JPH11315933A - リテ―ナ付きカ―トリッジ式のロ―タリシ―ル - Google Patents

リテ―ナ付きカ―トリッジ式のロ―タリシ―ル

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JPH11315933A
JPH11315933A JP11056971A JP5697199A JPH11315933A JP H11315933 A JPH11315933 A JP H11315933A JP 11056971 A JP11056971 A JP 11056971A JP 5697199 A JP5697199 A JP 5697199A JP H11315933 A JPH11315933 A JP H11315933A
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ring
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plastic ring
cartridge type
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱的且つ化学的攻撃を受けたりや高温状態に
なったときでも、プラスチックとメタルとの間の結合
に、シール不良を引き起こさない。 【解決手段】 カートリッジ式のロータリシール10
は、ハウジングボア16に封止可能に係合する本体14
と、ハウジングボア内で回転するシャフト26に封止可
能に係合するリップ20とを有する、常温流れ可能なプ
ラスチックリング12を備える。ハウジングボア内でシ
ャフトの周囲に、プラスチックリングを固定するため
の、分離可能なメタルリテーナ30が設けられている。
分離可能なメタルリテーナは円周面34を有し、円周面
は、ハウジングボア内に圧入するのに適した半径を有す
るリヤ部36と、リング40で終端する、リヤ部の半径
よりも小さなフロント部38とを備えている。また、内
部溝44が、プラスチックリング本体14に設けられ、
当該内部溝内に設けられたリング40と係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、概ね、ハウジン
グ内に押圧され、種々の流体環境の下で比較的に低圧力
でシャフトの周囲を封止する(すなわち、シールする)
カートリッジ式のロータリシールに関する。特に、本願
発明は、プラスチック製のリング(プラスチックリン
グ)内に軸線方向及び径方向応力を提供する、別体のメ
タル保持リングを用いるカートリッジ式のシールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】カートリッジ式のロータリシールは、種
々のタイプの流体やガスを封止できるように、種々の用
途で、多年の間、使用されてきた。一般に、これらのシ
ールは、メタルに包まれた種々のエラストマーを採用し
てきた。利用された典型的な材料には、種々のプラスチ
ックやフルオロポリマー(例えば、ポリテトラフルオロ
エチレン(polytetrafluoroethyl
ene、すなわちPTFE))がある。といのは、それ
らの材料は比較的低い摩擦を示し、また、化学的に不活
性であり、さらに、大幅な範囲の温度に耐えることがで
き、したがって、潤滑油のない状態でも使用できるから
である。
【0003】そのような従来のカートリッジ式のシール
は、U字形状となっていることが多い円形の金属製のリ
ング(メタルリング)と結合した関係で、前記エラスト
マーを用いている。前記シールの金属製の部分はハウジ
ング内に押圧され、一方、前記エラストマーのシール
は、前記シャフトの周囲を押す状態となっている。
【0004】上述したように、フルオロポリマー(fl
uoropolymers)のようなプラスチックが用
いられたとき、前記プラスチックは前記金属製のリング
(メタルリング)に結合され、そのアセンブリ全体が、
前記ハウジング内に押圧される。このとき、前記シール
の外径(OD)と前記ハウジングとの間の干渉(int
erference:すなわち、インターフェアラン
ス、締め代)の程度により、前記シールアセンブリが前
記ハウジング内に保持され、同時に、前記シールアセン
ブリが前記ハウジングに対して静的に封止する。前記シ
ールと前記シャフトとの間は、エラストマーとシャフト
との接触によって、動的に封止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらのシールによる
共通の問題は、前記プラスチックと前記メタルとの間の
結合が不適切になることである。前記プラスチックと前
記メタルとの間の結合は、熱的且つ化学的攻撃を受けた
りや高温状態になったとき、シール不良が引き起こされ
る可能性がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、カートリッ
ジ式のロータリシールを提供するものである。前記カー
トリッジ式のロータリシールは、別体のプラスチック製
のリング(プラスチックリング)及びリテーナを備えて
いる。前記別体のプラスチック製のリング(プラスチッ
クリング)及びリテーナは、一緒になって独自にロック
され、これにより、前記リングと前記リテーナとの間に
は残留力が提供され、前記構成要素が一定の温度パラメ
ーター内に維持される。
【0007】本願発明によるカートリッジ式のロータリ
シールは、常温流れ(低温流れ)可能なプラスチック製
のリング(プラスチックリング)を備えている。前記プ
ラスチックリングは、ハウジングボアに封止可能に係合
する本体と、前記ハウジングボア内で回転するシャフト
に封止可能に係合するリップ部とを有している。重要な
ことは、後で詳細に説明するように、前記使用に適した
プラスチック製の材料は、例えば、ポリテトラフルオロ
エチレン(polytetrafluoroethyl
ene)すなわちPTFEやPTFE及びUHMW(u
ltrahighmolecularweightpo
lyethylene超高分子量ポリエチレン)の混合
物のように、常温流れ(コールドフロー)可能でなけれ
ならないことである。これらの材料の使用により、プラ
スチックが適切に常温流れすることができ、これによ
り、前記ハウジングと前記シャフトとの間で、前記プラ
スチックリングの径方向及び軸線方向の安定性を維持す
ることができる。
【0008】分離可能な金属製のリテーナ(メタルリテ
ーナ)が、前記プラスチックリングを、前記ハウジング
ボア内で且つ前記シャフトの周囲で固定するための手段
を提供している。前記分離可能なメタルリテーナは、円
周面を備えている。前記円周面には、前記ハウジングボ
ア内に圧入するのに適切な直径を有するリヤ部と、前記
リヤ部の直径よりも小さい直径からなりリングで終端す
るフロント部とが設けられている。
【0009】内部溝が、当該内部溝内に設けられる前記
金属製のリング(メタルリング)に係合できるように、
前記プラスチックリング本体に設けられている。これに
よって、軸線方向及び径方向での残留応力が前記プラス
チックリング本体に生じた状態で、前記プラスチックリ
ングとメタルリングとを一緒にラッチ止めする(掛け止
めする)ことができる。この残留応力は、特定の溝及び
リングの寸法及び形状によって、生成され且つ維持され
る。例えば、後で詳細に説明されるように、本願発明に
係わるプラスチックリングは、比較的に厚いリヤ部を備
えている。前記リヤ部によって、径方向の応力を当該リ
ヤ部に維持することができる。この応力は、前記プラス
チックリングと前記メタルリングとの間の結合を維持す
るのに十分になっている。比較的に薄いリヤ部を有する
プラスチックリングが用いられたとき、径方向の応力
は、前記メタルリングの特定の形状によって、前記プラ
スチックリングに維持される。
【0010】より詳細に説明すれば、前記プラスチック
リングの内部溝は、前記リングよりも大きな直径を備え
ている。前記リングに隣接する前記メタルリテーナのフ
ロント部は、前記プラスチックリング本体に前記径方向
の応力を維持させるために、前記内部溝に隣接する前記
プラスチックリング本体の接触内径よりも小さな外径を
備えている。
【0011】さらに、前記内部溝の幅は、前記メタルリ
ングの幅よりも大きくしてもよい。しかし、溝手段内へ
の常温流れにより前記径方向の応力によって強制的に押
し進められる過剰のプラスチックを受け入れるのに必要
な幅よりも小さくなっている。それによって、前記軸線
方向の応力を前記プラスチックリングに維持することが
できる。
【0012】さらに、本願発明は、前記シャフトに係合
するヘッド手段を備えることができる。前記ヘッド手段
は、前記リップ手段の端部に配置されている。第2の溝
を前記リップ手段に隣接して設けてもよい。前記リップ
手段を前記シャフトに抗して偏倚させることができるよ
うに、ばねを前記リップ手段に配置してもよい。さら
に、前記金属製のリテーナ(メタルリテーナ)は、径方
向内方に伸長する段部を備えることができる。前記段部
により、前記ハウジングのボアから前記メタルリングを
前記プラスチックリングと一緒に容易に分離することが
できるようになっている。
【0013】さらに、前記プラスチックリングは、その
外面や周辺に、前記シャフトが回転したときに前記ハウ
ジング内での前記プラスチックリングの回転運動を制限
するための平坦部を備えることができる。
【0014】さらにより詳細に説明すると、前記内部溝
は、当該内部溝内にプラスチック材料が「常温流れ(コ
ールドフロー)」できるように、リヤサイドリングに面
する長方形のサイド壁(側壁)やあり溝(doveta
il)のサイド壁(側壁)を備えた概ね長方形としても
よい。
【0015】さらに、本願発明の一実施例においては、
前記メタルリテーナの前方部分は、径方向の力を前記プ
ラスチックリング本体手段に提供して、径方向応力を当
該プラスチックリング本体手段に引き起こすことができ
るように、薄い横断面を備えてもよい。この実施例にお
いては、前記プラスチックリングは、比較的薄い本体部
を備えている。
【0016】さらに詳細に説明すると、この最後の実施
例においては、前記メタルリテーナの前方部分は、前記
プラスチックリング本体での径方向応力を高めることが
できるように、その前方部分の内面に設けられた長尺状
の溝を備えている。
【0017】本願発明の特徴や効果は、添付した図面と
関連して考察されたとき、下記の詳細な説明によってよ
り明らかとなるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】さて、図1を参照すると、本願発
明に係わるカートリッジ式のロータリシール10が示さ
れている。カートリッジ式のロータリシール10は、概
ね、常温流れ(コールドフロー)可能なプラスチックリ
ング12を備えている。プラスチックリング12は、本
体14とリップ部20とを有している。本体14は、ハ
ウジング18に形成された、ハウジングボアに封止可能
に係合する手段を提供している。リップ部20は、シャ
フト26に封止可能に係合する手段を提供している。図
1において、20aは、カートリッジ式のロータリシー
ル10がハウジング18とシャフト26との間に挿入さ
れる前のリップ部20の位置を示している。一点鎖線2
0bは、リップ部20に関する効果的な封止範囲(シー
ル範囲)を表している。
【0019】重要なことは、本願発明は、PTFE、種
々の充填材又はUHMW(ultrahighmole
cularweightpolyethylene超高
分子量ポリエチレン)を備えたPTFE混合物のような
常温流れ(コールドフロー)可能なプラスチック材料を
用いており、これによって、本願発明にしたがって前記
プラスチック材料に適切に応力が加られたとき、前記プ
ラスチック材料の常温流れが可能となっている。実際、
前記残留応力により、一定の温度パラメーター内で構成
要素(プラスチックリング12とメタルリテーナ30)
を一緒に維持するための残留応力が発生する態様で、プ
ラスチックリング12が、分離可能なメタルリテーナ3
0に密着する状態が維持される。
【0020】プラスチックリング12とメタルリテーナ
30との間に永久結合は生じない。このとき、メタルリ
テーナ30が、ハウジングボア16内でシャフト26の
周囲にプラスチックリング12を保持するための手段を
提供している。図示されたように、分離可能なメタルリ
テーナ30は円周面34を備えており、円周面34には
リヤ部36とフロント部38とが設けられている。リヤ
部36は、ハウジングボア16内に圧入できるように適
切な直径を備えている。フロント部38は、リヤ部36
の直径よりも小さな直径を備えている。フロント部38
は、リング40で終端している。
【0021】プラスチックリング本体14内の内部溝4
4は、図2により明瞭に示されているように、リング4
0の半径r2よりも大きな半径r1を備えており、その結
果、クリアランス(隙間)C1が形成されている。その
ような隙間C1によって、メタル部品を容易にプラスチ
ックリング本体内部溝44に組み立てることができる。
リング40に隣接するメタルリングのフロント部38
は、干渉部分(interference:すなわち、
インターフェアランス、締め代)I1として示されてい
るように、プラスチックリング本体14のうちフロント
部38と接触する内側半径よりも小さな外側半径を備え
ている。これによって、径方向の応力をプラスチックリ
ング本体14に維持することができるようになってい
る。
【0022】さらに、内部溝44の幅は、クリアランス
(隙間)C2によって示されているようにリング40の
幅よりも大きくなっている。そのようなクリアランスC
2によって、2つの部品(プラスチックリング12とメ
タルリテーナ30)を容易に組み立てることができる。
しかしながら、ハウジング18とシール外径(O.
D.)12との間にカートリッジ式のロータリシール1
0を挿入することによって、内部溝44内でリング40
の周囲への前記PTFEの常温流れが引き起こされ、こ
れによって、軸線方向の応力がプラスチックリング12
に発生する。この変形力は、径方向、軸線方向、又は径
方向及び軸線方向の力として加えられ、プラスチックリ
ング12とメタルリテーナ30との間にロック作動が生
じる。
【0023】プラスチックリング12の壁の厚さに応じ
て、追加の径方向荷重が、メタルリテーナ30によって
提供される。これによって、軸線方向ばねような追加の
力が及ぼされ、プラスチックリング12とハウジング1
8との間の密着がより大きく且つより長く維持される。
本願発明の他の実施例に関してより詳細に後述するよう
に、本願発明に係わるシールによって、より大幅な温度
範囲にわたって封止することができる。メタルリテーナ
30は、温度が高くなって前記PTFEの側圧支持応力
(接触応力)が減少したとき、可撓性を加えることがで
きるように、また、荷重力を増加させることができるよ
うに構成してもよい。この態様において、メタルリテー
ナ30によって提供されるばね力は、前記シール外径
(OD)とハウジング18との間の接触を維持しなが
ら、カートリッジ式のロータリシール10の改善された
封止能力を維持する。
【0024】メタルリテーナ30をプラスチックリング
12内に強制的に押し込むことによって、プラスチック
リング本体14の内部溝44と、メタルリテーナ30の
リング40の部分とは、カートリッジ式のロータリシー
ル10として、組み立てられる。メタルリテーナ30を
プラスチックリング12内に強制的に押し込むことによ
り、プラスチックリング12が、径方向に膨張して「ス
ナップ式に(換言すれば、パチンと)」嵌合し、これに
より、プラスチックリング12の内径(ID)とメタル
リテーナ30の外径(OD)との間で領域Aに、直径方
向の干渉が生じる。それによって、環状方向に残留応力
が存続する。
【0025】この例において、「スナップ式嵌合」は、
通常の位置への復帰を許容し、しかも、前記膨張した表
面の周囲に径方向又は軸線方向の残留応力を発生する、
プラスチックの径方向及び/又は軸線方向の膨張を参照
している。
【0026】ハウジングボア16内で且つシャフト26
上にプラスチックリング12及びメタルリテーナ30を
組み立てることによって、上述したような「直径方向に
沿った力」が引き起こされ、この力がプラスチックリン
グ12に加えられる。プラスチックリング12の外径と
ハウジングボア16との間の干渉(interfere
nce:インターフェアランス、締り嵌め)によって、
径方向の荷重がプラスチックリング12に加えられ、メ
タルリテーナ30の領域Aの外径とプラスチックリング
12との間の密着を維持することができる。
【0027】この干渉が、前記2つの表面の間に維持さ
れる応力に加えられる限り、メタルリテーナ30とプラ
スチックリング12とは、軸線方向及び径方向の両方向
でロックされる。過剰のプラスチックは、プラスチック
シールの外径r3の周囲に流れ、それによって、図2の
Bで示されたハウジングと干渉する。さらに、PTFE
の使用によって可能となるこの常温流れにより、リング
40と内部溝44との間のギャップクリアランスC2
充填され、これによって、軸線方向の応力が提供される
と共に、メタルリテーナ30とプラスチックリング12
とが確実にラッチ止めされ、あるいは、ロックする。も
ちろん、この点に関して、例えば、好ましくはステンレ
ススチール(ステンレス鋼)のようなばねのようなメタ
ルリテーナ30材料を適切に用いなければならない。
【0028】軸線方向のロック作用、径方向のロック作
用、又はこれらの作用の組み合わせによって、プラスチ
ックリング12とメタルリテーナ30とを適所でロック
しなければならないということを理解すべきである。す
なわち、組み立てによる軸線方向のクリアランス(その
クリアランスは、図2のC2のように、材料の常温流れ
によって充填されたり充填されなかったりする可能性が
ある。)、あるいは、C1のような組み立てによる径方
向のクリアランスが生じる可能性がある。そのようなク
リアランスは、材料の常温流れの後も、存続したり残存
しなかったりする可能性がある。しかし、全ての場合に
おいて、軸線方向の、径方向の、又は軸線方向及び径方
向が組み合わされた何らかの残留応力が引き起こされる
であろう。
【0029】単に具体例を通してより具体的に説明する
と、前記プラスチック製のPTFEリングは、約19.
000mmないし約19.126mmの範囲の外側半径
を備えることができる。このとき、ハウジングは、約1
9.063mmないし約19.037mmの範囲の半径
を有する状態となっている。これによって、約0.08
9mm−0.0035インチないし約0.063mm−
0.0024インチの間の範囲にわたる径方向の干渉部
分が空けられる。
【0030】プラスチックリング12の内部溝44は、
約17.907mmないし約17.882mmの範囲の
半径r1を備えることができる。このとき、約17.8
32mmないし約17.356mmの範囲のメタルリン
グ溝の直径r2は、約0.000mmないし約0.05
1mmの範囲の径方向クリアランスを備えた状態になっ
ている。
【0031】プラスチックリング溝の半径r5は、約1
7.526mmないし約17.500mmの範囲の半径
を備えることができる。このとき、約17.597mm
ないし約17.551mmの範囲のメタルリングの半径
4は、約0.092mmないし約0.025mmの範
囲の半径方向の干渉部分(interference:
インターフェアランス、締め代)を備えた状態になって
いる。
【0032】さらに、内部溝44の幅とリング40の幅
の相違によって、約0.000mmないし約0.051
mmの範囲のクリアランスC2を提供できる。この形状
によって、(例えば、20%炭素、5%グラファイト、
78%PTFEを含む)PTFE混合物を使用すると
き、約−20°Cないし約100°Cの範囲の温度で、
また、最大で5000RPMのシャフト回転速度で、ハ
ウジング18とシャフト26との間を封止(シーリン
グ)することが可能となる。
【0033】本願発明にかかわる他の実施例のカートリ
ッジ式のロータリシール60が、図3に示されている。
この実施例においては、プラスチックリング62は、リ
ップ部66に隣接して第2の溝64を備えている。第2
の溝64は、シャフト26に対してリップ部66を偏倚
させるためのばね68を受け入れることができるように
設けられている。
【0034】さらに、メタルリテーナ70の構造は、メ
タルリテーナ30と同様になっている。しかし、メタル
リテーナ70は、内方に伸長する段部72を備えてい
る。内方に伸長する段部72は、ハウジングボア16か
らメタルリテーナ70をプラスチックリング62と共に
容易にに分離させるための手段を構成している。
【0035】本願発明のさらに別の実施例に係わるカー
トリッジ式のロータリシール78が、図4に示されてい
る。この実施例において、共通の参照符号は、図1に示
された同じあるいは実質的に同じ要素を参照している。
このカートリッジ式のロータリシール78において、プ
ラスチックリング80は、リップ部82を備えている。
リップ部82にはヘッド部84が設けられている。ヘッ
ド部84は、より大きな面積にわたってシャフト26と
接触するための手段を提供している。
【0036】図5を参照すると、さらに本願発明に係わ
る別の実施例のカートリッジ式のロータリシール90が
示されており、カートリッジ式のロータリシール90
は、プラスチックリング92とメタルリテーナ94とを
備えている。この実施例において、プラスチックリング
92は、比較的に薄い壁の厚さt1を備えている。した
がって、この地点でのプラスチックリング92の可撓性
のため、径方向のスナップ式の嵌合は生じないようにな
っている。しかしながら、スナップ式の嵌合は、図1−
4に示された実施例にしたがって説明されたように、軸
線方向で生じるようになっている。
【0037】図5に示されたカートリッジ式のロータリ
シール90において、プラスチックリング92の内径
(ID)は、組み立ての間、径方向に膨張する。これに
よって、メタルリテーナ94の一部をプラスチックリン
グ92の溝96内に入れることができる。十分な力が軸
線方向に加えられると、これによって、プラスチックリ
ング92は、溝96の箇所で軸線方向に変形を引き起こ
す。これによって、溝96領域の周囲で軸線方向にプラ
スチックリング92が圧縮され変形することにより、軸
線方向にスナップ式の嵌合作用が生じる。
【0038】プラスチックリング92の軸線方向の変形
によって、残留応力が引き起こされると、かかる残留応
力により、溝96との、径方向だけでなく軸線方向の接
触が維持され、プラスチックリング92とメタルリテー
ナ94とが一緒にロックされる。この形状により、プラ
スチックリング92に残存する結合された軸線方向の残
留応力と径方向の残留応力とによって、より高温であっ
ても、カートリッジ式のロータリシール90の信頼性と
能力とを増すことができる。
【0039】メタルリテーナ94の溝リング100は、
図6に示されているように、あり溝形(すなわち、鳩尾
形)とすることができ、又は、四角にすることができ
る。あり溝構造により、メタルリテーナ94をプラスチ
ックリング92内に容易に組み立てることができる。さ
らに、プラスチックリング92の対応するあり溝104
だけでなくあり溝102によって、プラスチックリング
92のPTFE材料のその間への常温流れの量をより多
くすることが可能となる。これによって、プラスチック
リング92とメタルリテーナ94とをより実質的にロッ
クすることができる。
【0040】図7を参照すると、本願発明に係わる別の
カートリッジ式のロータリシール110が示されてお
り、かかるカートリッジ式のロータリシール110の構
造は、図1との関連で上述したカートリッジ式のロータ
リシール10と同様になっている。
【0041】プラスチックリング112が、メタルリテ
ーナ114と一緒に設けられている。しかしながら、こ
の実施例において、メタルリテーナ114は、肉厚が薄
くなっている。メタルリテーナ114は、長い片持ち梁
フロント部120を備えている。これによって、図7の
一点鎖線122によって示されているように、片持ち梁
フロント部120の径方向の撓みを増長するようになっ
ている。この加えられたばねの撓みによって、プラスチ
ックリング112の本体部分122上での径方向の荷重
が増加する。それによって、既に存在する残留力に加え
て追加の力が提供され、その結果、カートリッジ式のロ
ータリシールとしてのシールアセンブリ110をより高
温で用いることができる。
【0042】メタルリテーナ114の全周に亘る撓みに
よって、プラスチックリング112の内径とメタルリテ
ーナ114との間の密着を十分に維持することができ
る。組み立ての間に径方向及び軸線方向に生じる残留応
力は、温度が増加するにしたがって、減少するといこと
を理解すべきである。したがって、薄い断面の片持ち梁
122によって引き起こされる、この追加された径方向
のばね力は、高温で、残留応力のそのような損失を補
い、また、そのような追加された径方向の撓みのため、
シールアセンブリ110が、より高い温度で作動するの
を許容する。シールアセンブリ110は、メタルリング
の外径とハウジング126との間で生じる干渉によって
押圧され、ハウジング126内に維持されている。
【0043】図8は、本願発明に係わるさらに別の実施
例のカートリッジ式のロータリシール130を示してい
る。カートリッジ式のロータリシール130は、プラス
チックリング132と、ハウジング136内に挿入でき
るメタルリテーナ134とを備えている。メタルリテー
ナ134の薄い断面の片持ち梁140には、矢じり形状
のヘッド部142が設けられている。矢じり形状のヘッ
ド部142は、対応する形状の溝144と強制的に密着
され、これによって、プラスチックリング132とメタ
ルリテーナ134とが軸線方向でロックされるようにな
っている。矢じり形状のヘッド部142は、ロック作動
を改善できるように、図6に示されたようなあり溝構造
を備えてもよい。径方向の干渉部分が、シールの外径と
ハウジング136との間に設けられ、これによって、封
止(シール)能力が改善されている。
【0044】図9に示された長尺状の(すなわち、長手
方向に伸長する)スロット150を設けることによっ
て、図7に示されたメタルリテーナ114の片持ち梁部
120の可撓性を改善することができる。スロット15
0によって、撓みが付加され、この故に、メタルリテー
ナ114の可撓性がより大きくなり、所望されたような
より大きな温度範囲に適応させることができる。
【0045】さらに、図10に示されたように、プラス
チックリング132は、周辺部156に複数の平坦部1
54を備えることができる。これによって、作動の間、
プラスチックリング132の回転を防止することができ
る。上述したように、プラスチックリング132で使用
されるPTFE材料の常温流れ特性によって、材料を平
坦部内に流入させ、それによって、プラスチックリング
132の回転を防止することができる。
【0046】さらに、本願発明の他の実施例に係わるカ
ートリッジ式のロータリシール160が、図11及び図
12に示されている。カートリッジ式のロータリシール
160の構造によって、該ロータリシール160をハウ
ジング162とシャフト164との間に挿入でき、図1
1及び図12に対応して表されたように両方向におい
て、ロータリシール160をハウジング162とシャフ
ト164との間で用いることができる。メタルリテーナ
166は、図1に示されたメタルリテーナ30との関連
で上述したメタルリテーナと同様になっている。リップ
部172を有するプラスチックリング170は、その構
造及び機能において、図3と関連して説明したプラスチ
ックリング62とリップ部66と同様になっている。こ
の実施例において、プラスチックリング170はU字形
状となっており、ばね180が、リップ部172とメタ
ルリテーナ166との間で、プラスチックリング170
に配置されている。そして、ばね180は、メタルリテ
ーナフロント部182と圧接する位置に配置されてい
る。この形状によって、封止(シーリング)能力が向上
している。
【0047】なお、図1及び図4に示された封止用のリ
ップ部構造を、図11及び図12に示された構造の代わ
りに使用してもよい。上述したカートリッジ式のロータ
リシール10、60、78、90、110、130、及
び160は、残留応力を発生して、一定の温度(例え
ば、約−20°ないし約100°)内で、プラスチック
リングとメタルリテーナとの間の密着状態を維持させる
ことができるアセンブリを構成しているということを理
解すべきである。封止面(シール面)と封止面との間を
密着させることによって、特に、高温で使用の間、前記
PTFE材料に生じる可能性のある変形に適応すること
ができる。上述したクリアランスに関する具体的に説明
した寸法及び形状によって、前記PTFEの常温流れを
制御し、また、そのPTFEの収縮(縮み)を制限し、
一方、残留応力を維持しながら、前記プラスチックリン
グと、対応するメタルリテーナとの間の密着を維持する
ことができる。
【0048】本願発明を効果的に使用する態様を図示し
ながら、本願発明にしたがって、カートリッジ式のロー
タリシールの特定の実施例を説明したが、本願発明はそ
の特定の実施例に限定されるものではないということを
理解すべきである。したがって、当業者にとって考え得
る任意の且つ全ての変形例、変更例又は同等の構造は、
請求範囲に定義された本願発明の範囲内にあると考慮す
るべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ハウジングとシャフトとの間に配置さ
れたカートリッジ式のロータリシールを示す本願発明の
一実施例の断面図であり、前記シールは、前記ハウジン
グ内で前記シャフトの周囲に前記プラスチックリング固
定するための分離可能なメタルリテーナを備えたプラス
チックリングを備えている。
【図2】図2は、前記メタルリテーナと前記プラスチッ
クリングとの間のより詳細な係合を示している、図1に
示された実施例の一部を拡大した断面図である。
【図3】図3は、本願発明のさらに他の実施例の断面図
であり、その実施例においては、前記プラスチックリン
グのリップ部をシャフトに向けて偏倚できる位置にばね
が配置されており、メタルリテーナは、前記ハウジング
ボアから前記メタルリテーナを容易に分離させるための
段部を備えている。
【図4】図4は、図1に示された実施例と同様な本願発
明の他の実施例であり、前記プラスチックには、拡大ヘ
ッド部を備えたリップ部が設けられている。
【図5】図5は、本願発明の他の実施例の断面図であ
り、その実施例においては、前記プラスチックリング
は、薄い前方部分を備えており、下記で詳細に説明され
るような径方向の応力が、前記メタルリングの伸長部分
又は片持ち梁部分によって提供されている。
【図6】図6は、プラスチック材料の常温流れ(コール
ドフロー)を容易にするための溝及びあり溝構造を示
す、図5の線6−6に沿って取った拡大断面図である。
【図7】図7は、径方向応力の前記プラスチックリング
への適用を図示する、本願発明の他の実施例の断面図で
ある。
【図8】図8は、概ね矢印形状をした断面を有するメタ
ルリテーナのリング部分を示す、本願発明のさらに別の
実施例の断面図である。
【図9】図9は、前記メタルリテーナに設けられた長尺
状のスロットを示している、図7の線9−9に沿って取
った図面である。
【図10】図10は、前記ハウジング内での前記プラス
チックリングの回転を防止できるように前記プラスチッ
クリングの前方部分に設けられた平坦部分を示す、図8
の線10−10に沿って取った図である
【図11】図11は、前記リップ部を偏倚させ且つ前記
メタルリテーナに支持される、前記プラスチックリング
内に配置されたばねの使用を図示する、本願発明のさら
に別の実施例である。
【図12】図12は、シャフトとハウジングとの間で反
対方向に配置できることを示している、図11に示され
た実施例の別の図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ式のロータリシール 14 プラスチックリング本体 18 ハウジング 20 リップ部 26 シャフト 30 分離可能なメタルリテーナ 34 円周面 36 リヤ部 38 フロント部 40 リング 44 内部溝 60 カートリッジ式のロータリシール 62 プラスチックリング 64 第2の溝 66 リップ部 68 ばね 70 メタルリテーナ 72 内方に伸長
する段部 78 カートリッジ式のロータリシール 80 プラスチックリング 82 リップ部 84 ヘッド部 90 カートリッジ式のロータリシール 92 プラスチックリング 94 メタルリテ
ーナ 96 溝 100 溝リング 102 あり溝(dovetail)104 あり溝
(dovetail) 110 カートリッジ式のロータリシール(シールアセ
ンブリ) 112 プラスチックリング 114 メタルリテーナ 12 常温流れ(コールドフロー)可能なプラスチック
リング 120 長い片持ち梁フロント部 122 本体部分 122 一点鎖線 126 ハウジン
グ 130 カートリッジ式のロータリシール 132 プラスチックリング 134 メタルリ
テーナ 136 ハウジング 140 薄い断面
の片持ち梁 142 矢じり形状のヘッド部 144 対応する
形状の溝 150 スロット 154 平坦部 156 周辺部 16 ハウジング
ボア 160 カートリッジ式のロータリシール 162 ハウジング 164 シャフト 166 メタルリテーナ
フロントページの続き (71)出願人 594098465 19650 Pauling,Foothil lRanch,California 92610,United States o f America (72)発明者 ジョン・シュローダー アメリカ合衆国カリフォルニア州,オレン ジ,イースト・シカモア 1404

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ式のロータリシールであっ
    て、 ハウジングボアに封止可能に係合する本体手段と、前記
    ハウジングボア内で回転するシャフトに封止可能に係合
    するリップ手段とを有する、常温流れ可能なプラスチッ
    クリングと、 前記ハウジングボア内で前記シャフトの周囲に、前記プ
    ラスチックリングを固定するための、分離可能なメタル
    リテーナ手段とを備えており、 前記分離可能なメタルリテーナ手段は、円周面を有して
    おり、 前記円周面は、 前記ハウジングボア内に圧入するのに適した半径を有す
    るリヤ部と、 リングで終端している、前記リヤ部の半径よりも小さな
    フロント部とを備えており、 前記カートリッジ式のロータリシールは、さらに、 前記本体手段に内部溝を形成する溝手段を備えており、
    前記溝手段は、前記内部溝内に設けられる前記リングと
    係合し、これによって、前記プラスチックリングと前記
    メタルリテーナ手段とが一緒にラッチ止めされ、内部溝
    とリングの寸法及び形状により、軸線方向且つ径方向の
    残留応力が、前記プラスチックリング内で発生した状態
    になっていることを特徴とする、カートリッジ式のロー
    タリシール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記内部溝は、前記リングよりも大きな半径を備えてお
    り、 前記リングに隣接する前記メタルリテーナのフロント部
    は、前記内部溝に隣接する前記プラスチックリングの本
    体手段のうちの前記フロント部に接触する内側半径より
    も小さな外径を備えており、これによって、前記径方向
    の応力が、前記プラスチックリングの本体手段に維持さ
    れていることを特徴とする、カートリッジ式のロータリ
    シール。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールおいて、 前記溝手段の幅は、前記リングの幅よりも大きくなって
    おり、しかし、前記溝手段内への常温流れによる前記径
    方向の応力によって強制的に押し込まれる過剰のプラス
    チックを受け入れるのに必要な幅よりも小さくなってお
    り、 それによって、前記プラスチックリング内に前記軸線方
    向の応力が維持されることを特徴とする、カートリッジ
    式のロータリシール。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記リップ手段は、当該リップ手段の端に配置された、
    前記シャフトと係合するためのヘッド手段を備えている
    ことを特徴とする、カートリッジ式のロータリシール。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記プラスチックリングは、さらに、 前記リップ手段に隣接する第2の溝を形成する手段と、 前記第2の溝に配置され、前記シャフトに対して前記リ
    ップ手段を偏倚させるばね手段とを備えていることを特
    徴とする、カートリッジ式のロータリシール。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記メタルリング手段は、前記ハウジングボアから前記
    メタルリテーナ手段を容易に分離する、径方向内方に伸
    長する段部手段を備えていることを特徴とする、カート
    リッジ式のロータリシール。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記プラスチックリングは、その外面に平坦部を形成す
    る手段であって、当該プラスチックリングの回転運動を
    制限する平坦部を形成する手段を備えていることを特徴
    とする、カートリッジ式のロータリシール。
  8. 【請求項8】 カートリッジ式のロータリシールであっ
    て、 ハウジングボアに封止可能に係合する本体手段と、前記
    ハウジングボア内で回転するシャフトに封止可能に係合
    するリップ手段とを有する、常温流れ可能なプラスチッ
    クリングと、 前記ハウジングボア内で前記シャフトの周囲に、前記プ
    ラスチックリングを固定するための、分離可能なメタル
    リテーナ手段とを備えており、 前記分離可能なメタルリテーナ手段は、円周面を有して
    おり、 前記円周面は、 前記ハウジングボア内に圧入するのに適した直径を有す
    るリヤ部と、 リングで終端している、前記リヤ部の直径よりも小さな
    フロント部とを備えており、 前記カートリッジ式のロータリシールは、さらに、 前記本体手段に内部溝を形成する溝手段を備えており、
    前記溝手段は、前記内部溝内に設けられる前記リングと
    係合し、これによって、前記プラスチックリングと前記
    メタルリテーナ手段とが一緒にラッチ止めされ、内部溝
    とリングの寸法及び形状により、軸線方向の残留応力が
    前記プラスチックリング内で発生した状態になっている
    ことを特徴とする、カートリッジ式のロータリシール。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のカートリッジ式のロー
    タリシールにおいて、 前記内部溝は、前記リングよりも大きな直径を備えてお
    り、 前記溝手段の幅は、前記リングの幅よりも小さくなって
    おり、これによって、軸線方向の応力が前記プラスチッ
    ク本体に維持されることを特徴とする、カートリッジ式
    のロータリシール。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のカートリッジ式のロ
    ータリシールにおいて、 前記内部溝は、前記リングのリヤサイドに面するあり溝
    の側壁を備えたほぼ長方形になっていることを特徴とす
    る、カートリッジ式のロータリシール。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のカートリッジ式のロ
    ータリシールにおいて、 前記メタルリテーナ手段の前方部分は、当該前方部分に
    薄い横断面を形成する手段であって、前記プラスチック
    リング本体手段に径方向の力を提供して、当該プラスチ
    ックリング本体手段に径方向の応力を引き起こす手段を
    備えていることを特徴とする、カートリッジ式のロータ
    リシール。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のカートリッジ式の
    ロータリシールにおいて、 前記メタルリテーナ手段の前方部分は、その内面に長尺
    状の溝を形成する手段であって、前記プラスチックリン
    グ本体手段に、高められた径方向の応力を提供する手段
    を備えていることを特徴とする、カートリッジ式のロー
    タリシール。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のカートリッジ式の
    ロータリシールにおいて、 前記プラスチックリングは、その外面に平坦部を形成す
    る手段であって、前記プラスチックリングの回転運動を
    制限する手段を備えていることを特徴とする、カートリ
    ッジ式のロータリシール。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のカートリッジ式の
    ロータリシールにおいて、 前記プラスチックリングはU字形状をしており、 前記プラスチックリングは、さらに、前記リップ手段と
    前記本体手段との間に配置されたばね手段であって、前
    記シャフトに対して前記リップ手段を偏倚させるための
    ばね手段を備えており、 前記ばね手段は、前記メタルリテーナ手段のフロント部
    と圧接する位置に配置されていることを特徴とする、カ
    ートリッジ式のロータリシール。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載のカートリッジ式のロ
    ータリシールにおいて、 前記プラスチックリングはU字形状をしており、 前記プラスチックリングは、さらに、前記リップ手段と
    前記本体手段との間に配置されたばね手段であって、前
    記シャフトに対して前記リップ手段を偏倚させるための
    ばね手段を備えており、 前記ばね手段は、前記メタルリテーナ手段のフロント部
    と圧接する位置に配置されていることを特徴とする、カ
    ートリッジ式のロータリシール。
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