JPH11301556A - 二輪車用の燃料噴射装置 - Google Patents

二輪車用の燃料噴射装置

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JPH11301556A
JPH11301556A JP10123992A JP12399298A JPH11301556A JP H11301556 A JPH11301556 A JP H11301556A JP 10123992 A JP10123992 A JP 10123992A JP 12399298 A JP12399298 A JP 12399298A JP H11301556 A JPH11301556 A JP H11301556A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料ポンプの取付けに際し、部品点数が少な
く取付け作業性の優れた安価な二輪車用の燃料噴射装置
を提供する。 【構成】 燃料ポンプPは、燃料タンクTの外側底面T
aに取付け部材11を介して固定配置される。燃料ポン
プの吸入孔12は燃料タンクT内へ連絡され、プレッシ
ャーレギュレターRの燃料リターン通路6は燃料タンク
T内へ連絡される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二輪車に搭載される機
関に向けて、燃料ポンプにて昇圧された燃料を燃料噴射
弁を介して噴射供給する二輪車用の燃料噴射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】二輪車において、燃料タンクの下方位置
には、機関、燃料供給装置、駆動装置、吸気系装置、等
が配置されるもので、前記装置は限られた範囲に密接し
た状態で配置される。一方、燃料ポンプは燃料供給装置
において主たる構成要素となるもので、燃料タンク内の
燃料を昇圧して燃料噴射弁に向けて噴射供給する。又、
前記燃料ポンプは、燃料供給装置を構成する部品郡の
内、大なる形状を有するもので、この燃料ポンプの配置
は、燃料タンク内に没入配置されるものと、(インタン
ク方式)と燃料配管内に直列に配置されるものと、(イ
ンライン方式)に大別される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、インライン
方式にて燃料ポンプが配置された二輪車用の燃料噴射装
置に関するものであり、かかる配置によると以下の不具
合を有する。燃料ポンプは、ベース部材に強固に固定配
置される必要があり、格別なベース部材及び燃料ポンプ
をベース部材へ固定する為の取付け部材を必要とするも
のである。以上によると、ベース部材、取付け部材を用
意する必要があり、部品点数の増加組みつけ工数の増
加、によってその製造コストを低減できない。又、燃料
ポンプは燃料タンクと無関係に配置されるもので、これ
によると燃料ポンプの吸入孔に連なる燃料吸入路のパイ
プ長さが長くなる傾向を有するもので、これによると、
燃料吸入路内を流れる燃料中に気泡が生じ、ベーパーロ
ック現象を発生し易い。又、燃料ポンプの取付けについ
て鑑案すると、まずベース部材が二輪車本体に取着さ
れ、次いでベース部材に取付け部材を介して燃料ポンプ
が強固に固定される。これによると、極めて狭い空間に
燃料ポンプを取付ける必要があってその作業性は困難を
極める。
【0004】本発明になる二輪車用の燃料噴射装置は前
記不具合に鑑み成されたもので、燃料ポンプの取付けに
際し、極めて部品点数が少なく且つ取付け作業性の優れ
た安価な前記装置を提供することを第1の目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明になる二輪車用の燃
料噴射装置は、前記課題を達成する為に、内部に燃料が
貯溜される燃料タンクと、吸気管内に向けて燃料を噴射
する燃料噴射弁を備えた燃料分配管と、燃料タンク内の
燃料を昇圧して燃料分配管内へ供給する燃料ポンプと、
燃料分配管内の燃料圧力を制御するプレッシャーレギュ
レターと、を備え、前記燃料ポンプは、燃料タンクの外
側底面に取付け部材を介して固定配置され、前記燃料ポ
ンプの吸入孔を燃料吸入路を介して燃料タンクの外側底
面に連絡開口し、プレッシャーレギュレターの燃料リタ
ーン通路を燃料タンク内に連絡開口したことを第1の特
徴とする。
【0006】又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記
燃料タンクの外側底面に、流入孔を介して燃料タンクと
連絡される燃料室を形成し、前記燃料室内に燃料ポンプ
を配置するとともにその吸入孔を、燃料室内に開口し、
吐出孔を燃料吐出路を介して燃料分配管に連絡したこと
を第2の特徴とする。
【0007】更に本発明は、前記第2の特徴に加え、前
記燃料室は、第1流入孔を介して燃料タンクと連絡され
る第1燃料室と、吐出孔を介して燃料タンクと連絡され
る第2燃料室とに区分され、燃料ポンプを第2燃料室内
に配置するとともにその吸入孔を第1燃料室内に開口
し、プレッシャーレギュレターの燃料リターン通路を第
2燃料室内に開口したことを第3の特徴とする。
【0008】
【作用】第1の特徴によると、燃料ポンプは取付け部材
によって燃料タンクの外側底面に取付けられるので、格
別なベース部材を用意する必要がなく部品点数の削減と
組みつけ工数を削減できる。又、燃料吸入路のパイプ長
さを極力短くできるので、燃料吸入路中に気泡が発生し
にくい。更に燃料ポンプは燃料タンクに予め取着でき、
この燃料タンクを二輪車本体に装着すればよいので燃料
ポンプの組みつけ作業性が極めて容易に行なうことがで
きる。
【0009】又、第2の特徴によると、燃料ポンプは燃
料タンクの外側底面に形成される燃料室内に配置される
ので、燃料ポンプより発生する振動が燃料タンク全体に
伝わりにくく、且つ直接的に外部に振動が伝わらない。
又、燃料吸入路は不要となり且つストレーナの配置の自
由度を高めることができる。
【0010】更に第3の特徴によると、プレッシャーレ
ギュレターの燃料リターン通路は第2燃料室から吐出孔
を介して燃料タンク内へ連絡されるのでリターン燃料の
排出性が優れる。一方、燃料ポンプの吸入孔は、第1燃
料室内に開口して第1燃料室内の燃料を吸入するので、
リターン燃料中に含まれる気泡を燃料ポンプが吸入する
ことはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の二輪車用の燃料噴射装置の一
実施例を図1により説明する。Tは、内部に燃料が貯溜
される燃料タンクであり、重力方向の下方位置に外側底
面Taを有する。Dは、機関(図示せず)に連なる吸気
管Kの近傍に配置される燃料分配管であり、該燃料分配
管の燃料分配路Ka内に供給される燃料は、燃料噴射弁
Jを介して各吸気管K内へ噴射供給される。Rは、燃料
圧力を所定の一定圧力に調圧するプレッシャーレギュレ
ターであり、以下の構成よりなる。筐体1は、ダイヤフ
ラム2によって燃料室3とスプリング室4とに区分さ
れ、燃料室3には、流入路5と燃料リターン通路6とが
開口する。一方、スプリング室4内にはスプリング7が
縮設され、ダイヤフラム2は前記スプリング7によって
燃料室3側に付勢される。又、ダイヤフラム2には、流
入路5の燃料室3内への開口端を開閉する弁体8が一体
的に配置されるもので、燃料室3内の圧力が一定圧力以
下(大気圧に近い圧力状態)において、弁体8はスプリ
ング7によって押圧されて、流入路5を閉塞保持する。
そして、前記流入路5は燃料分配管Dの燃料分配路Da
内に接続され、燃料リターン通路6は、燃料タンクT内
へ連絡開口する。Pは燃料ポンプであり、内部にポンプ
部9と、ポンプ部9を回転駆動する為のモータ部10を
備える。このポンプ部Pは、例えば特公平3−6103
8号公報に示される。この燃料ポンプPは、燃料タンク
Tの外側底面Taに固定されるもので、具体的にはU字
形バンドよりなる取付け部材11にて固定支持される。
そして、燃料ポンプPの吸入孔12は、燃料吸入路13
を介して燃料タンクTの外側底面Taに連絡されて燃料
タンクT内へ開口する。又、燃料ポンプPの吐出孔14
は燃料吐出路15を介して燃料分配路Da内へ連絡され
る。尚、Fは燃料タンクTの内部に配置され、燃料吸入
路13内を流下する燃料中の異物を除去するストレーナ
である。
【0012】ここで機関の運転に際し、燃料ポンプPの
モータ部10に通電されてモータ部10が回転すると、
ポンプ部9は燃料タンクT内に貯溜された燃料を燃料吸
入路13、吸入孔12を介してその内部に吸入して昇圧
し、この昇圧された燃料が吐出孔14、燃料吐出路15
を介して燃料分配管Dの燃料分配路Da内へ供給され
る。一方、燃料噴射弁Jは、図示せぬECUからの駆動
信号によってその開弁時間が制御されるもので、燃料分
配路Da内の昇圧された燃料は燃料噴射弁Jの開弁時間
内において吸気管Kに向けて燃料を噴射供給する。
【0013】前記において、燃料分配管D内の燃料分配
路Daにおける燃料圧力は一定圧力に制御される必要が
あり、この燃料圧力の調圧作用をプレッシャーレギュレ
ターRがなす。すなわち、燃料分配路Da内の燃料は、
流入路5を介してプレッシャーレギュレターRの燃料室
3内に導入されるもので、燃料分配路Da内の燃料圧力
が一定圧力を超えて上昇すると、ダイヤフラム2はスプ
リング7のバネ力に抗して図1において左動し、弁体8
が流入路5を開放する。以上によると、燃料室3内の燃
料は、燃料リターン通路6を介して燃料タンクT内へ排
出されるもので、これによって燃料分配路Da内の上昇
した燃料圧力を低下できて、一定燃料圧力に制御するこ
とができる。
【0014】ここで特に注目すべきことは、燃料ポンプ
Pを燃料タンクTの外側底面Taに取付け部材11をも
って固定配置したことである。以上によると以下の効果
を奏する。 燃料ポンプPが固定されるベース部材として燃料タ
ンクTが使用されたので格別なベース部材を用意する必
要がなく、これによると部品点数を削減できる。 燃料ポンプPは燃料タンクTに対し、燃料タンクT
が二輪車本体(図示せず)へ搭載される前の段階におい
て予め固定配置できる。以上によると、燃料ポンプPの
装着作業は充分な空間内において極めて容易に行なうこ
とができる。 燃料ポンプPが燃料タンクTの外側底面Taに固定
されたことによると燃料ポンプPと燃料タンクTとを連
絡する燃料吸入路13の通路長さを極めて短くすること
ができるもので、これによると特に燃料吸入路13にお
ける気泡の発生が抑止されるとともに該吸入路内におけ
る気泡の燃料タンクT内への置換作用が良好に行なわれ
気泡が燃料ポンプP内へ吸入されることがなく、この気
泡が燃料噴射弁Jに向けて供給されない。 燃料ポンプPは燃料タンクTの外側底面Taに固定
されるので、燃料タンクTの下方に形成される限られた
空間内において、効果的に空間スペースを利用でき、燃
料ポンプの配置の自由度を高めることができるとともに
他の構成に干渉することがない。 二輪車において運転者は、燃料タンクTの上方部分
に顔が近接されるものであるが、燃料ポンプPが燃料タ
ンクTの外側底面Taに配置されたので運転者に騒音が
伝わりにくく乗車感覚を阻害することがない。
【0015】次に図2により本発明の他の実施例につい
て説明する。尚、図1と同一構造部分については同一符
号を使用する。16は、燃料タンクTの外側底面Taに
形成される燃料室あり、具体的には有底カップ状部材の
開口部が外側底面Taにて閉塞される。前記燃料室は、
燃料タンクTの外側底面Taによって閉塞状をなすもの
であり、該燃料室16には外側底面Taに穿設される流
入孔17とリターン孔18とが開口する。そして、前記
燃料室16内には燃料ポンプPが収納配置されるもの
で、燃料ポンプPの吸入孔12は燃料室16内に開口
し、吐出孔14は燃料室16外へと開口し、この吐出孔
14は燃料吐出路15に接続される。Fはストレーナで
あって、燃料室16内に配置され、吸入孔12内へ流れ
込む燃料室16内の燃料中の異物を除去する。
【0016】かかる第2の実施例によると、燃料ポンプ
Pが燃料室16内に配置されることによって以下の効果
を奏することができる。 燃料ポンプPは、燃料室16内に貯溜される燃料中
に浸漬されて配置されるので、燃料ポンプPが駆動する
ことによって振動が発生しても、この振動は燃料室16
内において減衰され、燃料タンク全体に伝播されにく
く、且つ外部へ直接的に振動が伝わることがない。従っ
て運転者の乗車感覚を損なうことがない。 燃料ポンプPの吸入孔12は直接的に燃料室16内
に開口するので、図1の実施例に示す如き燃料吸入路1
3を必要としない。以上によれば、狭い通路を燃料が流
れることによって生ずる気泡の発生を抑止できるととも
に燃料吸入路13を格別に用意し、且つその取付け作業
も必要としない。 燃料室16は、燃料ポンプPを収容するに充分な室
容積を有するものでストレーナFを該燃料室16内へ容
易に配置できる。 以上によればストレーナFの配置の自由度を高めること
ができるとともにストレーナFの装着作業性を高めるこ
とができる。
【0017】図3には本発明の第3の実施例が示される
ものであり、図2の実施例とはプレッシャーレギュレタ
ーRの配置が異なる。すなわち、プレッシャーレギュレ
ターRは燃料室16の右側方に配置される。具体的に
は、燃料ポンプPの吐出孔14はプレッシャーレギュレ
ターRの燃料室3内に開口し、燃料リターン通路6の一
端は燃料室16内に開口し、他端はプレッシャーレギュ
レターRの燃料室3内に開口する。そしてプレッシャー
レギュレターRの燃料室3内に開口する燃料リターン通
路6が弁体8にて開閉される。
【0018】かかる第3の実施例によれば、燃料リター
ン通路6として格別なパイプを必要とするものでなく、
これによると配管の自由度が高く、その外観をスッキリ
でき、特に二輪車において効果的である。又、燃料リタ
ーン通路6中に気泡が侵入した際、その通路長さが短く
且つ室容積の大なる燃料室16と連絡されるので、気泡
の排出が良好にして且つ即座に行なうことができる。更
に又、燃料室16の側部にプレッシャーレギュレターR
が配置されたことによると、燃料タンクTの下側空間を
有効に活用できる。
【0019】図4には、第4の実施例が示される。本実
施例において、特徴的なことは、燃料室16が仕切壁2
0によって第1燃料室21と第2燃料室22とに区分さ
れ、第1燃料室21は第1流入孔23を介して燃料タン
クT内と連絡され、第2燃料室22は吐出孔24を介し
て燃料タンクT内と連絡されるとともに燃料リターン通
路6が開口する。そして燃料ポンプPは第2燃料室22
内に配置され、その吸入孔12は第1燃料室21内に開
口し、吐出孔14は燃料吐出路15に連絡される。尚、
Fは第1燃料室21内に配置され、吸入孔12内へ流れ
る燃料を濾過するストレーナである。
【0020】第4の実施例によると、燃料ポンプPが駆
動されると、第1燃料室21内に貯溜される燃料はスト
レーナFにて濾過されて吸入孔12を介して燃料ポンプ
P内へ吸入され、昇圧された燃料が吐出孔14を介して
燃料吐出路15内へと供給される。ここで特徴的なこと
は、燃料室16が仕切壁20によって第1燃料室21と
第2燃料室22とに区分されたこと。及び燃料リターン
通路6を第2燃料室22内へ開口したこと。燃料ポンプ
Pの吸入孔12を第1燃料室21内へ開口したこと。で
ある。以上によれば、燃料リターン通路6内を流れる燃
料中に含まれる気泡は、燃料リターン通路6を介して第
2燃料室22内へ流入し、吐出孔24を介して燃料タン
クT内へと排出されるもので、かかる気泡が第1燃料室
21内へ進入することがない。従って、燃料ポンプPの
吸入孔12から気泡を吸入することがなくなったもので
燃料吐出路15内へ供給される燃料中に気泡が含まれる
ことがない。又、燃料ポンプPが収納される第2燃料室
22内の燃料は、燃料ポンプPのモータ部10の発熱に
よって暖められ、気泡が発生し易いものであるが、第2
燃料室22内の気泡は吐出孔24を介して燃料タンクT
内へと排出されるので、燃料ポンプPがこの気泡を吸入
することがない。
【0021】図5には本発明の第5の実施例が示され
る。本実施例は、燃料タンクTの外側底面Taを上方に
向かって没入させて凹部Tbを形成し、この凹部Tbに
図4に示される燃料室16を収納配置したもので、本実
施例によれば、燃料ポンプPを備えた燃料室16を、従
来の燃料タンクスペース内に収納することができたもの
で従来の二輪車に対して適合性が高いものである。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる二輪車用の燃
料噴射装置によれば、燃料タンクの外側底面に取付け部
材を介して燃料ポンプを固定配置したこと。燃料ポンプ
の吸入孔を燃料吸入路をもって燃料タンクの外側底面に
連絡したこと。プレッシヤーレギュレターの燃料リター
ン通路を燃料タンク内へ連絡したこと。によって、燃料
ポンプが固定されるベース部材が不要となって部品点数
を削減できる。又、予め燃料タンクに燃料ポンプを固定
配置できる。又、燃料吸入路の通路長さを極めて短くで
きて燃料ポンプ内へ気泡が吸入されない。更に燃料タン
クの外側底面の空間部を有効活用できる。更に又、運転
者に燃料ポンプより生起する騒音が伝わりにくく乗車感
覚を阻害しない。という格別な効果を達成できたもので
ある。
【0023】又、燃料タンクの外側底面に燃料室を形成
し、この燃料室内へ燃料ポンプを配置したこと。燃料ポ
ンプの吸入孔を燃料室内へ開口したこと。によって、燃
料ポンプの駆動をより一層減衰できて運転者の乗車感覚
を損うことがない。又、燃料ポンプの吸入孔に連なる燃
料吸入路が不要となって部品点数の削減と、燃料吸入路
内における気泡の発生を完全に抑止できたものである。
更に又、ストレーナの配置の自由度とストレーナの装着
性を高めることができたものである。
【0024】又、燃料室を第1燃料室と第2燃料室とに
区分し、燃料ポンプを第2燃料室内に収納配置したこ
と。燃料ポンプの吸入孔を第1燃料室に開口し、燃料タ
ンク通路を第2燃料室内へ開口したこと。によって燃料
ポンプの吸入孔からポンプ内へ気泡を吸入することがな
くなり、気泡を含むことのない燃料を燃料吐出路内に向
けて供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二輪車用の燃料噴射装置の第1実施例
を示す簡略断面図。
【図2】本発明の二輪車用の燃料噴射装置の第2実施例
を示す簡略断面図。
【図3】本発明の二輪車用の燃料噴射装置の第3実施例
を示す簡略断面図。
【図4】本発明の二輪車用の燃料噴射装置の第4実施例
を示す簡略断面図。
【図5】本発明の二輪車用の燃料噴射装置の第5実施例
を示す簡略断面図。
【符号の説明】
T 燃料タンク Ta 外側底面 P 燃料ポンプ 12 燃料ポンプの吸入孔 14 燃料ポンプの吐出孔 16 燃料室 21 第1燃料室 22 第2燃料室 F ストレーナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に燃料が貯溜される燃料タンクと、
    吸気管内に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁を備えた燃
    料分配管と、燃料タンク内の燃料を昇圧して燃料分配管
    内へ供給する燃料ポンプと、燃料分配管内の燃料圧力を
    制御するプレッシャーレギュレターと、を備え、前記燃
    料ポンプは、燃料タンクTの外側底面Taに取付け部材
    11を介して固定配置され、前記燃料ポンプの吸入孔1
    2を燃料吸入路13を介して燃料タンクTの外側底面T
    aに連絡開口し、プレッシャーレギュレターRの燃料リ
    ターン通路6を燃料タンクT内に連絡開口したことを特
    徴とする二輪車用の燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料タンクの外側底面Taに、流入
    孔17を介して燃料タンクTと連絡される燃料室16を
    形成し、前記燃料室内に燃料ポンプPを配置するととも
    にその吸入孔12を、燃料室16内に開口し、吐出孔1
    4を燃料吐出路15を介して燃料分配管Dに連絡したこ
    とを特徴とする請求項1記載の二輪車用の燃料噴射装
    置。
  3. 【請求項3】 前記燃料室16は、第1流入孔23を介
    して燃料タンクTと連絡される第1燃料室21と、吐出
    孔24を介して燃料タンクTと連絡される第2燃料室2
    2とに区分され、燃料ポンプPを第2燃料室22内に配
    置するとともにその吸入孔12を第1燃料室21内に開
    口し、プレッシャーレギュレターRの燃料リターン通路
    6を第2燃料室22内に開口したことを特徴とする請求
    項2記載の二輪車用の燃料噴射装置。
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