JPH11300490A - レーザマーキング装置およびマーキング方法 - Google Patents

レーザマーキング装置およびマーキング方法

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JPH11300490A
JPH11300490A JP10124266A JP12426698A JPH11300490A JP H11300490 A JPH11300490 A JP H11300490A JP 10124266 A JP10124266 A JP 10124266A JP 12426698 A JP12426698 A JP 12426698A JP H11300490 A JPH11300490 A JP H11300490A
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博敏 早川
Nobuhisa Sakai
伸久 酒井
Shuichi Takanami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発生したパーティクルを効果的に除去できる高
性能のマーキング装置を得る。 【解決手段】本発明は、透明体又はレーザ光線透過体か
らなる被マーキング材と、マーキング材と、被マーキン
グ材とマーキング材との距離を調整する移動機構と、被
マーキング材を通してマーキング材にレーザ光線を照射
するレーザ光源とを備えたレーザマーキング装置に発塵
物を除去する除塵機構を設けている。この除塵機構は、
マーキング材とマーキング材を取り囲むケースとの間に
隙間を設けた吸引路とこの吸引路に接続されケースに設
けた吸引口とを有する吸引機構、発塵物を吸着する吸着
テープと吸着テープを被マーキング材に密着および剥離
させる剥ぎ取り機構、被マーキング材にマーキングされ
た表面をブラッシングするブラッシング機構、静電気集
塵機およびエアナイフクリーナの少なくとも一つを用い
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶又はプラズマデ
ィスプレイ等に使用されるガラス基板等のレーザ光線透
過体にレーザ光線を用いてマーキングする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、マーキング装置に付設されている
除塵装置としては、フードで吸引する方式のもの(特開
平9−248692号)や洗浄用の帯状布により拭き取
る拭取り方式(特開平7−227685号)またはレー
ザ照射によって蒸発・気化させる気化方式(特開平5−
220588号)などが提案されている。また、液晶又
はプラズマディスプレイ等に使用されるガラス基板等に
製品番号、バーコード、2次元コード等をマーキングす
る方法として特願平09−068596に記載した方法
がある。この方法は、文字、図形若しくは記号のパター
ンが形成される透明体又はレーザ光線透過体からなる被
マーキング材と、金属、合金、金属間化合物若しくは金
属化合物又は金属、合金、金属間化合物若しくは金属化
合物を少なくとも1つを含む複合物からなるマーキング
材と、前記被マーキング材と前記マーキング材とを合わ
せ、前記被マーキング材を通して前記マーキング材にレ
ーザ光線を照射し、前記マーキング材を蒸発させ前記被
マーキング材に付着させ膜を形成する第1工程と、その
後前記レーザ光線によって所定の条件で走査しながら照
射し付着した膜の一部を打ち抜く第2工程とによって文
字、図形若しくは記号のパターンを形成するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のマー
キング装置では、マーキング材と被マーキング材との間
またはマーキング材とマーキング材を取り囲むケースと
の間等の微小な隙間に存在する塵が除去できなかった
り、また、マーキング方法を実現するレーザマーキング
装置では、第1工程で、YAGレーザ等のレーザ光線
が、例えば金属のマーキング材に照射されると加熱され
微粒子となってマーキング材から飛散し、飛散した微粒
子は空気中の酸素と結合し酸化物を形成して被マーキン
グ材例えばガラス基板に付着する。付着する微粒子のう
ちレーザ光線によって発生するプラズマ内にある微粒子
はプラズマの熱によって加熱され、ガラス基板に膜とし
て強固に付着する。一方、飛散した微粒子のうちプラズ
マ内の滞在時間が短い微粒子はガラスへの付着力が弱
く、遊離することがあり、マーキング材と被マーキング
材(ガラス)の間を漂い、発塵源となる。また、第2工
程で、打ち抜かれた膜は微粒子となって被マーキング材
又はマーキング材周辺に漂う。このように発生したパー
ティクルは、後の工程でフォトリソグラフィ等の手法に
よってガラス基板上に形成される微細な電極パターンに
断線等の不良を引き起こすことがある。そこで、本発明
は発生したパーティクルを効果的に除去できる高性能の
マーキング装置とパーティクルのないマーキング方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、文字、図形若しくは記号のパターンが形
成される透明体又はレーザ光線透過体からなる被マーキ
ング材と、金属、合金、金属間化合物若しくは金属化合
物又は金属、合金、金属間化合物若しくは金属化合物を
少なくとも1つを含む複合物からなるマーキング材と、
前記被マーキング材と前記マーキング材との距離を調整
する移動機構と、前記被マーキング材を通して前記マー
キング材にレーザ光線を照射するレーザ光源とを備えた
レーザマーキング装置において、前記被マーキング材と
前記マーキング材との周辺に発生する発塵物を除去する
除塵機構を設けている。前記除塵機構として、前記マー
キング材と前記マーキング材を取り囲むケースとの間に
隙間を設けた吸引路と前記吸引路に接続されかつ前記ケ
ースに設けた吸引口とを有する吸引機構、または、発塵
物を吸着する吸着テープと前記吸着テープを被マーキン
グ材に密着および剥離させる吸着テープ駆動部とからな
る剥ぎ取り機構、または、前記被マーキング材にマーキ
ングされた表面をブラッシングするブラッシング機構、
または、静電気集塵機、または、エアナイフクリーナの
いずれか一つまたは二つを用いてもよい。また、前記被
マーキング材の面と前記マーキング材の面とを合わせ、
前記マーキング材に前記レーザ光線を第1のレーザパワ
ーで照射して前記マーキング材を蒸発させ前記被マーキ
ング材の所定の部分に前記マーキングからなる付着物を
付着させる第1工程と、前記付着物に第2のレーザパワ
ーで前記レーザ光線を照射して前記付着物の一部を除去
若しくは変質させる第2工程とによって被マーキング材
に文字、図形若しくは記号のパターンを形成するマーキ
ング方法において、前記第2工程が前記付着物の付着面
側に前記被マーキング材を通してレーザ光線を照射させ
るプロセスと、前記付着物の周辺に前記被マーキング材
を通してレーザ光線を照射して前記被マーキング材上に
あるパーティクルを脱落させて除去するプロセスとして
もよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を用い
て詳細に説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例は、除塵機構として
吸引機構を用いたレーザマーキング装置である。図1は
第1実施例のレーザマーキング装置を示した断面図、図
2は図1のマーキング材周辺部分の斜視図である。図に
おいて、1はガラス基板、2はマーキング材、3は除塵
のための吸引機構、4は吸引路、5はマーキングテーブ
ル、6はマーキング材を移動する移動機構(スライ
ダ)、11はレーザ発振源、10はスキャナ部からなる
レーザ光源、13はマーキング材ケース、15はギャッ
プセンサである。なお、7は移動機構6を取りつける固
定具、8は固定具7に取りつけられ移動機構6を駆動す
るモータ、9は固定具7を固定する架台である。また、
レーザ発振源11としてYAGレーザを用いた。吸引機
構3はマーキングテーブル5の上にマーキング材ケース
13を設け、このマーキング材ケース13中にマーキン
グ材2を設置している。マーキング材2はその底面、す
なわちマーキングする面の反対面でマーキング材ケース
13に接している。さらに、マーキング材の側面とマー
キング材ケースとは約2mm程度の間隙をもつ吸引路4
を有する。吸引口3bはマーキング材ケース13の外周
側面に接続され、マーキング材2とマーキング材ケース
13との間隙につながっている。図示していない吸引機
を動作させると、マーキング材2の上部にある空気はマ
ーキング材2とマーキング材ケース13との間隙から吸
引口3bを経て吸引機に吸引される。マーキングのプロ
セスを図3により説明する。図3はマーキング材周辺を
示す断面図で、図3(a)はマーキングの第一工程を示
し、図3(b)は、マークMの一部を除去する第二工程
を示している。図3(a)では、マーキング材2をガラ
ス基板1に20〜100μm、好ましくは50μmのギ
ャップを介して近づけ、レーザ光線LBを走査しながら
マーキング材2(本実施例では、マーキング材はFe−
Cr合金)に照射して塗りつぶしのマークMを形成す
る。レーザ光線LBを照射しているときに、図示してい
ない吸引機を稼働させると矢印Cの方向に空気が吸引さ
れ、これに伴い、マーキング材周辺の空気が矢印A、矢
印Bのように間隙を通過ながら吸引され同時にマーキン
グ中に発生するパーティクルも吸引される。図3(b)
は、スライダ6によってマーキング材2をガラス基板1
から約10mm離した後、図3(a)の工程で形成した
塗りつぶしマークMにレーザ光線LBを所定の文字、図
形若しくは記号になるように走査しながら照射して塗り
つぶしたマークMの一部を除去する。このマークMの一
部を除去する過程において、除去されたマークはパーテ
ィクルとなってマーキング材2の周辺に漂い、吸引機構
3が動作すると矢印A1、A2、B1及びB2に示す方
向に吸引される。しかも、マーキング材2の上部の空気
は、矢印A2及びB2の方向からも吸引されると考えら
れ、マーキング材2の上部は乱流が発生し、単に除去さ
れたパーティクルを除去するのみならず、ガラス基板1
及びマーキング材2に付着しているパーティクルも効果
的に除去できる。つぎに、マーキング後、ガラス基板1
から発生するパーティクルの量を計測して除塵の効果を
調べた。パーティクルの計量は、長さ100mm、幅2
0mm、厚さ2mmのガラス板に長さ60mm、幅10
mmのバーコード(ナロー幅:0.2mm、16文字相
当)を形成し、ガラス板を電子工業用エタノールに浸
し、パーティクルをガラス基板から遊離させ、さらに電
子工業用エタノールを加え適度に希釈し、希釈後の電子
工業用エタノール中に存在するパーティクルの個数をレ
ーザ側方散乱方式の液中パーティクルカウンタで計測し
た。なお、パーティクルは0.3μm以下、0.5μm
以下(0.3〜0.5μm)、0.7μm以下(0.5
〜0.7μm)、1.0μm以下(0.7〜1.0μ
m)、2.0μm以下(1.0〜2.0μm)、2.0
μm以上の6つの粒度に分けて同時計測した。パーティ
クル量の計測結果を、表1の実施例のNo1に示す。
【0006】
【表1】
【0007】表1から分かるように、粒度の小さいパー
ティクルほど個数は多くなり、総個数で約5千個/ft
3 相当であった。これに対して従来のレーザマーキング
装置では総個数約42万個/ft3 相当のパーティクル
が発生している。したがって、本実施例のレーザマーキ
ング装置は、従来に比べ約100分の1に少なくなって
おり、効果の大きいことが分かる。なお、本実施例では
マーキング材と被マーキング材とのギャップ範囲を10
μm〜10mmとしたが、2μm以下ではパーティクル
の除去効果は低下する。また、10mm以上でも同様で
あった。したがって、ギャップは2μm〜10mmが望
ましい。
【0008】(第2実施例)本発明の第2実施例は、除
塵機構として第1実施例と同じく吸引機構を用いたが、
吸引路をさらに、マーキング材ケース13にも設けた装
置である。図4は、第2実施例のマーキング材周辺を示
した断面図である。図において、13aはマーキング材
ケース13に設けた吸引路である。本実施例でマーキン
グ材2とマーキング材ケース13上部との隙間は2mm
であるが、吸引路13aの部分ではマーキング材2とマ
ーキング材ケース13との間隙は8mmとした。吸引路
13aはマーキング材2の側面の周囲全体に渡ってつな
がっており、さらに吸引口3bにつながっている。本実
施例のマーキング材ケース13は吸引路13aを設けて
いるので、ノズル3bから距離が離れた間隙の部分では
十分空気が吸引できる。したがって、矢印A1及びB2
で示す間隙の周辺部においても矢印A2及びB1で示す
部分から吸引する間隙周辺部とほぼ同等量の空気を吸引
でき、矢印A1及びB2で示す間隙の周辺部のマーキン
グ材2のマーキング面2a及びガラス基板の発生/付着
したパーティクルを効果的に除去できる。
【0009】つぎに、パーティクル量の計測結果を表1
の実施例のNo2に示す。測定方法は実施例1と同様で
ある。表1から分かるように、本実施例のレーザマーキ
ング装置を使用してマーキングしたとき発生するパーテ
ィクル総数は、約1500個であり、実施例1に比べ約
1/2に減少した。しかも、2μm以上のパーティクル
は検出できず、ほぼ完全に除去できた。本実施例ではマ
ーキング材2とマーキング材ケース13の間隙から発生
するパーティクルをさらに除去できることが分かった。
本実施例では、マーキング材上部とマーキング材ケース
上部の間隙(以下、上部間隙と記す)を2mmにして吸
引路13aの部分ではマーキング材2とマーキング材ケ
ース13との間隙(以下、吸引路間隙と記す)は8mm
としたが、吸引路間隙が上部間隙(本実施例では2m
m)よりも広ければ本実施例と同様の効果が得られる。
【0010】(第3実施例)本発明の第3実施例は、除
塵機構として剥ぎ取り機構を用いたレーザマーキング装
置である。図5は第3実施例を示すレーザマーキング装
置のマーキング材周辺の斜視図、図6は剥ぎ取り機構の
平面図である。図において、16は剥ぎ取り機構、17
は吸着テープ、18は吸着テープ駆動部である。18a
は吸着テープ巻き取りモータ、18bは吸着テープ送り
モータ、18a2は吸着テープ巻き取りドラム、18a
3は使用後の吸着テープ、18b2は吸着テープ送りド
ラム、18b3は使用前の吸着テープ、21はガイド、
22は押しつけローラ、23は押しつけドラムである。
吸着テープ17は粘着性を有している。つぎに、動作に
ついて図7により説明する。図7は剥ぎ取り機構の断面
図であり、(a)は動作前の状態を示し、(b)は動作
時の状態を示している。吸着テープ巻き取りドラム18
a2はモータシャフト18a1を介して吸着テープ巻き
取りモータ18aの回転により巻き取る機構となってお
り、使用後の吸着テープ18a3は矢印Aのように巻き
取られる。18b2は吸着テープ送りドラムで、この吸
着テープ送りドラム18b2はモータシャフト18b1
を介して吸着テープ送りモータ18bの回転により矢印
Bのように送られる。201はローラで、シャフト20
の外周に配置され回転自在である。22は押しつけロー
ラで押しつけドラム23に固定され、押しつけドラム2
3は押しつけドラムシャフト24に対して回転自在であ
る。さらに押しつけドラムシャフト24には、引っ張り
具25が取り付けられ、押しつけドラムシャフト24に
対して回転自在である。さらに引っ張り具25には、ワ
イヤ27a及び27bが取り付けられているものであ
る。ワイヤ27aはモータシャフト18c1が固定され
たワイヤ巻き取りドラム18c2に接続され、モータ1
8cの回転によって矢印Cの回転方向に巻き取られる。
なお、26aはワイヤ27aのガイドローラで、ガイド
シャフト26に対して回転自在であり、ワイヤ27aの
移動とともに回転する機構となっている。28はバネボ
ックスで、28内にあるバネでワイヤ27bには常に矢
印F方向に引っ張り力がかかっている。モータ18cが
動作すると、押しつけローラ22はガイド21に沿って
移動し、吸着テープ17が上方に持ち上げられる。図7
(b)は、ガラス基板1上に形成したマークMに、吸着
テープ17を上方に持ち上げられマークMに接したとき
の様子を示したものである。図において各ローラ及びワ
イヤは矢印A〜Eのように稼働する。吸着テープ17に
は、その表面に粘着材が塗布されているためマークMに
接したときガラスに付着しているパーティクルを吸着す
るものである。
【0011】つぎに、パーティクル量の計測結果を表1
の実施例のNo3に示す。測定方法は実施例1と同様で
ある。表1から分かるように、発生したパーティクル総
数は、120個であり大幅に減少した。しかも、0.7
μm以上のパーティクルは検出できず、ほぼ完全に除去
できた。本実施例ではマーキング材2とマーキング材ケ
ース13の間隙から発生するパーティクルを有効に除去
でき、しかも吸着テープによってガラス基板付着したパ
ーティクルを再度取り除くのでガラス基板からの発生す
るパーティクルを激減できる。なお、本実施例では粘着
性を有する吸着テープを使用したが、静電気吸着する
布、紙を使用してもよい。また、研磨テープを使用する
ことも可能である。
【0012】(第4実施例)本発明の第4実施例は、除
塵機構としてブラッシング機構を用いたレーザマーキン
グ装置である。図8は第4の実施例を示すレーザマーキ
ング装置のマーキング材周辺の斜視図、図9はブラッシ
ング機構の断面図である。図において、29はブラッシ
ング機構で、30は円筒形のブラシ、31はブラシ30
が固定されたシャフト、32はモータ、33はアクチュ
エータである。なお、図示していないがブラッシング機
構に吸引機構を取り付けている。ブラッシング機構29
とエンコーダ33a及びモータ33bからなるアクチュ
エータ33の回転によって上下動可能なネジ式移動機構
を具備し、ガラス基板1とブラシ30の接触圧力が調整
できる接触圧可変機構としたものである。本実施例の動
作について図10および図11を用いて説明する。図1
0はマーキングの第1工程におけるレーザマーキング装
置の断面図、図11は第1工程のマーキング後ブラッシ
ングの状態を示す断面図である。まず、図10のマーキ
ング時においては、ブラッシング機構は下方に位置した
状態でマーキングが行われる。すなわち、マーキングの
第1工程でマーキング材2はガラス基板1に近接してレ
ーザビームLBが照射されてマーキングされ、第2工程
でマーキング材2は移動機構6によりやや下方に移動
し、マーキングを行う。マーキングが完了すると、図1
1のようにマーキング材2は、移動機構6のモータ8の
動作により下方に移動し、さらに、アクチュエータ33
が動作してブラッシング機構29が上方に移動しブラシ
30の先端がガラス基板1にふれるような所定の位置で
停止する。ブラッシング機構29が停止した時点でブラ
シ30は回転してガラス基板上のパーティクルを除去す
る。パーティクルの除去後、ガラス基板1は次工程へと
搬送される。図11には示していないが、ブラッシング
機構部に吸引機構を付けパーティクルの除去を行うと、
基板表面に比較的強固に付着したパーティクルまでも除
去できるため後工程において発塵が非常に少ない。
【0013】つぎに、パーティクル量の計測結果を表1
の実施例のNo4に示す。測定方法は実施例1と同様で
ある。表1から分かるように、発生したパーティクル総
数は、160個であり従来例に比べると大幅に減少して
いる。しかも、1μm以上のパーティクルは検出でき
ず、ほぼ完全に除去できた。本実施例ではマーキング材
2とマーキング材ケース13の間隙から発生するパーテ
ィクルを有効に除去でき、しかもブラッシング機構によ
ってガラス基板に付着したパーティクルを再度取り除く
のでガラス基板1から発生するパーティクルを激減でき
る。なお、本実施例でブラシの材質がナイロン、ポリプ
ロピレン、馬毛、豚毛を使用した結果、馬毛および豚毛
のブラシはブラシの毛自体から若干の発塵がある。一
方、ナイロン、ポリプロピレンブラシを使用したとき馬
毛、豚毛に比べ発塵は少なかった。また、ブラシの回転
数は、数RPMの低回転では除塵効果は低く、700R
PMの高速回転ではブラシが毛切れを起こしたり、ガラ
ス基板との摩擦によって発熱することがあり、10〜7
00RPMが適当で、好ましくは20〜100RPM程
度がよい。なお、本実施例では回転ブラシを使用した
が、スペース的にリニアブラシを使い、X若しくはY方
向にブラッシングしてもよい。以上本実施例のようにブ
ラッシング機構を付けたレーザマーキング装置はパーテ
ィクルを効果的に除去できる。また、本実施例のレーザ
マーキング装置は消耗品ないためコスト的にも有利であ
る。
【0014】(第5実施例)本発明の第5実施例は、除
塵機構として静電気集塵機を用いたレーザマーキング装
置である。図12は第5実施例を示すレーザマーキング
装置のマーキング材2周辺の斜視図である。図において
34は静電気集塵機、35aは陽極電極、35bは陰極
電極である。図13は静電集塵機34の断面図を示した
ものである。その構成は陽極電極35a及び陰極電極3
5bが絶縁ブロック36でケース37とは電気的に絶縁
され、直流高電圧電源39によって、陽極電極35a及
び陰極電極35bには電界がかけられている。陰極電極
35bは先端が鋭く尖っているため先端では高い電界強
度となり、その先端から電子が放出される。本実施例の
動作について図14を用いて説明する。図14は静電気
による集塵の状態を示す模式図で、図14(a)は浮遊
するパーティクルを除去する様子を示し、図14(b)
は付着しているパーティクルを除去する様子を示しいて
る。ガラス基板1の周辺に浮遊するパーティクルP
1 は、陰極電極35bから放出した電子38が浮遊パー
ティクルP1 にぶつかり、浮遊パーティクルP1 はマイ
ナスに帯電する。さらに、帯電した浮遊パーティクルP
1 は陰極電極−陽極電極間の電界によって陽極電極35
aに引き寄せられ集塵される。一方、ガラス基板1ある
いはマークMの表面に付着しているパーティクルP
2 は、図14(b)のように陰極電極35bからの電子
38によって帯電し時間が経過するごとにその帯電量は
増加し、これと同時にガラス基板1あるいはマークMの
表面もマイナスに帯電する。帯電量がある一定値になる
と、パーティクルP2 は静電反発力によってガラス基板
1あるいはマークMの表面から剥離し、陽極電極35a
に引き寄せられる。
【0015】つぎに、パーティクル量の計測結果を表1
の実施例のNo5に示す。測定方法は実施例1と同様で
ある。表1から分かるように、発生したパーティクル総
数は、360個であり従来例に比べると大幅に減少して
いる。本実施例では0.5μm以下の残存パーティクル
が少なく、静電気集塵機を有する本発明のレーザマーキ
ング装置は0.5μm以下の微小なパーティクルの除去
に非常に有効であることがわかった。また、静電気集塵
機は、可動部がないため故障がなく、上述したブラッシ
ング機構、あるいは剥ぎ取り機構を有するレーザマーキ
ング装置に比べ、装置寿命が長い。また、本発明のレー
ザマーキング装置は、陽極電極と陰極電極に直流電圧を
印加するだけであるため装置構成が簡単である。本実施
例では陽極電極と陰極電極に直流電圧を印加するだけで
あったが、陰極電極から陽極電極に空気の流れを与え、
パーティクルの除去効率を上げることも可能である。ま
た、静電気集塵機の周辺に帯電したガラス基板の帯電を
除去するため、たとえば軟X線発生装置などの装置イオ
ン発生装置をおいて帯電除去すると、後工程でパーティ
クルの付着が少なくなる。
【0016】(第6実施例)本発明の第6実施例は、除
塵機構としてエアナイフクリーナを用いたレーザマーキ
ング装置である。図15は、第6実施例を示すマーキン
グ材周辺の斜視図である。図において41はエアナイフ
クリーナ、43はエア射出口、42は吸気口である。エ
アナイフクリーナの断面図を図16に示すエアナイフク
リーナ41はハッチングした部分の隔壁で仕切られ3つ
の槽からなる。エア射出口43からナイフ状の空気流を
発生させ、対向するガラス基板1の表面のパーティクル
を吹き飛ばし、吸気口42から空気を吸い込む。左右の
2つの槽は空気圧縮槽431で中心の槽は空気吸引槽4
21である。空気は吸気ジョイント432から送られ、
空気圧縮槽431で圧縮されエア射出口43から吹き出
し、ガラス基板1及びマークM上のパーティクルを吹き
飛ばし、吹き飛ばされたパーティクルは吸気口42から
吸引され空気吸気槽421に送られ排気ジョイント42
2経て外部処理装置に送られる。図17はエアナイフク
リーナ41の別の実施例を示す断面図である。構成は図
16とほぼ同じであるが、空気圧縮槽431内のエア射
出口43近傍に超音波振動子44を設けた点が異なる。
この超音波振動子44によってエアナイフクリーナ41
には100kHzの振動が加わり、パーティクルの除去
効率が上がる。
【0017】つぎに、パーティクル量の計測結果を表1
の実施例のNo6に示す。測定方法は実施例1と同様で
ある。表1から分かるように、発生したパーティクル総
数は、20個と従来例に比べると極端に小さい。図16
のエアナイフクリーナ41を使用したレーザマーキング
装置では0.7μm以上パーティクルは完全に除去でき
た。また、図17の超音波振動子付きエアナイフクリー
ナ41を使用したレーザマーキング装置では0.3μm
以上パーティクルは完全に除去できた。以上のように本
実施例によれば、エアナイフクリーナのパーティクル除
去力によって、液晶プロセスでほぼ問題ない程度にパー
ティクルを減少させることができる。特に超音波振動子
はサブミクロンオーダーの微細なパーティクルの除去に
有効である。図17の実施例では圧電性の超音波振動子
を使用したが、磁歪素子若しくは電歪素子を使用しても
よい。
【0018】(第7実施例)本発明の第7実施例は、ガ
ラス基板1に膜を付着させる第1工程と、付着させた膜
を除去する第2工程とからなるレーザマーキング方法
に、レーザビーム照射を行う除塵方法を加えたレーザマ
ーキング方法である。ガラス基板上に付着したパーティ
クルは、実施例1〜6に示したような除塵機構で大半は
落下しないが、ガラス基板に付着したままのパーティク
ルが希にある。この除去できないパーティクルは、ガラ
スと化学的に付着していると考えられ、触れた程度では
離脱しない。しかし、薬液処理や熱処理においても絶対
に離脱しないとはいえないので除去しておくことが望ま
しい。図18は本実施例のマーキングの第1工程完了後
のマークMを示す模式図である。図19は第2工程のレ
ーザ照射の状況を示す模式図で、(a)は横方向の走
査、(b)は縦方向の走査を示している。まず、第1工
程でガラス基板1に約3.4mm角の領域に膜を付着さ
せる(図18)。続く第2工程では、図19(a)の横
線のようにレーザ光線LBを付着面側から照射し走査す
る。さらに、図19(b)の縦線のようにレーザ光線を
走査する。レーザ光線LBのスポット径は200μm、
走査ピッチを100μmとしたので図19のレーザ光線
LBの走査後には図20のような1.7mm角のマーク
となる。さらに、このマークM内を所定のコード模様に
レーザ光線で打ち抜けば、図21のような2次元データ
コードのマークMとなる。図21に示すマーキング後、
領域1、2及び3のパーティクルを光散乱方式のパーテ
ィクル検出器で測定したが、パーティクルは全くなかっ
た。本実施例では、従来例の図22に示したマーク領域
とパーティクルが飛散した領域1、2および3は、レー
ザ光線によって完全に除去できる。また、本実施例のよ
うにガラスを通してレーザ光線を照射しパーティクルを
除去すれば、ガラスとパーティクルの付着界面部分に直
接レーザが照射されるので、化学反応が起きにくく効果
的にパーティクルを除去できる。以上述べたように、本
マーキング方法でガラス基板用のパーティクルを完全に
除去できる。なお、実施例3〜5に示した除塵機構は、
マーキング部近傍に設置したが別の位置、あるいは工程
に併用してもよい。また、本実施例ではレーザ発振源と
してYAGレーザを用いたが、これに限らず加熱できる
ものであれば、どんなレーザ発振源を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の述べたように、本発明のレーザマ
ーキング装置は、吸引機構、剥ぎ取り機構、ブラッシン
グ機構又はエアナイフクリーナ等の除塵機構を備えたの
で、マーキング時に発生するパーティクルを除去でき、
また、基板表面及びマーク表面に付着したパーティクル
も除去できる効果がある。さらに、本発明はマーク周辺
のガラス基板をレーザ光線によって走査するのでマーク
周辺のパーティクルを完全に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すレーザマーキング装
置の断面図である。
【図2】第1実施例のマーキング材周辺部を示す斜視図
である。
【図3】第1実施例のマーキング材周辺部を示す断面図
であり、(a)はマーキングの第一工程を示し、(b)
はマーキングの第二工程を示している。
【図4】本発明の第2実施例を示すマーキング材周辺部
の断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すマーキング材周辺部
分の斜視図である。
【図6】第3実施例の剥ぎ取り機構を示す平面図であ
る。
【図7】第3実施例の剥ぎ取り機構を示す断面図で、
(a)は動作前の状態を示し、(b)は動作時の状態を
示す。
【図8】本発明の第4実施例を示すマーキング材周辺の
斜視図である。
【図9】第4実施例のブラッシング機構とねじ式移動機
構を示す断面図である。
【図10】第4実施例のマーキング時の状態を示す断面
図である。
【図11】第4実施例のブラッシング時の状態を示す断
面図である。
【図12】本発明の第5実施例を示すマーキング材周辺
の斜視図である。
【図13】第5実施例の静電気集塵機を示す断面図であ
る。
【図14】第5実施例の集塵の状態を示す模式図で、
(a)は浮遊するパーティクルの場合、(b)は付着し
たパーティクルの場合である。
【図15】本発明の第6実施例を示すマーキング材周辺
の斜視図である。
【図16】第6実施例のエアナイフクリーナを示す断面
図である。
【図17】第6実施例の超音波振動子付きエアナイフク
リーナを示す断面図である。
【図18】第7実施例のマーキングの第1工程完了後の
マークを示す模式図である。
【図19】第7実施例のマーキングの第2工程のレーザ
照射の状況を示す模式図で、(a)は横方向の走査を、
(b)は縦方向の走査を示す。
【図20】第7実施例の第2工程完了後のマークを示す
模式図である。
【図21】第7実施例の完了後のマークを示す模式図で
ある。
【図22】従来の第1工程でマーキングしたマーク領域
周辺の模式図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 2 マーキング材 3 吸引機構 3a ホース 3b 吸引口 4 吸引路 5 マーキングテーブル 6 移動機構(スライダ) 6a 固定テーブル 6b 可動テーブル 6c ネジ(ボールネジ) 7 固定具 8 モータ 8a モータ軸 9 架台 10 レーザ光源 11 レーザ発振源 12 ローラ 13 マーキング材ケース 13a 吸引路 15 ギャップセンサ 16 剥ぎ取り機構 17 吸着テープ 18 吸着テープ駆動部 18a 吸着テープ巻き取りモータ 18a1 モータシャフト 18a2 吸着テープ巻き取りドラム 18a3 使用後の吸着テープ 18b 吸着テープ送りモータ 18b1 モータシャフト 18b2 吸着テープ送りドラム 18b3 使用前の吸着テープ 18c モータ 18c1 モータシャフト 18c2 ワイヤ巻き取りドラム 20 シャフト 201 ローラ 21 ガイド 22 押しつけローラ 23 押しつけドラム 24 押しつけドラムシャフト 25 引っ張り具 27、27a、27b ワイヤ 28 バネボックス 29 ブラッシング機構 30 ブラシ 31 シャフト 32 モータ 33 アクチュエータ 33a エンコーダ 33b モータ 34 静電集塵機 35 電極 35a 陽極電極 35b 陰極電極 36 絶縁ブロック 37 ケース 38 電子 39 直流高圧電源 41 エアナイフクリーナ 42 吸気口 421 空気吸引槽 422 排気ジョイント 43 エア射出口 431 空気圧縮槽 432 吸気ジョイント 44 超音波振動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 26/16 B23K 26/16 B41M 5/26 B41M 5/26 S

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、図形若しくは記号のパターンが形
    成される透明体又はレーザ光線透過体からなる被マーキ
    ング材と、 金属、合金、金属間化合物若しくは金属化合物又は金
    属、合金、金属間化合物若しくは金属化合物を少なくと
    も1つを含む複合物からなるマーキング材と、 前記被マーキング材と前記マーキング材との距離を調整
    する移動機構と、前記被マーキング材を通して前記マー
    キング材にレーザ光線を照射するレーザ光源とを備えた
    レーザマーキング装置において、 前記被マーキング材と前記マーキング材との周辺に発生
    する発塵物を除去する除塵機構を設けたことを特徴とす
    るレーザマーキング装置。
  2. 【請求項2】 前記除塵機構は、前記マーキング材と前
    記マーキング材を取り囲むケースとの間に隙間を設けた
    吸引路と、前記吸引路に接続されかつ前記ケースに設け
    た吸引口とを有する吸引機構からなる請求項1記載のレ
    ーザマーキング装置。
  3. 【請求項3】 前記除塵機構は発塵物を吸着する吸着テ
    ープと、前記吸着テープを被マーキング材に密着および
    剥離させる吸着テープ駆動部とからなる剥ぎ取り機構を
    備えた請求項1記載のレーザマーキング装置。
  4. 【請求項4】 前記除塵機構は前記被マーキング材にマ
    ーキングされた表面をブラッシングするブラッシング機
    構を有する請求項1記載のレーザマーキング装置。
  5. 【請求項5】 前記ブラッシング機構は前記被マーキン
    グ材に接する接触圧を可変できる接触圧可変機構を有す
    る請求項4記載のレーザマーキング装置。
  6. 【請求項6】 前記除塵機構が静電気集塵機である請求
    項1記載のレーザマーキング装置。
  7. 【請求項7】 前記除塵機構はエアナイフクリーナであ
    る請求項1記載のレーザマーキング装置。
  8. 【請求項8】 前記エアナイフクリーナは、超音波振動
    子を備えた請求項7記載のレーザマーキング装置。
  9. 【請求項9】 前記除塵機構は前記吸引機構と、前記ブ
    ラッシング機構とを備えた請求項1記載のレーザマーキ
    ング装置。
  10. 【請求項10】 前記除塵機構は前記ブラッシング機構
    と、前記静電気集塵機とを備えた請求項1記載のレーザ
    マーキング装置。
  11. 【請求項11】 被マーキング材の面とマーキング材の
    面とを合わせ、前記マーキング材に前記レーザ光線を第
    1のレーザパワーで照射して前記マーキング材を蒸発さ
    せ前記被マーキング材の所定の部分に前記マーキングか
    らなる付着物を付着させる第1工程と、前記付着物に第
    2のレーザパワーで前記レーザ光線を照射して前記付着
    物の一部を除去若しくは変質させる第2工程とによって
    被マーキング材に文字、図形若しくは記号のパターンを
    形成するマーキング方法において、前記第2工程が前記
    付着物の付着面側に前記被マーキング材を通してレーザ
    光線を照射させるプロセスと、前記付着物の周辺に前記
    被マーキング材を通してレーザ光線を照射して前記被マ
    ーキング材上にあるパーティクルを脱落させて除去する
    プロセスとからなることを特徴とするマーキング方法。
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