JPH11309175A - 車両用リフトアップシート - Google Patents

車両用リフトアップシート

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JPH11309175A
JPH11309175A JP10119476A JP11947698A JPH11309175A JP H11309175 A JPH11309175 A JP H11309175A JP 10119476 A JP10119476 A JP 10119476A JP 11947698 A JP11947698 A JP 11947698A JP H11309175 A JPH11309175 A JP H11309175A
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lift
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seat
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賢司 村林
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啓之 景井
Yasuo Suga
泰男 須賀
Takafumi Hijikata
隆文 土方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のリフトアップシートによれば、車両室
内に乗車する場合、車椅子からシート本体に乗り移る必
要があり、この際の車椅子利用者及び介護者の負担が大
きかった。本発明は、このような乗り移り動作を行う必
要のない車両用リフトアップシートを提供することを目
的とする。 【解決手段】 単独で使用可能な車椅子10と、車両室
内に設置したリフトアップ機構50を備え、該リフトア
ップ機構50により前記車椅子10を着座姿勢を保持し
つつ車両室内に移動して該車両室内用の座席として利用
可能であり、前記リフトアップ機構50により該車椅子
10を着座姿勢を保持しつつ車両室外に移動して、該リ
フトアップ機構50から切り離し可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば身障者や
老人等(以下「車椅子利用者」と言う)が車両への乗降
を楽に行うことができる車両用リフトアップシートに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用シートは、車両室
内のシート本体を室外に移動させ、室外において車椅子
利用者が車椅子とシート本体との間を乗り移ることによ
り車両への乗降を行う構成としたもので、これによれば
室内への乗り込み或いは室内から室外への移動はシート
本体の移動(リフトアップ)により行うことができ、車
椅子利用者自身が車両室内と室外との間の移動を行う必
要がないので、車両への乗降を楽に行うことができ、ま
たその介護者の負担を大幅に低減することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両室
外においてシート本体と車椅子との間の移動は、依然と
して車椅子利用者自身が介護者の援助を得て行う必要が
あり、この点での不便さ及び労力は解消されていなかっ
た。そこで、本発明は、車両室外においてもシート本体
と車椅子との間の乗り移り動作を行う必要のない車両用
リフトアップシートを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の車両用リフトアップシートは、単独で使用可能な車椅
子と、車両室内に設置したリフトアップ機構を備え、該
リフトアップ機構により前記車椅子を着座姿勢を保持し
つつ車両室内に移動して該車両室内用の座席として利用
可能であり、前記リフトアップ機構により該車椅子を着
座姿勢を保持しつつ車両室外に移動して、該リフトアッ
プ機構から切り離し可能な構成とした。この車両用リフ
トアップシートによれば、車椅子利用者は車椅子に着座
したまま車両に乗り込むことができ、又車両室内に着座
したまま室外に出た後、当該車椅子をリフトアップ機構
から切り離して通常の車椅子と同様に使用することがで
きる。このように室外移動用の車椅子に着座したまま車
両に乗降することができるので、従来のように車両乗降
時に室外において、車両用のシート本体と車椅子との間
の移動を全く行う必要がなく、これにより車椅子利用者
及びその介護者の負担を大幅に低減することができる。
【0005】特に、車椅子をその着座部のみならずフレ
ーム及び車輪をも含めて一体でリフトアップ機構に連結
して車両室内と室外との間を移動させる構成であるの
で、車椅子利用者及び介護者はリフトアップ機構の連結
操作のみをすれば足り、例えば車椅子の着座部分とフレ
ーム側とを分離する操作等は全く必要なく、この点でも
介護者等の負担を低減することができる。又、フレーム
側を分離して着座部分のみを移動させる構成とすると、
分離したフレーム側を別途車両に積み込む必要がある
が、請求項1記載の構成によれば、車椅子全体を一体と
して移動させて車両室内に搭載する構成であるので上記
のような手間を掛ける必要はなく、この点でも介護者等
の負担を軽減し、また当該リフトアップシートの使い勝
手をよくすることができる。なお、車椅子の着座姿勢を
保持するとは、その路面上の姿勢を保持することであ
り、車椅子に着座している車椅子利用者が転倒等するこ
となく、そのまま楽に着座姿勢を保持できる当該車椅子
の姿勢(向き)を言う。又、単独で使用可能とは、少な
くとも着座部分(シート本体)と、移動用の車輪を備え
ており、通常の車椅子として使用できる状態を言う。
【0006】請求項2記載の車両用リフトアップシート
は、請求項1記載の車両用リフトアップシートであっ
て、リフトアップ機構は、車両室内に設置した回転盤
と、該回転盤上に設置した4リンク機構を備え、該4リ
ンク機構のアーム先端に連結板を設ける一方、車椅子
に、下方に開口する引き掛け凹部を設け、前記4リンク
機構の動作を利用して該引き掛け凹部に前記連結板の上
端部を差し込んで前記車椅子を前記リフトアップ機構に
連結し、該4リンク機構の動作により前記車椅子をリフ
トアップ可能な構成とした。この車両用リフトアップシ
ートによれば、4リンクアームを昇降作動させて、連結
板の上端部を車椅子の引き掛け凹部に下方から差し込む
ことにより車椅子がリフトアップ機構に連結される。こ
のように連結板を引き掛け凹部に差し込むだけで連結す
ることができ、その他特別な連結操作を必要としないの
で、その取り扱いが容易で女性等であっても簡単に操作
することができる。
【0007】請求項3記載の車両用リフトアップシート
は、請求項2記載の車両用リフトアップシートであっ
て、引き掛け凹部の下方にロックバーを上下動可能に設
け、該ロックバーを上動させてその先端部を、前記引き
掛け凹部に上部を差し込んだ連結板の下部に係合させて
当該連結板の下部を固定する構成とした。この車両用リ
フトアップシートによれば、連結板の上部は引き掛け凹
部に差し込むことにより固定され、下部は上動操作した
ロックバーの先端部(上端部)が係合されることにより
固定される。こうして上下を固定された連結板を介して
車椅子がリフトアップ機構に強固に連結される。なお、
ロックバーを下動操作すると、その先端部が連結板の下
部から離脱して連結板の下部の固定が解除される構成と
することができる。
【0008】請求項4記載の車両用リフトアップシート
は、請求項1〜3の何れかに記載した車両用リフトアッ
プシートであって、車椅子の車輪を折り畳み可能な構成
とした。この車両用リフトアップシートによれば、車椅
子を、その車輪を折り畳んで、特に高さ方向をよりコン
パクトにした状態で車両室内に移動させることができ、
これにより当該車椅子を車室内においてより低い位置、
例えば他のシートとほぼ同じ高さで設置することができ
る。車椅子利用者は他の乗員とほぼ同じ高さに着座する
ことができるので、車両室内において特別の感情(例え
ば、特別扱いを受けているといった疎外感)を抱くこと
がない。
【0009】請求項5記載の車両用シートは、請求項4
記載の車両用リフトアップシートであって、車椅子の車
輪の折り畳み操作に連動してロックバーが上動する構成
とした。この車両用シートによれば、車輪を折り畳め
ば、自動的に連結板の下部が固定され、2動作を1操作
で行うことができるので、当該車両用リフトアップシー
トの使い勝手がよくなる。先ず、リンク機構を動作させ
て連結板の上部を車椅子側の引き掛け凹部に係合させる
ことにより、当該車椅子をリンク機構に仮連結する。こ
の仮連結状態でリンク機構を室内引き込み側に作動させ
て車椅子を地上から僅かに浮き上がらせ、これにより車
輪を折り畳み可能な状態とする。この状態で車輪を折り
畳むと、これに連動してロックバーが上動し、この段階
で連結板の下部も固定される。こうして連結板の上部及
び下部を固定して、車椅子をリンク機構に強固に連結し
た状態で、当該車椅子がリンク機構の動作により室内に
リフトされる。ここで、車輪を折り畳む時は当該車椅子
を車両室内に移動させる時であり、この時に連結板の上
部のみならず下部をも固定することが望ましく、係る同
時並行的に行う2操作が連動してなされることにより、
当該車両用リフトアップシートの使い勝手が向上する。
なお、車輪を取り出すと、これに連動してロックバーが
下動し、これにより連結板の下部に対するロックバーの
係合状態が解除される構成とすることにより、さらに使
い勝手をよくすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図1〜
図10に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る
車両用リフトアップシート1を示している。このリフト
アップシート1は、車椅子10とリフトアップ機構50
を備えている。車椅子10は、シートクッション11a
とシートバック11bを有するシート本体11と、この
シート本体11を受ける側面視略L字型のシートフレー
ム20と、このシートフレーム20の左右両側部に沿っ
て取り付けた同じく側面視略L字型のカバー体30,3
0を備えている。シートフレーム20の前部には、支持
アーム21a,21aを介してフットレスト21が取り
付けられている。又、この両支持アーム21a,21a
の先端には左右一対の前輪22,22が取り付けられて
いる。 この両前輪22,22は、それぞれ支軸22a
を介して上下に回動可能に取り付けた前輪ステー22b
の先端に回転自在に取り付けられている。図3において
二点鎖線で示すように両前輪22,22は、それぞれ前
輪ステー22bを上方に回動させて上記カバー体30の
前部に設けた車輪収納部30aに収納する(折り畳む)
ことができる一方、図3において実線で示すように前輪
ステー22bを下方に回動させて接地させることにより
走行輪として機能させることができる。
【0011】シートフレーム20の後部下面には左右一
対の後輪23,23が取り付けられている。図3に示す
ようにこの両後輪23,23もそれぞれ支軸23aを介
してフレーム20の下面に上下に回動可能に取り付けた
後輪ステー23bの先端に回転自在に取り付けられてお
り、前輪22,22と同様後輪ステー23bを上方に回
動させて上記カバー体30の車輪収納部30a内に収納
可能であり、又後輪ステー23bを下方に回動させて接
地させれば走行輪として機能する。図3において、後輪
23を車輪収納部30aに収納した状態が二点鎖線で示
され、下方に取り出して接地させた状態が実線で示され
ている。なお、図示は省略したが、前輪ステー22b及
び後輪ステー23bには収納方向及び取り出し方向の双
方に付勢力を発揮する状態で引っ張りばねが介装されて
おり、これにより両前輪22,22及び両後輪23,2
3はそれぞれ車輪収納部30a内に収納した状態に保持
され、且つ取り出し位置に保持されるようになってい
る。図3に示すように両後輪23の支軸23aの後ろ側
(図示右側)には、周囲に弾性ゴムを包着したクッショ
ンバー24が取り付けられており、このクッションバー
24に両後輪23,23の後輪ステー23b,23bを
当接させることにより路面から後輪23,23に伝わる
衝撃を吸収することができる。すなわち、このクッショ
ンバー24はショックアブソーバとして機能する。
【0012】次に、左右の両カバー体30,30には、
それぞれシートバック11bの側部に沿った立ち上がり
部30bが設けられており、この立ち上がり部30bの
内部には、当該車椅子10を前記リンク機構50に連結
する際に機能する連結凹部40が配置されている。この
両連結凹部40,40はシートフレーム20の側面に一
体に形成したもので、それぞれ上下に長い湾曲形状を有
し且つ図4に示すように後方に向けて開口する断面コ字
形状を有している。この連結凹部40,40の上部に
は、図3及び図5に示すように折り返し部40aが形成
されて下方に開口する引き掛け凹部40bが設けられて
いる。シートフレーム20の両側部であって、上記連結
凹部40の下方には、当該車椅子10に対するリフトア
ップ機構50の連結状態をロックしておくためのロック
バー45が取り付けられている。この両ロックバー4
5,45は、図6に示すようにそれぞれ保持ブラケット
46によって上下に移動可能に支持されている。この保
持ブラケット46には上下に長いガイド溝46aが形成
されており、このガイド溝46aには、ロックバー45
に取り付けたガイドピン45a挿入されている。このた
め、ロックバー45はガイドピン45aがガイド溝46
a内を移動可能な範囲で上下に移動可能となっている。
【0013】保持ブラケット46のガイド溝46aの上
部には、略直角方向に切り込み形成したロック保持部4
6bが設けられている。ロックバー45を上方に移動さ
せた後、軸周りに約90度回転させるとガイドピン45
aがガイド溝46aから上記ロック保持部46bに入り
込み、これによりロックバー45を上端ロック位置に保
持しておくことができる。後述するようにロックバー4
5を上端ロック位置に保持しておくことにより、後述す
るリフトアップ機構50の連結板56の下端部56dを
移動不能に固定することができ、従ってリフトアップ機
構50の連結状態をロックすることができる。このロッ
ク状態を解除するには、ロックバー45を逆方向に回転
させてガイドピン45aをロック保持部46bからガイ
ド溝46a内に移動させた後、当該ロックバー45を自
重で下方へ移動させればよい。図3及び図6に示すよう
にロックバー45の上端部45bは、連結板56の下端
部56dの形状に合わせて円錐形状に形成されている。
又、ロックバー45の下端部はL字型に折り曲げられて
おり、これにより上記したように90度回転させる際の
便宜が図られている。リフトアップ機構50の連結及び
切り離し操作についてはさらに後述する。シートバック
11bの左右側部には、一対のアームレスト11c,1
1cが上下に回動させて収納又は取り出し可能に取り付
けられている。又シートバック11bの上部にはヘッド
レスト11dが取り付けられている。さらに、図1及び
図2に示すようにシートフレーム20の後面には介護者
用のハンドル12が取り付けられている。このハンドル
12はパイプ材をコ字型に折り曲げたもので、シートバ
ック11bの左右側部間に跨って取り付けられている。
このハンドル12の側部には、後輪のブレーキを操作す
るためのブレーキレバー12aが取り付けられている。
図3ではこのハンドル12の図示が省略されている。
【0014】次に、車両室内に設けたリフトアップ機構
50について説明する。このリフトアップ機構50は、
車両室内のフロアFに設置したスライドレール51,5
1を介して車両前後方向に移動可能なメインベース52
と、このメインベース52上に取り付けた回転盤53
と、該回転板53上に取り付けたスイングベース54
と、該スイングベース54の両側部に取り付けた左右一
対の4節リンク機構55,55を備えている。本実施形
態においてメインベース52を前後方向へ移動させるた
めの特別の駆動手段は備えておらず、従って当該移動動
作は手動操作によりなされる。メインベース52の車両
前後方向の位置は、図示省略したスライドロック機構に
より任意の位置でロックできるようになっている。な
お、メインベース52のスライド動作を例えばモータと
ラック・ピニオンを組み合わせた駆動機構により行う電
動式としてもよい。回転盤53は内輪53aと外輪53
bを相互に回転自在に組み付けたもので、外輪53bが
メインベース52上に固定され、内輪53aがスイング
ベース54の下面に固定されている。この回転盤53に
よりスイングベース54が車両前方向きと車両側方向き
(ドア開口部D側、図1及び図2参照)との間で約90
度回転可能に支持されている。このスイングベース54
は車両前方向きと車両側方向きの2位置において、図示
省略した回転ロック機構により位置保持されるようにな
っている。
【0015】ここで、図9に示すように(図7では省略
されている)スイングベース54には円弧形状のピニオ
ンギヤ54aが取り付けられる一方、このピニオンギヤ
54aに噛み合うラック51aがドア開口部側(図8に
おいて下側)のスライドレール51に沿ってフロアF上
に取り付けられており、これによりスイングベース54
の回転動作とメインベース52のスライド動作が連動し
てなされるようになっている。すなわち、室内に移動さ
せた車椅子10を車両前方向きからドア開口部D側に向
けるべく回転し始めると、図示するようにピニオンギヤ
54aが一部欠歯しているので、回転開始当初はスイン
グベース54の回転が単独でなされるが、車椅子10を
一定角度回転させるとピニオンギヤ54aがラック51
aに噛み合い始めるため、以後スイングベース54の回
転動作とメインベース52の前方へのスライド動作は連
動してなされ、従って車椅子10はドア開口部D側に回
転させつつ車両前方に移動する。この連動機構によれ
ば、車両前方へのスライド操作を行うことなく回転操作
のみで車椅子10を室外側へ振り出すための適切な位置
に移動させることができるので、介護者の負担を低減す
ることができる。逆に、車椅子10を室外から室内へ移
動させる場合も同様で、車両正面に向けた回転操作のみ
で車椅子10を車両後方へスライドさせることができ
る。車椅子10を車両後方へスライドさせることによ
り、車椅子利用者の足下を広く確保することができる。
【0016】次に、両4節リンク機構55,55はそれ
ぞれ2本のリンクアーム55a,55bを備え、前側の
両リンクアーム55a,55aの下端部は支軸55c,
55cを介してスイングベース54の側部に対して上下
に回転可能に連結されている。一方、後ろ側の両リンク
アーム55b,55bの下端部間は1本の連結軸57に
より一体に連結されており、又この連結軸57を介して
両リンクアーム55b,55bがスイングベース54に
対して上下に回動可能に連結されている。上記連結軸5
7に、両4節リンク機構55,55を室外側に振り出し
動作させるための駆動源としての電動シリンダ90が連
結されている。この電動シリンダ90については後述す
る。両4節リンク機構55,55の先端にはそれぞれ連
結板56が取り付けられている。この両連結板56,5
6に対して前後のリンクアーム55a,55bは支軸5
6a,56bを介して回動可能に連結されている。両連
結板56,56は、図3及び図4に示すようにそれぞれ
前記車椅子10の連結凹部40にほぼ隙間なく挿入可能
な略平板形状を有し、且つその上端部56cは図5に示
すように連結凹部40の引き掛け凹部40bに隙間なく
嵌め込み可能な形状を有している。連結板56の上端部
56cが引き掛け凹部40b内に嵌め込まれると、当該
上端部56cの外れ方向(図3において右方)への変位
が折り返し部40aによって阻止される。一方、連結板
56の下端部56dには前記ロックバー45の上端部4
5bが突き当てられて、当該下端部56dの外れ方向
(図3において右方)への変位が阻止され、これにより
連結板56の連結凹部40からの離脱が防止され、従っ
て車椅子10がリフトアップ機構50に連結される。
【0017】次に、上記電動シリンダ90の詳細が図8
に示されている。連結軸57のほぼ中央にはL字形をな
す2本の支持アーム59、59が固定されており、両支
持アーム59,59を介して電動シリンダ90が取付け
られている。この電動シリンダ90は、電動モータ91
とギヤボックス92とボールねじ94を主体として構成
されるもので、電動モータ91が起動するとギヤボック
ス92により増幅されたトルクでねじ軸94aが回転
し、これによりこのねじ軸94aにねじ嵌合するブロッ
ク体形状のナット94bがねじ軸94aの軸方向に移動
する構成となっている。ねじ軸94aは、ギヤボックス
92に設けた筒体形状のねじ軸ケース93に回転可能に
支持されており、このねじ軸ケース93が上記2本の支
持アーム59,59の先端間に支軸59a,59aを介
して上下に回動可能に支持されている。一方、ナット9
4bの両側面には板状のブラケット95,95が取り付
けられ、両ブラケット95,95の先端は、それぞれ支
軸96を介してスイングベース54の底面の前端付近に
上下に回動可能に連結されている。
【0018】このように構成した電動シリンダ90によ
れば、スイングベース54従って前記車椅子10をドア
開口部D側に向けた状態で、電動モータ91を正転方向
に起動すると、ねじ軸94aが回転してナット94bが
相対的にねじ軸94aの先端側に移動する。ナット94
bは、支軸96,96を介して上下に回動する支持アー
ム95,95間に固定されているので、結果的にねじ軸
94aが回転しつつその軸方向後方(図8において上
方)へ移動する。ねじ軸94aが後方へ移動するとねじ
軸ケース93が一体となって後方へ移動するので、支持
アーム59,59及び連結バー57が図8中矢印A方向
に回転し、これにより後ろ側のリンクアーム55b、5
5bひいては両4節リンク機構55,55が図7中矢印
C方向(室外側)に傾動し、これが室外側への振り出し
動作となる。この振り出し動作により連結板56,56
がドア開口部Dを経て室外に移動する。一方、電動モー
タ91を逆転させると、ねじ軸94aが軸方向前方(図
8において下方)に移動して連結軸57が図8中矢印B
方向に回転し、これにより両4節リンク機構55,55
が図7中矢印D方向(室内側)に回動して両連結板5
6,56が室内側に戻される。
【0019】このように構成したリフトアップ機構50
は以下のようにして前記車椅子10に対して連結又は切
り離しされる。以下の操作がなされる間、車椅子利用者
はシート本体11に着座したままでよく、着座したまま
で車両室内の所定位置に移動できる。さて、図1は車椅
子10をリフトアップ機構50から切り離した状態を示
している。この状態でリフトアップ機構50において
は、メインベース52はスライドレール51,51の前
端位置に移動しており、又スイングベース54は室外側
に向けられている。さらに、両4節リンク機構55,5
5は振り出し側に傾動した状態となっている。一方、車
椅子10においては、前輪22,22及び後輪23,2
3が車輪収納部30aから取り出されて、当該車椅子1
0は単独で使用可能すなわち通常の車椅子として路上を
移動するために使用することができる。なお、上記した
ように車椅子利用者はシート本体11に着座したままで
ある。このような状態から車椅子10をリフトアップ機
構50に連結するためには、車椅子10を後ろ向きでリ
フトアップ機構50に接近させて、リフトアップ機構5
0の両連結板56,56を車椅子10の連結凹部40,
40内に嵌め込む。然る後、電動シリンダ90の電動モ
ータ91を逆転させて両4節リンク機構55,55をわ
ずかに起立方向に移動させ、これにより両連結板56,
56の上端部56cを連結凹部40,40の引き掛け凹
部40b、40bに嵌め込む。
【0020】次に、ロックバー45,45を上昇させて
その上端部45bを連結板56の下端部56dに当接さ
せ、然る後軸周りに90度回転させてガイドピン45a
をロック保持部46bに進入させ、これにより当該ロッ
クバー45,45を上端のロック位置に保持する。以上
の操作により連結板56は、その上端部56cが引き掛
け凹部40bに拘束され、下端部56dがロックバー4
5によって拘束された状態となり、従って連結板56は
車椅子10の後部に固定された状態となる。こうしてリ
フトアップ機構50を車椅子10に連結した後、リフト
アップ機構50の電動シリンダ90を起動して両4節リ
ンク機構55,55を起立側(室内側)に移動させる。
これにより、車椅子10が地面から浮き上がるので、こ
の段階で一旦リフトアップ機構50を停止させて両前輪
22,22及び両後輪23,23を車輪収納部30a,
30aに収納する。この状態が図2に示されている。前
輪22,22及び後輪23,23を収納した後、再度リ
フトアップ機構50を室内側に作動させて連結した車椅
子10を室内に移動させる。図7において両4節リンク
機構55,55が起立位置に移動して車椅子10がほぼ
スイングベース54上に位置する状態まで移動した段階
で電動シリンダ90が停止されてリフトアップ機構50
が停止する。なお、この段階で両4節リンク機構は図示
省略したスイングロック機構により起立位置にロックさ
れ、従って車椅子10がスイングベース54の上方に位
置保持される。こうして車椅子10を室内に移動させた
後、当該車椅子10及びスイングベース54を一体で手
動操作により約90度回転させて車両前方向きに位置さ
せる。前記したように、ピニオンギヤ54aとラック5
1aの噛み合い作用により車椅子10は車両前方に向け
て回転しつつ後方へスライドする。この段階でも車椅子
利用者はシート本体11に着座したままであり、従って
以上の操作により車椅子利用者は車両室内の所定位置で
前方を向いた位置に着座した状態となる。
【0021】以上のようにして室内の所定位置に着座し
た状態から室外に出る場合には、上記とは逆の操作をす
ればよい。この場合も、車椅子利用者はシート本体11
に着座したままでよく、従来のように車両専用シートか
ら車椅子への乗り移り動作をする必要はない。車椅子利
用者が着座したまま車椅子10をドア開口部D側に回転
させつつ前方へスライドさせ、然る後リフトアップ機構
50を振り出し側に動作させて車椅子10を室外に移動
させる。車椅子10が完全に室外に移動した段階で、一
旦リフトアップ機構50を停止させて両前輪22,22
及び両後輪23,23を取り出す。然る後、リフトアッ
プ機構50を再度振り出し側に起動して車椅子10を接
地させる。車椅子10を接地させた後、再び、リフトア
ップ機構50を停止させてロックバー45を下方へ移動
させて連結板56のロックを解除する。この解除状態で
リフトアップ機構50を再度振り出し方向に動作させる
と、両連結板56,56が下方へ変位し、これによりそ
の上端部56c,56cが引き掛け凹部40b,40b
から外れ、この段階で、車椅子10を前進させることに
より、当該車椅子10がリフトアップ機構50から切り
離される。こうしてリフトアップ機構50から切り離さ
れた車椅子10は、単独で移動可能であり、通常の車椅
子となんら変わるところなく使用することができる。
【0022】以上説明したように本実施形態の車両用リ
フトアップシート1によれば、通常の車椅子として使用
することのできる車椅子10を一体として(シートフレ
ーム20及び前後輪22,22,23,23等を備えた
状態のまま)室内に移動して車両用座席として用いる構
成であるので、車椅子利用者は従来のような乗り移り動
作を全くすることなく、車室内の所定位置に着座するこ
とができ、また車室内の着座位置から室外に出ることが
できる。このように車椅子利用者は車椅子10のシート
本体11に着座したままでよいので、車両への乗降が大
変楽になり、その結果介護者の負担が大幅に低減され
る。又、車椅子10ごとリフトアップ機構50により移
動させる構成であるので、車椅子のシート本体と車輪側
を分離してシート本体のみを車室内に移動させる構成と
した場合におけるシート本体の分離・搭載作業をする必
要はなく、この点でも介護者等の負担が軽減される。ま
た、分離した車輪側を別途車両に積み込む手間を掛ける
必要もない。さらに、シートバックの両側部に連結凹部
40,40を設け、該両連結凹部40,40に連結板5
6,56を連結する構成としたことにより、シートバッ
クのリクライニング機能を利用することができる。
【0023】次に、前記ロックバー45についての別の
実施形態を説明する。前記例示したロックバー45は手
動操作により単独で上下動させて連結板56をロック・
アンロックする構成であったが、後輪23,23の収納
・取り出し操作に連動してロック・アンロック操作がな
される構成(連動ロックタイプ)とすることもできる。
この実施形態が図10に示されている。前記例示した形
態と同様の点については説明を省略し、以下の説明にお
いて同位の符号を用いる。支軸23aを介して上下に回
動可能な後輪ステー23bの側部にはカムプレート80
が取り付けられている。このカムプレート80の上面に
は円弧形状のカム面80aが形成されている。このカム
面80aは、後輪ステー23bの回動中心(支軸23
a)から徐々に遠ざかる方向に沿って設定されており、
後輪ステー23bを下方へ回動させる程、下側に変位す
るように設定されている。このカム面80aの上方にロ
ックバー81が取り付けられている。このロックバー8
1は、ブラケット82を介してシートフレーム20の側
部に上下方向移動可能に支持されている。ロックバー8
1の下端部には保持ブロック83を介してガイドローラ
ー84が回転自在に取り付けられている。保持ブロック
83と上記ブラケット82との間には圧縮ばね85が介
装されているため、当該ロックバー81は下方に付勢さ
れており、この付勢力により上記ガイドローラー84が
カムプレート80のカム面80aに押し付けられてい
る。一方、連結板56の下部には、上記ロックバー81
を挿入可能なロック孔86aを備えたロックブロック8
6が取り付けられている。
【0024】この構成によれば、図10中二点鎖線で示
すように後輪ステー23bを下方へ回動させて後輪23
を取り出した状態では、カム面80aが最も下側に位置
するため、このカム面80aに押圧されるガイドローラ
ー84ひいてはロックバー81が最も下側(アンロック
位置)に位置し、このため当該ロックバー81の上端部
はロックブロック86のロック孔86aに届かない。こ
の状態で、車椅子10を後退させて連結板56を連結凹
部40に挿入し、然る後、リフトアップ機構50を動作
させて連結板56を上動させれば、その上端部56cが
引き掛け凹部40bに挿入されて後方への変位が規制さ
れた状態となる。この点は前記した通りである。連結板
56の上端部56cを引き掛け凹部40bに挿入した
後、さらにリフトアップ機構50を室内側に作動させる
ことにより、車椅子10の前後輪22,22,23,2
3を浮き上がらせ、この状態で前後輪22,22,2
3,23をカバー体30の車輪収納部30aに収納す
る。この時、一方の後輪ステー23bを上方へ回動させ
ると、その回動過程においてカム面80aが相対的に上
方へ変位するのでロックバー81が圧縮ばね85に抗し
て上動する。図10中実線で示したように後輪23が完
全に収納された状態にまで後輪ステー23bを回動させ
ると、カム面80aが最も高い位置に相対変位し、これ
によりロックバー81が上動端に至ってその上端部がロ
ックブロック86のロック孔86aに挿入される。
【0025】ロックバー81の上端部がロックブロック
86のロック孔86aに挿入されると、連結板56の下
端部の後方への変位(図示右方への変位)が規制され、
これにより連結板56が連結凹部40内に固定される。
以後、前記したようにリフトアップ機構50を操作する
ことにより車椅子10を室内の所定位置に移動させるこ
とができる。逆に、車椅子10を車室外に移動させて後
輪23を取り出せば、カム面80aが相対的に低い位置
に変位するので、ロックバー81が圧縮ばね85により
下方へ移動し、これによりロックバー81の上端部がロ
ックブロック86のロック孔86aから抜き出されて連
結板56の下端部がアンロックされる。このように、後
輪23の収納・取り出し操作に連動してロックバー81
が上下動して連結板56の下端部がロック・アンロック
されるので、前記例示したロックバー45のように使用
者が直接操作する必要はなく、この点で当該車両用リフ
トアップシート1の使い勝手を一層よくすることができ
る。なお、ロック操作のみを車輪(後輪23)の折り畳
み操作に連動させ、アンロック操作は別途手動操作によ
る構成としてもよい。
【0026】又、シート本体11の両側部に連結凹部4
0,40を設ける構成を例示したが、その他の部位例え
ばシート本体11のシートバック背面に設けてもよく、
さらに左右2カ所に設ける他、上記シートバック背面の
中央1カ所に連結凹部を設ける構成としてもよい。この
場合、リフトアップ機構における両4リンク機構55,
55の先端を相互に連結し、該連結部の中央に1個の連
結板を設けて、この1個の連結板を上記シートバック背
面の中央1カ所に設けた連結凹部に嵌め込み連結する構
成とすることができる。或いは、リフトアップ機構50
における4節リンク機構を例示したように2組とせず、
1組の4節リンク機構55としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図であって、リフトア
ップ機構から車椅子を切り離した状態の斜視図である。
【図2】リフトアップ機構を車椅子に連結して、該車椅
子を地面から持ち上げた状態の斜視図である。
【図3】車両用リフトアップシートの側面図であって、
リフトアップ機構の車椅子に対する連結構造を示す図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図であり、連結凹部に対す
る連結板の挿入状態を示す横断面図である。
【図5】連結凹部の引き掛け凹部に対する連結板の上端
部の係合状態を示す側面図である。
【図6】ロックレバーの支持状態を示す側面図である。
【図7】リフトアップ機構の全体斜視図である。
【図8】電動シリンダの全体斜視図である。
【図9】スイングベースの回転動作と、メインベースの
スライド動作を連動させるための機構の平面図である。
【図10】連動ロックタイプのロックバー及びその周辺
の側面図である。
【符号の説明】
1…車両用リフトアップシート 10…車椅子 11…シート本体 20…シートフレーム 22…前輪、23…後輪 30…カバー体、30a…車輪収納部 40…連結凹部、40b…引き掛け凹部 45…ロックバー 50…リフトアップ機構 51…スライドレール 52…メインベース 53…回転盤 54…スイングベース 55…4節リンク機構 56…連結板、56c…上端部 80…カムプレート 90…電動シリンダ F…車両フロア D…ドア開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土方 隆文 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単独で使用可能な車椅子と、車両室内に
    設置したリフトアップ機構を備え、該リフトアップ機構
    により前記車椅子を着座姿勢を保持しつつ車両室内に移
    動して該車両室内用の座席として利用可能であり、前記
    リフトアップ機構により該車椅子を着座姿勢を保持しつ
    つ車両室外に移動して、該リフトアップ機構から切り離
    し可能な構成とした車両用リフトアップシート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用リフトアップシー
    トであって、リフトアップ機構は、車両室内に設置した
    回転盤と、該回転盤上に設置した4リンク機構を備え、
    該4リンク機構のアーム先端に連結板を設ける一方、車
    椅子に、下方に開口する引き掛け凹部を設け、前記4リ
    ンク機構の動作を利用して該引き掛け凹部に前記連結板
    の上部を差し込んで前記車椅子を前記リフトアップ機構
    に連結し、該4リンク機構の動作により前記車椅子をリ
    フトアップ可能な構成とした車両用リフトアップシー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両用リフトアップシー
    トであって、引き掛け凹部の下方にロックバーを上下動
    可能に設け、該ロックバーを上動させてその先端部を、
    前記引き掛け凹部に上部を差し込んだ連結板の下部に係
    合させて当該連結板の下部を固定する構成とした車両用
    リフトアップシート。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載した車両用
    リフトアップシートであって、車椅子の車輪を折り畳み
    可能な構成とした車両用リフトアップシート。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両用リフトアップシー
    トであって、車椅子の車輪の折り畳み操作に連動してロ
    ックバーが上動する構成とした車両用リフトアップシー
    ト。
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