JP4638364B2 - 下付け用燃料供給装置 - Google Patents

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本発明は、蓋部材に立設されたステーに燃料ポンプが取着され、燃料タンクに穿設された開口部を介して燃料ポンプが燃料タンク内に挿入配置されるとともに前記開口部が蓋部材によって閉塞され、燃料タンク内の燃料が燃料ポンプによって吸入されて昇圧され、この昇圧された燃料が燃料噴射弁を介して機関に噴射供給される燃料噴射装置に用いられる燃料供給装置に関し、そのうち特に開口部が燃料タンクの下方の底部に穿設され、該下方開口部より燃料ポンプが燃料タンク内に挿入配置されるとともに下方開口部が蓋部材によって閉塞される下付け用燃料供給装置に関する。
かかる下付け用燃料供給装置の一例は特開平11−93794号公報に示される。
これには燃料タンクの下方の底部に下方開口部が穿設され、下方開口部を閉塞する平板状の蓋部材にステーが立設される。
又、ステーには、蓋部材に対して斜め上方に向かって傾斜して燃料ポンプが取着され、燃料ポンプの上端より上方に突出するポンプ吐出路が蓋部材に立設された吐出管に燃料吐出配管をもって流路接続され、これによって燃料供給装置が形成される。
そして、かかる燃料供給装置は、燃料ポンプ、燃料吐出配管、フィルター等の構成が燃料タンクの下方開口部を介して燃料タンク内に挿入配置され、かかる状態において下方開口部が蓋部材によって閉塞される。
而して、燃料タンク内の燃料は、燃料タンク内に配置される燃料ポンプによって吸入されて昇圧され、この昇圧された燃料が燃料吐出配管、吐出管を介して外部に向けて供給される。
又、燃料ポンプによって昇圧された燃料圧力を所定の圧力に調圧するプレッシャーレギュレターは、スロットルボデーに取着され、プレッシャーレギュレターの余剰燃料はリターン燃料配管を介して燃料タンク内へ戻される。
特開平11−93794号公報
かかる下付け用燃料供給装置によると、ステーに取着される燃料ポンプは、燃料タンク内において斜め上方に向けて大きく突出して配置される。
これによると、自動車に搭載される箱型の燃料タンクに比較して、車輌のフレームへの搭載上、外観デザイン上より深さの浅い扁平形状の燃料タンクが採用される自動二輪車の燃料タンク内への燃料ポンプの配置の自由度が大きく阻害される。
ここで燃料タンクの形状を変更することが考慮されるが、これによるとタンクの金型費用が大きく上昇するとともに自動二輪車のデザインが大きく変わることになり好ましいものでない。
又、燃料ポンプのポンプ吐出路もまた大きく上方に向かって突出するもので、下方の蓋部材に立設された吐出管とは長い燃料吐出配管をもって連絡される。
これによると、燃料吐出配管内に燃料ポンプから流入するベーパーの排出性が劣る。又ポンプ吐出路、吐出管と燃料吐出配管の接続作業性が劣る。又、燃料タンクの下方開口部より燃料ポンプを燃料タンク内へ挿入配置する際、下方開口部と燃料吐出配管とが干渉する恐れがあり挿入作業性が劣る。
又、機関の運転時において、燃料吐出配管は機関、車輌の振動を受けて振れが生じることがあり、燃料吐出配管をバンド等によってステーに取りつける必要がある。
更に、プレッシャーレギュレターを燃料タンク内に配置する際、ステー等の固定部材に対して格別の取着手段を用意する必要がある。
本発明になる下付け用燃料供給装置は、前記課題に鑑み成されたもので、自動二輪車の如き、扁平形状をなす燃料タンクへの装着性のすぐれた前記装置を提供すること。及びプレッシャーレギュレターを含む燃料吐出路系の構造を小型で且つ安価に製作すること。を主たる目的とする。
本発明は、上記目的を達成する為に、燃料タンクの底部に穿設された下方開口部を閉塞する平板状の蓋部材にステーが立設され、該ステーに取着された燃料ポンプによって燃料タンク内の燃料が吸入されて昇圧され、この燃料が蓋部材に立設された吐出管より外部に向けて供給される下付け用燃料供給装置において、燃料ポンプを、その長手軸心線が蓋部材と略平行になるように配置するとともに、この燃料ポンプの一端部に前記長手軸心線に沿って突設されるポンプ吐出路を、蓋部材の上面から起立する前記吐出管の上方突出部の近傍に配置し、一端には前記ポンプ吐出路が挿入配置されるポンプ吐出路挿入孔を、他端には前記吐出管の上方突出部が挿入配置される吐出管挿入孔をそれぞれ開口させた流路アダプターに、蓋部材にネジで固着される取付け鍔部を一体に形成し、また前記流路アダプターには、前記ポンプ吐出路挿入孔および吐出管挿入孔間を連通する流路と、この流路に連通するとともに前記吐出管挿入孔に平行して流路アダプターの前記他端部に開口するプレッシャーレギュレター挿入孔とを形成し、このプレッシャーレギュレター挿入孔にプレッシャーレギュレターを装着したことを第1の特徴とする。
又、本発明は、前記第1の特徴に加え、前記流路アダプターを合成樹脂材料によって射出成型するとともに燃料吐出流路を含むポンプ吐出路挿入孔、吐出管挿入孔、プレッシャーレギュレター挿入孔を同時に鋳抜き形成したことを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴によると、ステーに取着された燃料ポンプは、平板状の蓋部材と略平行に配置されたので、燃料ポンプが蓋部材を介して燃料タンク内へ挿入配置された際、燃料ポンプは燃料タンクの底部近傍に配置され、燃料タンク内の上方へ大きく突出して配置されることがない。
以上によると、扁平形の燃料タンクが採用される自動二輪車に対して燃料ポンプの配置の自由度を大きく向上でき、従来の扁平形の燃料タンクをそのまま使用できる。
又、単一の流路アダプターの燃料吐出流路に向けて、燃料ポンプのポンプ吐出路、蓋部材に立設された吐出管、及びプレッシャーレギュレターが挿入配置されたので、極めて小型で安価な燃料吐出系を形成することができ、このとき剛性の高いポンプ吐出路挿入孔、吐出管挿入孔、プレッシャーレギュレター挿入孔、にポンプ吐出路、吐出管、プレッシャーレギュレターが挿入されるので、その接続作業性を良好に行なうことができる。
又、燃料ポンプのポンプ吐出路が吐出管の近傍に配置されたので、ポンプ吐出路と吐出管とを連絡する燃料吐出流路の流路長さを短く形成でき、これによって燃料ポンプに生起するベーパーを遅滞なく吐出管より良好に排出できる。
又、流路アダプターに、燃料吐出流路を含む、ポンプ吐出路挿入孔、吐出管挿入孔、プレッシャーレギュレター挿入孔を形成したので、燃料タンクの下方開口部より燃料ポンプを燃料タンク内へ挿入する際、流路アダプターがゴム配管のように振れることがなく挿入作業性を向上できる。
更に、プレッシャーレギュレターを流路アダプターのプレシャーレギュレター挿入孔内に挿入配置したことにより、プレッシャーレギュレター専用の取付け部材が不要となったものである。
更に又、燃料ポンプのポンプ吐出路が蓋部材に螺着固定された流路アダプターのポンプ吐出路挿入孔内に挿入配置されたので、燃料ポンプの外周をバンドによってステーに取着した際、より強固に且つ確実に燃料ポンプをステーに取着することができる。
又、本発明の第2の特徴によると、流路アダプターが合成樹脂材料によって形成され且つ流路アダプター内に穿設される燃料吐出流路を含む、ポンプ吐出路挿入孔、吐出管挿入孔、プレッシャーレギュレター挿入孔の全てが流路アダプターの射出成形時において一体的に鋳抜き形成されたので、流路アダプターを極めて安価に且つ軽量に形成できる。
以下、本発明になる下付け用燃料供給装置の一実施例について図1により説明する。
Tは内部に燃料が貯溜される燃料タンクであり、重力方向における上部に給油孔(図示せず)が開口し、下方の底部Taに下方開口部Tbが開口して穿設される。
1は燃料タンクTの底部Taにネジ止め固定され、下方開口部Tbを気密的に閉塞保持する平板状の蓋部材であり、蓋部材1の上面1a上には板部材によって形成されるステー2が溶接等によって固定配置される。
このステー2は、蓋部材1の上面1aから上方に向かう上壁部2aと、上壁部2aから図において左方に向かう側壁部2bとにより形成される。
又、蓋部材1には上面1aより上方に向かって突出するとともに下面1bより下方に向かって突出する吐出管3が固定配置されるもので、吐出管3の上方突出部3aの外周に穿設された溝には第1シールリング4が縮設配置される。
Pは筒状のハウジング内にポンプ部とモータ部とが収納される電動型の燃料ポンプであり、その左端にはポンプ吸入路Paが突出して開口し、その右端にはポンプ吐出路Pbが突出して開口する。かかる燃料ポンプPは、ポンプ吸入路Paより燃料をポンプ部に吸入し、ポンプ部によって昇圧された燃料がポンプ吐出路Pbより吐出される。
そして、この燃料ポンプPは、ステー2の側壁部2bにバンド5を介して取着されるもので、このとき燃料ポンプPの長手軸心線X−Xは蓋部材1に沿って略平行に配置される。又、上記配置において、ポンプ吐出路Pbは、吐出管3の上方突出部3aの近傍に配置される。
本実施例において燃料ポンプPの長手軸心線X−Xは蓋部材1に対し、わずかに左下り傾斜に配置された。
次に流路アダプターAについて以下に説明する。
流路アダプターAは、その内部に燃料吐出流路6が穿設され、この燃料吐出流路6より燃料ポンプ側の端部Aa(図において左方端)に向けてポンプ吐出路挿入孔6aが開口して穿設される。
又、燃料吐出流路6より下端Abに向けて吐出管挿入孔6bが開口して穿設され、更に燃料吐出流路6より下端Acに向けてプレッシャーレギュレター挿入孔6cが開口して穿設される。
Rはプレッシャーレギュレターであり、かかるプレッシャーレギュレターRは公知である。
8は上側ハウジング、9は上側ハウジング8の下方に配置されるカップ状の下側ハウジングであり、上側ハウジング8の下方鍔部と下側ハウジング9の上方鍔部との間にダイヤフラム10が挟持して配置され、ダイヤフラム10の上面と上側ハウジング8の下方鍔部に臨む凹部によって燃料室11が形成され、ダイヤフラム10の下面と下側ハウジング9の上方鍔部に臨む凹部によってスプリング室12が区分形成される。
又、上側ハウジング8には、一端が円筒部8aの上端8bに開口し、他端が燃料室11内に開口するレギュレター燃料流入路13と、一端が弁座14を介して燃料室11内に開口し、他端が外部に向かって開口するリターン燃料通路15が形成され、更に円筒部8aの外周に穿設された溝には第2シールリング16が縮設される。
尚、17はダイヤフラム10と同期的に移動し、弁座14を開閉制御する弁体である。
そして、燃料供給装置Fは以下によって形成される。
燃料ポンプPには、そのポンプ吸入路PaにフィルターBが装着される。
又、流路アダプターAには、下端Acからプレッシャーレギュレター挿入孔6c内に向けてプレッシャーレギュレターRの円筒部8aが挿入配置され、かかる状態でプレッシャーレギュレターRは係止部材Cによって流路アダプターAに係止される。
以上によってプレッシャーレギュレターRが流路アダプターAに係止されるもので、これによるとプレッシャーレギュレターRのレギュレター燃料流入路13は流路アダプターA内の燃料吐出流路6に流路接続され、円筒部8aとプレッシャーレギュレター挿入孔6cとの間は第2シールリング16によって気密的に保持される。
次に、流路アダプターAの吐出管挿入孔6b内に、蓋部材1に立設された吐出管3の上方突出部3aが挿入配置され、かかる状態において、流路アダプターAの取付け鍔部Adがネジ20によって蓋部材1に螺着固定される。以上によると、流路アダプターAが蓋部材1に固定され、吐出管3は流路アダプターAの燃料吐出流路6に流路接続され、吐出管3の上方突出部3aと吐出管挿入孔6bとの間は、第1シールリング4によって気密的に保持される。
次に、ステー2の側壁部2bに臨んで燃料ポンプPが配置されるとともにポンプ吐出路Pbがゴム材料によって形成された環状のインシュレータ21を介して流路アダプターAのポンプ吐出路挿入孔6a内に挿入配置され、かかる状態において燃料ポンプPの外周部(ハウジングの外周)がバンド5を介してステー2の側壁部に締結される。
以上によると、燃料ポンプPは、その長手軸心線X−Xが蓋部材1と略平行に配置され、ポンプ吐出路Pbはインシュレータ21を介して流路アダプターAの燃料吐出流路6に気密的に流路接続される。
以上によると、蓋部材1に、フィルターBを備える燃料ポンプP、プレッシャーレギュレターRを備える流路アダプターAが固定的に配置されるとともに燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbが流路アダプターAの燃料吐出流路6に接続され、この燃料吐出流路6が吐出管3に接続されるとともに燃料吐出流路6がプレッシャーレギュレターRに接続される燃料供給装置Fが形成される。かかる燃料供給装置Fは蓋部材1に一体的に取着されたフィルターB、燃料ポンプP、流路アダプターA、プレッシャーレギュレターRが燃料タンクTの下方開口部Tbより燃料タンクT内に挿入配置され、かかる状態において下方開口部Tbが蓋部材1によって閉塞される。
かかる燃料供給装置において、燃料ポンプPが駆動されると、燃料タンクT内の燃料は、フィルターBによってその異物が除去され、ポンプ吸入路Paより燃料ポンプPのポンプ部に吸入されて昇圧され、この昇圧された燃料がポンプ吐出路Pbより流路アダプターAの燃料吐出流路6に吐出される。
そして、燃料吐出流路6内の燃料の一部は、吐出管3を介して外部に向けて吐出されるもので、燃料吐出流路6内の燃料の他部は、レギュレター燃料流入路13を介してプレッシャーレギュレターRの燃料室11内へ供給され、プレッシャーレギュレターRにおいて、この燃料圧力が所定の圧力に調圧される。尚、かかる調圧時における余剰燃料はリターン燃料通路15を介して燃料タンクT内へと戻される。(プレッシャーレギュレターRにおける燃料の調圧作用は従来と同様に行なわれるので省略された)
以上の如く、燃料吐出流路6内の燃料の他部が、プレッシャーレギュレターRによって所定の燃料圧力に調圧されたことにより、吐出管3から外部(燃料噴射装置の燃料噴射弁)に向かって所定の燃料圧力を備える燃料を吐出できることになる。
ここで、本発明になる前記下付け用燃料供給装置によると、ステー2に取着された燃料ポンプPの長手軸心線X−Xが蓋部材1と略平行に配置されたので、燃料ポンプPが燃料タンクTの下方開口部Tbより燃料タンクT内に配置された際、燃料ポンプPを燃料タンクTの底部Taの近傍に配置でき、燃料ポンプPが燃料タンクT内の上方に向けて大きく突出して配置されることがない。
以上によると、燃料タンクの深さが浅い扁平型の燃料タンク内への装着の自由度を大きく向上でき、かかる扁平型の燃料タンクがよく使用される自動二輪車用の燃料供給装置として好適である。
又、上記によれば、従来の扁平型の燃料タンクに対して単にその底部Taに下方開口部Tbを穿設すればよいので、従来の気化器方式から燃料噴射装置への燃料供給方法の変更時にあっても燃料タンクをそのまま流用することができ、燃料タンクの改造に伴う金型費の増加を抑止でき、燃料タンクの形状変更に伴う自動二輪車の外観性の見直しを必要としない。
又、燃料ポンプP、吐出管3、プレッシャーレギュレターRとの流路接続が単一の流路アダプターAによって行なうことができたので、極めて小型で安価な燃料吐出系を得ることができ、又ポンプ吐出路Pb、吐出管3、プレッシャーレギュレターRを、剛性を有する流路アダプターAのポンプ吐出路挿入孔6a、吐出管挿入孔6b、プレッシャーレギュレター挿入孔6cに挿入配置したのでその挿入接続作業を容易に行なうことができ作業性を大きく向上できる。
又、燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbが吐出管3に近接して配置されたことによると、ポンプ吐出路Pbと吐出管3とを連絡する燃料吐出流路6の通路長さを短くすることができたもので、燃料ポンプP内に生起したベーパーが燃料吐出流路6内に滞溜することなく即座に吐出管3より外方に向けて排出できる。
更にプレッシャーレギュレターRが流路アダプターAのプレッシャーレギュレター挿入孔6cに装着して配置されたことによると、流路を接続する為に用意された部材としての流路アダプターAを装着の為の部材として利用できたので、専用の取付け部材を用意する必要がなく、且つプレッシャーレギュレターRをコンパクトに装着できる。
更に又、燃料ポンプPは、その一端に突出するポンプ吐出路Pbが蓋部材1に螺着固定された流路アダプターAのポンプ吐出路挿入孔6aに挿入支持され、燃料ポンプPのハウジングの外周がバンド5を介してステー2に締結されたので、燃料ポンプPを強固に且つ確実に固定できたものである。
又、流路アダプターAが合成樹脂材料によって形成され、且つ燃料吐出流路6を含むポンプ吐出路挿入孔6a、吐出管挿入孔6b、プレッシャーレギュレター挿入孔6c、を流路アダプターAの射出成形時において同時に鋳抜き形成したことによると、流路アダプターAを極めて安価に且つ軽量に形成することができる。
本発明になる下付け用燃料供給装置の一実施例を示す要部縦断面図。
1 蓋部材
2 ステー
3 吐出管
3a 吐出管の上方突出部
6 燃料吐出流路
6a ポンプ吐出路挿入孔
6b 吐出管挿入孔
6c プレッシャーレギュレター挿入孔
20 ネジ
A 流路アダプター
Ad 鍔部
P 燃料ポンプ
Pb ポンプ吐出路
R プレッシャーレギュレター
T 燃料タンク
Ta 燃料タンクの底部
Tb 下方開口

Claims (2)

  1. 燃料タンク(T)の底部(Ta)に穿設された下方開口部(Tb)を閉塞する平板状の蓋部材(1)にステー(2)が立設され、該ステー(2)に取着された燃料ポンプ(P)によって燃料タンク(T)内の燃料が吸入されて昇圧され、この燃料が蓋部材(1)に立設された吐出管(3)より外部に向けて供給される下付け用燃料供給装置において、
    燃料ポンプ(P)を、その長手軸心線(X−X)が蓋部材(1)と略平行になるように配置するとともに、この燃料ポンプ(P)の一端部に前記長手軸心線(X−X)に沿って突設されるポンプ吐出路(Pb)を、蓋部材(1)の上面から起立する前記吐出管(3)の上方突出部(3a)の近傍に配置し、
    一端には前記ポンプ吐出路(Pb)が挿入配置されるポンプ吐出路挿入孔(6a)を、他端には前記吐出管(3)の上方突出部(3a)が挿入配置される吐出管挿入孔(6b)をそれぞれ開口させた流路アダプター(A)に、蓋部材(1)にネジ(20)で固着される取付け鍔部(Ad)を一体に形成し、
    また前記流路アダプター(A)には、前記ポンプ吐出路挿入孔(6a)および吐出管挿入孔(6b)間を連通する流路(6)と、この流路(6)に連通するとともに前記吐出管挿入孔(6b)と平行して流路アダプター(A)の前記他端部に開口するプレッシャーレギュレター挿入孔(6c)とを形成し、このプレッシャーレギュレター挿入孔(6c)にプレッシャーレギュレター(R)を装着したことを特徴とする下付け用燃料供給装置。
  2. 前記流路アダプター(A)を合成樹脂材料によって射出成型するとともに燃料吐出流路を含むポンプ吐出路挿入孔6a、吐出管挿入孔6b、プレッシャーレギュレター挿入孔6cを同時に鋳抜き形成したことを特徴とする請求項1記載の下付け用燃料供給装置。
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