JPH11303736A - 振動式圧縮機 - Google Patents

振動式圧縮機

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JPH11303736A
JPH11303736A JP11047698A JP11047698A JPH11303736A JP H11303736 A JPH11303736 A JP H11303736A JP 11047698 A JP11047698 A JP 11047698A JP 11047698 A JP11047698 A JP 11047698A JP H11303736 A JPH11303736 A JP H11303736A
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JP
Japan
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piston
movable element
cylinder
fixed
motor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11047698A
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English (en)
Inventor
Ichiro Morita
一郎 森田
Masanori Kobayashi
正則 小林
Ko Inagaki
耕 稲垣
Makoto Katayama
誠 片山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Priority to SG1998004199A priority patent/SG76566A1/en
Priority to DE69830935T priority patent/DE69830935T2/de
Priority to DE69834965T priority patent/DE69834965D1/de
Priority to DE69817116T priority patent/DE69817116T2/de
Priority to TW087117085A priority patent/TW411380B/zh
Priority to EP03013132A priority patent/EP1344934B1/en
Priority to EP05000981A priority patent/EP1524434A1/en
Priority to EP05000982A priority patent/EP1524435B1/en
Priority to ES98308379T priority patent/ES2205389T3/es
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Priority to CN98121370A priority patent/CN1128293C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクル等に使用される振動式圧縮機に
おいて、ピストンの位置が上死点近傍や下死点近傍の時
も、ピストンとシリンダの側圧の増大を防止することに
より、圧縮機の効率低下や摺動部の摩耗といった信頼性
低下を防止する。 【解決手段】 ピストン5の位置が上死点近傍の時や下
死点近傍の時に、可動要素11を半径方向に支持する支
持機構13を備えることにより、ピストン5とシリンダ
4の摺動部が局所的な側圧を受けることを防止し、圧縮
機の効率の低下や、ピストン5とシリンダ4の摺動部の
摩耗といった信頼性低下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクル等に使
用する振動式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の振動式圧縮機としては、特開平0
4−347460号公報に示されているものがある。以
下、図面を参照しながら上記従来の振動式圧縮機を説明
する。
【0003】従来の構成を図4,図5に示す。図4は従
来の振動式圧縮機の縦断面図であり、図5は図4のA−
A線要部断面図である。図4,図5において、1は密閉
ケーシング、2は本体である。本体2は、モーター3、
シリンダ4、ピストン5、ブロック6、シリンダヘッド
7、弾性要素8とから構成されており、サスペンション
スプリング(図示せず)により、密閉ケーシング1内に
弾性支持されている。
【0004】またモーター3は、固定子3aと可動子3
bとから構成されており、固定子3aには永久磁石3c
が固定されている。可動子3b(コイル)は可動子連結
部材9を介してピストン5に連結固定されている。
【0005】11はピストン5,モーター3の可動子3
b,可動子連結部材9などから構成される可動要素であ
り、12はシリンダ4,モーター3の固定子3a,ブロ
ック6などから構成される固定要素である。
【0006】弾性要素8は、複数の弾性体8aを積み重
ねて構成されており、弾性要素8の内周部8bがピスト
ン5に固定され、外周部8cがブロック6に固定されて
いる。また、弾性体8aは複数の螺旋状のスリット8d
を有しており、そのため弾性体,例えばバネとして機能
する。
【0007】ピストン5は、シリンダ4と弾性要素8に
より軸方向に摺動可能なように支持されている。10は
圧縮室であり、シリンダ4、ピストン5により形成され
ている。
【0008】次に、振動式圧縮機の機構について説明す
る。交流電源によりモーター3の可動子3b(コイル)
に通電すると、この通電により永久磁石3cにより発生
する磁界との作用により、可動子3b(コイル)に軸方
向の往復運動する力が発生する。その力により、可動子
連結部材9を介して可動子3bと連結されたピストン5
は、弾性要素8を変形させるとともに、その弾性要素8
の反発力を利用しながら効率よく軸方向に往復運動を繰
り返す。
【0009】また、弾性体8aの内周部8bが図5の紙
面に対して垂直方向上方及び下方に変位した時に、弾性
体8aの内周部8bは、図5中に示した矢印の方向に回
転する。従って、弾性体8aの内周部8bと固定された
ピストン5も弾性体8aの変位と共に回転することとな
り、ピストン5は方向を変えながら回転しつつ往復運動
を行う。
【0010】冷却システム(図示せず)からの冷媒ガス
は、吸入管(図示せず)を介してシリンダヘッド7の低
圧室7aに導かれ、シリンダ4内の圧縮室10に至る。
圧縮室10に至った冷媒ガスは、上述したピストン5の
往復運動により圧縮される。圧縮された冷媒ガスは、シ
リンダヘッド7内に配設されている吐出弁(図示せず)
を介して一旦シリンダヘッド7内の高圧室7bに吐出さ
れた後、吐出管(図示せず)を介して冷却システムに吐
出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のような構成では、ピストン5の位置が上死点近傍や下
死点近傍時、即ち弾性要素8の中央部の変形量が大きい
場合には、弾性要素8の半径方向の剛性が著しく低下す
る。また、モーター3において、エアギャップの不均一
さ等により、可動子3bは固定子3aに対して半径方向
に吸引される。
【0012】モーター3の可動子3bが半径方向に吸引
されていても、弾性要素8の半径方向の剛性が十分高い
時には、ピストン5とシリンダ4の摺動部と弾性要素8
により、可動要素11を半径方向に十分支持でき、ピス
トン5とシリンダ4の摺動部が局所的な側圧を受けるこ
とはない。
【0013】しかし、ピストン5の位置が上死点近傍や
下死点近傍の時には、弾性要素8の半径方向の剛性が低
下するため、弾性要素8による可動要素11の半径方向
の支持力が低下し、その結果、ピストン5とシリンダ4
の摺動部が局所的な側圧を受け、圧縮機の効率が低下し
たり、ピストン5とシリンダ4の摺動部が摩耗するとい
った信頼性低下の可能性があった。
【0014】本発明は、従来の課題を解決するもので、
ピストン位置が上死点近傍や下死点近傍の時に、弾性要
素の半径方向の剛性が低下し、弾性要素による可動要素
の半径方向の支持力が低下しても、ピストンとシリンダ
の摺動部以外の部位で可動要素を半径方向に支持するこ
とにより、ピストンとシリンダの摺動部が局所的な側圧
を受けることを防止し、圧縮機の効率の低下や、ピスト
ンとシリンダの摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止
する。
【0015】また、上記従来のような構成では、起動直
後や外気温が低く高圧圧力が低いといった運転条件にお
いて、圧縮室10内の圧力は低いため、ピストン5を反
圧縮室10側へ移動させるように作用するガス圧荷重が
小さい。そのため、ピストン5の振幅中心位置が圧縮室
10側へ移動しているため、ピストン5とシリンダーヘ
ッド7や吐出弁が衝突し、破損といった信頼性低下や、
騒音が発生する可能性があった。
【0016】本発明は、従来の課題を解決するもので、
起動直後や外気温が低く高圧圧力が低いといった運転条
件において、ピストンを含む可動要素が反圧縮室側に移
動するため、ピストンがシリンダヘッドや吐出弁に衝突
することを未然に防止し、破損といった信頼性低下や、
騒音の発生を防止する。
【0017】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、ピストンを含む可動要素が圧縮室側に移
動するため、トップクリアランスが必要以上に増大する
ことを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のない通常の運
転を行う。
【0018】また、運転条件等が変化して、ピストン5
の振幅中心位置が圧縮室10側に移動した際に、ピスト
ン5を含む可動要素11を反圧縮室10に移動させる機
構を備えた構成では、極端な運転条件の変化等が発生し
た場合には、可動要素11が反圧縮室10側に極端に移
動する。そのため、圧縮機が起動してピストン5が往復
運動を行っても、ピストン5が吐出弁まで到達しない、
即ち、トップクリアランスが極端に大きくなり、冷凍能
力不足や圧縮不良が発生する可能性があった。
【0019】本発明は、上記の課題を解決するもので、
極端な運転条件の変化等が発生しても、可動要素が一定
の移動量以上に反圧縮室側に移動することを防止し、圧
縮機の冷凍能力不足や圧縮不良を防止する。
【0020】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の振動式圧縮機は、密閉ケーシングと、密閉ケー
シング内に収納されたピストンやシリンダと、固定子と
可動子とから構成されたモーターと、シリンダやモータ
ーの固定子などにより構成された固定要素と、ピストン
やモーターの可動子などにより構成された可動要素と、
一部が可動要素に固定または連結され、一部が固定要素
に固定または連結された弾性要素と、ピストンの位置が
上死点近傍の時や下死点近傍の時に、可動要素を半径方
向に支持する支持機構とから構成されている。
【0021】これにより、ピストン位置が上死点近傍や
下死点近傍の時に、弾性要素の半径方向の剛性が低下
し、弾性要素による可動要素の半径方向の支持力が低下
しても、ピストンとシリンダの摺動部以外の部位で可動
要素を半径方向に支持することにより、ピストンとシリ
ンダの摺動部が局所的な側圧を受けることを防止し、圧
縮機の効率の低下や、ピストンとシリンダの摺動部の摩
耗といった信頼性低下を防止する。
【0022】また、密閉ケーシングと、密閉ケーシング
内に収納されたピストンやシリンダと、固定子と可動子
とから構成されたモーターと、シリンダやモーターの固
定子などにより構成された固定要素と、ピストンやモー
ターの可動子などにより構成された可動要素と、一部が
可動要素に固定または連結され、一部が固定要素に固定
または連結された弾性要素と、可動要素に備えられ、可
動要素の軸方向位置を可変する位置可変機構とから構成
されている。
【0023】これにより、起動直後や外気温が低く高圧
圧力が低いといった運転条件において、ピストンを含む
可動要素が反圧縮室に移動するため、ピストンがシリン
ダヘッドや吐出弁に衝突することを未然に防止し、破損
といった信頼性低下や、騒音の発生を防止する。
【0024】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、ピストンを含む可動要素が圧縮室側に移
動するため、トップクリアランスが必要以上に増大する
ことを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のない通常の運
転を行う。
【0025】また、位置可変機構による可動要素の軸方
向位置の可変量を制限するストッパーとから構成されて
いる。
【0026】これにより、極端な運転条件の変化等が発
生しても、可動要素が一定の移動量以上に反圧縮室側に
移動することを防止することにより、トップクリアラン
スが極端に大きくなることを防止し、圧縮機の圧縮不良
を防止する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉ケーシングと、密閉ケーシング内に収納された
ピストンやシリンダと、固定子と可動子とから構成され
たモーターと、シリンダやモーターの固定子などにより
構成された固定要素と、ピストンやモーターの可動子な
どにより構成された可動要素と、一部が可動要素に固定
または連結され、一部が固定要素に固定または連結され
た弾性要素と、ピストンの位置が上死点近傍の時や下死
点近傍の時に、可動要素を半径方向に支持する支持機構
とから構成されたものであり、ピストン位置が上死点近
傍や下死点近傍の時に、弾性要素の半径方向の剛性が低
下し、弾性要素による可動要素の半径方向の支持力が低
下しても、ピストンとシリンダの摺動部以外の部位で可
動要素を半径方向に支持することにより、ピストンとシ
リンダの摺動部が局所的な側圧を受けることを防止し、
圧縮機の効率の低下や、ピストンとシリンダの摺動部の
摩耗といった信頼性低下を防止するという作用を有す
る。
【0028】請求項2記載の発明は、密閉ケーシング
と、密閉ケーシング内に収納されたピストンやシリンダ
と、固定子と可動子とから構成されたモーターと、シリ
ンダやモーターの固定子などにより構成された固定要素
と、ピストンやモーターの可動子などにより構成された
可動要素と、一部が可動要素に固定または連結され、一
部が固定要素に固定または連結された弾性要素と、可動
要素に備えられ、可動要素の軸方向位置を可変する位置
可変機構とから構成されたものであり、起動直後や外気
温が低く高圧圧力が低いといった運転条件において、ピ
ストンを含む可動要素が反圧縮室に移動するため、ピス
トンがシリンダヘッドや吐出弁に衝突することを未然に
防止し、破損といった信頼性低下や、騒音の発生を防止
するという作用を有する。
【0029】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、ピストンを含む可動要素が圧縮室側に移
動するため、トップクリアランスが必要以上に増大する
ことを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のない通常の運
転を行うという作用を有する。
【0030】請求項3記載の発明は、位置可変機構によ
る可動要素の軸方向位置の可変量を制限するストッパー
とから構成されており、極端な運転条件の変化等が発生
しても、可動要素が一定の移動量以上に反圧縮室側に移
動することを防止することにより、トップクリアランス
が極端に大きくなることを防止し、圧縮機の圧縮不良を
防止するという作用を有する。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について、図1か
ら図3を用いて説明する。尚、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0032】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。
【0033】図1において、13は支持機構であり、固
定要素12に備えられた固定側支持部材14a,14b
と、可動要素11に備えられた可動側支持部材機構15
a,15bとから構成されている。さらに、固定側支持
部材14a及び可動側支持部材15aは共に、固定側支
持部材14b及び可動側支持部材15bよりも圧縮室1
0側に配設されている。
【0034】以上のように構成された振動式圧縮機にお
いて、以下その動作を説明する。圧縮機の運転中におい
て、ピストン5がシリンダ4内を往復運動するが、ピス
トン5の位置が停止時の位置より圧縮室10側に移動し
た際には、弾性体8の変形量が大きくなり、その変形量
に伴って、弾性要素8の半径方向の剛性が低くなる。
【0035】同様に、ピストン5の位置が停止時の位置
より反圧縮室10側に移動した際にも、弾性体8の変形
量が大きくなり、その変形量に伴って、弾性要素8の半
径方向の剛性が低くなる。
【0036】また、モーター3において、可動子3bと
固定子3aのエアギャップは完全に均一ではないため、
圧縮機の運転中には、エアギャップの不均一さに応じ
て、可動子3bは固定子3aに対して常にいずれかの半
径方向に吸引される。
【0037】ピストン5の位置が停止時の位置に近いと
きは、弾性要素8の変形は小さく、半径方向の剛性が高
いため、モーター3の可動子3bがエアギャップ不均一
さにより半径方向に吸引されていても、その吸引力が作
用する可動要素11をピストン5とシリンダ4の摺動部
と弾性要素8により半径方向に十分支持でき、ピストン
5とシリンダ4の摺動部が局所的な側圧を受けることは
ない。
【0038】また、ピストン5の位置が上死点近傍や下
死点近傍の時には、弾性要素8は変形量が大きく、半径
方向の剛性が低下するため、弾性要素8が可動要素11
を半径方向に支持する力が低下する。
【0039】しかし、ピストン5の位置が上死点近傍の
時は、固定要素12に備えた固定側支持部材14aと可
動要素11に備えた可動側支持部材15aとが嵌合し、
固定側支持部材14aが可動側支持部材15aを半径方
向に支持する。また、ピストン5の位置が下死点近傍の
時は、固定要素12に備えた固定側支持部材14bと可
動要素11に備えた可動側支持部材機構15bとが嵌合
し、固定側支持部材14bが可動側支持部材を半径方向
に支持する。
【0040】従って、ピストン5の位置が上死点近傍や
下死点近傍の時に、弾性要素8の半径方向の剛性が低下
し、弾性要素8による可動要素11を半径方向に支持す
る力が低下しても、ピストン5とシリンダ4の摺動部や
弾性要素8に加えて、支持機構13にて可動要素11を
半径方向に支持することができる。そのため、ピストン
5とシリンダ4の摺動部が局所的な側圧を受けることを
防止でき、圧縮機の効率の低下や、ピストン5とシリン
ダ4の摺動部の摩耗といった信頼性低下を防止すことが
できる。
【0041】以上のように、本実施例の振動式圧縮機
は、密閉ケーシング1と、密閉ケーシング1内に収納さ
れたピストン5やシリンダ4と、固定子3aと可動子3
bとから構成されたモーター3と、シリンダ4やモータ
ー3の固定子3aなどにより構成された固定要素12
と、ピストン5やモーター3の可動子3bなどにより構
成された可動要素11と、一部が可動要素11に固定ま
たは連結され、一部が固定要素12に固定または連結さ
れた弾性要素8と、ピストン5の位置が上死点近傍の時
や下死点近傍の時に、可動要素11を半径方向に支持す
る支持機構13を備えたものであるから、ピストン5の
位置が上死点近傍や下死点近傍の時に、弾性要素8の半
径方向の剛性が低下し、弾性要素8による可動要素11
を半径方向に支持する力が低下しても、ピストン5とシ
リンダ4の摺動部や弾性要素8に加えて、支持機構13
にて可動要素11を半径方向に支持することができる。
【0042】そのため、ピストン5とシリンダ4の摺動
部が局所的な側圧を受けることを防止でき、圧縮機の効
率の低下や、ピストン5とシリンダ4の摺動部の摩耗と
いった信頼性低下を防止すことができる。
【0043】尚、本実施例においては、弾性要素8は、
複数の弾性体8aを積み重ねて構成されており、弾性体
8aは複数の螺旋状のスリット8dを有しているが、ピ
ストン5の往復動方向にバネ等の弾性体として機能し、
且つ変形量に応じて半径方向の剛性が低下するものであ
れば同様に実施可能である。
【0044】また本実施例では、モーター3は固定子3
aと可動子3bで構成されているが、往復運動を行うモ
ーター構成であれば同様に実施可能である。
【0045】また本実施例では、弾性要素8をピストン
5に直接固定しているが、他の部材を用いて固定して
も、また固定せず軸方向に連結した構成であっても同様
に実施可能である。
【0046】(実施例2)図2は、本発明の実施例2に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。
【0047】図2において、14は可動要素11に備え
られた位置可変機構であり、可動要素11の軸方向の位
置を可変する機構である。ここでは、低温時には軸方向
長さが短くなり、高温時には軸方向長さが長くなる形状
記憶合金などの機能部品にて説明する。
【0048】以上のように構成された振動式圧縮機にお
いて、以下その動作を説明する。圧縮機の起動直後また
は、外気温度が低く高圧圧力が低いといった運転条件に
おいて、圧縮室10内の圧力は低いため、ピストン5を
反圧縮室10側へ移動させるように作用するガス圧荷重
が小さい。そのため、ピストン5の振幅中心位置が圧縮
室10側へ移動しているため、ピストン5とシリンダー
ヘッド7や吐出弁が衝突しそうになる。
【0049】しかし、そのような運転条件においては、
圧縮機内部の温度は低いため、位置可変機構14は高温
時と比べて軸方向長さが短くなる。そのため、ピストン
5の上死点位置はシリンダヘッド7,吐出弁から遠ざか
るため、ピストン5とシリンダーヘッド7や吐出弁が衝
突することを防止でき、ピストン5や吐出弁などの破損
や騒音の発生を防止することができる。
【0050】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、圧縮室10内の圧力は高いため、ピスト
ン5を反圧縮室10側へ移動させるように作用するガス
圧荷重が大きい。そのため、ピストン5の振幅中心位置
が反圧縮室10側へ移動しているため、ピストン5とシ
リンダーヘッド7や吐出弁が衝突しそうになることはな
い。
【0051】逆に、ピストン5が通常の上死点まで到達
せずトップクリアランスが必要以上に増大し能力不足や
圧縮不良を起こしそうになるが、そのような運転条件に
おいては、圧縮機内部の温度は高いため、位置可変機構
14は低温時と比べて軸方向長さが長くなる。そのた
め、ピストン5の上死点位置はシリンダヘッド7,吐出
弁に近づき、トップクリアランスが必要以上に増大する
ことを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のない通常の運
転を行うことができる。
【0052】以上のように、本実施例の振動式圧縮機
は、密閉ケーシング1と、密閉ケーシング1内に収納さ
れたピストン5やシリンダ4と、固定子3aと可動子3
bとから構成されたモーター3と、シリンダ4やモータ
ー3の固定子3aなどにより構成された固定要素12
と、ピストン5やモーター3の可動子3bなどにより構
成された可動要素11と、一部が可動要素11に固定ま
たは連結され、一部が固定要素12に固定または連結さ
れた弾性要素8と、可動要素11に備えられ、可動要素
11の軸方向位置を可変する位置可変機構14を備えた
ものであるから、起動直後や外気温が低く高圧圧力が低
いといった運転条件において、ピストン5を含む可動要
素11が反圧縮室10側に移動するため、ピストン5が
シリンダヘッド7や吐出弁に衝突することを未然に防止
し、破損といった信頼性低下や、騒音の発生を防止する
ことができる。
【0053】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、ピストン5を含む可動要素11が圧縮室
10側に移動するため、トップクリアランスが必要以上
に増大することを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のな
い通常の運転を行うことができる。
【0054】尚、本実施例では、位置可変機構14を温
度変化に応じて軸方向長さが変化する機能部品にて説明
したが、可動要素11に備え、温度,圧力等の外部条件
の変化に応じて可動要素11の軸方向位置を可変する機
構として機能するものであれば同様に実施可能である。
【0055】また本実施例では、モーター3は固定子3
aと可動子3bで構成されているが、往復運動を行うモ
ーター構成であれば同様に実施可能である。
【0056】(実施例3)図3は、本発明の実施例3に
よる振動式圧縮機の縦断面図である。
【0057】図3において、14は可動要素11に備え
られた位置可変機構であり、可動要素11の軸方向の位
置を可変する機構である。ここでは、低温時には軸方向
長さが短くなり、高温時には軸方向長さが長くなる形状
記憶合金などの機能部品にて説明する。
【0058】15はストッパーであり、位置可変機構1
4による可動要素11の軸方向位置の可変量を制限す
る、本実施例では可変量の上限を規制するものである。
【0059】以上のように構成された振動式圧縮機にお
いて、以下その動作を説明する。圧縮機の起動直後また
は、外気温度が低く高圧圧力が低いといった運転条件に
おいて、圧縮室10内の圧力は低いため、ピストン5を
反圧縮室10側へ移動させるように作用するガス圧荷重
が小さい。そのため、ピストン5の振幅中心位置が圧縮
室10側へ移動しているため、ピストン5とシリンダー
ヘッド7や吐出弁が衝突しそうになる。
【0060】しかし、そのような運転条件においては、
圧縮機内部の温度は低いため、位置可変機構14は高温
時と比べて軸方向長さが短くなる。そのため、ピストン
5の上死点位置はシリンダヘッド7,吐出弁から遠ざか
るため、ピストン5とシリンダーヘッド7や吐出弁が衝
突することを防止でき、ピストン5や吐出弁などの破損
や騒音の発生を防止することができる。
【0061】また、運転条件が極端に変化した時、例え
ば急激に外気温が下がったり、急激に高圧圧力が低下し
た時は、位置可変機構14の軸方向長さが極端に短くな
るが、一定の長さより短くなった場合、ストッパー15
の端面15aが弾性体8と当接し、可動要素11はそれ
以上反圧縮室10側へ移動することはない。
【0062】そのため、トップクリアランスが必要以上
に増大することを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のな
い通常の運転を行うことができる。
【0063】以上のように、本実施例の振動式圧縮機
は、位置可変機構14による可動要素11の軸方向位置
の可変量を制限するストッパー15を備えたものである
から、運転条件が極端に変化した時、例えば急激に外気
温が下がったり、急激に高圧圧力が低下しても、可動要
素11は一定の移動量以上は反圧縮室10側へ移動する
ことはない。そのため、トップクリアランスが必要以上
に増大することを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のな
い通常の運転を行うことができる。
【0064】尚、本実施例では、位置可変機構14を温
度変化に応じて軸方向長さが変化する機能部品にて説明
したが、可動要素11に備え、温度,圧力等の外部条件
の変化に応じて可動要素11の軸方向位置を可変する機
構として機能するものであれば同様に実施可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、密閉ケーシングと、密閉ケーシング内に収納され
たピストンやシリンダと、固定子と可動子とから構成さ
れたモーターと、シリンダやモーターの固定子などによ
り構成された固定要素と、ピストンやモーターの可動子
などにより構成された可動要素と、一部が可動要素に固
定または連結され、一部が固定要素に固定または連結さ
れた弾性要素と、ピストンの位置が上死点近傍の時や下
死点近傍の時に、可動要素を半径方向に支持する支持機
構を備えたものであるから、ピストンの位置が上死点近
傍や下死点近傍の時に、弾性要素の半径方向の剛性が低
下し、弾性要素による可動要素を半径方向に支持する力
が低下しても、ピストンとシリンダの摺動部や弾性要素
に加えて、支持機構にて可動要素を半径方向に支持する
ことができる。
【0066】そのため、ピストンとシリンダの摺動部が
局所的な側圧を受けることを防止でき、圧縮機の効率の
低下や、ピストンとシリンダの摺動部の摩耗といった信
頼性低下を防止すことができる。
【0067】また、請求項2記載の発明は、密閉ケーシ
ングと、密閉ケーシング内に収納されたピストンやシリ
ンダと、固定子と可動子とから構成されたモーターと、
シリンダやモーターの固定子などにより構成された固定
要素と、ピストンやモーターの可動子などにより構成さ
れた可動要素と、一部が可動要素に固定または連結さ
れ、一部が固定要素に固定または連結された弾性要素
と、可動要素に備えられ、可動要素の軸方向位置を可変
する位置可変機構14を備えたものであるから、起動直
後や外気温が低く高圧圧力が低いといった運転条件にお
いて、ピストンを含む可動要素が反圧縮室側に移動する
ため、ピストンがシリンダヘッドや吐出弁に衝突するこ
とを未然に防止し、破損といった信頼性低下や、騒音の
発生を防止することができる。
【0068】また、起動後の時間経過と共に圧縮機の温
度が上昇してきた時や、外気温度が高く高圧圧力が高い
運転条件では、ピストンを含む可動要素が圧縮室側に移
動するため、トップクリアランスが必要以上に増大する
ことを防止し、冷凍能力不足や圧縮不良のない通常の運
転を行うことができる。
【0069】また、請求項3記載の発明は、位置可変機
構による可動要素の軸方向位置の可変量を制限するスト
ッパーを備えたものであるから、運転条件が極端に変化
した時、例えば急激に外気温が下がったり、急激に高圧
圧力が低下しても、可動要素は一定の移動量以上は反圧
縮室側へ移動することはない。そのため、トップクリア
ランスが必要以上に増大することを防止し、冷凍能力不
足や圧縮不良のない通常の運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動式圧縮機の実施例1の縦断面
【図2】本発明による振動式圧縮機の実施例2の縦断面
【図3】本発明による振動式圧縮機の実施例3の縦断面
【図4】従来の振動式圧縮機の縦断面図
【図5】図4のA−A線要部断面図
【符号の説明】
1 密閉ケーシング 3 モーター 3a 固定子 3b 可動子 4 シリンダ 5 ピストン 8 弾性要素 11 可動要素 12 固定要素 13 支持機構 14 位置可変機構 15 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 誠 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング
    内に収納されたピストンやシリンダと、固定子と可動子
    とから構成されたモーターと、前記シリンダや前記モー
    ターの固定子などにより構成された固定要素と、前記ピ
    ストンや前記モーターの可動子などにより構成された可
    動要素と、一部が前記可動要素に固定または連結され、
    一部が前記固定要素に固定または連結された弾性要素
    と、前記ピストンの位置が上死点近傍の時や下死点近傍
    の時に、前記可動要素を半径方向に支持する支持機構と
    からなる振動式圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉ケーシングと、前記密閉ケーシング
    内に収納されたピストンやシリンダと、固定子と可動子
    とから構成されたモーターと、前記シリンダや前記モー
    ターの固定子などにより構成された固定要素と、前記ピ
    ストンや前記モーターの可動子などにより構成された可
    動要素と、一部が前記可動要素に固定または連結され、
    一部が前記固定要素に固定または連結された弾性要素
    と、前記可動要素に備えられ、前記可動要素の軸方向位
    置を可変する位置可変機構とからなる振動式圧縮機。
  3. 【請求項3】 位置可変機構による可動要素の軸方向位
    置の可変量を制限するストッパーとからなる請求項2記
    載の振動式圧縮機。
JP11047698A 1997-04-20 1998-04-21 振動式圧縮機 Withdrawn JPH11303736A (ja)

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US09/170,035 US6203292B1 (en) 1997-04-20 1998-10-13 Oscillation-type compressor
EP05000981A EP1524434A1 (en) 1997-10-15 1998-10-14 Oscillation-type compressor
ES98308379T ES2205389T3 (es) 1997-10-15 1998-10-14 Compresor oscilante.
DE69830935T DE69830935T2 (de) 1997-10-15 1998-10-14 Linearverdichter
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US10/041,739 US6530756B2 (en) 1997-10-15 2002-01-10 Oscillation-type compressor
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100872428B1 (ko) 2007-01-22 2008-12-08 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기
KR100945711B1 (ko) 2007-07-03 2010-03-05 한국과학기술원 전자기 액츄에이터
WO2010047377A1 (ja) * 2008-10-22 2010-04-29 シンフォニアテクノロジー株式会社 リニアアクチュエータ
JP2010104126A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Sinfonia Technology Co Ltd リニアアクチュエータ

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