JPH11328147A - Lsi装置 - Google Patents

Lsi装置

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JPH11328147A
JPH11328147A JP10131977A JP13197798A JPH11328147A JP H11328147 A JPH11328147 A JP H11328147A JP 10131977 A JP10131977 A JP 10131977A JP 13197798 A JP13197798 A JP 13197798A JP H11328147 A JPH11328147 A JP H11328147A
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JP
Japan
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circuit
access
test
peripheral circuit
cpu core
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JP10131977A
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Satoru Nakano
哲 中野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CPUと、周辺回路と、を含むLSI装置に対
して、外部からの信号やプログラムを実行させずに、そ
のLSI装置に内蔵される各機能に対する試験を行う。 【解決手段】 LSI装置1に内蔵されているCPUコ
ア2から周辺回路9に対してアクセスを行う代わりに、
試験回路3から周辺回路9に対するアクセスを行う。試
験回路3からのアクセスを行う場合には、CBIU4は
CPUコア2からのアクセスを抑止し、試験回路3から
のみ周辺回路9などにアクセスすることを許可する。C
BIU4は、CPUコア2からの周辺回路9に対するア
クセスと試験回路3からの周辺回路9に対するアクセス
とを双方共許可することもできる。試験回路3の内部テ
ーブル32には、一定の条件が成立した場合にアクセス
を開始するように、アクセスの開始条件であるトリガー
条件が設定される。この内部テーブル32に対する設定
は、CPUコア2から行うこともでき、また、LSI装
置1の外部から行うこともできる。従って、LSI装置
1の内部の各機能に対する詳細な試験ができるようにな
り、LSI装置1の品質を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サと周辺回路とを同一のチップ上に実装したLSI装置
に関する。特に、内部の周辺回路等の試験が容易なLS
I装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサを利用した計算機シ
ステムにおいては、このマイクロプロセッサや周辺回路
を構成する個々の機能を、それぞれ別個のLSI装置で
構成している場合が多い。すなわち、マイクロプロセッ
サのLSI装置や、周辺回路を構成するLSI装置など
を、PCB(基板)に装着することで、全体の計算機シ
ステムが構成されていた。このように、マイクロプロセ
ッサや周辺回路が、それぞれ別個のLSI装置で構成さ
れている計算機システムにおいては、マイクロプロセッ
サに対する試験と、周辺回路に対する試験とを、別個に
行うことができた。すなわち、マイクロプロセッサや周
辺回路という個々の機能に対する試験は、その機能を実
現するLSI装置単体に設けられている各信号線を制御
することにより実施されている。このようにして、その
LSI装置のチップ内部の試験が、各LSI装置毎に実
施されている。
【0003】しかし、近年、半導体集積回路の高集積化
に伴い、マイクロプロセッサだけでなく周辺回路も同一
のチップ上に実装されることが多くなってきた。マイク
ロプロセッサや周辺回路を同一のチップ上に実装するこ
とにより、より計算機システムの小型化が図られてい
る。この結果、各機能が別個のLSI装置で構成されて
いた計算機システムに比べて、個々の機能を実現してい
る個々の回路に対してその信号線を制御して試験を行う
ことはもはや困難になっている。
【0004】その理由は、各機能を構成している回路の
信号線が、そのチップの外部から直接制御することが困
難となっているためである。またこの信号線は、プロセ
ッサの中心構成であるCPUから直接制御をすることも
困難である場合が多い。
【0005】従って、このように複数の機能を実現する
回路が1つのチップ上に実装されているLSI装置に対
する試験は、そのLSI装置の内部にあるCPUなど内
部の信号を制御することができる機能のみに対して行わ
れている。または、チップ外部の信号線を用いて制御す
ることができるLSI装置内部の回路に対してのみ試験
が実施されている。
【0006】以下、CPUを内蔵したLSI装置に関し
て、それぞれの機能を実現している回路に対する試験の
手順について説明する。
【0007】CPUと共に、その周辺回路をも内蔵した
LSI装置の構成ブロック図が図6に示されている。こ
の図において、LSI装置1は、CPUコア2を内蔵し
ている。このCPUコア2は、CPUバスインターフェ
ースユニット(以下、CBIUと呼ぶ場合もある)91
を介して、内部バス6と接続している。また、この内部
バス6には、ダイレクトメモリアクセスコントローラ
(以下、DMACと呼ぶ場合もある)92や、キャッシ
ュ5、メモリ10、周辺回路9が接続されている。さら
に、この内部バス6には外部バスインターフェースユニ
ット(以下、BIUと呼ぶ場合もある)7が接続されて
いる。そして、このBIU7にはこのLSI装置の外部
バス8を介して、外部回路11が接続されている。
【0008】まず、LSI装置1に内蔵されている周辺
回路9に対する試験を行う場合には、このCPUコア2
に所定のプログラムを実行させる。そして、このプログ
ラムの動作により、内部バス6を介して周辺回路9に対
するアクセスを行わせるのである。これによって、周辺
回路9を動作させることにより、試験を行うのである。
【0009】さらに、周辺回路9を試験する方法として
は、このLSI装置1の外部回路11から外部バス8を
介して周辺回路9に対してアクセスを行う方法がある。
周辺回路9によっては、このように外部回路11からの
アクセスによって動作を行う回路もあるためである。
【0010】上で述べたように、CPUコア2にプログ
ラムを実行させることによってこの周辺回路9をアクセ
スする方法においては、CPUコア2がプログラムを実
行する結果として周辺回路9に対するアクセスが行われ
る。従って、そのプログラムを動作させることによっ
て、LSI装置1内部のその他の回路動作が発生してし
まう。例えば、CPUコア2は、プログラムの実行に伴
い、メモリ10の命令領域(プログラムが格納されてい
るメモリ10の領域)を読み込む。さらに、命令やデー
タなどは、適宜、キャッシュ5に格納される。従って、
本来の試験対象である周辺回路9の動作とは直接関係の
ない回路動作がLSI装置1内部で生じてしまう。従っ
て、周辺回路9に対するアクセスをプログラムを用いて
行う場合には、周辺回路9をアクセスするプログラムの
動作によって生じるLSI装置内部の付随的な回路動作
を全て考慮してプログラムを作成する必要がある。
【0011】尚、特開平5−307518号公報には、
データ転送速度を向上させたマイクロプロセッサのバス
インターフェースが示されている。また、特開平4−3
40149号公報には、バス変換モジュールの故障診断
方式が示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の試
験方法においては、CPUコア2が試験用のプログラム
を実行することにより、LSI装置1の内部の各機能の
試験が実施されている。この試験方法を採用する場合に
は、試験内容に応じた動作タイミングや、試験内容に合
致したLSI装置1の内部の条件、等の設定はその試験
プログラムが設定する必要がある。そのためには、プロ
グラム作成者は、常にLSI装置1の内部状態を考慮し
て試験用のプログラムを作成する必要があった。
【0013】さらに、作成したプログラムで設定する試
験条件が正しく設定されたことを確認することが困難で
あった。このため、LSI装置1の内部の機能に対して
詳細に、細かい条件まで設定した上で試験を行うことは
困難な場合が多いという問題があった。
【0014】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、LSI装置1の内部のCPUコア2
と内部バス6の間などにおいて、動作タイミングなどの
詳細な条件を設定することができる試験用の回路をこの
LSI装置1の内部に設け、LSI装置1の内部の機能
に対する詳細な試験を行うことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定のプログ
ラムを実行し、周辺回路をアクセスするCPUコアと、
前記CPUコアがアクセスする前記周辺回路と、前記C
PUコアの代わりに前記周辺回路をアクセスするか、又
は、前記周辺回路の代わりに前記CPUコアからアクセ
スされうる試験回路と、を含むことを特徴とするもので
ある。
【0016】本発明は、前記試験回路は、前記試験回路
が実行するアクセスの種類、及び、前記試験回路が実行
するアクセスのタイミング、を表すパラメータを格納す
る内部テーブル、を含むことを特徴とするものである。
【0017】本発明は、前記試験回路は、前記LSI装
置の内部状態を観察し、この内部状態に基づいて前記試
験回路が実行するアクセスのタイミングを検出するトリ
ガー検出回路と、前記トリガー検出回路が検出したアク
セスのタイミングにおいて、前記周辺回路をアクセスす
るアクセス制御回路と、を含むことを特徴とするもので
ある。
【0018】本発明は、前記試験回路は、前記LSI装
置の外部の回路の状態を観察し、この外部の回路の状態
に基づいて前記試験回路が実行するアクセスのタイミン
グを検出するトリガー検出回路と、前記トリガー検出回
路が検出したアクセスのタイミングにおいて、前記周辺
回路をアクセスするアクセス制御回路と、を含むことを
特徴とするものである。
【0019】本発明は、前記試験回路から前記周辺回路
へのアクセスと、前記CPUコアから前記周辺回路への
アクセスと、を調停するCPUバスインターフェースユ
ニット、を含み、前記CPUバスインターフェースユニ
ットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセスを
許可し、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
を禁止する試験モードを有することを特徴とするもので
ある。
【0020】本発明は、前記試験回路から前記周辺回路
へのアクセスと、前記CPUコアから前記周辺回路への
アクセスと、を調停するCPUバスインターフェースユ
ニット、を含み、前記CPUバスインターフェースユニ
ットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセスを
禁止し、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
を許可する動作モードを有することを特徴とするもので
ある。
【0021】本発明は、前記試験回路から前記周辺回路
へのアクセスと、前記CPUコアから前記周辺回路への
アクセスと、を調停するCPUバスインターフェースユ
ニット、を含み、前記CPUバスインターフェースユニ
ットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセス
と、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセスと、
を共に許可する動作試験モードを有することを特徴とす
るものである。
【0022】本発明は、前記試験回路からの前記周辺回
路へのアクセスと、前記プロセッシングユニットから前
記周辺回路へのアクセスと、を調停するバスインターフ
ェースユニット、を含み、前記バスインターフェースユ
ニットは、前記CPUコアから試験回路へのアクセスを
許可する試験回路アクセスモードを有することを特徴と
するものである。
【0023】本発明は、前記試験回路は、前記周辺回路
に対して試験を目的とするアクセスだけでなく、前記周
辺回路の機能を働かせるためのアクセスも行うことを特
徴とするものである。
【0024】本発明は、前記試験回路は、前記CPUコ
アからのアクセスを受け付け、前記試験回路が、前記C
PUコアに対して前記周辺回路と同様の動作を行い、前
記周辺回路を動作させずに、前記CPUコアのアクセス
動作の試験を行えることを特徴とするものである。
【0025】本発明は、前記内部テーブルには、前記C
PUコアが、前記アクセスの種類、及び、前記アクセス
のタイミングを設定しうることを特徴とするものであ
る。
【0026】本発明は、前記内部テーブルには、本LS
I装置の外部の装置が、前記アクセスの種類、及び、前
記アクセスのタイミングを設定しうることを特徴とする
ものである。
【0027】本発明は、前記試験回路は、前記試験回路
のアクセスによって前記試験回路が読み出したデータ
と、その読み出したデータの期待値と、を比較する比較
回路、を含むものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0029】実施の形態1.本実施の形態は、LSI装
置内部の機能をアクセスする機能として、CPUコア2
と、試験回路3との2つが存在する状況を前提としてい
る。本実施の形態1に係るLSI装置の構成を表すブロ
ック図が図1に示されている。さて、このようにCPU
コア2以外に、試験回路3を設けることによって、内部
の周辺回路9へのアクセスを、CPUコア2にプログラ
ムを実行させること以外の手段で実行できるようにした
ものである。このように、プログラム実行以外で周辺回
路9へのアクセスを行うために、CPUコア2と内部バ
ス6との間のCPUバスインターフェースユニット4を
介して試験回路3を追加したことが、本実施の形態1に
おいて特徴的なことである。
【0030】このような試験回路3を追加することによ
って、周辺回路9やメモリなどのアクセスの制御を、C
PUコア2のプログラム実行によって制御するのではな
く、CPUバスインターフェースユニット4に接続する
上記試験回路3を用いて行っているのである。
【0031】これによって、プログラム実行に伴うLS
I装置内部の環境の変化の試験への影響を排除すること
ができる。その結果、試験結果が試験を行う前のプログ
ラムの実行結果(LSI装置内部の環境)に左右される
ことを防止でき、本実施の形態1によれば安定した試験
の実施を行うことができる。
【0032】また、本実施の形態1においては、この試
験回路3からアクセスするそのアクセスオペレーション
と、オペレーションを実行するトリガーとなるトリガー
条件とを、上記試験回路3内部の内部テーブルに設定し
ている。このトリガー条件等の設定は、CPUコア2が
実行したり、外部回路11が実行することが考えられ
る。試験回路3は、内部テーブルに設定されたトリガー
条件が成立しているか否かを、LSI装置1内部の状況
を監視することによって常に検査している。トリガー条
件が成立した場合には、試験回路3は、予めテーブルに
指定されているオペレーションに従って、CPUバスイ
ンターフェース4を経由し、さらに内部バス6をも経由
してLSI装置1内部の回路に対するアクセスを行う。
このLSI装置1内部の回路とは、周辺回路9やメモリ
10を意味する。この時に、周辺回路9が行うオペレー
ションが、周辺回路9などからデータを読み込む動作、
すなわち読み込みアクセスである場合には、読み込んだ
データを所定の期待値と比較することによってオペレー
ションが正しく行われているか否かを検査することがで
きる。この所定の期待値は、試験回路3内部の上述した
テーブルに予め格納しておくことができる。そして、試
験回路3は、読み込んだデータとこの期待値との比較を
行って、試験の結果を判断することができるのである。
【0033】このように、本発明によれば、試験回路3
がCPUコア2とは独立に周辺回路9などに対するオペ
レーションを実行し、その結果を所定の期待値と比較す
るので、CPUコア2がプログラムを実行することな
く、オペレーションが正しく実行されたか否かを検査す
ることができる。
【0034】さらに、本発明においては、CPUバスイ
ンターフェースユニット4から、試験の対象となる回路
(例えば上述したように周辺回路9等を意味する)に対
してアクセスを行うだけでなく、CPUコア2に対する
アクセスを行うこともできる。
【0035】上で述べた例においてはCPUコア2から
周辺回路9に対してアクセスをする代わりに、CPUバ
スインターフェースユニット4に接続されている試験回
路3から周辺回路9に対してアクセスを行った。
【0036】一方、本実施の形態1においては、この試
験回路3から、CPUコア2自体に対してアクセスを行
わせることも好ましい。このようなアクセスを行わせる
ことによって、LSI装置1内部の回路(周辺回路9や
メモリ10など)からCPUコア2に対するアクセスの
試験を行うことができる。このCPUコア2に対するア
クセスの試験においても、LSI装置1内部の回路の状
態を考慮することなく、利用者が意図する条件の下にア
クセスの試験を行うことができる。
【0037】以上述べたように、本実施の形態によれば
新たに試験回路3をCPUバスインターフェースユニッ
ト4に接続しているので、LSI装置1内部の各種試験
を、利用者が設定する詳細な試験条件の下で実行するこ
とができる。
【0038】本実施の形態の動作についてより詳細に説
明する。
【0039】本実施の形態における周辺回路9をアクセ
スする際の試験方法によれば、CPUコア2が実行する
プログラムによってLSI装置1内部の状態を予測し、
LSI装置1内部の各回路に対してアクセスの条件を決
めるという従来の手法とは異なり、専用の試験回路9を
設けることによって、LSI装置1内部状態を予測する
必要がなくなる。従って、LSI装置1内部の各回路に
対するアクセスの条件を利用者は自由に設定することが
できる。
【0040】また、LSI装置1内部の各周辺回路9に
対するCPUコア2からのアクセスの試験を実施する場
合に、アクセス対象の周辺回路9の状態や、アクセスの
際に利用するLSI装置1内部の各種バスの状態に着目
して、周辺回路9にアクセスし、周辺回路9が正しく動
作することを確認することができる。ここで、「状態に
着目して周辺回路9にアクセス」とは、所定の状態にな
った場合にアクセスを行うことを意味する。
【0041】このようなアクセス動作は、試験回路3の
内部テーブルに、トリガー条件として周辺回路の状態や
内部バスの状態を設定することにより実現される。この
トリガー条件とは、指定された回路やバスが予め指定さ
れている状態になった場合に、テーブルにおいて指定さ
れているオペレーションを開始するような条件である。
このように、指定されたオペレーション及び指定された
トリガー条件の双方は、共に試験回路3の内部のテーブ
ルに予め設定される。なお、オペレーションの指定は、
アクセスの対象である周辺回路9の種類や、アクセス方
向(読み込みであるか、または書き込みであるか)やそ
の際に利用されるデータなどをテーブルに設定すること
により行われる。
【0042】実際のCPUコア2からのアクセス動作
を、CPUコア2の代わりに試験回路3が実行する動作
においては、試験回路3の内部テーブルにトリガー条件
や実行するオペレーションを、CPUコア2や外部の外
部回路11から設定することにより実現される。すなわ
ち、試験の実際の内容は、内部テーブルに格納される。
この格納はCPUコア2などが行う。同様に、トリガー
条件を設定することによって、試験回路3の試験開始条
件(試験が開始される際の動作環境の要件)も設定され
る。この際、CPUコア2からのアクセスを禁止するこ
とによってLSI装置1内部の状態を安定させることが
好ましい。すなわち、本実施の形態においては、原則と
して、試験回路3が動作しアクセスが開始された場合に
は、CPUコア2からのアクセスが禁止されるのであ
る。これによって、試験動作以外の動作を防止すること
ができる。こうして、次に述べるように、動作環境の設
定が完了した後、試験回路3や外部回路11から、試験
対象のLSI装置1内部の周辺回路9に対するアクセス
が開始されるのである。
【0043】このような試験動作自体は、試験回路3の
内部に設けられているテーブルに設定されているトリガ
ー条件やオペレーションに従って順次行われていく。試
験回路3は、試験の対象である周辺回路9に対して、利
用者が所望する状態を設定する。従って、所望の状態を
作るためにCPUコア2から周辺回路9に対してアクセ
スを行う必要がなくなる。
【0044】試験回路3の内部テーブルに設定されてい
る試験のための全てのオペレーションが終了した後、こ
の試験回路13はCPUコア2や外部回路11にその試
験結果を報告する。報告が完了した後は、CPUコア2
から周辺回路9へのアクセス禁止状態が解除され、通常
のLSI装置1の動作状態に復帰する。
【0045】また、試験回路13が動作しており、試験
回路3から周辺回路9に対するアクセスが行われている
いわゆる「試験動作中」においても、CPUコア2から
のアクセスを禁止しないことも考えられる。このように
試験動作中におけるCPUコア2のアクセスを許可する
ことによって、CPUコア2上のプログラムと連動し
て、周辺回路9に対するアクセスを行うことができる。
このような周辺回路9に対するアクセスは、試験目的だ
けでなく、試験以外の目的に応用することもできる。
【0046】さらに、本実施の形態においては、試験回
路3が動作中に、周辺回路9から読み込みオペレーショ
ンを行う場合に、その指定された周辺回路9から読み込
んだデータは、予め内部テーブルに設定されている期待
値と比較される。
【0047】この比較結果(すなわち、試験結果)は、
試験回路3がCPUコア2やLSI装置1の外部の回路
に報告する。ここで、試験回路3がCPUコア2などに
試験結果を報告する際に、その試験回路3の内部にその
まま試験結果を保持することも好ましい。保持された試
験結果は、CPUコア2や外部のCPUコア(LSI装
置1の外部に接続された他のCPUコア)から試験回路
3にアクセスすることによって、そのCPUコア2や外
部CPUコアが試験結果を読み出すように構成すること
も好ましい。さらに、試験回路3の周辺回路9に対する
読み込みオペレーションによって、周辺回路9から試験
回路3へ読み込まれたデータは、内部テーブルに設定さ
れている期待値と比較された後、そのまま廃棄しても良
いし、そのまま試験回路3内に保持することも好まし
い。この保持動作は、内部の記憶回路において行われ
る。ここでは、このような記憶回路を特にデータ保持回
路と呼ぶ。
【0048】さて、読み込むデータが多い場合には、試
験回路3内のデータ保持回路等にはデータを保持しきれ
ない場合も考えられる。また、1回の試験ではその試験
結果を保持できても、複数回の試験を繰り返し行うと全
部の試験の試験結果を保持しきれない場合も想定され
る。
【0049】その場合には比較動作を行い、報告をした
後に試験結果を削除することも考えられるが、読み込み
データが少ない場合等、試験結果のデータ量が少ない場
合にはそのまま保持しておくことも好ましい。
【0050】さて、データ保持回路にデータがそのまま
保持される場合には、この保持したデータは、試験回路
3の他の試験動作において、書き込みデータとして用い
ても良い。すなわち、試験回路3が書き込みオペレーシ
ョンを実行することによって周辺回路9などに対する試
験を行う場合に、原則として、内部テーブルに予め設定
されている書き込みデータを用いる。しかし、上述した
ように、上記データ保持回路に保持されているデータを
書き込みデータとして用いるのも好ましい。
【0051】本実施の形態においては、試験回路3の書
き込みオペレーションにおいて、指定された周辺回路9
に対して、原則としては、予めテーブル内に設定して指
定されているデータの書き込みが行われる。しかし、上
述したように先行する試験動作によって読み込まれたデ
ータを、書き込みオペレーションの書き込みデータとし
て用いてもよい。このように、周辺回路9などから読み
込んだデータを、今度は書き込みデータとしても用いる
ことにより、ダイレクトメモリアクセス(DMA)と同
様の動作を行わせることもできる。
【0052】本実施の形態においては、試験回路3は、
周辺回路9だけでなく、CPUコア2に対してもアクセ
スできるように構成されている。このようなCPUコア
2に対するアクセス動作を行わせる場合においても、上
で述べたのと同様に試験回路3に対しそのオペレーショ
ンやトリガー条件を設定する。この設定は、試験回路3
の内部テーブルにこのオペレーションやトリガー条件を
格納することにより行われる。但し、内部テーブルに設
定するオペレーションの方向はCPUコア2側に設定す
るのである。このように設定することによってCPUコ
ア2に対して試験回路3がアクセスするのである。
【0053】なお、このように、オペレーションの方向
がCPUコア2側に設定された状態においては、CPU
コア2から周辺回路9に対するアクセスは試験回路3に
おいてチェックされてから実際のアクセスオペレーショ
ンが行われる。また、内部テーブルに予め設定されてい
るオペレーションを試験回路3が実行する場合には、試
験回路3は同じく内部テーブルに設定されている条件に
従ってオペレーションの実行を行う。
【0054】ここで、CPUコア2から周辺回路9への
書き込みオペレーションは、実際には試験回路3に対す
る書き込みオペレーションとして行われ、試験回路3は
この書き込みオペレーションによって書き込まれたデー
タをその期待値と比較する。この期待値は、上述したよ
うに内部テーブルに格納されているものである。
【0055】また、読み込みオペレーションに関して
も、試験回路3の内部テーブルに設定されているデータ
がCPUコア2に引き渡されるのである。ここで、読み
込みオペレーションは、実際には、周辺回路9ではなく
試験回路3からデータを読み出す動作になる。試験回路
3はCPUコア2からの読み出しオペレーションに応じ
てデータを出力し、CPUコア2にこのデータを引き渡
すのである。
【0056】実施の形態2.上記実施の形態1と同様
に、図1には、本発明の好ましい実施の形態であるLS
I装置の構成を表す機能ブロック図が示されている。図
1において、試験対象であるLSI装置1には、プログ
ラム中の命令を実行するCPUコア2と、このCPUコ
ア2と内部バス6とを制御するCPUバスインターフェ
ースユニット(以下、CBIUと呼ぶ場合もある。)4
とが備えられている。
【0057】また、CPUコア2で実行されるプログラ
ムは、メモリ10に格納されている。CPUコア2がこ
のメモリ10に格納されている所定のプログラムの実行
を開始すると、このメモリ10からプログラムが内部バ
ス6とCBIU4を経由して、CPUコア2に読み込ま
れるのである。この際、キャッシュ5に対して、メモリ
10のデータがいわゆるキャッシングされる。
【0058】このような動作環境において、CPUコア
2から周辺回路9に対するアクセスの試験を実施する場
合には、従来の技術においては、CPUコア2が実行す
るプログラム中に周辺回路9に対するアクセスを行う命
令を含めておいた。そして、このプログラム中の命令が
CPUコア2において実行されると、CPUコア2から
CBIU4と内部バス6を経由して周辺回路9に対する
アクセスが行われるのである。周辺回路9に対するアク
セスは時間が命令の解釈より時間がかかることが多いた
め、このアクセスが行われている最中に、CPUコア2
においてはプログラムの実行を続行するため、次の命令
を読み込む動作が行われている。そのため、周辺回路9
に対するアクセスと、CPUコア2のメモリ10の命令
領域に対するアクセスとが同時期に実行されうる。従っ
て、従来の技術においては、周辺回路9に対するアクセ
スが、どのようなタイミングで行われているかを正確に
決定し、そのタイミングにおいて、CPUコア2からメ
モリ10の命令領域に対して実行されるアクセスと、内
部バス6の状態、がどのようになっているかを正確に予
測していなければ、周辺回路9に対するアクセスの結果
を正確に試験することはできない。
【0059】本実施の形態2においては、このような予
測をする必要性をなくすため、CPUコア2から周辺回
路9に対するアクセスをCPUコア2の命令の実行で行
うのではなく、(原則としてCPUコア2を停止させ
て)試験回路3によって周辺回路9に対するアクセスを
行っている。本実施の形態2において特徴的なことは、
CPUコア2の代わりにこの試験回路3によって周辺回
路9にアクセスすることである。
【0060】したがって、試験回路3から周辺回路9を
アクセスする場合には、CPUコア2の上でプログラム
を実行することによるアクセスを発生させないために、
本実施の形態2においては、CBIU4がCPUコア2
のアクセスを抑止している。CBIU4がCPUコア2
からのアクセスを抑止することによって、利用者が所望
する状態を正確に実現し、この状態における周辺回路9
に対するアクセスの試験を正確に行うことができる。
【0061】図2には、本実施の形態に係る試験回路3
の構成を表す機能ブロック図が示されている。この図に
おいて、試験回路3の全体の動作制御が、アクセス制御
回路36によって行われている。また、この試験回路3
には、LSI装置1の外部やLSI装置1の内部の各回
路の状態を監視し、周辺回路9にアクセスするためのト
リガー条件の成立を判断するトリガー検出回路35が備
えられている。さらに、この試験回路3には、アクセス
するデータを制御するデータ制御回路31が備えられて
おり、さらにアクセス条件を設定している内部テーブル
32と、アクセスした結果のデータを、所定の期待値と
比較するデータ比較回路33が設けられている。この所
定の期待値は、データ保持回路34に備えられている。
また、データ制御回路31は、内部テーブル32と、デ
ータ比較回路33と、データ保持回路34とに接続され
ている。また、アクセス制御回路36はデータ制御回路
31と、トリガー検出回路35とに接続されている。試
験回路3はその内部のアクセス制御回路36を介してC
BIU4と接続されている。
【0062】この試験回路3が周辺回路9をアクセスす
る場合には、内部テーブル32に対してデータを設定す
る必要がある。内部テーブル32の基本的な構成が図3
に示されている。図3には、典型的な構成が示されてい
るがこの構成は試験対象であるLSI装置1内部の構造
によって種々の構成が採用される。まず、内部テーブル
32にはオペレーションを開始する条件を示すトリガー
条件321と、そのオペレーションの種類を表す動作3
22が格納されている。また、図3に示されているよう
に、アクセス先のアドレスを示すアドレス323と、ア
クセスする際のデータ値を示すデータ324が格納され
ている。
【0063】試験回路3がデータの読み込みのアクセス
を行う場合には、CPUコア2などがCBIU4経由で
内部テーブル32の各パラメータに値を設定する。
【0064】このパラメータは、トリガー条件321、
動作322、アドレス323、データ324である。な
お、この各パラメータの設定はCPUコア2だけでなく
LSI装置1の外部の回路から行うことも好ましい。
【0065】このように、各パラメータが設定された
後、CPUコア2は、アクセス制御回路36に対して処
理の開始要求を行う。開始要求は、LSI装置1の外部
から所定の信号で行うことも好ましい。この開始要求に
よって、試験のための処理が開始される。処理が開始さ
れると、まず内部テーブルのトリガー条件321に従っ
て、トリガー検出回路35がLSI装置1内部の状態を
監視し始める。この監視の結果、現在の状態がトリガー
条件321に設定されている条件と一致していると判断
される場合には、トリガー検出回路35はその旨をアク
セス制御回路36に知らせる。
【0066】トリガー条件が成立している旨の連絡を受
けたアクセス制御回路36は、CBIU4に対してデー
タの読み込みの要求を行う。この読み込みのアドレス
は、内部テーブル32のアドレス323が利用される。
CBIU4は、試験回路3から要求されたこの読み込み
のアドレスに対して、内部バス6を経由してデータの読
み込みを行う。読み込まれたデータは、試験回路3に供
給される。
【0067】試験回路3は、読み込まれたデータをデー
タ保持回路34に保存しておく。そして、データ保持回
路34に保存されているデータは、内部テーブルのデー
タ324と比較される。このデータ比較は、データ比較
回路33が行う。
【0068】このようにして周辺回路9等に対するデー
タの読み込みの試験が行われ、データ比較回路による比
較結果(試験結果)もデータ保持回路34内に格納され
る。なお、試験内容によっては、比較結果をデータ保持
回路34に格納しないで破棄することも好ましい。
【0069】次に、周辺回路9などに対するデータの書
込みの試験の場合の動作を説明する。試験回路3がデー
タの書き込みの動作を行う場合には、上記読み込み動作
と同様に、内部テーブル32に所定のパラメータの設定
が行われる。そして、同様にトリガー条件321が成立
していることをトリガー検出回路35が検出した場合
に、アクセス制御回路36がデータの書き込み動作を開
始するのである。書き込み動作は、内部テーブル32の
データ324に設定されているデータを用いて行われ
る。なお、このデータの書き込みはデータ324だけで
なく、データ保持回路34に読み込まれて保存されてい
るデータを利用して書き込みを行うことも好ましい。こ
こで、データの書き込みアドレスは、アドレス323で
指定される。
【0070】実施の形態3.図4には、本実施の形態に
おけるCBIU4の構成を表す機能ブロック図が示され
ている。
【0071】この図に示されているように、CBIU4
は、3個のインターフェースを有している。その1つ
は、CPUコア2との間におけるインターフェースの役
割を受け持つCPUコアIF41である。2つ目は、試
験回路3との間のインターフェースを受け持つ試験回路
IF42である。3つ目は、内部バス6との間における
インターフェースを受け持つ内部バスIF44である。
【0072】このように、3個のインターフェース回路
のインターフェースの切替を行うIF切替回路43もこ
のCBIU4に備えられている。このような構成によっ
て、CBIU4は、試験の内容に基づき、CPUコア2
や試験回路3と、内部バス6との間の接続を制御するの
である。
【0073】CBIU4は、数種類のモードを有し、試
験を行うか否か、試験の内容、等の情報に基づき、これ
らのモードを切り替える。
【0074】本実施の形態においては、モードは、「動
作モード」「試験モード」「動作試験モード」「試験回
路アクセスモード」の4種類を採用している。
【0075】まず、「動作モード」においては、CPU
コア2から内部バス6に対するアクセスのみを許可す
る。そして、「試験モード」では、試験回路3から内部
バス6に対するアクセスを許可し、その一方、CPUコ
ア2から内部バス6へのアクセスを禁止する。さらに、
「動作試験モード」においては、CPUコア2から内部
バス6へのアクセスと、試験回路3から内部バス6に対
するアクセスとの両方を許可する。さらに、「試験回路
アクセスモード」においては、CPUコア2から試験回
路3に対するアクセスを許可する。これら一連のモード
の切替はIF切替回路43によって接続を制御すること
により行われる。
【0076】CPUコア2から内部バス6に対するアク
セスのみを許可する「動作モード」においては、従来か
ら存在する一般的なマイクロプロセッサ内蔵のLSI装
置と全く同様の動作を行う。
【0077】試験回路3から内部バス6に対するアクセ
スを許可し、その一方、CPUコア2から内部バス6へ
のアクセスを禁止する「試験モード」においては、CP
Uコア2から内部バス6に対するアクセスが禁止される
ため、試験を目的とした動作のみが行えることになる。
試験回路3から周辺回路へのアクセスが、内部バス6を
経由することによって自由に行うことができる。
【0078】また、CPUコア2から内部バス6に対す
るアクセスと、試験回路3から内部バス6に対するアク
セスの両方を許可する「動作試験モード」においては、
試験回路3を、CPUコア2が実行しているプログラム
の動作と連動して働かせることができる。例えば、試験
回路3を、CPUコア2を使わずに、複数の周辺回路9
の間のデータ伝送に利用することなどができる。このよ
うに試験回路3は、必ずしも試験目的のアクセスしかで
きないわけではなく、用途によってはDMA等の動作を
行わせることも好ましい。このように試験以外の目的の
アクセスも、アクセス制御回路36が行う。
【0079】CPUコア2から試験回路3に対するアク
セスを許可する「試験回路アクセスモード」において
は、CPUコア2からの周辺回路9に対するアクセス
が、周辺回路9の代わりに試験回路3に対するアクセス
として行われる。その結果、このモードでは、試験回路
が周辺回路9と同様の動作をしながら、CPUコア2の
アクセス動作の試験を行うのである。このモードにおけ
るCPUコア2からのアクセスを受けるのはアクセス制
御回路36である。
【0080】実施の形態4.図5には、本実施の形態に
係るトリガー検出回路35の動作を説明するためのLS
I装置1の機能ブロック図が示されている。
【0081】この図において、試験回路3からはLSI
装置1の内部の各回路に対してトリガー条件をチェック
するための信号線12が設けられている。この信号線1
2は、トリガー条件をチェックするためのものであるか
ら、ある回路の状態がトリガー条件として設定され得る
ような回路に対してのみこの信号線12が設けられてい
る。また、チップの外部からのトリガー条件を利用でき
るようにするためには、チップ外部には信号線13を伸
展させる必要がある。そして、この信号線12には、例
えば図5においてはタイミング設定回路14が接続され
ている。このタイミング設定回路14はLSI装置1の
外部の条件から、トリガー条件を生成する回路であり、
このようなタイミング設定回路14に信号線13を接続
することによって、チップ外部の信号のトリガー条件に
基づき試験回路3のアクセスを開始させることができ
る。
【0082】例えば、外部バス8からメモリ10に対す
るアクセスと、CPUコア2からメモリ10に対するア
クセスとを競合させるような試験を実施したい場合に
は、まず、試験回路3の内部テーブル32に外部からの
トリガー条件としてメモリ10に対するアクセス要求を
設定する。そして、外部回路からメモリ10へのアクセ
スが開始されると、チップ外部のタイミング設定回路1
4が、アクセスが開始された旨を試験回路3に対して
(信号線13を介して)伝える。試験回路3のトリガー
検出回路35は、このタイミング設定回路14からの信
号を受信することにより、トリガー条件が成立したこと
を検出する。このトリガー条件の検出後、試験回路3は
メモリ10に対するアクセスを開始する。
【0083】なお、タイミング設定回路14は、チップ
内部の処理クロック数を考慮して、タイミングを設定す
ることも好ましい。たとえば、タイミング設定回路14
は、外部回路からメモリ10に対するアクセスと、試験
回路3からメモリ10に対するアクセスとのタイミング
の差を考慮して、所定のタイミングでメモリ10に対す
るアクセスが競合するようにトリガー条件の発生を制御
している。具体的には、一般に外部回路からメモリ10
に対するアクセスの方が、内部回路からメモリ10に対
するアクセスよりも遅いため、外部回路からのアクセス
と試験回路3からのアクセスとを競合させるためには、
試験回路3からのアクセスを外部回路からのアクセスよ
り遅らせて行わせる必要がある。そのため、タイミング
設定回路14は外部回路からメモリ10へのアクセスが
開始された後所定の遅延時間が経過してから試験回路3
に対しトリガー条件の成立を伝えるのである。
【0084】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、機能
することによって、LSI装置内部の試験に関し、内蔵
しているCPUコア上でプログラムを動作させることな
く、LSI装置内部の試験を詳細な条件設定の下実施す
ることができる。その結果、LSI装置内部の機能動作
の検証を高精度に行うことができ、その動作保証を確実
にすることができる。さらに、従来のようにプログラム
を動作させることによりLSI装置内部の状態を試験に
適合するように調整する必要がなくなるので、LSI装
置の試験を容易に実行することができる。
【0085】また、本発明において試験用に新たに追加
された試験手段は、試験以外の用途にも使用することが
できる。そのため、余分な回路を内蔵する必要がない。
【0086】具体的には、本発明によれば、以下の効果
を奏する。
【0087】本発明によれば、CPUコアとは別個に周
辺回路をアクセスする、又は、周辺回路の代わりにCP
Uコアからアクセスされる試験回路が備えられているた
め、CPUコアを動作させずに試験を行うことができる
LSI装置が得られる。
【0088】本発明によれば、内部テーブルにアクセス
タイミング等のパラメータを格納するので、アクセスパ
ラメータを自由に設定でき、柔軟な試験を行うことがで
きるLSI装置が得られる。
【0089】本発明によれば、試験回路が、所定のタイ
ミングで周辺回路にアクセスできるので、柔軟な試験を
行うことができるLSI装置が得られる。
【0090】本発明によれば、試験回路が、本LSI装
置の外部回路の条件に基づく所定のタイミングで周辺回
路にアクセスできるので、柔軟な試験を行うことができ
るLSI装置が得られる。
【0091】本発明によれば、試験回路のみが周辺回路
にアクセスできるので、正確な試験を行うことができる
LSI装置が得られる。
【0092】本発明によれば、CPUコアのみが周辺回
路にアクセスできるので、本LSI装置の本来の動作を
正確に行わせることができる。
【0093】本発明によれば、試験回路によるアクセス
とCPUコアによるアクセスとが、共に周辺回路に印可
されるので、CPUコアを動作させた状態で試験を行う
ことができるLSI装置が得られる。
【0094】本発明によれば、試験回路がCPUコアの
アクセスを受けるので、周辺回路だけでなく、CPUコ
アのテストをすることができるLSI装置が得られる。
【0095】本発明によれば、試験回路が試験目的以外
のアクセスをも行うので、試験以外の動作をも同時に行
うことができるLSI装置が得られる。
【0096】本発明によれば、試験回路が周辺回路の代
わりを果たすので、CPUコアから周辺回路へのアクセ
ス動作を、周辺回路を用いずに試験することができる。
【0097】本発明によれば、アクセスタイミング等の
アクセスパラメータをCPUコアが設定できるので、ア
クセスパラメータの設定が容易なマイクロプロセッサが
得られる。
【0098】本発明によれば、アクセスタイミング等の
アクセスパラメータをLSI装置の外部から設定できる
ので、アクセスパラメータの設定をより柔軟に行うこと
ができるLSI装置が得られる。
【0099】本発明によれば、試験結果の比較が試験回
路中で行われるので、CPUコアを用いずに試験結果の
判断をすることができるLSI装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施の形態に係るLSI装
置の機能ブロック図である。
【図2】 本実施の形態の試験回路の機能ブロック図で
ある。
【図3】 本実施の形態に係る試験回路の内部テーブル
の説明図である。
【図4】 本発明の好適な実施の形態に係るCBIUの
機能ブロック図である。
【図5】 本発明の好ましい実施の形態による信号線の
配置の様子を表す説明図である。
【図6】 従来のLSI装置の試験方法を説明する機能
ブロック図である。
【符号の説明】
1 LSI装置、2 CPUコア、3 試験回路、4
CPUバスインターフェースユニット(CBIU)、5
キャッシュ、6 内部バス、7 外部バスインターフ
ェースユニット(BIU)、8 外部バス、9 周辺回
路、10 メモリ、11 外部回路、12 信号線(L
SI装置内部)、13 信号線(LSI装置外部)、1
4 タイミング設定回路、31 データ制御回路、32
内部テーブル、33 データ比較回路、34 データ
保持回路、35 トリガー検出回路、36 アクセス制
御回路、41 CPUコアIF、42 試験回路IF、
43 IF切替回路、44 内部バスIF、91 CP
Uバスインターフェースユニット、92 ダイレクトメ
モリアクセスコントローラ、321 トリガー条件、3
22 動作、323 アドレス、324 データ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定のプログ
ラムを実行し、内部バスを介して周辺回路をアクセスす
るCPUコアと、前記CPUコアがアクセスする前記周
辺回路と、前記CPUコアの代わりに前記内部バスを介
して前記周辺回路をアクセスするか、又は、前記周辺回
路の代わりに前記CPUコアからアクセスされうる試験
回路と、前記CPUコア及び試験回路と、前記内部バス
との間に配置され、前記試験回路から前記内部バスを介
する前記周辺回路へのアクセスと、前記CPUコアから
前記内部バスを介する前記周辺回路へのアクセスと、を
調停するCPUバスインターフェースユニットと、を含
むことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】記試験回路は、前記試験回路が実行する
アクセスの種類、及び、前記試験回路が実行するアクセ
スのタイミング、を表すパラメータを格納する内部テー
ブル、を含むことが好適である
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、前記試験回路は、前記LSI装置の
内部状態を観察し、この内部状態に基づいて前記試験回
路が実行するアクセスのタイミングを検出するトリガー
検出回路と、前記トリガー検出回路が検出したアクセス
のタイミングにおいて、前記周辺回路をアクセスするア
クセス制御回路と、を含むことが好適である
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、前記試験回路は、前記LSI装置の
外部の回路の状態を観察し、この外部の回路の状態に基
づいて前記試験回路が実行するアクセスのタイミングを
検出するトリガー検出回路と、前記トリガー検出回路が
検出したアクセスのタイミングにおいて、前記周辺回路
をアクセスするアクセス制御回路と、を含むことが好適
である
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明の前記CPUバスインターフェース
ユニットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセ
スを許可し、前記CPUコアから前記周辺回路へのアク
セスを禁止する試験モードを有することを特徴とするも
のである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明前記CPUバスインターフェース
ユニットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセ
スを禁止し、前記CPUコアから前記周辺回路へのアク
セスを許可する動作モードを有することを特徴とするも
のである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明前記CPUバスインターフェース
ユニットは、前記試験回路から前記周辺回路へのアクセ
スと、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
と、を共に許可する動作試験モードを有することを特徴
とするものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明前記CPUバスインターフェース
ユニットは、前記CPUコアから前記試験回路へのアク
セスを許可する試験回路アクセスモードを有することを
特徴とするものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】本発明前記試験回路は、前記周辺回路に
対して試験を目的とするアクセスだけでなく、前記周辺
回路の機能を働かせるためのアクセスも行うことを特徴
とするものである。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明前記試験回路は、前記CPUコア
からのアクセスを受け付け、前記試験回路が、前記CP
Uコアに対して前記周辺回路と同様の動作を行い、前記
周辺回路を動作させずに、前記CPUコアのアクセス動
作の試験を行えることを特徴とするものである。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】記内部テーブルには、前記CPUコア
が、前記アクセスの種類、及び、前記アクセスのタイミ
ングを設定しうることが好適である
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、前記内部テーブルには、本LSI装
置の外部の装置が、前記アクセスの種類、及び、前記ア
クセスのタイミングを設定しうることが好適である
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、前記試験回路は、前記試験回路のア
クセスによって前記試験回路が読み出したデータと、そ
の読み出したデータの期待値と、を比較する比較回路、
を含むことが好適である
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】試験回路3の内部テーブルに設定されてい
る試験のための全てのオペレーションが終了した後、こ
の試験回路3はCPUコア2や外部回路11にその試験
結果を報告する。報告が完了した後は、CPUコア2か
ら周辺回路9へのアクセス禁止状態が解除され、通常の
LSI装置1の動作状態に復帰する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】また、試験回路3が動作しており、試験回
路3から周辺回路9に対するアクセスが行われているい
わゆる「試験動作中」においても、CPUコア2からの
アクセスを禁止しないことも考えられる。このように試
験動作中におけるCPUコア2のアクセスを許可するこ
とによって、CPUコア2上のプログラムと連動して、
周辺回路9に対するアクセスを行うことができる。この
ような周辺回路9に対するアクセスは、試験目的だけで
なく、試験以外の目的に応用することもできる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】この図において、試験回路3からはLSI
装置1の内部の各回路に対してトリガー条件をチェック
するための信号線12が設けられている。この信号線1
2は、トリガー条件をチェックするためのものであるか
ら、ある回路の状態がトリガー条件として設定され得る
ような回路に対してのみこの信号線12が設けられてい
る。また、チップの外部からのトリガー条件を利用でき
るようにするためには、チップ外部には信号線13を伸
展させる必要がある。そして、この信号線1には、例
えば図5においてはタイミング設定回路14が接続され
ている。このタイミング設定回路14はLSI装置1の
外部の条件から、トリガー条件を生成する回路であり、
このようなタイミング設定回路14に信号線13を接続
することによって、チップ外部の信号のトリガー条件に
基づき試験回路3のアクセスを開始させることができ
る。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】変更
【補正内容】
【0093】本発明によれば、試験回路によるアクセス
とCPUコアによるアクセスとが、共に周辺回路に印
されるので、CPUコアを動作させた状態で試験を行う
ことができるLSI装置が得られる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のプログラムを実行し、周辺回路を
    アクセスするCPUコアと、 前記CPUコアがアクセスする前記周辺回路と、 前記CPUコアの代わりに前記周辺回路をアクセスする
    か、又は、前記周辺回路の代わりに前記CPUコアから
    アクセスされうる試験回路と、 を含むことを特徴とするLSI装置。
  2. 【請求項2】 前記試験回路は、 前記試験回路が実行するアクセスの種類、及び、前記試
    験回路が実行するアクセスのタイミング、を表すパラメ
    ータを格納する内部テーブル、を含むことを特徴とする
    請求項1記載のLSI装置。
  3. 【請求項3】 前記試験回路は、 前記LSI装置の内部状態を観察し、この内部状態に基
    づいて前記試験回路が実行するアクセスのタイミングを
    検出するトリガー検出回路と、 前記トリガー検出回路が検出したアクセスのタイミング
    において、前記周辺回路をアクセスするアクセス制御回
    路と、 を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のLSI装
    置。
  4. 【請求項4】 前記試験回路は、 前記LSI装置の外部の回路の状態を観察し、この外部
    の回路の状態に基づいて前記試験回路が実行するアクセ
    スのタイミングを検出するトリガー検出回路と、 前記トリガー検出回路が検出したアクセスのタイミング
    において、前記周辺回路をアクセスするアクセス制御回
    路と、 を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のLSI装
    置。
  5. 【請求項5】 前記試験回路から前記周辺回路へのアク
    セスと、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
    と、を調停するCPUバスインターフェースユニット、 を含み、 前記CPUバスインターフェースユニットは、前記試験
    回路から前記周辺回路へのアクセスを許可し、前記CP
    Uコアから前記周辺回路へのアクセスを禁止する試験モ
    ードを有することを特徴とする請求項1、2、3、4の
    いずれかに記載のLSI装置。
  6. 【請求項6】 前記試験回路から前記周辺回路へのアク
    セスと、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
    と、を調停するCPUバスインターフェースユニット、 を含み、 前記CPUバスインターフェースユニットは、前記試験
    回路から前記周辺回路へのアクセスを禁止し、前記CP
    Uコアから前記周辺回路へのアクセスを許可する動作モ
    ードを有することを特徴とする請求項1、2、3、4の
    いずれかに記載のLSI装置。
  7. 【請求項7】 前記試験回路から前記周辺回路へのアク
    セスと、前記CPUコアから前記周辺回路へのアクセス
    と、を調停するCPUバスインターフェースユニット、 を含み、 前記CPUバスインターフェースユニットは、前記試験
    回路から前記周辺回路へのアクセスと、前記CPUコア
    から前記周辺回路へのアクセスと、を共に許可する動作
    試験モードを有することを特徴とする請求項1、2、
    3、4のいずれかに記載のLSI装置。
  8. 【請求項8】 前記試験回路からの前記周辺回路へのア
    クセスと、前記プロセッシングユニットから前記周辺回
    路へのアクセスと、を調停するバスインターフェースユ
    ニット、 を含み、 前記バスインターフェースユニットは、前記CPUコア
    から試験回路へのアクセスを許可する試験回路アクセス
    モードを有することを特徴とする請求項1、2、3、4
    のいずれかに記載のLSI装置。
  9. 【請求項9】 前記試験回路は、 前記周辺回路に対して試験を目的とするアクセスだけで
    なく、前記周辺回路の機能を働かせるためのアクセスも
    行うことを特徴とする請求項7記載のLSI装置。
  10. 【請求項10】 前記試験回路は、 前記CPUコアからのアクセスを受け付け、前記試験回
    路が、前記CPUコアに対して前記周辺回路と同様の動
    作を行い、前記周辺回路を動作させずに、前記CPUコ
    アのアクセス動作の試験を行えることを特徴とする請求
    項8記載のLSI装置。
  11. 【請求項11】 前記内部テーブルには、前記CPUコ
    アが、前記アクセスの種類、及び、前記アクセスのタイ
    ミングを設定しうることを特徴とする請求項2、3、
    4、5、6、7、8、9、10のいずれかに記載のLS
    I装置。
  12. 【請求項12】 前記内部テーブルには、本LSI装置
    の外部の装置が、前記アクセスの種類、及び、前記アク
    セスのタイミングを設定しうることを特徴とする請求項
    2、3、4、5、6、7、8、9、10のいずれかに記
    載のLSI装置。
  13. 【請求項13】 前記試験回路は、 前記試験回路のアクセスによって前記試験回路が読み出
    したデータと、その読み出したデータの期待値と、を比
    較する比較回路、 を含む請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12のいずれかに記載のLSI装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134807A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Fujitsu Ltd アクセス競合試験におけるアクセス競合発生システム

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