの光ビームの焦点
深度よりも大きくしているので、光ビームの焦点に変動
が生じても、確実に各マーク部からの反射光の強度の違
いが現れることから、確実にサンプルサーボマーク１１
を検出することができる。また、サンプルサーボマーク
１１に略隣接させて各層の記録面を示すアドレスコード
も記録しているので、各層の記録面の識別を容易に行う
ことができる。
【００１４】なお、上記実施の形態では、光ディスク２
に３層の記録面を設けたが、記録面の数に限定はなく任
意である。また、サンプルサーボマーク１１を２つのマ
ーク部１１ａ、１１ｂで構成したが、マーク部の数に限
定はなく任意である。また、形状も方形状に限定される
ものではなく任意である。
に３層の記録面を設けたが、記録面の数に限定はなく任
意である。また、サンプルサーボマーク１１を２つのマ
ーク部１１ａ、１１ｂで構成したが、マーク部の数に限
定はなく任意である。また、形状も方形状に限定される
ものではなく任意である。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録媒体の３次元方向（即ち「厚さ方向」又は「深さ方
向」）の各層の記録面の夫々に、少なくとも二つのマー
ク部を記録媒体の周方向のデータ記録トラックを中央に
挟んで厚さ方向にずれた千鳥状に配置してなるサンプル
サーボマークを記録するようにしたので、各層の記録面
に対するフォーカシングを容易に行うことができる３次
元光メモリを提供することができる。そして、少なくと
も二つのマーク部の厚さ方向の長さを合計した値を光ヘ
ッドからの光ビームの焦点深度よりも大きくするので、
光ビームの焦点に変動が生じても確実に各マーク部から
の反射光の強度に違いが現れ、サンプルサーボマークを
確実に検出することができる。また、サンプルサーボマ
ークに隣接させて各層の記録面を示すアドレスコードも
記録しているので、各層の記録面の識別を容易に行うこ
とができる。
記録媒体の３次元方向（即ち「厚さ方向」又は「深さ方
向」）の各層の記録面の夫々に、少なくとも二つのマー
ク部を記録媒体の周方向のデータ記録トラックを中央に
挟んで厚さ方向にずれた千鳥状に配置してなるサンプル
サーボマークを記録するようにしたので、各層の記録面
に対するフォーカシングを容易に行うことができる３次
元光メモリを提供することができる。そして、少なくと
も二つのマーク部の厚さ方向の長さを合計した値を光ヘ
ッドからの光ビームの焦点深度よりも大きくするので、
光ビームの焦点に変動が生じても確実に各マーク部から
の反射光の強度に違いが現れ、サンプルサーボマークを
確実に検出することができる。また、サンプルサーボマ
ークに隣接させて各層の記録面を示すアドレスコードも
記録しているので、各層の記録面の識別を容易に行うこ
とができる。
【図１】本発明に係る３次元光メモリの実施の形態を示
す概念図である。
す概念図である。
【図２】実施の形態を示す斜視図である。
【図３】光ヘッドからの光ビームの焦点深度とサンプル
サーボマークの厚さ方向の長さの関係を説明する図であ
る。
サーボマークの厚さ方向の長さの関係を説明する図であ
る。
【図４】光ヘッドの概略構成を示す図である。
【図５】従来の単層記録に使われている光ヘッドの概略
構成を示す図である。
構成を示す図である。
１ ３次元光メモリ ２ 光ディスク １０ クロック １１ サンプルサーボマーク １１ａ、１１ｂ マーク部 １２ アドレスコード １６ トラック ２０ 光ヘッド
Claims (6)
- 【請求項１】 記録媒体の厚さ方向にデータ記録トラッ
クよりなる複数の記録面が設けられ、各層の記録面にフ
ォーカス合わせ用のサンプルサーボマークが設けられた
ことを特徴とする３次元光メモリ。 - 【請求項２】 前記記録媒体内の各層の記録面のサンプ
ルサーボマークが、少なくとも二つのマーク部からな
り、これらマーク部が記録媒体の厚み方向にデータ記録
トラックを挟んだ千鳥状態で配置されたことを特徴とす
る請求項１記載の３次元光メモリ。 - 【請求項３】 前記二つのサンプルサーボマークの厚さ
方向の位置の差が、光ヘッドからの光ビームの焦点深度
よりも大きくなっていることを特徴とする請求項２記載
の３次元光メモリ。 - 【請求項４】 前記記録媒体の各層の記録面のサンプル
サーボマークの前または後のデータ記録トラック上に各
記録面により異なるマークが設けられたことを特徴とす
る請求項１〜３のいずれか１項に記載の３次元光メモ
リ。 - 【請求項５】 前記記録媒体の各層の記録面より異なる
マークの夫々が各層の記録面を示すアドレスコードであ
ることを特徴とする請求項４記載の３次元光メモリ。 - 【請求項６】 前記サンプルサーボマーク及び前記記録
媒体の各層の記録面を示すマークが記録面内のデータ記
録トラック線及びそのトラックの垂直方向線に所定間隔
で複数設けられることを特徴とする請求項１〜５のいず
れか１項に記載の３次元光メモリ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10135307A JPH11328724A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ３次元光メモリ |
| US09/311,741 US6341120B1 (en) | 1998-05-18 | 1999-05-14 | Three-dimensional optical memory |
| US09/954,009 US6549509B2 (en) | 1998-05-18 | 2001-09-18 | Three-dimensional optical memory |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10135307A JPH11328724A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ３次元光メモリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11328724A true JPH11328724A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15148671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10135307A Pending JPH11328724A (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | ３次元光メモリ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US6341120B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11328724A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005285251A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Ricoh Co Ltd | 光記録／再生システム |
| JP2009277322A (ja) * | 2008-05-16 | 2009-11-26 | Sony Corp | 光ディスクの初期化装置及び製造方法、並びに初期化用基準盤 |
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