JP2005155438A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉型圧縮機のピストンに関し、低速運転時の振動を低減する。
【解決手段】密閉容器102内に商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転する電動要素206と、電動要素206によって駆動する圧縮要素208とを収容し、圧縮要素208はシリンダー242内を往復動するピストン250を備え、ピストン250は少なくとも一部がアルミまたはアルミ合金によって形成されることにより、ピストン250を軽量化し、ピストン250の往復動に伴う加振力を低減することで、振動を低減し、特に低速運転における振動を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は電気冷蔵庫やその他の冷凍サイクル装置等に使用されるインバーター制御方式の密閉型圧縮機に関するものである。
近年、冷蔵庫やその他の冷凍サイクル装置等において、低振動化の必要性が高まっている。
特に、インバーター制御により運転回転数を可変速する方式の往復動式の密閉型圧縮機においては、低速回転により消費電力を低減することができる反面、低速運転時の振動が大きくなることが課題となっている。
従来の密閉型圧縮機としては、R600aを主体とする冷媒を用い、かつ振動を小さくするための改善をしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図8から図9を参照しながら、上記従来の密閉型圧縮機について説明する。
図8は従来の密閉型圧縮機の側面図である。
図8において、密閉容器102内には、下方に配置された電動要素106と、上方に配置された圧縮要素108を一体化した電動圧縮要素110が、サスペンションスプリング112を介して支持されて収容される。また、この密閉型圧縮機は温暖化係数の低い炭化水素系冷媒であるR600aを圧縮する。
電動要素106は、永久磁石を内蔵するロータ120と、ステータ122で構成されている。
次に圧縮要素108の詳細を以下に説明する。
クランクシャフト130は、ロータ120を圧入固定した主軸132および主軸132に対し偏心して形成された偏心軸134を有するとともに、バランスウェイト部136を主軸132と偏心軸134の間に有している。
ブロック140は、略円筒形のシリンダー142を有するとともに主軸132を軸支する軸受部144を有し、電動要素106の上方に形成されている。
ピストン150は、鉄などの金属で形成され、シリンダー142に往復動自在に挿入されることで、シリンダー142との間に圧縮室152を形成している。また、ピストン150は偏心軸134との間を連結手段154によって連結されている。
バランスウェイト160は、鉄板を積層して形成され、ロータ120の上面に固定される。バルブプレート162は、シリンダー142の端面142aに、高圧室を形成するシリンダヘッド164、PBTなどの樹脂で成型される吸入マフラー166と共に取り付けられている。
サスペンションスプリング112は、図8の断面を中心に4箇所に設けてあり、密閉容器102に固定されたスナブバー170および電動要素106のステータ122に固定されたスナブバー172の間に嵌装されている。
密閉容器102には、ハーメチックターミナル174や吸入管176、吐出管178が溶接等により固定されている。吸入管176と吐出管178は冷却システムの低圧側と高圧側(図示せず)にそれぞれ接続されている。
インバーター装置180は、ハーメチックターミナル174を介して、ステータ122と接続される。インバーター装置180をコントロールする制御回路182は、商用電源184に接続されている。
なお、一般に密閉型圧縮機の消費電力は運転周波数が低いほど小さくなるが、同時に冷凍能力も低下する。また一方で、周囲温度などの条件によって必要な冷凍能力は変化するため、適切な運転周波数も変化する。このため、インバーター装置は商用電源の周波数に対しその半分程度から商用電源の周波数を超える程度までの間で複数の出力周波数が予め設定され、例えば周囲温度などに基づいて必要な冷凍能力に応じた適切な出力周波数を選択する。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
商用電源184から供給される電力は制御回路182、インバーター装置180を介して電動要素106に供給され、ロータ120を所定の回転数で回転させる。ロータ120はクランクシャフト130を回転させ、偏心軸134の偏心運動が連結手段154を介してピストン150に伝えられることで、ピストン150はシリンダー142内を往復運動する。
冷媒は、冷却システム(図示せず)から吸入管176を通して密閉容器102内に導かれた後、吸入マフラー166から吸入され、圧縮室152内で連続して圧縮され、吐出管178より冷却システムへ再び吐き出される。
またこの際、ピストン150がシリンダー142内で往復運動することで不平衡な振動エネルギーが発生するが、この振動エネルギーをバランスウェイト部136およびバランスウェイト160によって打ち消している。
特開2003−3958号公報
しかしながら、上記従来の構成のような単気筒の圧縮機では、往復運動による振動をバランスウェイトで完全に打ち消すことは不可能である。この理由を以下に説明する。
ピストンの往復運動の反作用として発生する慣性力の方向は一定で、正負に変化するのみであるのに対し、バランスウェイトに作用する遠心力の方向はバランスウェイトの回転に伴い常に回転している。従って、上死点および下死点では、遠心力はピストン150の慣性力と反対向きに作用し、電動圧縮要素110への加振力を小さくするように作用する。ところが上死点と下死点以外の位置では、慣性力と遠心力のベクトルの方向は異なるため、慣性力と遠心力を足し合わせてもいずれかの方向に不釣合いを生じる。
このように振動の発生が避けられない上に、冷媒R600aを用いた密閉型圧縮機においては、冷媒物性の違いにより冷媒R134aを用いた圧縮機に比べ同等の冷凍能力を実現するために概ね倍の気筒容積が必要となるため、偏心軸134の偏心量およびピストン150の外径が、従来広く使用されてきた冷媒R134aを用いた密閉型圧縮機に比べ遥かに拡大されている。この結果、ピストン150の質量の増加やピストン150の振幅も増加により、往復運動によって発生する振動エネルギーも大きくなる。
しかも、近年の冷蔵庫が断熱性能の向上に伴い、密閉型圧縮機の低回転化による省エネ効果がますます大きくなってきているにもかかわらず、20r/sec未満といった極端に低い運転周波数では、密閉型圧縮機の振動が急激に増加してしまうため、密閉型圧縮機の低回転化による省エネ効果を得る上での大きな課題になっていた。
図9に、運転周波数に対する密閉型圧縮機の振動特性を示している。図9は、横軸に運転周波数を、縦軸に密閉型圧縮機の密閉容器のピストン往復方向の振幅を示しており、この結果から、運転周波数が低くなるほど振幅が増加し、27Hz周辺では40マイクロメートル以下の振幅であるにもかかわらず、15Hz以下では急激に振幅が大きくなり100マイクロメートルを上回っていることが分かる。以下、その理由について詳述する。
密閉容器102内に固定されたサスペンションスプリング112およびこれによって支持される電動圧縮要素110の振動系は、サスペンションスプリング112のバネ定数と電動圧縮要素110の質量の関係から固有振動数を持つ。バネ定数が小さいほど振動を伝えにくくなるが、サスペンションスプリング112に要求される剛性との関係等である程度の剛性が必要となり、通常、固有振動数は本背景技術同様、概ね10Hz前後であることが多い。
すなわち、図9において15Hz以下で急激に振幅が大きくなっているのは、電動圧縮要素110の運転周波数が電動圧縮要素110とサスペンションスプリング112からなる振動系の固有振動数に近づいてくるために、電動圧縮要素110の振動がサスペンションスプリング112を介して密閉容器102に伝わりやすくなってくるためである。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、低速運転における振動を低減した密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、シリンダーを形成するブロックと、シリンダー内を往復動するピストンとを備え、ピストンは少なくとも一部がアルミまたはアルミ合金を用いて形成されたものであり、ピストンを軽量化することで往復振動による加振力を軽減するという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、低ピストンの往復動による加振力が小さくなるため、振動を低減することができ、特に低速運転における振動を低減した密閉型圧縮機を提供することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、密閉容器内に商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転する電動要素と、前記電動要素によって駆動する圧縮要素とを収容し、前記圧縮要素は主軸および偏心軸を備えたクランクシャフトと、前記クランクシャフトを回転自在に軸支するとともにシリンダーを形成するブロックと、前記シリンダー内を往復動するピストンと、前記偏心軸と前記ピストンを連結する連結手段を備え、前記ピストンは少なくとも一部がアルミまたはアルミ合金によって形成したもので、鉄に比べ比重の小さい軽金属を用いることでピストンが軽量化され、ピストンの往復動による加振力が小さくなるため、振動を低減することができ、特に低速運転における振動を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の運転周波数は、さらに20r/sec未満の運転周波数を含むもので、回転数を低くすることで摺動損失が小さくなるため、請求項1に記載の発明の効果に加えて、入力を低減して高い効率を得ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の運転周波数は、さらに最低回転数に対する最高回転数の比が3以上としたもので、負荷の大きい条件では高速運転するため、請求項1および2に記載の発明の効果に加えて、高速運転により高い冷凍能力を実現し、高い冷凍能力が必要な高負荷時にも必要な冷凍能力が得ることができ、冷却サイクルの負荷変動に対応することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明の圧縮する冷媒を、R600aとしたもので、冷媒特性の違いによりR134a冷媒に比べピストンの外径や振幅が大きくなっても、比重の小さい軽金属を用いることでピストンが軽量化され、ピストンの往復動による加振力が小さくなるため、請求項1から3に記載の発明の効果に加えて、ピストンの外径や振幅が大きく、気筒容積が大きくなっても振動を低減することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明のシリンダーは、アルミまたはアルミ合金で形成されたもので、運転に伴って温度が変化してもシリンダーとピストンの線膨張係数が同じであるため、半径方向の隙間をほぼ一定に保つことができるため、シリンダーとピストンの半径方向の隙間を小さく設計することで、ピストンとシリンダーの間の気密を保持するため、請求項1から4に記載の発明の効果に加えて、運転に伴って温度が変化しても、圧縮された冷媒が圧縮室からピストン背面へ漏洩することを防止でき、高い効率を得ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5のピストンあるいはシリンダーの少なくとも一方に、ニッケル、クロムなどのメッキやPTFE、二硫化モリブデン、カーボン等のコーティングのいずれかの表面処理を行ったもので、ピストンとシリンダーの摺動面において、アルミ同士が金属接触することを防止でき、凝着や摩耗の発生を防止し、高い信頼性を得ることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明に、さらにピストンリングを用いたものであり、アルミまたはアルミ合金で形成されるピストンの線膨張係数は鉄製のシリンダーよりも大きいため、高温時でもピストンとシリンダーの半径方向の最小限の隙間を維持するように設計した結果、冷時にピストンとシリンダーとの変形方向の隙間が大きくなるが、その際にもピストンリングがピストンとシリンダー間の気密を保持できるため、請求項1から4に記載の発明の効果に加えて、運転に伴って温度が変化しても、圧縮された冷媒が圧縮室からピストン背面へ漏洩することを防止でき、高い効率を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。また、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の側面図、図2は、同実施の形態におけるピストンとピストンリングの分解斜視図、図3はピストンリングの周辺を示す要部断面図である。また、図4は密閉型圧縮機の振幅の特性図である。
図1から図3において、密閉容器102内には、下方に配置された電動要素206と、上方に配置された圧縮要素208を一体化した電動圧縮要素210がサスペンションスプリング112を介して支持されて収容される。
クランクシャフト230は、ロータ120を圧入固定した主軸232、および主軸232に対し偏心して形成された偏心軸234を有している。また、偏心軸234の上端には、バランスウェイト238が取り付けられている。ブロック240は、鋳鉄を鋳造して形成され、シリンダー242と軸受部244を備えている。
ピストン250はアルミで形成され、シリンダー242に往復動自在に挿入され、シリンダー242とピストン250よって圧縮室252が形成されている。ピストン250と偏心軸234はコネクティングロッド方式の連結手段254にて連結されている。
ピストンリング256,258は、円周上の1箇所に斜めの切れ目256a,258aがある環状の形状をなし、PTFE(フッ素樹脂)を主成分とする樹脂で形成される。ピストン250はシリンダー242に対向する外周面に環状溝250a,250bを有し、ピストンリング256,258は、それぞれ環状溝250a,250b内に配置されている。
電動要素206は、インバーター装置(図示せず)により、最低回転数が17r/secで、最高回転数を75r/secとし、運転周波数比を4倍以上とした広範囲な運転を行う。
また、この密閉型圧縮機は温暖化係数の低い炭化水素系冷媒の代表的な冷媒であるR600aを圧縮する。R600aはR134aに比べ密度が低いため、R134aと同等の冷凍能力をR600aで得るためには、ガスの状態で約2倍の体積の冷媒を循環させる必要がある。従って、気筒容積を大きくするために、偏心軸234の偏心量およびピストン250の外径は大きくなっている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素206によりクランクシャフト230が回転し、偏心軸234の偏心運動が連結手段254により、ピストン250の往復運動に変換される。ピストン250の往復運動の反作用として、電動圧縮要素210には加振力が加わり、この加振力の大きさはピストン250の加速度と質量の積と等しい。
ところが、ピストン250は比重が3弱のアルミで形成されており、比重が約7である鉄に比べて半分以下であり、ピストン250の軽量化が可能である。この結果、鉄を用いた場合に比べピストン250の質量が約40%に軽量化でき、往復運動による加振力も約40%に低減できる。
図4は、運転周波数を変化させた時の、密閉型圧縮機の振動特性の実測値を示している。図4において、横軸は運転周波数、縦軸は密閉容器のピストン往復方向の振幅を示している。また、破線で示す従来の密閉型圧縮機は鉄製のピストンを用いており、実線で示す本発明による密閉型圧縮機のピストンはアルミを用いており、ともにR600a用の諸元で比較している。図4の結果から、本発明による密閉式圧縮機の振動は、鉄などで形成されたピストンを使用した従来に比べて概ね半減し、運転周波数17Hzでも約50マイクロメートルと実用上問題ない程度まで低減されていることが実験で確認している。
なお、既に説明したように、冷媒にR600aを用いた場合、R134aに比べ約2倍の気筒容積が必要になるため、ピストン250の外径や偏心軸234の偏心量が大きくなるので、ピストン250の質量や加速度が大きくなり、ピストン250の往復運動の反作用として作用する加振力も大きくなり、振動が大きくなりやすい。従って、ピストン250の軽量化による振動低減の効果は、冷媒にR600aを用いた場合に顕著であり、20r/sec未満といった非常に低い周波数においても、ピストン250の軽量化により加振力を低減することで、振動を小さくすることができる。
また、ピストン250に用いられるアルミの線膨張係数は2.3×10-5/Kであるのに対して、シリンダー242に用いられる鉄の線膨張係数は、1.2×10-5/Kであり、ピストン250の線膨張係数の方がシリンダー242の線膨張係数より大きく、温度が高いほどピストン250とシリンダー242の隙間は小さくなる。
そのため、最も高温になる運転条件でも、ピストン250とシリンダー242の半径方向の隙間が無くなることでシリンダー242とピストン250が密着して圧縮機が停止することを防止し、ピストン250とシリンダー242の半径方向の隙間を確保するためには、冷時において、シリンダー242内径とピストン250外径との間に、半径形方向の大きな隙間を設けておく必要がある。例えば、シリンダー242とピストン250の線膨張係数の差が1×10-5/K、冷時に対する高温時の温度上昇幅を100Kとすると、直径30mmに対して30マイクロメートル程度の隙間が必要となり、鉄同士で通常設計する場合の隙間に対して、3倍以上程度大きくする必要がある。
ピストン250とシリンダー242の半径方向の隙間が大きい場合、圧縮した冷媒が、圧縮室252からピストン250背面の密閉容器102内空間に漏れて性能が低下するが、ピストンリング256,258を用いることで、シリンダー242とピストン250の間の漏れを防止し、性能の低下を防止することができる。
以下、ピストンリングの動作、作用について、詳細に説明する。なお、ピストンリング256について図3を用いて説明するが、ピストンリング258についても同様である。
ピストン250の外径はシリンダー242に対して小さめであるのに対して、ピストンリング256,258の外径はシリンダー242の内径とほぼ同じか、押し付け力が働くようにシリンダー242の内径よりやや大きいものが選択される。そして、シリンダー242内の圧縮室252では冷媒を圧縮しているため、圧縮室252内の圧力はピストン250の背面側よりも高いので、ピストンリング256,258には図3の白矢印で示すように冷媒の圧力による押し付け力が作用し、シリンダー242壁面とピストン250の環状溝250a,250bの壁面に押し付けられる。
さらに、ピストンリング256,258には斜めの切れ目256a,258aがあり、外径が変化することができるため、ピストンリング256,258自体の熱膨張の影響を受けずにシリンダー242に密着することができる。しかも、ピストンリング256,258には圧力による押し付け力が作用し、切れ目256a,258aの部分も密着するので、切れ目256a,258aからの漏れも防止できる。
従って、ピストンリング256,258により、シリンダー242とピストン25の半径方向の隙間は常に小さく保たれるため、シリンダー242内の圧縮室252から密閉容器102内空間への冷媒の漏れを少なくすることができ、性能の低下を防止できる。
さらに、シリンダー242の材料である鉄との動摩擦係数が金属や他の樹脂に比べて低いPTFEをピストンリングの材料に用いることで、ピストンリング256,258とシリンダー242の間の摩擦係数が小さくなるので、ピストンリング256,258とシリンダー242間の摺動損失を小さくすることができ、高い効率を得ることができる。
また、運転周波数の可変幅を大きくとり、密閉型圧縮機の冷凍能力範囲を大とすることで、冷蔵庫等への適用時に使用負荷に適した冷凍能力を設定できるので省電力化が図れる。即ち、断熱性能の向上した近年の冷蔵庫筐体においては、安定運転時は少ない冷凍能力で筐体を冷却可能であるので、最低回転数の17r/secを用いることで、軸受部などの摺動速度が低くなり摺動損失を極端に小さくできるので、消費電力を低減することができるとともに、電源投入時や扉開閉、除霜後などのように一時的に発生する高い冷凍能力が必要な条件においては、最高周波数の75r/secを用いることで負荷を乗り越えることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、ピストンの軽量化により振動を低減でき、特に低速運転でも振動を低減することができる。さらに、運転における温度変化が生じても、ピストンとシリンダーと隙間を介して、圧縮室の冷媒が漏洩することを防止でき、高い効率を得ることができる。また、冷蔵庫における消費電力を低減できるとともに、高負荷運転も問題なく乗り越えて使用することができる。
なお、本実施の形態では、ピストンリングを2個用いたが、ピストンリングを1個あるいは3個以上用いても良い。
また、本発明ではピストンをアルミで形成したが、これ以外のチタニウム、マグネシウム、ジュラルミンなどの比重の軽い軽金属としても同様の効果が得られることはいうまでもない。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2による密閉型圧縮機の側面図である。
なお、実施の形態1と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図5において、密閉容器102内には、下方に配置された電動要素206と、上方に配置された圧縮要素308を一体化した電動圧縮要素310が、サスペンションスプリング112を介して支持されて、収容される。
鋳鉄で形成されるブロック340は孔部340aを有し、シリンダー342はアルミで形成され、一方にフランジ部342aを有する円筒形状をなし、ブロック340の孔部340aに挿入される。また、シリンダー342とブロック340の孔部340aの間には弾性部材346が配置されている。弾性部材346は、アルミなどの金属に比べ剛性が低く、柔軟性に富む素材が望ましく、例えばゴムなどの素材で形成される。
ピストン350は、シリンダー342に挿入され、圧縮室352を形成している。ピストン350はシリンダー342と同様にアルミで形成され、シリンダー342とピストン350の線膨張係数はほぼ等しい。また、ピストン350の表面には、厚み5ミクロン程度のNi−Co−Pなどからなる皮膜がメッキにより付加されている。さらに、ピストン350と偏心軸234はコネクティングロッド方式の連結手段254にて連結されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素206によりクランクシャフト230が回転し、偏心軸234の偏心運動が連結手段254により、ピストン350の往復運動に変換される。ピストン350の往復運動の反作用として、電動圧縮要素310には加振力が加わり、この加振力の大きさはピストン350の加速度と質量の積と等しい。
以上のような本実施の形態において、ピストン350の質量低減による加振力および振動の低減に関する説明は、実施の形態1と同様であるため省略する。
シリンダー342は、弾性部材346によりブロック340内に保持されているが、鋳鉄で形成されるブロック340の線膨張係数は、アルミで形成されるシリンダー342の線膨張係数よりも小さいため、運転による温度上昇に伴う熱膨張もブロック340の孔部340aの内径の増加より、シリンダー342の外径の増加は大きくなる。その結果、孔部340aの内径と、シリンダー342の外径との間の隙間は温度が高いほど狭くなる。ところが、シリンダー342とブロック340の間には弾性部材346が配置され、弾性部材346の剛性はシリンダー342やブロック340より十分に低く、なおかつ柔軟性を有しているため、温度変化に伴うシリンダー342とブロック340の熱膨張、熱収縮が妨げられることはない。
また、運転中の温度変化に伴い、シリンダー342とピストン350は熱膨張、熱収縮するが、ともにアルミで形成されており線膨張係数が等しいので、シリンダー342とピストン350の間の半径方向の隙間は基本的に変化しない。このため、半径方向の隙間を小さく設計することで、圧縮室352からの漏れを防止することができる。
また、ピストンの表面はNi−Co−Pメッキによる皮膜が形成されているので、アルミ同士が直接摺動して、金属接触が生じることで凝着による摩耗が発生することはなく、高い信頼性を得ることができる。
さらに、シリンダー342は、ブロック340に対して柔軟な弾性部材346で支持されているので、シリンダー342と軸受部244と直角度や、クランクシャフト230の主軸232と偏心軸234の平行度、連結手段354の大端と小端の平行度などの寸法を厳密に管理しなくても、ピストン350にシリンダー342が柔軟に追従するので、ピストン350とシリンダー342がこじることによる局所的な摩耗の発生や摩擦による損失の増大を防止することができる。
従って、ピストンとシリンダーをともにアルミで形成することで、ピストンの軽量化により振動を低減でき、特に低速運転でも振動を低減することができる。また、運転における温度変化が生じても、ピストンとシリンダーと隙間を介して、圧縮室の冷媒が漏洩することを防止でき、高い効率を得ることができる。さらにピストンの表面はメッキによる皮膜が形成されているので、アルミ同士が直接摺動して、金属接触が生じることで凝着による摩耗が発生することはなく、高い信頼性を得ることができる。
なお本実施の形態では、ピストンの表面に皮膜を設けたが、シリンダー表面に皮膜を設けても同様の効果が得られることはいうまでもない。
また、表面に皮膜を設ける方法は、DLC(ダイアモンドライクカーボン)やテフロン(登録商標)、二硫化モリブデン、アルマイトなどのコーティングや、クロムメッキ等の表面処理を用いてもよい。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3による密閉型圧縮機の側面図である。
なお、実施の形態1および2と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図6において、密閉容器102内には、下方に配置された電動要素206と、上方に配置された圧縮要素408を一体化した電動圧縮要素410が、サスペンションスプリング112を介して支持されて、収容される。
アルミで形成されるブロック440の上面に、アルミで形成されたシリンダー442が取り付けられている。
ピストン450は、シリンダー442に挿入され、圧縮室452を形成している。ピストン450はシリンダー442と同様にアルミで形成され、シリンダー442とピストン450の線膨張係数はほぼ等しい。また、ピストン450の表面には、厚み5ミクロン程度のNi−Co−Pなどからなる皮膜がメッキにより付加されている。さらに、ピストン450と偏心軸234は、ピストン450側にボールジョイントを有する連節棒からなる連結手段454にて連結されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素206によりクランクシャフト230が回転し、偏心軸234の偏心運動が連結手段454により、ピストン450の往復運動に変換される。ピストン450の往復運動の反作用として、電動圧縮要素410には加振力が加わり、この加振力の大きさはピストン450の加速度と質量の積と等しい。
以上のような本実施の形態において、ピストン450の質量低減による加振力および振動の低減に関する説明は、実施の形態1と同様であるため省略する。
また、運転中の温度変化に伴い、シリンダー442とピストン450は熱膨張、熱収縮するが、ともにアルミで形成されており線膨張係数が等しいので、シリンダー442とピストン450の間の半径方向の隙間は変化しない。このため、隙間を小さく設計することで、圧縮室452からの漏れを防止することができる。
また、ピストン450の表面は、Ni−Co−Pメッキによる皮膜が形成されているので、アルミ同士が直接摺動して、金属接触が生じることで凝着による摩耗が発生することはなく、高い信頼性を得ることができる。
また、ブロック440とシリンダー442が別部品で構成されているので、予め一体に組み立てられたピストン450と連結手段454を、クランクシャフト230の偏心軸234に取り付けた後にシリンダー442を取り付けることで、容易に組み立てることが可能である。
さらに連結手段454はボールジョイントを有するので、シリンダー442と軸受部244と直角度などの寸法を厳密に管理しなくても、ピストン450がシリンダー442に柔軟に追従する。さらに、シリンダー442とクランクシャフト230の線膨張係数が異なっていることにより、熱膨張に伴って軸受部244とシリンダー442の直角の位置関係に狂いが生じても、ボールジョイントにより吸収することができる。従って、ピストン450とシリンダー442がこじることによる局所的な摩耗の発生や摩擦による損失の増大を防止することができる。
従って、ピストンをアルミで形成することで、ピストンの軽量化により振動を低減でき、特に低速運転でも振動を低減することができる。また、運転における温度変化が生じても、ピストンとシリンダーと隙間を介して、圧縮室の冷媒が漏洩することを防止でき、高い効率を得ることができる。さらに、ピストンとシリンダーがこじることによる局所的な摩耗の発生や摩擦による損失の増大を防止することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4による密閉型圧縮機の側面図である。
なお、実施の形態1ないし3と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図7において、密閉容器102内には、下方に配置された電動要素206と、上方に配置された圧縮要素508を一体化した電動圧縮要素510が、サスペンションスプリング112を介して支持されて、収容される。
鋳鉄で形成されるブロック540の上面に、アルミで形成されたシリンダー542が取り付けられている。
T字型の形状をなすピストン550と偏心軸234は、スコッチヨーク方式の連結手段554で連結されている。即ち、T字の縦棒に相当する部分550aがシリンダー542に挿入され圧縮室552を形成するとともに、ピストン550のT字の横棒に相当する管部550bは中空の筒状になっており、偏心軸234に回転自在に取り付けられたスライダ554aが往復動自在に収納されている。
ピストン550は、シリンダー542と同様にアルミで形成され、シリンダー542とピストン550の線膨張係数はほぼ等しい。また、ピストン550の表面には、厚み5ミクロン程度のNi−Co−Pなどからなる皮膜がメッキにより付加されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素206によりクランクシャフト230が回転し、偏心軸234の偏心運動が連結手段554により、ピストン550の往復運動に変換される。ピストン550の往復運動の反作用として、電動圧縮要素510には加振力が加わり、この加振力の大きさはピストン550の加速度と質量の積と等しい。
以上のような本実施の形態において、ピストン550の質量低減による加振力および振動の低減に関する説明は、実施の形態1と同様であるため省略する。
また、運転中の温度変化に伴い、シリンダー542とピストン550は熱膨張、熱収縮するが、ともにアルミで形成されており線膨張係数が等しいので、シリンダー542とピストン550の間の半径方向の隙間は変化しない。このため、隙間を小さく設計することで、圧縮室552からの漏れを防止することができる。
また、ピストンの表面はNi−Co−Pメッキによる皮膜が形成されているので、アルミ同士が直接摺動して、金属接触が生じることで凝着による摩耗が発生することはなく、信頼性を高くすることができる。
連結手段554はスコッチヨーク式の連結になっているため、偏心軸234とピストン550往復軸、さらに管部550bの3軸に関する回転を許容することができ、シリンダー542と軸受部244と直角度などの寸法を厳密に管理しなくても、ピストン550がシリンダー542に柔軟に追従するので、ピストン550とシリンダー542がこじることによる局所的な摩耗の発生や摩擦による損失の増大を防止することができる。また、コネクティングロッドなどを用いた他の連結方法より部品点数が少なく、組立てが容易である。
また、ブロック540とシリンダー542が別部品で構成されているので、ピストン550と連結手段554を、クランクシャフト230の偏心軸234に取り付けた後にシリンダー542を取り付けることで、容易に組み立てることが可能である。
従って、ピストンをアルミで形成することで低速運転時の振動を低減できる上に、ピストンとシリンダーの間からの漏れを防止し、効率を向上することができる。さらに、部品点数が少なく、組立ても容易となる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、特に低速運転時の振動を低減することが可能となるので、冷凍ショーケース、除湿機エアーコンディショナーや自動販売機などに用いられる密閉型圧縮機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の側面図 同実施の形態のピストンおよびピストンリングの分解斜視図 同実施の形態のピストンリングの要部断面図 同実施の密閉型圧縮機の振幅の特性図 本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の側面図 本発明の実施の形態3における密閉型圧縮機の側面図 本発明の実施の形態4における密閉型圧縮機の側面図 従来の密閉型圧縮機の側面図 従来の密閉型圧縮機の振幅の特性図
符号の説明
102 密閉容器
206,306 電動要素
208,308,408,508 圧縮要素
230 クランクシャフト
232 主軸
234 偏心軸
240,340,440,540 ブロック
242,342,442,542 シリンダー
250,350,450,550 ピストン
254,454,554 連結手段
256,258 ピストンリング

Claims (7)

  1. 密閉容器内に商用電源周波数未満の回転数を含む複数の運転周波数で運転する電動要素と、前記電動要素によって駆動する圧縮要素とを収容し、前記圧縮要素は主軸および偏心軸を備えたクランクシャフトと、前記クランクシャフトを回転自在に軸支するとともにシリンダーを形成するブロックと、前記シリンダー内を往復動するピストンと、前記偏心軸と前記ピストンを連結する連結手段を備え、前記ピストンは少なくとも一部がアルミまたはアルミ合金によって形成される密閉型圧縮機。
  2. 20r/sec未満の運転周波数を含む請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 最低回転数に対する最高回転数の比が3以上である請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 圧縮する冷媒がR600aである請求項1から3のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
  5. シリンダーがアルミまたはアルミ合金で形成される請求項1から4のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
  6. ピストンあるいはシリンダーの少なくとも一方に、ニッケル、クロムなどのメッキや、PTFE、二硫化モリブデン、カーボン等のコーティングのいずれかの表面処理を行った請求項5に記載の密閉型圧縮機。
  7. ピストンリングを用いた請求項1から6のいずれか1項に記載の密閉型圧縮機。
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