JPH11283360A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH11283360A
JPH11283360A JP10085708A JP8570898A JPH11283360A JP H11283360 A JPH11283360 A JP H11283360A JP 10085708 A JP10085708 A JP 10085708A JP 8570898 A JP8570898 A JP 8570898A JP H11283360 A JPH11283360 A JP H11283360A
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Atsushi Hashimoto
篤始 橋本
Akio Konishi
章雄 小西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ走行方向が変化した場合にも再生画像
を連続して出画する。 【解決手段】 再生中のテープ走行方向反転時に、画像
出力部105の画像更新を停止させ、番地情報検出部1
06からテープ上の番地を抽出し目標番地演算部107
において検索目標とする目標番地を算出し、テープを指
令方向とは逆方向に戻しこの間のキャプスタンFGをキ
ャプスタンFGカウント部109によりカウントし目標
カウント数演算部110により検索目標とする目標カウ
ント数を算出し、メカニズムを移動した後テープを指令
方向に送る。この時番地比較判別部108で目標番地と
現在の番地の比較を逐次行い、カウント数比較判別部1
11において目標カウント数と現在のカウント数の比較
を逐次行う。この結果により制御部113は画像出力部
105の画像更新を行わせることにより、テープ走行方
向反転時にも連続した画像の再生を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、番地情報をテープ
上に記録し、そのテープの走行方向に関係なく連続して
画像を再生する磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型化された磁気記録再生装置ではテー
プを正方向(通常再生)に走行させる場合と、逆方向
(巻き戻し再生)に走行させる場合とで、メカニズムの
位置を変える方式を採ることによりメカニズムの小型化
やテープ走行の安定化の保証を行ってきた。ここでいう
メカニズムの位置を変える方式というのは、リール駆動
を制御するアイドラや、テープテンションを検出するテ
ンションポスト、キャプスタンに圧着脱するピンチロー
ラ、モータからの駆動力を各部へ伝達する各種歯車など
の位置を、テープ正方向走行時と逆方向走行時で変える
ことをいう。このため、従来は再生画出画中にテープの
送り方向を変える場合に、メカニズム位置が変わるため
テープ位置もわずかに移動してしまい、連続した画像の
出画が出来ないという課題が有った。
【0003】従来の磁気記録再生装置におけるテープ走
行反転時の実施の形態について図面を参照しながら説明
する。図3は従来の磁気記録再生装置におけるテープ走
行方向変化時の制御構成を示すブロック図である。図4
は従来のテープ走行方向変化時の制御のフローチャート
である。
【0004】図3において、308は映像音声信号など
が記録されるテープ、309はテープ308が巻装され
たカセット、310はテープ308が所定角度巻回され
映像音声信号などを記録再生可能なヘッドを有したドラ
ム、312はテープ308をカセット309内から引き
出し及び収納可能なローディングポスト、311は回転
することによりテープ308を走行させることができる
キャプスタン、301はキャプスタン311を回転駆動
するキャプスタンモータ、302はローディングポスト
312を移動させるよう駆動するローディングモータ、
303はドラム310を高速回転させるドラムモータ、
304はドラム310に設けられたヘッドで再生された
映像信号を復調などの再生処理を行い再生映像信号を得
る再生信号処理部、305は再生信号処理部304で得
られた再生映像信号を出力する画像出力部で、ビデオカ
メラに内蔵され出力画像を一時的に記憶する画像メモリ
と、画像メモリから読み出し画面表示可能な液晶表示部
がこれに該当する。306は本装置の各種操作指令を行
うことができる入力部で、再生指令や早送り/巻き戻し
指令、早送り再生/巻き戻し再生などの入力操作を行う
ことができる。307は入力部306で入力された操作
指令に基づきキャプスタンモータ301とドラムモータ
303とローディングモータ302と画像出力部305
とを制御する制御部である。
【0005】以上のように構成された従来の磁気記録再
生装置について、図3及び図4を用いて以下その動作に
ついて説明する。
【0006】まず、通常動作について説明する。例えば
入力部306より再生指令が入力されると、制御部30
7はローディングモータ302に制御信号を出力し、制
御部307はテープ308をカセット309から引き出
すようローディングポスト312を駆動する。次に制御
部307はキャプスタンモータ301及びドラムモータ
303に制御信号を出力する。キャプスタンモータ30
1はキャプスタン311を所定回転数で回転させ、テー
プ308を矢印A方向へ走行させる。またドラムモータ
303はドラム310を高速回転させて、テープ308
に記録された映像信号をヘッド(図示せず)で再生す
る。再生された映像信号は再生信号処理部304に入力
され、復調などの信号処理が施され再生映像信号を得
る。得られた再生映像信号は画像出力部305に出力さ
れ、画像出力部305で再生映像を映出する。
【0007】画像出力部305で再生画像出画中に、入
力部306から、テープ走行方向を反転(矢印B方向)
させる指令が入力された場合(巻き戻し再生指令)の動
作について、図4のフローチャートとともに説明する。
まず、再生中に入力部306においてテープ走行方向を
反転(矢印B方向)させる巻き戻し再生指令が入力され
た場合、その指令は制御部307が受ける(S40
1)。制御部307は画像出力部305の出力画像の更
新を停止するよう制御し(S402)、キャプスタンモ
ータ301の駆動を停止してキャプスタン311の回転
を停止させることによりテープ走行を停止させる(S4
03)。次に、ローディングモータ302を制御するこ
とによりメカニズムの位置をテープ走行方向に準じた位
置まで移動させる(S404)。ここで、メカニズムの
位置移動とは、テープ正方向走行時にキャプスタンモー
タ301の駆動力を巻き取りリールに伝達していたの
を、アイドラや各種歯車の位置を変え、キャプスタンモ
ータ301の駆動力を供給リール側に伝達する動作をい
う。次に、キャプスタン311を指令のテープ走行方向
に回転させテープ308を走行させる(S405)。ド
ラム303から再生信号処理部304において再生され
る画像データが取得出来れば(S406)、画像出力部
305の出力画像の更新を行う(S407)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、テープ走行方向に応じたメカニズムの移
動の一部であるキャプスタンに対するピンチローラの圧
着脱に伴うテープ位置ずれと、テープ308のドラム3
03に対する浮きにより、テープ走行方向反転時に画像
が連続せず、画像欠落して再生されるという問題点を有
していた。
【0009】本発明は上記問題点を解決するもので、メ
カニズムの位置変更によって生じるテープ位置ずれとド
ラムに対するテープ浮きの影響を除き、かつテープ走行
方向反転時に再生画像の更新を停止したテープ上の番地
情報と、キャプスタンのFGパルスのカウント数から、
テープの位置と移動距離を計測し更新すべき画像を検索
することにより、テープ走行方向反転時にも画像が連続
して再生することが可能な磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、再生手段より出力される情報よりテープ上
に記録された番地を抽出する番地情報検出手段と、番地
情報検出手段より出力される番地情報から検索の目標番
地を演算する目標番地演算手段と、目標番地演算手段か
らの目標番地と番地情報検出手段より出力される番地情
報とを比較する番地比較判別手段と、テープを走行させ
るキャプスタンのFG信号をカウントするキャプスタン
FGカウント手段と、キャプスタンFGカウント手段か
ら出力されるキャプスタンFGカウント数から検索の目
標FGカウント数を演算する目標カウント数演算手段
と、目標カウント数演算手段からの目標カウント数と前
記キャプスタンFGカウント手段からのキャプスタンF
Gカウント数とを比較するカウント数比較判別手段と、
入力手段からの情報と番地比較判別手段からの比較判別
情報とカウント数比較判別手段からの比較判別情報とを
入力しローディングモータとドラムとキャプスタンと画
像出力手段を制御する制御手段の構成を有している。
【0011】そしてこのような構成により、メカニズム
の位置変更によって生じるテープ位置ずれとドラムに対
するテープ浮きの影響を除き、かつテープ走行方向反転
時に再生画像の更新を停止したテープ上の番地情報と、
キャプスタンのFGパルスのカウント数から、テープの
位置と移動距離を計測し更新すべき画像を検索すること
により、テープ走行方向反転時にも画像が連続して再生
することが可能な磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1および2に記載
の発明は、テープ上に番地を記録する磁気記録再生装置
において、テープを駆動させるキャプスタンと、テープ
を駆動させるためにメカニズムをテープ走行方向に準じ
た位置に動かすためのローディングモータと、前記テー
プに対しヘッドを回転走査して再生信号を出力するドラ
ムと、前記ドラムより読み出された情報信号を再生する
ための再生手段と、前記再生手段より出力される情報よ
り画像情報を更新し出力する画像出力手段と、前記再生
手段より出力される情報よりテープ上に記録された番地
を抽出する番地情報検出手段と、前記番地情報検出手段
より出力される番地情報から検索の目標番地を演算する
目標番地演算手段と、前記目標番地演算手段からの目標
番地と前記番地情報検出手段より出力される番地情報と
を比較する番地比較判別手段と、前記キャプスタンのF
G信号をカウントするキャプスタンFGカウント手段
と、前記キャプスタンFGカウント手段から出力される
キャプスタンFGカウント数から検索の目標FGカウン
ト数を演算する目標カウント数演算手段と、前記目標カ
ウント数演算手段からの目標カウント数と前記キャプス
タンFGカウント手段からのキャプスタンFGカウント
数とを比較するカウント数比較判別手段と、装置の再生
状態を指定する入力手段と、前記入力手段からの情報と
前記番地比較判別手段からの比較判別情報と前記カウン
ト数比較判別手段からの比較判別情報とを入力し前記ロ
ーディングモータと前記ドラムと前記キャプスタンと前
記画像出力手段を制御する制御手段とを具備し、前記制
御手段において前記入力手段からの情報がテープの走行
方向を変える指令かどうかを判断し、走行方向を変える
指令の場合には、前記画像出力手段の画像の更新を停止
し、前記目標番地演算手段により目標番地を算出し、前
記キャプスタンによりテープを指令方向と逆方向に走行
させ、この時のキャプスタンFGカウント数から前記目
標カウント数演算手段により目標カウント数を算出し、
前記ローディングモーターをテープ指令方向に準じたメ
カニズム位置まで移動させ、前記キャプスタンによりテ
ープを指令方向に走行させ、前記番地情報検出手段より
出力される番地情報と前記目標番地と前記番地比較判別
手段において逐次比較を行い、前記キャプスタンFGカ
ウント手段より出力されるキャプスタンFG数と前記目
標カウント数と前記カウント数比較判別手段において逐
次比較を行い、前記番地比較判別手段または前記カウン
ト数比較判別手段の判別情報により、前記画像出力手段
の画像更新を行うことにより、メカニズムの精度に依存
せずテープの送り方向が変化しても画像を連続的に更新
するものであり、テープを一旦目標走行方向とは逆に走
行させた後目標方向に走行させることにより、メカニズ
ムによるテープ位置ずれとテープ浮きの影響を除き、か
つテープ走行方向反転時に再生画像の更新を停止したテ
ープ上の番地と、テープを移動させた距離を測るために
キャプスタンのFGパルスのカウント数から、テープの
位置と移動距離を計測し更新すべき画像を検索すること
により、テープ走行方向反転時にも画像を連続して再生
することが出来る。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態における磁
気記録再生装置のブロック図、図2は本発明の実施の形
態における手順を示すフローチャートである。図1にお
いて、121はテープ118を正方向または逆方向へ走
行駆動させるキャプスタンで、図1において矢印A方向
を正方向、矢印B方向を逆方向とし、本実施の形態では
正方向を通常再生、逆方向を巻き戻し再生として説明す
るが、走行方向が正逆明確であればこれに限定されな
い。101はキャプスタン121を回転駆動するキャプ
スタンモータ、122はテープ118をカセット119
内から引き出すローディングポスト、102はローディ
ングポスト122を移動させテープ118を駆動させる
ためにメカニズムをテープ走行方向に準じた位置に移動
させるローディングモータ、120はテープ118に対
しヘッドを回転走査してテープ118に記録された再生
信号を抽出するドラム、103はドラム120を所定回
転数で回転駆動するドラムモータ、104はドラム10
3より読み出された情報信号を再生するための再生信号
処理手段である再生信号処理部で、テープ118に記録
された映像音声信号とともにテープ位置を示す番地情報
も再生可能とする。105は再生信号処理部104より
出力される情報より画像情報を更新し出力する画像出力
手段である画像出力部で、例えばビデオカメラに内蔵さ
れ出力する画像を一時的に記憶する画像メモリと、画像
メモリから読み出されて画面表示可能な液晶表示部がこ
れに該当する。106は再生信号処理部104より出力
される情報よりテープ118上に記録された番地情報を
抽出する番地情報検出手段である番地情報検出部、10
7は番地情報検出部106より出力される番地情報から
検索の目標番地を演算する目標番地演算手段である目標
番地演算部、108は目標番地演算部107からの目標
番地と番地情報検出部106より出力される番地情報と
を比較する番地比較判別手段である番地比較判別部、1
09はキャプスタン121の回転速度信号であるFG信
号をカウントするキャプスタンFGカウント手段である
キャプスタンFGカウント部、110はキャプスタンF
Gカウント部109から出力されるキャプスタンFGカ
ウント数から検索の目標FGカウント数を演算する目標
カウント数演算手段である目標カウント数演算部、11
1は目標カウント数演算部110からの目標カウント数
とキャプスタンFGカウント部109からのキャプスタ
ンFGカウント数とを比較するカウント数比較判別手段
であるカウント数比較判別部、112は本装置の各種動
作指令が入力可能な入力手段である入力部で、再生指令
や早送り/巻き戻し指令、早送り再生/巻き戻し再生指
令などを指令可能とする。113は入力部112からの
入力情報と番地比較判別部108からの比較判別情報と
カウント数比較判別部111からの比較判別情報とを入
力しローディングモータ102とドラムモータ103と
キャプスタンモータ101と画像出力部105とを制御
する制御手段である制御部である。
【0014】以上のように構成された本実施の形態の磁
気記録再生装置において、図1と図2を用いてその動作
を説明する。
【0015】まず、テープ118の通常再生中に巻き戻
し再生指令が入力された時の動作について説明する。
【0016】テープ118の再生中(正方向走行中)に
入力部112よりテープ走行方向を逆方向にする指令
(巻き戻し再生指令)を制御部113が受けたとき(S
201)、制御部113は画像出力部105に画像の更
新を停止し現在出画している画像を出画し続けるように
指令する(S202)と同時に、ドラム120から読み
出された情報信号を再生信号処理部104を通して番地
情報検出部106により現在位置のテープ118の番地
情報を抽出し、番地情報検出部106で抽出した番地情
報から、目標番地演算部107により検索位置の目標番
地に固定値を加算または減算することにより算出する
(S203)。演算の方法は、入力部112より入力指
令されたテープの走行方向が正方向の時は減算を行い、
逆方向の時は加算を行う。
【0017】この後、制御部113はキャプスタンモー
タ101に対して、入力部112より入力指令されたテ
ープ走行方向とは逆方向にテープ走行を行わせるよう制
御(S204)する。本実施の形態では、入力部112
より巻き戻し再生指令が入力されたため、正方向にテー
プを走行させることとなる。この時のキャプスタン12
1の回転速度を、キャプスタンFGカウント部109に
よりキャプスタンFGのパルス数をカウントし、キャプ
スタンFGカウント部109によりカウントされるカウ
ント数から、目標カウント数演算部110によりテープ
送り量の目標とするFGカウント数(目標カウント数)
を、テープ移動量のバラツキを考慮に入れて演算するこ
とにより算出する(S205)。次に、制御部113
は、ローディングモータ102を制御してメカニズムを
入力部112より入力指令されたテープ走行方向に準じ
た位置に動かし(S206)、さらに入力指令されたテ
ープ走行方向にテープ118を走行させるためにキャプ
スタンモータ101を駆動制御する(S207)。ここ
で、テープ走行方向が正方向であればステップS209
へ進み、逆方向であればステップS211へ進む(S2
08)。本実施の形態では、ステップS208における
テープ走行方向は逆方向であるため、番地情報検出部1
06から出力される現在のテープの番地情報と、目標番
地演算部107により算出された目標とする番地情報と
を、番地比較判別部108において逐次比較を行い(S
209)、「目標番地≧現在番地」なる条件を満たして
いれば比較結果を制御部113に出力し、条件を満たし
ていなければステップS210へ進む。
【0018】ステップS210では、キャプスタンFG
カウント部109から出力される、入力部112より入
力指令された走行方向でのキャプスタンFGのカウント
数と、目標カウント数演算部110により算出された目
標カウント数とを、カウント数比較判別部111におい
て逐次比較を行い、「目標FGカウント数≧FGカウン
ト数」なる条件を満たしていなければステップS209
へ戻り再び番地比較を行うが、条件を満たしていればそ
の比較結果を制御部113に出力する。制御部113
は、番地比較判別部108の比較結果(S209におけ
る比較結果)と、カウント数比較判別部111の比較結
果(S210における比較結果)とにより、画像出力部
105に画像の更新を開始するように画像出力部105
へ画像更新指令を行う(S213)。
【0019】次に、巻き戻し再生中に通常再生指令を行
った際の動作について説明する。テープ118の巻き戻
し再生中(逆方向走行中)に入力部112よりテープ走
行方向を正方向にする指令(通常再生指令)を制御部1
13が受けたとき(S201)、制御部113は画像出
力部105に画像の更新を停止し現在出画している画像
を出画し続けるように指令する(S202)と同時に、
ドラム120から読み出された情報信号を再生信号処理
部104を通して番地情報検出部106により現在位置
のテープ118の番地情報を抽出し、番地情報検出部1
06で抽出した番地情報から、目標番地演算部107に
より検索位置の目標番地(固定値)を加算または減算す
ることにより算出する(S203)。演算の方法は、入
力部112より入力指令されたテープの走行方向が正方
向の時は減算を行う。
【0020】この後、制御部113はキャプスタンモー
タ101に対して、入力部112より入力指令されたテ
ープ走行方向とは逆方向にテープ走行を行わせるよう制
御(S204)する。つまり、入力部112より通常再
生指令が入力されたため、逆方向にテープを走行させる
こととなる。この時のキャプスタン121の回転速度
を、キャプスタンFGカウント部109によりキャプス
タンFGのパルス数をカウントし、キャプスタンFGカ
ウント部109によりカウントされるカウント数から、
目標カウント数演算部110によりテープ送り量の目標
とするFGカウント数(目標カウント数)を、テープ移
動量のバラツキを考慮に入れて演算することにより算出
する(S205)。次に、制御部113は、ローディン
グモータ102を制御してメカニズムを入力部112よ
り入力指令されたテープ走行方向に準じた位置に動かし
(S206)、さらに入力指令されたテープ走行方向に
テープ118を走行させるためにキャプスタンモータ1
01を駆動制御する(S207)。ここで、テープ走行
方向が正方向であればステップS209へ進み、逆方向
であればステップS211へ進む(S208)。本説明
ではステップS208におけるテープ走行方向は正方向
であるため、番地情報検出部106から出力される現在
のテープの番地情報と、目標番地演算部107により算
出された目標とする番地情報とを、番地比較判別部10
8において逐次比較を行い(S211)、「目標番地≦
現在番地」なる条件を満たしていれば比較結果を制御部
113に出力し、条件を満たしていなければステップS
212へ進む。
【0021】ステップS212では、キャプスタンFG
カウント部109から出力される、入力部112より入
力指令された走行方向でのキャプスタンFGのカウント
数と、目標カウント数演算部110により算出された目
標カウント数とを、カウント数比較判別部111におい
て逐次比較を行い、「目標FGカウント数≦FGカウン
ト数」なる条件を満たしていなければステップS211
へ戻り再び番地比較を行うが、条件を満たしていればそ
の比較結果を制御部113に出力する。制御部113
は、番地比較判別部108の比較結果(S211におけ
る比較結果)と、カウント数比較判別部111の比較結
果(S212における比較結果)とにより、画像出力部
105に画像の更新を開始するように画像出力部105
へ画像更新指令を行う(S213)。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、テー
プ走行方向の反転時にも連続した画像の出力が可能とな
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープ走行方向
反転時にもメカニズムによるテープ位置ずれとテープ浮
きの影響を除き、再生画像を連続して再生することがで
きるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における磁気記録再生装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態におけるテープ走行方向反
転時に連続した画像を出力する手順を示すフローチャー
【図3】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
【図4】従来のにおけるテープ走行方向反転時の手順を
示す示すフローチャート
【符号の説明】
101 キャプスタン 102 ローディングモーター 103 ドラム 104 再生信号処理部 105 画像出力部 106 番地情報検出部 107 目標番地演算部 108 番地比較判別部 109 キャプスタンFGカウント部 110 目標カウント数演算部 111 カウント数比較判別部 112 入力部 113 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ上における位置を示す番地情報を
    記録可能な磁気記録再生装置であって、前記テープを走
    行駆動させるキャプスタンを駆動するキャプスタンモー
    タと、前記テープを駆動させるためにメカニズムをテー
    プ走行方向に準じた位置に移動させるローディングモー
    タと、前記テープに記録された信号を読み取るヘッドを
    有したドラムと、前記ドラムより読み出された情報信号
    を再生する再生手段と、前記再生手段より出力される情
    報より画像情報を更新して出力する画像出力手段と、前
    記再生手段より出力される情報よりテープ上に記録され
    た番地情報を抽出する番地情報検出手段と、前記番地情
    報検出手段より出力される番地情報から目標番地を演算
    する目標番地演算手段と、前記目標番地演算手段からの
    目標番地と前記番地情報検出手段より出力される番地情
    報とを比較する番地比較判別手段と、前記キャプスタン
    の回転速度信号をカウントするキャプスタンFGカウン
    ト手段と、前記キャプスタンFGカウント手段から出力
    されるキャプスタンFGカウント数から検索の目標FG
    カウント数を演算する目標カウント数演算手段と、前記
    目標カウント数演算手段からの目標カウント数と前記キ
    ャプスタンFGカウント手段からのキャプスタンFGカ
    ウント数とを比較するカウント数比較判別手段と、本装
    置の各種動作指令を入力可能な入力手段と、前記入力手
    段で入力された情報と前記番地比較判別手段からの比較
    判別情報と前記カウント数比較判別手段からの比較判別
    情報とを入力し前記ローディングモータと前記ドラムと
    前記キャプスタンと前記画像出力手段とを制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 入力手段からの情報がテープの走行方向
    を変える指令かどうかを判断し、走行方向を変える指令
    の場合には、画像出力手段の画像の更新を停止し、目標
    番地演算手段により目標番地を算出し、キャプスタンに
    よりテープを指令方向と逆方向に走行させ、この時のキ
    ャプスタンFGカウント数から目標カウント数演算手段
    により目標カウント数を算出し、ローディングモータを
    テープ指令方向に準じたメカニズム位置まで移動させ、
    前記キャプスタンによりテープを指令方向に走行させ、
    番地情報検出手段より出力される番地情報と目標番地と
    番地比較判別手段にて逐次比較を行い、キャプスタンF
    Gカウント手段より出力されるキャプスタンFG数と目
    標カウント数とカウント数比較判別手段にて逐次比較を
    行い、番地比較判別手段またはカウント数比較判別手段
    の判別情報により、画像出力手段の画像更新を行うこと
    により、メカニズムの精度に依存せずテープの送り方向
    が変化しても画像を連続的に更新することを特徴とする
    磁気記録再生装置。
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