JPH11319980A - ブラシテーブルのパスライン設定方法及びその装置並びにパスライン測定装置 - Google Patents

ブラシテーブルのパスライン設定方法及びその装置並びにパスライン測定装置

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JPH11319980A
JPH11319980A JP13700398A JP13700398A JPH11319980A JP H11319980 A JPH11319980 A JP H11319980A JP 13700398 A JP13700398 A JP 13700398A JP 13700398 A JP13700398 A JP 13700398A JP H11319980 A JPH11319980 A JP H11319980A
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JP
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brush
pass line
carriage
height
plate material
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JP13700398A
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English (en)
Inventor
Koji Kawaguchi
晃司 川口
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシテーブルのブラシ上面のパスライン高
さを容易に且つ正確に出すパスライン設定装置を提供す
る。 【解決手段】 板材加工機には表面に多数のブラシ57
を植設したブラシテーブル41が備えられ、ブラシテー
ブル41の上の板材はキャレッジ39に設けられたクラ
ンプ装置19によりクランプされ移動位置決めされて加
工される。キャレッジ39のガイドレール45に着脱可
能なブラシ面測定具67を取付けて、キャレッジ39を
移動することによりブラシ面測定具67を移動し、ブラ
シ面測定具67のパスライン基準BPLにブラシテーブ
ル41上のブラシ上面を当接するようにブラシテーブル
41のブラシ上面の高さを容易にしかも正確に調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラシテーブルの
パスライン設定方法及びその装置並びにパスライン測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチプレスやレーザ加工機等の
板材加工機としての例えばタレットパンチプレスのテー
ブル本体上には表面に多数のブラシを植設したブラシテ
ーブルが設けられており、板材の搬送音の低減や製品の
裏傷を少なくすることに多大な成果を上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラシテー
ブルは多数のフリーベアを設けたワークテーブルとは異
なり、パスライン高さを測定することが難しく、このパ
スライン高さの精度が良くないと以下の問題点があっ
た。
【0004】すなわち、(1)ブラシテーブルのブラシ上
面が加工パスラインより低い位置にあると、下部タレッ
ト内のダイにより加工板材に加工時の裏傷がつく。
【0005】(2) ブラシテーブルのブラシ上面が加工パ
スラインより高い位置にあると、ブラシの抵抗が大きく
なるために加工板材(製品)の精度が低下する。
【0006】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ブラシテーブルのブラシ上面
をパスライン高さに容易に且つ正確に設定し得るブラシ
テーブルのパスライン設定方法及びその装置並びにパス
ライン測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のブラシテーブルのパスライ
ン設定方法は、表面に多数のブラシを植設したブラシテ
ーブルをテーブル本体上に上下動可能に設け、前記ブラ
シテーブル上の板材をキャレッジに位置調整自在に設け
たクランプ装置によりクランプし移動位置決めして加工
する板材加工機において、前記キャレッジに着脱可能な
ブラシ面測定具を取付け、前記キャレッジを移動するこ
とにより前記ブラシ面測定具を移動せしめてブラシ面測
定具に設けたパスラインの高さに位置となるパスライン
基準に前記ブラシ上面を合わせるべく、テーブル本体に
対してブラシテーブルを上下動せしめて前記ブラシ上面
を前記パスライン基準に当接せしめ、次いでブラシテー
ブルを前記テーブル本体に固定せしめることを特徴とす
るものである。
【0008】したがって、ブラシ面測定具がキャレッジ
に装着された後に、キャレッジが移動されることにより
ブラシ面測定具が移動されるので、ブラシ面測定具のパ
スライン基準とブラシテーブルのブラシ上面との差を判
断できる。そこで、ブラシ上面がパスライン基準に当接
するようにブラシテーブルの高さを上下動して調整され
ブラシテーブルはテーブル本体に固定されるので、ブラ
シ上面の高さは容易にしかも正確に出される。その結
果、板材(製品)の裏傷がなくなり、また、ブラシの摩
擦抵抗による製品精度の悪化がなくなる。
【0009】請求項2によるこの発明のブラシテーブル
のパスライン設定装置は、表面に多数のブラシを植設し
たブラシテーブルをテーブル本体上に上下動可能に設
け、前記ブラシテーブル上の板材をキャレッジに位置調
整自在に設けたクランプ装置によりクランプし移動位置
決めして加工する板材加工機において、前記キャレッジ
に着脱可能なブラシ面測定具を設け、このブラシ面測定
具にパスラインの高さに位置となるパスライン基準を設
け、このパスライン基準に前記ブラシ上面を合わせて当
接すべくテーブル本体に対してブラシテーブルを上下動
すると共にブラシテーブルを前記テーブル本体に固定す
るブラシ高さ調整手段を設けてなることを特徴とするも
のである。
【0010】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、ブラシ面測定具がキャレッジに装着された後に、
キャレッジが移動されることによりブラシ面測定具が移
動されるので、ブラシ面測定具のパスライン基準とブラ
シテーブルのブラシ上面との差を判断できる。そこで、
ブラシ上面がパスライン基準に当接するようにブラシ高
さ調整手段によりブラシテーブルの高さを上下動して調
整されブラシテーブルはテーブル本体に固定されるの
で、ブラシ上面の高さは容易にしかも正確に出される。
その結果、板材(製品)の裏傷がなくなり、また、ブラ
シの摩擦抵抗による製品精度の悪化がなくなる。
【0011】請求項3によるこの発明のブラシテーブル
のパスライン設定装置は、請求項2記載のブラシテーブ
ルのパスライン設定装置において、前記ブラシ高さ調整
手段が前記各ブラシテーブルベースを押し上げ可能にテ
ーブル本体に螺合した高さ調整ボルトと、前記各ブラシ
テーブルベースを前記テーブル本体に固定する固定具と
から構成してなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、各ブラシユニット毎に各高さ
調整ボルトを回して各ブラシテーブルベースを押し上げ
てブラシ上面をパスライン基準に当接させることができ
る。この状態で固定具でブラシテーブルベースをテーブ
ル本体に固定することによりブラシ上面はパスライン基
準の高さで固定される。
【0013】請求項4によるこの発明のパスライン測定
装置は、キャレッジに着脱可能な支持ブロック体と、こ
の支持ブロック体に一体化されると共に下面にパスライ
ンの高さ位置となるパスライン基準を設けたブラシ面測
定器と、で構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】したがって、パスライン測定装置の支持ブ
ロック体をキャレッジに装着せしめることによって、ブ
ラシテーブルに植毛されたブラシの上面がパスライン基
準に容易に合わせられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のブラシテーブルの
パスライン設定方法及びその装置の実施の形態につい
て、板材加工機としての例えばタレットパンチプレス1
を例にとって図面を参照して説明する。
【0016】図3を参照するに、タレットパンチプレス
1はベース3の両側に立設したサイドフレーム5,7に
上部フレーム9の両側が支持された態様のフレーム構造
に構成されている。前記上部フレーム9の下部には、多
種類のパンチPを着脱交換自在に備えた円盤状の上部タ
レット11が回転自在に装着されている。ベース3の上
面には、上部タレット11に対向した下部タレット13
が回転自在に装着されており、この下部タレット13に
は、多種類のパンチPと対向した多数のダイDが円弧状
に配置され且つ着脱交換自在に装着されている。前記上
部タレット11の軸心と下部タレット13の軸心とは同
一軸心に配置されており、この上部タレット11と下部
タレット13は、数値制御装置のような適宜の制御装置
(図示省略)の制御によって、同方向へ同期して回転さ
れる。
【0017】前記上部フレーム9の下面におけるほぼ中
央部には、図1に示されているようにラム15(打圧部
材)が上下動自在に装着されている。パンチPが上部タ
レット11および下部タレット13の回転によってラム
15の下方へ割出し位置決めされ、この位置決めされた
パンチPは駆動機構により上下動されるラム15により
打圧されるものである。
【0018】なお、タレットパンチプレス1には板材W
を前後左右方向へ移動位置決めするための板材Wの移動
位置決め装置17が設けられており、そのクランプ装置
19に板材Wが把持されている。この移動位置決め装置
17は数値制御等の制御装置によって制御され板材Wを
パンチPとダイDとの間の適宜位置へ位置決めするもの
である。
【0019】図3を参照するに、板材Wの移動位置決め
装置17はタレットパンチプレス1の手前側(図3にお
いて右側)に配設されている。移動位置決め装置17は
水平に設置されたセンタテーブル21上を図3において
右側からパンチング加工位置Kの付近まで移動自在に設
けられている。すなわち、移動位置決め装置17は図1
に示されているようにY軸モータ23、Y軸用ボールね
じ25、ギヤ機構27などから構成されるY軸送り機構
29を備えたキャレッジベース31が図3に示されてい
るようにセンタテーブル21の左右に分割された形でサ
イドテーブル33上に乗っている。なお、前記サイドテ
ーブル33はキャレッジベース31に伴って移動する、
いわゆる連歩きテーブルである。
【0020】サイドテーブル33の外側縁には、タレッ
トパンチプレス1の機械全幅にほぼ等しい長さのキャレ
ッジベース31が固定されている。前記Y軸送り機構2
9により、サイドテーブル33及びキャレッジベース3
1がY軸移動をして本実施の形態においては2つのワー
ククランパ35からなるクランプ装置19によりクラン
プされた板材WのY軸方向位置決めが行われる。
【0021】キャレッジベース31にはタレット側に面
する側面にキャレッジ移動用のガイドレール37が設け
られており、キャレッジベース31のガイドレール37
にはワーククランパ35を備えているキャレッジ39が
ガイドレール37に沿ってX軸方向にスライド自在に設
けられている。
【0022】なお、図1においては、キャレッジ39に
は後述するブラシテーブル41のブラシ上面を測定する
パスライン測定装置43が装着された状態を図示してい
るが、便宜上、この図1を利用して説明すると、ワーク
クランパ35はキャレッジ39の図1において左側面に
設けられた鳩尾上のガイドレール45に位置調整可能に
装着されている。
【0023】また、キャレッジ39はその側面のほぼ中
央を貫いてキャレッジベース31のタレット側に面する
側面に設けたボールねじ47が図1及び図3に示されて
いるように配設され、伝動機構49を介してギヤードモ
ータ51で駆動回転される。ボールねじ47の回転でキ
ャレッジ39はキャレッジベース31の長さ方向に自在
にいわゆるX軸移動をして板材WのX軸方向位置決めと
X軸方向の送りが行われる。すなわちボールねじ47と
伝動機構49とギヤードモータ51とから移動機構53
が構成され、この移動機構53の動力駆動によりキャレ
ッジ39が移動される。
【0024】以下、本実施の形態に係わる主要部として
のブラシテーブル41のパスライン設定装置43につい
て説明する。
【0025】テーブル本体を構成する前述したセンタテ
ーブル21及びサイドテーブル33はアルミニウムや鉄
鋼の引抜き材でなる枠材を組み立てたものである。セン
タテーブル21及びサイドテーブル33の上面には、図
1に示されているようにブラシテーブルベース55の上
面に多数のブラシ57を植設した複数のブラシユニット
59が載置され、各ブラシテーブルベース55は複数の
ボルト61等の締付固定具により取付けられている。し
たがって、ブラシテーブル41は上記のテーブル本体上
に固定された複数のブラシユニット59で構成されてい
る。
【0026】なお、各ブラシユニット59はそれぞれの
ブラシテーブルベース55の下面がブラシ高さ調整手段
としての例えば前記テーブル本体に螺合された複数のブ
ラシ高さ調整ボルト63により押上げ可能に設けられて
ブラシ上面の高さが調整可能に設けられている。したが
って、複数の各ブラシユニット59は高さ調整ボルト6
3により押上げられた状態で複数のボルト61により締
め付けられてテーブル本体上に固定される。
【0027】図1及び図2を参照するに、支持ブロック
体65がキャレッジ39のガイドレール45に着脱自在
に設けられており、Y軸方向に延伸された板状のブラシ
面測定具67が前記支持ブロック体65の図1において
左側面に一体的に固定されている。
【0028】前記支持ブロック体65は例えば剛性の高
い鋼鉄製でなっており、鳩尾状のガイドレール45に嵌
合する下リップ69と上リップ71でなる溝部73が備
えられており、上リップ71は例えばクランプ機構75
のハンドル77を回転すると上下動し、上リップ71と
下リップ69でガイドレール45を挟持してクランプ・
アンクランプするように構成されている。
【0029】したがって、パスライン設定装置43を構
成するブラシ面測定具67は使用するときだけ、キャレ
ッジ39のガイドレール45に装着されるものである。
なお、ブラシ面測定具67はワーククランパ35がキャ
レッジ39に装着されたままの状態でガイドレール45
の一端側に装着してもよく、あるいはワーククランパ3
5をキャレッジ39から外した後に図2に示されている
ようにキャレッジ39のガイドレール45に装着しても
構わない。
【0030】なお、ブラシ面測定具67としては形状や
材質などは特に限定されないが、軽量化を図るためにア
ルミニウム製の材質で構成され、図1に示されているよ
うにほぼ直角三角形状をなしている。ブラシ面測定具6
7にはブラシパスライン高さの位置となるパスライン基
準としての例えばブラシパスライン基準BPLが設けら
れている。本実施の形態ではブラシ面測定具67の下面
がブラシパスライン基準BPLとなっている。このブラ
シパスライン基準BPLは板材Wの加工パスラインWP
Lよりも約0.5mmほど高い位置に設けることが望ま
しい。
【0031】なお、ブラシパスライン基準BPLとして
はブラシ面測定具67の下面に限定されず、例えば紐、
ワイヤなどの線状体をブラシパスライン基準BPLとし
てブラシ面測定具67の下部に設けても、あるいは他の
方法であっても構わない。
【0032】また、ブラシ面測定具67の下面の長さ
は、ブラシテーブル41のブラシ上面を効率よくブラシ
パスライン基準BPLに合わせるという点で、Y軸方向
に長いほど望ましく、強度的に可能であればセンタテー
ブル21及びサイドテーブル33のY軸方向の全長に近
いほど特に望ましい。
【0033】上記構成により、パスライン測定装置43
の支持ブロック体65がキャレッジ39のガイドレール
45に装着されてクランプ機構75でロックされた後
に、キャレッジ39がX軸方向に移動され、ブラシ面測
定具67が図2に示されているようにX軸方向に移動さ
れる。
【0034】したがって、ブラシ面測定具67のブラシ
パスライン基準BPLとブラシテーブル41のブラシ上
面との隙間などの差を判断し、ブラシ上面がブラシパス
ライン基準BPLに当接するように、各ブラシユニット
59の複数のブラシ高さ調整ボルト63を回してブラシ
テーブルベース55を上下動せしめてブラシ上面の高さ
を調整することにより、ブラシ上面のブラシパスライン
の高さは容易にしかも正確に出すことができる。その
後、ブラシテーブルベース55はボルト61で締め付け
られてテーブル本体上に固定される。
【0035】したがって、ブラシテーブル41上の板材
WはダイDの加工パスラインWPLに対して適正な高さ
に位置するので、パンチング加工時に板材Wが移動位置
決め装置17により移動されるときにはダイDによる板
材W(製品)の裏傷がなくなる。また、ブラシ57の摩
擦抵抗による製品精度の悪化がなくなる。
【0036】なお、この発明は前述した実施の形態の例
に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりそ
の他の態様で実施し得るものである。本実施の形態の例
では板材加工機としてタレットパンチプレスを例にとっ
て説明したが他のパンチプレスやレーザ加工機およびそ
の他の板材加工機であっても構わない。
【0037】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、キャレッジに
ブラシ面測定具を装着した後に、キャレッジを移動して
ブラシ面測定具を移動することにより、このブラシ面測
定具のパスライン基準とブラシテーブルのブラシ上面と
の差を判断できる。ブラシ上面がパスライン基準に当接
するようにブラシテーブルを上下動してブラシ上面の高
さを調整でき、ブラシテーブルをテーブル本体に固定す
るので、ブラシ上面の高さを容易にしかも正確に出すこ
とができる。したがって、板材(製品)の裏傷をなく
し、また、ブラシの摩擦抵抗による製品精度の悪化をな
くすことができる。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、キャレッジにブラシ面測定具を装着
した後に、キャレッジを移動してブラシ面測定具を移動
することにより、このブラシ面測定具のパスライン基準
とブラシテーブルのブラシ上面との差を判断できる。ブ
ラシ上面がパスライン基準に当接するようにブラシ高さ
調整手段によりブラシテーブルを上下動してブラシ上面
の高さを調整でき、ブラシテーブルをテーブル本体に固
定するので、ブラシ上面の高さを容易にしかも正確に出
すことができる。したがって、板材(製品)の裏傷をな
くし、また、ブラシの摩擦抵抗による製品精度の悪化を
なくすことができる。
【0039】請求項3によれば、各ブラシユニット毎に
各高さ調整ボルトを回して各ブラシテーブルベースを押
し上げてブラシ上面をパスライン基準に当接させること
ができる。この状態で固定具でブラシテーブルベースを
テーブル本体に固定することによりブラシ上面をパスラ
イン基準の高さに固定できる。
【0040】請求項4の発明によれば、パスライン測定
装置の支持ブロック体をキャレッジに装着せしめること
によって、ブラシテーブルに植毛されたブラシの上面を
パスライン基準に容易に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、ブラシテー
ブルのパスライン設定装置の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の例に使用されるタレット
パンチプレスの平面図を示すものである。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 17 移動位置決め装置 19 クランプ装置 21 センタテーブル 23 Y軸モータ 29 Y軸送り機構 31 キャレッジベース 33 サイドテーブル 35 ワーククランパ 37 ガイドレール 39 キャレッジ 41 ブラシテーブル 43 パスライン測定装置 45 ガイドレール 51 ギヤードモータ 53 移動機構 55 ブラシテーブルベース 57 ブラシ 59 ブラシユニット 63 ブラシ高さ調整ボルト 65 支持ブロック体 67 ブラシ面測定具 69 下リップ 71 上リップ 75 クランプ機構 77 ハンドル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数のブラシを植設したブラシテ
    ーブルをテーブル本体上に上下動可能に設け、前記ブラ
    シテーブル上の板材をキャレッジに位置調整自在に設け
    たクランプ装置によりクランプし移動位置決めして加工
    する板材加工機において、 前記キャレッジに着脱可能なブラシ面測定具を取付け、
    前記キャレッジを移動することにより前記ブラシ面測定
    具を移動せしめてブラシ面測定具に設けたパスラインの
    高さに位置となるパスライン基準に前記ブラシ上面を合
    わせるべく、テーブル本体に対してブラシテーブルを上
    下動せしめて前記ブラシ上面を前記パスライン基準に当
    接せしめ、次いでブラシテーブルを前記テーブル本体に
    固定せしめることを特徴とするブラシテーブルのパスラ
    イン設定方法。
  2. 【請求項2】 表面に多数のブラシを植設したブラシテ
    ーブルをテーブル本体上に上下動可能に設け、前記ブラ
    シテーブル上の板材をキャレッジに位置調整自在に設け
    たクランプ装置によりクランプし移動位置決めして加工
    する板材加工機において、 前記キャレッジに着脱可能なブラシ面測定具を設け、こ
    のブラシ面測定具にパスラインの高さに位置となるパス
    ライン基準を設け、このパスライン基準に前記ブラシ上
    面を合わせて当接すべくテーブル本体に対してブラシテ
    ーブルを上下動すると共にブラシテーブルを前記テーブ
    ル本体に固定するブラシ高さ調整手段を設けてなること
    を特徴とするブラシテーブルのパスライン設定装置。
  3. 【請求項3】 前記ブラシ高さ調整手段が前記各ブラシ
    テーブルベースを押し上げ可能にテーブル本体に螺合し
    た高さ調整ボルトと、前記各ブラシテーブルベースを前
    記テーブル本体に固定する固定具とから構成してなるこ
    とを特徴とする請求項2記載のブラシテーブルのパスラ
    イン設定装置。
  4. 【請求項4】 キャレッジに着脱可能な支持ブロック体
    と、この支持ブロック体に一体化されると共に下面にパ
    スラインの高さ位置となるパスライン基準を設けたブラ
    シ面測定具と、で構成されていることを特徴とするパス
    ライン測定装置。
JP13700398A 1998-05-19 1998-05-19 ブラシテーブルのパスライン設定方法及びその装置並びにパスライン測定装置 Pending JPH11319980A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166560A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社アマダホールディングス 板材加工機及びブラシ摩耗監視方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166560A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社アマダホールディングス 板材加工機及びブラシ摩耗監視方法

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