JPS63239314A - タ−ボチヤ−ジヤ用リツプシ−ル装置 - Google Patents

タ−ボチヤ−ジヤ用リツプシ−ル装置

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JPS63239314A
JPS63239314A JP62071131A JP7113187A JPS63239314A JP S63239314 A JPS63239314 A JP S63239314A JP 62071131 A JP62071131 A JP 62071131A JP 7113187 A JP7113187 A JP 7113187A JP S63239314 A JPS63239314 A JP S63239314A
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JP
Japan
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lip
retainer
recess
turbocharger
turbine shaft
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JP62071131A
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Koichi Washimi
浩一 鷲見
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はりツブシール装置に関し、特にターボチャージ
ャに用いて好適なリップシール装置に関する。
「従来の技術」 従来、自動車用のターボチャージャのコンプレッサ側の
シール装置としては、非接触型のリップシール装置(特
開昭61−11424号)か接触型のメカニカルシール
装置(特開昭57−80628号)が用いられている。
「発明が解決しようとする問題点」 一般に上記非接触型のリップシール装置は、シール性は
悪いが応答性すなわちエンジン回転数の増大に対して増
大するターボチャージャの回転数の追従性は良く、他方
、接触型のメカニカルシール装置はそれとは逆にシール
性は良いが応答性が悪いという傾向があることから、シ
ール性および応答性に優れ、しかも安価に製造すること
ができるターボチャージャ用シール装置の開発が望まわ
ていた。
「問題点を解決するための手段」 本発明はそのような事情に鑑み、ターボチャージャのタ
ービン軸を回転自在に貫通させたリテーナと、このリテ
ーナに上記タービン軸の周囲において形成した凹部と、
外周部を上記凹部内に収容し1、内周部を上記タービン
軸の外周面に摺接させたリップと、上記凹部内に嵌着さ
れて上記リップの外周部をリテーナに固定するスペーサ
とを備えるターボチャージャ用リップシール装置を提供
するものである。
「作用」 そのような構成によれば、シール性ではメカニカルシー
ル装置とほぼ同程度の性能を得ることができ、また応答
性ではリップシール装置には及ばないもののメカニカル
シール装置よりも優れた性能を得ることができ、しかも
構成が簡単なので安価に製造することが可能となる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、図示しないターボチャージャのハウジングに取
付けられてその一部を構成するリテーナ1は、上記ハウ
ジングとともにその左側にコンプレッサ室2を、右側に
ベアリング室3をそれぞれ区画形成している。
上記リテーナ1の軸部には貫通孔4を穿設してあり、こ
の貫通孔4内にこれと同一軸心上で貫通させたタービン
軸5は、上記ベアリング室3内の図示しないベアリング
によって回転自在に軸支している。そしてタービン軸5
のコンプレッサ室2内に位置する左端部に図示しないコ
ンプレッサ用インペラを取付け、また他端は上記ベアリ
ング室3内を貫通させてからタービン室に突出させ、そ
の突出端にタービンホイールを取付けている。
上記リテーナ1のベアリング室3側端面には、上記貫通
孔4と同心上に円柱形状の凹部6を形成してあり、この
凹部6内に円柱形状のスペーサ7を圧入嵌着して、この
スペーサ7とりテーナ1とでリップ8の外周部を挟持し
ている。
本実施例では、上記スペーサ7の外周部に上記凹部6の
内壁端面に向けて突出する環状の突起7aを形成してあ
り、この突起7aの突出It 111を自然状態におけ
るリップ8の厚さL2よりも所定量だけ小さく設定し、
かつスペーサ7の外周面の軸方向寸法は上記凹部6の軸
方向の深さに一致させている。
そして上記リップ8の外周部は、上記突起7aの内周面
とリップ8の外周面との間に所要の間隙をあけた状態で
挟持されており、かつその内周部はベアリング室3側に
湾曲してタービン軸5の外周面に、若しくはこのタービ
ン軸5と一体的に回転するスリーブ9の外周面に慴接し
ている。
以上の構成において、ターボチャージャの組立時には、
図示しないハウジングにタービン軸5を軸支してこれに
スリーブ9を組付けるとともに、上記リテーナ1をハウ
ジングに取付ける。そしてリップ8の内周部をスリーブ
9の外周面に均等に密着させてスリーブ9の軸心とリッ
プ8の中心とを一致させたら、そのリップ8の外周部を
リテーナ1の凹部6内に位置させ、さらにスペーサ7を
それの突起7aが凹部6の内壁端面に当接するまで圧入
する。
この際、上記突起7aの内周面とリップ8の外周面との
間に所要の間隙を形成しているので、リップ8の中心が
スリーブ9の軸心からずれてしまうことがなく、また突
起7aの突出量IL1を自然状態におけるリップ8の厚
さIL2よりも所定量だけ小さく設定しているので、リ
ップ8の外周部が必要量だけ圧縮された状態で取付けら
れる。
したがってリップ8の回り止めを図ることができるとと
もに、その部分の良好なシール性を確保することができ
、またリップ8を必要以上に圧縮することによりその耐
久性が低下してしまうといったことも防止できる。さら
に、上記突起7aを設けることにより、これを省略した
場合に比較してスペーサ7の圧入長さをその分だけ長く
することができるので、必要な圧入寸法を確保した上で
リップシール装置の軸方向寸法の短縮化を図ることがで
きる。
なお、必要に応じて、上記突起7aの内周面とリップ8
の外周面との間隙に0リング等のシール部材を設けて、
一層確実なシール性を確保することか可能である。
そlノで上記構成を有するリップシール装置についてシ
ール性および応答性について試験を行なったところ、シ
ール性は従来公知のリップシール装置よりも溝かに優れ
、メカニカルシール装置とほぼ同程度の性能を得ること
ができた。また応答性ではリップシール装置には及ばな
いものの、メカニカルシール装置の応答性に対し約20
%以上の向上を果すことができた。
次に、第2図は本発明の他の実施例を示したもので、上
記実施例がリップ8をスペーサ7によフて直接リテーナ
1に取付けているのに対し、本実施例ではリップ8をス
ペーサ7によってケース10に取付け、このケース10
をリテーナ1に取付けるようにしたものである。
すなわち、上記ケース10はリング状に形成してそのベ
アリング室3側端面に上記貫通孔4と同心上に円柱形状
の凹部11を形成してあり、リップ8の組立前の状態で
は、第2図の想像線で示すように、断面り字形のリング
状部材として構成している。
そして、上記凹部11の内壁端面に■構成した環状溝1
2内にシール部材13を収納してからリップ8の外周部
を上記凹部j1内に収容し、さらに突起7aを有するス
ペーサ7でリップ8の外周部を挟持させた状態で、ケー
ス10の先端部10aをカシメてスペーサ7をケースI
Oに一体に固定している。また上記ケース10の外周角
部に段部14を形成し、ここにシール部材15を嵌装し
てから、ケース10を上記上記リテーナ1の凹部6に圧
入嵌着している。
本実施例においても、上記突起7aの突出量を適宜に設
定°することにより、リップ8の適度な圧縮量を確保す
ることができ、上記実施例と同様な作用効果が得られる
ことは明らかである。
なお、本実施例においては、カシメによってスペーサ7
をケース10に固定しているが、前述の実施例と同様に
スペーサ7をケース10の凹部11に圧入することによ
り固定することができ、また必要に応じてシール部材1
3.15を省略してもよい。
さらに第3図に示す本発明の他の実施例は、2枚のリッ
プ8.8を設けたもので、第1図に示す構成のリップ8
とスペーサ7とを1組としてそれを2組重ね合せ、その
状態でリテーナ1に形成した上記凹部6の2倍の深さを
有する凹部16に圧入して嵌着したものである。
また第3図に関連した他の実施例として、上記ケース1
0内にやはり2組のリップ8とスペーサ7とを重ね合せ
て設けることができることは明らかであり、さらに第4
図に示すように、第3図におけるリテーナ1の凹部16
の内側に位置するスペーサ7を半径方向外方の円筒状の
突起部分とその内側のリング状部分とに分割し、かつそ
の円筒状部分を凹部16の外側のスペーサ7の突起7a
に一体に連結した構成としてもよい。そして第4図に示
した構成を、上記ケース10内に2組のリップ8とスペ
ーサ7とを重ね合せて設けるようにしたものにも採用で
きることは勿論である。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、従来装置に比較してシ
ール性および応答性が同時に優れているターボチャージ
ャ用リップシール装置を提供することができ、しかも該
リップシール装置は構成が簡単で組立性に優れているの
で、安価に製造することができるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図ないし
第4図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 1・・・リテーナ    4・・・貫通孔5・・・ター
ビン軸   6.1〕、16・−・凹部7・・−スペー
サ    7a・・・突起8・・・リップ     1
0−・・ケース第  1  図 第  2 図 第  3  図 第  4  図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ターボチャージャのタービン軸を回転自在に貫通
    させたリテーナと、このリテーナに上記タービン軸の周
    囲において形成した凹部と、外周部を上記凹部内に収容
    し、内周部を上記タービン軸の外周面に摺接させたリッ
    プと、上記凹部内に嵌着されて上記リップの外周部をリ
    テーナに固定するスペーサとを備えることを特徴とする
    ターボチャージャ用リップシール装置。
  2. (2)上記凹部が、リテーナに一体に取付けられたケー
    スに形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のターボチャージャ用リップシール装置。
  3. (3)上記スペーサの外周部に上記凹部の内壁端面に向
    けて突出する突起を形成してあり、この突起の突出量が
    自然状態におけるリップの厚さよりも所定量だけ小さく
    設定されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載のターボチャージャ用リップシール装
    置。
  4. (4)上記リップとこれを固定するスペーサとを1組と
    して、それらが複数組重ね合せて配設されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かに記載のターボチャージャ用リップシール装置。
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JPS6154549U (ja) * 1984-09-17 1986-04-12

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