JPH11326454A - スキュー補正回路 - Google Patents

スキュー補正回路

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Publication number
JPH11326454A
JPH11326454A JP10115544A JP11554498A JPH11326454A JP H11326454 A JPH11326454 A JP H11326454A JP 10115544 A JP10115544 A JP 10115544A JP 11554498 A JP11554498 A JP 11554498A JP H11326454 A JPH11326454 A JP H11326454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay
gate
circuit
signal
skew correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP10115544A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyoshi Tanaka
重嘉 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJITA SEISAKUSHO KK
Fujita Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
FUJITA SEISAKUSHO KK
Fujita Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by FUJITA SEISAKUSHO KK, Fujita Manufacturing Co Ltd filed Critical FUJITA SEISAKUSHO KK
Priority to JP10115544A priority Critical patent/JPH11326454A/ja
Publication of JPH11326454A publication Critical patent/JPH11326454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高価な遅延調整部品を使用せずに狭いスペース
でスキュー補正を実現することができ、かつ回路を遅延
線またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD(プログ
ラマブルロジックデバイス)等で構成することによって
安価に提供することができるスキュー補正回路を提供し
ようとするものである。 【解決手段】比較信号を常時送り出す発信回路と、入力
信号を比較信号により遅延調整する遅延調整回路と、基
準信号と比較する回路と、調整信号の遅延値をステップ
状に上げていく回路と、基準信号と一致した時点の値を
記憶しておく回路とからなることを特徴とするスキュー
補正回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立ち上がり、立
ち下がり共用のスキュー補正回路に関し、狭いスペース
でスキュー補正を実現することができ、かつ安価なスキ
ュー補正回路を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキュー補正回路は図2に示す構
造となっている。すなわち、周期メモリ11には設定デ
ータが、基本周期以上のDiと基本周期以下のデータD
fとに分けて記憶され、この周期メモリ11はテストサ
イクルごとに順次読み出される。読み出された設定デー
タは設定データレジスタ12に格納され、そのレジスタ
12中の基本周期以上のデータDiは粗タイミング発生
手段13へ入力される。粗タイミング発生手段13は安
定なクロック発生器15よりの基本周期Tのクロックが
入力されて、この基本周期の整数倍、つまり設定データ
Diと対応した周期を持つパルスを精遅延手段16へ供
給する。
【0003】精遅延手段16にはレジスタ12中の基本
周期以下のデータDfが与えられており、このデータに
応じた遅延が与えられる。この精遅延手段16の出力パ
ルスは、つまり設定データに応じたパルスは振り分け手
段17において波形生成制御回路18の出力により、つ
まりゲート17aと17bとによりセット側とリセット
側とに振り分けられる。この振り分けられたパルスはこ
のタイミング発生器より被試験IC19に達するセット
側の伝搬路における伝搬遅延(ディレイ)のばらつきを
補正する、いわゆるスキュー吸収遅延手段21へ供給さ
れ、またリセット側に振り分けられたパルスは同様にタ
イミング発生器より被試験ICへ至る通路における伝搬
遅延のばらつきを補正するスキュー吸収遅延手段22へ
供給される。つまりスキュー吸収遅延手段21,22に
はそれぞれレジスタ23,24に格納されている伝搬遅
延補正データ(スキュー吸収データ)に応じた遅延が与
えられる。スキュー吸収遅延手段21,22の出力パル
スによってフリップフロップ25がセット、リセット制
御され、フリップフロップ25の出力が被試験ICの1
つのピンへ図に示していない駆動回路を通じて供給され
る。
【0004】上記従来例においては、周期メモリ11は
各試験サイクルごとに読み出され、つまりタイミング発
生器より発生するパルスは、試験周期ごとに変更するこ
とができるように構成されている。一方、スキュー吸収
遅延手段21,22における遅延制御は、実時間制御は
行なわず、適当なときに伝搬し、遅延を測定して、その
ばらつきを補正する伝搬遅延補正データを作り、レジス
タ23,24に設定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のタイミング
発生器においては、精遅延手段16とスキュー吸収遅延
手段21,22とは微細な遅延を制御することができる
ように、その遅延手段は通常IC内に構成されたゲート
やバッファなどにおける伝搬遅延を利用し、その遅延用
バッファを通すか通さないかの選択を行なう回路を多段
に接続して構成されており、しかも精遅延手段16は最
大で基本周期Tまで、要求された高い精度に応じた各種
の遅延量の遅延を可能とする必要があり、またスキュー
吸収遅延手段21,22においては基本周期以上の補正
をする必要があり、かつ、その遅延精度は精遅延手段1
6と同じ程度である必要がある。
【0006】このようなバッファの伝搬遅延を利用した
遅延回路においては電源電圧の変動によって遅延量が変
化し、またクロック速度によって遅延量が変化する。か
つ温度の影響も受けやすく、さらに製造のばらつきも大
きい。しかも高い精度とするには前述した遅延段を多
数、多段に設ける必要があり、より前記各種影響を受け
やすく、雑音も乗りやすいなどの欠点があり、そのよう
な遅延手段を従来において3つも必要としており、それ
だけ高い精度を得るのは困難であった。
【0007】この発明は従来例の上記欠点を解消したも
ので、高価な遅延調整部品を使用せずに狭いスペースで
スキュー補正を実現することができ、かつ回路を遅延線
またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD(プログラ
マブルロジックデバイス)等で構成することによって安
価に提供することができるスキュー補正回路を提供しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明のスキ
ュー補正回路は、比較信号を常時送り出す発信回路と、
入力信号を比較信号により遅延調整する遅延調整回路
と、基準信号と比較する回路と、調整信号の遅延値をス
テップ状に上げていく回路と、基準信号と一致した時点
の値を記憶しておく回路とからなることを特徴とするも
のである。
【0009】この発明のスキュー補正回路は、上記入力
信号を比較信号により遅延調整する遅延調整回路が、遅
延線またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD等から
選ばれた装置からなることをも特徴とするものである。
【0010】この発明のスキュー補正回路は、カウンタ
等のタイミング発生手段によって比較信号を常時出して
おき、比較信号によって各段階ごとに遅延値を変化させ
た調整信号を出力するとともに、調整信号が基準信号と
一致した時点の値を記憶しておく。これにより調整信号
は基準信号とほぼ等しい間に調整されるのである。
【0011】なお、この発明のスキュー補正回路は、遅
延線またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD等内の
遅延回路をゲートを使用して作っているが、同極性のゲ
ートの場合は立ち上がりと立ち下がりの遅延の差が遅延
値が大きくなるごとに大きくなるため、ゲートに反転回
路(INVERTER)を使っている。この場合、立ち
上がり、立ち下がりの差は打ち消し合うが、極性がバラ
バラになる遅延調整回路末端にEXOR回路をつけ、極
性の補正をしている。
【0012】上記のような信号を補正する比較回路で
は、比較ポイントでUNDER SHOOTやOVER
SHOOTなどで波形が乱れている所で検出する場合
が多いため、UNDER SHOOTやOVER SH
OOTに影響されないような遅延値を減少させて動作さ
せる。これにより、波形を変化前から捉えていくため、
UNDER SHOOTやOVER SHOOTに影響
されずに精度の高いスキュー補正回路が実現できる。
【0013】この発明のスキュー補正回路によれば、回
路を遅延線またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD
等で構成するため、高価な遅延調整部品を使用せずに狭
いスペースで実現することができるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明のスキュー補正回
路の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
【0015】図1に示すスキュー補正回路において、遅
延調整は次のようにして行なわれる。すなわち、NOT
ゲート31を介して信号が遅延(ディレイ)選択回路3
2の入力側32aに入力される。他方カウンタ回路33
からは常時、NOTゲート35を介して遅延選択回路3
2の入力側32bに比較信号を入力し、上記遅延選択回
路32の入力側32aの各ステップごとに遅延値を変化
させていって、調整信号を所定の遅延値でXORゲート
36へ出力する。
【0016】これとは別に、カウンタ回路33からNO
Tゲート37およびフリップフロップ38を介してAN
Dゲート39およびORゲート40、NOTゲート41
から、コンパレータ42へ基準信号を供給する。
【0017】コンパレータ42はXORゲート36から
NOTゲート43を経てコンパレータへ入力された調整
信号と、上記基準信号とを比較して、VREF(基準電
圧)44に両者が一致した値を記憶しておく。
【0018】この発明のスキュー補正回路の他の実施例
では、比較信号と基準信号とを発信する共通部回路と、
スキュー補正を行なうスキュー補正部回路とで構成する
ことができる。
【0019】すなわち共通部回路は、所定のパルスを出
す発信器と、第1および第2の一対のカウンタとを備
え、発信器から出された信号は、NOTゲートおよびA
NDゲートを介して第1のカウンタの入力側aに入力さ
れる。またパターン信号が、一対のフリップフロップ、
ANDゲートを介して第2のカウンタの入力側aに入力
される。
【0020】一対のカウンタから出された比較信号は、
スキュー補正部回路のセレクタ(遅延線またはゲートア
レイ、ロジックIC、PLD等)の入力側aに入力され
て遅延調整される。また、第2のカウンタから出力され
た基準信号がフリップフロップからなるコンパレータに
入力される。
【0021】上記基準信号はセレクタの入力側bに入力
され、調整信号は基準信号と比較されてNOTゲートを
介して記憶装置に出力される。そして、調整信号はDU
Tボードに出力されるとともに、再度コンパレータに入
力されて、基準信号を調整する。
【0022】
【発明の効果】この発明のスキュー補正回路は以上のよ
うに構成したので、比較ポイントにおいてUNDER
SHOOTやOVER SHOOTなどで波形が乱れて
いる所で検出しても、UNDER SHOOTやOVE
R SHOOTに影響されないような遅延値を減少させ
て動作させることができる。これにより、波形を変化前
から捉えていくため、UNDER SHOOTやOVE
R SHOOTに影響されずに精度の高いスキュー補正
回路が実現できる。
【0023】この発明のスキュー補正回路によれば、回
路を遅延線またはゲートアレイ、ロジックIC、PLD
等で構成するため、高価な遅延調整部品を使用せずに狭
いスペースで実現することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のスキュー補正回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
31 NOTゲート 32 セレクタ 32a,32b 入力側 33 カウンタ 34 フリップフロップ 35 NOTゲート 36 XORゲート 37 NOTゲート 38 フリップフロップ 39 ANDゲート 40 ORゲート 41 NOTゲート 42 コンパレータ 43 NOTゲート 44 VREF(基準電圧)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較信号を常時送り出す発信回路と、入
    力信号を比較信号により遅延調整する遅延調整回路と、
    基準信号と比較する回路と、調整信号の遅延値をステッ
    プ状に上げていく回路と、基準信号と一致した時点の値
    を記憶しておく回路とからなることを特徴とするスキュ
    ー補正回路。
  2. 【請求項2】 入力信号を比較信号により遅延調整する
    遅延調整回路が、遅延線またはゲートアレイ、ロジック
    IC、PLD等から選ばれた装置からなる請求項1に記
    載のスキュー補正回路。
JP10115544A 1998-04-24 1998-04-24 スキュー補正回路 Pending JPH11326454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115544A JPH11326454A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 スキュー補正回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115544A JPH11326454A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 スキュー補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11326454A true JPH11326454A (ja) 1999-11-26

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ID=14665169

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10115544A Pending JPH11326454A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 スキュー補正回路

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JP (1) JPH11326454A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008008657A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Yokogawa Electric Corp 遅延時間測定方法及びこれを用いた遅延時間測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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