JP4409349B2 - デバッグ回路およびデバッグ制御方法 - Google Patents
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Description
CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システム内に、設けられるデバッグ回路であって、
前記CPUのリセット解除後に、前記CPUにおけるデバッグ準備が完了するまでの期間を判定するデバッグ準備期間判定手段と、
前記期間において、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスを監視する監視手段と、
前記監視手段において、前記命令コードアクセスが検知されたときに、前記命令コードアクセスに対応する命令コードの替わりに、前記CPUをセルフループさせる他の命令コードを前記CPUに転送する命令コードセレクト手段と
を備えた
ことを特徴とするものである。
図1は本発明の実施の形態1の中央処理システムの構成図であり、図6と同様のものには同じ符号を付してある。この実施の形態1の中央処理システムは、CPU1と、I/O回路(入出力回路)2と、メモリ制御回路3と、ROM4と、RAM5と、バス6と、メモリバス7と、リセット信号HRESETの入力端子8と、モード信号MODEの入力端子9と、モード判定回路10と、デコーダ11と、セレクタ12と、JTAGインターフェースのTAP(テスト・アクセス・ポート)100とを備えており、I/O回路2に接続される記憶装置や画像出力装置等の1つまたは複数の周辺装置を制御して、これらの周辺装置にデータアクセスし、命令を出す。
モード信号MODEは、実施の形態1の中央処理システムをデバッグモードに設定するときにはアサートされており、通常の動作モード(通常モード)に設定するときにはネゲートされている信号である。また、リセット信号HRESETがアサートされると、実施の形態1の中央処理システム(CPU1)のリセットがなされ、リセット信号HRESETがネゲートされると、上記リセットが解除されて、CPU1が動作を開始する。
CPU1は、バス6ならびにメモリ制御回路3およびメモリバス7を経由してROM4およびRAM5にデータアクセスし、バス6およびI/O回路2を経由して被制御装置(CPU1によって制御される装置)に命令を出したり、データアクセスする。このCPU1は、JTAGインターフェースを備えており、リセット解除後に、CUP1内の制御のためのレジスタ(以下、制御レジスタ)にJTAGインターフェースからのデバッグのためのデータ(以下、デバッグデータ)がシリアル転送され、上記制御レジスタが上記デバックデータに書き換えられると、デバック応答信号DBGACKをアサートし、動作を停止する。
図2はCPU1に設けられているJTAGインターフェイスの構成図である。JTAGインターフェースのTAP100は、TDI(テスト・データ・イン)ポート101と、TDO(テスト・データ・アウト)ポート102と、TCK(テスト・クロック)ポート103と、TMS(テスト・モード・セレクト)ポート104との4つのポートによって構成されている。CPU1内には、TAPインターフェイス105が設けられている。CPU1内の制御レジスタ106等が、このJTAGインターフェイスのバウンダリスキャンレジスタになっている。
バス6は、CPU1から出力されたアドレスデータをI/O回路2またはメモリ制御回路3に転送するためのアドレスバスHADDRと、RAM5に書き込むデータ等のCPU1から出力されたデータをI/O回路2またはメモリ制御回路3に転送するためのライトデータバスHWDATAと、ROM4から読み出された命令コード等のI/O回路2またはメモリ制御回路3から出力されたデータをCPU1に転送するためのリードデータバスHRDATAと、これらのバスを制御するための複数の制御信号がCPU1からそれぞれ出力される複数の制御信号線Contとによって構成されており、CPU1とI/O回路2およびメモリ制御回路3とを接続している。ただし、この実施の形態1では、リードデータバスHRDATAの途中にセレクタ12が挿入されるため、セレクタ12の入力側(I/O回路2およびメモリ制御回路3側)のリードデータバスHRDATAをHRDATA1とし、セレクタ12の出力側(CPU1側)のリードデータバスHRDATAをHRDATA2とする。
メモリバス7は、メモリ制御回路3から出力されたメモリアドレスデータをROM4またはRAM5に転送するためのメモリアドレスバスXAと、ROM4から読み出された命令コード等のROM4またはRAM5の読み出しデータをメモリ制御回路3に転送するとともにメモリ制御回路3から出力された書き込みデータをRAM5に転送するためのメモリデータバスXDと、ROM4およびRAM5の読み出し動作をイネーブルするためのリードイネーブル信号線OEと、RAM5の書き込み動作をイネーブルするためのライトイネーブル信号線WEと、ROM4を選択するためのメモリセレクト信号がメモリ制御回路3から出力されるメモリセレクト信号線CS0と、RAM5を選択するためのメモリセレクト信号がメモリ制御回路3から出力されるメモリセレクト信号線CS1とによって構成されている。
I/O回路2は、バス6と上記周辺装置のインターフェースとして機能し、CPU1からアドレスバスHADDRに出力されるアドレスデータ等に従って被制御装置にアクセスし、ライトデータバスHWDATAからのデータを被制御装置に出力し、被制御装置からのデータをリードデータバスHRDATA1に出力する。
メモリ制御回路3は、バス6とメモリバス7のインターフェースとして機能し、CPU1からアドレスバスHADDRに出力されるアドレスデータ等に従ってROM4またはRAM5にアクセスし、ライトデータバスHWDATAからの書き込みデータをメモリデータバスXDに出力し、ROM4またはRAM5からメモリデータバスXDに読み出されたデータをリードデータバスHRDATA1に出力する。
ROM4は、システムのリセット解除後にCPU1によって実行されるプログラムの命令コード等を記憶している読み出し専用のメモリである。ただし、プログラム開発時等のデバッグ時は、このROM4に代えて、プログラムの変更/修正が容易にできるSRAM等の読み書き可能なメモリを使用する場合が多い。
RAM5は、CPU1のワークデータやI/O回路2に接続された記憶装置から転送されたプログラム等を記憶する読み書き可能なメモリである。
モード判定回路10は、モード信号MODEと、リセット信号HRESETと、CPU1からのデバッグ応答信号DBGACKとを入力とし、デバックモード準備信号DBGMODEを出力する回路であって、モード信号MODEがデバックモードにアサートされており、デバック応答信号DBGACK信号がネゲートされているときに、リセット信号HRESETがネゲート(リセット解除)されると、デバックモード準備信号DBGMODEをアサートする。また、モード判定回路10は、モード信号MODEがデバックモードにアサートされており、リセット信号HRESETがネゲートされているときに、CPU1のデバッグの準備が完了し、デバック応答信号DBGACK信号がアサートされると、デバックモード準備信号DBGMODEをネゲートする。
デコーダ11は、アドレスバスHADDRのアドレスデータと、制御線Contの信号と、モード判定回路10からのデバッグモード準備信号DBMODEとを入力とし、デバッグセレクト信号DBGSELを出力するデコーダである。このデコーダ11は、アドレスバスHADDRのアドレスデータおよび制御線Contの信号によって、CPU1から命令コードアクセスがあるか否かを監視しており、デバッグモード準備信号DBGMODEがアサートされているときに、CPU1から命令コードアクセスがあると、デバックセレクト信号DBGSELをアサートし、上記命令コードアクセスが終了したら、デバックセレクト信号DBGSELをネゲートする。なお、デコーダ11は、デバッグモード準備信号DBGMODEがネゲートされているときには、上記命令コードアクセスがあっても、デバックセレクト信号DBGSELをアサートしない。
セレクタ12は、分岐命令コードの値を記憶しており、デコーダ11からのデバッグセレクト信号DBGSELがアサートされているときには、上記分岐命令コードの値をリードデータバスHRDATA2に出力し、デバッグセレクト信号DBGSELがネゲートされているときには、リードデータバスHRDATA2をリードデータバスHRDATA1に接続する。上記分岐命令コードは、CPU1にリセット解除直後の動作を再度にさせることによって、CPU1をセルフループ動作させる命令コードである。
このように構成された実施の形態1の動作を以下に説明する。モード信号MODEがデバッグモードにアサートされているときには、リセット信号HRESETがネゲート(リセット解除)されると、CPU1からのデバッグ応答信号DBGACKはリセット解除の直後はネゲートされているので、モード判定回路10は、デバッグモード準備信号DBGMODEをアサートする。
図3は本発明の実施の形態2の中央処理システムの構成図であり、図1と同様のものには同じ符号を付してある。この実施の形態2の中央処理システムは、CPU1と、I/O回路2と、メモリ制御回路3と、ROM4と、RAM5と、バス6と、メモリバス7と、リセット信号HRESETの入力端子8と、モード信号MODEの入力端子9と、モード判定回路10と、デコーダ11と、ORゲート13と、JTAGインターフェースのTAP100とを備えている。
データ転送制御信号HTRANSは、CPU1からのデータ転送の要求を制御するための制御信号である。CPU1は、データ転送を要求しないときには、データ転送制御信号HTRANSをアイドルにしており、命令コードアクセス等でデータの転送を要求するときに、データ転送制御信号HTRANSをアクティブにする。I/O回路2およびメモリ制御回路3は、データ転送制御信号HTRANSがアクティブのときにのみ、CPU1からのデータ転送の要求に応じる。
ORゲート13は、複数の制御信号線Contの内のデータ転送制御信号HTRANSの信号線の途中に挿入されている。CPU1から出力されるデータ転送制御信号HTRANSをデータ転送制御信号HTRANS1とし、I/O回路2およびメモリ制御回路3に転送されるデータ転送制御信号HTRANSをデータ転送制御信号HTRANS2とすると、ORゲート13は、デコーダ11からのデバッグセレクトDBGSEL信号と、CPU1からのデータ転送制御信号HTRANS1を入力とし、データ転送制御信号HTRANS2をI/O回路2およびメモリ制御回路3側に出力する。
このように構成された実施の形態2では、モード信号MODEがデバッグモードにアサートされているときにリセット解除がなされ、モード判定回路10によってデバッグモード準備信号DBGMODEがアサートされているリセット解除からデバッグの準備完了までの間において、CPU1から命令コードアクセスがあると、デコーダ11によってデバッグセレクト信号DBGSELがアサートされる。
図4は本発明の実施の形態3の中央処理システムの構成図であり、図1と同様のものには同じ符号を付してある。この実施の形態3の中央処理システムは、CPU1と、I/O回路2と、メモリ制御回路3と、ROM4と、RAM5と、バス6と、メモリバス7と、リセット信号HRESETの入力端子8と、モード信号MODEの入力端子9と、モード判定回路10と、セレクタ14と、ブートROM15と、JTAGインターフェースのTAP100とを備えている。
セレクタ14は、メモリバス7のメモリセレクト信号線CS0の途中に挿入されている。この実施の形態3では、メモリセレクト信号線CS0の途中にセレクタ14を挿入することによって、メモリセレクト信号線CS0でROM4またはブートROM15を選択できるようにしている。メモリ制御回路3とセレクタ14の間のメモリセレクト信号線CS0をメモリセレクト信号線CS00とし、セレクタ14とROM4の間のメモリセレクト信号線CS0をメモリセレクト信号線CS01とし、セレクタ14とブートROM15の間のメモリセレクト信号線CS0をメモリセレクト信号線CS02とする。
ブートROM15は、ROM4と同様に、メモリバス7のメモリアドレスバスXA,メモリデータバスXD,リードイネーブル信号線OE,メモリセレクト信号線CS0(CS02,CS00)によって、メモリ制御回路3に接続されている。このブートROM15は、システムのリセット解除後にCPU1によって実行されるプログラムの命令コードであって、CPU1をセルフループにするプログラム等、そのプログラムの実行によってシステムに影響を与えず、CPU1をリセット解除直後の状態に保持するための適切なプログラムの命令コードを記憶している読み出し専用のメモリである。このブートROM15は、デバッグの準備の期間のみ選択されるので、上記のようなROM4とは異なるプログラムを記憶しておくことが可能である。
このように構成された実施の形態3では、モード信号MODEがデバッグモードにアサートされているときにリセット解除がなされ、モード判定回路10によってデバッグモード準備信号DBGMODEがアサートされているリセット解除からデバッグの準備完了までの間において、セレクタ14は、メモリセレクト信号線CS00をメモリセレクト信号線CS02に接続する。
図5は本発明の実施の形態4の中央処理システムの構成図であり、図1と同様のものには同じ符号を付してある。この実施の形態4の中央処理システムは、CPU1と、I/O回路2と、メモリ制御回路17と、ROM4と、RAM5と、バス6と、メモリバス7と、リセット信号HRESETの入力端子8と、モード信号MODEの入力端子9と、モード判定回路10と、ブートROM16と、JTAGインターフェースのTAP100とを備えている。
ブートROM16は、上記実施の形態3のブートROM15(図4参照)と同様に、システムのリセット解除後にCPU1によって実行されるプログラムの命令コードであって、CPU1をセルフループにするプログラム等、そのプログラムの実行によってシステムに影響を与えず、CPU1をリセット解除直後の状態に保持するための適切なプログラムの命令コードを記憶している読み出し専用のメモリである。このブートROM16は、デバッグの準備の期間のみ選択されるので、上記のようなROM4とは異なるプログラムを記憶しておくことが可能である。
メモリ制御回路17は、上記実施の形態1のメモリ制御回路3(図1参照)において、モード判定回路10からのデバッグモード準備信号DBGMODEがネゲートされているときにのみ動作し、デバッグモード準備信号DBGMODEがアサートされているときには動作を停止する機能を付加したものである。従って、ブートROM16とメモリ制御回路17が同時にバス6に接続されることはなく、必ずいずれか1つがバス6に接続される。
このように構成された実施の形態4では、モード信号MODEがデバッグモードにアサートされているときにリセット解除がなされ、モード判定回路10によってデバッグモード準備信号DBGMODEがアサートされているリセット解除からデバッグの準備完了までの間において、ブートROM16は動作し、メモリ制御回路17は動作を停止し、メモリ制御回路17のアクセスがあったときには、メモリ制御回路17に代えてブートROM16がそのアクセスに応答する。
2 I/O回路
3 メモリ制御回路
4 ROM
5 RAM
6 バス
7 メモリバス
10 モード判定回路
11 デコーダ
12 セレクタ
13 ORゲート
14 セレクタ
15,16 ブートROM
100 JTAGインターフェースのTAP
101 TDIポート
102 TDOポート
103 TCKポート
104 TMSポート
105 TAPインターフェース
106 制御レジスタ
Claims (8)
- CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システム内に、設けられるデバッグ回路であって、
前記CPUのリセット解除後に、前記CPUにおけるデバッグ準備が完了するまでの期間を判定するデバッグ準備期間判定手段と、
前記期間において、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスを監視する監視手段と、
前記監視手段において、前記命令コードアクセスが検知されたときに、前記命令コードアクセスに対応する命令コードの替わりに、前記CPUをセルフループさせる他の命令コードを前記CPUに転送する命令コードセレクト手段と
を備えた
ことを特徴とするデバッグ回路。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システム内に、設けられるデバッグ回路であって、
前記CPUのリセット解除後に、前記CPUにおけるデバッグ準備が完了するまでの期間を判定するデバッグ準備期間判定手段と、
前記期間において、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスを監視する監視手段と、
前記監視手段において、前記命令コードアクセスが検知されたときに、前記CPUから前記メモリに対して出力される命令コードの一つであるデータ転送を要求する制御信号を、データ転送を無効にする制御信号に置き換える制御信号置換手段と
を備えた
ことを特徴とするデバッグ回路。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システム内に、設けられるデバッグ回路であって、
前記CPUのリセット解除後に、前記CPUにおけるデバッグ準備が完了するまでの期間を判定するデバッグ準備期間判定手段と、
前記CPUをセルフループさせる命令コードを記憶する第1のメモリと、
前記CPUの前記命令コードアクセスに対応する命令コードを記憶する第2のメモリと、
前記期間では、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスに応じて命令コードを読み出すメモリを前記第1のメモリとし、前記期間でなければ、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスに応じて命令コードを読み出すメモリを前記第2のメモリとするメモリ選択手段と
を備えた
ことを特徴とするデバッグ回路。 - 前記CPUに接続する第1のバスと、
前記第1および前記第2のメモリに接続する第2のバスと、
前記第1のバスと前記第2のバスのインターフェースとして機能するメモリ制御手段と をさらに備え、
前記メモリ選択手段は、前記第2のバスに設けられている
ことを特徴とする請求項3記載のデバッグ回路。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システム内に、設けられるデバッグ回路であって、
前記CPUのリセット解除後に、前記CPUにおけるデバッグ準備が完了するまでの期間を判定するデバッグ準備期間判定手段と、
前記CPUをセルフループさせる命令コードを記憶する第1のメモリと、
前記CPUおよび前記第1のメモリに接続する第1のバスと、
前記CPUの前記命令コードアクセスに対応する命令コードを記憶する第2のメモリと、
前記第2のメモリに接続する第2のバスと、
前記第1のバスと前記第2のバスのインターフェースとして機能するメモリ制御手段と を備え、
前記期間では、前記第1のメモリは、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスに応じて命令コードを前記CPUに転送し、前記メモリ制御手段は動作を停止し、
前記期間でなければ、前記第1のメモリは、動作を停止し、前記メモリ制御手段は、前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスに応じて命令コードを前記第2のメモリから読み出す
ことを特徴とするデバッグ回路。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システムにおいての前記デバッグの準備を制御するデバッグ制御方法において、
前記CPUのリセット解除を判定するステップと、
前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスを監視するステップと、
前記リセット解除がなされ、前記命令コードアクセスがあったときに、前記命令コードアクセスに対応する命令コードの替りに、前記CPUをセルフループさせる他の命令コードを前記CPUに転送するステップと
前記CPUにおいてのデバッグの準備完了を判定するステップと、
前記CPUにおいてのデバッグの準備が完了したら、前記命令コードアクセスの監視および前記他の命令コードの転送を停止するステップと
を含む
ことを特徴とするデバッグ制御方法。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システムにおいての前記デバッグの準備を制御するデバッグ制御方法において、
前記CPUのリセット解除を判定するステップと、
前記CPUから前記中央処理システム内に設けられているメモリへの命令コードアクセスを監視するステップと、
前記リセット解除がなされ、前記命令コードアクセスがあったときに、前記CPUから前記メモリに対して出力される命令コードの一つであるデータ転送を要求する制御信号を、データ転送を無効にする制御信号に置き換えるステップと、
前記CPUにおいてのデバッグの準備完了を判定するステップと、
前記CPUにおいてのデバッグの準備が完了したら、前記命令コードアクセスの監視および前記制御信号の置き換えを停止するステップと
を含む
ことを特徴とするデバッグ制御方法。 - CPUによって実行されるプログラムをJTAGインターフェースによってデバッグすることが可能な中央処理システムにおいての前記デバッグの準備を制御するデバッグ制御方法において、
前記CPUのリセット解除を判定するステップと、
前記リセット解除がなされたら、前記CPUからの命令コードアクセスに対して、前記CPUをセルフループさせる命令コードを記憶する第1の内部メモリから前記CPUをセルフループさせる命令コードを読み出すステップと、
前記CPUにおいてのデバッグの準備完了を判定するステップと、
前記CPUにおいてのデバッグの準備が完了したら、前記命令コードアクセスに応じて前記第1の内部メモリとは異なり、前記命令コードアクセスに対応する命令コードを記憶している第2の内部メモリから前記命令コードアクセスに対応する命令コードを読み出すステップと
を含む
ことを特徴とするデバッグ制御方法。
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